JPH084719B2 - 中空糸の巻取装置 - Google Patents
中空糸の巻取装置Info
- Publication number
- JPH084719B2 JPH084719B2 JP3258559A JP25855991A JPH084719B2 JP H084719 B2 JPH084719 B2 JP H084719B2 JP 3258559 A JP3258559 A JP 3258559A JP 25855991 A JP25855991 A JP 25855991A JP H084719 B2 JPH084719 B2 JP H084719B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow fiber
- feeding
- control
- servo motor
- speed
- Prior art date
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- External Artificial Organs (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は体液処理器等に装填して
使用される中空糸の巻取装置を提供するものである。
使用される中空糸の巻取装置を提供するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来、多
角形ドラムまたは平板で中空糸を巻取っていたが、中空
糸の巻取速度を高速化するとテンション変動が大きく中
空糸の糸切れ、糸割れ等が生じ、糸の性能低下が生じや
すかった。そこで本発明者は以上の課題を解決するため
に鋭意検討を重ねた結果次の発明に到達した。
角形ドラムまたは平板で中空糸を巻取っていたが、中空
糸の巻取速度を高速化するとテンション変動が大きく中
空糸の糸切れ、糸割れ等が生じ、糸の性能低下が生じや
すかった。そこで本発明者は以上の課題を解決するため
に鋭意検討を重ねた結果次の発明に到達した。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、中空糸の繰り
出し手段としての繰り出しユニット8と、中空糸の搬送
手段としてのガイドローラー2と、中空糸のテンション
維持手段としての重力式ダンサーローラー3と、中空糸
の繰り出し速度の自動制御手段としてのテンション制御
用光学センサー4と、中空糸の巻取手段としての巻取コ
ンベヤー5と、前記中空糸の繰り出し手段の駆動手段と
してのサーボモーター6aと、前記中空糸の巻取手段の
駆動手段としてのサーボモーター6bと、前記各手段の
制御手段としての制御ボックス7とから構成され、前記
ダンサーローラー3の位置を前記テンション制御用光学
センサー4で検出し、一定の位置範囲に入るようにサー
ボモーター6aで中空糸の繰り出し制御を行い、 前記
サーボモーター6bで中空糸の巻取速度の制御を行う、
中空糸の巻取装置を提供する。
出し手段としての繰り出しユニット8と、中空糸の搬送
手段としてのガイドローラー2と、中空糸のテンション
維持手段としての重力式ダンサーローラー3と、中空糸
の繰り出し速度の自動制御手段としてのテンション制御
用光学センサー4と、中空糸の巻取手段としての巻取コ
ンベヤー5と、前記中空糸の繰り出し手段の駆動手段と
してのサーボモーター6aと、前記中空糸の巻取手段の
駆動手段としてのサーボモーター6bと、前記各手段の
制御手段としての制御ボックス7とから構成され、前記
ダンサーローラー3の位置を前記テンション制御用光学
センサー4で検出し、一定の位置範囲に入るようにサー
ボモーター6aで中空糸の繰り出し制御を行い、 前記
サーボモーター6bで中空糸の巻取速度の制御を行う、
中空糸の巻取装置を提供する。
【0004】図1は、本発明の巻取装置1の概略図で、
図2は図1の右側面図である。巻取装置1は、中空糸の
繰り出し手段としての繰り出しユニット8と、中空糸の
搬送手段としてのガイドローラー2と、中空糸のテンシ
ョン維持手段としての重力式ダンサーローラー3と、中
空糸の繰り出し速度の自動制御手段としてのテンション
制御用光学センサー4と、中空糸の巻取手段としての巻
取コンベヤー5と、前記繰り出し手段及び巻取手段の駆
動手段としてのサーボモーター6a、6bと、前記各手
段の制御手段としての制御ボックス7とから構成されて
いる。
図2は図1の右側面図である。巻取装置1は、中空糸の
繰り出し手段としての繰り出しユニット8と、中空糸の
搬送手段としてのガイドローラー2と、中空糸のテンシ
ョン維持手段としての重力式ダンサーローラー3と、中
空糸の繰り出し速度の自動制御手段としてのテンション
制御用光学センサー4と、中空糸の巻取手段としての巻
取コンベヤー5と、前記繰り出し手段及び巻取手段の駆
動手段としてのサーボモーター6a、6bと、前記各手
段の制御手段としての制御ボックス7とから構成されて
いる。
【0005】繰り出しユニット8は、中空糸原ロール9
を複数セットし、巻き取り速度に同調してサーボモータ
ー6aにより中空糸を繰り出すように形成されている。
ガイドローラー2は、繰り出しユニット8から繰り出さ
れた中空糸を通して搬送するものである。重力式ダンサ
ーローラー3は重り3aが装着され、中空糸原ロール9
の繰り出しスピードを制御することにより中空糸のテン
ションを一定に保つことができる。
を複数セットし、巻き取り速度に同調してサーボモータ
ー6aにより中空糸を繰り出すように形成されている。
ガイドローラー2は、繰り出しユニット8から繰り出さ
れた中空糸を通して搬送するものである。重力式ダンサ
ーローラー3は重り3aが装着され、中空糸原ロール9
の繰り出しスピードを制御することにより中空糸のテン
ションを一定に保つことができる。
【0006】テンション制御用光学センサー4は、前記
重力式ダンサーローラー3の位置検出を行い、中空糸の
繰り出し速度が一定の範囲に納まるよう自動制御するも
のである。巻取コンベヤー5は、例えば図4に示す道糸
式コンベヤー5a(最初道糸12に中空糸を結びつけ巻
取るコンベヤー)と、図5に示すベルトコンベヤー5b
(最初ベルト13上に中空糸の末端をテープ14等で固
定し巻き取るコンベヤー)等を使用することができる。
重力式ダンサーローラー3の位置検出を行い、中空糸の
繰り出し速度が一定の範囲に納まるよう自動制御するも
のである。巻取コンベヤー5は、例えば図4に示す道糸
式コンベヤー5a(最初道糸12に中空糸を結びつけ巻
取るコンベヤー)と、図5に示すベルトコンベヤー5b
(最初ベルト13上に中空糸の末端をテープ14等で固
定し巻き取るコンベヤー)等を使用することができる。
【0007】繰り出しユニット8のサーボモーター6a
は、各中空糸原ロール毎に取付けられそれぞれの重力式
ダンサーローラー3の位置が一定範囲に納まるように繰
り出しスピードを制御するものである。巻取コンベヤー
用サーポモーター6bは、設定されたプログラムにより
スロースタート(初期巻取速度:0〜5m/min)→
高速巻取り(線速度:1,000〜1,700m/mi
n)→スローダウン(終期巻取速度:5〜0m/mi
n)の動作を行い、必要量巻取るものである。
は、各中空糸原ロール毎に取付けられそれぞれの重力式
ダンサーローラー3の位置が一定範囲に納まるように繰
り出しスピードを制御するものである。巻取コンベヤー
用サーポモーター6bは、設定されたプログラムにより
スロースタート(初期巻取速度:0〜5m/min)→
高速巻取り(線速度:1,000〜1,700m/mi
n)→スローダウン(終期巻取速度:5〜0m/mi
n)の動作を行い、必要量巻取るものである。
【0008】次に、巻取装置1の作動方法について図3
のブロック図を参照しながら説明する。CPUで設定さ
れたプログラムにより、スロースタート(初期巻取速
度:0〜5m/min)→高速巻取り(線速度:1,0
00〜1,700m/min)→スローダウン(終期巻
取速度:5〜0m/min)の動作を行い、巻取速度設
定器10、巻取長さ設定器11に設定された速度で、所
定の長さを巻き取る。
のブロック図を参照しながら説明する。CPUで設定さ
れたプログラムにより、スロースタート(初期巻取速
度:0〜5m/min)→高速巻取り(線速度:1,0
00〜1,700m/min)→スローダウン(終期巻
取速度:5〜0m/min)の動作を行い、巻取速度設
定器10、巻取長さ設定器11に設定された速度で、所
定の長さを巻き取る。
【0009】各中空糸原ロール9の繰り出し制御は、そ
れぞれ独立したダンサーローラー3の位置をテンション
制御用光学センサー4で読み取り、一定の位置範囲には
いるようにサーボモーター6aで制御される。
れぞれ独立したダンサーローラー3の位置をテンション
制御用光学センサー4で読み取り、一定の位置範囲には
いるようにサーボモーター6aで制御される。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、テンシ
ョン変動はほとんど発生せず、また急激な線速度の変動
も皆無にでき、均一で高品質の中空糸バンドルが造れひ
いては高性能でバラツキの少ない体液処理器が製造可能
となる。巻き取り間を長く設定すれば、一束より多数
の中空糸バンドルがムダなくとれ、すてる部分がほとん
どなくなりコスト低減できる。巻き取りも直線的な形
で仕上がり、後工程の「ラッピング」、「バンドル切
断」等の自動化が可能となる。
ョン変動はほとんど発生せず、また急激な線速度の変動
も皆無にでき、均一で高品質の中空糸バンドルが造れひ
いては高性能でバラツキの少ない体液処理器が製造可能
となる。巻き取り間を長く設定すれば、一束より多数
の中空糸バンドルがムダなくとれ、すてる部分がほとん
どなくなりコスト低減できる。巻き取りも直線的な形
で仕上がり、後工程の「ラッピング」、「バンドル切
断」等の自動化が可能となる。
【図1】本発明の中空糸の巻取装置の概略図
【図2】図1の右側面図
【図3】本発明の中空糸の巻取装置のブロック図
【図4】図1の一部拡大図
【図5】図4のその他の実施例を示す概略図
1 中空糸の巻取装置 2 ガイド 3 重力式ダンサーローラー 4 テンション制御用光学センサー 5 巻取コンベヤー 6aサーボモーター 6bサーボモーター 7 制御ボックス 8 繰り出しユニット
Claims (1)
- 【請求項1】中空糸の繰り出し手段としての繰り出しユ
ニット8と、 中空糸の搬送手段としてのガイドローラー2と、 中空糸のテンション維持手段としての重力式ダンサーロ
ーラー3と、 中空糸の繰り出し速度の自動制御手段としてのテンショ
ン制御用光学センサー4と、 中空糸の巻取手段としての巻取コンベヤー5と、 前記中空糸の繰り出し手段の駆動手段としてのサーボモ
ーター6aと、 前記中空糸の巻取手段の駆動手段としてのサーボモータ
ー6bと、 前記各手段の制御手段としての制御ボックス7とから構
成され、 前記ダンサーローラー3の位置を前記テンション制御用
光学センサー4で検出し、一定の位置範囲に入るように
サーボモーター6aで中空糸の繰り出し制御を行い、 前記サーボモーター6bで中空糸の巻取速度の制御を行
う、ことを特徴とする中空糸の巻取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3258559A JPH084719B2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 中空糸の巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3258559A JPH084719B2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 中空糸の巻取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0568858A JPH0568858A (ja) | 1993-03-23 |
JPH084719B2 true JPH084719B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=17321914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3258559A Expired - Fee Related JPH084719B2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 中空糸の巻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084719B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5023783B2 (ja) * | 2007-04-16 | 2012-09-12 | 東洋紡績株式会社 | 分離膜モジュール |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5249954A (en) * | 1975-10-19 | 1977-04-21 | Sumitomo Electric Industries | Method to control wire rod winding |
IL51345A (en) * | 1976-02-13 | 1979-10-31 | Baxter Travenol Lab | Method and apparatus for winding hollow filaments and a fluid separation element comprising them |
JPS53133559A (en) * | 1977-04-27 | 1978-11-21 | Teijin Seiki Co Ltd | Wire draw bench drawtng control process |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP3258559A patent/JPH084719B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0568858A (ja) | 1993-03-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |