JPS5833793B2 - トランジスタインバ−タのトランジスタ駆動装置 - Google Patents

トランジスタインバ−タのトランジスタ駆動装置

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JPS5833793B2
JPS5833793B2 JP53117958A JP11795878A JPS5833793B2 JP S5833793 B2 JPS5833793 B2 JP S5833793B2 JP 53117958 A JP53117958 A JP 53117958A JP 11795878 A JP11795878 A JP 11795878A JP S5833793 B2 JPS5833793 B2 JP S5833793B2
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JP
Japan
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transistor
conductive
time
main
phototransistor
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JP53117958A
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郁夫 岡島
耀 石橋
謙二 南藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は180度通電形トランジスタインバータのトラ
ンジスタ駆動装置、特にトランジスタの駆動手段として
発光ダイオードとホトトランジスタとよりなるホトカプ
ラを使用したものに関する。
第1図は単相のトランジスタインバータの原理図であり
、Eは直流電源、Ql、 Q2. Qa 、 Q4は主
トランジスタ、Lは負荷である。
180度通電形インパークとは直列に接続した主トラン
ジスタQ1とQ2、主トランジスタQ3とQ4とを互い
に180度づつ位相が異なって通電するものであり、第
2図にそのタイムチャートを示す。
第2図において、Ql、 Q2. Q3. Q4は主ト
ランジスタQ1゜Q2.Q3.Q4の導通、非導通期間
を示し、ILは負荷りに流れる負荷電流を示す。
この図からも明らかなように、直列に接続した主トラン
ジスタQ1とQ2、または主トランジスタQ3とQ4の
導通、非導通の関係は逆の関係にあるので、原理的に直
列に接続した主トランジスタQ1とQ2、Q3とQ4と
は同時に導通ずることはなく、電源短絡にはならない。
ところが、例えば主トランジスタQ1が非導通状態にな
る時点から主トランジスタQ2が導通状態に転流する過
程において、主トランジスタQ1のキャリア消滅までの
蓄積時間内に主トランジスタQ2のベースに導通信号が
加わると、極めて短時間ではあるが、電源が短絡し、ト
ランジスタが破壊されてしまう。
一方、この種のインバータにおいては、トランジスタの
駆動手段としてパルストランスが一般的に使用されてい
るが、近年、これに替り、発光ダイオードとホトトラン
ジスタとで構成したホトカプラが使用されるようになっ
て来た。
このホトカプラはパルストランスに比べ小形、軽量、安
価、かつ伝送周波数帯域が広い等、種々の利点を有して
いる。
第3図は発光ダイオードPDとホトトランジスタPTr
とで構成したホトカプラPCの一例を示したものであり
、第4図はこのフォトカプラPCのパルス応答波形を示
し、Idは発光ダイオードPDに流す電流波形を示し、
VceはホトトランジスタPTrのコレクタとエミッタ
間の電圧波形を示す。
ここで、tonはターンオン時間であり、これは遅延時
間tdと上昇時間trとからなり、toffはターンオ
フ時間であり、これは蓄積時間isと下降時間ifとか
ら成る。
第5図および第6図はこのホトカプラPCの特性の一例
を示したものであり、この図に示すようにホトカプラP
Cの上昇時間tr(!:下降時間tfはホトトランジス
タPTrの負荷側に挿入する抵抗R7によって、またホ
トカプラPCのターンオン時間tonとターンオフ時間
toffはホトトランジスタPTrのベースとエミッタ
間に挿入する抵抗Rbの値により大きく変化する。
また、このホトカプラPCの特徴は、ターンオフ時間t
of fが一般のトランジスタに比べかなり長いことで
ある。
これは、ホトトランジスタPTrのベースの面積が大き
く、等価的にベースとエミッタ間に接合容量があり、ス
イッチングのスピードが遅くなるためである。
本発明はターンオフ時間が長いというホトカプラの特徴
に着目し、この特徴を有効利用することによって、簡単
な構成で、電源短絡を防止できるトランジスタインバー
タのトランジスタ駆動回路を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明の特徴とするところは
、2つの主トランジスタを直列に接続して1つのアーム
を構成し、このアームを直流電源母線間に接続し、前記
2つの主トランジスタのそれぞれに発光ダイオードとホ
トトランジスタとで構成したホトカプラを対応させ、こ
の2つのホトカプラを交互に導通、非導通制御すること
によって前記主トランジスタを交互に導通、非導通制御
するようにしたものにおいて、前記それぞれのホトカプ
ラの導通により当該ホトカプラと対応する主トランジス
タを非導通制御し、前記それぞれのホトカプラの非導通
により当該ホリカプラと対応する主トランジスタを導通
制御するようにして成るトランジスタインバータのトラ
ンジスタ1駆動装置にある。
以下、第7図に示す本発明の一実施例について説明する
この図はトランジスタインバータの1相分を示したもの
であり、P、Nは直流電源母線、TR1,TR2は主ト
ランジスタである。
主トランジスタTR1,TR2は直列に接続し、この直
列回路は電源母線P、N間に接続する。
主トランジスタTR1,TR2の共通接続点は負荷りに
接続するようにする。
PClは発光ダイオードPD、とホトトランジスタPT
r1とから成るホトカプラ、PC2は発光ダイオードP
D2とホトトランジスタPTr2とから成るホトカプラ
である。
EDは発光ダイオードPD1.PD2の駆動用の直流電
源であり、発光ダイオードPD1は直流調整用の抵抗R
d1とスイッチングトランジスタTr、を介して直流電
源EDに接続し、発光ダイオードPD2は電流調整用の
抵抗Rd2とスイッチングトランジスタTr2を介して
直流電源EDに接続する。
FFは図示しない適当なパルス源PLからのパルスを分
周し、その出力端子Q、Qから互いに位相が180度異
n6信号を出力するフリップフロップ回路であり、出力
端子Qからの信号はスイッチングトランジスタTr1の
ベースに、出力端子Qからの信号はスイッチングトラン
ジスタTr2のベースに印加するようにする。
ESl、ES2は主トランジスタTR1,TR2の駆動
用の直流電源であり、直流電源ES1の一端はベース電
流調整用の抵抗RB1とスイッチングトランジスタTr
3を介して主トランジスタTR1のベースに接続し、他
端は主トランジスタTR1のエミッタに接続する。
ホトトランジスタP T r 1は負荷抵抗111を介
して電源ES1の両端に接続し、ホトトランジスタPT
r1のコレクタとスイッチングトランジスタTr2のベ
ースとを接続する。
すなわち、ホトトランジスタP T r 1とスイッチ
ングトランジスタTr3との関係を、ホトトランジスタ
PTr1が導通したことによりスイッチングトランジス
タTr3が非導通となり、ホトトランジスタPTr1が
非導通したことによりスイッチングトランジスタTr3
が導通ずるようにする。
なお、Rb、はホトトランジスタPTr、のベースとエ
ミッタ間に挿入した抵抗である。
また、同様に、直流電源ES2の一端はベース電流調整
用の抵抗RB2とスイッチングトランジスタTr4を介
して主トランジスタTR2のベースに接続し、他端は主
トランジスタTR2のエミッタに接続する。
ホトトランジスタPTr2は負荷抵抗R112を介して
電源ES2の両端に接続し、ホトトランジスタP T
r 2のコレクタとスイッチングトランジスタTr4の
ベースとを接続する。
すなわち、ホトトランジスタPTr2とスイッチングト
ランジスタTr4との関係を、ホトトランジスタP T
r 2が導通したことによりスイッチングトランジス
タTr4が非導通となり、ホトトランジスタP T’
r 2が非導通したことによりスイッチングトランジス
タTr4が導通ずるようにする。
なお、Rb2はホトトランジスタPTr2のベースとエ
ミッタ間に挿入した抵抗である。
第8図は互いに180度位相の異なるフリップフロップ
回路FFの出力端子Q、Qの出力信号に対する発光ダイ
オードPD1.PD2、ホトトランジスタPTr 、
PTr、、、主トランジスタT R1゜TR2の導通、
非導通状態を示すタイムチャートである。
以下、この図を参照して動作を説明する3なお、説明に
当り、発光ダイオードPD1.PD7、スイッチングト
ランジスタTr 、Tr 、TR3゜2 Tr4のターンオフ時間、ターンオン時間、および主ト
ランジスタTR1,TR2のターンオン時間は、ホトカ
プラPC1,PC2のターンオン時間、ターンオフ時間
、および主トランジスタTR1,TR2のターンオフ時
間に比べれば極めて短いものであるため、これらは無視
する。
to時点においては、フリップフロップ回路FFの出力
端子Qの出力信号は論理的に「O」、出力端子Qの出力
信号は論理的に「1」である。
したがって、スイッチングトランジスタTr1は非導通
、スイッチングトランジスタTr2は導通となり、発光
ダイオードPD1は非導通、発光ダイオードPD2は導
通となっている。
これにより、ホトトランジスタP T rlは非導通と
なり、スイッチングトランジスタTr3が導通して、主
トランジスタTR1は導通している。
また、ホトトランジスタPTr2は導通していて、スイ
ッチングトランジスタTr4は非導通し、主トランジス
タTR2は非導通となっている。
41時点でフリップフロップ回路FFの出力端子Q、Q
の出力信号が互いに反転すると、発光ダイオードPD1
は導通し、発光ダイオードPD2は非導通となる。
ところが、ホトトランジスタPTr。PTr2はこれに
追従してすぐにはその状態を変化せず、ホトトランジス
タPTr1はターンオン時間ton経過後の42時点で
導通し、更に主トランジスタTR1は42時点よりもそ
のクーンオフ時間Qtoff経過後のt3時点で非導通
する。
ホトトランジスタP T r2は更に遅れ、11時点か
らクーンオフ時間toff経過後の44時点て初めて非
導通となり、主トランジスタTR1はほぼ44時点で導
通する。
はぼ同様にして、1 、7時点でフリップフロップ回路
FFの出力端子Q、Qの出力信号が更に互いに返転する
と、発光ダイオードPD2は導通し、発光ダイオードP
D1は非導通となる。
ところが、ホトトランジスタPTr1゜PTr2はこれ
に追従してすぐにはその状態を変化せず、ホトトランジ
スタPTr2はターンオン時間ton経過後の127時
点で導通し、更に主トランジスタTR2は127時点よ
りもそのターンオフ時間Qtoff経過後の127時点
で非導通する。
ホトトランジスタPTr1は更に遅れ、1.7時点から
ターンオフ時間toff経過後のt4′時点で初めて非
導通となり、主トランジスタT R’はほぼ147時点
で導通ずる。
以下、同様、以上の繰り返しとなる。
このようにすれば、主トランジスタT R,、T曳の′
J)ずれか一方が非導通となり、他の一方が導通するま
での間に、いずれの主サイリスクTR1゜TR2も導通
しないという非負なり時間を設けることができ、電源短
絡をより確実に防止することができる。
従来、この種のトランジスタインバータにおいては、ホ
トカプラPC1,PC2の導通により、対応する主トラ
ンジスタTR,、TR2を導通し、ホトカプラPC1,
PC2の非導通により、対応する主トランジスタTR1
,TR2を非導通とするようにしたものであった。
したがって、電源短絡を防止するため、例えは抵抗とコ
ンデンサ等で構成した遅延回路を追加し、主トランジス
タ’I”R1,TR2の導通を遅らせるようにしていた
が、これによると遅延回路というような特殊な回路の追
加を必要とし、構造が複雑化していた。
この点、本発明はターンオフ時間が一般0トランジスタ
のそれよりもかなり長いというホトカプラPC1,PC
2の特質を有効に利用し、ホトカプラPC1,PC2の
導通により、対応する主トランジスタTR1,TR2を
非導通制御し、ホトカプラPC1,PC2の非導通によ
り、対応する主トランジスタTR1,TR2を導通側倒
することにより電源短絡を未然に防止するようにしたも
のであり、側ら特殊な回路の追加を必要とせず、その構
成は極めて簡単なものである。
以上の説明から明らかなように、本発明はターンオフ時
間が一般のトランジスタのそれよりもかなり長いという
ホトカプラの特質を有効に利用し、ホトカプラの導通に
より対応する主トランジスタを非導通制御し、ホトカプ
ラの非導通により対応する主トランジスタを導通制御す
るようにしているため、簡単な構成により、より確実に
180度通電形のトランジスタインバータに起こりやす
い電源短絡を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は単相トランジスタインバータの原理図、第2図
は第1図の各部の動作を示すタイムチャート、第3図は
ホトカプラを示す回路図、第4図はホトカプラの応答波
形図、第5図および第6図はホトカプラの特性図、第7
図は本発明の一実施例を示す結線図、第8図は第7図の
各部の動作を示すタイムチャートである。 TR1,TR2;主トランジスタ、PCl、PC2;ホ
トカプラ、P、N;直流電源母線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 12つの主トランジスタを直列に接続して1つのアーム
    を構成し、このアームを直流電源母線間に接続し、前記
    2つのトランジスタのそれぞれに発光ダイオードとホト
    トランジスタとで構成したホトカプラを対応させ、この
    2つのホトカプラを交互に導通、非導通制御することに
    よって前記主トランジスタを交互に導通、非導通制御す
    るようにしたものにおいて、前記それぞれのホトカプラ
    の導通により当該ホトカプラと対応する主トランジスタ
    を非導通制御し、前記それぞれのホトカプラの非導通に
    より当該ホトカプラと対応する主トランジスタを導通制
    御するようにして成るトランジスタインバータのトラン
    ジスタ駆動装置。
JP53117958A 1978-09-27 1978-09-27 トランジスタインバ−タのトランジスタ駆動装置 Expired JPS5833793B2 (ja)

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IT1218316B (it) * 1982-03-17 1990-04-12 Ates Componenti Elettron Circuito di comando in commutazione di carichi induttivi,integrabile monolicamente,comprendente uno stadio finalein push-pull
JPS58170379A (ja) * 1982-03-31 1983-10-06 Hitachi Ltd スイツチング素子駆動回路
JPH0425499U (ja) * 1990-06-21 1992-02-28

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