JPH084731A - ケーブル止めクリップ - Google Patents

ケーブル止めクリップ

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Publication number
JPH084731A
JPH084731A JP13219294A JP13219294A JPH084731A JP H084731 A JPH084731 A JP H084731A JP 13219294 A JP13219294 A JP 13219294A JP 13219294 A JP13219294 A JP 13219294A JP H084731 A JPH084731 A JP H084731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
cable
hole
leg
mounting plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13219294A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Osada
知晃 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
Priority to JP13219294A priority Critical patent/JPH084731A/ja
Publication of JPH084731A publication Critical patent/JPH084731A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル止めクリップによりワイヤケーブル
を確実に取付板等に固定できるようにすること。 【構成】 ワイヤケーブル20を係止する帯状係止部1
1と、この係止部11の両端に連結するように形成さ
れ、取付板30等の孔31に装着可能な一対の脚部1
4、15とを具備するケーブル止めクリップ10におい
て、前記一対の脚部14、15が、ほぼ円筒状のものを
縦に2分割したものであり、ほぼ円筒状に組み立てた状
態で前記取付板30等の孔31に装着可能に形成され、
更に、前記装着された脚部14、15が前記孔31から
脱落することを防ぐストッパー14a、15aが前記一
対の脚部14、15の側面14c、15cに付設されて
いること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブル止めクリップ
に関し、特にワイヤケーブルを確実に取付板等に固定で
きるケーブル止めクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ワイヤケーブルが自動車のリ
クライニングシートの姿勢調整等に使用されている。こ
のため、ワイヤケーブルを所定箇所に固定するケーブル
止めクリップが必要となる。図7〜図12は、このケー
ブル止めクリップの従来例を示す。図7はこの従来例の
正面を示し、図8はこの従来例の平面を示す。図7及び
図8において、ケーブル止めクリップ40は、帯状係止
部41、この係止部41の両端に固定された一対の押さ
え部42、43及び前記係止部41の両端に連結される
ように固定されている一対の脚部44、45からなる。
ここで、一対の脚部44、45の先端には、アンカー4
4a、45aが形成されている。なお、係止部41の内
側がケーブル通し孔41aとなる。
【0003】図9及び図10は、上述の従来例の使用方
法を示す。図9に示すように、取付板(例えばロアアー
ム)60の孔61に脚部44、45が装着可能である。
次に、図10に示すように、係止部41により形成され
るケーブル通し孔41aにシートアジャスター用ワイヤ
ケーブル50が係止される。このとき、ワイヤケーブル
50の径がケーブル通し孔41aの径より大きいので、
脚部44と脚部45との間隔を拡げる方向のテンション
が発生する。そして、脚部44、45が孔61に装着さ
れる。このとき、前記テンションにより脚部44、45
が孔61の周縁に押しつけられるので、アンカー44
a、45aにより脚部44、45が孔61から抜けて脱
落することが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図11に示す
ように、ワイヤケーブル70の径がケーブル通し孔41
aの径より小さいときは、前記テンションが発生せず、
脚部44と脚部45との間隔が前記テンションにより拡
げられることがないので、アンカー44a、45aが効
果的に作用しないため、脚部44、45が孔61から抜
けて脱落するという欠点があった。更に、図12に示す
ように、孔61の加工時に孔61の周縁60aが図示上
方向に曲がると、アンカー44a、45aが作用せず、
脚部44、45が図示上方向に容易に抜けて脱落してし
まうという欠点があった。したがって、本発明の課題
は、上述の欠点をなくし、取付板等の孔から抜けて脱落
しないケーブル止めクリップを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の構成は、ワイヤケーブルを係止する帯状係
止部と、この係止部の両端に連結するように形成され、
取付板等の孔に装着可能な一対の脚部とを具備するケー
ブル止めクリップにおいて、前記一対の脚部が、ほぼ円
筒状のものを縦に2分割したものであり、ほぼ円筒状に
組み立てた状態で前記取付板等の孔に装着可能に形成さ
れ、更に、前記装着された一対の脚部が前記孔から脱落
することを防ぐストッパーが前記一対の脚部の側面に付
設されていることである。
【0006】
【作用】上記発明の構成により、一対の脚部が、ほぼ円
筒状のものを縦に2分割したものであり、ほぼ円筒状に
組み立てた状態で取付板等の孔に装着可能であるので、
係止部に係止されるワイヤケーブルの径の如何に係わら
ず、前記一対の脚部が前記取付板等の孔に装着される。
更に、前記一対の脚部の側面に付設されたストッパー
が、前記取付板等の孔に装着された前記一対の脚部が前
記孔から脱落することを防ぐので、前記一対の脚部が確
実に前記取付板等に固定される。
【0007】
【実施例】以下本願発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例の正面を示し、図2
はこの一実施例の底面を示す。図1及び図2において、
ケーブル止めクリップ10は、帯状係止部11、この係
止部11に固定された押さえ部12、13、前記係止部
11の両端に連結するように形成された、一対の脚部1
4、15からなる。なお、係止部11、押さえ部12、
13及び脚部14、15はポリプロピレン等の硬質合成
樹脂により一体に成形されている。係止部11は、上述
のように帯状であり、脚部14と脚部15との間隔を変
えるときに、係止部11の湾曲の程度が変化する必要が
ある。このため、係止部11の中央部分11aが、その
湾曲の程度が外力により変わりやすいように、他の部分
よりも薄く形成されている。なお、係止部11の内面1
1bで区画された空間がケーブル通し孔11cとなる。
【0008】押さえ部12は係止部11の一方の端に固
定され、押さえ部13は係止部11の他方の端に固定さ
れている。押さえ部12、13は共に平板状である。脚
部14は、係止部11の一方の端に連結されるように形
成され、脚部15は係止部11の他方の端に連結される
ように形成される。また、ストッパー用爪14aが脚部
14の側面14cと一体に成形され、ストッパー用爪1
5aが脚部15の側面15cと一体に成形されている。
更に、脚部14の凹み14bと脚部15の突起15bと
が互いに対応するように成形されている。脚部14と脚
部15は、ほぼ円筒状のものを縦に2分割したものであ
る。脚部15を矢印16方向に移動させて、脚部14と
脚部15とを組み合わせてほぼ円筒状としたときに、脚
部15の突起15bと脚部14の凹み14bとが嵌合す
る。脚部14と脚部15をほぼ円筒状に組み合わせたも
のは、後述する取付板30の孔31に装着可能である。
【0009】図3は、本実施例の脚部14、15をほぼ
円筒状に組み合わせた状態を示す。更に、図4は、図3
に示すケーブル止めクリップ10がワイヤケーブル20
を係止している状態を示す。図4において、ケーブル止
めクリップ10のケーブル通し孔11cにワイヤケーブ
ル20が挿通するように係止されている。なお、ワイヤ
ケーブル20は、外形5mm、内径3mmの硬質合成樹
脂製外筒内に直径2mmの内部ワイヤを挿通したもので
ある。このため、外筒がケーブル通し孔11cに固定さ
れても、前記内部ワイヤは、前記外筒内にて摺動可能で
ある。
【0010】図5は、図4に示す状態で、脚部14、1
5を取付板(ロアアーム等)30の孔31に装着した場
合を示す。更に、図6は、図5に示す状態で、ケーブル
止めクリップ10を矢印32方向に引っ張った場合を示
す。この場合、ストッパー用爪14a、15aが取付板
30に押されて外方に拡がるので、脚部14、15が取
付板30の孔31から外れて脱落することが防止され
る。また、ケーブル止めクリップ10が矢印32と反対
の方向に引っ張られたときに、押さえ部12、13は、
ケーブル止めクリップ10が孔31から外れることを防
ぐストッパーになる。更に、押さえ部12、13はワイ
ヤケーブル20が取付板30に接触することを防いでい
る。
【0011】以上の構成により、一対の脚部14、15
が、ほぼ円筒状のものを縦に2分割したものであり、ほ
ぼ円筒状に組み立てた状態で取付板30の孔31に装着
可能であるので、係止部11に係止されるワイヤケーブ
ル20の径の如何に係わらず、一対の脚部14、15が
取付板30の孔31に装着される。更に、一対の脚部1
4、15の側面に付設されたストッパー用爪14a、1
5aが、取付板30の孔31に装着された一対の脚部1
4、15が孔31から外れて脱落することを防ぐ。この
ため、係止部11の機能とストッパー用爪14a、15
aの機能とが関連せず別個独立のものとなる。この結果
ワイヤケーブル20の径の如何に係わらず、一対の脚部
14、15が確実に取付板30に固定される。このた
め、ワイヤケーブル20が確実に取付板30に固定され
る。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
わるケーブル止めクリップは、ワイヤケーブルを確実に
取付板等に固定することができ、更に、ワイヤケーブル
の径が変化しても、確実にワイヤケーブルを固定できる
ので、汎用性がある。更に、前記取付板の厚さは、薄く
ても厚くてもよく、前記取付板の孔を形成するときに形
成される孔周縁の曲がりがあっても、上記本発明に係わ
るケーブル止めクリップの効果が損なわれない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】前記一実施例の底面図である。
【図3】前記一実施例の斜視図である。
【図4】前記一実施例の使用時の斜視図である。
【図5】前記一実施例の使用方法の説明図である。
【図6】前記一実施例の使用方法の他の説明図である。
【図7】従来例の正面図である。
【図8】前記従来例の平面図である。
【図9】前記従来例例の使用方法の説明図である。
【図10】前記従来例の使用方法の説明図であり、図9
の続きである。
【図11】前記従来例の使用状態の説明図である。
【図12】前記従来例の使用状態の他の説明図である。
【符号の説明】
10 ケーブル止めクリップ 11 係止部 14、脚部 14a、爪 14c 脚部14の側面 15 脚部 15a 爪 15c 脚部15の側面 20 ワイヤケーブル 30 取付板 31 取付板の孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤケーブルを係止する帯状係止部
    と、この係止部の両端に連結するように形成され、取付
    板等の孔に装着可能な一対の脚部とを具備するケーブル
    止めクリップにおいて、 前記一対の脚部が、ほぼ円筒状のものを縦に2分割した
    ものであり、ほぼ円筒状に組み立てた状態で前記取付板
    等の孔に装着可能に形成され、更に、前記装着された一
    対の脚部が前記孔から脱落することをを防ぐストッパー
    が前記一対の脚部の側面に付設されていることを特徴と
    するケーブル止めクリップ。
JP13219294A 1994-06-14 1994-06-14 ケーブル止めクリップ Pending JPH084731A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13219294A JPH084731A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 ケーブル止めクリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13219294A JPH084731A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 ケーブル止めクリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH084731A true JPH084731A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15075553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13219294A Pending JPH084731A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 ケーブル止めクリップ

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JP (1) JPH084731A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011036030A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Fujikura Ltd クリップ及びクリップ付きワイヤハーネス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011036030A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Fujikura Ltd クリップ及びクリップ付きワイヤハーネス

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