JPH0848922A - 高性能インクジェット印刷用水性インク - Google Patents
高性能インクジェット印刷用水性インクInfo
- Publication number
- JPH0848922A JPH0848922A JP20447694A JP20447694A JPH0848922A JP H0848922 A JPH0848922 A JP H0848922A JP 20447694 A JP20447694 A JP 20447694A JP 20447694 A JP20447694 A JP 20447694A JP H0848922 A JPH0848922 A JP H0848922A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- macromer
- ink
- radiation
- emulsion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
危険がなく、しかも耐水性や耐候性に優れ、さらには被
印刷物への密着性に優れたインクジェット印刷用インク
の提供。 【構成】 水性媒体中に、ラジエーション硬化可能な非
水溶性粘性マクロマーがエマルジョン状態で含有される
ことを特徴とするラジエーション硬化性インクジェット
印刷用水性インク。
Description
水性インクに関し、更に詳しくは、耐候性及び耐水性な
どに優れた高性能インクジェット印刷用インクに関す
る。
ジェット印刷は、非接触印刷法であるため製版の必要も
なく、しかもコンピューターグラフィックとの連動性に
優れているため、広範囲にわたる利用分野が期待されて
いる。
ては、印刷ノズルによって容易に微粒化できるインキの
みに使用が限られるという欠点や、溶剤を含有するイン
キをジェット化することは環境汚染や爆発の危険を伴う
という欠点がある。
ェット印刷用のインクとしては水溶性樹脂及び水溶性染
料着色剤を含有成分とする水性インクが一般に使用され
てきた。しかし、このような水性インクで印刷された印
刷物は耐水性や耐候性に劣るので屋外使用に適しないな
どといった多くの欠点があり、このことがインクジェッ
ト印刷の普及を妨げている一因となっている。
微粒化が容易で、環境汚染や爆発などの危険がなく、し
かも耐水性や耐候性に優れ、さらには被印刷物への密着
性に優れたインクジェット印刷用インクを提供すること
にある。
の結果、水性インク中に特定のマクロマーをエマルジョ
ン状態で含有せしめることにより、耐水性及び耐候性に
優れた水性インクが得られることを知見した。本発明は
上記知見に基づきなされたものであり、水性媒体中に、
ラジエーション硬化可能な非水溶性粘性マクロマーがエ
マルジョン状態で含有されることを特徴とするラジエー
ション硬化性インクジェット印刷用インクを提供するこ
とにより、上記目的を達成したものである。
するものであり、例えば、水、水−アルコール混合物及
び水−多価アルコール混合物などを使用することができ
る。アルコールとしては、メタノール、エタノール及び
プロピルアルコールなどを使用することができ、好まし
いものとしてはエタノールを挙げることができる。ま
た、多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、プロピレングリコール及びグリセ
リンなどを使用することができ、好ましいものとしては
ジエチレングリコールを挙げることができる。アルコー
ルや多価アルコールは、水性媒体を基準として、5〜5
0重量%使用することができる。アルコール類の量が多
過ぎると、得られるインクの環境汚染や爆発のおそれが
あるので好ましくない。水性媒体は、水性インクの重量
を基準として、27〜95重量%、好ましくは50〜9
5重量%使用することができる。水性媒体の量がこれ未
満では水性インクが高粘度となり微粒化させにくくな
り、これを超えると耐摩擦性や耐温水性などの耐性が得
られにくくなる。
非水溶粘性マクロマーとは、ラジエーションにより直接
に硬化するか、又はラジエーションにより開始剤の助け
をかりて硬化し得、且つ、実質的に水に不溶性である、
粘度が20℃で100cp以上の化合物をいう。本発明
においては、該マクロマーは一種又は二種以上を併用す
ることができる。
ル系樹脂(PMMAなど)、不飽和ウレタン系樹脂(ウ
レタンアクリレート)、不飽和エポキシ樹脂(エポキシ
アクリレート及び脂環式エポキシなど)及びジペンタエ
リスリトールヘキサアクリレートなどがある。本発明に
おいてはアクリルウレタンオリゴマーを主成分とするも
のを使用すると耐候性及び耐水性が特に向上する。
マーは、20℃における粘度が100cp以上の粘性を
有することが必須であり、好ましくは200〜200,
000cpの粘性を有する。該マクロマーの粘度が10
0cp未満では、印刷のニジミが発生し、しかも、印刷
物の曲げ加工などの二次加工性に障害を与える。さらに
化合物の気化による印刷障害や環境汚染及び爆発の危険
性もある。一方、該マクロマーの粘度が余りにも高い
と、流動性を失いインキの硬化性や印刷物の特性が悪く
なる場合がある。なお、該マクロマー中に常温非流動性
の成分が含まれたとしてもインク組成物として常温流動
性があれば本発明の目的は達成できる。
は多官能性である。官能基としては、例えば、アクリロ
イル基、メタクリロイル基、アリル基及びビニル基など
を挙げることができ、それらのうち、特にアクリロイル
基が好ましい。一つのマクロマー中には一種又は二種以
上の官能基が含まれていてもよい。前記の官能基を有す
るマクロマーの例としては、ウレタンアクリレートなど
が挙げられる。このような多官能性マクロマーを使用す
ることによって、得られる印刷物の耐水性や耐候性など
が一段と向上する。
準として、1〜70重量%、好ましくは5〜50重量%
使用される。これ未満では印刷物の物性が悪くなり、こ
れを超えるとエマルジョンの安定性を維持しにくくなる
えて、ラジエーション硬化可能な非水溶性モノマーを使
用すると、一層好ましい結果が得られる。該モノマーの
使用量には特に制限はないが、マクロマー100重量部
に対してモノマーを100重量部未満使用することが、
水性インクの安全性、コスト及び臭気発生防止の点から
好ましい。
非水溶性モノマーとは、ラジエーションにより直接に硬
化するか、又はラジエーションにより開始剤の助けをか
りて硬化し得、且つ、実質的に水に不溶性であり、20
℃における粘度が100cp未満である化合物をいう。
なお、20℃を超える融点を有する化合物(つまり、2
0℃における粘度が測定できない化合物)であっても、
その融点から5℃高い温度で測定した粘度が100cp
未満であり、インク組成物にした場合にエマルジョンを
形成する化合物であれば、本発明におけるモノマーの範
疇に含まれる。該モノマーは、単官能性又は多官能性で
ある。そのようなモノマーの例としては、単官能性モノ
マーとしてビニルカプロラクタム及びシクロペンタニル
アクリレートなどが挙げられ;二官能性モノマーとして
トリプロピレングリコールジアクリレート、ブタンジオ
ールジアクリレート及びネオペンチルグリコールジアク
リレートなどが挙げられ;三官能性モノマーとしてトリ
メチロールプロパントリアクリレート及びエチレンオキ
サイド変性トリメチロールプロパントリアクリレートな
どが挙げられる。該モノマーは、本発明の水性インクに
おいて、一種又は二種以上を併用することができる。
は、多官能性を有するラジエーション硬化可能な非水溶
性粘性マクロマー及び単官能性又は多官能性を有するラ
ジエーション硬化可能な非水溶性モノマーを含有するこ
とが好ましい。
ーは、実質的に水に不溶性である。該マクロマー及び該
モノマーが完全に水溶性であると、印刷物の耐水性など
が劣るのみならず、本質的にエマルジョンを構成するこ
とが不可能となる。しかしながら、該マクロマー及び該
モノマーが若干の水溶性を示すことは本質的に支障とは
ならない。
る際に、必要に応じて光重合開始剤や熱重合開始剤を併
用することができる。そのような光重合開始剤や熱重合
開始剤は、一般に、該マクロマーの重量を基準として
0.1〜10重量%、好ましくは2.0〜5.0重量%
含まれる。これ未満ではインクの硬化が遅くなり、これ
を超えると接着性や耐候性などの耐性が好ましくない。
なお、ラジエーションの種類が電子線やγ線など高エネ
ルギー線であれば光及び熱重合開始剤は特に使用しなく
てもよい。
ラジカル、カチオン、アニオンが上記マクロマー中の重
合性二重結合と効率的に反応するものであれば特に制限
はない。例えば、ベンゾイルエチルエーテル、2−ヒド
ロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オ
ン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2
−メチル−1−(4−(メチルチオ)フェニル)−2−
モルホリノプロパン−1及びビスアシルフォスフィンオ
キサイドなどを挙げることができる。これらの光重合開
始剤は一種又は二種以上を組み合わせて使用することが
できる。特に好ましい光重合開始剤は2−ヒドロキシ−
2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン及びビス
アシルフォスフィンオキサイドである。
ニウム、過硫酸カリウム及びベンゾイルパーオキサイド
などを挙げることができ、これらのうちで特に好ましい
ものは過硫酸アンモニウムである。
ー線や熱を用いることができ、例えば、α線、β線、ガ
ンマ線、X線、紫外線及び電子線等を挙げることができ
る。これらのうち、紫外線を用いることがコスト及び安
全性の点から好ましい。紫外線を用いる場合には、その
光源として低圧水銀灯などを用いることができる。
ロマーを使用するか、又は上記マクロマー及び上記モノ
マーの両者を併用する。上記マクロマーを使用する場合
には、上述の通り、それらの一種又は二種以上を併用す
ることができる。同様に、上記マクロマー及び上記モノ
マーの両者を併用する場合には、一種又は二種以上の上
記マクロマーと一種又は二種以上の上記モノマーとを併
用することができる。
よって、それぞれのマクロマーが有している好ましい特
性を硬化後の印刷塗膜において実現することができる。
即ち、例えば、二種類のマクロマーA及びBを併用する
場合に、マクロマーAは接着性に優れ、マクロマーBは
塗膜耐水性に優れているとすると、これらのマクロマー
を用いて得られた印刷塗膜は、接着性及び塗膜耐水性の
双方が優れた好ましいものとなる。
両者を併用する場合には、硬化特性や印刷塗膜の安定性
を向上せしめることができる。即ち、上記マクロマーの
みが存在する水性インクを硬化させたときには、硬化反
応が進みにくい場合もあるが、そこに上記モノマーを共
存せしめると、まず上記モノマーの硬化反応が容易に進
行し、それに誘起されて上記マクロマーの硬化反応も速
やかに進行する。またそのようにして得られた印刷塗膜
は、比較的分子量の高いマクロマーの間に比較的分子量
の低いモノマーが橋かけ状に硬化した状態になっている
ので、上記マクロマーのみを硬化させて得られた印刷塗
膜よりも、フレキシビリティーの高い印字品質に優れた
ものとなる。
に制限はなく、エマルジョンを調製するために用いられ
る従来公知の方法を使用することができる。例えば、
(a)上記マクロマーを一種類のみ使用する場合には、
該マクロマーを他の成分と混合してエマルジョンとな
し、本発明の水性インクを調製することができる。ま
た、上記マクロマーを予めエマルジョンの状態にしてお
き、これを他の成分と混合することもできる。
場合には、それらのマクロマーを他の成分と混合してエ
マルジョンとなすこともでき;或いは、すべてのマクロ
マーを予め単一のエマルジョンの状態にしておき、これ
を他の成分と混合することもでき;更にはマクロマーの
一部のみを予めエマルジョンの状態にしておき、これを
他のマクロマー及び他の成分と混合してエマルジョンと
なすこともでき;その他、一部のマクロマーを予め単一
のエマルジョンの状態にしておき、同様に、残部のマク
ロマーを別個の単一のエマルジョンの状態にしておき、
これらを他の成分と混合してエマルジョンとなし、本発
明の水性インクを調製することもできる。
マーの一種を併用する場合には、これらを他の成分と混
合してエマルジョンとなすこともでき;或いは、上記マ
クロマー及び上記モノマーを予め単一のエマルジョンの
状態にしておき、これを他の成分と混合することもで
き;更には上記マクロマー又は上記モノマーの何れか一
方を予めエマルジョンの状態にしておき、これをエマル
ジョンにしていない他方の成分及び他の成分と混合して
エマルジョンとなすこともでき;その他、上記マクロマ
ー及び上記モノマーを予めそれぞれ別個のエマルジョン
の状態にしておき、これらを他の成分と混合してエマル
ジョンとなし、本発明の水性インクを調製することもで
きる。
び上記モノマーの一種以上を併用する場合には、上述の
(a)〜(c)の場合の操作を適宜組み合わせて適用で
きることはいうまでもない。即ち、例えば、上記マクロ
マーの一種類と、上記モノマーの二種類とを使用する場
合には、上記マクロマーと上記モノマーの一方とを単一
のエマルジョンの状態にしておき、これを他方のモノマ
ー及びその他の成分と混合してエマルジョンとなし、本
発明の水性インクを調製することができる。
ョンにする場合に界面活性剤を使用すると良好なエマル
ジョンを得ることができる。そのような界面活性剤は、
上記マクロマーや上記モノマーの種類に応じて、適宜選
ぶことができる。例えば、界面活性剤便覧(産業図書株
式会社発行)に記載された界面活性剤から上記マクロマ
ーや上記モノマーの乳化安定性に好ましいものを選ぶな
どの方法が好ましい。本発明においては、例えば、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル系の非イオン
界面活性剤及びポリオキシエチレンアルキルエーテルサ
ルフェート系のアニオン界面活性剤などを用いることが
でき、特にアニオン系界面活性剤を用いることが安定性
の点から好ましい。また界面活性剤の添加量は上記マク
ロマーや上記モノマーの乳化安定化に必要な量が選ばれ
るが、一般に、水性インクの重量を基準として0.5〜
10重量%、好ましくは1〜5重量%の量を使用するこ
とができる。
に必要な条件を具備する化合物、つまり、適切な官能基
によって硬化する化合物であれは、これに加えて使用し
てもよい。
種成分と共に着色剤を使用する。着色剤としては、各種
の染料や顔料を使用することができるが、印刷物の耐候
性などを向上するためには微粒顔料の使用が極めて好ま
しい。一般にインクジェット印刷用インキにおいては、
顔料の使用はノズルにおけるインキの微粒化やインキの
安定性などに好ましくない影響を与え、あるいは印刷物
の耐摩擦汚れなどを悪くするが、本発明の水性インクに
おいては、上記マクロマー及び/又は上記モノマーによ
り顔料の安定性を改良したので、顔料であっても容易に
使用できる。顔料の粒子径は、一般に1μm以下であ
り、特に0.3μm以下であることが好ましい。粒子径
がこれを超えるとノズル適性が悪くなる。本発明におい
て使用することができる顔料としては、例えば、カーボ
ンブラック、フタロシアニンブルー、ナフトールレッド
及びジスアゾイエローなどを挙げることができる。
として例えば潤滑剤を添加することもできる。潤滑剤
は、インク噴射が停止している時にインクが乾固してノ
ズルが目詰まりをおこすことを防止する目的で添加され
るものである。潤滑剤としては、例えば、グリセリン、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、エチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテルな
どの脂肪族多価アルコール及びこれら多価アルコールの
アルキルエーテル誘導体などを用いることができる。潤
滑剤の配合量はインクジェット記録用水性インクの印字
性や粘度などの物性を満足する範囲であれば特に制限は
ないが、通常水性インクの重量を基準として1〜50重
量%配合するのが適切である。
成分からなるものであるが、インクの諸物性、例えば、
印字性、画像ニジミ性、貯蔵安定性などを改善するた
め、ほかの添加剤、例えば、浸透剤や防菌・防カビ剤な
どを配合してもよい。またインクジェット印刷に適応す
るには、水と潤滑剤との配合量を調整することによっ
て、インク組成物の粘度を10cp(20℃)以下にす
るのが好ましい。
性オリゴマーを使用することができる。水溶性オリゴマ
ーを使用することで、本発明の水性インクを希釈する際
の希釈性が良好となる。そのような水溶性オリゴマーと
しては、例えばウレタンアクリレートに水酸基を付加し
たものが挙げられる。
く説明するが、本発明の範囲はかかる実施例に限定され
るものではない。なお、実施例中、特に断らない限り、
部は重量基準である。
後、5.0μm以下のフィルターにて濾過し、インクジ
ェット記録用水性紫外線硬化型インクを調製した。 ・カーボンブラック 10部 ・ジエチレングリコール 14部 ・二官能ウレタンアクリレート(10,000cp)40%水性エマルジョン) 60部 ・光反応開始剤(ベレゾインエチルエーテル) 1部 ・水 15部
ンターにて普通紙、ポリカーボネート及びポリ塩化ビニ
ルのシートにそれぞれ印字し、次いで80w/cmのメ
タルハライドランプを用いて15cmの距離から紫外線
照射を行うことにより硬化させて、以下の試験を行っ
た。その結果を表1に示す。
セロテープ剥離)を用いて測定した。 (2)耐水性 普通紙の場合には、印字した紙を水道水に24時間浸漬
して、その評価を行った。ポリカーボネート及びポリ塩
化ビニルの場合には、学振型摩擦機にてカナキン3号
500g−200回摩擦した。 (3)耐候性 ウエザーOメーターにて1,000時間測定した。 (4)耐アルコール性 普通紙の場合には、エタノールに24時間浸漬してその
評価を行った。ポリカーボネート及びポリ塩化ビニルの
場合には、学振型摩擦機にてカナキン3号 100g−
10回摩擦した。なお、表1中、◎は非常に良好を表
し、○は良好を表し、△はやや良好を表し、そして×は
不良を表す。
1と同様の操作により水性インクを調製し、実施例1と
同様の試験を行った。その結果を表1に示す。 ・ジスアゾイエロー 12部 ・ジエチレングリコール 14部 ・六官能ポリエステルアクリレート(3,000cp)とエチレンオキサイド変 性トリメチロールプロパントリアクリレート(80cp)との40%水性エマル ジョン 60部 ・光反応開始剤(ベレゾインエチルエーテル) 1部 ・水 13部
1と同様の操作により水性インクを調製し、実施例1と
同様の試験を行った。その結果を表1に示す。 ・フタロシアニンブルー 15部 ・ジエチレングリコール 14部 ・二官能エポキシアクリレート(2,000cp)40%エマルジョン 47部 ・トリプロピレングリコールジアクリレート(20cp) 7部 ・光反応開始剤(ベレゾインエチルエーテル) 1部 ・水 16部
1と同様の操作により水性インクを調製し、実施例1と
同様の試験を行った。その結果を表1に示す。 ・ナフトールレッド 10部 ・ジエチレングリコール 14部 ・三官能ウレタンアクリレート(20,000cp)とトリプロピレングリコー ルジアクリレート(20cp)との40%エマルジョン 55部 ・ビニルカプロラクタム(10cp) 5部 ・光反応開始剤(ベレゾインエチルエーテル) 1部 ・水 15部
1と同様の操作により水性インクを調製し、実施例1と
同様の試験を行った。その結果を表1に示す。 ・ナフトールレッド 10部 ・ジエチレングリコール 14部 ・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(2000cp)の40%エマル ジョン 55部 ・ビニルカプロラクタム(10cp) 5部 ・光反応開始剤(ベレゾインエチルエーテル) 1部 ・水 15部
1と同様の操作により水性インクを調製し、実施例1と
同様の試験を行った。その結果を表1に示す。 ・ダイレクト・ブラック19 5部 ・水溶性ポリマー(ポリビニルアルコール) 10部 ・ジエチレングリコール 14部 ・水 71部
1と同様の操作により水性インクを調製し、実施例1と
同様の試験を行った。その結果を表1に示す。 ・フタロシアニンブルー 15部 ・ジエチレングリコール 14部 ・トリプロピレングリコールジアクリレート(15cp)40%エマルジョン 53部 ・光反応開始剤(ベレゾインエチルエーテル) 2部 ・水 16部
性、耐候性、耐アルコール性に優れ、紙だけでなく、各
種のプラスチック素材にも応用できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 水性媒体中に、ラジエーション硬化可能
な非水溶性粘性マクロマーがエマルジョン状態で含有さ
れることを特徴とするラジエーション硬化性インクジェ
ット印刷用水性インク。 - 【請求項2】 多官能性を有するラジエーション硬化可
能な非水溶性粘性マクロマー及び単官能性又は多官能性
を有するラジエーション硬化可能な非水溶性モノマーを
含有する請求項1記載のラジエーション硬化性インクジ
ェット印刷用水性インク。 - 【請求項3】 単官能性を有するラジエーション硬化可
能な非水溶性モノマーが、ビニルカプロラクタムである
請求項1又は2記載のラジエーション硬化性インクジェ
ット印刷用水性インク。 - 【請求項4】 着色剤として顔料を含有する請求項1又
は2記載のラジエーション硬化性インクジェット印刷用
水性インク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20447694A JP3040668B2 (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | ラジエーション硬化性インクジェット印刷用インク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20447694A JP3040668B2 (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | ラジエーション硬化性インクジェット印刷用インク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0848922A true JPH0848922A (ja) | 1996-02-20 |
JP3040668B2 JP3040668B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=16491165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20447694A Expired - Fee Related JP3040668B2 (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | ラジエーション硬化性インクジェット印刷用インク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3040668B2 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999001517A1 (de) * | 1997-06-30 | 1999-01-14 | Basf Aktiengesellschaft | Als ink-jet-tinten geeignete pigmentzubereitungen mit strahlungshärtbarem bindemittel |
WO1999009871A1 (en) * | 1997-08-27 | 1999-03-04 | Max David Schleider | Drinking straw having a flavor agent coating |
US6332943B1 (en) | 1997-06-30 | 2001-12-25 | Basf Aktiengesellschaft | Method of ink-jet printing with pigment preparations having a dispersant |
US6737122B2 (en) | 2000-07-24 | 2004-05-18 | Basf Aktiengesellschaft | Method for coating substrates |
JP2004285216A (ja) * | 2003-03-24 | 2004-10-14 | Konica Minolta Holdings Inc | インクセット及びそれを用いたインクジェット記録方法 |
US6846851B2 (en) | 2003-04-15 | 2005-01-25 | Gregory Nakhmanovich | Water-based inkjet inks containing an ultraviolet curable humectant |
JP2006027230A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Olympus Corp | インクジェット記録装置及びその制御方法 |
JP2010024297A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Fujifilm Corp | インク組成物、及び、それを用いたインクジェット記録方法 |
US7661807B2 (en) | 2004-07-21 | 2010-02-16 | Seiko Epson Corporation | Ultraviolet rays emitter |
US7850280B2 (en) | 2005-07-08 | 2010-12-14 | Seiko Epson Corporation | Light irradiating apparatus, light irradiating process, and image recording process |
JP2013018823A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Seiko Epson Corp | インクジェット用インク組成物 |
JP2013199602A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Seiko Epson Corp | インクジェット用インク組成物及びインクジェット記録方法 |
JP2014189715A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Seiko Epson Corp | 光硬化型インクジェット用インク組成物及びインクジェット記録方法 |
WO2020006022A1 (en) * | 2018-06-27 | 2020-01-02 | International Imaging Materials, Inc. | Textile inkjet printing ink |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP20447694A patent/JP3040668B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999001517A1 (de) * | 1997-06-30 | 1999-01-14 | Basf Aktiengesellschaft | Als ink-jet-tinten geeignete pigmentzubereitungen mit strahlungshärtbarem bindemittel |
US6332943B1 (en) | 1997-06-30 | 2001-12-25 | Basf Aktiengesellschaft | Method of ink-jet printing with pigment preparations having a dispersant |
WO1999009871A1 (en) * | 1997-08-27 | 1999-03-04 | Max David Schleider | Drinking straw having a flavor agent coating |
US6737122B2 (en) | 2000-07-24 | 2004-05-18 | Basf Aktiengesellschaft | Method for coating substrates |
JP2004285216A (ja) * | 2003-03-24 | 2004-10-14 | Konica Minolta Holdings Inc | インクセット及びそれを用いたインクジェット記録方法 |
US6846851B2 (en) | 2003-04-15 | 2005-01-25 | Gregory Nakhmanovich | Water-based inkjet inks containing an ultraviolet curable humectant |
JP2006027230A (ja) * | 2004-07-21 | 2006-02-02 | Olympus Corp | インクジェット記録装置及びその制御方法 |
US7661807B2 (en) | 2004-07-21 | 2010-02-16 | Seiko Epson Corporation | Ultraviolet rays emitter |
JP4583828B2 (ja) * | 2004-07-21 | 2010-11-17 | オリンパス株式会社 | インクジェット記録装置及びその制御方法 |
US7850280B2 (en) | 2005-07-08 | 2010-12-14 | Seiko Epson Corporation | Light irradiating apparatus, light irradiating process, and image recording process |
JP2010024297A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Fujifilm Corp | インク組成物、及び、それを用いたインクジェット記録方法 |
JP2013018823A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Seiko Epson Corp | インクジェット用インク組成物 |
JP2013199602A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Seiko Epson Corp | インクジェット用インク組成物及びインクジェット記録方法 |
JP2014189715A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Seiko Epson Corp | 光硬化型インクジェット用インク組成物及びインクジェット記録方法 |
WO2020006022A1 (en) * | 2018-06-27 | 2020-01-02 | International Imaging Materials, Inc. | Textile inkjet printing ink |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3040668B2 (ja) | 2000-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1090079B8 (en) | Radiation-curable compositions | |
US7368485B2 (en) | Printing ink | |
DE602004010280T2 (de) | Druckfarbe oder drucktinte | |
US7858670B2 (en) | Photosensitive inkjet ink | |
CA2357330C (en) | Photocurable aqueous resin composition, ink, recording unit, ink cartridge, ink-jet recording apparatus and photopolymerization initiator | |
JP3912075B2 (ja) | 紫外線硬化型インクジェット記録用インク組成物 | |
EP1817384B1 (en) | A printing ink | |
EP1792956B1 (en) | Single phase aqueous energy curable compositions | |
JPH0848922A (ja) | 高性能インクジェット印刷用水性インク | |
US9051484B2 (en) | Liquid composition, ink jet recording method, ink jet recording apparatus and recorded image | |
JP2004526016A (ja) | Uv硬化性樹脂を含む耐水性インクジェット用インク | |
KR20030045171A (ko) | 잉크 분사 용도에 유리하게 사용되는 용매 유한량을혼입한 잉크 및 기타 조성물 | |
JP2004182930A (ja) | 光重合インクジェットインク | |
JP2000186243A (ja) | インク、高分子化合物膜の形成方法及び画像形成方法 | |
WO2012022962A1 (en) | Printing Ink | |
JP2011213934A (ja) | 放射線硬化型インクジェット印刷用インク組成物 | |
GB2561985A (en) | Printing ink | |
JPH03258868A (ja) | インク組成物 | |
JPH10219158A (ja) | 高性能インクジェット印刷用水性インク | |
JP7506516B2 (ja) | 光硬化型水性インクジェット印刷用インク組成物 | |
EP2203530B1 (en) | A radiation curable printing ink | |
JP3299492B2 (ja) | インクジェット印刷用インク組成物 | |
GB2488231A (en) | Colourless inkjet printing ink | |
JP5679647B2 (ja) | 液体組成物、インクジェット記録方法、及びインクジェット記録装置 | |
DE69933071T2 (de) | Neue Tintenzusammensetzungen für Tintenstrahldruck |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000222 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080303 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |