JPH0847029A - 移動通信システムおよびハンドオーバ方法 - Google Patents

移動通信システムおよびハンドオーバ方法

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JPH0847029A
JPH0847029A JP6177985A JP17798594A JPH0847029A JP H0847029 A JPH0847029 A JP H0847029A JP 6177985 A JP6177985 A JP 6177985A JP 17798594 A JP17798594 A JP 17798594A JP H0847029 A JPH0847029 A JP H0847029A
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JP
Japan
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station
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mobile
mobile station
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正浩 ▲高▼取
Masahiro Takatori
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Hitachi Ltd
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    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
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    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00—Connection management
    • H04W76/10—Connection setup
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08—Access point devices

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】セルラー型無線通信ネットワークにおいて、基
地局に障害が発生した場合においても通信を継続させ
る。 【構成】基地局が障害を検出した場合、ハンドオーバの
指令を強制的に出力する手段を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、多数のセルでサービス
エリアを覆うセルラー型移動通信システムの基地局，移
動局，移動通信システムおよびハンドオーバ方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来は、「やさしいディジタル移動通
信」（田中良一著：オーム社：ISBN4−88549-401-X C00
55 P1600E）に示されるように、移動局は移動局が電波
の強度を測定し、最も強い強度の小無線ゾーン（セル）
を選択する（ハンドオーバ）。この場合の処理シーケン
スを以下に示す。
【０００３】移動局は、通信中キャリア及び周辺セルの
キャリアの受信レベルを測定し、通信中の情報チャネル
（ＴＣＨ）に付随した制御チャネル（ＡＣＣＨ）を用い
て定期的に基地局へ報告する。
【０００４】基地局では移動局からの報告により、通信
中セルよりも一定以上品質の高い周辺セルが存在する場
合、その周辺セルを管理する基地局に対して空きＴＣＨ
の有無を問い合わせる。
【０００５】移行先基地局に空きＴＣＨがある場合は、
現基地局から交換機へハンドオーバの実行を要求する。
同時にＡＣＣＨにより、移動局にＴＣＨの切り替えを指
示する。
【０００６】移動局と移行先基地局の間で新ＴＣＨを設
定した後、交換機は旧ＴＣＨを切り離し、ハンドオーバ
を完了する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記のシステムでは、
基地局に障害が発生した場合、前記基地局の管理する移
動局は、通信を切断されることになる。
【０００８】本発明の目的は、基地局が運用を停止する
際において、移動局の通信の切断を防止することにあ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】基地局に障害検出機能を
持たせ、前記検出機能が障害を検出した時に強制的にハ
ンドオーバ機能を起動する。また、基地局に運用停止命
令検出機能を持たせ、前記検出機能が運用停止命令を検
出した時に強制的にハンドオーバ機能を起動する。ある
いは移動局にハンドオーバ機能をもたせ、基地局から命
令を送出することにより、前記ハンドオーバ機能を起動
する。
【００１０】
【作用】従来例におけるハンドオーバは、移動局がセル
内を移動し、隣接セルに接近した場合に発生する。この
ハンドオーバ機能により、移動局は通信を継続した状態
で複数セル間を移動することができる。
【００１１】本発明では、基地局が運用を停止する場合
に、移動局の位置にかかわらず、ハンドオーバを強制的
に起動する。これにより、運用を停止する基地局の管理
下の移動局を強制的に隣接セルの基地局の管理下に移す
ことが可能となり、移動局の通信を継続させることがで
きる。
【００１２】あるいは、移動局にハンドオーバ機能を持
たせることによっても実行可能である。この場合は、基
地局が運用を停止するとき、基地局がその管理下の移動
局にハンドオーバ機能を起動させる命令を伝達し、移動
局が自ら移行先基地局を選択し、回線を設定することに
より、移動局の通信を継続できる。
【００１３】基地局が運用を停止する場合は、運用に支
障をきたすような障害または性能劣化（電圧低下など）
が基地局に発生したとき、または、障害または性能劣化
を基地局が（交換機と基地局間の伝送路に）検出したと
き、または、保守点検（予防保全による部品交換など）
を行うときがあげられる。
【００１４】
【実施例】本発明の第１の実施例を図２を用いて説明す
る。図２では基地局は五つ存在し、各々の基地局が管理
するセルも五つ存在する。各基地局のチャネルアクセス
方式は、ＴＤＭＡ(Time Division Multiple Access）で
あり、そのチャネル構成を図３に示す。本実施例では、
チャネル数は３であり、そのうちチャネル＃０は、共通
制御チャネルＣＣＣＨである。残る二つのチャネルは各
移動局毎の通信チャネルであり、各チャネルには、ＴＣ
ＨとＡＣＣＨが含まれる。
【００１５】上記のシステムにおいて、基地局１に障害
（バッテリ異常など）が発生した場合、基地局１は、管
理するセル１１に存在する移動局６を新たに他のセルの
管轄に移行させるため、ハンドオーバを実行する。
【００１６】上記ハンドオーバのシーケンスを図１に示
す。まず、予め測定したキャリアの受信強度に基づいて
移行先基地局を決定する。ここで移行先基地局は、基地
局２とする。基地局１は基地局２に対して空きＴＣＨの
有無を問い合わせる。空きＴＣＨが基地局２に存在する
場合には、基地局１は交換機７にハンドオーバの実行を
要求する。また、ＡＣＣＨを用いて移動局６にＴＣＨの
切り替えを指示する。基地局２と移動局との間で回線を
設定した後、交換機７で切り替えを実行する。
【００１７】空きＴＣＨが無い場合は、他のセルを選択
し、セルを管理する基地局と上記処理を実行する。
【００１８】本発明の第２の実施例を図４を用いて説明
する。本発明の第２の実施例で対象とする無線通信ネッ
トワークは、第１の実施例とほぼ同じである。すなわ
ち、図２では基地局は五つ存在し、各々の基地局が管理
するセルも五つ存在する。各基地局のチャネルアクセス
方式は、ＴＤＭＡであり、そのチャネル構成も第１の実
施例と同じ（図３）である。
【００１９】上記のシステムにおいて、基地局１に障害
（バッテリ異常など）が発生した場合、基地局１は、管
理するセル１１に存在する移動局６を新たに他のセルの
管轄に移行させるため、図４のシーケンスに従ってハン
ドオーバを実行する。
【００２０】まず、基地局１は移動局６に対してハンド
オーバ命令をＡＣＣＨを用いて通知する。移動局は、キ
ャリアの受信強度に基づいて移行先基地局を決定する。
ここで移行先基地局は、基地局２とする。移動局６は、
現在属している基地局のＩＤ（ここでは基地局１のＩ
Ｄ）を基地局２に通知するとともに、空きＴＣＨの有無
を問い合わせる。空きＴＣＨが基地局２に存在する場合
には、基地局２は基地局１との間のハンドオーバを交換
機７に要求する。この要求にしたがって、交換機７にお
いて切り替えを実行し、ハンドオーバを完了させる。
【００２１】移動局が複数存在する場合には、上記の処
理を繰り返し実行すれば良い。
【００２２】本発明の第３の実施例は、保守点検などの
ため、基地局の運用を停止する場合である。この場合、
運用を停止する基地局において強制的にハンドオーバを
実行する。これにより、移動局をすべて他の基地局の管
理に移行させた後、基地局の運用を停止する。また、基
地局では運用を停止するまで、新たな呼びの受け付けは
しない。シーケンスは、図１もしくは図４に示す方法に
従えばよい。すなわち、図１と図４に示す方法では、基
地局が障害を検出したときにハンドオーバを起動してい
る。これを基地局に外部から命令を与えることによりハ
ンドオーバを起動させればよい。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、セルラー型無線通信ネ
ットワークにおける基地局に障害発生があっても移動局
の通信を継続することができ、ネットワークの信頼性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例におけるハンドオーバシ
ーケンス図。
【図２】ネットワークの構成を示す説明図。
【図３】チャネル構成を示す説明図。
【図４】本発明の第２の実施例におけるハンドオーバシ
ーケンス図。
【符号の説明】
１〜５…基地局、６…移動局、７…交換機、１１〜１５
…セル、２０…フレーム、２１…チャネル、２２…チャ
ネル、２３…チャネル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｂ 7/26 １０８ Ｂ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】セルラー型無線通信ネットワークにおい
    て、基地局の運用を停止する時に、前記基地局の管理す
    る移動局を強制的に周辺セルのうちから選択した移行先
    基地局の管理に移し、前記移動局と前記移行先基地局の
    間に回線を設定することを特徴とする移動通信システ
    ム。
  2. 【請求項２】セルラー型無線通信ネットワークにおい
    て、基地局に障害もしくは性能劣化が発生した時、また
    は、前記基地局が障害もしくは性能劣化を検出した時
    に、前記基地局の管理する移動局を周辺セルのうちから
    選択した移行先基地局の管理に移し、前記移動局と前記
    移行先基地局の間に回線を設定することを特徴とする移
    動通信システム。
  3. 【請求項３】セルラー型無線通信ネットワークにおい
    て、基地局に障害もしくは性能劣化が発生した時、また
    は、前記基地局が障害もしくは性能劣化を伝送路に検出
    した時、または、前記基地局がその運用を停止する命令
    を受信した時、前記基地局が周辺セルのうちから一つの
    移行先セルを選択し、前記移行先セルを管理する移行先
    基地局に空きチャネルの有無を問い合わせ、前記空きチ
    ャネルがある場合に、前記移動局と前記移行先基地局の
    間に回線を設定し、その後、交換機が前記移動局の接続
    に用いる回線を前記基地局との間の回線から、前記移行
    先基地局との間の回線に切り替えることを特徴とするハ
    ンドオーバ方法。
  4. 【請求項４】セルラー型無線通信ネットワークにおい
    て、基地局に障害もしくは性能劣化が発生した時、また
    は、前記基地局が障害もしくは性能劣化を伝送路に検出
    した時、または、前記基地局がその運用を停止する命令
    を受信した時、前記基地局はその管理下にある移動局に
    対して特定の命令を伝達し、前記命令を受信した移動局
    は周辺セルのうちから一つの移行先セルを選択し、前記
    移行先セルを管理する移行先基地局に空きチャネルの有
    無を問い合わせ、前記空きチャネルがある場合に、前記
    移動局と前記移行先基地局の間で回線を設定した後、交
    換機が前記移動局の接続に用いる回線を前記基地局との
    間の回線から、前記移行先基地局との間の回線に切り替
    えることを特徴とするハンドオーバ方法。
  5. 【請求項５】請求項３または４において、前記移行先セ
    ルを決定する方法は、各周辺セルの前記移動局における
    受信感度のうち、最も受信感度のよいものを選択するハ
    ンドオーバ方法。
  6. 【請求項６】請求項３または４において、前記移行先基
    地局に前記空きチャネルが無い場合は、他の基地局を選
    択し、前記処理を繰り返すハンドオーバ方法。
  7. 【請求項７】請求項３または４において、前記移動局が
    複数存在する場合は、各移動局に対するハンドオーバの
    実行は同時ではないハンドオーバ方法。
  8. 【請求項８】セルラー型無線通信ネットワークを構成す
    る基地局において、障害検出手段と、前記障害検出手段
    により検出された情報をトリガとして前記基地局が管理
    する移動局を移行する基地局を周辺基地局のなかから決
    定する手段と、前記移行先基地局に対して空きチャネル
    の有無を問い合わせる手段と、前記空きチャネルが前記
    移行先基地局にある場合に前記移動局に対して、前記移
    行先基地局の間に回線を設定する命令と空きチャネル番
    号を送信する手段とを有することを特徴とする基地局。
  9. 【請求項９】セルラー型無線通信ネットワークを構成す
    る基地局において、運用停止命令検出手段と、前記運用
    停止命令検出手段により検出された情報をトリガとして
    前記基地局が管理する移動局を移行する基地局を周辺基
    地局のなかから決定する手段と、移行先基地局に対して
    空きチャネルの有無を問い合わせる手段と、前記空きチ
    ャネルが前記移行先基地局にある場合に前記移動局に対
    して、前記移行先基地局の間に回線を設定する命令と空
    きチャネル番号を送信する手段とを有することを特徴と
    する基地局。
  10. 【請求項１０】請求項８または９において、前記移行先
    基地局を決定する手段は、前記移動局において測定し、
    かつ、前記基地局に伝送された各周辺セルの受信感度を
    記憶する手段と、前記周辺セルのうち最も受信感度のよ
    いものを選択する手段である基地局。
  11. 【請求項１１】セルラー型無線通信ネットワークを構成
    する基地局において、障害検出手段と、前記障害検出手
    段により検出された情報をトリガとして前記基地局が管
    理する移動局に対し、他の基地局との間に新たに回線を
    設定することを要求する命令を伝達する手段とを有する
    ことを特徴とする基地局。
  12. 【請求項１２】セルラー型無線通信ネットワークを構成
    する基地局において、運用停止命令検出手段と、前記運
    用停止命令検出手段により検出された情報をトリガとし
    て前記基地局が管理する移動局に対し、他の基地局との
    間に新たに回線を設定することを要求する命令を伝達す
    る手段とを有することを特徴とする基地局。
  13. 【請求項１３】セルラー型無線通信ネットワークを構成
    する移動局において、周辺セルの受信感度を測定する手
    段と、基地局から伝達される制御情報を検出する制御情
    報検出手段と、前記制御情報検出手段により検出された
    制御情報をトリガとし、周辺の基地局のうちから受信感
    度のよい移行先基地局を選択する手段と、前記移行先基
    地局に対して空きチャネルの有無を問い合わせる手段
    と、前記移行先基地局と前記移動局の間に新しい回線を
    設定する手段とを有することを特徴とする移動局。
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