JPH084773Y2 - 電話音声の録音再生送受信装置 - Google Patents

電話音声の録音再生送受信装置

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JPH084773Y2
JPH084773Y2 JP1989039239U JP3923989U JPH084773Y2 JP H084773 Y2 JPH084773 Y2 JP H084773Y2 JP 1989039239 U JP1989039239 U JP 1989039239U JP 3923989 U JP3923989 U JP 3923989U JP H084773 Y2 JPH084773 Y2 JP H084773Y2
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JP
Japan
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recording
circuit
transformer
tape recorder
line
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JP1989039239U
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JPH02130157U (ja
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正光 中村
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正光 中村
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電話の音声信号をカセットテープレコーダ
で録音し、またカセットテープレコーダで再生した音声
信号を送信するための電話音声の録音再生送受信装置に
関するものである。
(従来の技術) 従来、いわゆる留守番電話のように内蔵したテープレ
コーダで温和音声を録音する機能を持った電話や、電話
回線と電話機との間に介設された録音装置にカセットテ
ープレコーダを接続して音声を録音するものがある。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の装置では電話音声を録音することができて
も、再生した音声を通話中の音声信号と共に送信するこ
とができないし、また既設の電話を用いることができ
ず、しかも複雑な結線を必要とするため設置が容易でな
いという問題がある。特に、電話回線と電話機との間の
ラインから分岐して設けると、雑音の侵入等ラインに悪
影響を及ぼす。また、電動機本体と送受話器との間に介
設され、テープレコーダ等の音声蓄積、再生手段を内蔵
した付属装置がある(特開昭60-223370号)が、市販の
テープレコーダを使用することができないし、高価であ
り、個人的な利用に向かなず、実用性に欠ける。さら
に、録音、再生時に送受信回路を切り替える構成ではな
いので、電動機本体内で送信系回路と受信系回路とが結
合しているので、テープレコーダの動作中の異音を含む
出力信号がノイズとなって混入して音質の低下を招き、
通話の妨げになる。しかも、市販のテープレコーダは入
力レベルが自動的に定まっているものもあるので、電話
回線を通して音声信号を送受信するには入力レベルが不
足するという問題がある。
そこで、本考案は、電話音声を録音することができる
と共に、ラインに影響を及ぼさずに再生音を通話中でも
自由に送り出すことができ、しかも既設の電話機に簡単
取り付けられ、市販のテープレコーダを用いることがで
きる安価な電話音声の録音再生送受信装置を提供するこ
とを課題としている。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案においては、電動機
本体1と送受話器2との間の受信線L1に並列に介設され
てカセットテープレコーダ4のマイク端子4aに接続され
る録音回路5と、電動機本体1と送受話器2との間の送
信線L2に並列に介設されてカセットテープレコーダ4の
イヤホン端子4bに接続される送信回路6とを備え、録音
回路5を、音声信号を録音レベルに適した出力に昇圧す
る変圧器T1と、変圧器T1の一次側及び二次側に接続され
たコンデンサC1,C2と、二次側のコンデンサC2に直列及
び並列に接続された抵抗R1,R2とで構成し、送信回路6
を、録音した音声信号を回線上の信号レベルに適した出
力に降圧する変圧器T2と、変圧器T2の一次側及び二次側
に接続されたコンデンサC3,C4と、二次側のコンデンサC
4に直列及び並列に接続された抵抗R3,R4とで構成し、録
音回路5及び送信回路6中に、一方が閉じているときに
他方を開く受送信切替え用の連動スイッチSWを設けて電
話音声の録音再生送受信装置を構成した。
(作用) 本考案の電話音声の録音再生送受信装置においては、
通話中に連動スイッチSWにより録音回路5を閉じると、
音声信号が受信線L1から変圧器T1を介してカセットテ
ープレコーダ4のマイク端子4aに入力され、カセットテ
ープレコーダ4で音声として録音される。また、連動ス
イッチSWにより送信回路6を閉じると、カセットテープ
レコーダで再生した音声信号がイヤホン端子4bから出力
され、変圧器T2を介して送信線L2に送信される。そし
て、これらの受送信切替え操作は連動スイッチSWにより
ワンタッチで行える。また、両回路5,6は受信線L1と送
信線L2に夫々別に接続するので、カセットテープレコ
ーダ4の操作時にラインへの雑音の侵入等が避けられ
る。
(実施例) 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。第1図
は録音再生送受信装置を電話に接続した状態を示す斜視
図、第2図は録音再生送受信装置の回路図である。
第1図において、1は電動機本体、2は送受話器であ
り、電動機本体1と送受話器2との間にはカールコード
1a,2aにより録音再生送受信装置3が介設されている。
カールコード1aは電動機本体1のモジュールソケット1b
に接続されている。また、接続コード3aによりカセット
テープレコーダ4のマイク端子4a及びイヤホン端子4bに
接続されている。
第2図において、録音再生送受信装置3は、受話器に
通じる受信線L1から録音回路5が分岐している。録音
回路5は、コンデンサC1,変圧器T1,抵抗R1,R2,連
動スイッチSW,コンデンサC2,カセットテープレコーダ
4のマイクロホン端子4aい接続するためのジャックJ1
から構成されている。録音再生送受信装置3は、送話器
に通じる送信線L2から送信回路6が分岐している。送
信回路6は、コンデンサC3,変圧器T2,抵抗R3,R4
スイッチSW,コンデンサC4,カセットテープレコーダ4
のイヤホン端子に接続するためのジャックJ2から構成
されている。連動スイッチSWは、両回路の開閉を交互に
切替えるよう連動している。
つぎに上記実施例の作用を説明する。この録音再生送
受信装置3を取り付けるには、電動機本体1から送受話
器2のカールコード2aを外して、モジュールソケット1b
に録音再生送受信装置3のカールコード1aを接続し、録
音再生送受信装置3にカールコード2aを接続する。通話
中に相手側の音声を録音するには、録音回路5の連動ス
イッチSWを閉じてカセットテープレコーダ4を録音操作
する。このとき録音再生送受信装置3では、受信線L1
から音声信号が録音回路5を通じ変圧器T1を介してカ
セットテープレコーダ4のマイク端子4aに入力される。
この際の音声信号はテープレコーダの入力レベルとして
は小さいので、変圧器T1により昇圧され、自動的に録音
レベルが設定されたテープレコーダでも録音に適したレ
ベルになる。また、通話中にカセットテープレコーダ4
で再生した音声を相手に送る場合には、連動スイッチSW
を閉じてカセットテープレコーダ4を再生操作する。こ
のとき録音再生送受信装置3では、カセットテープレコ
ーダ4のイヤホン端子4bから出力された音声信号が送信
回路6を通じ変圧器T2を介して送信線L2に送信され
る。この際、再生信号は相手側の受信信号の入力レベル
としては大きいので、変圧器T1により降圧され、聴取に
適したレベルになる。そして、これらの受送信切り替え
操作は連動スイッチSWによりワンタッチで行える。従っ
て、録音時には送信回路L2が分離され、再生時には受信
回路L1が分離されるので、テープレコーダ4の動作中の
異音を含むノイズが一方の動作中に他方から進入するこ
とがなく、音質が明瞭になる。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、電動機本体1と送
受話器2との間の受信線L1に並列に介設されてカセット
テープレコーダ4のマイク端子4aに接続される録音回路
5と、電動機本体1と送受話器2との間の送信線L2に並
列に介設されてカセットテープレコーダ4のイヤホン端
子4bに接続される送信回路6とを備え、録音回路5を、
音声信号を録音レベルに適した出力に昇圧する変圧器T1
と、変圧器T1の一次側及び二次側に接続されたコンデン
サC1,C2と、二次側のコンデンサC2に直列及び並列に接
続された抵抗R1,R2とで構成し、送信回路6を、録音し
た音声信号を回線上の信号レベルに適した出力に降圧す
る変圧器T2と、変圧器T2の一次側及び二次側に接続され
たコンデンサC3,C4と、二次側のコンデンサC4に直列及
び並列に接続された抵抗R3,R4とで構成し、録音回路5
及び送信回路6中に、一方が閉じているときに他方を開
く受送信切替え用の連動スイッチSWを介設して電話音声
の録音再生送受信装置を構成したため、既設の電話機及
び市販のカセットテープレコーダを用いて、ラインに影
響を及ぼさずに通話中電話音声を録音することができる
と共に、再生音を自由に送り出すことができ、また簡単
に取り付けることができ、しかも簡単な構造で安価に得
られるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第1図は録
音再生送受信装置を電話機に接続した状態を示す斜視
図、第2図は録音再生送受信装置の回路図である。 1……電話機本体、2……受話器、3……録音再生送受
信装置、4……カセットテープレコーダ、4a……マイク
端子、4b……イヤホン端子、5……録音回路、6……送
信回路、L1……受信線、L2……送信線、T1……変圧
器、T2……変圧器、SW……連動スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話機本体(1)と送受話器(2)との間
    の受信線(L1)に並列に介設されてカセットテープレコ
    ーダ(4)のマイク端子(4a)に接続される録音回路
    (5)と、電話機本体(1)と送受話器(2)との間の
    送信線(L2)に並列に介設されてカセットテープレコー
    ダ(4)のイヤホン端子(4b)に接続される送信回路
    (6)とを備え、 前記録音回路(5)には、音声信号を録音レベルに適し
    た出力に昇圧する変圧器(T1)と、変圧器(T1)の一次
    側及び二次側に接続されたコンデンサ(C1),(C2)
    と、二次側のコンデンサ(C2)に直列及び並列に接続さ
    れた抵抗(R1),(R2)とを含み、 前記送信回路(6)には、録音した音声信号を回線上の
    信号レベルに適した出力に降圧する変圧器(T2)と、変
    圧器(T2)の一次側及び二次側に接続されたコンデンサ
    (C3),(C4)と、二次側のコンデンサ(C4)に直列及
    び並列に接続された抵抗(R3),(R4)とを含み、 前記録音回路(5)と送信回路(6)中に、一方が閉じ
    ているときに他方を開く受送信切替え用の連動スイッチ
    (SW)を介設したことを特徴とする電話音声の録音再生
    送受信装置。
JP1989039239U 1989-04-04 1989-04-04 電話音声の録音再生送受信装置 Expired - Lifetime JPH084773Y2 (ja)

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JPH02130157U JPH02130157U (ja) 1990-10-26
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JPS54103111U (ja) * 1977-12-28 1979-07-20
JPS60223370A (ja) * 1984-04-20 1985-11-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電話機付属装置
JPS63316548A (ja) * 1987-06-19 1988-12-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音響機器接続装置
JPS6477265A (en) * 1987-09-18 1989-03-23 Toshiba Corp Telephone device

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