JPH0847882A - 制振装置 - Google Patents

制振装置

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JPH0847882A
JPH0847882A JP18247194A JP18247194A JPH0847882A JP H0847882 A JPH0847882 A JP H0847882A JP 18247194 A JP18247194 A JP 18247194A JP 18247194 A JP18247194 A JP 18247194A JP H0847882 A JPH0847882 A JP H0847882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
vibration
tip
actuator
root position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18247194A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Iwasaki
聡 岩崎
Shinichi Miyamoto
慎一 宮元
Shinji Arinaga
真司 有永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0847882A publication Critical patent/JPH0847882A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットアーム等の先端部の振動を迅速に抑
制できる。 【構成】 アーム1の振動をアーム1の根元に取付けた
アーム根元位置センサ5とアーム1の先端部に取付けた
加速度計6とにより検出し、アーム根元位置センサ5で
得られたアーム根元位置検出信号7と加速度計6で得ら
れたアーム先端速度検出信号8とデータ設定値16から
のアーム先端速度設定値及びアーム根元位置設定値とを
アーム振動制御装置3のコントローラ20へ送り、ここ
で比較、演算して、その結果得られた出力値22を出力
装置24を経てアクチュエータ2へ送り、同アクチュエ
ータ2を作動して、アーム1の先端部の振動を抑制す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットアーム等の先
端部の振動を抑制する制振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボットアーム等の先端部の位置
を目標位置に一致させる装置はあっても、ダンパ等によ
りアームをパッシブ的に抑制しており、アームの先端部
の振動をアクテイブに抑制する装置はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の装置では、
アームの先端部の振動が収まるまでに10秒以上の時間
を必要とするという問題があった。本発明は前記の問題
点に鑑み提案するものであり、その目的とする処は、ロ
ボットアーム等の先端部の振動を迅速に抑制できる制振
装置を提供しようとする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の制振装置は、制御対象のロボットアーム
等の先端部に取付けた加速度計と、上記アームの根元に
取付けたアーム根元位置センサと、上記アームの根元に
取付けたアクチュエータと、上記加速度計及び上記根元
位置センサからの検出値とアーム先端速度設定値及びア
ーム先端位置設定値とを比較して得られた値に基づいて
上記アームを目標位置に移動させる指令を演算してその
結果を上記アクチュエータへ制御信号として送るアーム
振動制御装置とを具えている。
【0005】
【作用】本発明の制振装置は前記のように構成されてお
り、アーム振動制御装置が加速度計及びアーム根元位置
センサからの検出値とアーム先端速度設定値及びアーム
先端位置設定値とを比較して得られた値に基づき上記ア
ームを目標位置に移動させる指令を演算し、これをアク
チュエータへ送り、同アクチュエータを作動して、アー
ムの先端部の振動を抑制する。
【0006】
【実施例】次に本発明の制振装置を図1、図2に示す一
実施例により説明すると、1が制御対象のロボットアー
ム、5が同アーム1の根元に取付けたアーム根元位置セ
ンサ、6が同アーム1の先端部に取付けた加速度計、4
が上記アーム1の根元部(中空部)を貫通したアーム支
持用支柱、2が同支柱4に取付けたアクチュエータ、7
が上記アーム根元位置センサ5からのアーム根元位置検
出信号、8が上記加速度計6からのアーム先端速度検出
信号である。
【0007】3がアーム振動制御装置で、同アーム振動
制御装置3は、図1(b)に示すようにコントローラ2
0と、演算用データ入力器23と、出力値をアクチュエ
ータ2へ出力する装置24と、Xnewをデータ保持装
置に出力する装置25とデータ保持装置26とを有して
いる。21は状態量、22は出力値である。次に前記図
1、図2に示す制振装置の作用を具体的に説明する。
【0008】アーム1の振動をアーム1の根元に取付け
たアーム根元位置センサ5とアーム1の先端部に取付け
た加速度計6とにより検出し、アーム根元位置センサ5
で得られたアーム根元位置検出信号7と加速度計6で得
られたアーム先端速度検出信号8とデータ設定値16か
らのアーム先端速度設定値及びアーム根元位置設定値と
をアーム振動制御装置3のコントローラ20へ送り、こ
こで比較、演算して、その結果得られた出力値22を出
力装置24を経てアクチュエータ2へ送り、同アクチュ
エータ2を作動して、アーム1の先端部の振動を抑制す
る。
【0009】上記コントローラ20は、H∞制御(4b
lock、出力フィードバック)を用いて次のように設
計されている。
【0010】
【数1】
【0011】を示している。またH∞制御系設計の4b
lock問題を適用するための一般化プラント9のブロ
ック線図を図3に示す。上記コントローラ20は、次に
示す評価関数を満たすように求められる。
【0012】
【数2】
【0013】以下に設計に使用した周波数重みW1 、W
2 、W3 、入力重みG1 、G2 、G 3 を示す。また設計
したコントローラ20の周波数特性を図4に示す。10
がアーム先端の加速度計6からアーム振動制御装置3に
入力するまでの周波数特性、11がアーム根元位置セン
サ5からアーム振動制御装置3に入力するまでの周波数
特性である。
【0014】
【数3】
【0015】求めたコントローラ20は、離散化して、
次のような式になる。
【0016】
【数4】
【0017】ここでAK 、CK 、DK は、演算用データ
で、各n×n、n×2、1×n、1×2次の行列であ
る。Xt は、現在の状態量で、n×1次のペクトル、y
は、図1のアーム根元位置センサ5、加速度計6からの
入力値で、2×1のペクトル、uは、制御対象アームに
対する出力値で、スカラの値である。図5は、根元位置
のみを制御した場合(図中では点線12)と、本発明の
アーム振動制御装置3を用いて制御した場合(図中では
実線13)を比較している。図5に示すようにアーム1
の1次振動モードを20dB、2次振動モードを10d
Bに抑えることができた。
【0018】このため、根元位置のみを制御した場合
と、アーム振動制御装置3を用いて制御した場合との時
間応答を比較して結果、図6に示すようにアーム先端位
置をステップ上に変化させたときに、アーム1の先端の
振動が早く抑えられた。点線12が制御しない場合、実
線15が制御した場合である。図7は、アーム振動制御
装置3のフローチャートである。
【0019】
【発明の効果】本発明の制振装置は前記のようにアーム
の振動をアームの根元に取付けたアーム根元位置センサ
とアームの先端部に取付けた加速度計とにより検出し、
アーム根元位置センサで得られたアーム根元位置検出信
号と加速度計で得られたアーム先端速度検出信号とデー
タ設定値からのアーム先端速度設定値及びアーム根元位
置設定値とをアーム振動制御装置へ送って、ここで比
較、演算し、その結果得られた出力値をアクチュエータ
へ送って、同アクチュエータを作動するので、ロボット
アーム等の先端部の振動を迅速に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の制振装置の一実施例を示す系
統図、(b)はアーム振動制御装置を示す系統図であ
る。
【図2】同制振装置の側面図である。
【図3】一般化プラント図である。
【図4】アーム振動制御装置のコントローラの周波数特
性図である。
【図5】位置指令かラアーム先端速度までの周波数特性
図である。
【図6】アーム根元を0.1〔m〕ステップ上に変化さ
せたときのアーム先端位置の時間応答図である。
【図7】アーム振動制御装置のフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御対象のロボットアーム 2 アクチュエータ 3 アーム振動制御装置 4 アーム支持用支柱 5 アーム根元位置センサ 6 加速度計 7 アーム根元位置センサ5からのアーム根元位置
検出信号 8 加速度計6からのアーム先端速度検出信号 20 コントローラ 21 状態量 22 出力値 23 演算用データ入力器 24 出力値をアクチュエータ2へ出力する装置 25 Xnewをデータ保持装置に出力する装置 26 データ保持装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象のロボットアーム等の先端部に
    取付けた加速度計と、上記アームの根元に取付けたアー
    ム根元位置センサと、上記アームの根元に取付けたアク
    チュエータと、上記加速度計及び上記根元位置センサか
    らの検出値とアーム先端速度設定値及びアーム先端位置
    設定値とを比較して得られた値に基づいて上記アームを
    目標位置に移動させる指令を演算してその結果を上記ア
    クチュエータへ制御信号として送るアーム振動制御装置
    とを具えていることを特徴とした制振装置。
JP18247194A 1994-08-03 1994-08-03 制振装置 Pending JPH0847882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18247194A JPH0847882A (ja) 1994-08-03 1994-08-03 制振装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18247194A JPH0847882A (ja) 1994-08-03 1994-08-03 制振装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0847882A true JPH0847882A (ja) 1996-02-20

Family

ID=16118850

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18247194A Pending JPH0847882A (ja) 1994-08-03 1994-08-03 制振装置

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JP (1) JPH0847882A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6282459B1 (en) 1998-09-01 2001-08-28 International Business Machines Corporation Structure and method for detection of physical interference during transport of an article
JP2009248229A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Sii Nanotechnology Inc 微小マニピュレータ、及びそれを備えた観察装置
JP2013132697A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Seiko Epson Corp 直動ロボット

Cited By (3)

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JP2009248229A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Sii Nanotechnology Inc 微小マニピュレータ、及びそれを備えた観察装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010220