JPH0747991Y2 - スイツチング電源装置 - Google Patents

スイツチング電源装置

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JPH0747991Y2
JPH0747991Y2 JP658090U JP658090U JPH0747991Y2 JP H0747991 Y2 JPH0747991 Y2 JP H0747991Y2 JP 658090 U JP658090 U JP 658090U JP 658090 U JP658090 U JP 658090U JP H0747991 Y2 JPH0747991 Y2 JP H0747991Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の分野〉 この考案は出力電圧を一定に保持させる機能をもつたス
イツチング電源装置に関するものである。
〈従来技術と課題〉 従来のスイツチング電源装置を第3図に示す。同図にお
いて、1A,1Bは1対の入力端子、2は入力端子1A,1Bに接
続された整流回路、3は整流回路2の出力端子に接続さ
れた平滑コンデンサ、4はトランスである。5は上記ト
ランス4の1次側4aに直列接続されたスイツチングトラ
ンジスタのようなスイツチング素子、6は上記スイツチ
ング素子5の制御回路である。上記入力端子1A,1B、整
流回路2、平滑コンデンサ3およびスイツチング素子5
等により、1次回路Aを構成している。
7は上記トランス4の2次側4bに接続された整流素子と
しての整流用ダイオード、8は平滑コンデンサである。
9は平滑コンデンサ8に並列接続された出力電圧検出回
路であり、フオトカプラ10を介して上記制御回路6を制
御するようになつている。11は上記平滑コンデンサ8に
並列接続された動作表示回路であり、抵抗体12とこれに
直列接続された発光ダイオードのような動作表示素子13
とからなる。14は上記平滑コンデンサ8に並列接続され
た異常電圧表示回路であり、定電圧素子としてのツエナ
ーダイオード15、抵抗体16および発光ダイオード17から
なる。18A,18Bは1対の出力端子、19は負荷である。上
記整流ダイオード7、平滑コンデンサ8、出力電圧検出
回路9および表示回路11,14等により、2次回路Bを構
成している。
上記出力電圧検出回路9は、第4図に示すように抵抗体
20,21および可変抵抗体22からなる分圧回路23と、抵抗
体24、フオトカプラ10における発光ダイオード25および
シヤントレギユレータ26で構成されて上記分圧回路23に
並列接続された比較回路27とからなる。
上記構成において、1対の入力端子1A,1Bに印加された
交流入力電圧は整流回路2と平滑コンデンサ3とで直流
化されてトランス4の1次側4aに供給される。この電圧
がスイツチング素子5のON・OFF動作により通断電され
ると、トランス4の2次側4bに交流電圧が生起し、この
電圧が整流用ダイオード7と平滑コンデンサ8とによ
り、直流化されて出力電圧V0として負荷19に供給され
る。この時、発光ダイオード13が点灯し、動作状態が表
示される。
一方、上記出力電圧検出回路9において、シヤントレギ
ユレータ26は、そのリフアレンスに加わる外部電圧が内
部基電圧よりも高くなると、カソード・アノード間が導
通する特性をもつ。すなわち、抵抗体20,21および可変
抵抗体22による電圧V2の分圧電圧とシヤントレギユレー
タ26の内部基準電圧を比較し、上記V2が出力電圧V0より
も高くなろうとした場合には、上記V2の分圧電圧が内部
基準電圧よりも高くなるため、シヤントレギユレータ26
が導通する。このシヤントレギユレータ26が導通する
と、フオトカプラ10の発光ダイオード25が発光し、フオ
トトランジスタ28が導通し、制御回路6がスイツチング
素子5のON時間を少なくさせ、これにより、上記出力電
圧V0が一定に保たれる。逆に上記V2が出力電圧V0より低
くなろうとした場合には、上記V2の分圧電圧がシヤント
レギユレータ26の内部基準電圧よりも低くなるため、該
シヤントレギユレータ26が非導通となる。このため、制
御回路6への信号は送られず、スイツチング素子5のON
時間が長くなり、出力電圧V0が一定に保たれる。このよ
うに、上記電圧V2を出力電圧検出回路9が検出し、それ
で制御回路6を通じてスイツチング素子5のON・OFF時
間比を制御し、出力電圧V0を一定に保つようにしてい
る。
また、電源外部から出力電圧V0よりも高い電圧V1が電源
内部に廻り込むと、ツエナーダイオード15が導通するた
め、発光ダイオード17が発光し、異常電圧(環境)状態
が表示される。
しかし、上記構成によると、第5a図に示すようにツエナ
ーダイオード15が導通する電圧VxまでのΔVaの区間で
は、電源外部からの電圧V1の廻り込みがあつても、発光
ダイオード17が点灯しない。また、出力電圧V0を可変抵
抗体22で調整して該出力電圧V0を高めに設定した場合、
第5b図に示すように出力電圧V0がツエナーダイオード15
の導通電圧Vxより高くなる区間ΔVbが生じ、この区間Δ
Vbでは、電源外部からの電圧V1の廻り込みがないにもか
かわらず、発光ダイオード17が点灯してしまう不具合が
ある。
このため、上記のようなツエナーダイオード15等を使用
せずに、第6図に示すように出力ラインに逆流防止用ダ
イオード29を介挿して、電源装置の外部からの電圧V1
廻り込みを防止しようとしたものもある。しかし、この
場合、大容量電源装置に使用した場合、上記ダイオード
29による損失が増大し、該ダイオード29の放熱部が必要
となり、スペースが増大し、コスト高となる。
〈考案の目的〉 この考案は上記従来のものの問題点を解消するためにな
されたもので、外部廻り込み電圧の表示の適確化が図
れ、しかも安価なスイツチング電源装置を提供すること
を目的としている。
〈考案の構成と効果〉 この考案に係るスイツチング電源装置は、トランスの1
次側に直列接続されたスイツチング素子と、上記トラン
スの2次側に生起した交流を整流する素子と、整流出力
を平滑する平滑コンデンサに並列接続された分圧回路の
分圧電位と内部基準電圧とを比較するシヤントレギユレ
ータを有する出力電圧検出回路と、この出力電圧検出回
路の検出出力をフオトカプラを介して受けて、上記スイ
ツチング素子のON・OFF時間比を制御して出力電圧を一
定に保持させる制御回路と、上記トランスの2次側出力
ラインと上記シヤントレギユレータのカソードとの間に
介挿されて、この間も電位が所定レベルを越えると導通
する定電圧素子をもつた異常電圧表示回路とを備えたも
のである。
この考案によれば、トランスの2次側の出力ラインと、
シヤントレギユレータのカソードとの間に、この間の電
位が所定レベルを越えると導通する定電圧素子をもつた
異常電圧表示回路を介挿したから、出力電圧よりも高い
廻り込み電圧があれば、シヤントレギユレータが確実に
導通状態となるため、設定された出力電圧に応じて正確
に表示が行なえ、さらに出力ラインに逆流防止用ダイオ
ードを設けるもののような放熱部も要らず、小スペース
で、かつ低コスト化を実現することができる。
〈実施例の説明〉 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説明する。
第1図はこの考案に係るスイツチング電源装置の一例を
示す構成図、第2図は同スイツチング電源装置における
出力電圧検出回路の具体的構成を示す電気回路図であ
り、従来のものと同一部所には、同一符号を付して説明
を省略する。
同図において、出力電圧検出回路9における出力ライン
(+)側とシヤントレギユレータ26のカソードとの間
に、この間の電位が所定レベルを越えると導通する定電
圧素子としてのツエナーダイオード15と、抵抗体16と、
発光ダイオード17とからなる直列体からなる異常電圧表
示回路14を接続してある。
上記構成において、スイツチング電源装置の基本動作に
ついては、従来のものと同じであり、その説明を省略す
る。
電源装置外部から出力電圧V0よりも高い電圧V1が廻り込
んできたとすると、抵抗体20,21および可変抵抗体22か
らなる分圧回路23による電圧V2の分圧電圧も通常より高
くなる状態が持続する。このため、シヤントレギユレー
タ26の内部基準電圧よりも上記電圧V2の分圧電圧が高く
なり、シヤントレギユレータ26は導通状態が持続する。
つまり、通常状態では、V0=V2であるので、V2の電圧を
検出すれば、出力電圧V0を一定に保つことができるが、
出力電圧V0よりも高い電圧V1の廻り込みがあつた場合
は、V1=V2となるため、V2の分圧電圧は通常状態よりも
高くなり、出力端子18A,18B間に上記廻り込み電圧V1
加わつているように検出する。
上記シヤントレギユレータ26が導通状態を持続すること
により、該シヤントレギユレータ26のカソード・アノー
ド間の電圧が低下し、逆に出力ライン(+)側とシヤン
トレギユレータ26のカソード間(a・b間)の電圧は増
加することになる。このため、ツエナーダイオード15が
導通するため、発光ダイオード17が点灯し、電圧V1の廻
り込みが表示される。
このように、出力電圧検出回路9における出力ラインの
(+)側とシヤントレギユレータ26のカソードとの間に
電圧レベルが一定レベルを越えると導通する定電圧素子
をもつた異常電圧表示回路14を介挿したので、外部から
出力電圧V0よりも高い廻り込み電圧V1があれば、シヤン
トレギユレータ26の導通により発光ダイオード15を確実
に点灯させることができ、しかも出力電圧V0を高めに設
定した場合も、この出力電圧V0がツエナーダイオード15
の導通電圧Vxよりも高くなる区間ΔVbが生じることもな
いため、発光ダイオード17の誤点灯のおそれもなくな
る。
また、従来の逆流防止用ダイオードを用いたもののよう
に、大容量電源に適用した際に熱損失が増大することも
なく、放熱構造が不要で、スペースも小さくなり、か
つ、安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るスイツチング電源装置の一例を
示す構成図、第2図は同スイツチング電源装置における
出力電圧検出回路の具体的構成を示す電気回路図、第3
図は従来のスイツチング電源装置を示す構成図、第4図
は第3図のものの出力電圧検出回路の具体的構成を示す
電気回路図、第5a図および第5b図はそれぞれ異常電圧表
示用発光ダイオードの非動作区間および誤点灯動作区間
の説明図、第6図は従来の別のスイツチング電源装置を
示す構成図である。 4……トランス、4a……1次側、4b……2次側、5……
スイツチング素子、6……制御回路、7……整流素子、
8……平滑コンデンサ、9……出力電圧検出回路、10…
…フオトカプラ、14……異常電圧表示回路、15……定電
圧素子、23……分圧回路、26……シヤントレギユレー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスの1次側に直列接続されたスイツ
    チング素子と、上記トランスの2次側に生起した交流を
    整流する素子と、整流出力を平滑するコンデンサに並列
    接続された分圧回路の分圧電圧と内部基準電圧とを比較
    するシヤントレギユレータを有する出力電圧検出回路
    と、この出力電圧検出回路の検出出力をフオトカプラを
    介して受けて、上記スイツチング素子のON・OFF時間比
    を制御して出力電圧を一定に保持させる制御回路と、上
    記トランスの2次側出力ラインと上記シヤントレギユレ
    ータのカソードとの間に介挿されて、この間の電位が所
    定レベルを越えると導通する定電圧素子をもつた異常電
    圧表示回路とを具備したことを特徴とするスイツチング
    電源装置。
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