JPH0849929A - 多室空調型ヒートポンプシステム - Google Patents

多室空調型ヒートポンプシステム

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JPH0849929A
JPH0849929A JP18756894A JP18756894A JPH0849929A JP H0849929 A JPH0849929 A JP H0849929A JP 18756894 A JP18756894 A JP 18756894A JP 18756894 A JP18756894 A JP 18756894A JP H0849929 A JPH0849929 A JP H0849929A
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JP
Japan
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refrigerant
compressor
gas
bypass circuit
receiver
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JP18756894A
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Inventor
Jiro Fukutome
二朗 福留
Tomoki Hayashi
智樹 林
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は気液2相状態のうち気相であるフラ
ッシュガスを分離し、分離された気相冷媒を室内機11
を通さずに、気液分離機能を備えたレシーバ3からコン
プレッサCに戻す為のバイパス回路1を設け、残った液
相のみを分配する機構とし、分配性能を向上させる 【構成】 1台の室外機10に複数の室内機11が接続
されているヒートポンプシステムであって、冷房時にコ
ンプレッサCから吐出される冷媒が室外機10の熱交換
器10a、電子膨脹弁4、気液分離機能を備えたレシー
バ3,キャピラリチューブ5,室内機11の熱交換器1
1aの順に流れて、コンプレッサCに戻るように冷媒回
路を構成すると共に、分離された気相冷媒を室内機11
を通さずに、気液分離機能を備えたレシーバ3からコン
プレッサCに戻す為のバイパス回路1を設け、該バイパ
ス回路1の入口部に電子膨脹弁12を取付け、この電子
膨脹弁12を室外機10の熱交換器出口の過冷却度を用
いて制御することにより、バイパス回路1の冷媒流量を
制御するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1台の室外機に複数の
室内機を接続し、同時に3〜4室程度の複数の部屋の空
調を行うように構成された、所謂、多室空調型ヒートポ
ンプシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図22と図23に従来の、多室空調型ヒ
ートポンプシステムの冷房時における一般的な冷媒回路
の基本構成が図示されている。冷媒回路は、コンプレッ
サCから室外機10の熱交換器10a、レシーバ3、電
子膨脹弁4、複数のキャピラリチューブ5、及び室内機
11の熱交換器11aの順に、冷媒が流れて、コンプレ
ッサCに戻るように構成されている。この場合に、電子
膨脹弁4はコントローラ7によりステップモータ4aを
駆動させて、その開度が制御される。該開度は室内機1
1の熱交換器11aを通過した後の冷媒温度を温度セン
サー18で検出して、これから算出される冷媒の過熱度
に応じて制御される。キャピラリチューブ5は各熱交換
器の容量に応じて冷媒を分配させる分配機能を兼ねてお
り、各熱交換器への冷媒分配率はキャピラリチューブ5
の径によって予め決められている。上記従来技術では、
冷房時に電子膨脹弁4を出た冷媒を気液2相状態で、キ
ャピラリチューブ5により分配するので、分配に偏りが
発生し、室内機11の能力が不均衡に成りやすいのであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は気液2相状態
のうち気相であるフラッシュガスを分離し、分離された
気相冷媒を室内機11を通さずに、気液分離機能を備え
たレシーバ3からコンプレッサCに戻す為のバイパス回
路1を設け、残った液相のみを分配する機構とし、分配
性能を向上させるものである。フラッシュガスは冷房性
能には寄与しない部分であるので、冷房性能に影響は無
いのである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明の解決しようとする
課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための
手段を説明する。請求項1においては、1台の室外機1
0に複数の室内機11が接続されているヒートポンプシ
ステムであって、冷房時にコンプレッサCから吐出され
る冷媒が室外機10の熱交換器、電子膨脹弁4、気液分
離機能を備えたレシーバ3,キャピラリチューブ5,室
内機11の熱交換器の順に流れて、コンプレッサCに戻
るように冷媒回路を構成すると共に、分離された気相冷
媒を室内機11を通さずに、気液分離機能を備えたレシ
ーバ3からコンプレッサCに戻す為のバイパス回路1を
設け、該バイパス回路1の入口部に電子膨脹弁12を取
付け、この電子膨脹弁12を室外機10の熱交換器出口
の過冷却度を用いて制御することにより、バイパス回路
1の冷媒流量を制御するように構成したものである。
【0005】請求項2においては、分離された気相冷媒
を室内機11を通さずに、気液分離機能を備えたレシー
バ3からコンプレッサCに戻す為のバイパス回路1を設
け、該バイパス回路1の入口部に電子膨脹弁12を取付
け、この電子膨脹弁12をコンプレッサCの回転速度の
検出値を用いて制御することにより、バイパス回路1の
冷媒流量を制御するものである。
【0006】請求項3においては、分離された気相冷媒
を室内機11を通さずに、気液分離機能を備えたレシー
バ3からコンプレッサCに戻す為のバイパス回路1を設
け、該バイパス回路1の入口部に、電磁弁とキャピラリ
チューブを直列に並べた組を複数組並列に配置し、各組
のキャピラリチューブの長さを相違させ、室外機10の
熱交換器10a出口の過冷却度を用いて電磁弁を制御す
ることにより、キャピラリチューブを選択し、バイパス
回路1の冷媒流量を制御するように構成したものであ
る。
【0007】請求項4においては、分離された気相冷媒
を室内機11を通さずに、気液分離機能を備えたレシー
バ3からコンプレッサCに戻す為のバイパス回路1を設
け、該バイパス回路1の入口部に、電磁弁とキャピラリ
チューブを直列に並べた組を複数組並列に配置し、各組
のキャピラリチューブの長さを相違させ、各室内機11
のON−OFFを検知して、電磁弁を操作することによ
り、キャピラリチューブを選択して、バイパス回路1の
冷媒流量を制御するものである。
【0008】請求項5においては、分離された気相冷媒
を室内機11を通さずに、気液分離機能を備えたレシー
バ3からコンプレッサCに戻す為のバイパス回路1を設
け、該バイパス回路1の入口部に、電磁弁とキャピラリ
チューブを直列に並べた組を複数組並列に配置し、各組
のキャピラリチューブの長さを相違させ、コンプレッサ
Cの回転速度の検出値を用いて、電磁弁を操作すること
により、キャピラリチューブを選択して、バイパス回路
1の冷媒流量を制御するものである。
【0009】
【作用】次に作用を説明する。本発明の如く、多室空調
型ヒートポンプシステムを構成することにより、冷媒分
配性能の向上を図ることが出来るのである。気液2相状
態のうち気相であるフラッシュガスを分離し、該フラッ
シュガスは室内機11を通さずにコンプレッサCに直接
戻すべくバイパス回路1を設け、液相のみを分配する機
構とすることにより、分配性能を向上させるものであ
る。フラッシュガスは冷房性能には寄与しない部分であ
るので、冷房性能に影響は無い。また、液相のみを室内
機11に供給することにより、室内機11の圧力損失低
減を図ることが出来るのである。フラッシュガスを分離
し、液相のみ室内機11に送ることにより、室内機11
と室内配管を流れる冷媒流量が80%程度に低減され、
圧力損失低減を図ることが可能である。
【0010】
【実施例】実施例を説明する。図1は請求項1の本発明
の多室空調型ヒートポンプシステムを示す冷媒回路図、
図2は図1の多室空調型ヒートポンプシステムにおける
制御ブロック線図、図3は図1の多室空調型ヒートポン
プシステムにおける室内機運転容量に対する設定値補償
マップを示す図面、図4は同じく外気温に対する設定値
補償マップを示す図面、図5は同じく凝縮圧力に対する
設定値補償マップを示す図面、図6は本発明の多室空調
型ヒートポンプシステムにおけるモリエル線図、図7は
ガスライン制御弁即ち電子膨脹弁12の開度を変更した
場合の本発明のモリエル線図、図8はコンプレッサ所要
動力と冷房能力の比較線図、図9はガスライン制御弁即
ち電子膨脹弁12の開度の影響を示す図面である。
【0011】図10は請求項2の発明を実施した多室空
調型ヒートポンプシステムの冷媒回路図、図11は図1
0の発明の制御ブロック線図、図12は弁開度とコンプ
レッサCの回転数の関係を示す図面、図13は請求項3
の発明を実施した多室空調型ヒートポンプシステムの冷
媒回路図、図14は図13の多室空調型ヒートポンプシ
ステムの制御ブロック線図、図15は図13の電磁弁6
a・6b・6cの開度の状態を示す図面である。
【0012】図16は請求項4の発明を実施した多室空
調型ヒートポンプシステムの冷媒回路図、図17は図1
6の多室空調型ヒートポンプシステムの制御ブロック線
図、図18は室内機運転容量と弁開度との関係を示す図
面、図19は請求項5の発明を実施した多室空調型ヒー
トポンプシステムの冷媒回路図、図20は図19の制御
ブロック線図、図21はコンプレッサ回転数と弁開度と
の関係を示す図面、図22は従来の多室空調型ヒートポ
ンプシステムに於けるモリエル線図、図23は従来の多
室空調型ヒートポンプシステムにおける基本的な冷媒回
路図である。
【0013】図1は、請求項1の本発明による冷房時の
冷媒回路の基本構成を示したものである。アキュムレー
タ13に戻った冷媒を、コンプレッサCにより、高温高
圧蒸気冷媒として吐出し、四方切換弁14により冷房時
は室外機10の熱交換器10aに至るように切換えてい
る。該室外機10から出た部分に圧力センサー17と温
度センサー18が設けられている。該室外機10から出
た冷媒は、電子膨脹弁4と気液分離機能を備えたレシー
バ3を通過して、通常はキャピラリチューブ5から室内
機11に全てが供給される。しかし、本発明は気液分離
機能を備えたレシーバ3により、液相と気相であるフラ
ッシュガスとに分離し、気相のフラッシュガスのみは、
室内機11に供給せずに、直接にバイパス回路1を介し
て、アキュムレータ13の方向に戻すのである。
【0014】本発明では、コンプレッサCから室外機1
0の熱交換器10a、電子膨脹弁4、気液分離機能を備
えたレシーバ3、複数のキャピラリチューブ5及び、室
内機11の熱交換器11aの順に冷媒が流れて、コンプ
レッサCに戻るように冷媒回路が構成されている。更に
ガスライン制御弁である電子膨脹弁12を備えたバイパ
ス回路1が、気液分離機能を備えたレシーバ3とコンプ
レッサCの吸入側との間に構成されている。
【0015】電子膨脹弁4と、ガスライン制御弁を構成
する電子膨脹弁12は、ガスラインコントローラ9によ
り個別に独立して制御する。冷媒総流量は電子膨脹弁4
により、主冷媒回路のバイパス回路1との合流部上流の
配管部分に取り付けた温度センサー15の検出値と、気
液分離機能を備えたレシーバ3の主回路側の配管部分に
取り付けた温度センサー16の検出値の差が、一定値と
なるようにコントローラ7により制御する。バイパス回
路1の冷媒流量は、ガスライン制御弁を構成する電子膨
脹弁12により、室外機10の熱交換器10a出口配管
部分に取り付けた圧力センサー17の検出値と、室外機
10の熱交換器10a出口配管部分に取り付けた温度セ
ンサー18の検出値を用いて、室外機10の熱交換器1
0aの出口過冷却度を一定に保つように、ガスラインコ
ントローラ9により制御する。
【0016】図2においては、請求項1の発明における
制御ブロック線図を示している。図3には室内機運転容
量に対応したマップが図示されており、また図4におい
ては外気温に対するマップが図示されており、図5にお
いては、冷媒の凝縮圧力に対応するマップが開示されて
いる。それぞれのマップに対応した信号が送信されて、
各マップに応じて、電子膨脹弁4の開閉を行う。該電子
膨脹弁4の開閉により、冷媒供給量が決定される。
【0017】請求項2の発明においては、バイパス回路
1の冷媒流量は、コンプレッサCの回転速度を回転速度
センサー19により検出し、予め求めておいたコンプレ
ッサの回転速度と必要な電子膨脹弁12の開度との関係
を用いて、電子膨脹弁12を制御し、バイパス回路1の
冷媒流量を制御する。
【0018】図13は、請求項3の発明による冷房時の
冷媒回路の基本構成を示したものである。本発明では、
コンプレッサCから室外機10の熱交換器10a、電子
膨脹弁4、気液分離機能を備えたレシーバ3、複数のキ
ャピラリチューブ5及び、室内機11の熱交換器の順に
冷媒が流れて、コンプレッサCに戻るように冷媒回路が
構成されている。更に電磁弁6a・6b・6cとキャピ
ラリチューブ2a・2b・2cとを直列に並べた組を並
列に複数組備えたバイパス回路1が、気液分離機能を備
えたレシーバ3とコンプレッサCの吸入側との間に配置
されている。
【0019】冷媒総流量は電子膨脹弁4により、主冷媒
回路のバイパス回路1との合流部上流の配管部分に取り
付けた温度センサー15の検出値と、気液分離機能を備
えたレシーバ3の主回路側の配管部分に取り付けた温度
センサー16の検出値の差が、一定値となるように制御
する。バイパス回路1の冷媒流量は、室外機10の熱交
換器10a出口配管部分に取付けた圧力センサー17の
検出値と、室外機10の熱交換器10aの出口配管部分
に取り付けた温度センサー18の検出値から、室外機1
0の熱交換器10aの出口過冷却度を算出し、この値に
基づいて、予め決定しておいた室外機10の熱交換器1
0aの過冷却度とキャピラリチューブの対応規則に従っ
て、電磁弁6a・6b・6cを操作することによりキャ
ピラリチューブ2a・2b・2cを選択し、バイパス回
路1の流量を適正値に制御する。
【0020】図14においては、請求項3の発明の制御
ブロック線図が、また図15においては、電磁弁6a・
6b・6cの開閉のタイミングを、デジタルの弁開度
と、アナログの弁開度により決定した図面が図示されて
いる。室内機容量に対するマップと外気温に対するマッ
プと、凝縮圧力に対するマップが決定されている。
【0021】図16に示す請求項4の発明においては、
冷媒総流量は電子膨脹弁4により、主冷媒回路のバイパ
ス回路1との合流部上流の配管部分に取り付けた温度セ
ンサー15の検出値と、気液分離機能を備えたレシーバ
3の主回路側の配管部分に取り付けた温度センサー16
の検出値の差が、一定値となるように制御する。バイパ
ス回路1の冷媒流量は、各室内機11のON−OFF操
作を検出して、予め求めておいた室内機運転台数とキャ
ピラリチューブ2a・2b・2cとの対応規則に従っ
て、電磁弁6a・6b・6cを操作し、キャピラリチュ
ーブ2a・2b・2cを選択し、バイパス回路の流量を
適正値に制御すべく構成している。
【0022】図19に示す請求項5の発明においては、
冷媒総流量は電子膨脹弁4により、主冷媒回路のバイパ
ス回路1との合流部上流の配管部分に取り付けた温度セ
ンサー15の検出値と、気液分離機能を備えたレシーバ
3の主回路側の配管部分に取り付けた温度センサー16
の検出値の差が、一定値となるように制御する。バイパ
ス回路1の冷媒流量はコンプレッサCの回転速度を速度
センサー19により検出し、予め決めておいた回転速度
とキャピラリチューブとの対応規則に従って、電磁弁6
a・6b・6cを操作することにより、キャピラリチュ
ーブ2a・2b・2cを選択し、バイパス回路1流量を
適正値に制御する。
【0023】図6と図7においては、本発明の冷媒サイ
クルを示している。特に、図7はガスライン制御弁即ち
電子膨脹弁12の開度を変更した場合の本発明のモリエ
ル線図を示している。また図8には、コンプレッサ所要
動力に対する冷房能力線図を示しているが、該図面に示
す如く、本発明の如く構成して、フラッシュガスはバイ
パス回路1からアキュムレータ13に戻し、液相のみを
室内機11に分配供給することにより、COPを向上し
熱効率を向上することが出来るのである。図9において
は、ガスライン制御弁の開度に対する冷房性能,冷房成
績係数、コンプレッサ所要動力を示す。図7において
は、ガスライン制御弁の開度を変えた時のモリエル線図
の変化を示している。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。第1に、冷媒分配性能の
向上を図ることが出来るのである。気液2相状態のうち
気相であるフラッシュガスを分離し、該フラッシュガス
はバイパス回路1を介して、室内機11には供給せずに
アキュムレータ13に戻し、液相のみを分配する機構と
することにより、分配性能を向上させるものである。フ
ラッシュガスは冷房性能には寄与しない部分であるの
で、冷房性能に影響は無いのである。
【0025】第2に、室内機11の圧力損失低減を図る
ことが出来るのである。フラッシュガスを分離し、液相
のみ室内機11に送ることにより、室内機11と室内配
管を流れる冷媒流量が80%程度に低減され、圧力損失
低減を図ることが可能である。
【0026】第3に、バイパス流量の適正化を図ること
が出来るのである。即ち、本発明のサイクルでは、バイ
パス回路の冷媒流量即ち、ガスライン制御弁の開度が冷
房性能、冷房成績係数に大きく影響する。また、ガスラ
イン制御弁の開度か過少になると吐出圧力が上昇し、不
安定となるので運転不能となる。ガスラインコントロー
ラ9によりガスライン制御弁の開度を適正な値に制御す
ることによって、気液分離機能を備えたレシーバにおい
て、気相冷媒と、液相冷媒を分離させる効果を最大に発
揮することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の本発明の多室空調型ヒートポンプシ
ステムを示す冷媒回路図。
【図2】図1の多室空調型ヒートポンプシステムにおけ
る制御ブロック線図。
【図3】図1の多室空調型ヒートポンプシステムにおけ
る室内機運転容量に対する設定値補償マップを示す図
面。
【図4】同じく外気温に対する設定値補償マップを示す
図面。
【図5】同じく凝縮圧力に対する設定値補償マップを示
す図面。
【図6】本発明の多室空調型ヒートポンプシステムにお
けるモリエル線図。
【図7】ガスライン制御弁即ち電子膨脹弁12の開度を
変更した場合の本発明のモリエル線図。
【図8】コンプレッサ所要動力と冷房能力の比較線図。
【図9】ガスライン制御弁即ち電子膨脹弁12の開度の
影響を示す図面。
【図10】請求項2の発明を実施した多室空調型ヒート
ポンプシステムの冷媒回路図。
【図11】図10の発明の制御ブロック線図。
【図12】弁開度とコンプレッサCの回転数の関係を示
す図面。
【図13】請求項3の発明を実施した多室空調型ヒート
ポンプシステムの冷媒回路図。
【図14】図13の多室空調型ヒートポンプシステムの
制御ブロック線図。
【図15】図13の電磁弁6a・6b・6cの開度の状
態を示す図面である。
【図16】請求項4の発明を実施した多室空調型ヒート
ポンプシステムの冷媒回路図。
【図17】図16の多室空調型ヒートポンプシステムの
制御ブロック線図。
【図18】室内機運転容量と弁開度との関係を示す図
面。
【図19】請求項5の発明を実施した多室空調型ヒート
ポンプシステムの冷媒回路図。
【図20】図19の制御ブロック線図。
【図21】コンプレッサ回転数と弁開度との関係を示す
図面。
【図22】従来の多室空調型ヒートポンプシステムに置
けるモリエル線図。
【図23】従来の多室空調型ヒートポンプシステムにお
ける基本的な冷媒回路図。
【符号の説明】
1 バイパス回路 2a・2b・2c キャピラリチューブ 3 気液分離機能を備えたレシーバ 4 電子膨脹弁(ガスライン制御弁) 5 キャピラリチューブ 6a・6b・6c 電磁弁 10 室外機 10a 熱交換器 11 室内機 11a 熱交換器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台の室外機10に複数の室内機11が
    接続されているヒートポンプシステムであって、冷房時
    にコンプレッサCから吐出される冷媒が室外機10の熱
    交換器10a、電子膨脹弁4、気液分離機能を備えたレ
    シーバ3,キャピラリチューブ5,室内機11の熱交換
    器11aの順に流れて、コンプレッサCに戻るように冷
    媒回路を構成すると共に、分離された気相冷媒を室内機
    11を通さずに、気液分離機能を備えたレシーバ3から
    コンプレッサCに戻す為のバイパス回路1を設け、該バ
    イパス回路1の入口部に電子膨脹弁12を取付け、この
    電子膨脹弁12を室外機10の熱交換器出口の過冷却度
    を用いて制御することにより、バイパス回路1の冷媒流
    量を制御するように構成したことを特徴とする多室空調
    型ヒートポンプシステム。
  2. 【請求項2】 1台の室外機10に複数の室内機11が
    接続されているヒートポンプシステムであって、冷房時
    にコンプレッサCから吐出される冷媒が室外機10の熱
    交換器10a、電子膨脹弁4、気液分離機能を備えたレ
    シーバ3,キャピラリチューブ5,室内機11の熱交換
    器11aの順に流れて、コンプレッサCに戻るように冷
    媒回路を構成すると共に、分離された気相冷媒を室内機
    11を通さずに、気液分離機能を備えたレシーバ3から
    コンプレッサCに戻す為のバイパス回路1を設け、該バ
    イパス回路1の入口部に電子膨脹弁12を取付け、この
    電子膨脹弁12をコンプレッサCの回転速度の検出値を
    用いて制御することにより、バイパス回路1の冷媒流量
    を制御することを特徴とする多室空調型ヒートポンプシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 1台の室外機10に複数の室内機11が
    接続されているヒートポンプシステムであって、冷房時
    にコンプレッサCから吐出される冷媒が室外機10の熱
    交換器10a、電子膨脹弁4、気液分離機能を備えたレ
    シーバ3,キャピラリチューブ5,室内機11の熱交換
    器11aの順に流れて、コンプレッサCに戻るように冷
    媒回路を構成すると共に、分離された気相冷媒を室内機
    11を通さずに、気液分離機能を備えたレシーバ3から
    コンプレッサCに戻す為のバイパス回路1を設け、該バ
    イパス回路1の入口部に、電磁弁とキャピラリチューブ
    を直列に並べた組を複数組並列に配置し、各組のキャピ
    ラリチューブの長さを相違させ、室外機10の熱交換器
    10a出口の過冷却度を用いて電磁弁を制御することに
    より、キャピラリチューブを選択し、バイパス回路1の
    冷媒流量を制御するように構成したことを特徴とする多
    室空調型ヒートポンプシステム。
  4. 【請求項4】 1台の室外機10に複数の室内機11が
    接続されているヒートポンプシステムであって、冷房時
    にコンプレッサCから吐出される冷媒が室外機10の熱
    交換器10a、電子膨脹弁4、気液分離機能を備えたレ
    シーバ3,キャピラリチューブ5,室内機11の熱交換
    器11aの順に流れて、コンプレッサCに戻るように冷
    媒回路を構成すると共に、分離された気相冷媒を室内機
    11を通さずに、気液分離機能を備えたレシーバ3から
    コンプレッサCに戻す為のバイパス回路1を設け、該バ
    イパス回路1の入口部に、電磁弁とキャピラリチューブ
    を直列に並べた組を複数組並列に配置し、各組のキャピ
    ラリチューブの長さを相違させ、各室内機11のON−
    OFFを検知して、電磁弁を操作することにより、キャ
    ピラリチューブを選択して、バイパス回路1の冷媒流量
    を制御することを特徴とする多室空調型ヒートポンプシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 1台の室外機10に複数の室内機11が
    接続されているヒートポンプシステムであって、冷房時
    にコンプレッサCから吐出される冷媒が室外機10の熱
    交換器10a、電子膨脹弁4、気液分離機能を備えたレ
    シーバ3,キャピラリチューブ5,室内機11の熱交換
    器11aの順に流れて、コンプレッサCに戻るように冷
    媒回路を構成すると共に、分離された気相冷媒を室内機
    11を通さずに、気液分離機能を備えたレシーバ3から
    コンプレッサCに戻す為のバイパス回路1を設け、該バ
    イパス回路1の入口部に、電磁弁とキャピラリチューブ
    を直列に並べた組を複数組並列に配置し、各組のキャピ
    ラリチューブの長さを相違させ、コンプレッサCの回転
    速度の検出値を用いて、電磁弁を操作することにより、
    キャピラリチューブを選択して、バイパス回路1の冷媒
    流量を制御することを特徴とする多室空調型ヒートポン
    プシステム。
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