JPH0849866A - 温水暖房機の室内機 - Google Patents

温水暖房機の室内機

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Publication number
JPH0849866A
JPH0849866A JP18564094A JP18564094A JPH0849866A JP H0849866 A JPH0849866 A JP H0849866A JP 18564094 A JP18564094 A JP 18564094A JP 18564094 A JP18564094 A JP 18564094A JP H0849866 A JPH0849866 A JP H0849866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
blower
valve
room temperature
heat exchanger
Prior art date
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Pending
Application number
JP18564094A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoaki Fujimoto
元明 藤本
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファンコンベクタによる温風暖房運転を行う
とき、室温制御のために送風機が停止した後、室温を上
昇させない程度の低温風を室内に間欠的に送出すること
により、床面付近の温度低下を緩やかにし、快適性を保
つ。 【構成】 室外機2で生成された温水を利用するファン
コンベクタ1の熱交換器8の戻り管12に開閉弁13を設け
ると共に、熱交換器8の中間部bと戻り管12との間に開
閉弁14を有するバイパス管15を設ける。温風暖房運転中
は開閉弁13を開いて開閉弁14を閉じる。室温制御のため
に送風機9が停止したら、この送風機の運転が再開され
るまで開閉弁14を開いて開閉弁13を閉じ、所定時間毎に
一定時間だけ送風機9を中速運転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファンコンベクタと呼ば
れる温水暖房機の室内機の構成ならびに運転制御に関す
る。
【0002】
【従来の技術】温水暖房機には例えば図4に示すような
ファンコンベクタと呼ばれる室内機21と、油だき温水ボ
イラと呼ばれ、前記室内機21の熱源機として利用される
室外機22とからなるものがある。室内機21にはその筐体
23の後方上部に室内空気の吸込口24が有り、前方下部に
室内への温風の吹出口25が有り、内部には室外機22から
の温水を熱源とする熱交換器26と、この熱交換器26で暖
められた空気を室内へ送出する送風機27と、同送風機27
を制御する制御部28と、温水の温度を検出する温度セン
サ29が有り、筐体23の前面上部には運転操作部30が、ま
た、背面下部には室内温度を検出する温度センサ31が設
けられている。一方の室外機22側には温水を生成するボ
イラ32と、温水を蓄えるシスタンク33と、温水を室内機
21へ循環させるポンプ34と、ボイラ32およびポンプ34等
を制御する室外機制御部35が有り、この室外機制御部35
と室内機21側の制御部28とは図示されてない信号線で結
ばれ、また、室外機22と室内機21間は温水の往き管36と
戻り管37で繋がれている。運転操作部30では室温設定の
他、風量切換(送風機27の回転数切換)が行え、温風暖
房運転で室温が例えば設定温度+3℃になると制御部28
は送風機27の運転を停止させ、室温が設定温度まで低下
すると送風機27の運転を開始させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、送風機27が
上述のようにON/OFF制御されると、送風中と送風
停止中とでは床面付近の温度変化が大きく感じられ、快
適性の点で問題になることがある。したがって、本発明
においては、より快適な温風暖房運転が行える温水暖房
機の室内機を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、後方上部に室内空気
の吸込口を、前方下部に温風の吹出口を設けた筐体の内
側に室外機から循環する温水を熱源とする熱交換器と、
同熱交換器で暖められた空気を室内に送出する送風機
と、同送風機を制御する制御部等を備えてなるものにお
いて、前記熱交換器の出口側の温水管に開閉弁Aを設け
るとともに、同開閉弁Aの出口側の温水管と前記熱交換
器の中間部との間に開閉弁Bを備えたバイパス管を設
け、温風暖房運転中は開閉弁Aを開いて開閉弁Bを閉
じ、室温が設定温度の上限まで上昇して送風機の運転が
停止されたら、室温が設定温度まで低下して同送風機の
運転が再開されるまで、開閉弁Bを開いて開閉弁Aを閉
じるとともに、送風機を所定時間毎に一定時間だけ中速
運転もしくは低速運転するように制御する。
【0005】
【作用】上記の構成であれば、温風暖房運転中に室温が
設定温度の上限まで上昇して送風機の運転が停止される
と、室温が設定温度まで低下して同送風機の運転が再開
されるまで、熱交換器の中間部と戻り管との間に設けら
れたバイパス管の開閉弁Bが開かれるとともに、送風機
が所定時間毎に一定時間だけ中速運転もしくは低速運転
されるので、室内へは室温を上昇させない程度の低温風
が間欠的に送出されることになり、床面付近の温度低下
が緩やかになる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1は温水暖房機の概略構成を表したも
ので、1はファンコンベクタと呼ばれる室内機、2は油
だき温水ボイラと呼ばれ、室内機1の熱源機として利用
される室外機で、この室外機2と室内機1間は温水の往
き管3および戻り管4で繋がれている。室内機1にはそ
の筐体5の後方上部に室内空気の吸込口6が有り、前方
下部に室内への温風の吹出口7が有り、内部には室外機
2からの温水を熱源とする熱交換器8と、この熱交換器
8で暖められた空気を室内へ送出する送風機9と、同送
風機9等を制御する室内機制御部10と、熱交換器8から
室外機2に戻る温水の温度を検出する温度センサ11とが
有り、熱交換器8の出口側cの温水管(戻り管)12には
開閉弁13が設けられ、熱交換器8の中間部bと温水管
(戻り管)12との間には開閉弁B14を備えたバイパス管
15が設けられている。また、筐体5の前面上部には運転
操作部16が、背面下部には室内温度を検出する温度セン
サ17が設けられている。一方の室外機2には従来例で説
明したような温水を生成するボイラと、温水を蓄えるシ
スタンクと、温水を熱交換器8へ循環させるポンプと、
ボイラおよびポンプ等を制御する室外機制御部等が設け
られている。
【0007】図2は温水暖房機の制御系の概略を表した
もので、室内機制御部10には運転操作部16で設定された
室温や風量に関する情報と、温度センサ11で検出された
温水温度に関する情報、温度センサ17で検出された室内
温度に関する情報等が入力され、室内機制御部10ではこ
れらの入力情報を基に送風機9,開閉弁13,14を制御す
ると共に、室外機制御部18との情報交換を行うようにな
っている。ところで、本発明の特徴とするところは、先
に説明したように熱交換器8の出口側cに開閉弁13を設
けるとともに、熱交換器8の中間部bと筐体5内部の戻
り管12との間に開閉弁14を備えたバイパス管15を設け、
これらを図3に示すような所定の条件下で開閉制御する
とともに、開閉弁B14が開かれ、開閉弁A13が閉じられ
ているt1からt6までの間に室内機制御部10内のタイ
マーを動作させ、送風機9を所定時間毎に一定時間(t
2−t3間,t4−t5間)だけ中速運転させるように
プログラム設定したことである。このようにすれば、室
温制御運転において室温が設定値+3℃(上限)から設
定値まで低下する間の床面付近の温度変化を緩やかにす
ることができる。
【0008】なお、以上説明した実施例とは別に、例え
ば図1に示す室内機1から開閉弁A13と、開閉弁B14を
備えたバイパス管15を除く代わりに熱交換器8の入口側
aあるいは出口側cに結合される筐体5内の往き管また
は戻り管に温水の流量を調節する流量制御弁を設け、温
風暖房運転において、室温が設定温度の上限まで上昇し
て送風機9の運転が停止されてから室温が設定温度まで
低下して同送風機9の運転が再開されるまでの間、流量
制御弁を制御して温水の流量を半減させると共に、送風
機9を所定時間毎に一定時間だけ低速運転するようにす
れば先に説明した実施例のものとほぼ同じ効果が期待で
きる。
【0009】
【発明の効果】以上、説明したような温水暖房機である
ならば、設定温度に基づいた室温制御のために送風機の
運転が停止されてから室温が設定温度まで低下して送風
機の運転が再開されるまでの間に、室温を上昇させない
程度の低温風が間欠的に送出されるので床面付近の温度
変化が緩やかになり、体感温度の急激な変化がなくなる
ので快適性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す温水暖房機の概略構成
図である。
【図2】本発明に係わる温水暖房機の制御系のブロック
図である。
【図3】本発明の制御例を表すタイムチャートである。
【図4】従来例を示す温水暖房機の概略構成図である。
【符号の説明】
1 室内機(ファンコンベクタ) 2 室外機(油だき温水ボイラ) 3 温水の往き管 4 温水の戻り管 5 筐体 8 熱交換器 9 送風機 10 制御部(室内機制御部) 12 温水管(戻り管) 13 開閉弁A 14 開閉弁B 15 バイパス管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方上部に室内空気の吸込口を、前方下
    部に温風の吹出口を設けた筐体の内側に室外機から循環
    する温水を熱源とする熱交換器と、同熱交換器で暖めら
    れた空気を室内に送出する送風機と、同送風機を制御す
    る制御部等を備えてなるものにおいて、前記熱交換器の
    出口側の温水管に開閉弁Aを設けるとともに、同開閉弁
    Aの出口側の温水管と前記熱交換器の中間部との間に開
    閉弁Bを備えたバイパス管を設け、温風暖房運転中は開
    閉弁Aを開いて開閉弁Bを閉じ、室温が設定温度の上限
    まで上昇して送風機の運転が停止されたら、室温が設定
    温度まで低下して同送風機の運転が再開されるまで、開
    閉弁Bを開いて開閉弁Aを閉じるとともに、送風機を所
    定時間毎に一定時間だけ中速運転もしくは低速運転する
    ように制御してなることを特徴とする温水暖房機の室内
    機。
  2. 【請求項2】 後方上部に室内空気の吸込口を、前方下
    部に温風の吹出口を設けた筐体の内側に室外機から循環
    する温水を熱源とする熱交換器と、同熱交換器で暖めら
    れた空気を室内に送出する送風機と、同送風機を制御す
    る制御部等を備えてなるものにおいて、前記熱交換器に
    結合される温水管に温水の流量を調節する流量制御弁を
    設け、温風暖房運転中に室温が設定温度の上限まで上昇
    して送風機の運転が停止されたら、室温が設定温度まで
    低下して同送風機の運転が再開されるまで、前記流量制
    御弁を制御して温水の流量を半減させると共に、送風機
    を所定時間毎に一定時間だけ中速運転もしくは低速運転
    するように制御してなることを特徴とする温水暖房機の
    室内機。
  3. 【請求項3】 温風暖房運転の開始から室温が設定温度
    の上限に達するまで、および室温制御運転に入り、室温
    が設定温度から同設定温度の上限に達するまでは前記開
    閉弁Aのみを開き、熱交換器全体に温水を循環させるよ
    うに制御してなる請求項1記載の温水暖房機の室内機。
  4. 【請求項4】 温風暖房運転の開始から室温が設定温度
    の上限に達するまで、および室温制御運転に入り、室温
    が設定温度から同設定温度の上限に達するまでは前記流
    量制御弁を全開状態に制御するようにしてなる請求項1
    記載の温水暖房機の室内機。
JP18564094A 1994-08-08 1994-08-08 温水暖房機の室内機 Pending JPH0849866A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18564094A JPH0849866A (ja) 1994-08-08 1994-08-08 温水暖房機の室内機

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JPH0849866A true JPH0849866A (ja) 1996-02-20

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ID=16174313

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019001117A1 (zh) * 2017-06-29 2019-01-03 广东美的环境电器制造有限公司 暖风机控制方法、装置、暖风机及存储介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019001117A1 (zh) * 2017-06-29 2019-01-03 广东美的环境电器制造有限公司 暖风机控制方法、装置、暖风机及存储介质

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