JPH0849985A - 水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区画出入口におけるシール方法及び装置 - Google Patents

水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区画出入口におけるシール方法及び装置

Info

Publication number
JPH0849985A
JPH0849985A JP6278641A JP27864194A JPH0849985A JP H0849985 A JPH0849985 A JP H0849985A JP 6278641 A JP6278641 A JP 6278641A JP 27864194 A JP27864194 A JP 27864194A JP H0849985 A JPH0849985 A JP H0849985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace
elastic
plate
roll
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6278641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3071113B2 (ja
Inventor
Teruhisa Nakamura
照久 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP6278641A priority Critical patent/JP3071113B2/ja
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to PCT/JP1995/001063 priority patent/WO1995033078A1/ja
Priority to US08/583,059 priority patent/US5683651A/en
Priority to ES95920226T priority patent/ES2161890T3/es
Priority to DE69522656T priority patent/DE69522656T2/de
Priority to AT95920226T priority patent/ATE205549T1/de
Priority to CN95190505A priority patent/CN1043476C/zh
Priority to EP95920226A priority patent/EP0721992B1/en
Priority to KR1019960700523A priority patent/KR100197635B1/ko
Publication of JPH0849985A publication Critical patent/JPH0849985A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3071113B2 publication Critical patent/JP3071113B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属帯をその表面に酸化皮膜を形成させない
状態で焼鈍したり歪取り焼きなまししたりする熱処理を
行うための水素ガスを含む還元性の雰囲気ガスを使用す
る熱処理炉の区画出入口におけるシール装置の弾性シ
パッドと弾性回転ロールとの間から炉内ガスが漏れ
出る量を可及的に少なくする。 【構成】 炉壁3の側板3a外から操作される押圧機構
7を弾性回転ロール6の軸方向に複数組設置し、この押
圧機構7の押圧体7bにより炉内側からシール板4を介
して弾性シールパッド5の必要部分のみを弾性回転ロー
ル6方向に押圧させることにより、弾性シールパッド5
と弾性回転ロール6との間の炉内ガスが漏れ出る部分の
みを積極的に閉塞する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステンレス鋼帯の如き
金属帯をその表面に酸化皮膜を形成させない状態で焼鈍
したり歪取り焼きなまししたりする熱処理を行うための
水素ガスを含む還元性の雰囲気ガスを使用する熱処理炉
の区画出入口におけるシール方法及びこの方法を実施す
るのに好適なシール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ステンレス鋼帯の如き金属帯をその表面
に酸化皮膜を形成させない状態で光輝焼鈍したり歪取り
焼きなまししたりする熱処理を行う熱処理炉は、その内
部に例えば水素ガス75%と窒素ガス25%とより成る
混合ガスの如き水素ガスを含む易燃性の還元性雰囲気ガ
ス(以下、単に炉内ガスと言うことがある)が送気され
ている。
【0003】このような熱処理炉における入口及び出口
の金属帯の通過部分には、炉内ガスを外気と遮断(以
下、シールと称することがある)するための装置が設置
されており、このシール装置としては例えば特公昭42
−18893号公報に掲載されているように、金属帯を
挾持して金属帯の走行速度と略同速度で回転する弾性回
転ロールと、炉体に固定された可撓性シール板と前記弾
性回転ロールとの間をシールするフエルト等のパッド
(以下、弾性シールパッドと称する)とより成る装置が
紹介されている。
【0004】以下に、従来の水素ガスを含む雰囲気ガス
を使用する熱処理炉の1例として一般的なステンレス鋼
帯用の竪型光輝焼鈍炉について説明する。図5は一般的
なステンレス鋼帯用の光輝焼鈍炉の構造説明図であり、
金属帯Sはデフレクタロールを経由して入口側に設けら
れたシール装置2'を通って炉体1内へ入り、所定温度
まで加熱された後に冷却され、再び出て来るときに出口
側に設けられたシール装置2'を通る。炉体1内には前
記した如き水素ガスを含有する易燃性の炉内ガスが常時
注入されており、炉内圧力は外気より10〜50mmH2
O程度高い圧力状態に保たれていて、炉体1内に空気
(酸素)が侵入して炉内ガスと混合することが無いよう
に区画出入口にそれぞれ設けられたシール装置2',2'
から少しずつ外気へ漏れ出すように配慮されている。
【0005】図6は出口側に設けられたシール装置の拡
大正面図、図7は同側面図である。このシール装置2'
は、フエルト又はフエルト相当品等から成る弾性シール
パッド5'を、炉体1に固定されている例えば板厚が0.
5mm程度の若干のバネ性を持つステンレス鋼などの薄板
から成るシール板4'の表面に貼り付けたり或はボルト
・ナットを使用して締め付けたりすることによって固定
し、シリンダーにより駆動されるピストンロッド8aの作
動力により弾性回転ロール6'を金属帯Sと弾性シール
パッド5'とに押し付けて炉体1内を外気からシールす
る構造になっている。
【0006】ここで、弾性回転ロール6'を金属帯Sと
炉体1に固定されているシール板4'の表面に固定され
ている弾性シールパッド5'とに押し付けるロール開閉
機構8について図6及び図7に基づいて簡単に説明する
と、レバー8bは回転中心となる固定ピン8cに枢着されて
いて、その先端部には弾性回転ロール6'のロール軸6a'
を支持する軸受6b'が取り付けられており、後端部にシ
リンダーにより駆動されるピストンロッド8aの作動力が
加わる構造となっており、2本の弾性回転ロール6'は
その間を通過する金属帯Sヘ押し付けられると同時にシ
ール板4'に固定された弾性シールパッド5'にも押し付
けられて炉体1内が外気と遮断され、炉内ガスがシール
されている。この弾性回転ロール6'の胴長は金属帯S
の幅より長いので、金属帯Sの幅方向両端部において弾
性回転ロール6'の弾性により金属帯Sの板厚分の隙間
ができることが防止されている。
【0007】しかしながらこのような従来のシール装置
2'において、ロール開閉機構8のシリンダーを駆動し
てピストンロッド8aに作動力を加えると、2本の弾性回
転ロール6'はその間を通過する金属帯Sヘ押し付けら
れると同時にシール板4'に固定された弾性シールパッ
ド5'にも押し付けられるのであるが、弾性シールパッ
ド5'を弾性回転ロール6'に押し付けるバネ作用を有す
るシール板4'が大きな摩擦力を弾性回転ロール6'と弾
性シールパッド5'との間に発生させる使い方をする
と、弾性回転ロール6'はシール性を良くするためにロ
ール硬度を小さくしているので、軟らかい弾性回転ロー
ル6'の表面を弾性シールパッド5'で疵付けたり、摩擦
により摩耗させたりするばかりか、弾性シールパッド
5'の表面が弾性回転ロール6'との摩擦により毛羽立っ
てその毛羽が金属帯Sに付着して金属帯Sの表面性状を
悪化させることになる。従って、このようなシール板
4'は前述した如くそのバネ作用が小さい非常に薄いス
テンレス鋼などの薄板から成るものでなければならず、
その結果弾性回転ロール6'と弾性シールパッド5'との
接触圧を弾性回転ロール6'の全長に亘って均一にする
ことは元来弾性シールパッド5'が機械加工品の如く寸
法精度が精密なものでないこともあって非常に困難であ
り、弾性回転ロール6'と弾性シールパッド5'との接触
圧が低い部分から炉内ガスが集中的に漏れ出る現象が生
じる。
【0008】また、2本の弾性回転ロール6'はシール
性を良くするためにロール硬度が小さいので、その間を
通過する金属帯Sの鋭利なエッジ部と常時接触する部分
が集中的に摩耗又は損傷して図8に示す如く小径とな
り、この摩耗又は損傷部分(以下、単に摩耗部分と言
う)と金属帯Sとの隙間から炉内ガスが集中的に漏れ出
る現象が生じることがあった。
【0009】このように炉内ガスが特定の部分から集中
的に漏れ出る現象が発生するのを防止するためには、弾
性回転ロール6'と金属帯Sのみの関係で考えれば、弾
性回転ロール6'を金属帯Sに強く押し付けて摩耗部分
に生じた間隙を閉塞させれば良いが、弾性回転ロール
6'と弾性シールパッド5'との関係で考えれば、ロール
径が他の部分より小さくなり、弾性回転ロール6'と弾
性シールパッド5'との間に間隙が生じてシール性が悪
くなる。弾性シールパッド5'は例えばフエルトの如き
素材で構成されているので弾力性があるから、弾性シー
ルパッド5'全体を強く圧下すればシール性は良くなる
が、必要の無い部分まで圧下することで軟らかい弾性回
転ロール6'の表面を弾性シールパッド5'で疵付けるば
かりでなく、弾性回転ロール6'の回転抵抗が大きくな
って炉内における金属帯Sの張力制御に悪影響を与え、
場合によっては弾性回転ロール6'の回転力が弾性シー
ルパッド5'の摩擦抵抗で消費されてしまい弾性回転ロ
ール6'への回転トルクが不足して弾性回転ロール6'の
表面と金属帯Sとがスリップして、金属帯Sの表面に疵
を付けることもある。
【0010】一方、板厚が大きい金属帯Sの通板時に際
して、弾性回転ロール6'の金属帯Sへの押付力を大き
くせずに弾性回転ロール6'と金属帯Sのエッジ部との
間隙が生じることを防止するために、本出願人は特開平
2−54723号公報において弾性回転ロール6'の胴
部の形状を従来のフラットロールとは異なりロール中央
部が小径でテーパ部を介して両端部が大径の異径形状と
することを提案したが、このように弾性回転ロール6'
の胴部の形状を異径形状とすると、金属帯Sを挾持する
弾性回転ロール6'の押付力が小さくて済みシール効果
も上がったが、一方ではこの弾性回転ロール6'と弾性
シールパッド5'との接触部分から炉内ガスが漏れ出る
現象を防止するために弾性シールパッド5'の形状をそ
の幅方向において弾性回転ロール6'の胴部の形状と合
致するように弾性シールパッド5'に充分な弾力性を持
たせると共にその異径形状部分での弾性回転ロール6'
と弾性シールパッド5'とのシールを適切にするため
に、弾性シールパッド5'全体の弾性回転ロール6'に対
する押付圧力を若干大きめにすることが好ましかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の欠点を解消し、水素ガスを含む雰囲気ガスを使用す
る熱処理炉の易燃性の炉内ガスを使用する区画出入口に
設けられているシール装置における弾性シールパッドと
弾性回転ロールとの間から炉内ガスが漏れ出る量を可及
的に少なくすることができるシール方法と、このシール
方法を実施するのに好適なシール装置を提供することを
課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、かかる課題
を解決すべく鋭意検討の結果、水素ガスを含む雰囲気ガ
スを炉内ガスとして使用する熱処理炉の区画出入口に設
けられており、一端を炉壁の側板に固定されて可撓性を
持つように支持されているシール板と、このシール板の
表面に固定された弾性シールパッドと、通板される金属
帯の幅方向両側方に位置する炉壁に保持されており前記
弾性シールパッドと金属帯とに押し付けられて炉内ガス
をシールする弾性回転ロールとを備えているシール装置
によって炉内ガスをシールするに際し、炉壁の側板外か
ら操作される押圧機構を弾性回転ロールの軸方向に複数
組設置し、この押圧機構の押圧体により炉内側からシー
ル板を介して弾性シールパッドの必要部分のみを弾性回
転ロール方向に押圧させれば、弾性シールパッドと弾性
回転ロールとの間の炉内ガスが漏れ出る部分のみを積極
的に閉塞して炉内ガスが漏れ出る量を可及的に少なくす
ることができることを究明して本発明を完成したのであ
る。
【0013】以下、図面により本発明に係る水素ガスを
含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区画出入口におけ
るシール方法及び装置について詳細に説明する。図1は
光輝焼鈍炉の出口側に設けられた本発明方法を実施する
本発明装置の1実施例を示す正面図、図2は図1におけ
るA部拡大断面説明図、図3は図2におけるB−B線拡
大断面説明図、図4は光輝焼鈍炉の出口側に設けられた
本発明方法を実施する本発明装置の他の実施例における
図2に相当する拡大断面説明図である。
【0014】図面中、1は、ステンレス鋼帯の如き金属
帯Sをその表面に酸化皮膜を形成させない状態で焼鈍し
たり歪取り焼きなまししたりする熱処理を行うために、
水素ガスを含む還元性の易燃性雰囲気ガスを炉内ガスと
して使用する熱処理炉の炉体であって、この炉体1内に
は炉内ガスが供給されて外気より10〜50mmH2O程
度高い圧力状態に保たれている。
【0015】2は、炉内ガスを使用される区画の出口部
及び入口部にそれぞれ設けられている本発明に係る水素
ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区画出入口
におけるシール装置であって、一端を炉壁3の側板3aに
固定されて可撓性を持つように支持されていて、例えば
板厚が0.5mm程度の若干のバネ性を持つステンレス鋼
や塩化ビニル樹脂等の合成樹脂などの薄板から成るシー
ル板4と、このシール板4の表面に接着剤やボルト・ナ
ット等によってに固定された弾性シールパッド5と、通
板される金属帯Sの幅方向両側方に位置する炉壁3に保
持されており弾性シールパッド5と金属帯Sとに押し付
けられて炉内ガスをシールする弾性回転ロール6とを備
えている。
【0016】シール板4は、前述の如く弾性回転ロール
6の軸方向と直角方向にスリットや分割断面が存在しな
い1枚の薄い金属板や合成樹脂板から成っているのであ
るが、炉壁3の側板3aに固定されて可撓性を持つように
支持されており、その一端部は連続した一体構造である
が、弾性シールパッド5を介して弾性回転ロール6を押
圧する側が、後述する押圧機構7の組毎に対応して弾性
回転ロール6の軸方向と直角方向にスリットで分割され
ている態様や、図3に示す如く炉壁3に固定されて可撓
性を持つように支持されており、端部から始まって弾性
シールパッド5を介して弾性回転ロール6を押圧する側
が後述する押圧機構7の組毎に対応して弾性回転ロール
6の軸方向と直角方向に完全に分割されている態様な
ど、種々の態様がある。
【0017】弾性シールパッド5としては、図2に示す
如く一様な厚さのものの他に、図4に示す如くその表面
の弾性回転ロール6との接触部分に弾性回転ロール6の
胴部の半径と略同じ曲率半径の凹部が形成されていてそ
の接触部分が弾性回転ロール6の周長の1/15以上とな
るように構成されていると弾性シールパッド5と弾性回
転ロール6との接触周長が長くなって流出する炉内ガス
の流路抵抗が大きくなって炉内ガスのシール効果がより
向上する。この構造の場合には、弾性シールパッド5の
厚さが比較的厚いため弾性シールパッド5自体が剛性を
有するようになる。従って、シール板4は押圧機構7の
押力が弾性シールパッド5に容易に且つ適切に伝達され
るように、弾性回転ロール6を押圧する側が押圧機構7
の組毎に対応して弾性回転ロール6の軸方向と直角方向
にスリットで分割されているか又は完全に分割断面が形
成されていることが好ましい。
【0018】弾性回転ロール6としては、表面が弾性を
有するようにシリコンゴム,フッ素ゴム,クロロプレン
ゴム,塩素化ポリエチレン,NBR,EPDM,ウレタ
ンゴム等の弾性体より成るロールや、金属製のロールの
周面に前記した如き弾性体を装着されているロールが使
用される。
【0019】7は、弾性回転ロール6の軸方向に複数組
設置されており炉壁3の側板3a外から操作されて炉内側
からシール板4を介して弾性シールパッド5の必要部分
のみを弾性回転ロール6方向に押圧せしめる押圧機構で
あり、炉壁3の側板3aに穿設されている貫通穴3bの炉外
側に固着されているスリーブ3cの内面に螺設されている
メネジに螺着されていて貫通穴3bから離れた端部内面に
メネジが螺設されているホルダー7aと、このホルダー7a
内に挿入されており炉壁3の側板3aに穿設されている貫
通穴3bに嵌挿されていてシール板4の炉内側を直接に押
圧せしめるか又はシール板4の炉内側に接して突出して
ヒンジ7fにより回転自在に支持されている押圧板7gの突
起部7eを押圧せしめる押圧体7bと、同じくホルダー7a内
に挿入されており押圧体7bの中途に設けた段付部を炉内
方向に向けて付勢するコイルスプリング7cと、ホルダー
7aの貫通穴3bから離れた端部内面に螺設されているメネ
ジに螺着されており前記コイルスプリング7cを炉内方向
に付勢する付勢ボルト7dとを備えている。
【0020】
【作用及び発明の効果】このように構成された本発明に
係る水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区
画出入口におけるシール装置を使用して本発明に係る水
素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区画出入
口におけるシール方法を実施すると、水素ガスを含む雰
囲気ガスを炉内ガスとして使用する熱処理炉の区画出入
口に設けられており、一端を炉壁3の側板3aに固定され
て可撓性を持つように支持されているシール板4と、こ
のシール板4の表面に固定された弾性シールパッド5
と、金属帯Sの幅方向両側方に位置する炉壁3の側板3a
に保持されており弾性シールパッド5と金属帯Sとに押
し付けられて炉内ガスをシールする弾性回転ロール6と
を備えているシール装置2によって炉内ガスをシールす
るに際し、先ず弾性シールパッド5や弾性回転ロール6
における摩耗部分のような弾性シールパッド5と弾性回
転ロール6との間の炉内ガスが漏れ出る部分を炉外から
の目視や炉内圧力計の指示によって調査する。
【0021】次いで、この弾性シールパッド5と弾性回
転ロール6との間の炉内ガスが漏れ出る部分に対応する
位置に設置されている押圧機構7を炉壁3の側板3a外か
ら操作してこの押圧機構7の押圧体7bにより炉内側から
シール板4を介して弾性シールパッド5の必要部分のみ
を弾性回転ロール6方向に押圧させることにより、その
弾性シールパッド5を変形させて弾性シールパッド5と
弾性回転ロール6との間の炉内ガスが漏れ出る部分のみ
を積極的に閉塞するのである。
【0022】この操作は、図2に示した実施例において
は、前記対応する位置に設置されている押圧機構7の炉
壁3の側板3a外に位置している付勢ボルト7dを回転させ
て付勢ボルト7dのオネジ部をホルダー7a内において炉壁
3の側板3aに穿設されている貫通穴3b方向に移動させる
か、又はスリーブ3cの内面に螺着されているホルダー7a
自体を回転させて貫通穴3b方向に移動させると、コイル
スプリング7cが縮んでその付勢力が増して貫通穴3bに嵌
挿されている押圧体7bがシール板4の炉内側を直接押圧
するか又はシール板4の炉内側に接して突出してヒンジ
7fにより回転自在に支持されている押圧板7gの突起部7e
を押圧するので、その押圧されたシール板4を介して弾
性シールパッド5の必要部分のみが弾性回転ロール6方
向に押圧せしめられて弾性シールパッド5と弾性回転ロ
ール6との間の炉内ガスが漏れ出る部分を閉塞すること
ができるのである。
【0023】この図2に示した実施例においては、炉壁
3の側板3aに穿設されている貫通穴3bの炉外側に固着さ
れているスリーブ3cとホルダー7aとは互いに螺着されて
いるネジ部によって、またホルダー7aと付勢ボルト7dと
は互いに螺着されているネジ部によってそれぞれシール
されているから、炉壁3の側板3aに穿設されている貫通
穴3bと押圧体7bとの間を通ってホルダー7a内に侵入して
きた炉内ガスが押圧機構7から炉外に漏れ出ることはな
いのである。
【0024】また弾性シールパッド5が図2に示す如く
一様な厚さのものではなくて、図4に示す如くその表面
の弾性回転ロール6との接触部分に弾性回転ロール6の
胴部の半径と略同じ曲率半径の凹部が形成されていてそ
の接触部分が弾性回転ロール6の周長の1/15以上とな
るように構成されていると弾性シールパッド5と弾性回
転ロール6との接触周長が長くなって流出する炉内ガス
の流路抵抗が大きくなって炉内ガスのシール効果がより
向上して好ましい。この構造の場合には弾性シールパッ
ド5の厚さが比較的厚いために、弾性シールパッド5自
体が剛性を有するようになる。従って、シール板4は押
圧機構7の押力が弾性シールパッド5に容易に伝達され
るように弾性回転ロール6を押圧する側が押圧機構7の
組毎に対応して弾性回転ロール6の軸方向と直角方向に
スリットで分割されているか又は完全に分割断面が形成
されていて、押圧機構7も組毎に2箇所以上設けられて
いることが好ましい。
【0025】このように押圧機構7を設置することによ
って、熱処理炉の区画出入口に設けられているシール装
置2における弾性シールパッド5と弾性回転ロール6と
の間の炉内ガスが漏れ出る部分を閉塞することができる
ので、漏れ出す炉内ガスの量が減少するため、雰囲気ガ
スの消費量が少なくなりコストダウンになることや、漏
れ出した炉内ガスに着火して爆発や火災が発生する危険
性が著しく減少するのである。また、テーパ部やクラウ
ン形状を持つ前述の特開平2−54723号公報に開示
されている異径形状ロールにも容易に対応ができる。そ
して、押圧機構7は比較的簡単な構造であるから安価且
つ容易に製作でき、従来から存在する水素ガスを含む雰
囲気ガスを使用する熱処理炉におけるシール装置に設置
して直ちに本発明方法を実施することができるのであ
り、シール板4を、炉壁3の側板3aに固定されて可撓性
を持つように支持されており、一端部は連続した一体構
造であるが、弾性シールパッド5を介して弾性回転ロー
ル6を押圧する側が押圧機構7の組毎に対応して弾性回
転ロール6の軸方向と直角方向にスリットで分割されて
いる構造や、図3に示すように押圧機構7の組毎に対応
して弾性回転ロール6の軸方向と直角方向に完全に分割
されている構造にすれば、前記効果はより確実になるの
である。
【0026】このような種々の効果を有する本発明に係
る水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区画
出入口におけるシール方法及び装置の工業的価値は非常
に大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】光輝焼鈍炉の出口側に設けられた本発明方法を
実施する本発明装置の1実施例を示す正面図である。
【図2】図1におけるA部拡大断面説明図である。
【図3】図2におけるB−B線拡大断面説明図である。
【図4】光輝焼鈍炉の出口側に設けられた本発明方法を
実施する本発明装置の他の実施例における図2に相当す
る拡大断面説明図である。
【図5】一般的なステンレス鋼帯用の光輝焼鈍炉の構造
説明図である。
【図6】出口側に設けられた従来のシール装置の拡大正
面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】金属帯のエッジによって摩耗した弾性回転ロー
ルの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 炉体 2 シール装置 2' 従来のシール装置 3 炉壁 3a 側板 3b 貫通穴 3c スリーブ 4 シール板 4' 従来のシール装置のシール板 5 弾性シールパッド 5' 従来のシール装置の弾性シールパッド 6 弾性回転ロール 6' 従来のシール装置の弾性回転ロール 6a' ロール軸 6b' 軸受 7 押圧機構 7a ホルダー 7b 押圧体 7c コイルスプリング 7d 付勢ボルト 7e 突起部 7f ヒンジ 7g 押圧板 8 ロール開閉機構 8a ピストンロッド 8b レバー 8c 固定ピン S 金属帯

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素ガスを含む雰囲気ガスを炉内ガスと
    して使用する熱処理炉の区画出入口に設けられており、
    一端を炉壁(3)の側板(3a)に固定されて可撓性を持つよ
    うに支持されているシール板(4)と、該シール板(4)の
    表面に固定された弾性シールパッド(5)と、通板される
    金属帯(S)の幅方向両側方に位置する炉壁(3)に保持さ
    れており前記弾性シールパッド(5)と金属帯(S)とに押
    し付けられて炉内ガスをシールする弾性回転ロール(6)
    とを備えているシール装置(2)によって炉内ガスをシー
    ルするに際し、炉壁(3)の側板(3a)外から操作される押
    圧機構(7)を弾性回転ロール(6)の軸方向に複数組設置
    し、この押圧機構(7)の押圧体(7b)により炉内側からシ
    ール板(4)を介して弾性シールパッド(5)の必要部分の
    みを弾性回転ロール(6)方向に押圧させることにより、
    弾性シールパッド(5)と弾性回転ロール(6)との間の炉
    内ガスが漏れ出る部分のみを積極的に閉塞することを特
    徴とする水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉
    の区画出入口におけるシール方法。
  2. 【請求項2】 押圧機構(7)の押圧体(7b)により炉内側
    からシール板(4)を押圧する位置を、弾性シールパッド
    (5)と弾性回転ロール(6)との接触位置直上とする請求
    項1に記載の水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処
    理炉の区画出入口におけるシール方法。
  3. 【請求項3】 押圧機構(7)の押圧体(7b)により炉内側
    からシール板(4)を押圧する位置を、弾性シールパッド
    (5)と弾性回転ロール(6)との接触位置直上より炉壁
    (3)の側板(3a)側に所定距離だけずらした位置とする請
    求項1に記載の水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱
    処理炉の区画出入口におけるシール方法。
  4. 【請求項4】 水素ガスを含む雰囲気ガスを炉内ガスと
    して使用する熱処理炉の区画出入口に設けられており、
    一端を炉壁(3)の側板(3a)に固定されて可撓性を持つよ
    うに支持されているシール板(4)と、該シール板(4)の
    表面に固定された弾性シールパッド(5)と、通板される
    金属帯(S)の幅方向両側方に位置する炉壁(3)に保持さ
    れており前記弾性シールパッド(5)と金属帯(S)とに押
    し付けられて炉内ガスをシールする弾性回転ロール(6)
    とを備えているシール装置(2)において、炉壁(3)の側
    板(3a)に穿設されている貫通穴(3b)の炉外側に固着され
    ているスリーブ(3c)の内面に螺設されているメネジに螺
    着されていて貫通穴(3b)から離れた端部内面にメネジが
    螺設されているホルダー(7a)と、このホルダー(7a)内に
    挿入されており前記貫通穴(3b)に嵌挿されていてシール
    板(4)の炉内側を直接に押圧せしめるか又はシール板
    (4)の炉内側に接して突出して回転自在に支持されてい
    る押圧板(7g)の突起部(7e)を押圧せしめる押圧体(7b)
    と、同じくホルダー(7a)内に挿入されており押圧体(7b)
    の中途に設けた段付部を炉内方向に向けて付勢するコイ
    ルスプリング(7c)と、前記ホルダー(7a)の貫通穴(3b)か
    ら離れた端部内面に螺設されているメネジに螺着されて
    おり前記コイルスプリング(7c)を炉内方向に付勢する付
    勢ボルト(7d)とを備えている押圧機構(7)が弾性回転ロ
    ール(6)の軸方向に複数組設置されていることを特徴と
    する水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区
    画出入口におけるシール装置。
  5. 【請求項5】 押圧機構(7)の押圧体(7b)がシール板
    (4)の炉内側又はシール板(4)の炉内側に接して突出し
    て回転自在に支持されている押圧板(7g)の突起部(7e)を
    押圧せしめ、その位置が弾性シールパッド(5)と弾性回
    転ロール(6)との接触位置直上に設定されている請求項
    4に記載の水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理
    炉の区画出入口におけるシール装置。
  6. 【請求項6】 押圧機構(7)の押圧体(7b)がシール板
    (4)の炉内側又はシール板(4)の炉内側に接して突出し
    て回転自在に支持されている押圧板(7g)の突起部(7e)を
    押圧せしめ、その位置が弾性シールパッド(5)と弾性回
    転ロール(6)との接触位置直上より炉壁(3)の側板(3a)
    側に所定距離だけずらした位置に設定されている請求項
    4に記載の水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理
    炉の区画出入口におけるシール装置。
  7. 【請求項7】 シール板(4)が、弾性回転ロール(6)の
    軸方向と直角方向にスリットや分割断面が存在しない1
    枚の板から成っている請求項4から6までのいずれか1
    項に記載の水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理
    炉の区画出入口におけるシール装置。
  8. 【請求項8】 シール板(4)が、一端部が炉壁(3)に固
    定されて可撓性を持つように支持されており、その一端
    部は連続した一体構造であるが、弾性シールパッド(5)
    を介して弾性回転ロール(6)を押圧する側が押圧機構
    (7)の組毎に対応して弾性回転ロール(6)の軸方向と直
    角方向にスリットで分割されている請求項4から6まで
    のいずれか1項に記載の水素ガスを含む雰囲気ガスを使
    用する熱処理炉の区画出入口におけるシール装置。
  9. 【請求項9】 シール板(4)が、一端部が炉壁(3)に固
    定されて可撓性を持つように支持されており、その一端
    部から始まって弾性シールパッド(5)を介して弾性回転
    ロール(6)を押圧する側までが、押圧機構(7)の組毎に
    対応して弾性回転ロール(6)の軸方向と直角方向に完全
    に分割されている請求項4から6までのいずれか1項に
    記載の水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の
    区画出入口におけるシール装置。
  10. 【請求項10】 シール板(4)が、金属又は合成樹脂か
    ら成る請求項4から9までのいずれか1項に記載の水素
    ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区画出入口
    におけるシール装置。
  11. 【請求項11】 弾性シールパッド(5)の表面の弾性回
    転ロール(6)との接触部分に、弾性回転ロール(6)の胴
    部の半径と略同じ曲率半径の凹部が形成されており、該
    接触部分が弾性回転ロール(6)の周長の1/15以上とな
    るように構成されている請求項4から10までのいずれ
    か1項に記載の水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱
    処理炉の区画出入口におけるシール装置。
JP6278641A 1994-06-01 1994-10-19 水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区画出入口におけるシール方法及び装置 Expired - Lifetime JP3071113B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6278641A JP3071113B2 (ja) 1994-06-01 1994-10-19 水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区画出入口におけるシール方法及び装置
US08/583,059 US5683651A (en) 1994-06-01 1995-05-31 Method and assembly for sealing up the entrance and exit of a heat-treating furnace operated in a gas atmosphere containing hydrogen gas
ES95920226T ES2161890T3 (es) 1994-06-01 1995-05-31 Procedimiento y aparato para obturar la entrada y la salida de un horno de tratamiento termico que utiliza una atmosfera de gas que contiene gas hidrogeno.
DE69522656T DE69522656T2 (de) 1994-06-01 1995-05-31 Verfahren und vorrichtung zum abdichten der ein- und auslasszone eines ofens der unter wasserstoffenthaltender atmosphäre arbeitet
PCT/JP1995/001063 WO1995033078A1 (fr) 1994-06-01 1995-05-31 Procede et appareil permettant de rendre etanche une zone d'orifice d'entree/sortie d'un four de traitement thermique, a l'aide d'un gaz a pression atmospherique contenant de l'hydrogene
AT95920226T ATE205549T1 (de) 1994-06-01 1995-05-31 Verfahren und vorrichtung zum abdichten der ein- und auslasszone eines ofens der unter wasserstoffenthaltender atmosphäre arbeitet
CN95190505A CN1043476C (zh) 1994-06-01 1995-05-31 含氢气体的热处理炉出入口区域的密封方法及装置
EP95920226A EP0721992B1 (en) 1994-06-01 1995-05-31 Method and apparatus for sealing at zone outlet/inlet of heat-treatment furnace using atmosphere gas containing hydrogen gas
KR1019960700523A KR100197635B1 (ko) 1994-06-01 1995-05-31 수소가스를 포함하는 분위기가스를 사용하는 열처리 노의 구획출입구에 있어서의 시일방법 및 장치

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14069994 1994-06-01
JP6-140699 1994-06-01
JP6278641A JP3071113B2 (ja) 1994-06-01 1994-10-19 水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区画出入口におけるシール方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0849985A true JPH0849985A (ja) 1996-02-20
JP3071113B2 JP3071113B2 (ja) 2000-07-31

Family

ID=26473139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6278641A Expired - Lifetime JP3071113B2 (ja) 1994-06-01 1994-10-19 水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区画出入口におけるシール方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3071113B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006283170A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Sumitomo Metal Ind Ltd シールロール装置
KR100737422B1 (ko) * 2006-09-04 2007-07-09 주식회사 포스코 수직소둔로 인렛부 실링 장치
KR100761717B1 (ko) * 2001-07-06 2007-09-28 주식회사 포스코 광휘 소둔로의 실링을 위한 압 조절장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100761717B1 (ko) * 2001-07-06 2007-09-28 주식회사 포스코 광휘 소둔로의 실링을 위한 압 조절장치
JP2006283170A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Sumitomo Metal Ind Ltd シールロール装置
KR100737422B1 (ko) * 2006-09-04 2007-07-09 주식회사 포스코 수직소둔로 인렛부 실링 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3071113B2 (ja) 2000-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5693288A (en) Seal assembly for thermal treatment furnaces using an atmospheric gas containing hydrogen gas
JPH0849985A (ja) 水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区画出入口におけるシール方法及び装置
JP2726242B2 (ja) 雰囲気設備の入口または出口のシール装置
US5088908A (en) Continuous vacuum processing apparatus
JP2782465B2 (ja) ステンレス鋼帯の光輝焼鈍方法及び該方法に用いる弾性回転ロール
JP2763864B2 (ja) 雰囲気熱処理炉の出入口のシール装置
WO1995033078A1 (fr) Procede et appareil permettant de rendre etanche une zone d'orifice d'entree/sortie d'un four de traitement thermique, a l'aide d'un gaz a pression atmospherique contenant de l'hydrogene
JP3426031B2 (ja) 水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区画出入口のシール装置
KR970702108A (ko) 압연기 롤의 물차단 장치
JP2794541B2 (ja) 水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉のシール装置
JPH05214450A (ja) 鋼帯用光輝焼鈍炉のシール装置およびシール方法
JPH09268326A (ja) ストリップ用炉のシール装置
JP2834677B2 (ja) 水素ガスを含む雰囲気ガスを使用する熱処理炉の区画出入口のシール装置
JPH1046261A (ja) ロールシール装置
JPH07109530A (ja) シール装置
JP3128100B2 (ja) ベルト型定着装置
JPH0735856B2 (ja) 帯状材の周囲を真空シールする真空バルブ
JPH08510802A (ja) ロールを駆動する方法及び対応のロール
JPH08936B2 (ja) 連続焼鈍炉等の出入口シール装置
JPH09184020A (ja) ステンレス光輝焼鈍炉における静電気低下方法
JP2006342406A (ja) 連続雰囲気焼鈍炉出入口のシール方法及びシール設備
KR100236985B1 (ko) 수소가스를 함유하는 노내 분위기가스를 사용하는 열처리로의 밀봉장치
JPH04327306A (ja) 圧延ロール冷却装置
JPS6320472A (ja) シ−ル装置
JP2008260988A (ja) めっき装置の液漏れ防止構造およびこれを用いためっき装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000509

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080526

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140526

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term