JPH08500574A - ミクロ粒子 - Google Patents

ミクロ粒子

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、コロイド状ゼオライトの分離している粒子のコロイド懸濁液及びそのゼオライトを透明なテトラアルキルアンモニウム安定化ケイ酸アルミニウム溶液から調製する方法に関する。これらのケイ酸アルミニウム溶液に十分に特定されかつ制御された金属水酸化物溶液の少量を添加すると、特定のゼオライトを合成しかつゼオライトの収率を制御することを可能にする。該コロイド懸濁液は、平均粒径250ナノメートル未満、好ましくは200ナノメートル未満を、幾何標準偏差として示される粒度分布が1.30未満、好ましくは1.20未満である事実とともに特徴とする。本発明によって合成されたゼオライトゾルは、コロイド懸濁液に典型的なチンダル光散乱を示し、小さな粒径のために沈降速度が極めて遅い。本発明によって合成されたゼオライトゾルは、無視できる量の無定形物質を含むように調製される。

Description

【発明の詳細な説明】 ミクロ粒子 発明の背景 1.発明の範囲 本出願は、透明な均一ケイ酸アルミニウム溶液中で合成されたゼオライトのコ ロイド懸濁液に関する。粒子は、平均粒径250ナノメートル未満、好ましくは 200ナノメートル未満を有し粒度分布が幾何標準偏差1.30未満、好ましく は1.20未満として示される、分離している粒子として存在する。コロイド状 ゼオライトゾルは、沈降速度が極めて遅い及びチンダル光散乱といったコロイド 懸濁液の典型的な特徴を有する。ゼオライトゾルは、実質的に無定形物質を含有 しないように調製される。そのゼオライトゾルは、流動接触分解触媒の活性成分 のように多くの適用分野において使用するのに適した粉末に乾燥することができ る。平衡及び脱金属流動接触分解触媒は、ゼオライトYのコロイド懸濁液のよう な適切なコロイド状ゼオライトゾルを用いてその触媒を含浸させることにより品 質が改良される。本発明の粒子は、分子ふるい特性を有する無機フィルム及び膜 の製造において適切な基質上に付着される。その膜は、大きな細孔サイズがゼオ ライト粒径の機能であり小さな細孔サイズが使用ゼオライトの種類によって決定 される二重細孔構造を有する。本発明のゾルを使用すると、酸、塩基及びイオン 交換特性を制御したフィルム及び膜を製造することができる。 2.従来技術の説明 結晶性ケイ酸アルミニウム又はゼオライトは、通常、水和した活性ケイ酸アル ミニウムゲルからアルカリ環境中で合成される。結晶性ケイ酸アルミニウムの合 成は、シリカ及びアルカリアルミン酸塩溶液を混合し、そのことによりケイ酸ア ルミニウムゲルを得ることによって達成される。 適切なシリカ源は、例えば、水和ケイ酸塩、沈澱シリカ末及びコロイド状シリ カゾルである。アルミナ源は、アルミニウムアルコキシド、アルミニウム塩、酸 化アルミニウム、水酸化アルミニウム又は金属アルミン酸塩とすることができる 。 必要なアルカリ度は、アルカリ水酸化物、アルカリ土類水酸化物又は有機塩基又 はその組合わせを添加することにより供給される。 米国特許第 3,130,007号には、アルカリが水酸化ナトリウムとして添加される ゼオライトY合成用シリカ−アルミナ合成ゲルの調製が記載されている。この方 法は、得られたゲルの熟成を必要とし、水熱処理するとゼオライトYが粒径1〜 7マイクロメートルで結晶化する。 米国特許第 3,639,099号及び同第 4,164,551号には、ゼオライトNa−Yを合 成混合液を熟成せずに合成する方法が記載されている。比較的高いアルカリ度を 有するゲルとして得られる種晶混合液を合成混合液に加え、水熱処理するとゼオ ライトNa−Yを生成する。沈降物としての生成物は母液から分離され、洗浄の 順序の後粉末に乾燥される。 米国特許第 3,411,874号には、ケイ酸アルミニウムリチウムゲルを用いるゼオ ライトZSM−2の合成が記載されている。生成物は、平均粒径0.5マイクロ メートルを有するゼオライトZSM−2 50%と非反応性無定形ケイ酸アルミ ニウムリチウムガラス50%の混合物を含有するものとして記載されている。 本発明に関するゼオライトコロイド懸濁液は、透明な均一ケイ酸アルミニウム 合成混合液から得られる。しかしながら、その透明な均一ケイ酸アルミニウム合 成混合液は、分離しているコロイド状ゼオライト結晶を合成するために満たされ るべき唯一の基準ではない。TPA−シリカライト−1は、Cundy,Lowe, Sincla ir,J.Cryst.Growth,100(1990)189に記載されているように透明な均一溶液 中で結晶化される。このようにして得られた結晶は、沈降により母液から分離さ れ、0.2μmのろ過膜でろ過することにより過剰のアルカリなしで洗浄された。 生成物が平均粒径0.95μmを有するシリカライト粒子からなる事実のために、 この手法による分離が可能であった。粒度分布は、光学顕微鏡によって求められ た。 透明な均一合成溶液中で結晶化するゼオライトの例は、更に、Kashara, Itaba shi,Igawa,‘New Developments in Zeolite Science and Technology’(Ed.M urakamiら)Elsevier,Proc.of the 7th Int.Conf.on Zeolites(1986)/85 に記載されているようにゼオライトYの合成がある。ケイ酸アルミニウム種晶又 は核は、透明な溶液中で形成され、凝集によって成長する。粒径の結果として、 成長結晶は沈降するので、当該技術において周知の慣用のろ過法によって結晶相 を分離することができる。 Uedaら,Am.Mineral,64(1979)172には、アナルサイムが透明な均一溶液中 で結晶化することが示されている。生成物は、平均粒径15〜25μmを有する アナルサイム粒子からなる。 Wenqinら,‘New Developments in Zeolite Science and Technology’(Ed.M urakamiら)Elsevier,Proc.of the 7th Int.Conf.on Zeolites(1986)177 には、透明な均一溶液からゼオライトAの合成が記載されている。このようにし て得られた生成物は、慣用のろ過法によって母液から分離されており、平均粒径 が本発明に関する粒径より著しく大きいことを意味する。 上記のように典型的な合成条件を用いて合成されたゼオライト結晶は、平均粒 径1〜5μmを有する。粒度分布は一般に幅広い。その粒子の粒径についての確 認は、この粒径範囲の粒子に適切な光学又は電子顕微鏡、ふるい分析及び光散乱 法のような方法を用いて達成される。式1により粒径を算出するために拡散係数 を光散乱によって求めることは、これらの粒子がブラウン運動よりかなり大きな 沈降速度を有するので適切な方法ではない。 D=kT/3ηπd 式1 式中、D=拡散係数,m2/s k=ボルツマン定数=1.38 10-23 J/K T=絶対温度,K η=液相粘度,Ns/m2 d=粒径,m 粒度分布が対数正規型粒度分布として示される場合には、種々の微粒子系の特 徴が比較される。これらの系は、平均粒径及び幾何標準偏差,GSDで定義され る。米国特許第 4,257,874号及び同第 4,272,409号によって調製された無定形ケ イ酸アルミニウム粒子のコロイド懸濁液のGSDは1.37である。これらの特 許に記載されているコロイド懸濁液は、粒度分布の狭い分離している無定形ケイ 酸アルミニウム粒子を含有すると書かれている。本発明に関する狭い粒度分布に つ いては、GSD1.3未満、好ましくは1.2未満が企図される。 慣用のゼオライト合成におけるゼオライト粒子は、小さな粒子の集合体として 存在することができる。その粒子は、上記のようにコロイド懸濁液の典型的な性 質を示さないが、なお本発明に関するコロイド状ゼオライトの代表である。 慣用のゼオライト合成における生成物は、ゼオライト結晶相及び結晶化が完全 に進行しなかったか又は1種以上の成分が過剰の反応成分として存在する場合に は非反応性の無定形ケイ酸アルミニウムを含有することがある。当該技術におい て既知の分離法を用いて大部分が不溶性の無定形成分から結晶性成分を分離する ことは不可能かかなり困難である。得られたこの事実の結果は、結晶化を完結ま で進行させて得られたものより小さいコロイド径又は粒径を有する結晶を得るた めに結晶化の過程の中間段階で慣用のゼオライト合成を中断することが実際的で ないということである。 上記及び当該技術において既知の慣用的方法によって合成されたゼオライト結 晶は、高い沈降速度を示し、これは粒径の直接の結果である。その慣用の合成法 から得られた微粒子物質は、ろ過のような慣用の分離方法によって母液から分離 することができる。本発明に関するコロイド物質を分離するために用いなければ ならない高速遠心分離又は限外ろ過のような複雑な分離法と対照的にその方法が 用いられるのは大きな粒子の存在である。 コロイド径10〜10000Åの分離している粒子を含有するコロイド懸濁液 を確認及び記載するために用いられる既知の一般法、例えば、粒子拡散係数及び 懸濁液の臨界凝固濃度は、当該技術において既知の慣用の方法によって合成され かつゼオライト粒径1μmを過剰に生成する対応するゼオライトに適用すること ができない。一方、上記の実施は本発明に記載された結晶性ケイ酸アルミニウム のコロイド懸濁液に適用できる。 3.発明の説明 本発明に記載された方法によって合成されたコロイド状ゼオライト結晶は、結 晶化が起こる前の期間チンダル光散乱が明らかでないために見掛け上透明な均一 溶液中で合成される。この期間中固体の無定形物質は存在しない。これらのケイ 酸アルミニウム溶液中アルカリの大部分は、水酸化テトラアルキルアンモニウム 、 好ましくは水酸化テトラメチルアンモニウムとして供給される。ある場合には、 ゼオライトの種類及びゼオライトの収率を制御することができるために金属水酸 化物の少量で、十分に特定されかつ注意深く制御された添加をこれらのケイ酸ア ルミニウム溶液に加えることができる。 本発明の目的は、水中分散液として200ナノメートル未満の粒径を有するコ ロイド状結晶性ケイ酸アルミニウムの分離している粒子を合成することである。 更に、本発明の目的は、ゼオライト粒子のコロイドの性質を記載することであ る。コロイドなる語は、一般に、粒径範囲10−10000Å(1−1000ナ ノメートル)の微粒子物質を意味する。本発明に関する粒径範囲は、100−2 000Å(10−200ナノメートル)である。 更に、本発明の目的は、従来のゼオライト粒子の集合体とは対照的に生成物ゾ ルを特徴とするゼオライト粒子の分離している性質を記載することである。 本発明のもう1つの目的は、ゼオライトゾルにおける粒子の単分散性を記載す ることである。 本発明のもう1つの目的は、無定形を含まないゼオライトゾルの調製を記載す ることである。 更に、本発明のもう1つの目的は、ゼオライトゾルのコロイドの性質を損なわ ずにコロイド状ゼオライト粒子をイオン交換することを記載することである。 本発明のもう1つの目的は、200nm未満の平均粒径を有する結晶性ケイ酸 アルミニウム粒子の分離している粒子を含有し、分散媒が有機相であるアルコゾ ルの調製を記載することである。 4.シリカ源の原料 本発明に関するコロイド状ゼオライトの合成に適切なシリカ源は、例えば、E .I.DuPont & Co.で商品名‘LUDOX’コロイド状シリカとして製造されている 無定形シリカ粒子の水性シリカゾルである。そのシリカゾルの例は次のものであ る。 1.‘LUDOX TM’、平均粒径22nm、シリカ含量SiO250wt%及びNa2O0 .6wt%。 2.‘LUDOX HS 40’、平均粒径15nm、シリカ含量SiO240wt%及びNa2 O0.4wt%。 3.‘LUDOX SM’、平均粒径7nm、シリカ含量SiO230wt%及びNa2O0. 66wt%。 4.‘LUDOX AS’、平均粒径l5nm、シリカ含量SiO230wt%及び水酸化ア ンモニウム含量0.43wt%。この物質は、ナトリウム含量が極めて低い。 更に、同様の特性を有するシリカゾルがMonsanto Chemical Co.及びNalco(米 国)及びEKA Nobel AB(スウェーデン)のような各社で市販されている。 本発明によるある種のコロイド状ゼオライト合成用合成混合液中のナトリウム 含量は、Na2O(酸化物について算出)0.35wt%より低くしなければならず 、シリカ源として上記シリカゾルのいくつかは使用が除かれる。結果として、ナ トリウム含量は適宜減少されなければならない。これは、当該技術において既知 のイオン交換法による上記シリカゾルのイオン交換によって達成することができ る。例えば、H+形の市販の陽イオン交換樹脂が用いられる。各種のカチオン樹 脂が用いうるが、不溶性スルホン化フェノール・ホルムアルデヒド樹脂が重要で ある。このタイプのカチオン樹脂は、H+形で安定であり、商品名 ‘Amberlite ’,‘lonex’,‘Dowex’等として市販されている。水素形のカチオン樹脂をシ リカゾルに強く混合しながら加えると、ゾルのpHが低下する。pH8.1まで 低下すると、ナトリウム含量が本発明の目的に十分な0.38wt%未満(酸化物 について算出)まで減少する。カチオン樹脂は、脱イオン化が完了した後、慣用 のろ過法によってコロイド状シリカゾルから分離される。 ゼオライトコロイド懸濁液を合成する目的に適切なシリカ源の他の例は、2. 0M SiO2、ケイ酸リチウム溶液比率6.6(SiO2/Li2O、モル/モル )のようなアルカリ金属ケイ酸塩の溶液である。 更に、オルトケイ酸テトラエチルのようなオルトケイ酸テトラアルキルも本発 明の適切なシリカ源である。 更に、シリカ源は、市販の水ガラス溶液をH+形の強陽イオン交換樹脂でpH 1〜3まで脱イオンすることにより得られた活性シリカとすることもできる。ま た、沈降シリカも用いられる。 5.アルミナ源の原料 新たに沈澱した水酸化アルミニウムから調製されたアルミン酸テトラアルキル アンモニウムは、本発明によるコロイド状ゼオライトの合成に適切なアルミナ源 である。沈澱水酸化アルミニウムを調製するために用いられるアルミナ源は、硫 酸アルミニウム、硝酸アルミニウム又は他のアルミニウム塩のような水溶性アル ミニウム塩とすることができる。水酸化アルミニウムは、アルミニウム溶液のp Hを例えばNH3溶液で高くし、そのことにより水酸化アルミニウムが沈澱する ことにより得られる。このようにして得られたゲルをろ過し、水洗して実質的に 残存している塩及びアンモニアをすべて除去する。 もう1つのアルミナ源は、アルミニウムイソプロポキシドのようなアルミニウ ムアルコキシドとすることができる。アルミニウムアルコキシドをアルカリ、例 えば水酸化テトラアルキルアンモニウムに加熱しながら溶解する。加水分解の生 成物、対応するアルコールは、温度をアルコールの沸点に相当する温度まで上げ 、この温度をアルコールが除去されるまで保持することにより除去することがで きる。得られた溶液は、アルミン酸テトラアルキルアンモニウム溶液である。 本発明によるコロイド状ゼオライトを合成するために用いられる他のアルミナ 源は、アルミン酸リチウム又はナトリウム、酸化アルミニウム(III)又はオキ シ水酸化アルミニウムのような金属アルミン酸塩である。アルミナ源の適性に課 される唯一の要求は、アルミナが可溶性アルミン酸テトラアルキルアンモニウム 溶液を形成しなければならないことである。 6.アルカリ源の原料 本発明に記載される合成混合液中のアルカリの大部分は、水酸化テトラメチル アンモニウムのような水酸化テトラアルキルアンモニウムである。水酸化テトラ メチルアンモニウムは、例えばSigma Chemical Co.(米国)で市販されている生 成物であり、水酸化テトラメチルアンモニウム5水和物のような粉末として又は 水酸化テトラメチルアンモニウムメタノール溶液として入手される。 更に、水酸化テトラメチルアンモニウムは、OH-形の陰イオン交換樹脂を用 いる臭化物、ヨウ化物又は塩化物のようなテトラメチルアンモニウム塩のイオン 交換により製造することもできる。適切な陰イオン交換樹脂は、Amberlite IRAー 411である。 本発明に記載される方法において生成物の結晶相及びゼオライトの収率は、水 酸化セシウム、リチウム、カリウム及びナトリウムのような金属酸化物の少量を 十分に特定されかつ注意深く添加することによって制御することができる。 7.合成 本明細書に記載されるゼオライトコロイド懸濁液の合成は、下記に略述される 方法を行うことにより達成される。新たに沈澱した水酸化アルミニウムを水酸化 テトラアルキルアンモニウム溶液に混合しながら加えてアルミン酸テトラアルキ ルアンモニウムの透明溶液を得る。得られた溶液は、水酸化アルミニウム固相を 含有してはならない。 得られたアルミン酸塩溶液を適切なシリカ源、アルカリ安定化シリカゾルある いはアルカリ安定化ケイ酸塩に強く混合しながら加えて合成溶液が透明な均一ア ルカリ安定化ケイ酸アルミニウム溶液であることを確実にする。アルカリ金属含 量が合成混合液の要求を満たすのに十分高くない場合には、更にアルカリがシリ カあるいはアルミナ溶液に添加される。シリカ源の凝固を避けるために、アルカ リがアルミン酸塩溶液に添加されることもできるし、シリカとアルミナ溶液との 間に分配されてもよい。また、合成混合液の凝固が起こらないような方法でケイ 酸アルミニウム溶液にアルカリを加えてもよい。アルカリの添加は、凝固を避け るために強く混合しながら行わなければならない。 このようにして得られた透明な均一ケイ酸アルミニウム合成混合液は、リービ ッヒ冷却器に接続された反応器中高温、好ましくは100℃で要求された粒径が 得られるまで水熱的に処理される。このようにして得られたコロイド状ゼオライ トは、例えば遠心分離により溶液から分離される。固形分含量30wt%を有する 溶液から平均粒径15nmを有する粒子を分離するために、相対遠心力49000 g2時間が十分である。得られた固相を水に分散した後、上記のように遠心して 残存する可溶性無定形物質を除去する。精製したコロイド懸濁液を再び水に分散 して固形分含量30wt%のゼオライトのような要求された固形分含量を有するゼ オライトコロイド懸濁液を生成する。コロイド懸濁液の粉末を必要とする場合に は、精製したコロイド状ゼオライトゾルが当該技術において既知の方法により凍 結乾燥される。 8.特徴付け 本発明に記載されるゼオライトコロイド懸濁液は、例えば、組成、粒径、粒度 分布、ゼオライト相及び比表面積について特徴付けをすることができる。 Medlinら,Atomic Absorption Newsletter,8(1969)Nr 2 March - Aprilの方 法により、ホウ酸リチウムと融合した後シリカ、アルミナ及びアルカリ金属含量 を求めるために原子吸収分光光度法を用いた。コロイド状ゼオライト粒子中の有 機含量は、LECO Corp装置,CHN600型を用いる燃焼により求めることができる。 粒径分析は、Brookhaven Particle Sizer,BI-90型を用いて行った。更に、粒 径は、Klugら,‘X-Ray diffraction Procedures’2nd Edit.Wiley(1974)Ch 9 によりXRDピークブロードニングを用いるシェラーの式を用いて求めた。シェ ラーの式は次の通りである。 L=Kλ/(B−β)cos[(2θ/2)] 式2 式中、L=平均粒径、ナノメートル K=形状因子=0.893 λ=CuKα放射線波長=0.15405nm 2θ=回折角 B=試料によるピークブロードニング、ラジアン β=装置ブロードニング、ラジアン 更に、粒径分析は、電子顕微鏡を用いて行った。粒度分布は、動的光散乱及び 電子顕微鏡を用いて求めた。粒度分布は、標準化して粒度分布を対数正規型粒度 分布として示すことにより種々の試料間の比較が可能である。その粒度分布は、 平均粒径と幾何標準偏差で定義される。 結晶化度及び相の確認は、粉末X線回折を用いて求めた。試料の結晶化度は、 ASTM D3906に準じて求めた。 比表面積は、Brunauer,Emmett,Teller,J.Am.Chem.Soc.,60(1938)309に よりBET法を用いる窒素吸着によって求めた。試料は、425℃で2時間ガス 抜きした。実施例1 本実施例は、平均粒径150nm未満を有しかつ粒度分布の狭いコロイド状ゼオ ライトN−Aのコロイド懸濁液の合成を説明するものである。 以後TMAアルミン酸塩溶液と呼ばれるアルミン酸テトラメチルアンモニウム 溶液を次の方法に従って調製した。19.6gのA12(SO43・18H2Oを 蒸留水に溶解した。硫酸アルミニウムがすべて溶解したときに、その硫酸アルミ ニウム溶液に25wt%NH3水溶液を混合しながら加えることによりA1(OH )3が沈澱した。このようにして得られたゲルを吸引ろ過した後、アンモニアイ オン及び硫酸イオンを含まないゲルを洗浄するために、得られたろ過ケークを水 に分散した。スラリーをもう一度吸引ろ過した。BaC12の存在下洗浄水中に 沈澱のないことによって示されるように洗浄水が実質的に硫酸イオンを含まなく なるまでこの洗浄手順を繰り返した。実質的に硫酸塩を含まないA1(OH)3 ろ過ケークの重量を測った。この場合のろ過ケークの重量は49.91gであっ た。ろ過ケークを25.04gのTMAOH・5H2O及び80.0gのH2Oを含 む溶液に溶解した。水酸化アルミニウムを溶解した後、16.21gのH2Oを加 えて(TMA)2O/A123モル比2.35を得た。得られたTMAアルミン酸 塩溶液は完全に透明であった。このTMAアルミン酸塩溶液に19.74gの0. 40MNaOH溶液を強く混合しながら加えてNa2O/A123モル比0.20 を得た。得られたTMA,Naアルミン酸塩溶液は完全に透明であった。この溶 液を20.0gのLUDOX SMシリカゾル(SiO230.2wt%,Na2O0.66wt %)に強く混合しながら加えた。下記のモル組成を有する透明な合成溶液が得ら れた。 (TMA)2O Na2O A123 SiO22O 2.35 0.20 1.0 3.4 370 この合成混合液を100℃の油浴に浸漬したポリプロピレンフラスコ中で攪拌 せずに加熱還流した。20時間結晶化した後、試料を抽出し、室温まで冷却した 。H+形の強陽イオン樹脂,Dowex HCRS-Eを用いて強く混合しながら試料のpH を9〜10に下げた。この樹脂をコロイド懸濁液から吸引ろ過により分離し、ゾ ルを粉末として得るために得られたゾルを凍結乾燥した。その凍結乾燥した粉末 をASTM D3906に準じる粉末X線回折を用いて結晶化度について分析した。分析に よ り、試料が従来の手法によって合成され(スウェーデンのEKA Nobel AB製)結晶 化度100%とした標準のゼオライトAと比べて結晶化度25%を有することが 示された。XRD分析により、試料がゼオライトN−A及び無定形ケイ酸アルミ ニウムからなることが示された。しかしながら、結晶相はゼオライトN−Aのみ であった。 動的光散乱による粒径分析により、粒径l20nmが得られた。粒度分布は、幾 何標準偏差1.15によって記載することができた。実施例2 下記実施例は、実質的に無定形物質を含まず、平均粒径l50nm未満を有しか つ粒度分布の狭いゼオライトN−Aのコロイド懸濁液の調製を記載するものであ る。 ゼオライト分を母液から分離するために、実施例1で合成された約60gのコ ロイド懸濁液を合成の20時間後に相対遠心力31000gで30分間遠心分離 した。このようにして得られた固相を蒸留水に分散し、上記のように遠心分離し た。固相をもう一度水に分散してゼオライトN−Aのコロイド懸濁液を得た。動 的光散乱による粒径分析により、平均粒径l20nm及び狭い粒度分布が得られた 。この結果は、遠心分離工程を繰り返してもコロイドの性質が変化せずにコロイ ド懸濁液を得ることが可能であることを示すものである。実施例1で調製されか つ粉末XRDを用いて分析された精製ゾルの粉末試料は、ASTM D3906に準じる結 晶化度が>90%である結果が得られ、無定形物質が実質的にすべて溶液から除 去されたことを示した。実施例3 下記実施例は、平均粒径100nm未満を有しかつ粒度分布の狭いゼオライトN −Aの分離している粒子のコロイド懸濁液の調製を記載するものである。 2.50gのA12(SO43・18H2O及び19.0gのTMAOH・5H2 O及び15.0gのH2Oを用いて実施例1に記載された方法に従ってTMAアル ミン酸塩溶液を調製した。得られたTMA,Naアルミン酸塩溶液は完全に透明 であった。この溶液を30.0gのLUDOX SMシリカゾル(SiO230.2wt%, Na2O0.66wt%)に強く混合しながら加えた。下記のモル組成を有する透明 な合成溶液が得られた。 (TMA)2O Na2O A123 SiO22O 3.5 0.21 1.0 10 202 この合成混合液を実施例1と同様の方法で加熱処理した。60時間結晶化した 後、試料を抽出し、実施例2に記載されたように遠心分離した。遠心分離及び凍 結乾燥した後の分散固相は、XRDを用いてゼオライトN−Aとしてかつ動的光 散乱によって示されるように平均粒径51nmを有するものとして分析された。幾 何標準偏差は、1.2と決定された。425℃で2時間穏やかに焼成された凍結 乾燥粉末は、N2吸着によって測定された比表面積274m2/gを有した。実施例4 下記実施例は、平均粒径l00nm未満を有しかつ粒度分布の狭いゼオライトN −Yのコロイド懸濁液の調製を記載するものである。 LUDOX SMシリカゾル(SiO2 30.2wt%,Na2O0.66wt%)をH+形 の強陽イオン交換樹脂(Dowex HCRS-E)を用いて強く混合しながらpH8.1ま で脱イオンした。引き続き、この樹脂を脱イオンした後のシリカゾルから分離し た。シリカゾルのナトリウムについて化学分析により、ナトリウム含量がNa2 O0.66から0.35wt%に減少したことが示された。19.73gのAl2(S O43・l8H2 O及び26.8gのTMAOH・5H2 O及び80.0gのH2 Oを用いて実施例1に記載された方法に従ってTMAアルミン酸塩溶液を調 製した。得られたTMA,Naアルミン酸塩溶液は完全に透明であった。この溶 液を20.0gの部分的に脱イオンしたシリカゾルに強く混合しながら加えて下 記のモル組成を有する透明な合成溶液を得た。 (TMA)2O Na2O A123 SiO22O 2.5 0.041 1.0 3.4 370 この合成混合液を実施例1と同様の方法で加熱処理した。88時間結晶化した 後、試料を抽出し、粒径について分析し、その結果は平均粒径68nm及び幾何標 準偏差1.24であった。約60gのこの試料を実施例2に記載されたように遠 心分離した。遠心分離及び凍結乾燥した後の分散固相は、XRDを用いてゼオラ イトN−Yとしてかつ実質的に無定形物質を含まないものとして分析された。実施例5 下記実施例は、平均粒径120nm未満を有しかつ粒度分布の狭いゼオライトN −Yのコロイド懸濁液の調製を記載するものである。 実施例4で調製された約50gのコロイド懸濁液を、108時間結晶化した後 抽出し、実施例2に記載されたように遠心分離した。凍結乾燥した精製ゾルのX RDにより、ゼオライトN−Yが存在する唯一の結晶相であり、そのゾルが実質 的に無定形物質を含まないことが示された。凍結乾燥試料は、425℃で2時間 穏やかに焼成された後比表面積523m2/gを有した。動的光散乱により測定さ れた粒径は108nmであり、粒度分布は幾何標準偏差1.24を有した。実施例6 下記実施例は、ゼオライトN−AとN−Yの混合物からなり、平均粒径100 nm未満を有しかつ粒度分布の狭いコロイド懸濁液の調製を記載するものである。 19.6gのA12(SO43・18H2 O及び25.0gのTMAOH・5H2 O及び80.0gのH2Oを用いて実施例1に記載された方法に従ってTMAア ルミン酸塩溶液を調製した。得られた完全に透明なTMA,Naアルミン酸塩溶 液を30.39gの水で希釈した。この溶液を20.0gのLUDOX SMシリカゾル( SiO2 30.2wt%,Na2O0.66wt%)に強く混合しながら加えた。下記 のモル組成を有する透明な合成溶液が得られた。 (TMA)2O Na2O A123 SiO22O 2.35 0.072 1.0 3.4 370 この合成混合液を実施例1と同様の方法で加熱処理した。40時間結晶化した 後、動的光散乱を用いて分析された試料は平均粒径70nm及び幾何標準偏差1. 17を有することがわかった。実施例1に記載された方法に従ってpH調整及び 凍結乾燥することにより粉末試料が得られた。XRD分析により、結晶相の約5 6%がゼオライトN−Yであり、約44%がゼオライトN−Aであることが示さ れた。実施例7 本実施例は、本発明の目的でない平均粒径が200nmより大きいゼオライト N−A及びゼオライトN−Yのコロイド状結晶の調製を説明するものである。 透明なケイ酸アルミニウム溶液を実施例6に記載されたように調製し、実施例 1のように水熱的に処理した。20時間結晶化した後、このゾルに11.2gの 2.0M NaOH溶液を極めて強く混合しながら加えた。得られた透明な合成混 合液を100℃で更に24時間攪拌せずに水熱的に処理した。全結晶化時間44 時間後の平均粒径は290nmであり、幾何標準偏差1.28であった。実施例1 に記載された方法に従って調製された凍結乾燥試料のXRD分析により、生成物 がゼオライトN−Y5%未満及びゼオライトN−A約95%からなることが示さ れた。実施例8 本実施例は、平均粒径l00nm未満を有する生成物で得られたゼオライト相の 種類を制御することが可能である方法を説明するものである。 透明なケイ酸アルミニウム溶液を実施例6に記載されたように調製し、実施例 1のように水熱的に処理した。40時間結晶化した後、このゾルに5.01gの 2.0M NaOH溶液を極めて強く混合しながら加えた。得られた無定形固相を 含まない透明な合成混合液を100℃で更に16時間攪拌せずに水熱的に処理し た。全結晶化時間56時間後の平均粒径は100nmであり、幾何標準偏差1.1 1であった。実施例1に記載された方法に従って調製された凍結乾燥試料のXR D分析により、生成物がコロイド状ゼオライトN−Y75%及びコロイド状ゼオ ライトN−A約25%からなることが示された。実施例9 下記実施例は、平均粒径100nm未満を有しかつ粒度分布の狭いゼオライトN −YとN−Aの混合液からなるコロイド懸濁液の調製を記載するものである。 18.38gのA12(SO43・18H2O及び16.23gのTMAOH・5 H2O及び48.0gのH2Oを用いて実施例1に記載された方法に従ってTMA アルミン酸塩溶液を調製した。得られた完全に透明なTMA,Naアルミン酸塩 溶液を20.0gのLUDOX SMシリカゾル(SiO230.2wt%,Na2O0.66w t%)に強く混合しながら加えた。下記のモル組成を有する透明な合成溶液が得 られた。 (TMA)2O Na2O A123 SiO22O 1.63 0.077 1.0 3.62 246 この合成混合液を実施例1と同様の方法で加熱処理した。72時間結晶化した 後、試料を実施例2に記載された方法に従って遠心分離により精製した。分散し た固相はゼオライトN−Y(60%)とN−A(40%)のコロイド混合液であ った。N2吸着により測定された比表面積は、425℃で2時間穏やかに焼成し た後711m2/gを有した。動的光散乱により分析された粒径は70nmであり、 幾何標準偏差1.22であることがわかった。LiBO2と融合後精製ゾルの化学 分析及び有機含量を求める元素分析により、下記モル組成が得られた。 (TMA)2O Na2O A123 SiO22O 0.39 0.64 1.0 3.1 4.6 これにより、コロイド状ゼオライトの収率が下記の定義によって10.8%であ ることが示された。 収率(%)=[Siモル(ゼオライト)/Siモル(t=0)]*100 式3実施例10 下記実施例は、コロイド状ゼオライトの収率を増大させると同時に懸濁液のコ ロイドの性質を保持する方法を説明するものである。 透明なケイ酸アルミニウム合成混合液を実施例9に記載された方法に従って調 製し、実施例1と同様の方法で水熱的に処理した。下記の表に従ってこの合成混 合液にナトリウムをNaOHとして強く混合しながら加えた。 添加時間(h) 0.8042MNaOH添加重量(g) 55 4.77 57 6.28 59 6.28 61 6.29 72時間結晶化した後、このゾルを実施例2に記載された方法に従って遠心分離 により精製した。得られた生成物は、ゼオライトN−YとN−Aの混合液であっ た。動的光散乱により測定した平均粒径は90nmであり、幾何標準偏差は1.1 4であった。 精製ゾルの化学分析により、下記のモル組成が得られた。 (TMA)2O Na2O A123 SiO22O 0.25 0.79 1.0 3.2 4.8 実施例9で示された定義によるゼオライト収率が54%である結果が得られる。 凍結乾燥ゾルの比表面積は、425℃で2時間焼成した後678m2/gとして測 定された。実施例11 下記実施例は、シリカ源としてオルトケイ酸テトラエチルを用いるゼオライト N−Yのコロイド懸濁液の合成を記載するものである。 26.66gのA12(SO43・18H2O及び35.52gのTMAOH・5 H2O及び70.0gのH2Oを用いて実施例1に記載された方法に従ってTMA アルミン酸塩溶液を調製した。このアルミン酸塩溶液に1.60gの水中0.16 gのNaOHを含有する溶液を加えた。得られた完全に透明なTMA,Naアル ミン酸塩溶液を28.91gのオルトケイ酸テトラエチルに強く混合しながら加 えた。 下記のモル組成を有する透明な合成溶液が得られた。 (TMA)2O Na2O A12 SiO22O 2.5 0.05 1.0 3.4 370 この合成混合液を実施例1と同様の方法で加熱処理した。73時間結晶化した後 、平均粒径は74nmとして測定され、幾何標準偏差1.18であった。XRD分 析により、存在する結晶相がゼオライトN−Yのみであることが示された。実施例12 下記実施例は、アルカリ金属イオンとしてナトリウム及びリチウムの両方を含 有する合成混合液における平均粒径100nm未満を有しかつ粒度分布の狭いコロ イド状ゼオライトZSM−2の合成を記載するものである。 22.0gのA12(NO33・9H2O及び15.67gのTMAOH・5H2 O及び50.0gのH2Oを用いて実施例1に記載された方法に従ってTMAアル ミン酸塩溶液を調製した。得られた完全に透明なTMA,Naアルミン酸塩溶液 を50ml(54.6g)のケイ酸リチウム(2.0MSiO2,SiO2/Li2O, モル/モル比6.6)及び25.0gの水に強く混合しながら加えた。下記のモル 組成を有する比較的透明な合成溶液が得られた。 Li2O (TMA)2O Na2O A123 SiO22O 0.52 1.49 0.047 1.0 3.4 318 この合成混合液を実施例1と同様の方法で加熱処理した。6時間結晶化した後 、試料を実施例2に記載された方法に従ってpH調整及び凍結乾燥した。XRD 分析により、生成物がゼオライトZSM−2からなることが示された。平均粒径 は68nmとして測定され、幾何標準偏差は1.21であった。実施例13 下記実施例は、アルカリ金属イオンとしてリチウムを含有する合成混合液にお ける平均粒径100nm未満を有しかつ粒度分布の狭いコロイド状ゼオライトZS M−2の合成を記載するものである。 39.05gのA12(SO43・18H2O及び32.23gのTMAOH・5 H2O及び125.0gのH2Oを用いて実施例1に記載された方法に従ってTM Aアルミン酸塩溶液を調製した。得られた完全に透明なTMA,Naアルミン酸 塩溶液を100mlのケイ酸リチウム(2.0M SiO2,SiO2/Li2O,モ ル/モル比6.6)及び25.0gの水に強く混合しながら加えた。下記のモル組 成を有する比較的透明な合成溶液が得られた。 Li2O (TMA)2O Na2O A123 SiO22O 0.52 1.52 0.0 1.0 3.4 315 この合成混合液を実施例1と同様の方法で加熱処理した。2時間結晶化した後 、試料を実施例2に記載された方法に従ってpH調整及び凍結乾燥した。XRD 分析により、生成物がゼオライトZSM−2からなることが示された。平均粒径 は76nmとして測定され、幾何標準偏差は1.15であった。実施例14 下記実施例は、平均粒径50nm未満を有しかつ粒度分布の狭いゼオライトヒド ロキシソーダライトのコロイド懸濁液の調製を説明するものである。 20.0gのA12(SO43・18H2O及び152.0gのTMAOH・5H2 O及び100.0gのH2Oを用いて実施例1に記載された方法に従ってTMA アルミン酸塩溶液を調製した。得られた完全に透明なTMAアルミン酸塩溶液を 20.0gのLUDOX SMシリカゾル(SiO2 30.2wt%,Na2O0.66wt%) に強く混合しながら加えた。下記のモル組成を有する透明な合成溶液が得られた 。 (TMA)2O Na2O A123 SiO22O 14 0.85 1.0 40 805 この合成混合液を実施例1と同様の方法で100℃で水熱的に処理した。44 時間結晶化した後、粒径が36nmとして測定され、幾何標準偏差は1.17であ った。母液を実施例2のように遠心分離により除去した後、固相を水に分散し、 凍結乾燥した。凍結乾燥した粉末は、比表而積185m2/gを有した。実施例2 に記載された方法に従って予め重量を測った試料を遠心分離した後、洗浄及び乾 燥した固形物の重量を測ることにより、コロイド懸濁液中のゼオライト含量を求 めた。この方法で求めたゼオライト含量は、6重量%又は0.49gゼオライト /g添加SiO2であった。精製した固相の化学分析により、下記モル組成が得 られた。 (TMA)2O Na2O A123 SiO22O 0.84 0.16 1.0 13.9 12.5 82.5時間結晶化した後、測定した粒径は37nmであり、44時間後結晶化 がすでに完了したことを示した。XRD分析により、結晶相はヒドロキシソーダ ライトであることが示された。実施例15 下記実施例は、コロイド懸濁液中ゼオライトヒドロキシソーダライトの収率を 高めるとともにコロイド懸濁液のコロイドの性質を保持する方法を説明するもの である。 10.0gのA12(SO43・18H2O及び76.0gのTMAOH・5H2 O及び50.0gのH2Oを用いて実施例1に記載された方法に従ってTMAアル ミン酸塩溶液を調製した。得られた完全に透明なTMAアルミン酸塩溶液を12 0.0gのLUDOX SMシリカゾル(SiO2 30.2wt%,Na2O0.66wt%)に 強く混合しながら加えた。下記のモル組成を有する透明な合成溶液が得られた。 (TMA)2O Na2O A123 SiO22O 14 0.85 1.0 40 805 この合成混合液を実施例1と同様の方法で100℃で水熱的に処理した。56 時間結晶化した後、粒径は36nmとして測定され、ゼオライト含量は0.52g ゼオライト/g添加SiO2として測定された。この段階で、10.0gのAl2 (S O43・18H2O及び38.0gのTMAOH・5H2O及び66.7gのH2O を用いて実施例1のように調製されたTMAアルミン酸塩溶液をこのゾルに強く 混合しながら加えて下記のモル組成を有する合成混合液を得た。 (TMA)2O Na2O A123 SiO22O 21 0.85 2.0 40 1207 この合成混合液を実施例1と同様の方法で水熱的に処理した。全結晶化時間の 79.5時間後、平均粒径は48nmであり、ゼオライト含量は0.65gゼオライ ト/g添加SiO2であった。実施例2に記載されるように遠心分離により母液 を結晶分から分離した。固相を水に分散し、凍結乾燥した後、比表面積が143 m2/gとして測定された。実施例16 本実施例は、コロイド状ゼオライトN−Yのコロイド懸濁液のイオン交換を説 明するものである。 平均粒径70nmを有し、ゼオライト含量9.1wt%を有しかつ実質的に無定形 物質を含まないゼオライトN−Yを含有する20gのコロイド懸濁液をアンモニ ウム形の強陽イオン交換樹脂,Dowex HCRS-Eを用いて60分間処理することによ りイオン交換した。0.01MHC1溶液で調整することにより、懸濁液のpHを 4.3〜5.0に保持した。イオン交換は、室温で強く混合しながら行った。イオ ン交換が完了した後、吸引ろ過により樹脂をゾルから分離した。HFを用いて発 煙した後ゾルの化学分析により、ナトリウム含量がNa2O10.9wt%からNa2 O2.8wt%に減少したことが示された。イオン交換前の平均粒径は70nmであ り、イオン交換後も動的光散乱により示されるように一定のままであった。実施例17 下記実施例は、ナトリウム形から希土類(RE)形へのゼオライトN−Yのコ ロイド懸濁液のイオン交換を説明するものである。 コロイド状ゼオライトN−Yを含有しかつ平均粒径70nmを有する実施例16 に記載された約15gのコロイド懸濁液を実施例16に記載された方法に従って イオン交換した。イオン交換樹脂は、RE3+形のDowex HCRS-Eとした。イオン交 換ゾルの化学分析により、Na2O含量の10.9wt%からNa2O2.0wt%へ の減少が示された。平均粒径は、70nmで一定のままであった。実施例18 下記実施例は、粒子のエタノール分散液としてゼオライトN−Yのコロイド懸 濁液の調製を説明するものである。 実施例4で得られた生成物を実施例1と同様の方法で遠心分離してゼオライト N−Y固相を得た。この固相を>99%のエタノールに分散して実質的にコロイ ドの性質が変化しないゼオライトN−Yのコロイド懸濁液を得た。このゾル中の ゼオライト含量は、ゼオライト20wt%と決定された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,US,VN (72)発明者 ショーエマン ブリアン ジー スウェーデン エス‐41260 イョーテボ ルイ オロフ リードベックスガータ 25 (72)発明者 ショーエマン ブリアン ジー スウェーデン エス‐41260 イョーテボ ルイ オロフ リードベックスガータ 25

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.結晶性ケイ酸アルミニウムのコロイド粒子であって、 a)該粒子が分離している、 b)平均粒径が200ナノメートル未満である、 c)粒度分布が幾何標準偏差1.30未満を有する、 ことを特徴とするコロイド粒子。 2.a)実質的に無定形物質を含まない、 b)固形分含量50wt%までのコロイド状ゼオライトを有する、 水中コロイド状ゼオライトの安定なコロイド分散液としての請求項1記載のコ ロイド粒子。 3.a)実質的に無定形物質を含まない、 b)固形分含量20wt%までのコロイド状ゼオライトを有する、 有機相中コロイド状ゼオライトの安定なコロイド分散液としての請求項1記載の コロイド粒子。 4.実質的に無定形物質を含まないコロイド状ゼオライトの粉末としての請求項 1記載のコロイド粒子。 5.ゼオライトY、ゼオライトX、ゼオライトA、ZSM−2、シリカライト及 びヒドロキシソーダライト(HS)群より選ばれた請求項1記載のコロイド粒子 。 6.対イオンがアルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移金属及び希土類金属の群 より選ばれるイオン交換体としての請求項1記載のコロイド粒子。 7.請求項1〜6記載のコロイド粒子の合成法であって、アルミン酸テトラメチ ルアンモニウムの溶液をアルカリ安定化シリカ又はアルカリ安定化シリカ化合物 の溶液に強く混合しながら加えた後、沈澱粒子の要求された粒径が得られるまで 高温、好ましくは約100℃で水熱的に処理し、次いで、母液から結晶を除去す ることを特徴とする方法。 8.アルカリ安定化シリカとしてコロイド状シリカ源を用い、シリカ化合物とし てアルカリケイ酸塩又はテトラエトキシシランのような有機ケイ酸塩を用いるこ とを特徴とする請求項7記載の方法。 9.結晶化の過程で更に該溶液に a.アルカリ、又は b.アルミン酸テトラアルキルアンモニウムとアルカリ又はアルミン酸テトラ アルキルアンモニウムのみの溶液、 を強く混合しながら加えることを特徴とする請求項7又は8記載の方法。
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