JPH084914B2 - 増圧回路を用いた鋳造装置 - Google Patents

増圧回路を用いた鋳造装置

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JPH084914B2
JPH084914B2 JP4146285A JP4146285A JPH084914B2 JP H084914 B2 JPH084914 B2 JP H084914B2 JP 4146285 A JP4146285 A JP 4146285A JP 4146285 A JP4146285 A JP 4146285A JP H084914 B2 JPH084914 B2 JP H084914B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は増圧回路を用いた鋳造装置に関し、一層詳細
には、ダイカストマシンにおいて、可動金型と固定金型
との間に画成されるキャビテイに溶湯を注入する鋳込み
用シリンダを通常のピストンと増圧用のピストンの二つ
を配置して構成し、特に、弁の切換動作下に前記増圧用
のピストンとこれに直結する通常のピストンの両者を駆
動して高射出力下に鋳込みを行い、さらに押湯注湯時に
も許容鋳造圧力を超えることなく押湯を加えることが可
能な増圧回路を用いた鋳造装置に関する。
[従来の技術] ダイカストマシンを用いて鋳造品を得ようとする時、
金型の合わせ面、すなわち、見切り面が必然的に顕れ
る。この見切り面に狭小な間隙が存在すると、鋳込み用
シリンダを駆動して押湯を加える際、溶湯はその見切り
面の隙間に浸入し、吹き出す場合があり、また、溶湯凝
固後は鋳張りとなる。特に、鋳込みに高射出力を必要と
する場合には、鋳型によって画成されるキャビテイへの
溶湯の圧入が相当に大きくなり、許容鋳造圧力を超えて
一挙に増大せざるを得ない。このような鋳込み用シリン
ダの大きな圧力は、高射出力下の鋳込みでは必然的に顕
れ、この結果、前記の通り、見切り面の隙間から溶湯が
漏洩し、鋳張り発生の要因となる。この種の鋳張りはチ
ッピングハンマ、ハンドグラインダ等を用いて除去しな
ければ、完成品としての市場性に欠ける。
増圧回路を用いて前記のような従来技術により鋳造を
行う場合の鋳込み用シリンダの増圧方式を第1図に示
す。
この従来方式によれば、高射出力で鋳込みを行おうと
する時、一旦、鋳込み用シリンダが低速で駆動される
(時刻t0〜t1における曲線a参照)。この間における鋳
込み用シリンダの圧力は些程大きくはなく(時刻t0〜t1
間の曲線b参照)、これによって、鋳込み用スリーブ、
ランナにおける溶湯と空気の置換が行われる。次いで、
前記鋳込み用シリンダは一挙に高速度で駆動され、これ
に伴って該鋳込み用シリンダの圧力は一挙に増加する
(時刻t1〜t2における曲線a、b参照)。これによっ
て、鋳込み用シリンダのスリーブ内の溶湯には圧力が加
わり(時刻t2〜t3の曲線d参照)、この鋳込み用シリン
ダの圧力は該鋳込み用シリンダの駆動速度が低減すると
徐々に増加し(時刻t2〜t3における曲線b参照)、遂に
はアキュムレータの圧力と同圧の最終射出圧力に到達す
る(時刻t3以降における曲線d参照)。従って、この最
終射出圧力が金型の型締力によって規制される許容鋳造
圧力曲線(曲線c参照)の範囲内である必要がある。
[解決すべき課題] この場合、特定の時点において、溶湯印加圧力が前記
の許容鋳造圧力より大になると、この過大な圧力が鋳張
り発生の原因となる。
本発明は前記の不都合を解消するためになされたもの
であって、高射出力で鋳込みを行う際、最終射出圧力を
必要以上に過大にせず、溶湯に効果的に許容鋳造圧力の
範囲内で最終射出圧力を加えることの出来る、従って、
鋳張りを発生することなく、鋳造品を成形することが可
能な増圧回路を用いた鋳造装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 前記の課題を解決するために、本発明は、油圧供給源
と、 前記油圧供給源の供給側に接続される第1の開閉弁
と、 前記油圧供給源の供給側にあって前記第1の開閉弁と
並列に接続される第2の開閉弁と、 前記第1の開閉弁と第2の開閉弁の少なくともいずれ
か一方の開弁作用下に金型により画成されるキャビテイ
に溶湯を供給するためのピストンを備えた鋳込み用シリ
ンダと、 前記第1の開閉弁と鋳込み用シリンダとの間に介装さ
れて、該第1の開閉弁から鋳込み用シリンダへ供給され
る溶湯の圧力を増減する第1の絞り弁と、 前記第2の開閉弁と鋳込み用シリンダとの間に介装さ
れて、該第2の開閉弁から鋳込み用シリンダへ供給され
る溶湯の圧力を増減する第2の絞り弁と、 前記第2の絞り弁とタンクとの間に接続される第3の
開閉弁と、 前記鋳込み用シリンダのピストンの移動方向の制御を
行う方向制御弁と、 からなり、 前記鋳込み用シリンダのピストンは主ピストンと従ピ
ストンとからなり、前記第1の開閉弁は前記鋳込み用シ
リンダの前記主ピストンと従ピストンの間に形成されて
少なくとも前記主ピストンを鋳込み方向へと変位させる
ポートと前記方向制御弁とに接続され、前記第2の開閉
弁と第3の開閉弁とは前記従ピストンを鋳込み方向へと
変位させるポートへと接続され、さらに前記方向制御弁
は前記主ピストンと従ピストンとを鋳込み方向とは反対
の方向へと変位させるポートに接続されていることを特
徴とする。
[作用] 第1開閉弁を開弁して油圧供給源からの圧油を主ピス
トンと従ピストンとの間に形成されたポートに導入して
前記主ピストンを鋳込み方向へと変位させる。次いで、
第2開閉弁を開弁して従ピストンを鋳込み方向へと変位
させると、該主ピストンと従ピストンの間の油圧の圧力
が増大して主ピストンは高速で鋳込み側へと変位する。
そこで、従ピストンの鋳込み方向への圧油の供給を低減
し、これによって主ピストンの変位が小さくなる。これ
を一定期間継続した後、前記第2開閉弁からの圧油の供
給を増し、従ピストンの変位作用下に増圧して主ピスト
ンを押圧駆動して鋳込みを完了する。主ピストンと従ピ
ストンとは方向制御弁の切換動作下に原位置に復帰す
る。
[実施例] 次に、本発明に係る増圧回路を用いた鋳造装置につい
て好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下
詳細に説明する。
第2図において、参照符号10は本発明に係る鋳造装置
を示し、この鋳造装置10は油圧ポンプ12を含む。油圧ポ
ンプ12の吐出側はチェック弁14を介装した通路16により
アュキムレータ18に接続されると共にその一部が分岐し
て通路20a、20bとなり、通路20aには第1の開閉弁を構
成する第1のソレノイド弁22aと第1の絞り弁を構成す
る可変絞り24aとが直列に接続される。一方、通路20bに
は前記ソレノイド弁22aと相俟って前記第1の開閉弁を
構成する第2のソレノイド弁22bと前記可変絞り24aと相
俟って前記第1の絞り弁を構成する可変絞り24bとが接
続され、これらの可変絞り24a、24bを経た通路20a、20b
は互いに連通して通路26を構成する。前記通路26には後
述する鋳込み用シリンダから導出されるパイロット信号
によってその開閉を制御される逆止弁28が介装され、こ
の逆止弁28はシリンダ30の主ピストン32と従ピストン34
との中間部分に形成された第1のポート36aに接続され
ている。図から容易に諒解されるように、シリンダ30は
前記主ピストン32を変位自在に収納する室(狭径部分)
38aと従ピストン34を変位自在に収納する室(広径部
分)38bとから基本的に構成される。そして、前記室38a
の端部には第2のポート36bが形成され、一方、シリン
ダ30の広径部分によって画成される室38bに連通して第
3のポート36cと第4のポート36dとが形成される。
次に、通路16からは通路40が分岐し、この通路40はさ
らに分岐して通路42a、42bとなり、通路42aには第3の
ソレノイド弁44aが介装され、第3ソレノイド弁44aの出
口側は可変絞り46aに接続している。一方、通路42bには
第4ソレノイド弁44bが介装されると共にこの第4ソレ
ノイド弁44bの出口側には可変絞り46bが接続している。
この場合、第3ソレノイド弁44aと第4ソレノイド弁44b
とは組となって第2の開閉弁を構成し、前記可変絞り46
a、46bは組となって第2の絞り弁を構成する。
このようにして第3ソレノイド弁44a、可変絞り46aを
介装する通路42aと第4ソレノイド弁44b、可変絞り46b
を介装する通路42bとは一旦収束し、通路48となると共
にこの通路48から分岐する通路50aは前記シリンダ30の
第4のポート36dに接続する。一方、前記通路48から分
岐した通路50bは第3の開閉弁としての第5のソレノイ
ド弁52に接続している。方向制御弁として機能する第6
ソレノイド弁54は通路26から分岐する通路56に接続する
と共に通路58と接続している。通路58はシリンダ30の第
2と第3のポート36b並びに36cと接続すると共にパイロ
ット信号によって開閉制御される逆止弁28にそのパイロ
ット圧を送給するように構成しておく。なお、図中、参
照符号60は前記第5ソレノイド弁52に接続されるタンク
を示し、また、参照符号62は前記第6ソレノイド弁54に
接続されるタンクを示し、さらにまた、参照符号64は第
6ソレノイド弁54に接続されるポンプを示す。
本発明に係る増圧回路を用いた鋳造装置は基本的には
以上のように構成されるものであり、次にその作用並び
に効果について説明する。
油圧ポンプ12を駆動してチェック弁14を介してアキュ
ムレータ18に所定圧の圧油を貯えておく状態において、
第1ソレノイド弁22a、第5ソレノイド弁52、第6ソレ
ノイド弁54をオン状態にし、一方、第2ソレノイド弁22
b、第3ソレノイド弁44aおよび第4ソレノイド弁44bを
オフ状態にする(第2図a参照)。この結果、前記油圧
ポンプ12から送給される圧油は第1ソレノイド弁22aを
通り、通路26に至り、逆止弁28を介して第1ポート36a
からシリンダ30の内部に導入され、主ピストン32を矢印
A方向へと変位させる。この間、従ピストン34はポート
36dからの圧油の導入が阻止されるため移動することは
ない。なお、前記通路26から通路56に至った圧油は第6
ソレノイド弁54によりブロックされ、一方、室38a内の
油は主ピストン32の変位動作下に第2ポート36bからタ
ンク62へと導出される。
第3図に示すように、このような圧油の送給状態によ
り射出圧力N1が得られ、これを時刻T0から時刻T1まで継
続的に行って図示しないキャビテイに溶湯を注入する。
その際、時刻T1に至ったことは、図示しないタイマ、あ
るいは、シリンダロッドに係合するリミットスイッチに
よって検出される。この結果、鋳込み用スリーブ、ラン
ナ等に貯留される空気と溶湯の置換が行われる。そこ
で、時刻T1を経た後に、いままでオフ状態にあった第2
ソレノイド弁22b、第3ソレノイド弁44aをオン状態にす
る(第2図b参照)。この結果、第1ソレノイド弁22
a、第2ソレノイド弁22bを通過する圧油はその量を一挙
に増加させ、逆止弁28を介してシリンダ30の内部に導入
される。しかも、この場合には、第3ソレノイド弁44a
がオン状態となるために、通路42aを介して導入される
圧油は通路50aからさらにシリンダ30の室38bへと導入さ
れる。このために、従ピストン34がその圧油の作用を受
けて主ピストン32と従ピストン34との間隔を縮めるよう
に作用する。この結果、主ピストン32と従ピストン34に
よって画成される室内の圧力が増加し、結局、主ピスト
ン32は一層その変位量を高められ、鋳込み用シリンダと
しての圧力が一挙に増大する。このようにして、増大さ
れた鋳込み用シリンダの圧力N2は所定時間一定に保持さ
れる(第3図参照)。この所定時間経過後に、一旦、鋳
込み用シリンダの圧力自体が低下するように制御され
る。すなわち、この低下状態においては鋳込み用シリン
ダの圧力はN3となり、これは第3ソレノイド弁44aと第
5ソレノイド弁52とをオフとすることにより達成され
る。なお、その際、従ピストン34が十分にそのストロー
クを保持することが可能である場合には、この第5ソレ
ノイド弁52はオン状態を維持することも可能である(第
2図c参照)。
このようにして、第1ソレノイド弁22a、第2ソレノ
イド弁22bはオン状態を維持し、また、第6ソレノイド
弁54がオン状態を維持しつつ、一方において、第3ソレ
ノイド弁44a、第4ソレノイド弁44bおよび第5ソレノイ
ド弁52がオフ状態(場合によってオン状態)を維持して
時刻T2から時刻T3に至る時間が経過する。そこで、時刻
T3の経過後に再び第5ソレノイド弁52がオフ状態を維持
し、あるいはオフ状態となり、第4ソレノイド弁44bが
オン状態を確保する。一方、第3ソレノイド弁44aはオ
フとなっている(第2図d参照)。この結果、通路40、
通路42bを介して送給される圧油は前記第4ソレノイド
弁44b、可変絞り46bを通り、通路50aから室38bへと到達
する。そして、再び従ピストン34を駆動して主ピストン
32との離間間隔を縮め、前記主ピストン32は再び増圧力
を増した状態で変位し、結局、第3図にN4で示される鋳
込み用シリンダの圧力を確保することが出来る。すなわ
ち、この場合には、既に時刻T0から時刻T2に至る間に溶
湯は図示しないキャビテイに注入されているが、この増
圧力によって十分な押湯を加えられ、溶湯はさらにキャ
ビテイの先端部にまで十分にいきわたり、成形品を得る
ことが出来る。然しながら、その場合、前記鋳込み用シ
リンダの圧力N4はあくまでも許容鋳造圧力の範囲内に維
持するように可変絞り46bが調整される。この結果、鋳
型を構成する可動金型と固定金型との間に存在する見切
り面から鋳張りの原因となる溶湯の浸出はありえない。
一方、射出工程が終了した後、前記主ピストン32、従ピ
ストン34を矢印B方向へ復帰動作させるには、第6ソレ
ノイド弁54をオン状態にしてポンプ64からの油路を導通
状態にすればよいことは勿論である。
[発明の効果] 本発明によれば以上のように、ダイカストマシンにお
いて、溶湯をキャビテイに注入する際、ソレノイド弁と
増圧シリンダを用いることによって鋳込み用シリンダの
圧力を一旦低下させ、次いで、前記ソレノイド弁の切換
操作によって許容鋳造圧力内で該鋳込み内シリンダの圧
力を増加させ、キャビテイの隅々にまで溶湯をいきわた
らせるようにしている。しかも、前記の通り、許容鋳造
圧力内であるために過剰な圧力がキャビテイを画成する
可動金型と固定金型に印加されることなく、従って、前
記可動金型と固定金型とによって形成されている見切り
面に対して溶湯の浸出を効果的に阻止出来る。しかも、
本発明装置によれば、ソレノイド弁を単に付加するだけ
で前記した顕著な効果が得られるものであり、従って、
廉価に製造出来ると共に許容鋳造圧力の範囲内で極めて
正確に且つ容易にその出力をコントロール出来る利点が
ある。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、例
えば、第3ソレノイド弁、第4ソレノイド弁、第3可変
絞り、第4可変絞りを一体的に組み込んだ比例制御弁を
用いたり、または、場合によって第2ソレノイド弁、第
2可変絞りを省略することによっても同一の機能並びに
効果を達成することが出来、あるいはまた、シリンダの
主ピストンと従ピストンを直列状に配設するばかりでな
く、従ピストンの変位が主ピストンの動作を促進させれ
ば如何なる組み合わせも出来る等、本発明の要旨を逸脱
しない範囲において種々の改良並びに設計の変更が可能
なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に係る増圧回路を用いた鋳造装置にお
いて、鋳込み用シリンダ圧力等と時間との関係を示すグ
ラフ、 第2図a乃至dは本発明に係る増圧回路を用いた鋳造装
置のシリンダと油圧系との連結関係を示す説明図、 第3図は第2図に示す鋳造装置を用いてキャビテイ内に
溶湯を注入する際の鋳込み用シリンダ圧力等と時間との
相関関係を示すグラフである。 10……鋳造装置、12……油圧ポンプ 14……チェック弁、18……アキュムレータ 22a、22b……ソレノイド弁、24a、24b……可変絞り 28……逆止弁、30……シリンダ 32……主ピストン、34……従ピストン 36a〜36d……ポート、38a、38b……室 44a、44b……ソレノイド弁、46a、46b……可変絞り 52、54……ソレノイド弁、60、62……タンク 64……ポンプ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧供給源と、 前記油圧供給源の供給側に接続される第1の開閉弁と、 前記油圧供給源の供給側にあって前記第1の開閉弁と並
    列に接続される第2の開閉弁と、 前記第1の開閉弁と第2の開閉弁の少なくともいずれか
    一方の開弁作用下に金型により画成されるキャビテイに
    溶湯を供給するためのピストンを備えた鋳込み用シリン
    ダと、 前記第1の開閉弁と鋳込み用シリンダとの間に介装され
    て、該第1の開閉弁から鋳込み用シリンダへ供給される
    溶湯の圧力を増減する第1の絞り弁と、 前記第2の開閉弁と鋳込み用シリンダとの間に介装され
    て、該第2の開閉弁から鋳込み用シリンダへ供給される
    溶湯の圧力を増減する第2の絞り弁と、 前記第2の絞り弁とタンクとの間に接続される第3の開
    閉弁と、 前記鋳込み用シリンダのピストンの移動方向の制御を行
    う方向制御弁と、 からなり、 前記鋳込み用シリンダのピストンは主ピストンと従ピス
    トンとからなり、前記第1の開閉弁は前記鋳込み用シリ
    ンダの前記主ピストンと従ピストンの間に形成されて少
    なくとも前記主ピストンを鋳込み方向へと変位させるポ
    ートと前記方向制御弁とに接続され、前記第2の開閉弁
    と第3の開閉弁とは前記従ピストンを鋳込み方向へと変
    位させるポートへと接続され、さらに前記方向制御弁は
    前記主ピストンと従ピストンとを鋳込み方向とは反対の
    方向へと変位させるポートに接続されていることを特徴
    とする増圧回路を用いた鋳造装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、主ピストン
    と従ピストンとは同軸的に配設されてなる増圧回路を用
    いた鋳造装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の装置において、第
    1の開閉弁は実質的には並列に接続された一組の開閉弁
    からなる増圧回路を用いた鋳造装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の装置において、並列に接続
    された一組の開閉弁の夫々の下流側に可変絞りを介装し
    てなる増圧回路を用いた鋳造装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装
    置において、第2の開閉弁は実質的には並列に接続され
    た一組の開閉弁からなる増圧回路を用いた鋳造装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の装置において、並列に接続
    された一組の開閉弁の夫々の下流側に可変絞りを介装し
    てなる増圧回路を用いた鋳造装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の装置において、可変絞りは
    一方の可変絞りに対してその開度を小さく選択してなる
    増圧回路を用いた鋳造装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装
    置において、第2の開閉弁は比例制御弁からなる増圧回
    路を用いた鋳造装置。
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