JPH08500800A - びん搬送体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 各びんの肩部の下側に衝合するように各びん頚部穴の周辺に各支持タブを使うようなびん搬送体を提供する。本搬送体は、それぞれ支持タブにより囲んだ互いに整合したびん穴を形成した２層から成っている。１実施例では、一方の層の穴の各支持タブはこの層に他方の層の対応する穴の各タブの折り線に対し或る角度を挟む各折り線に沿って連結され各タブの縁部がびんの肩部にこの肩部の周辺に沿い互いに間隔を隔てた点で衝合するようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 びん搬送体 技術分野 本発明は、フランジ付きのびんをこのフランジの下側に衝合するタブにより支 える形式のびん搬送体に関する。ことに本発明は、タブの引裂け又はその他の破 損が生じないように補強したこの種の搬送体に関する。 背景技術 飲料びんは通常、頚部から突出するフランジ又は肩部を有する。このようなび んを簡単に経済的に支えるようにした方式の搬送体は、いわゆる星形の裂け目状 に配置したタブにより囲んだびん頚部穴を形成した支持パネルを使う。このパネ ルを各頚部穴に整合したびんに沿って押し下げると、各タブは上向きに枢動して その縁部がびん肩部の下側に衝合する。取っ手は、通常パネルに形成した指穴か ら成り、人が搬送体及びその支えたびんをつかんで持上げることができる。 びんの全重量が頚部穴タブにより支えられるからタブは臨界的重要性を持つ。 これ等のタブの１つ又は複数が裂け又ははずれると、びんフランジの周辺部のか なりの部分が支えられなくなる。この場合持上げ応力が残りのタブに集中しこれ 等のタブが破損するほど大きくなることが多い。タブの破損により搬送体支持パ ネルにわたって持上げ応力が一層不均等に配分され搬送体の破損の機会が増す。 支持パネルを補強するには、引裂けが生じないように保護する付加的な材料層 の使用を含む種々の手段が提案されている。このような手段はとくに取っ手区域 におけるパネルの引裂けが生じないように付加的な保護作用を生ずるが、欠損し た又は破損した星形裂け目状支持タブによる損傷のおそれはなお切実である。 従って本発明の目的は、基本的な支持タブ構造の簡単さ及び経済性を保持しし かも欠損した又は破損したタブにより生ずる問題が起らないように防止するびん 支持搬送体を提供することにある。 発明の開示 本発明は、梱包されたびんの頸部が貫いて延びる互いに整合したびん穴を含む 上層及び下層から成る支持パネルを使う。各層は、各びん穴の周辺の部分に沿っ て延びる折曲げできるように連結した複数の支持タブを備え、これ等のタブの折 り線から遠い方の縁部がびん肩部の下側に衝合する。一方の層のびん穴の１つ又 は複数のタブが弱いか又は欠損していると、他方の層の整合穴に協働するタブは 持上げ応力及び搬送応力に耐えるように位置する。さらに公知の構造より２倍も 多い支持タブがびん肩部に衝合する。たとえばびん穴が通常４つの互いに隣接す るタブを設けてあると、本発明の２層構造は８つのタブを備えてびんの重量を支 えびんを持上げて運ぶ応力に耐える。 一方の層の各穴のタブ折り線は、他方の層の整合した穴のタブ折り線の横方向 に延びるように形成する。上下の層の整合穴の各タブの縁部を協働するびん頸部 の肩部にその周辺の互いに異なる点で接触させる。このようにして得られる互い 違いの配置により各びん肩部の実質的に全周のまわりに接触を生ずる。 下層は、上層の一方の側又は両側の縁部に沿い上層に折曲げできるように連結 したフラップから成っている。各場合にフラップの幅は、これ等のフラップが上 層のほぼ全幅にわたって延びるような寸法でよい。本搬送体は、作るのが経済的 で適用が簡単な単一の長方形の素材から容易に形成できる。 所望の成績の得られる本発明の特長は、本発明の前記の又その他の態様及び利 点を明示する好適な実施例の詳細な説明から明らかで ある。 図面の簡単な説明 第１図は本発明の搬送体の１実施例の斜視図である。 第２図は第１図の搬送体を形成する素材の平面図である。 第３図はびんの頸部及び搬送体支持タブを示す第１図の搬送体部分の拡大斜視 図である。 第４図は持上げ中の本搬送体の部分端面図である。 第５図は本発明の他の実施例を形成する素材の平面図である。 第６図は梱包しようとするびんに第５図の搬送体素材を当てがう前の状態で第 ５図の素材の下側のびん穴の１つを示す拡大平面図である。 第７図は第５図の素材から形成した搬送体の包囲支持タブ及びひん頸部を示す 、第３図と同様な拡大斜視図である。 好適な実施例の説明 第１図に示すように搬送体１０は、支持パネルを形成するように折り線１６に 沿って互いに連結した上層１２及び下層１４から成っている。上層１２は、支持 パネルに折曲げできるように連結した支持タブ２０により囲んだびん頸部穴１８ を含む。びんＢの頸部はこれ等の穴を貫いて上向きに延び、びんフランジＦの下 側はタブの縁部に衝合する。折曲げできるように連結したタブ２４により覆った 指穴２２により本搬送体を手で持上げることができる。さらに層１２はパネルの 側縁部に平行にこれから間隔を隔てた刻み目線２６を備えている。 支持パネルは第２図に示したような大体長方形の形状の一体素材２８から形成 してある。第２図では第１図に使ったのと同様な参照数字により同様な部品を示 す。下部支持パネル区分１４は、基本的には上部支持パネル区分１２と同じであ り、穴１８及びタブ２０と 同様なびん頸部穴３０及び支持タブ３２と共に、刻み目線２６と同様に位置した 刻み目線３４を備えている。各折り線３６、３８はそれぞれ支持タブ３０、３２ をその各支持パネル区分に連結し、スリット４０、４２が各タブを隔離し各タブ の外側支持縁部から折り線３６、３８まで延びている。各びん頸部穴の互いに対 向する対のタブの折り線は互いに直角を挟み、上部パネル区分１２の折り線の一 方が刻み目線２６に一致し下部パネル区分１４の折り線の一方は刻み目線３４に 一致する。下部支持パネル区分１４の覆われない指穴４４は指穴２２よりわずか に大きくするのがよい。 搬送体梱包品を形成するには、素材を単に中央折り線１６に沿って折曲げ各パ ネル区分を互いに向き合う関係に持来し、各びん頸部穴１８、３０、各刻み目線 ２６、３４及び各指穴２２、４４が互いに整合した２層パネルが得られる。この パネルは、各びんを梱包しようとする際に配置した１群のびん上に位置させ、支 持タブ２０、３２がびんフランジＦの下側に位置するまでびんの頂部の下方に押 し下げる。各層のびん頸部穴の各支持タブが互いに整合するから、両層の対応す るタブは協働するびんフランジの下側に１単位として位置する。この状態は第３ 図に明らかである。第３図は、びんフランジＦの下側に向かい上向きに延びる両 方の組のタブ２０、３２を示す。 本搬送体は、極めて安価に作られ容易に適用できる。各層は、互いに接着する が所望により互いに連結しないままにしてもよい。その理由は、支持タブ及びび んフランジ間と、下部支持層と頸部及び胴部間のびん転移部分との間との接触に より下層の連結してない縁部を保持するからである。 第１図の梱包品を取っ手穴により持上げるときは、持上げ応力により第４図に 示すように支持パネルの中央部分をわずかに上方に湾 曲させ、支持パネルの湾曲部分における支持タブをフランジＦに向かい一層強く 押上げフランジＦを一層緊密に鎖錠する。外側支持タブは通常、びんフランジに 対する密接な衝合状態から湾曲作用により下方に動かされて離れるが、縦方向刻 み目線２６、３４は応力を配分し外側タブをフランジとの衝合状態から離れない ようにする。各刻み目線２６、３４において支持パネルの縁部部分と湾曲内部部 分とにより挟まれるわずかな角度は、本搬送体を取っ手穴により持上げたときの 本搬送体内の応力を示す。外側タブ折り線を刻み目線上に位置させることにより 、支持パネルの長手方向に沿う持上げ応力に刻み目線が耐えてこれ等の応力を配 分することができるので、持上げ応力のもとで外側タブが破損するおそれは最少 になり又はなくなる。隣接する列のびんが持上げ中にそれぞれ上端部で離れる傾 向は、わずかに誇張して例示してある。 本搬送体を４本のびんを保持するように構成して例示したが、本搬送体が６本 又はそれ以上のびんを保持するように拡大することができるのはもちろんである 。 第５図に示すように変型による搬送体素材４６は、折り線５２に沿い補強フラ ップ５０に連結した中央支持パネル区分４８を備えている。図示の素材は６本の びんを支える搬送体を形成するようにしてあるから、中央支持パネル区分に、そ れぞれ３個ずつ２列に配置した６個のびん頸部穴５４を設けてある。これ等の穴 は、第１の実施例のびん頸部穴と同様であり第１実施例のタブ２０と同様なタブ ５６を設けてある。各補強フラップ５０は、穴５４の支持タブに対し位相のはず れた支持タブを持つことを除いて穴５４と同様な３個のびん頸部穴５８を備えて いる。すなわち中央支持パネル区分の穴５４のタブ５６は、１対のタブ折り線６ ０がパネルの縦方向に延び他方の対の折り線６２が第１の対に対し直角を挟んで 延びるように 配置してあるが、補強フラップ５０のタブ６６の折り線６４は各折り線６０、６ ２を横切る方向に配置してある。第１実施例の場合と同様に最も外側のタブ折り 線６０に一致する刻み目線６８は中央支持区分に折り線６２からこれに平行に間 隔を隔てた場所に設けてあるが、刻み目線７０は補強フラップに同様に設けてあ る。図示の構造では、各穴５８は各穴５４に対し位相が４５゜ずれている。従っ て刻み目線７０が折り線に一致しないで、刻み目線７０は互いに隣接するタブ折 り線を互いに連結するスリット７２に一致する。折曲げできるように連結したタ ブ７６で覆った指穴７４は中央支持区分に設けてあるが、フラップ５０の側縁部 の半円形切欠き７８は各フラップを折曲げたときに指穴に整合するように位置さ せてある。 本搬送体は、先ず補強フラップをその折り線５２のまわりに折曲げこれ等のフ ラップが中央支持パネル区分４８に対し互いに向き合う関係に下側に位置するよ うにすることによって形成する。この場合びん頸部穴５８は穴５４に整合する。 このようにして得られるタブ配置は第６図に例示してある。第６図は折曲げ素材 の下側から見たときの２つの整合したびん頸部穴を示す。フラップ５０のタブ６ ６の縁部はタブ５６の縁部に対し４５゜を挟むのが明らかである。 折曲げ素材を第１実施例について述べたようにして１群のびんの頂部に沿って 押下げるときは、整合した穴のタブはこれ等のタブがびんのフランジＦの下側に はまるまで押上げられる。第７図に示すように、中央支持区分４８のタブ５６の 外縁部はびんフランジＦの互いに規則正しい間隔を隔てた４つの区分に沿いフラ ンジＦの下側に衝合するが、補強フラップ５０のタブ６６の外縁部は各タブ５６ の間で４つの区分に沿いフランジＦに衝合する。このようにしてびんフランジの ほぼ全周がタブ５６、６６に衝合し支えられるようになる。すなわちタブのうち １つ又は複数がたまたま裂け又は欠損し ていても、びんフランジ周辺の大部分はなお残りのタブに接触する。本搬送体の 一方の層の折り線が他方の層のタブ折り線に対し４５°の角度を挟む４−タブ構 造を使うのがよいが、タブの数とその折り線の挟む角度とは主として、所望によ り変更することのできる構造上の問題である。しかし本実施例では、一方の層の タブ折り線はタブ縁部がその周辺の大部分にわたってびんフランジに衝合するよ うに他方の層の隣接する下側又は上側のタブに対して実質的な角度を挟んで位置 することが必要である。この角度が３５゜ないし５５゜の範囲であれば、タブは 形状が卵形或は円形でないびんフランジのほぼ全周に接触できることが分ってい る。 刻み目線６８、７０に関しては、これ等の刻み目線が第１実施例の搬送体の刻 み目線２６、３４と同じ機能を生ずるのはもちろんである。 びんは比較的広い別個の一体フランジを持つものとして示したが、本明細書で 使った「フランジ」又は「肩部」という用語は又別個のフランジを持たないびん のびんキャップの下側に適用するようにしてある。 本発明搬送体は基本的支持搬送体構造から逸脱しないで付加的な支持能力を生 ずるのは明らかである。さらに本搬送体は経済的に作られ複雑な応用工程を必要 としない。 本発明を好適な実施例について詳細に説明したが本発明はなおその精神を逸脱 しないで種々の変化変型を行うことができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 1. 上向きに突出する肩部を備えた頸部部分を持つびん用の搬送梱包品において 、 前記びんの頸部が貫いて延びる互いに整合したびん穴を含む上層及び下層から 成る支持パネルと、 前記各びん穴の周辺の各部分に沿って延びる折り線により前記各層に連結され それぞれ前記びん頸部の下側に衝合する、前記各折り線から遠い方の縁部を持つ 複数の支持タブとを包含する搬送梱包品。 2. 前記下層を前記上層にその互いに対向する縁部に沿って延びる折り線により 連結され互いに隣接する縁部に終る２つのフラップにより構成した請求の範囲第 １項記載の搬送梱包品。 3. 前記下層を前記上層にこの上層の縁部の一方に沿って延びる折り線により連 結した請求の範囲第１項記載の搬送梱包品。 4. 前記上層の各穴の折り線が前記下層の整合穴の折り線の横方向に延びて、前 記の上層及び下層の互いに整合した穴のタブの遠い方の縁部が前記の各整合穴を 貫いて延びるびん頸部の肩部にこの肩部の互いに異なる点で接触するようにした 請求の範囲第１項記載の搬送梱包品。 5. 前記各層の互いに整合した取っ手穴を備えた請求の範囲第１項記載の搬送梱 包品。 6. 外向きに突出する肩部を備えた頸部部分を持つびんを収容する搬送梱包品に おいて、 前記各びんの頸部が貫いて延びる互いに整合したびん穴を含む材料から成る上 層及び下層により構成した支持パネルと、 前記各層に前記各びん穴の周辺の各部分に沿って延びる折り線により連結され 、前記びん肩部の下側に衝合する、前記タブ折り線か ら遠い方の縁部を持ちこれ等の遠い方の縁部を前記タブの折り線に実質的に平行 にした複数の支持タブとを備え、 前記上層の各穴のタブ折り線が前記下層の整合した各穴の折り線の横方向に延 びて、前記の上層及び下層の互いに整合した穴のタブの遠い方の縁部が前記肩部 の互いに異なる点で各整合穴を貫いて延びるびん頸部の肩部に接触するようにし て成る搬送梱包品。 7. 前記各びん穴を囲む４つの支持タブを前記各層に設け、一方の層のびん穴の 各タブの折り線が他方の層の整合したびん穴のタブの折り線に対し３５゜ないし ５５゜の範囲の角度を挟むようにした請求の範囲第６項記載の搬送梱包品。 8. 一方の層のびん穴の各タブの折り線が他方の層の整合したびん穴の各タブの 折り線に対し挟む角度を約４５゜にした請求の範囲第７項記載の搬送梱包品。 9. 前記の上層及び下層を少なくとも１条の折り線に沿って相互に連結した請求 の範囲第６項記載の搬送梱包品。 10．前記各層をボール紙により構成した請求の範囲第６項記載の搬送梱包品。 11．前記の上層及び下層に、前記支持パネルの各側縁部からこれ等に平行に間隔 を隔てた互いに整合した刻み目線を設けた請求の範囲第１項記載の搬送梱包品。 12．少なくとも一方の層の各刻み目線が前記層の各外側支持タブの折り線に実質 的に一致するようにした請求の範囲第１１項記載の搬送梱包品。 13．外向きに突出する肩部を持つ頸部部分を備えたびんを支えるようにした搬送 体を形成する素材において、 前記各びんの頸部が貫いて延びるびん穴を形成した上部支持パネル区分と、 この上部支持パネル区分の少なくとも一方の縁部に折り線により連結され各び んの頸部が貫いて延びるびん穴を形成されこれ等のびん穴と前記上部支持パネル 区分のびん穴とを前記上部支持パネル区分に対し向き合う関係への下部支持パネ ル区分折曲げ時に互いに整合するように位置させた少なくとも１つの下部支持パ ネル区分と、 前記各支持パネル区分に前記各びん穴の周辺の各部分に沿って延びる折り線に より連結され前記びん肩部の下側に衝合する、前記各タブ折り線から遠い方の縁 部を持つ複数の支持タブとを包含する搬送体素材。 14．前記下部パネル支持区分を、前記上部パネル支持区分にその互いに対向する 縁部に沿って延びる折り線により連結した２つのフラップにより構成し、これ等 の各フラップが素材形成の搬送体内の他方のフラップに隣接する位置に終るよう に幅を定めた請求の範囲第１３項記載の搬送体素材。 15．前記下部パネル支持区分を前記上部パネル支持区分にこの上部パネル支持区 分の縁部の一方に沿って延びる折り線により連結し、前記下部パネル支持区分を 前記上部パネル支持区分の反対側縁部まで実質的に延びるように幅を定めた請求 の範囲第１４項記載の搬送体素材。 16．ボール紙により構成した請求の範囲第１３項記載の搬送体素材。 17．前記上部支持パネル区分の各穴のタブ折り線が前記下部支持パネル区分の各 穴のタブ折り線の横方向に延びて、素材形成搬送体の互いに整合した各穴のタブ の遠い方の縁部が肩部周辺部に沿う互いに間隔を隔てた点で互いに整合した穴を 貫いて延びるびん頸部の肩部に接触するようにした請求の範囲第１３項記載の搬 送体素材。 18．びん穴の各タブの遠い方の縁部をこのタブの折り線に実質的に平行にした請 求の範囲第１７項記載の搬送体素材。 19．前記各層に各びん穴を囲む４つの支持タブを設け、一方の層内のびん穴の各 タブの折り線が素材形成搬送体の他方の層の整合したびん穴の各タブの折り線に 対し３５゜ないし５５゜の範囲の角度を挟むようにした請求の範囲第１７項記載 の搬送体素材。 20．一方の層のびん穴の各タブの折り線が他方の層の整合したびん穴の各タブの 折り線に対し挟む角度を約４５゜にした請求の範囲第１９項記載の搬送体素材。 21．前記各パネル支持区分の各びん穴の互いに隣接するタブの遠い方の縁部が互 いに隣接する端部に終るようにした請求の範囲第１７項記載の搬送体素材。 22．前記の上下の支持パネル区分に、これ等のパネル区分の側縁部からこれに平 行に間隔を隔てた刻み目線を設け、これ等の刻み目線を素材形成搬送体内で整合 するように位置させた請求の範囲第１３項記載の搬送体素材。 23．少なくとも１つの支持パネル区分の各刻み目線が前記パネル区分の外側支持 タブの折り線に実質的に一致するようにした請求の範囲第２２項記載の搬送体素 材。