JPH0849969A - 厨芥処理機 - Google Patents
厨芥処理機Info
- Publication number
- JPH0849969A JPH0849969A JP6185551A JP18555194A JPH0849969A JP H0849969 A JPH0849969 A JP H0849969A JP 6185551 A JP6185551 A JP 6185551A JP 18555194 A JP18555194 A JP 18555194A JP H0849969 A JPH0849969 A JP H0849969A
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- Japan
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- water
- garbage
- storage container
- decompression device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 生ゴミを減圧状態で粉砕攪拌しながら、安
全、かつ、効率的に乾燥状態にして腐敗しないようにす
る厨芥処理機を提供する。 【構成】 生ゴミを収納する収納容器１と、収納容器１
の上方に開閉可能に設けた蓋５と、収納容器１内の生ゴ
ミを加熱するためのヒーター８およびファン９と、収納
容器１内を減圧する減圧装置１３とを備えた構成であ
る。
全、かつ、効率的に乾燥状態にして腐敗しないようにす
る厨芥処理機を提供する。 【構成】 生ゴミを収納する収納容器１と、収納容器１
の上方に開閉可能に設けた蓋５と、収納容器１内の生ゴ
ミを加熱するためのヒーター８およびファン９と、収納
容器１内を減圧する減圧装置１３とを備えた構成であ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主に家庭の台所で発生
する生ゴミ等の厨芥を処理する厨芥処理機に関するもの
である。
する生ゴミ等の厨芥を処理する厨芥処理機に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来の厨芥処理機としては、生ゴミ等の
厨芥を粉砕して下水へ流すディスポーザーや、生ゴミ等
の厨芥を粉砕、脱水して回収する厨芥脱水機などがあ
る。
厨芥を粉砕して下水へ流すディスポーザーや、生ゴミ等
の厨芥を粉砕、脱水して回収する厨芥脱水機などがあ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ディスポーザーは、下
水処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染の原因
になる。一方、厨芥脱水機は、回収した生ゴミ内に水分
が影響し、長時間放置しておくと生ゴミの腐敗が進行し
易く、悪臭を放つという問題があった。
水処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染の原因
になる。一方、厨芥脱水機は、回収した生ゴミ内に水分
が影響し、長時間放置しておくと生ゴミの腐敗が進行し
易く、悪臭を放つという問題があった。
【０００４】本発明は上記問題点に鑑み、生ゴミ等の厨
芥を安全、且つ効率的に乾燥状態にして腐敗しないよう
にする厨芥処理機を提供することを目的とするものであ
る。
芥を安全、且つ効率的に乾燥状態にして腐敗しないよう
にする厨芥処理機を提供することを目的とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は第一の手段は、生ゴミ等の厨芥を収納する
収納容器と、収納容器の上方に開閉可能に設けた蓋と、
前記収納容器内の厨芥を加熱する加熱装置と、収納容器
内を減圧する減圧装置を備えたものである。
め、本発明は第一の手段は、生ゴミ等の厨芥を収納する
収納容器と、収納容器の上方に開閉可能に設けた蓋と、
前記収納容器内の厨芥を加熱する加熱装置と、収納容器
内を減圧する減圧装置を備えたものである。
【０００６】第二の手段は、第一の手段の加熱装置を、
蓋下面に設けたヒーターと、ヒーター等からの熱を撹拌
するファンとから構成したものである。
蓋下面に設けたヒーターと、ヒーター等からの熱を撹拌
するファンとから構成したものである。
【０００７】第三の手段は、第一の手段の収納容器内
に、厨芥を撹拌する撹拌装置を設けたものである。
に、厨芥を撹拌する撹拌装置を設けたものである。
【０００８】第四の手段は、第一の手段の収納容器と減
圧装置の間に、空気を通し、水蒸気を通さない半透膜を
設け、半透膜の収納容器側に水蒸気を凝結させるための
凝縮部と、凝結した凝縮水を溜めるための凝縮容器を設
けたものである。
圧装置の間に、空気を通し、水蒸気を通さない半透膜を
設け、半透膜の収納容器側に水蒸気を凝結させるための
凝縮部と、凝結した凝縮水を溜めるための凝縮容器を設
けたものである。
【０００９】第五の手段は、第一の手段の減圧装置の空
気吹き出し側に脱臭装置を設けたものである。
気吹き出し側に脱臭装置を設けたものである。
【００１０】第六の手段は、第一の手段の減圧装置を水
道管に接続し、水道水が流水する時の負圧を利用したも
のである。
道管に接続し、水道水が流水する時の負圧を利用したも
のである。
【００１１】第七の手段は、第一の手段の減圧装置を貯
水槽の水を循環させる循環ポンプに接続し、貯水槽の水
が流水する時の負圧を利用したものである。
水槽の水を循環させる循環ポンプに接続し、貯水槽の水
が流水する時の負圧を利用したものである。
【００１２】第八の手段は、第七の手段の貯水槽内に、
オゾン水や二酸化塩素水等の酸化作用を有する水溶液や
消臭液を入れたものである。
オゾン水や二酸化塩素水等の酸化作用を有する水溶液や
消臭液を入れたものである。
【００１３】
【作用】第一の手段において、収納容器内の厨芥は、加
熱装置により加熱・乾燥されるが、減圧装置により収納
容器内が大気圧より低い内圧に保たれ、収納容器内の生
ゴミ等の厨芥の水分が１００℃より低い温度で蒸発を始
める。よって、生ゴミ等の厨芥を高温で乾燥させた時の
ようなコゲ臭の発生を抑え、生ゴミ等の厨芥を安全、か
つ、速やかに乾燥させことができる。また、収納容器内
が減圧されていることにより、生ゴミ等の厨芥の乾燥処
理中に発生する臭い成分を、収納容器と蓋との間から漏
れにくくすることができる。
熱装置により加熱・乾燥されるが、減圧装置により収納
容器内が大気圧より低い内圧に保たれ、収納容器内の生
ゴミ等の厨芥の水分が１００℃より低い温度で蒸発を始
める。よって、生ゴミ等の厨芥を高温で乾燥させた時の
ようなコゲ臭の発生を抑え、生ゴミ等の厨芥を安全、か
つ、速やかに乾燥させことができる。また、収納容器内
が減圧されていることにより、生ゴミ等の厨芥の乾燥処
理中に発生する臭い成分を、収納容器と蓋との間から漏
れにくくすることができる。
【００１４】第二の手段によれば、収納容器内が減圧さ
れ空気の対流が抑制された状態であっても、ファンによ
りヒーターからの熱エネルギーを効率よく生ゴミ等の厨
芥に供給できる。
れ空気の対流が抑制された状態であっても、ファンによ
りヒーターからの熱エネルギーを効率よく生ゴミ等の厨
芥に供給できる。
【００１５】第三の手段によれば、撹拌装置により収納
容器内の厨芥を上下にも移動させることができ、加熱装
置からの熱エネルギーを均等に厨芥に供給することがで
き、効率よく、しかも均一に生ゴミ等の厨芥を加熱、乾
燥する。
容器内の厨芥を上下にも移動させることができ、加熱装
置からの熱エネルギーを均等に厨芥に供給することがで
き、効率よく、しかも均一に生ゴミ等の厨芥を加熱、乾
燥する。
【００１６】第四の手段によれば、生ゴミ等の厨芥から
発生する水蒸気を通さず、空気のみを通す半透膜を減圧
装置と収納容器との間に設けているので、減圧装置内に
水蒸気が流入することがない。また、半透膜の収納容器
側に水蒸気を凝結させるための凝縮部と、凝結した凝縮
水を溜めるための凝縮容器を設けることにより、半透膜
に至るまでに水蒸気を凝縮部で凝縮、除去できる。
発生する水蒸気を通さず、空気のみを通す半透膜を減圧
装置と収納容器との間に設けているので、減圧装置内に
水蒸気が流入することがない。また、半透膜の収納容器
側に水蒸気を凝結させるための凝縮部と、凝結した凝縮
水を溜めるための凝縮容器を設けることにより、半透膜
に至るまでに水蒸気を凝縮部で凝縮、除去できる。
【００１７】第五の手段によれば、減圧装置の空気吹き
出し側に脱臭装置を設けているので、生ゴミ等の厨芥を
乾燥処理する際に発生する空気中の臭い成分を除去する
ことができる。
出し側に脱臭装置を設けているので、生ゴミ等の厨芥を
乾燥処理する際に発生する空気中の臭い成分を除去する
ことができる。
【００１８】第六の手段によれば、減圧装置を水道管に
接続し、水道水が流出するときの負圧現象を利用して減
圧を行うので、大きな減圧装置を必要とせず収納容器内
を減圧でき、また、空気中に水蒸気を大量に含んだ状態
でも、半透膜や凝縮部を必要とせず使用する事ができる
ものである。
接続し、水道水が流出するときの負圧現象を利用して減
圧を行うので、大きな減圧装置を必要とせず収納容器内
を減圧でき、また、空気中に水蒸気を大量に含んだ状態
でも、半透膜や凝縮部を必要とせず使用する事ができる
ものである。
【００１９】第七の手段によれば、減圧装置を、貯水
槽、貯水槽の水を循環させる循環ポンプにより構成し、
貯水槽の水が流水する時の負圧を利用しているので、空
気中に水蒸気を大量に含んだ状態でも、半透膜や凝縮部
を必要とせず使用する事ができる。
槽、貯水槽の水を循環させる循環ポンプにより構成し、
貯水槽の水が流水する時の負圧を利用しているので、空
気中に水蒸気を大量に含んだ状態でも、半透膜や凝縮部
を必要とせず使用する事ができる。
【００２０】第八の手段によれば、貯水槽内の酸化作用
を有する水溶液や消臭液を減圧装置内に流すので、減圧
装置の排気側の空気に含まれる悪臭を脱臭できる。
を有する水溶液や消臭液を減圧装置内に流すので、減圧
装置の排気側の空気に含まれる悪臭を脱臭できる。
【００２１】
【実施例】本発明の第１の手段から第五の手段に係る実
施例を図１に基づき説明する。図１において、１は生ゴ
ミ等の厨芥を収納する収納容器であり、この収納容器１
の内壁には固定刃２が設けられ、この固定刃２と回転刃
３とで撹拌装置を形成している。回転刃３は駆動モ−タ
４の回転軸に連結されている。５は蓋で、ヒンジ６とロ
ック機構７により開閉可能となっており、蓋５の下面に
は厨芥を乾燥させる乾燥用のヒーター８と、ヒーター８
の熱を撹拌するファン９を設け、ヒーター８とファン９
から加熱装置を構成している。
施例を図１に基づき説明する。図１において、１は生ゴ
ミ等の厨芥を収納する収納容器であり、この収納容器１
の内壁には固定刃２が設けられ、この固定刃２と回転刃
３とで撹拌装置を形成している。回転刃３は駆動モ−タ
４の回転軸に連結されている。５は蓋で、ヒンジ６とロ
ック機構７により開閉可能となっており、蓋５の下面に
は厨芥を乾燥させる乾燥用のヒーター８と、ヒーター８
の熱を撹拌するファン９を設け、ヒーター８とファン９
から加熱装置を構成している。
【００２２】１０は空気を通し水蒸気を通さない半透膜
で、半透膜１０の収納容器１側には、収納容器１を囲む
形状の凝縮部１１と、凝縮部１１で凝縮された凝縮水を
溜める凝縮容器１２が設けられている。１３は減圧装置
であり、その排気側には脱臭装置１４が設けられてい
る。１５は蓋５と凝縮部１１の間をシールする蓋パッキ
ンである。
で、半透膜１０の収納容器１側には、収納容器１を囲む
形状の凝縮部１１と、凝縮部１１で凝縮された凝縮水を
溜める凝縮容器１２が設けられている。１３は減圧装置
であり、その排気側には脱臭装置１４が設けられてい
る。１５は蓋５と凝縮部１１の間をシールする蓋パッキ
ンである。
【００２３】以上のように構成された厨芥処理機におい
て、その動作を説明する。収納容器１に投入された生ゴ
ミ等の厨芥は、撹拌装置の回転刃３により攪拌されると
共に、回転刃３と固定刃２により粉砕されながら、蓋５
の下面に設けられたヒーター８とファン９により加熱さ
れる。この時、減圧装置１３により収納容器１内は大気
圧より減圧されるため、生ゴミ等の厨芥の温度が１００
℃以下でも、生ゴミから水蒸気が発生する。発生した水
蒸気は減圧装置１３により吸引されるが、半透膜１０を
通過できないため、収納容器１を囲む形状に設けられた
凝縮部１１で凝結し、凝縮容器１２に集められる。水蒸
気を凝縮部１１で除去され乾燥した空気は、減圧装置１
３から脱臭装置１４を通過して外気へと排気される。
て、その動作を説明する。収納容器１に投入された生ゴ
ミ等の厨芥は、撹拌装置の回転刃３により攪拌されると
共に、回転刃３と固定刃２により粉砕されながら、蓋５
の下面に設けられたヒーター８とファン９により加熱さ
れる。この時、減圧装置１３により収納容器１内は大気
圧より減圧されるため、生ゴミ等の厨芥の温度が１００
℃以下でも、生ゴミから水蒸気が発生する。発生した水
蒸気は減圧装置１３により吸引されるが、半透膜１０を
通過できないため、収納容器１を囲む形状に設けられた
凝縮部１１で凝結し、凝縮容器１２に集められる。水蒸
気を凝縮部１１で除去され乾燥した空気は、減圧装置１
３から脱臭装置１４を通過して外気へと排気される。
【００２４】次に、図２、図３に基づき第６の手段に係
る実施例について説明する。図２に示すように、厨芥処
理機の凝縮部１１は、水道管１６に接続された減圧装置
１３に連結されている。減圧装置１３の構造は、図３に
示すように、水道水の流れる水路１７の絞り部１８に凝
縮部１１からのパイプ１９が接続されており、水道水が
流れることによって絞り部１８に生じる負圧により収納
容器１内を減圧することができる。
る実施例について説明する。図２に示すように、厨芥処
理機の凝縮部１１は、水道管１６に接続された減圧装置
１３に連結されている。減圧装置１３の構造は、図３に
示すように、水道水の流れる水路１７の絞り部１８に凝
縮部１１からのパイプ１９が接続されており、水道水が
流れることによって絞り部１８に生じる負圧により収納
容器１内を減圧することができる。
【００２５】その他の構成および動作については前記第
１の手段と同様であり、同一部分には同一符号を付けて
説明を省略している。
１の手段と同様であり、同一部分には同一符号を付けて
説明を省略している。
【００２６】次に図４に基づき第７の手段に係る実施例
について説明する。図４において、減圧装置１３は、貯
水槽２０、貯水槽２０の内部に設けられた循環ポンプ２
１、循環ポンプ２１を駆動するためのポンプ用モータ２
２、循環水路２３から構成されている。循環水路２３の
途中には図３に示す絞り部１８が設けられている。そし
て、循環ポンプ２１を駆動することにより絞り部１８に
負圧が生じ、凝縮部１１に接続されたパイプ１９を介し
て収納容器１内を減圧することができる。
について説明する。図４において、減圧装置１３は、貯
水槽２０、貯水槽２０の内部に設けられた循環ポンプ２
１、循環ポンプ２１を駆動するためのポンプ用モータ２
２、循環水路２３から構成されている。循環水路２３の
途中には図３に示す絞り部１８が設けられている。そし
て、循環ポンプ２１を駆動することにより絞り部１８に
負圧が生じ、凝縮部１１に接続されたパイプ１９を介し
て収納容器１内を減圧することができる。
【００２７】また、貯水槽２０内にオゾン水や二酸化塩
素水等の酸化作用を有する水溶液や消臭液を入れておけ
ば、貯水槽２０内に流れ込む臭い成分を含む空気の脱臭
を行うことができ、新たに脱臭装置を設ける必要がな
く、簡単な構成で厨芥処理機を実現することができる。
素水等の酸化作用を有する水溶液や消臭液を入れておけ
ば、貯水槽２０内に流れ込む臭い成分を含む空気の脱臭
を行うことができ、新たに脱臭装置を設ける必要がな
く、簡単な構成で厨芥処理機を実現することができる。
【００２８】その他の構成および動作については前記第
１の手段と同様であり、同一部分には同一符号を付けて
その説明を省略している。
１の手段と同様であり、同一部分には同一符号を付けて
その説明を省略している。
【００２９】
【発明の効果】本発明の第１の手段によれば、収納容器
内の生ゴミ等の厨芥は、加熱装置により加熱・乾燥され
るが、減圧装置により収納容器内が大気圧より低い内圧
に保たれるので、収納容器内の厨芥の水分が１００℃よ
り低い温度で蒸発を始め、厨芥を高温で乾燥させた時の
ようなコゲ臭の発生を抑え、厨芥を安全、かつ、速やか
に乾燥させことができるものである。また、収納容器内
が減圧されていることにより、厨芥の乾燥処理中に発生
する臭い成分を、収納容器と蓋との間から漏れにくくす
ることができる。
内の生ゴミ等の厨芥は、加熱装置により加熱・乾燥され
るが、減圧装置により収納容器内が大気圧より低い内圧
に保たれるので、収納容器内の厨芥の水分が１００℃よ
り低い温度で蒸発を始め、厨芥を高温で乾燥させた時の
ようなコゲ臭の発生を抑え、厨芥を安全、かつ、速やか
に乾燥させことができるものである。また、収納容器内
が減圧されていることにより、厨芥の乾燥処理中に発生
する臭い成分を、収納容器と蓋との間から漏れにくくす
ることができる。
【００３０】本発明の第２の手段によれば、第１の手段
による効果に加え、収納容器内が減圧され空気の対流が
抑制された状態であっても、ファンによりヒーターから
の熱エネルギーを効率よく生ゴミ等の厨芥に供給でき
る。
による効果に加え、収納容器内が減圧され空気の対流が
抑制された状態であっても、ファンによりヒーターから
の熱エネルギーを効率よく生ゴミ等の厨芥に供給でき
る。
【００３１】本発明の第三の手段によれば、撹拌装置に
より収納容器内の厨芥を上下にも移動させることがで
き、加熱装置からの熱エネルギーを均等に厨芥に供給す
ることができ、効率よく、しかも均一に生ゴミ等の厨芥
を加熱、乾燥することができる。
より収納容器内の厨芥を上下にも移動させることがで
き、加熱装置からの熱エネルギーを均等に厨芥に供給す
ることができ、効率よく、しかも均一に生ゴミ等の厨芥
を加熱、乾燥することができる。
【００３２】本発明の第四の手段によれば、生ゴミ等の
厨芥から発生する水蒸気を通さず、空気のみを通す半透
膜を設けるとともに、水蒸気を凝結させるための凝縮部
と、凝結した凝縮水を溜めるための凝縮容器を設けるこ
とにより、減圧装置内に水蒸気が侵入することを防止で
き、減圧装置に錆等が発生するのを抑制でき、耐久性の
向上を図れるものである。また、半透膜側に流れ込む水
蒸気が凝縮部により殆ど除去されるので、半透膜に水蒸
気が付着して通気性を損なうことも防止できる。
厨芥から発生する水蒸気を通さず、空気のみを通す半透
膜を設けるとともに、水蒸気を凝結させるための凝縮部
と、凝結した凝縮水を溜めるための凝縮容器を設けるこ
とにより、減圧装置内に水蒸気が侵入することを防止で
き、減圧装置に錆等が発生するのを抑制でき、耐久性の
向上を図れるものである。また、半透膜側に流れ込む水
蒸気が凝縮部により殆ど除去されるので、半透膜に水蒸
気が付着して通気性を損なうことも防止できる。
【００３３】本発明の第五の手段によれば、減圧装置の
空気吹き出し側に脱臭装置を設けているので、厨芥の乾
燥処理中に排気される空気中の臭い成分を除去すること
ができる。
空気吹き出し側に脱臭装置を設けているので、厨芥の乾
燥処理中に排気される空気中の臭い成分を除去すること
ができる。
【００３４】本発明の第六の手段によれば、減圧装置を
水道管に接続し、水道水が流出するときの負圧現象を利
用して減圧を行うので、大きな減圧装置を必要とせず収
納容器内を減圧でき、また、空気中に水蒸気を大量に含
んだ状態でも、半透膜や凝縮部を必要とせず使用する事
ができ、小型の厨芥処理機を実現することができる。
水道管に接続し、水道水が流出するときの負圧現象を利
用して減圧を行うので、大きな減圧装置を必要とせず収
納容器内を減圧でき、また、空気中に水蒸気を大量に含
んだ状態でも、半透膜や凝縮部を必要とせず使用する事
ができ、小型の厨芥処理機を実現することができる。
【００３５】本発明の第七の手段によれば、減圧装置
を、貯水槽、貯水槽の水を循環させる循環ポンプにより
構成し、貯水槽の水が流水する時の負圧を利用している
ので、空気中に水蒸気を大量に含んだ状態でも、半透膜
や凝縮部を必要とせず使用する事ができるものである。
を、貯水槽、貯水槽の水を循環させる循環ポンプにより
構成し、貯水槽の水が流水する時の負圧を利用している
ので、空気中に水蒸気を大量に含んだ状態でも、半透膜
や凝縮部を必要とせず使用する事ができるものである。
【００３６】本発明の第八の手段によれば、貯水槽内の
酸化作用を有する水溶液や消臭液を減圧装置内に流すの
で、減圧装置の排気側に脱臭装置を必要とせず生ゴミの
乾燥処理中に排気される空気中の臭い成分を除去できる
ものである。
酸化作用を有する水溶液や消臭液を減圧装置内に流すの
で、減圧装置の排気側に脱臭装置を必要とせず生ゴミの
乾燥処理中に排気される空気中の臭い成分を除去できる
ものである。
【図１】本発明の第１〜第５の手段に係る実施例を示す
厨芥処理機の断面図
厨芥処理機の断面図
【図２】本発明の第６の手段に係る実施例を示す厨芥処
理機の断面図
理機の断面図
【図３】本発明の第６、第７の手段に係る実施例を示す
減圧装置の断面図
減圧装置の断面図
【図４】本発明の第７の手段に係る実施例を示す厨芥処
理機の断面図
理機の断面図
１ 収納容器 ２ 固定刃（撹拌装置） ３ 回転刃（撹拌装置） ５ 蓋 ８ 乾燥用のヒーター（加熱装置） ９ ファン（加熱装置） １０ 半透膜 １１ 凝縮部 １２ 凝縮容器 １３ 減圧装置 １４ 脱臭装置 １６ 水道管 ２０ 貯水槽 ２１ 循環ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ０９Ｂ 5/00 Ｆ２６Ｂ 9/06 Ｑ
Claims (8)
- 【請求項１】 厨芥を収納する収納容器と、収納容器の
上方に開閉可能に設けた蓋と、前記収納容器内の厨芥を
加熱する加熱装置と、前記収納容器内を減圧する減圧装
置を備えた厨芥処理機。 - 【請求項２】 加熱装置を、蓋下面に設けたヒーター
と、ヒーター等からの熱を撹拌するファンとから構成し
た請求項１記載の厨芥処理機。 - 【請求項３】 収納容器内に、厨芥を撹拌する撹拌装置
を設けてなる請求項１記載の厨芥処理機。 - 【請求項４】 収納容器と減圧装置の間に、空気を通
し、水蒸気を通さない半透膜を設け、半透膜の収納容器
側に水蒸気を凝結させるための凝縮部と、凝結した凝縮
水を溜めるための凝縮容器を設けてなる請求項１記載の
厨芥処理機。 - 【請求項５】 減圧装置の空気吹き出し側に脱臭装置を
設けてなる請求項１記載の厨芥処理機。 - 【請求項６】 水道管に接続され、水道水が流水する時
の負圧を利用してなる減圧装置を設けてなる請求項１記
載の厨芥処理機。 - 【請求項７】 貯水槽と貯水槽に循環ポンプを設け、貯
水槽の水が流水する時の負圧を利用してなる減圧装置を
設けてなる請求項１記載の厨芥処理機。 - 【請求項８】 貯水槽内に、オゾン水や二酸化塩素水等
の酸化作用を有する水溶液や消臭液を入れ、液体が流水
する時の負圧を利用してなる減圧装置を設けてなる請求
項７記載の厨芥処理機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6185551A JPH0849969A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 厨芥処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6185551A JPH0849969A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 厨芥処理機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849969A true JPH0849969A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16172795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6185551A Pending JPH0849969A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 厨芥処理機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0849969A (ja) |
-
1994
- 1994-08-08 JP JP6185551A patent/JPH0849969A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A977 | Report on retrieval |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050301 |