JPH0846514A - 周波数シンセサイザ - Google Patents

周波数シンセサイザ

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JPH0846514A
JPH0846514A JP6177971A JP17797194A JPH0846514A JP H0846514 A JPH0846514 A JP H0846514A JP 6177971 A JP6177971 A JP 6177971A JP 17797194 A JP17797194 A JP 17797194A JP H0846514 A JPH0846514 A JP H0846514A
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JP6177971A
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Yuichi Tazaki
祐一 田崎
Takayasu Ito
隆康 伊藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ディジタル信号処理でPLLを制御する周波数
シンセサイザの論理回路規模を低減すること。 【構成】数値データで表現される位相誤差情報の所定時
間内の変動量を算出し、算出結果を所定値と比較し、そ
の比較結果を出力するデータ変動量検出回路23と、位
相誤差情報を上位mビットと下位nビットの2つに分割
し、データ変動量検出回路23の出力結果によって位相
誤差情報の上位デーまたは下位データのどちらかを信号
処理部20へ出力するセレクタ24と、データ変動量検
出回路23の出力結果によって、電圧変換部21に入力
するデータを選択し、記憶するレジスタ25を設ける。 【効果】信号処理部に入力するデータ数を低減し、信号
処理部20の論理回路の規模が低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相同期ループを用い
た周波数シンセサイザに係り、特に、位相比較結果がデ
ィジタル数値データで出力される周波数シンセサイザに
用いて、論理回路の規模と消費電力の低減に関する。
【0002】
【従来の技術】周波数シンセサイザの構成法は各種の方
法が知られており、特に集積回路の発達により位相同期
ループを用いた構成法がよく用いられる。多数の通信チ
ャネルを有する移動通信装置では、電圧制御発振器(以
下、VCOと称す。)、可変分周器と水晶発振器を用い
て位相同期ループを構成し、可変分周器の分周数を選択
して必要な通信チャネル周波数を発生させる。VCOの
出力信号を可変分周器で分周した信号と、水晶発振器出
力から生成した基準信号との位相を位相比較器で比較
し、アナログ値の比較結果をフィルタにより積分して
後、VCOの周波数制御端子に印加する。
【0003】発振周波数の高い周波数シンセサイザを実
現する方法として、2つの分周比(1/P,1/(P+
1):Pは整数)を持つ2モジュラスプリスケーラ(以
下、プリスケーラと称す。)を用いて上記可変分周器を
構成する方法が提案されている。この方式を用いること
により、任意の分周回路が実現できるので、位相比較を
行う基準周波数を可変することなく発振周波数の高い周
波数シンセサイザを実現できる。
【0004】この種の装置として関連するものは、柳沢
編、「PLL(位相同期ループ)応用回路」総合電子出
版、pp118-pp121、1977年9月が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記位相同期ループを
用いた周波数シンセサイザでは、上記2つの位相比較出
力のディジタル信号をアナログ信号に変換する際に、L
PFが必須になる。一方、周波数シンセサイザの用途と
して、多数の通信チャネルを有する移動通信装置があ
り、通信チャネル周波数を短時間で切替ることが必要に
なる。この時、上記LPFを構成するコンデンサの充放
電に時間を要するので、その実現に難があるという問題
点がある。
【0006】これを解決する周波数シンセサイザの構成
法が提案されている。(参考文献、梶原、中川「高速周
波数ホッピングが可能なPLLシンセサイザ」、電子情
報通信学会論文誌、B−II、vol.j73-B-II、No2、pp95-
102、1990年2月)この提案方式では位相比較そのものを
数値演算処理により行い、比較結果に含まれる高調波成
分を単純な演算によって除去することにより、LPFを
不要とすることによって周波数切替時間の短縮化を図る
ものである。
【0007】本発明の目的は、上記方式の周波数シンセ
サイザを実際の移動通信装置に適用する際の、論理回路
の規模と消費電流を低減することのできる周波数シンセ
サイザ方式を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記位相比較方式の位相比較器出力あるいは微分位
相比較方式の積分器出力から得られる、位相誤差情報の
数値データの変動量を検出する。すなわち、上記数値デ
ータを記憶し、次の位相比較データと差分を取る。この
差分データを所定値と比較する比較器に入力し、所定値
以上であれば、位相誤差情報の上位のmビットを信号処
理部へ入力し、所定値以下であれば、位相誤差情報の下
位のnビットを信号処理部へ入力し、信号処理部の論理
回路の規模を縮小することができる。
【0009】
【作用】上記位相誤差情報の数値データはPLL発振周
波数が所定の周波数に近づくに従って、その変動量は小
さくなる。この変動量が所定値以下である(ディジタル
データの所定ビット以下のビットしか変動しない)こと
を検出して、信号処理部へ入力する位相誤差情報の数値
データを上位データ(ビット数をmとする)と下位デー
タ(ビット数をnとする)とを入れ替える。このことに
より、信号処理部の必要なビット数は上位または下位の
大きい方のビット数によって決まり、従来のようにビッ
ト数をm+nにする必要が無くなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図9により
説明する。本発明を、微分位相周波数シンセサイザに適
用した例を示す。
【0011】図1は本発明のブロック図、図2は周波数
シンセサイザの周波数制御特性図、図3は信号処理部の
従来例、図4は本発明の回路規模縮小のための回路、図
5はそのタイミングチャート、図6から図9は、信号処
理部へのデータの入れ方例を示す。
【0012】図1で、10は微分位相周波数シンセサイ
ザ、11は基準発振器、12は階段状波基準位相信号発
生部、13は基準信号微分位相発生部、14はタイミン
グクロック発生部、15は電圧(あるいは、電流)制御
発振器、16は階段状波位相信号発生部、17は階段状
信号微分位相発生部、18は微分位相比較器、19は積
分器、20は信号処理部、21は電圧(あるいは、電
流)変換部、22はインタフェイス部、23はデータ変
動量検出回路、24はセレクタ、25はレジスタであ
る。
【0013】タイミングクロック発生部14は、基準発
振器11の出力信号から周波数fr1を有する第1クロ
ック、周波数fr1のK(ただし、Kは自然数)倍の周
波数fr2を有する第2クロック、及び、構成各部の動
作に必要な各種タイミングクロックを発生し、構成要素
各部12,13,17〜20,23〜25に必要なクロ
ックを供給する。階段状波基準位相信号発生部12は、
分周器、または数値制御発振器、または分周器と数値制
御発振器の組合せにより構成されており、基準発振器1
1の出力信号から繰返し周波数fr1の階段状波形を有
する基準信号を発生する。基準信号微分位相発生部13
は、周波数fr2毎に基準信号の微分位相情報を発生す
る。階段状波位相信号発生部16は、分周器、または数
値制御発振器、または分周器と数値制御発振器の組合せ
により構成されており、電圧(あるいは、電流)制御発
振器15の出力信号から繰返し周波数fr1の階段状波
形を有する階段状信号を発生する。階段状信号微分位相
発生部17は、周波数fr2毎に階段信号の微分位相情
報を発生する。微分位相比較器18は、基準信号微分位
相情報と階段状信号微分位相情報との微分位相差分を求
める。積分器19は、その微分位相差分を積分すること
によって基準信号と階段状信号との位相誤差情報とす
る。信号処理部20は、積分器19からの位相誤差情報
に対してフィルタリングしたり、初期値を加算する等の
信号処理を施す。電圧変換部21は、信号処理部20の
出力信号を電圧制御発振器15の周波数制御に適した電
圧または電流信号に変換し、電圧制御発振器15の周波
数を制御する。インタフェイス部22は、例えば上記分
周器の分周数や上記初期値などを、例えばマイクロプロ
セッサ(図示せず)から受け取り、必要な構成要素各部
に送出する。
【0014】本実施例では、基準信号と階段状信号との
微分位相差分、すなわち周波数差を求めた後、積分する
ことによって位相情報を得ているので、基準信号と階段
状信号との位相差分を直接求めた場合に発生する位相飛
びが発生しない。すなわち、本実施例で求めた位相誤差
情報は必然的に直流化されており、直流化回路が不要
で、かつ位相同期ループの高速引込みが可能となる。
【0015】本実施例において、階段状波位相信号発生
部16が発生する階段状信号が周波数fr1の一周期T
内に有する最大値を基準信号微分位相情報とする。すな
わち、周波数fr2毎に上記最大値ずつ増加する周期T
の数値制御発振器を想定し、その出力信号の微分位相を
求めることと等価である。更に、この基準信号微分位相
情報と周波数fr2毎の階段信号微分位相情報のK倍と
の差分を微分位相差分とすることによって、正規化処理
が不要となる。また、これによって階段状波基準位相信
号発生部12と基準信号微分位相発生部13が事実上不
要となり、回路構成が簡単になるという特徴がある。
【0016】以上のように構成することにより、上記階
段状波基準位相信号発生部12〜タイミングクロック発
生部14、階段状波位相信号発生部16〜信号処理部2
0の各ブロックは、ディジタル信号で処理することがで
きる。したがって、信号処理部20の出力信号は数値デ
ータで表されることになる。この数値データを電圧変換
部21で発振器15の周波数制御に適した電圧、又は電
流信号に変換し、電圧制御発振器15の周波数を制御す
る。
【0017】位相誤差情報の数値データはPLLが所定
の周波数に近づくにしたがい、その変動量は小さくなり
(安定状態)又、所定の周波数へ収束している途中では
変動量は大きい(過渡状態)。この変動量が所定値以下
である(ディジタルデータの所定ビット以下のビットし
か変動しない)ことを検出して、信号処理部20へ入力
するデータを制御することにより、回路規模の低減を図
るものである。データ変動量検出回路23は、積分器1
9の出力である位相誤差情報の変動量が所定値以下か否
かを検出し、それによりセレクタ24とレジスタ25を
制御する。セレクタ24は、データ変動量検出回路23
の結果が所定値以下の場合、積分器19の出力であるL
ビットの位相誤差情報の最下位ビットからnビットまで
の数値データを信号処理部20に入力し、所定値以上の
場合、最上位ビットから(L−n)ビットまでの数値デ
ータを信号処理部20へ入力する。レジスタ25は、デ
ータ変動量検出回路23の結果が所定値以下の場合、信
号処理部20の出力信号を電圧変換部21の入力端子の
最下位からnビットに入力し、所定値以上の場合、電圧
変換部21の入力端子の最上位ビットから(L−n)ビ
ットまでに数値データを入力する。電圧変換部21では
それらを加算し、電圧制御発振器15を制御する。従っ
て信号処理部20は積分器19の出力と同じビット数を
持つ必要がなくなり、それにより、回路規模が小さくな
る。
【0018】次に周波数制御について図2で説明する。
【0019】図2で(a)は電圧変換部21の変換特性
の一例であり、横軸は上記信号処理部20の出力信号
(数値データ)、縦軸は電圧変換部21で変換した電圧
を示す。また(b)は電圧制御発振器15の電圧制御特
性の一例であり、横軸は電圧制御発振器15に印加され
る制御電圧、縦軸は電圧制御発振器15の出力信号の周
波数を示す。以上の(a)(b)より信号処理部20の
出力信号と電圧制御発振器15の出力信号の周波数との
関係は、(c)のようになる。このように、信号処理部
20の出力信号の数値データは、電圧制御発振器15の
出力信号の所定周波数範囲をカバーする必要がある。ま
た、信号処理部20の出力信号の最小変化量(電圧変換
部21の1LSB)は、電圧制御発振器15の出力信号
の安定度の仕様を十分満足する必要がある。そのため、
信号処理部20の有効数字の桁数は多大になり、論理回
路で実現すると非常にビット数が多くなる。例えば、電
圧制御発振器15の発振周波数帯域を20MHz、電圧
変換部21の制御すべき周波数分解能を50Hzとする
と、ビット数は19ビットになる。
【0020】以下、信号処理部20の従来例について移
動平均フィルタ(ディジタルフィルタ)を例に取って説
明する。
【0021】移動平均フィルタH(z)は数値データの
算術平均によって表現できる。その表現例を(式1)に
示す。
【0022】
【数1】
【0023】ここでは、zを公比とみなし、項数nの等
比数列と考えて、式1を式2のように変形する。
【0024】
【数2】
【0025】ここでz~1はz変換における遅延器を示
す。zの−n乗は遅延器z~1をn個連続に接続して、n
遅延の遅延器に相当する。よって、上式は、初段の遅延
器の入力データとn段目の遅延器出力とを差分する操作
を行うことになる。
【0026】一方、1/(1−z~1)は(式3)のよう
に展開できる。
【0027】 1/(1−z~1)=1+z~1+z~2+z~3+z~4…(式3) (式3)は、無限遅延までの加算と表現できるため、動
作としては、積分器を表現している。1/nは割算を表
現し、これは割算器で構成でき、その構成因子として
は、加算器,かけ算器,ビットシフト等によって表現で
きる。
【0028】図3で従来の信号処理部20について差分
器と積分器を用いて表現できる移動平均フィルタを例に
とり説明する。ここでは、割算器の係数1/nは1とす
る。図3で図1と同一箇所及び同等部分には同一符号を
付している。201〜203,2052はレジスタ、2
04,2051は加算器、205は積分器である。ここ
では位相誤差情報をLビットのディジタル数値データと
する。
【0029】積分器19出力である位相誤差情報S31
はクロックS38ごとにレジスタ201に入力し、その
後クロックS38ごとにレジスタ202、レジスタ20
3と転送される。加算器204ではレジスタ201の入
力S31とクロック38の3遅延前の位相誤差情報であ
るレジスタ203の出力S34との引き算を行ない、信
号S35として出力する。積分器205は加算器205
1とレジスタ2052からなる。加算器2051は、信
号S35とレジスタ2051の出力信号S37を加算
し、信号S36を出力する。レジスタ2052は加算器
2051出力S36をクロックS39ごとにラッチし、
信号S37として、加算器2051および電圧変換部2
1へ出力する。Lビットのディジタル数値データの場
合、1ビットのレジスタ及び加算器を用いると、本信号
処理部20に必要な論理回路の数は、レジスタが4×L
個、加算器が2×L個になる。一般に加算器204に入
力する信号S34を発生するための遅延回路用レジスタ
の段数をNとすると、このN段遅延を用いたときの信号
処理部の最小限必要な論理回路数はレジスタが(N+
1)×L個、引算器が2×L個になり回路規模が非常に
大きくなる。
【0030】以下、本実施例について説明する。
【0031】図4では信号処理部の回路規模を縮小する
ための回路について説明する。
【0032】図4で図1と同一個所および同等部分には
同一符号を付している。23はデータ変動量検出回路、
231は差分器、232は比較器、233はカウンタ、
260,261はレジスタ、28および29はANDゲ
ート、30はインバータである。図5は図4各部のタイ
ミングチャートである。
【0033】データ変動量検出回路23は、差分器23
1、比較器232、カウンタ233で構成される。差分
器231は積分器19から出力される位相誤差情報の数
値データS31の所定時間ごとの変動量(時間微分)S
42を算出し、比較器232へ出力する。比較器232
はS42が所定値以下か否かを検出し、検出結果を信号
S43として出力する。カウンタ27は、端子PRに比
較器232出力信号S43が、端子CKにクロックS4
5が入力する。カウンタ27は、端子PRがハイレベル
の時にクロックS45が入力するとカウントし、所定の
計数を行なうと端子CARRYからS44をハイレベル
で出力する。そして、PR端子がハイレベルの状態が続
くかぎりクロックS45が入力してもS44はハイレベ
ルのままである。端子PRがローレベルの時にクロック
S45が入力するとカウンタの初期値を計数として書き
込み、端子CARRYからS44をローレベルで出力す
る。一方、積分器19のLビットの数値データである出
力信号S31は、最下位からのnビットと最上位からm
ビット2つに分割され、最上位からmビットはセレクタ
24の入力端子Aに入力され、最下位からのnビットは
入力端子Bに入力される。この時、積分器19の出力デ
ータのビット数Lとm,nの関係は、(式4)で表され
る。
【0034】L=n+m (式4) セレクタ24は信号S44がローレベルの時、出力端子
Yは入力端子AのデータであるS31の上位mビット
を、S44がハイレベルの時は、入力端子Bデータであ
るS31の下位nビットを信号処理部20へ出力する。
信号処理部20は、セレクタ24の出力信号に対してフ
ィルタリングを行ない、レジスタ260およびレジスタ
261へ出力する。ANDゲート28は、S44がロー
レベルの時クロックS46をレジスタ260へ出力し、
ハイレベルの時クロックS46を出力しない。インバー
タ30はS44を反転してANDゲート28へ出力す
る。
【0035】ANDゲート29は、S44がハイレベル
の時クロックS46をレジスタ260へ出力し、ローレ
ベルの時クロックS46を出力しない。レジスタ260
は、S44がローレベルの時、出力端子Qは信号処理部
20の出力信号S47を電圧変換部21の上位mビット
へ出力し、S44がハイレベルの時、出力端子Qは、前
の出力状態を保持する。レジスタ261は、S44がハ
イレベルの時、出力端子Qは信号処理部20の出力信号
S47を電圧変換部21の下位nビットへ出力し、S4
4がローレベルの時、出力端子Qは、前の出力状態を保
持する。電圧変換部21は、信号処理部20の出力信号
を電圧制御発振器15の周波数制御に適した電圧または
電流信号に変換し、電圧制御発振器15を制御する。
【0036】以上により、信号処理部20のビット数は
上位側mビットまたは下位側nビットのビット数の大き
い方によって決まり、従来のようにL=m+nビットの
信号処理を行なわなくてよい。そして必要なビット数の
最小値はLが偶数の時L/2、Lが奇数の時(L+1)
/2となる。例えば、先程の例のように、電圧制御発振
器15の発振周波数帯域を20MHz、電圧変換部21
の制御すべき周波数分解能を50Hzとすると、電圧変
換部21の必要なビット数は19ビットとなる。この
時、安定状態の周波数変動量を2kHz(振幅で1kH
z)とすると、電圧変換部21が安定状態で必要となる
入力信号は下位6ビットとなり、これより、n=6,m
=13ととればよい。
【0037】N回の移動平均を用いた信号処理部20の
必要最小限の論理回路の数はn>mのとき、レジスタ
(n+1)×N個、引算器2×n個で実現でき、従来例
の信号処理部20に対し、信号処理部20のレジスタ
(L−n)×N個、引き算器2×(L−n)個の回路規
模が縮小できる。n<mのときは同様にnのかわりにm
を上述に当てはめればよい。
【0038】一方、本発明による回路規模の増加はデー
タ変動量検出回路23内のレジスタ2×L個、引算器L
個、比較器L個、レジスタ260,261のL個であ
る。しかし、データ変動量検出回路23を周波数シンセ
サイザのロック検出回路(ロックを安定状態、アンロッ
クを過渡状態とする)で兼用することで新たな回路の増
加はなくすことができる。よって、移動平均の回数Nが
大きいほど、かつ、積分器出力S31のビット数Lが大
きいほど回路規模の縮小の効果があり、それにともない
消費電力も低減できる。本発明ではアンロックからロッ
クへ状態遷移する収束動作において、下位側nビットの
データを用いないで制御するため、下位側nビットのデ
ータを含めて制御する場合に比べて、制御電圧に誤差が
生じる。しかし、下位側のデータより変動する上位側デ
ータのほうが制御電圧として支配的であるから、レジス
タ260の出力でPLLを制御する際、レジスタ261
の出力は無視し得る。又、上位側データのみで制御する
時は、下位側のレジスタ261の出力が中点になるデー
タに固定することで、この時の制御電圧の誤差を低減す
ることができる。
【0039】次に、信号処理部20への入力データを選
択するセレクタ24の入力データの入れ方について図
6,図7,図8,図9で説明する。
【0040】図6から図9はLビットの積分器出力デー
タS31を最下位からnビット目までデータ(ビット数
n)と最下位からn+1ビット目から最上位までのデー
タ(ビット数m=L−n)に分けるときのセレクタ24
へのデータの入れ方を説明する。
【0041】図6はm=nの時の例である。
【0042】セレクタ24の入力端子はA,B共にmビ
ットとする。入力端子AはS31の最上位(S31の最
上位をDLと書くことにする)からmビット(DL-m+1
までを入力し、入力端子BにはS31の最上位からm+
1ビット目(DL-m)と最下位のデータD1の間のmビッ
トのデータを入力する。従って、セレクタ24出力端子
Y{Y1…Yn}のnビットのうちAが選択されていると
き、DLからDL-m+1までが出力され、Bが選択されてい
るとき、DL-m=DnからD1が出力される。
【0043】図7はm<nでn−m=kの時の例であ
る。
【0044】セレクタ24の入力端子はA,B共にnビ
ットとする。入力端子AはS31の最上位(S31の最
上位をDLと書くことにする)からnビット(DL-n+1
を入力し、Aの最下位(A1)と最下位からkビット目
(Ak)の間のkビットは「接続せず」(図中N.Cと
記す)の状態にする。実際の回路ではこの「接続せず」
のところはハイレベルまたはローレベルに固定する。一
方、入力端子BにはS31の最上位からn+1ビット目
(DL-n)と最下位のデータD1の間のnビットのデータ
を入力する。従って、セレクタ24出力端子Y{Y1
n}のnビットのうち、セレクタ24でAが選択され
ているとき、最下位からkビットは固定値になり、最下
位からk+1ビット目と最上位のnビット目までが積分
器19出力S31であるDL-n+1からDLが出力される。
Bが選択されているときは、セレクタ24出力端子Y
{Y1…Yn}のnビットのうち、最下位から最上位のn
ビット目までが積分器19出力S31であるDL-nから
1が出力される。
【0045】図8はm>nでm−n=kの時の例であ
る。
【0046】セレクタ24の入力端子はA,B共にmビ
ットとする。入力端子AはS31の最上位(S31の最
上位をDL)からmビット(DL-m+1)を入力する。入力
端子Bには、最上位(Bm)と最上位からkビット目
(Bm-k+1)の間のkビットは「接続せず」(図中N.C
と記す)の状態にする。最上位からk+1ビット目(B
m-k)から最下位ビットまでのm−kビットは、S31
の最上位からm+1ビット目(DL-m)と最下位のデー
タ(D1)の間のmビットのデータを入力する。従っ
て、セレクタ24出力端子Y{Y1…Yn}のnビットの
うち、セレクタ24でAが選択されているとき、最下位
から最上位mビット目までが積分器19出力S31であ
るDL-m+1からDLが出力され、Bが選択されていると
き、最上位と最上位からのkビット目までが固定値であ
り、最上位からk+1ビット目から最下位までは積分器
19出力S31であるDL-mからD1が出力される。
【0047】図9はm>nかつm−n=kで、S31の
k個のデータを入力端子A,Bで共有するの時の例であ
る。
【0048】セレクタ24の入力端子はA,B共にmビ
ットとする。入力端子AはS31の最上位(S31の最
上位をDL)からmビット目(DL-m+1)までを入力す
る。一方、入力端子Bには、Bの最上位(Bm)と最上
位からkビット目(Bm-k+1)までのデータはAkからA
1と同じデータを入力し、Bの最上位からk+1ビット
目(Bm-k)と最下位ビット(B1)の間はS31の上位
からm+1ビット目Dm-kから最下位D1までのデータを
いれる。従って、セレクタ24出力端子{Y1…Yn}の
nビットのうち、セレクタ24でAが選択されていると
き、最下位から最上位mビット目までが積分器19出力
S31であるDL-m+1からDLが出力され、Bが選択され
ているとき、積分器19出力S31であるDmからD1
出力される。これより、セレクタ24の出力nビットの
うち、Aが選択されているときの最下位と最下位からk
ビット目までのデータと、Bが選択されているとき、最
上位と最上位からkビット目までのデータは共通であ
る。また、共通部分を含むときはm<nでも同様にな
る。
【0049】図9の構成によると、セレクタの上位側デ
ータと下位側データで共通データをもつことで、アンロ
ック状態からロック状態への遷移を検出するための比較
数値と、ロック状態からアンロック状態への遷移を検出
するための比較数値の2つをもち、誤動作を防止させた
ロック検出回路に対応できる。すなわち、ロック後の外
乱による周波数変動にたいし、PLLの制御範囲を広く
とることができる。
【0050】次に本発明の他の実施例としてセレクタ2
4にかわり3ステートバッファを用いた例について説明
する。
【0051】図10ではセレクタに3ステートバッファ
を用いた場合の信号処理部20の回路規模を縮小するた
めの回路について説明する。
【0052】図10で図4と同一個所及び同等部分には
同一符号を付している。71,72は3ステートバッフ
ァ、73はインバータである。
【0053】積分器19の出力信号S31は上位mビッ
トと下位nビットの2つに分割され、上位mビットは3
ステートバッファ71の入力端子に入力され、下位nビ
ットは3ステートバッファ72入力端子に入力される。
【0054】3ステートバッファ71は信号S44がロ
ーレベルの時、出力端子は入力信号であるS31の上位
mビットを信号処理部20へ出力し、S44がハイレベ
ルの時、出力端子はハイインピーダンスになる。インバ
ータ73は信号S44を反転して3ステートバッファ7
1へ信号S71を出力する。3ステートバッファ72は
信号S44がハイレベルの時、出力端子は入力信号であ
るS31の下位nビットを信号処理部20へ出力し、S
44がローレベルの時、出力端子はハイインピーダンス
になる。信号処理部20以降の動作は前述図4と同じで
ある。
【0055】上記実施例では、微分位相周波数シンセサ
イザに適用した例について説明したが、基準信号と階段
状信号の微分位相を発生しないで、直接に両者の位相を
比較する数値位相比較直流化周波数シンセサイザにも上
記と同様にして適用できる。図11,図12では数値位
相比較直流化周波数シンセサイザについて簡単に説明す
る。図11は数値位相比較直流化周波数シンセサイザに
本発明を適用したブロック図である。
【0056】図11で、図1と同一個所、及び同等部分
には同一符号を付してある。80は数値位相比較直流化
周波数シンセサイザ、81は数値位相比較器、82は信
号処理部である。
【0057】上記数値位相比較直流周波数シンセサイザ
80は、前述の参考文献で提案されているものである。
この方式では位相比較そのものを数値演算処理により行
うものである。そして、階段状波基準位相信号発生部1
2、階段状波位相信号発生部16の出力を数値位相比較
器81に入力し、数値引算を行い出力する。この時、数
値位相比較器81に入力される2つの信号の周波数が一
致していても両位相情報の初期位相が一致していない
と、数値位相比較器81の出力には±2πのジャンプが
生じる。そこで、信号処理部82でこのジャンプの両側
の一方を2πシフトすることにより、位相比較値を直流
化する。この直流化操作(フィルタリング)は、数値位
相比較器81の出力Eに(式5)の数学演算を行い、直
流化位相誤差を求める。
【0058】 E’=mod{(E+3π),2π}−π …(式5) ここで、mod{A,B}はAをBで除した時の剰余を
示す。
【0059】次に、位相比較結果に含まれる高調波成分
を単純な演算によって除去することにより、前述と同様
にLPFを不要とできる。
【0060】ディジタル数値では有効数字を保ちながら
πを表現することは難しいので、位相の規格化値をπの
かわりに2のべき乗で表現する。このとき、べきの次数
で有効桁が決定される。この場合にも、データ変動量検
出回路23において数値位相比較器81の数値データの
位相比較周期ごとの差分を取り、その変動量が所定値以
下か否かを検出し、検出結果が所定値より大きいときは
数値位相比較器81出力の上位mビットを、小さいとき
は下位nビットを信号処理部82に入力する。その後の
レジスタ25は前述と同様の動作を行なう。また、数値
位相比較器出力を上位mビットと下位nビットに分け、
上位側データのみで制御することにより生ずる誤差につ
いても前述と同様である。
【0061】また、図12は信号処理部82の実施例の
ブロック図である。
【0062】図12では信号処理部82の実施例につい
て説明する。
【0063】図12で図2と同一個所および同等部分に
は同一符号を付している。信号処理部82は、加算器8
21,823とXビットシフト部822からなる。ここ
では位相の規格化値2πの変わりに2のX乗を規格化値
Aとする。それにより(式5)は(式6)のように変形
される。
【0064】 E’=mod{(E+3A/2),A}−A/2 …(式6) 加算器821はLビットの整数部分とRビットの小数点
部分を持つ数値位相比較器81の出力S81と(3A/
2)とを小数点位置を合わせて加算を行い、数値データ
で表現される信号S821を出力する。Xビットシフト
部822では、S821の小数点の位置から上位へXビ
ットに小数点の位置を移動し、その整数部の符号ビット
を拡張することでS821を「Aで割った値の剰余をと
る」操作を実現し、信号S822として加算器823へ
出力する。加算器823では、S822に対応して小数
点以下をビット拡張した(−A/2)とS822を加算
し、信号S823として、電圧変換部21へ出力する。
【0065】本実施例では、上記実施例と同様な手段で
データ変動量検出回路23において数値位相比較器出力
S81の変動量を算出し、算出結果を所定値と比較し、
その比較結果で信号処理部82に入力するデータをS8
1の上位mビット又は下位nビットかをセレクタ24で
選択することにより、信号処理部82へのデータ数を低
減し、回路規模を縮小することができる。
【0066】以上、今まで述べてきた信号処理部の回路
規模を縮小するための回路はすべてディジタル信号処理
でできるので、シンセサイザLSIに内蔵できるという
効果がある。
【0067】
【発明の効果】位相誤差情報が階段状に値が変化する数
値データで表現される、周波数シンセサイザにおいて、
位相比較周期ごとの位相誤差情報の差分値を所定値と比
較することにより、PLLが安定状態あるいは過渡状態
にあるかを判断し、信号処理部へのデータを最小限に
し、PLLを制御するための論理回路の規模を縮小でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の微分位相比較方式周波数シンセサイザ
に適用した場合のブロック図である。
【図2】周波数制御特性図である。
【図3】移動平均フィルタの従来例を示す図である。
【図4】論理回路規模縮小のための回路のブロック図で
ある。
【図5】論理回路規模縮小のための回路のタイミングチ
ャートである。
【図6】本発明ブロックへの入力信号の結線の仕方を示
した図である。
【図7】同じく結線の仕方を示した図である。
【図8】同じく結線の仕方を示した図である。
【図9】同じく結線の仕方を示した図である。
【図10】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図11】本発明を数値位相比較直流化周波数シンセサ
イザに適用した場合のブロック図である。
【図12】数値位相比較直流化周波数シンセサイザの信
号処理部の一例を示す図である。
【符号の説明】
10…微分位相周波数シンセサイザ、11…基準発振器、12
…階段状波基準位相信号発生部、13…基準信号微分位相
発生部、14…タイミングクロック発生部、15…電圧(あ
るいは、電流)制御発振器、16…階段状波位相信号発生
部、17…階段状信号微分位相発生部、18…微分位相比較
器、19…積分器、20…信号処理部、21…電圧(あるい
は、電流)変換部、22…インタフェイス部、23…データ
変動量検出回路、231…差分器、232…比較器、233…カ
ウンタ、201,202,203…レジスタ、204…加算器、2051
…加算器、2052…レジスタ、24…セレクタ、25…レジス
タ、260,261…レジスタ、28,29…ANDゲート、30…
インバータ、71,72…3ステートバッファ、73…インバ
ータ、80…数値位相比較直流化周波数シンセサイザ、81
…数値位相比較器、82…信号処理部、821,823…加算
器、822…xビットシフト部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03L 7/08 E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準発振器の出力信号から繰返し周波数f
    rの階段状波形を有する基準信号を発生する基準信号発
    生部と、周波数fvを有する発振信号を出力する電圧
    (あるいは、電流)制御発振器と、前記発振信号から繰
    返し周波数frの階段状波形を有する階段状信号を出力
    する階段状波信号発生部と、基準信号発生部の出力信号
    と階段状波信号発生部の出力信号の位相差を求める位相
    比較器と、前記位相比較器の出力信号に信号処理を行う
    信号処理部と、前記信号処理部の出力信号を電圧(ある
    いは、電流)に変換する変換部とを備え、前記変換部の
    出力信号によって前記電圧(あるいは、電流)制御発振
    器の発振周波数を制御することにより、位相同期ループ
    を構成した周波数シンセサイザにおいて、 前記位相比較器出力の所定時間ごとの変動量を所定数値
    と比較し、比較結果を出力する変動量検出回路と、 上記変動量検出回路の検出結果が所定値以上のときは前
    記位相比較器出力を上位mビットデータを、所定値以下
    の時は下位nビットデータ(m,n≧1)を、上記信号
    処理部へ出力するセレクタと、 前記信号処理部出力を前記上位データと下位データに分
    け、変換部へ出力するレジスタとを、備えてなる周波数
    シンセサイザ。
  2. 【請求項2】上記請求項1において、上記セレクタを3
    ステートバッファとしたことを特徴とする周波数シンセ
    サイザ。
  3. 【請求項3】基準発振器の出力信号から繰返し周波数f
    rの階段状波形を有する基準信号を発生する基準信号発
    生部と、周波数fvを有する発振信号を出力する電圧
    (あるいは、電流)制御発振器と、前記基準信号の微分
    位相を求める基準信号微分位相発生部と、前記階段状信
    号の微分位相を求める階段状信号微分位相発生部と、前
    記基準信号微分位相発生部の出力信号と階段状信号微分
    位相発生部の出力信号との差を求める微分位相比較器
    と、前記微分位相比較器の出力信号を積分して位相誤差
    を求める積分器と、前記積分器の出力信号に信号処理を
    行う信号処理部と、前記信号処理部の出力信号を電圧
    (あるいは、電流)に変換する変換部とを備え、前記変
    換部の出力信号によって前記電圧(あるいは、電流)制
    御発振器の発振周波数を制御することにより、位相同期
    ループを構成した周波数シンセサイザにおいて、 前記積分器出力の所定時間ごとの変動量を所定数値と比
    較し、比較結果を出力する変動量検出回路と、 上記変動量検出回路の検出結果が所定値以上のときは前
    記位相比較器出力を上位mビットデータを、所定値以下
    の時は下位nビットデータ(m,n≧1)を、上記信号
    処理部へ出力するセレクタと、 前記信号処理部出力を前記上位データと下位データに分
    け、変換部へ出力するレジスタとを、備えてなる周波数
    シンセサイザ。
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