JPH084970B2 - 板材のクランプ装置 - Google Patents
板材のクランプ装置Info
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- JPH084970B2 JPH084970B2 JP4174898A JP17489892A JPH084970B2 JP H084970 B2 JPH084970 B2 JP H084970B2 JP 4174898 A JP4174898 A JP 4174898A JP 17489892 A JP17489892 A JP 17489892A JP H084970 B2 JPH084970 B2 JP H084970B2
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- rod
- axis
- clamp
- plate material
- cutter
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Description
の薄い板材にV形の溝を形成したり、あるいは該板材を
切断したりする板材の加工装置に関するものである。
特願昭63−138144号明細書に記載されたものが
あった。図6において、1は板材WにV形の溝を形成す
る上下一対の円板状のカッターであり、水平方向に配置
したカッターモータ2により回転される。上記カッター
モータ2は上下方向の軸心、即ちZ軸心を中心として旋
回する旋回台3に支持される。旋回台3は旋回シリンダ
4によってカッター1の回転軸心がX軸方向とY軸方向
とに向く如く旋回される。また、上記旋回台3従ってカ
ッター1は、X軸モータ5によって正逆回転されるX軸
ねじ6によってX軸方向に移動制御される。
置し、このY軸移動体7に板材Wの端部を挾持する二個
のクランプ部材8をY軸方向に所定ピッチで配列する。
このクランプ部材8は下部側の爪8aを上記Y軸摺動体
8に固定し、上部側の爪8bはシリンダからなるクラン
プ駆動装置9によって上下方向に揺動される。上記Y軸
移動体7はY軸モータ10によって正逆回転されるY軸
ねじ11によってY軸方向に移動制御される。なお、図
6において、12は旋回台3を摺動可能に支持するX軸
レール、13はY軸移動体7を摺動可能に支持するY軸
レール、14は上下のX軸ねじ6を同期連結するタイミ
ングベルトである。
部を挾持し、板材WにY軸方向の溝(ア)を形成する際
には、旋回シリンダ4により旋回台3をカッター1の回
転軸心がX軸方向に向く如く旋回させ(図6の状態)、
この状態でY軸モータ10によりY軸ねじ11を回転さ
せてクランプ部材8を介して板材WをY軸方向に移動さ
せ、上記カッター1により板材Wの上下面にY軸方向の
溝(ア)を形成する。また、板材WにX軸方向の溝
(イ)を形成する際には、旋回シリンダ4により旋回台
3をカッター1の回転軸心がY軸方向に向く如く旋回さ
せ、この状態でX軸モータ5によりX軸ねじ6を回転さ
せて旋回台3を介してカッター1をY軸方向に移動さ
せ、該カッター1により板材Wの上下面にY軸方向の溝
(イ)を形成する。
材Wに溝(ア)、(イ)を形成する際にクランプ部材8
が常時板材Wの端部を挾持していたので、この挾持され
た板材Wの端部を溝加工することができず、加工の途中
でクランプ部材8の作動を解除し、板材Wの挾持位置を
変えて上記挾持部の板材の端部を溝加工するか、あるい
は加工終了後に手作業で上記挾持部の板材の端部を溝加
工する必要がる。従って上記従来のものは溝加工あるい
は切断加工が迅速かつ高精度にできない欠点がある。本
発明は上記欠点を解消した新規な板材のクランプ装置を
得ることを目的とする。
成するために、以下の如く構成したものである。即ち、
板材を加工するカッターの側方に多数の作動杆をY軸
(横)方向に所定ピッチで配列するとともに、各作動杆
をそれぞれ単独でX軸(前後)方向に往復動させる作動
杆駆動装置を設け、各作動杆の後部にクランプシリンダ
のケースを連結するとともに、該クランプシリンダのロ
ッドを前記作動杆の軸心部に摺動可能に嵌挿し、前記作
動杆の前部にホルダーを固定するとともに、該ホルダー
を前記ロッドの前端よりも前方に突出させ、ホルダーの
前端部にロッドの移動軸線と交差する支点ピンを設け、
該支点ピンに上下に対向する一対のクランプアームを揺
動可能に設け、各クランプアームの前端部と後部とに上
下に対向する挾持爪とロッドの前端部が突入するロッド
突入面とを設け、下部のロッド突入面は各挾持爪が接触
した状態においてロッドの外周に摺接しかつロッドの移
動軸線と平行する面に形成し、上部のロッド突入面はロ
ッドの移動軸線に対して後方に向かって拡開する斜面に
形成する構成にしたものである。
ターのX軸方向の移動線上に所定のクランプ部材が対面
した際に、該クランプ部材のクランプ駆動装置を解除作
動させるとともに、該クランプ部材を支持する作動杆の
作動杆駆動装置を退避方向に作動させると、上記クラン
プ部材が板材の端部からX軸方向に退避することにな
る。これによりカッターはクランプ部材の位置に左右さ
れることなく任意の位置でX軸方向の全長に亘って移動
可能となる。また、板材は上記退避したクランプ部材を
除く残余のクランプ部材によって挾持される。また、ク
ランプシリンダのロッドの前端部がロッド突入面に突入
した際に、ロッドの移動軸線と平行の突入面を有する下
部側のクランプアームは揺動せず、クランプシリンダロ
ッドの移動軸線に対して傾斜する突入面を有する上部側
のクランプアームが挾持方向に揺動し、板材を常に下面
基準で挾持することになる。
る。図面において、図1は本発明の実施例を示す斜視
図、図2はそのクランプ装置部の斜視図、図3はクラン
プ部材の挾持作動時の側面断面図、図4はクランプ部材
の解除作動時の側面断面図、図5は板材の加工状態を示
す概略平面図である。図1において、15はプリント基
板等の板材WにV形の溝を形成する上下一対の円板状の
カッターであり、水平方向に配置したカッターモータ1
6により回転される。上記カッターモータ16は上下方
向の軸心、即ちZ軸心を中心として旋回する旋回軸(図
示省略)にアーム17を介して支持される。このアーム
17のカッターモータ16支持部は上記旋回軸から側方
に偏倚させ、上記カッター15の上下端が上記旋回軸の
旋回中心線上に位置する如くする。また上記旋回軸は旋
回モータ18によってカッター15の回転軸心がZ軸心
を中心として旋回される。また、上記旋回軸従ってカッ
ター15は、X軸コラム19に支持され、該X軸コラム
19はX軸モータ20によって正逆回転されるX軸ねじ
21によってX軸方向に移動制御される。
を配置する。このY軸移動体25はY軸モータ25aに
よって正逆回転されるY軸ねじ25bによりY軸方向に
移動制御される。上記Y軸移動体25にX軸シリンダ2
6(作動杆駆動装置)によってX軸方向に往復動される
作動杆27をY軸方向に所定ピッチで6個配列し、各作
動杆27に板材Wの端部を挾持するクランプ部材30を
取り付ける。即ち、図2〜図4に示すように、上記Y軸
移動体25にパイプ材からなる作動杆27をX軸方向に
摺動可能に支持し、各作動杆27の後部をクランプシリ
ンダ34(クランプ駆動装置)のケース34aを介して
Y軸移動体25に係止したX軸シリンダ26のロッド2
6aに連結し、各X軸シリンダ26を伸縮作動させるこ
とによって上記ケース34aを介して各作動杆27を単
独でX軸方向に往復動させる。上記クランプシリンダ3
4はそのロッド34bを作動杆27の軸心部に貫通させ
て前方に突出させる。
を前方に向けて突出固定するとともに、該ホルダー28
にクランプ部材30を取付ける。即ち、ホルダー28の
前端部にY軸方向に軸心を有する支点ピン31を取付
け、該支点ピン31に上下に対向する一対のクランプア
ーム32,33を揺動可能に取付け、各クランプアーム
32,33の前端部と後部とに上下に対向する挾持爪3
2a,33aとロッド突入面32b,33bとを形成す
る。この場合、下部のロッド突入面33bは下部の挾持
爪33aが板材Wの載置基準面上に位置した状態におい
て、ロッド34bの外周に摺接しかつロッド34bの移
動軸線(X軸)と平行する面に形成し、上部のロッド突
入面32bは上記ロッド34bの移動軸線に対して後方
に向かって上方に拡開する斜面に形成する。また、各ク
ランプアーム32,33の前部間にリターンばね35を
介装し、該リターンばね35により各クランプアーム3
2,33をその挾持爪32a,33aが離間(解除)す
る方向に揺動付勢する。なお、図1において、36は板
材Wを支持する受けローラ(テーブル)である。
る。クランプ部材30により板材Wの端部を挾持し、該
板材WにX軸方向の溝(イ)を形成する際には、旋回モ
ータ16により旋回軸をカッター15の回転軸心がY軸
方向に向く如く旋回させ、この状態でX軸モータ20に
よりX軸ねじ21を回転させ、上記旋回軸を介してカッ
ター15をX軸方向に移動させ、該カッター15により
板材Wの上下面にX軸方向の溝(イ)を形成する。この
場合、所定のクランプ部材30aがカッター15のX軸
方向の移動線上に対面する際には、該クランプ部材30
aのクランプシリンダ34を解除作動させるとともに、
該クランプ部材30aを支持する作動杆27の作動杆駆
動装置つまりX軸シリンダ26を短縮作動させると、上
記クランプ部材30aが図5に示すように板材Wの端部
からX軸方向に退避することになる。これによりカッタ
ー15を上記クランプ部材30aの位置に左右されるこ
となくX軸方向に移動させることができ、上記板材Wの
X軸方向の全長に亘ってX軸方向の溝(イ)を形成する
ことができる。また、板材Wは上記退避したクランプ部
材30aを除く残余のクランプ部材30により挾持され
る。
bの前端部がロッド突入面32b,33bに突入した際
に、上記ロッド34bの移動軸線と平行の突入面33b
を有する下部側のクランプアーム33は揺動せず、上記
ロッド34bの移動軸線に対して傾斜する突入面32b
を有する上部側のクランプアーム32が挾持方向(下
方)に揺動し、板材Wを常に下面基準で挾持することに
なる。
形成する際には、旋回モータ16により旋回軸をカッタ
ー15の回転軸心がX軸方向に向く如く旋回させ、この
状態でY軸モータ25aによりY軸ねじ25bを回転さ
せ、Y軸移動体25、クランプ部材30を介して板材W
をY軸方向に移動させ、上記カッター15により板材W
の上下面にY軸方向の溝(ア)を形成する。
は、板材を挾持するクランプの位置に左右されることな
く、カッターを板材の全長に亘って移動させることがで
き、板材の加工が迅速かつ高精度に行なえる効果を奏す
る。また、クランプ部材は前後( X軸)方向に退避する
ので、各クランプ部材を横(Y軸)方向に小ピッチで配
列することができ、プリント基板のような薄い板材
(W)を加工する際に、これの保持力を高くして加工時
の負荷による変形を防止し、正確な加工を行うことがで
きる効果を奏する。
である。
時の側面断面図である。
時の側面断面図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 板材を加工するカッターの側方に多数の
作動杆をY軸(横)方向に所定ピッチで配列するととも
に、各作動杆をそれぞれ単独でX軸(前後)方向に往復
動させる作動杆駆動装置を設け、各作動杆の後部にクラ
ンプシリンダのケースを連結するとともに、該クランプ
シリンダのロッドを前記作動杆の軸心部に摺動可能に嵌
挿し、前記作動杆の前部にホルダーを固定するととも
に、該ホルダーを前記ロッドの前端よりも前方に突出さ
せ、ホルダーの前端部にロッドの移動軸線と交差する支
点ピンを設け、該支点ピンに上下に対向する一対のクラ
ンプアームを揺動可能に設け、各クランプアームの前端
部と後部とに上下に対向する挾持爪とロッドの前端部が
突入するロッド突入面とを設け、下部のロッド突入面は
各挾持爪が接触した状態においてロッドの外周に摺接し
かつロッドの移動軸線と平行する面に形成し、上部のロ
ッド突入面はロッドの移動軸線に対して後方に向かって
拡開する斜面に形成したことを特徴とする板材のクラン
プ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4174898A JPH084970B2 (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 板材のクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4174898A JPH084970B2 (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 板材のクランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05337732A JPH05337732A (ja) | 1993-12-21 |
JPH084970B2 true JPH084970B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=15986621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4174898A Expired - Lifetime JPH084970B2 (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 板材のクランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084970B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6294012B1 (en) * | 1999-11-15 | 2001-09-25 | Engelhard Corporation | High strength monoazo yellow pigment |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318688U (ja) * | 1976-07-28 | 1978-02-17 | ||
JPH0725067B2 (ja) * | 1986-06-24 | 1995-03-22 | 日本シイエムケイ株式会社 | プリント配線原板の切断装置 |
JPS637887A (ja) * | 1986-06-26 | 1988-01-13 | 三菱レイヨン・エンジニアリング株式会社 | 堆肥からのガラス片分離方法及び装置 |
JPH01306118A (ja) * | 1988-06-04 | 1989-12-11 | Shiyouda Shoji Kk | 板材の溝加工機 |
JP2987876B2 (ja) * | 1990-05-09 | 1999-12-06 | 東陶機器株式会社 | セラミック製品の射出成形用金型装置 |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP4174898A patent/JPH084970B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05337732A (ja) | 1993-12-21 |
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