JPH08500989A - 再使用しない注射器に適合するロッドとピストンのユニットおよびその注射器を組み立てる方法 - Google Patents
再使用しない注射器に適合するロッドとピストンのユニットおよびその注射器を組み立てる方法Info
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- JPH08500989A JPH08500989A JP6501848A JP50184893A JPH08500989A JP H08500989 A JPH08500989 A JP H08500989A JP 6501848 A JP6501848 A JP 6501848A JP 50184893 A JP50184893 A JP 50184893A JP H08500989 A JPH08500989 A JP H08500989A
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Abstract
(57)【要約】
この発明は、ロッドおよびピストンがピストンをロッドに連結し、ピストンをそれから離脱させる手段を有する再使用しない注射器の一部を形成する容器に収容することができるロッドおよび/またはピストンユニットに関するものである。ピストンおよびロッドはダイなどで一体物として製造される。さらに、この発明は、注射器を組み立てる方法に関するものである。
Description
【発明の詳細な説明】発明の名称
:再使用しない注射器に適合するロッドとピストンのユニットおよび その注射器を組み立てる方法 技術分野
この発明は、容器内に収容されるとき、互いに取り外し可能に係合し、1回限
り使用することができる注射器を形成するロッド-ユニットおよびピストン-ユニ
ットに関するものである。
この目的で、ロッド-ユニットとピストン-ユニットを相対的にねじることによ
り、ユニットを容器内で互いに連結および離脱させることができる手段を有する
ロッド-ユニットおよびピストン-ユニットを提供することが必要である。
この発明は、組み立てられるとき、容器に対し往復移動することができ、一端
がニードルの形式のものであるか、またはそれに係合するロッド-ユニット、ロ
ッド-ユニットに係合するピストン-ユニット、およびピストン-ユニットとロッ
ド-ユニットを互いに連結および離脱させることができる手段を有する使い捨て
の注射器として後述する1回使用されるだけの注射器を組み立てる2つの方法を
含み、前記ロッド-ユニットおよびピストン-ユニットがこの発明に従って形成さ
れる。背景技術
種々のタイプの使い捨ての注入注射器が知られている。使い捨ての液体注入注
射器がWO89/04677号明細書に記載されており、その注射器のピストン
とロッドを連結および離脱させる手段はねじ状手段からなる。この国際特許公開
はロッドおよびピストンの連結手段の実施例を含み、図6および図9に示されて
いる実施例が最も近い従来技術であるということができる。
他のタイプの使い捨ての注入注射器も知られており、たとえば、SE-B-79
02138-2号明細書(第438958号公報)に記載されている注射器がそ
れである。
EP-A-2229017号明細書に記載されている注入注射器も従来技術で
ある。
US-A-5004460号の図7に示されているロッド形状も従来技術に属す
る。
前述した明細書で知られているものに加え、US-A-4906231号および
FR-A-2381527号およびNO-A-163263号明細書に記載されてい
る異なるピストン-ユニットとロッド-ユニットの連結手段をあげることができる
。
この発明の注射器組立体は1992年4月21日付けPCT/SE92/00
258号明細書に記載されている使い捨ての注射器および構造要素を展開したも
のであり、その明細書を参照すると、この発明のロッド-ユニットおよびピスト
ン-ユニットの構造および形状を理解することができる。発明の開示 技術的課題
使い捨ての、または再使用しない注射器として記載する1回使用するだけの液
体-注入注射器に関する技術の観点を考慮したとき、技術的課題は、特に、プラ
スチック成型技術または同様の技術により前記ユニットを容易に大量に製造する
ことができ、簡単な組立および効果的作用の要件を満たす前記ユニット間の精度
および相対的適合性を維持することができる注射器のロッド-ユニットおよびピ
ストン-ユニットを提供することにあることは理解されるであろう。
技術的課題は、ロッド-ユニットおよびピストン-ユニットが一体の構造物とし
て形成されるとき、それによって得られる利点を認識することにあることも理解
されるであろう。
特に、WO89/008677号の技術を考慮したとき、他の技術的課題は、
ピストン-ユニット連結および離脱手段が設けられたロッド-ユニット、およびロ
ッド-ユニット連結および離脱手段が設けられたピストン-ユニットを提供し、両
方を一体化された構造のものとして容易に製造することができ、サーモプラスチ
ック処理またはサーモプラスチック成型によって2分割マトリックスを有するプ
ラスチック成型機で射出成型することにより、一体化されたユニット構造が製造
されるようにすることにあることは理解されるであろう。
これに関連し、技術的課題は、ロッド-ユニットおよびピストン-ユニットおよ
び前記連結および離脱手段において、マトリックス部分が係合し、ロッド-ユニ
ットおよびピストン-ユニットおよびその連結および離脱手段を合理的方法で容
易に同時成型することができるようにすることにある。
技術的課題は、ロッド-ユニットおよびピストン-ユニットを2分割マトリック
ス内で同一の成型シーケンスをもって形成し、前記ユニットを薄く狭い連結エレ
メントを介して互いに堅固に連結することによって得られる技術的組立体の利点
を認識することにあることも理解されるであろう。
他の技術的課題は、ロッド-ユニットの中心線の延長部をピストン-ユニットの
中心線に合致または本質的に合致させることの重要性を認識することにある。
技術的課題は、ロッド-ユニットおよびピストン-ユニットを互いに方向選定し
、ユニットの外側コーナ部、特に、周方向に選定された外側コーナ部を対向させ
ることによって前述した連結エレメントが形成されるようにすることの重要性を
認識することにあることも理解されるであろう。
関連する技術的課題は、これらのコーナ部が前記エレメント内でわずかにオー
バーラップし、マトリックス内に前記連結エレメントを形成するための材料流れ
が得られるよう配置すべきであることを認識することにある。
他の技術的課題は、各連結エレメントにより、ユニットを前記エレメントに沿
って分割させることが要求されたとき、エレメントを破断または溶断することが
できる重要性を認識することにある。
予め製造された一体化されたロッドとピストンのユニットを使用するとき、技
術的課題は、ピストン-ユニットからのロッド-ユニットの望ましい必要な分離を
注射器の容器内で達成することができる注射器、特に、使い捨ての注射器を組み
立てる新規な方法によって得られる利点を認識することにあることも理解される
であろう。
他の技術的課題は、ピストン-ユニットからのロッド-ユニットの望ましい必要
ではない分離を注射器の容器の外側で達成することができる注射器の組立体の予
め製造された一体化されたロッドとピストンのユニットの使用によって得られる
利点を認識することにあることも理解されるであろう。解決
この発明は、使い捨ての注射器の一部を形成する容器内に収容することができ
、ロッド-ユニットおよびピストン-ユニットの互いに対向する先端にユニット連
結およびユニット離脱手段が設けられた新規なロッド-ユニットおよび/または
ピストン-ユニットに関するものである。
前記連結および離脱手段が設けられたロッド-ユニットおよびピストン-ユニッ
トからなる前述した種類の使い捨ての注射器の場合、ロッド-ユニットおよびピ
ストン-ユニットが単一の一体ユニットとして2分割型または同様の工具内で同
時に製造され、容易に破壊されるユニット連結エレメントにより前記ロッドおよ
びピストンユニットが互いに連結されるようにすることが提案される。
この発明を展開したものによれば、ロッド-ユニットの中心線の延長部がピス
トン-ユニットの中心線に合致または本質的に合致する。
前記ロッド-ユニットをピストン-ユニットに連結する狭いエレメントは、ユニ
ットの互いに対向する外側コーナ部からなることが好ましく、周方向に方向選定
された外側コーナ部からなることが好ましい。
コーナ部はユニット連結エレメント内でわずかにオーバーラップすることが好
ましい。成型工具内にユニット間の連結エレメントを形成するための材料流れを
生じさせることができる狭いギャップを形成することによってこれが達成され、
ユニットを分離させることが要求されたとき、前記エレメントを容易に破断およ
び/または溶断することができる。
この発明は、組み立てられるとき、容器に対し往復移動し、一端がニードルか
らなるか、またはそれに係合することができるロッド、ロッド-ユニットに係合
するピストン、およびピストン-ユニットをロッド-ユニットに連結および離脱す
る手段を含む使い捨ての注射器を組み立てる第1方法に関するものである。
この第1方法では、予め製造された一体化されたロッドとピストンのユニット
は、一体化されたロッド-ユニットおよびピストン-ユニットの中心線の延長部が
容器の中心線の延長部に合致するか、または本質的に合致するよう配置され、一
体化されたロッドとピストンのユニットが容器内に挿入され、その後、ロッド-
ユニットがピストン-ユニットから分離され、その後、ロッド-ユニットをピ
ストン-ユニットに対しねじることにより、連結および離脱手段がユニット連結
位置に配置される。
この発明は、組み立てられるとき、容器に対し往復移動し、一端がニードルか
らなるか、またはそれに係合することができるロッド、ロッド-ユニットに係合
するピストン、およびピストン-ユニットをロッド-ユニットに連結および離脱す
る手段を含む使い捨ての注射器を組み立てる第2方法に関するものである。
これに関連し、予め製造された一体化されたロッドとピストンのユニットが前
記ユニットを互いに分離させることができるよう方向選定され、分離されたユニ
ットはロッド-ユニットおよび/またはピストン-ユニットの中心線の延長部が容
器の中心線の延長部に合致するか、または本質的に合致するよう配置され、ロッ
ド-ユニットおよびピストン-ユニットが容器内に挿入され、容器内または容器の
外側において、2つのユニットを互いにねじることにより、ピストンをロッドに
連結および離脱させる手段が連結位置に配置されるようにすることが提案される
。
両方の方法において、分離装置によって、または前述した中心線の方向に圧力
を加えることによってユニットを分離させることができる。
たとえば、35kHzの周波数で作用する超音波装置によって前述したユニッ
トを互いに分離させることができる。
まず、ロッド-ユニットをピストン-ユニットに向かって移動させ、その後、ロ
ッド-ユニットをピストン-ユニットに対しねじることにより、ピストンをロッド
に連結および離脱させる手段を連結位置に配置することができる。
したがって、この発明は、予め製造された一体化されたロッドとピストンのユ
ニットを使用する前述した方法に従って製造される使い捨ての注射器に関するも
のである。利点
この発明の利点は、予め製造された一体化されたロッドとピストンのユニット
を効果的に合理的に製造することができ、この一体化されたロッドとピストンの
ユニットを異なる方法で利用し、組み立てられるとき、容器に対し往復移動する
ことができ、その一端がニードルからなるか、またはそれに係合させることがで
きるロッド、ロッド-ユニットに係合するピストン、およびピストン-ユニットを
ロッド-ユニットに連結および離脱させる手段を含む使い捨ての注射器を組み立
てることができるということにある。
この発明の組み合わされたロッドとピストンのユニットの主な特徴は、請求の
範囲第1項の特徴部分に記載されている。
一体化されたロッドとピストンのユニットを使用する注射器を組み立てる第1
方法の主な特徴が請求の範囲第6項の特徴部分に記載され、この発明の一体化さ
れたロッドとピストンのユニットによって注射器を組み立てる第2方法の特徴が
請求の範囲第11項に記載されている。
この発明に従って製造される使い捨ての注射器は請求の範囲第16項に記載さ
れている特徴を有する。図面の簡単な説明
好ましいロッドとピストンのユニット、および前記ユニットを使用する使い捨
ての注射器を組み立てる2つの方法が添付図面を参照して後述され、ここで、
図1は注射器の容器内の一体化されたロッドとピストンのユニットの斜視図で
あり、
図2は2分割型内でのユニットの製造後のこの発明の一体化されたロッドとピ
ストンのユニット間の連結状態の拡大斜視図であり、
図3はロッド-ユニットをピストン-ユニットに連結するエレメントの拡大図で
あり、
図4は容器内でロッド-ユニットがピストン-ユニットから分離される使い捨て
の注射器の製造の工程A〜Cのシーケンスを示し、そして、
図5は容器の外側でロッド-ユニットがピストン-ユニットから分離される使い
捨ての注射器の製造の工程A〜Cのシーケンスを示す。好ましい実施例の説明
この発明は、第1方向にねじられたとき、手段を介して互いに係合する前述し
たPCT/SE92/00258号明細書に記載されているロッド-ユニットと
ピストン-ユニットからなる注射器を展開したもので、同明細書にロッドとピス
トンを互いに係合させることができるよう方向選定された手段6を有する使い捨
ての注射器の作用が示されている。
図1は容器2(図1には示されていない)内に収容され、下端、すなわちニー
ドル3(図示せず)に対向する部分がピストン4に形成された手段に係合するロ
ッド状の装置またはロッド-ユニット5の斜視図である。
この発明は、容器2、ニードル3、ピストン4、ロッド5および相対移動に応
答し、ロッドをピストンに連結および離脱させる前記手段6を含む液体注入注射
器1の一部を形成する一体化されたロッドとピストンのユニットの新規な形状お
よび新規な構造を提供する。
この発明によれば、ロッド-ユニット5およびピストン-ユニット4が2分割型
内で一体化された構造またはユニットとして製造され、図2および図3を参照し
て後述するように、ユニット連結エレメント10により2つのユニットが互いに
連結される。
この発明によれば、2つのユニットはロッド-ユニット5の中心線5’の延長
部がピストン-ユニット4の中心線4’に合致するか、または本質的に合致する
よう方向選定される。
図示されているように、ロッド-ユニットをピストン-ユニットに連結するエレ
メント10は互いに連結された互いに対向する外側コーナ部からなり、部分5a
’のコーナ11が部分4rのコーナ12に連結されている。
図3に示されているように、コーナ部11、12がエレメント10内でわずか
にオーバーラップし、これはユニット成型プロセスのとき、マトリックス内にユ
ニット間の材料の流れを生じさせることができる周方向に選定されたギャップを
設けることによって達成される。
ユニットをたとえば、連結エレメント10’に沿って分離させることが要求さ
れたとき、ユニット連結エレメントを容易に破断および/または溶断することが
できる。
エレメント10の大きさおよびギャップの形状については、エレメントが狭く
分離を容易に達成することができるようにすべきであり、ギャップは大きく、成
型作業のとき、熱いプラスチック材料をギャップに通し、型全体を満たすことが
できるようにすべきである。
材料の粘度、使用される温度、選定される圧力および他のパラメータによって
ギャップの大きさが決定される。その必要な大きさは知られている。
前述した種類の一体化されたロッドとピストンのユニットを使用すると、使い
捨ての注射器を2つの異なる方法のうちの一方で組み立てることができ、組み立
てられるとき、前記注射器は注射器の容器に対し往復移動することができ、一端
がニードルからなるか、またはそれに係合することができるロッド、ロッド-ユ
ニットに係合するピストン、およびピストンユニットをロッドユニットに連結お
よび離脱させる手段からなる。
図4A〜図4Cは図1の一体化されたロッドとピストンのユニット45を使用
る方法を示し、図4Aはロッドとピストンのユニットの中心線45’の延長部が
容器30の中心線30’の延長部に合致するか、または本質的に合致することを
示し、図4Bに示されているように、一体化されたロッドとピストンのユニット
45を容器30内に挿入することができる。
一体化されたユニットが容器内に挿入されたとき、ロッド-ユニット5をピス
トン-ユニット4に対し第1方向にねじることにより、ロッド-ユニット5をピス
トン-ユニット4からユニット連結位置にあるエレメント10’およびユニット
連結および離脱手段に沿って分離させることができる。
図5は一体化されたロッドとピストンのユニット45を使用する他の方法を示
し、図5Aに示されているように、容器内に挿入される前、ユニット45はロッ
ド-ユニットおよびピストン-ユニットを互いに分離させることができるよう配置
される。
エレメント10’に沿って分離されたユニット4、5はロッド-ユニットおよ
び/またはピストン-ユニットの中心線45’の延長部が容器30の中心線30
’の延長部に合致するか、または本質的に合致するよう配置される。
この場合、ピストン-ユニットおよびロッド-ユニットが容器30内に挿入され
、ピストンをロッドに連結および離脱させる手段が容器内またはその外部の作用
連結位置に配置される。
両方の前述した方法において、分離装置40により、2つのユニットが互いに
分離される。
小さい圧力を中心線45’の方向に加えることにより、すなわち、ロッド-ユ
ニット5をピストン-ユニット4に向かって加圧することにより、2つのユニッ
トが良好に分離され、その逆も同様である。
前記エレメント10を破断するか、または前記エレメントを溶断することによ
り、連結エレメント10’に沿った分離を達成することができる。後者の場合、
超音波ユニットを使用してもよく、35kHzの周波数で作用する超音波ユニッ
トを使用することが好ましい。
まず、ロッド-ユニット5をピストン-ユニット4に向かってわずかに移動させ
、その後、ロッド-ユニットをピストン-ユニットに対し半回転ねじることにより
、ピストン-ユニットをロッド-ユニットに連結する手段が連結位置に配置され、
ロッド-ユニットの連結手段をピストン-ユニットの連結手段に堅固に係合させ、
前記ユニットを互いに連結することができる。
図4Bおよび図5Bに示されているように、分離装置40は第1作用でユニッ
ト連結エレメント10’を溶融させ、第2作用でロッド-ユニットおよびピスト
ン-ユニットを互いに近接するよう移動させ、第3作用でロッド-ユニットをピス
トン-ユニットに対しねじり(またはその逆)、前記手段間の効果的係合を達成
することができるよう構成されていることが好ましい。
第2および第3作用のとき、第1作用は生じない。
第2および第3作用を単一の工程で組み合わせることができる。
図5Aの実施例は、互いに接近する方向および離れる方向に移動することがで
きるクランピングジョー51、52を有し、一体化されたユニット45がその間
に挿入された後、両者が互いに接近する方向に移動し、ピストン-ユニット4を
堅固にクランプし、ロッド-ユニット5をガイドする。
第1作用は図5Bに示されている状態で生じる。
この発明は、超音波溶融装置を使用することを提案する。
この装置は、特定の周波数、たとえば、20〜40kHzの周波数を生じさせ
るゼネレータ-オシレータを利用するものである。
この振動は機械的振動に変換される。その大きさはきわめて小さく、1/10
0mm程度である。プラスチックエレメント45は3つの作用、すなわち、軸方
向に作用する力に対するアンビルの作用、プラスチックエレメント(この場合、
ピストン4)の下部を容易にガイドおよびクランプし、プラスチックエレメント
45の上部をガイドし、溶融プロセスのとき、前記部分が半径方向移動しないよ
う固定され、軸方向に自在に移動することができるようにする作用をもつジグ内
に配置される。
振動装置40がプラスチックエレメントの上部5に押し付けられるとき、溶融
プロセスがなされる。その後、この上部が振動装置と同一の周波数で軸方向に振
動する。プラスチックエレメントの下部4が前記ジョー間に堅固にクランプされ
ている(少なくとも減衰されている)ため、上側および下側エレメント部4、5
間に部分10があり、これに摩擦熱が生じる。
エネルギが比較的迅速に伝達され、プラスチックエレメントが十分溶融し、ユ
ニットを0.1〜0.2secのスペース内で分離させることができる。
2つの部分4、5を分離させることだけが要求されたとき、一方の前記部分、
部分4が支持されない(ジグ内に保たれない)ようにしてもよい。この部分の固
有質量が前記部分を連結する狭いエレメント10のエネルギ伝達を得るための減
衰作用を提供する。プラスチックはこのエレメントの領域内で溶融するだけであ
り、部分4、5を容易に分離させることができる。
この発明は、前述した予め製造された一体化されたロッドとピストンのユニッ
トを使用する一方の前述した方法に従って製造された使い捨ての注射器に関する
ものである。
この発明には、種々の変形例が考えられる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY,
CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H
U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN
,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,
SD,SE,SK,UA,US,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ロッド-ユニットおよびピストン-ユニットがロッド-ユニットをピストン-ユ ニットに連結および離脱させる手段を含む1回使用されるだけの注射器に含まれ る容器内に挿入されるロッド-ユニットおよび/またはピストン-ユニットにおい て、前記ロッド-ユニット5およびピストン-ユニット4が型または同様の工具内 で製造された単一の一体化されたロッドとピストンのユニット45からなること を特徴とするユニット。 2.前記ロッド-ユニットの中心線の延長部が前記ピストン-ユニットの中心線に 合致するか、または少なくとも本質的に合致することを特徴とする請求項1に記 載のユニット。 3.互いに連結された互いに対向する外側コーナ部によって形成された連結エレ メント10により前記ロッド-ユニットが前記ピストン-ユニットに連結されてい ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のユニット。 4.前記コーナ部が前記連結エレメント内で互いにオーバーラップし、前記型内 に成型材料が流れるギャップを設けることによってこのオーバーラップが達成さ れるようにしたことを特徴とする請求項3に記載のユニット。 5.前記ユニットを分離させることが要求されたとき、前記連結エレメントを破 断および/または溶断することができるようにしたことを特徴とする請求項3ま たは請求項4に記載のユニット。 6.組み立てられたとき、容器に対し往復移動し、一端がニードルからなるか、 またはそれに係合することができるロッド、前記ロッドに係合することができる ピストン、および前記ピストンを前記ロッドに連結および離脱させる手段を有す る注射器を組み立てる方法であって、前記注射器を組み立てるとき、一体化され たロッドとピストンのユニット45が前記ロッド-ユニットおよび前記ピストン- ユニットの中心線45の延長部を前記容器30の中心線30’の延長部に合致さ せるか、または本質的に合致させることができるよう配置され、一体化されたロ ッドとピストンのユニット45が前記容器30内に挿入され、前記容器内で前記 ロッド-ユニット5が前記ピストン-ユニット4から分離さ れ、前記ピストン-ユニットを前記ロッド-ユニットに連結および離脱させる手段 がユニット連結位置に配置されることを特徴とする方法。 7.分離装置40によって前記ユニットを分離させることを特徴とする請求項6 に記載の方法。 8.圧力を前記中心線の方向に加えることによって前記分離が達成されることを 特徴とする請求項6に記載の方法。 9.超音波装置によって前記ユニットを分離させることを特徴とする請求項7ま たは請求項8に記載の方法。 10.まず、前記ロッド-ユニットを前記ピストン-ユニットに向かって配置し、 その後、前記ロッド-ユニットを前記ピストン-ユニットに対しねじり、前記ユニ ット連結および離脱手段をユニット連結位置に配置することを特徴とする請求項 6に記載の方法。 11.組み立てられたとき、容器に対し往復移動し、一端がニードルからなるか 、またはそれに係合することができるロッド、前記ロッドに係合するピストン、 およびピストン-ユニットをロッド-ユニットに連結および離脱させる手段を有す る注射器を組み立てる方法であって、一体化されたロッドとピストンのユニット 45が前記ユニットを互いに分離させることができるよう配置され、分離された ユニットは前記ロッド-ユニットおよび/または前記ピストン-ユニットの中心線 が前記容器の中心線30’の延長部に合致させるか、または本質的に合致するよ う配置され、前記ロッドとピストンのユニットが前記容器30内に挿入され、前 記容器内または前記容器の外側において前記ピストン-ユニットを前記ロッド-ユ ニットに連結する手段がユニット連結位置に配置されることを特徴とする方法。 12.分離装置40によって前記ユニットが分離させること特徴とする請求項1 1に記載の方法。 13.圧力を前記中心線の方向に加えることによって前記ユニットが分離される ことを特徴とする請求項11に記載の方法。 14.超音波装置40によって前記ユニットが分離されることを特徴とする請求 項12または請求項13に記載の方法。 15.まず、前記ロッド-ユニットを前記ピストン-ユニットに向かって配置し、 その後、前記ロッド-ユニットを前記ピストン-ユニットに対しねじり、前記ユニ ット連結および離脱手段をユニット連結位置に配置することを特徴とする請求項 11に記載の方法。 16.請求項1〜請求項5のいずれかに記載のロッドとピストンのユニットを使 用する請求項6〜請求項14のいずれかに従って製造される注射器。
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