JPH084677B2 - コードレスアイロン - Google Patents

コードレスアイロン

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JPH084677B2
JPH084677B2 JP62314518A JP31451887A JPH084677B2 JP H084677 B2 JPH084677 B2 JP H084677B2 JP 62314518 A JP62314518 A JP 62314518A JP 31451887 A JP31451887 A JP 31451887A JP H084677 B2 JPH084677 B2 JP H084677B2
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JP
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temperature
iron
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signal
pulse
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真一 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアイロン本体部に電源コードを持たず、アイ
ロン本体部をスタンド部上にセットすると、アイロン本
体部に内蔵するヒータにスタンド部より電力を供給し、
加熱するコードレスアイロンに関するものである。
従来の技術 従来この種のコードレスアイロンとして、アイロン本
体部にヒータとサーモスタットを備え、これをスタンド
部上に置くとこれに供電し温度制御する方式が提案され
ていた。
発明が解決しようとする問題点 この場合、サーモスタットによる温度制御であるた
め、温度制御時、アイロンのベース面の温度波高値が高
い,温調精度が悪い,温度設定がやりにくい等の問題が
あった。
本発明は上記従来の問題を解決するもので、温調精度
が良く、温度波高値の小さく、かつ温度制御するに際し
安全性が高く信頼度の高いコードレスアイロンを提供す
ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のコードレスアイロ
ンは、アイロン本体部と、このアイロン本体部を着脱自
在に載置するスタンド部とを備え、前記アイロン本体部
はアイロンのベースを加熱するヒータと、ベース温度を
検知する感熱素子と、感熱素子からの信号によってパル
ス間隔が変化する温度信号パルスを発生する温度検知回
路と、前記ヒータ及び温度検知回路に給電するための電
極とで構成し、前記スタンド部は、アイロン本体部を検
知する載置検知部と、アイロン本体部の温度検知回路か
らの信号を検出する信号検出回路と、信号検出回路の出
力パルスのパルス幅を計時し、パルス幅が規定時間以上
ある場合、又は規定時間以上あるものを複数回検出した
場合ヒータへの電力供給を停止させるパルス幅検知回路
と、信号検出回路のパルス間隔を計時し、基準時間と比
較しヒータへの電力供給を制御する温度制御回路と、ア
イロン本体部の電極と接続する電極とで構成したもので
ある。
作用 上記構成のコードレスアイロンにおいては、アイロン
本体部のベース温度を感熱素子で検知し、温度検知回路
でベース温度に応じたパルス間隔をもつ信号に変換し、
スタンド部の信号検出回路に伝送するが、このときパル
ス幅が規定時間以上ある場合、又は規定時間以上のパル
ス幅を持つパルスが複数回続いた場合、異常時と判定し
ヒータへの電力供給を停止するものである。
実 施 例 以下本発明の一実施例について添付図面をもとに説明
する。
第1図,第2図において、1はアイロンのベースを加
熱するヒータ、2はベース温度を検知する感熱素子、3
は感熱素子2からの信号を受け、感熱素子2の信号に応
じた(すなわちベース温度に応じた)間隔を持つパルス
信号を発生する温度検知回路、4は温度検知回路3に給
電するための電極、5は同様にヒータ1に給電するため
の電極である。そして上記した各部1〜5によりコード
をもたないアイロン本体部9が構成されている。
6は信号検出回路で、アイロン本体部9の温度検知回
路3より送られてくる温度信号を検出する。7はパルス
幅検知回路で、信号検出回路6の出力パルスのパルス幅
を計時し、パルス幅が規定時間以上ある場合、又は規定
時間以上あるものを複数回検出した場合、ヒータ1への
電力供給を停止させる。8は温度制御回路で、載置検知
部9によりアイロン本体部9を検知したとき信号検出回
路6の出力パルス間隔を計時し、予め設定した基準時間
と比較し、ベース温度が設定温度より低いと判定した時
にはヒータ1に電力を供給し、高いと判定した時にはヒ
ータ1への電力供給を停止してアイロンのベース温度を
一定に制御する。12はアイロン本体部9を検知する載置
検知部である。4′,5′はアイロン本体部9の電極4,5
と接続する電極である。そして、上記した各部6〜8,1
2,4′,5′によりアイロン本体部9を載置するスタンド
部10を構成している。このスタンド部10には電源コード
11が接続されている。
なお、第2図において13はスタンド部10に内蔵した回
路部であり、信号検出回路6,載置検知部12,パルス幅検
知回路7,温度制御回路8を含んでいる。
次に第3図により温度検知回路3の具体例を示す。図
においてRthは第1図,第2図の感熱素子2である。こ
の例の場合、Rthはサーミスタであり、温度が上昇する
と抵抗値が小さくなる。
VACは交流電源で、スタンド部10より電極P5,P6,P1,P2
経てアイロン本体部9に供給される。ダイオードD2,コ
ンデンサC2は直流電源を作る電源回路である。抵抗R3
アイロン本体部9をスタンド部10よりはずしたとき、コ
ンデンサC2の放電経路を構成し、アイロン本体部9をは
ずしたときに電極P5,P6にふれても感電のないようにす
るものである。抵抗R5,R6,トランジスタQ1により感熱素
子Rthに定電流が流れるように構成し、コンデンサC4
充電電流を流す。R7は低温時感熱素子Rthの抵抗値が非
常に大きくなるのを補償するためのものである。ダイオ
ードD3は温度保証のために用いたものである。
IC1は演算増幅器で、IC1の−入力端子にコンデンサC4
流れる充電電流によるコンデンサC4の端子電圧を入力し
ている。IC1の+入力端子は抵抗R8,R10,R9を図の様に接
続し、基準電圧を作っている。いまIC1の−入力端子電
圧e1がIC1の+入力端子電圧e2より低いとき、IC1の出力
電圧はハイレベルで、このときのIC1の+入力端子電圧e
2をe2Hとすると である。V2はIC1の電源電圧である。コンデンサC4の充
電が進みe1が高くなって、e1がe2Hを越えると、IC1の出
力はローレベルとなる。従ってe2の電圧は小さくなる。
このときのe2をe2Lとすると、 となる。
IC2は比較器で、+入力端子には抵抗R11,R12で作る基
準電圧を入力している。−入力端子にはIC1の出力電圧
を入力している。
すなわち、IC1の出力電圧がハイレベルのときはIC2
出力電圧はローレベル、IC1の出力電圧がローレベルの
ときはIC2の出力電圧はハイレベルとなる。
IC2の出力端子には、抵抗R14,R15を通じてトランジス
タQ2を駆動できるよう接続している。さらに抵抗R16,R
17を通じてトランジスタQ3を駆動できるよう接続してい
る。トランジスタQ2のコレクタは抵抗R13を通してコン
デンサC4に接続し、IC2の出力レベルがハイレベルのと
きトランジスタQ2をオンさせ、コンデンサC4の充電電荷
をR13、Q2を通して放電するよう構成している。
さらにIC2の出力がハイレベルのとき、トランジスタQ
3をオンさせ、Q3のコレクタに接続した小抵抗値の抵抗R
18に電源V1より電流を流し電極P1,P2間のインピーダン
スが大きく落ちるよう構成している。すなわち、抵抗R2
に流れる電流は、トランジスタQ3がオフしているとき、
小電流が流れ、トランジスタQ3がオンすると、Q3のオン
時間だけ大きな電流が流れる。従って、R2の両端電圧e4
は、Q3オフ時小さな電圧、Q3がオンすると大きな電圧が
得られる。
抵抗R4,ツェナーダイオードZD2,電解コンデンサC3
トランジスタQ3がオン,オフしても変動のない電圧V2
演算増幅器IC1及び比較器IC2に印加するためのものであ
る。
第4図に第3図の回路図の要点電圧波形を示す。第4
図において、1はコンデンサC4の端子電圧e1を示す。充
電時(電圧上昇時)定電流であるので、直線的にeiは上
昇する。電圧e1がIC1の+入力端子e2Hより低い時、IC2
の出力電圧e3はローレベルでトランジスタQ3はオフでR2
には小さな電流しか流れず、R2の両端電圧e4は小であ
る。そしてe1が上昇し、IC1の+入力端子e2Hに達する
と、IC2出力電圧e3はハイレベルとなり、トランジスタQ
3はオンし、抵抗R2に大きな電流が流れ、R2の両端電圧e
4は大となる。同様にe3がハイレベルになるとトランジ
スタQ2がオンし、コンデンサC4の充電電荷は抵抗R13,ト
ランジスタQ2を通じて放電する。e1が放電により低下し
e2Lに達すると再度IC1の出力がハイレベルIC2の出力は
ローレベルとなりトランジスタQ3はオフとなり、C4の充
電が開始する。
3の波形はR2の両端電圧e4の波形である。トランジス
タQ3がオンすると電圧e4は大となり(e4H)、トランジ
スタQ3がオフの時には電圧e4は低電圧e4Lである。
感熱素子Rthはベース温度が上昇するに従ってその抵
抗値が小さくなるので、コンデンサC4への充電時間が短
かくなり、従ってe4のローレベルの時間t1が短かくなっ
てゆく。このe4のローレベル(e4L)の時間t1を測定
し、アイロン本体部9のベース温度を検知するものであ
る。時間t1は近似的に以下の式で表わせる。
ΔV=e2H−e2L VE:トランジスタQ2のエミッタ電圧 なお、第5図は横軸にアイロンベース温度、縦軸にe4
のローレベルの時間t1をとったグラフを示す。
以上のように、温度によってt1が連続的に変化するの
でこの時間t1を読みとり、アイロンベースの温度を検知
し、設定温度と比較し、ベース温度が設定温度より低け
れば、ヒータ1に電流を流し、ベース温度が設定温度よ
り高ければ、ヒータ1に流す電流を断にして温度制御を
するものである。また、他の実施回路例として、無案定
マルチバイブレータの回路素子の一部に感熱素子を用い
温度によって発振周期が変動するのを利用する方法もあ
る。
第6図に信号検出回路部6の一実施例を示す。第6図
aは抵抗R2に流れる電流が小さい時、R2の両端電圧e4
小さく、R2の両端間に接続したツェナーダイオードZD3
及びホトカプラIC3を構成するLEDL1に電流は流れず、従
ってホトカプラIC3を構成するホトトランジスタQ4のエ
ミッタとアース間に接続した抵抗R20に電流は流れず、
ホトトランジスタQ4のエミッタ電圧は0である。抵抗R2
に大電流が流れると、電圧e4は大となり、従ってLEDL1
に電流が流れ、ホトトランジスタQ4のエミッタにはハイ
レベルの電圧が得られる。
このホトトランジスタQ4のエミッタ電圧を温度制御回
路8に入力し、Q4のエミッタ電圧のローレベルの時間を
計測し温度を検知して温度制御を行うものである。
第6図bは、抵抗R2を使用せず、抵抗R2のあった所
に、パルストランスPTを接続した例である。
このパルストランスPTの2次側より電流変化分を検出
するものである。
第6図cは抵抗R2の一端よりコンデンサC5,抵抗R21
接続し、電流の変化を検出しようとするものである。
第7図に温度検知回路3と信号検出回路6の他の実施
例を示す。これは、アイロン本体部9のLEDで赤外線を
発光し、これをスタンド部10のホトトランジスタPTで受
光し、温度信号パルスを得ようとするものである。
温度検知回路3の回路動作は第3図で説明したのと同
様で、第3図のトランジスタQ3のコレクタにLEDを接続
し、トランジスタQ3がオンするごとにLEDに電流が流
れ、発光するものである。抵抗R19はLEDに流れる電流を
制限するものである。
スタンド部10の信号検知回路部6のホトトランジスタ
PTに光が入るたびにホトトランジスタPTがオンし、ホト
トランジスタPTのエミッタ,アース間に接続された抵抗
R20に電圧V0が発生する。
この電圧V0をパルス幅検知回路7へ入力してパルス幅
を計時し、正規の信号であるかどうか判定し、正規の信
号と判定した時には温度制御回路8へ入力し温度制御を
行う。異常と判定した場合には、温度制御回路8でヒー
タ1への電力供給を停止する。
第8図にホトトランジスタPTの出力電圧波形V0を示
す。パルス間隔t1はアイロンのベース温度が上昇するに
従って短かくなる。
次に載置検知部12であるが、これはアイロン本体部9
がスタンド部10に置かれたか、置かれてないかを検知す
るもので、マイクロスイッチをスタンド部に設けてお
き、アイロン本体部9がスタンド部10に置かれた時、そ
の重さでオンしはなせばオフする方式でも良いし、ある
いはリードスイッチをスタンド部10に設け、アイロン本
体部9にはマグネットを用いて、アイロン本体部9がス
タンド部10に置かれたときマグネットの磁場によりリー
ドスイッチがオンし、はなせばオフする方式でもよい。
次に第9図にパルス幅検知回路7と温度制御回路8の
一実施例を示す。この場合、パルス幅検知回路7は温度
制御回路8を構成するマイクロコンピュータICの中で構
成し、ここで信号検出回路のパルス幅を検知し、正規を
信号であるかどうか判定する。アイロン本体部9がスタ
ンド部10上にあるとき、スイッチSMはオンし、マイクロ
コンピュータICのP1に電圧Vが印加される。すなわち、
マイクロコンピュータICの入力ポートP1に電圧Vが出て
おればアイロン本体部9がスタンド部10上にあり、電圧
がゼロであればアイロン本体部9がスタンド部10上にな
いと検知する。なお信号検知回路6はマイクロコンピュ
ータICのP2にパルス電圧を入力する。P2より入力された
電圧はパルス幅検知回路7へ印加される。パルス幅検知
回路7は、アイロン本体部9の温度検知回路3の出力パ
ルスの幅(第4図3の時間t2)を検知する。
パルス幅t2は前述のように、第3図のIC2の出力電圧
がハイレベルとなり、トランジスタQ2がオンしたときコ
ンデンサC4の充電電荷がR13,トランジスタQ2を通って放
電し、コンデンサC4の端子電圧がe2Hよりe2Lに達するま
での時間で決定され一定である。
すなわち、 である。
従って、このコードレスアイロンが正常に動作し、か
つ外来ノイズもなければ、パルス幅検知回路7は、この
一定のパルス幅t2を検知する。
しかし、外来ノイズが信号検出回路6で検出されたと
きあるいはその他何かの原因で、信号検出回路6の出力
パルスが、規定時間より長くなった時、又は規定時間を
越えたパルスが1回又は複数回つづいた場合、異常時と
判断し、温度制御回路8のリレーRLをオフし、ヒータへ
の電力供給を停止する。そしてパルス幅検知回路7が正
常信号と判断した場合、マイクロコンピュータICはパル
ス間隔を計時し、アイロンベース温度を検知する。マイ
クロコンピュータICはP3より電圧を出力する。
P3より抵抗R22,R23を経てトランジスタQ4を接続し、
トランジスタQ4のコレクタにはリレーRLのコイルを接続
する。従って、トランジスタQ4がオンすると、リレーコ
イルに電流が流れ、リレーRLの接点が閉じ、アイロン本
体部9のヒータ1に交流電源VAC,リレー接点,スタンド
部10の電極P7,アイロン本体部の電極P9,ヒータ1,電極P
10,スタンド部10の電極P8を経て電流が流れヒータ1は
加熱される。なお、ダイオードD4はトランジスタQ4がオ
フした時、トランジスタにサージ電圧が印加されないよ
うにするための保護ダイオードである。
第10図にパルス幅検知回路7と温度制御回路8の動作
フロを、第11図にその動作波形図を示す。
まず、15でアイロン本体部9がスタンド部10上にある
かどうか判定する。アイロン本体部9がスタンド部10上
になければ、ヒータ1を制御するリレーRLをオフする。
アイロン本体部9がスタンド部10上にあれば、時間カ
ウントを開始する(16)。アイロン本体部9をスタンド
部10上に置いた時点より一定時間tk後、入力信号を見に
行く(16,17,18)(マイクロコンピュータICの入力ポー
トP2の入力電圧をみる)。すなわち、一定時間tk毎に温
度信号を入力し、温度検知することになる。
このときの入力信号が来ておれば(ハイレベルであれ
ば)、入力信号を見に行った時点より、入力信号がロー
レベルになるまでの時間を計時する(19,20,22)。この
時間が規定時間tr以内であれば正常信号と判定する(2
0,22)。正常信号であれば、温度制御回路8に入力し、
温度制御を行う(21)。温度制御は第11図Bに示すよう
にP2入力信号がハイよりローレベルになった時点より計
時し、P2入力信号がハイレベルになるまでの時間t1を計
る。この時間t1と温度設定用の基準時間とを比較し、温
度が低いと判断したときには、リレーRLをオン,温度が
高いと判断したときにはリレーRLをオフし温度制御を行
う。入力パルス信号のローレベルになるまでの時間が長
く、規定時間tr以上となった場合、異常信号と判断し、
これを1回とカウントする(23)。次に先の入力信号受
付後規定時間tk後、再度入力信号パルスの幅を計時す
る。これが規定時間tr以上であれば、異常信号とみなし
再度カウントし、2回カウントする(23)。このように
異常信号が規定回数N回つづいた場合(24)、異常事態
とみなし、温度制御用リレーRLをオフし、ヒータ1への
給電を停止する(25)。
これを第11図Cに示す。
第11図Dの場合、異常パルスのハイレベルが長時間継
続している場合で、この時も第10図の動作フローよりリ
レーRLをオフする。
第11図Eの場合、1回目のパルスは異常と判定する。
2回目のパルスでは、入力信号を見に行ったタイミング
T3より入力パルスがローレベルになるまでの時間が規定
時間tr以下であるため、2回目のパルスは本来異常パル
スではあるが、異常とみなさない。
従って、温度制御に入るが、3回目のパルスでハイレ
ベルの時間で規定時間trより長いことが判定されるた
め、異常と判定し、このとき計時したパルス間隔t1は無
効となり、異常信号2回とカウントされる。
このカウント数が規定回数N回にまで達するとリレー
RLをオフしヒータへの給電を停止する。
従って第11図Dで示すようにN秒つづく長いパルスも
リレーRLをオフにするものである。
発明の効果 以上のように、本発明は感熱素子で温度検知をし、電
子回路で温度制御することにより温調精度が良く、温度
波高値が小さいという従来にはないすぐれた効果を有し
ている。またアイロン本体部の温度検知回路からの温度
信号のパルス幅を計時し、パルス幅が規定以上長い場
合、あるいは規定以上長いパルスが複数回つづいた場合
異常と判定しヒータへの電力供給を停止する安全で信頼
性の高いコードレスアイロンを提供することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すコードレスアイロンの
ブロック図、第2図は同アイロンの外観図、第3図は同
アイロンの温度検知回路の実施例を示す回路図、第4図
は第3図の各部の動作電圧波形図、第5図はアイロンベ
ース温度とパルス間隔の特性図、第6図a,b,cは信号検
出回路の実施例を示す回路図、第7図は温度検知回路と
信号検出回路の他の実施例を示す回路図、第8図は第7
図の信号検出回路の出力波形図、第9図はパルス幅検知
回路と温度制御回路の一実施例を示す回路図、第10図は
パルス幅検知回路の動作フローチャート、第11図はパル
ス幅検知回路の動作説明用電圧波形図である。 1……ヒータ、2……感熱素子、3……温度検知回路、
4,5……電極、9……アイロン本体部、12……載置検知
部、6……信号検出回路、7……パルス幅検知回路、8
……温度制御回路、4′,5′……電極、10……スタンド
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイロン本体と、このアイロン本体部を着
    脱自在に載置するスタンド部とを備え、前記アイロン本
    体部はアイロンのベースを加熱するヒータと、ベース温
    度を検知する感熱素子と、感熱素子からの信号によって
    パルス間隔が変化する温度信号パルスを発生する温度検
    知回路と、前記ヒータ及び温度検知回路に給電するため
    の電極とで構成し、前記スタンド部は、アイロン本体部
    を検知する載置検知部と、アイロン本体部の温度検知回
    路からの信号を検出する信号検出回路と、信号検出回路
    の出力パルスのパルス幅を計時し、パルス幅が規定時間
    以上ある場合、又は規定時間以上あるものを複数回検出
    した場合ヒータへの電力供給を停止させるパルス幅検知
    回路と、信号検出回路のパルス間隔を計時し、基準時間
    と比較しヒータへの電力供給を制御する温度制御回路
    と、アイロン本体部の電極と接続する電極とで構成する
    コードレスアイロン。
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