JPH084576Y2 - 構造物の計量用支持構造体 - Google Patents

構造物の計量用支持構造体

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JPH084576Y2
JPH084576Y2 JP1992072590U JP7259092U JPH084576Y2 JP H084576 Y2 JPH084576 Y2 JP H084576Y2 JP 1992072590 U JP1992072590 U JP 1992072590U JP 7259092 U JP7259092 U JP 7259092U JP H084576 Y2 JPH084576 Y2 JP H084576Y2
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JP1992072590U
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哲夫 中村
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日本フィリップス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば貯留タンク、
ホッパ叉は台秤等の被計量構造物をロードセルを介して
支持する構造物の計量用支持構造体に関するものであ
る。
【0002】
【背景技術】例えばセメント等の粉粒体の重量を計測す
る場合、通常、計量すべき粉粒体をロードセルを介して
支持された計量ホッパに投入し、これらロードセルの出
力に基づいて計量を行う。
【0003】上記ホッパのような被計量構造物をロード
セルを介して支持する支持構造体には、次の様な条件が
要求される。 (1)各ロードセルには、被計量構造物の重力のみ、即
ち垂直かつ下向きの力のみ、が掛かるようにし、それ以
外の方向には一切力が掛からないようにする。 (2)被計量構造物の重力方向への移動を拘束してはな
らない。 (3)被計量構造物の重力方向以外の移動を適切に拘束
しなければならない。
【0004】図7は、上記各条件を満たすの従来の計量
用支持構造体の一例を示す図である。この図において、
基礎に立てられた4本の支柱10、10、…の間には水
平の梁11、11、…が各々設けられている。一方、計
量ホッパ20の外壁21には周方向に等間隔で4個の支
持金具22、22、…が設けられている。そして、これ
ら支持金具の下面と上記の各梁11の上面との間にロー
ドセル23、23、…を各々介在させて上記ホッパ20
を重力方向に支持する。また、図示の支持構造体はホッ
パ20の水平方向の動きを拘束するために、ホッパ外壁
21の上部及び下部に各々4個の固定部材24、24、
…を取り付け、且つ、各固定部材24と、それに隣接す
る2本の支柱10、10との間に水平方向に棒状部材2
5、25を設けている。
【0005】しかしながら、上記のような支持構造体
は、支持金具22とこれに対応する梁11上のロードセ
ル取付位置との位置合わせが極めて面倒であるため取り
付け時に調整に多くの時間を要し、多数の棒状部材25
の取り付け及び長さの調整に多くの時間を要し、且つホ
ッパ20の上向きの移動が拘束されない、等の問題点を
有している。
【0006】図8は、図7に示した従来の支持構造体の
他の例を示すもので、この例によれば棒状部材25の数
が半分となり、且つその長さ調整もより容易となるが、
依然として満足のいくものではない。
【0007】
【考案の目的及び概要】従って、本考案の目的とすると
ころは被計量構造物側の支持金具と当該支持構造体側の
取付部材との間の位置合わせが容易であり、被計量構造
物の上向きの移動を簡便に拘束することができ、且つ小
型で簡素な構成の計量用支持構造体を提供することにあ
る。この目的を達成するため、本考案は、基礎に取り付
けられる第1の取付板と、この第1の取付板と平行な位
置関係で被計量構造物に取り付けられる第2の取付板と
を有し、これら第1及び第2の取付板の間にロードセル
を介在させて上記構造物を支持する構造物の計量用支持
構造体において、一端で前記第1の取付板に対して回動
可能に連結され、他端で前記第2の取付板に対して回動
可能に連結され、且つこれら両端間の距離が可変である
連結手段と、前記第1の取付板から垂直に延びる部材
と、この部材の先端部に設けられる係止手段とを有する
浮き上がり防止手段と、を有し、前記浮き上がり防止手
段の部材の先端部を前記係止手段により前記被計量構造
物の一部に係止さることを特徴としている。
【0008】上記の構成によれば、取付時において第1
の取付板の水平方向の位置を上記連結手段により容易に
調節することができるので、当該支持構造体と被計量構
造物との間の位置合わせが簡単となる。また、上記浮き
上がり防止手段により被計量構造物の浮き上がりを防止
することができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例である構造物の計量
用支持構造体を計量ホッパに適用した場合について図面
を参照して詳細に説明する。
【0010】図1ないし図3は本発明による計量用支持
構造体の構成を示す図である。この計量用支持構造体3
0は、例えば基礎体となるH鋼等の梁31の水平上面に
6本のボルト33、33、…で取り付けられる下側取付
板34と、被計量構造物となる例えば計量ホッパ35の
外壁36に溶接等により取り付けられた支持金具37に
4本のボルト38、38、…で取り付けられる上側取付
板39とを有している。ここで、上記支持金具37は、
例えばホッパの外壁36から略水平方向に延びる水平板
37-1を3枚の3角板37-2、37-2、37-2で補強し
て構成されている。
【0011】前記下側取付板34の一つの角部には三角
金属板からなるブラケット40が垂設され、このブラケ
ットの上部には該ブラケットを挟むようにして2枚の金
属板41、41が溶接等により取り付けられている。こ
れら金属板41、41には、先端部が略円柱状で基端部
が平板状の第1のリンク部材42が取付板34と平行な
軸43により回動自在に支持されている。このリンク部
材42の先端部にはネジ山を有する開口中空部が形成さ
れている。一方、前記上側取付板39の下面には一方の
側部に2枚の方形金属板45、45が平行に垂設され、
これら金属板にも上記第1のリンク部材42と同様の構
成の第2のリンク部材46が該取付板39と平行な軸4
7により軸支されている。そして、上記両リンク42、
46は、中央部に頭部50を有し両側に互いに逆向きの
ネジ山が形成されたボルト51により連結されている。
この場合、上記ボルト51は、一の方向に回転するとリ
ンク42、46を互いに接近させ、他の方向に回転する
と互いに遠ざけるようにして、これらリンク42、46
の間の距離を伸縮させる。なお、このボルト51には調
整後の当該ボルトの回転を防止するためにロックナット
52、52が設けられている。
【0012】また、前記下側取付板34には両端部にネ
ジ山が形成された棒状部材60を垂直に取り付けるため
のネジ穴61が形成されている。このネジ穴61に螺合
された上記棒部材60は、例えばバネ座金62とナット
63とにより下側取付板34に固定されている。一方、
計量ホッパ35の前記支持金具37の水平板37-1には
上記棒状部材60より大径の貫通孔65が形成されてい
る。
【0013】また、前記下側取付板34の上面の所定個
所には該面上に載置される略円柱状のロードセル70の
水平方向の移動を規制するための3本のスタッド71、
71、71が設けられている。また、前記上側取付板3
9の上記ロードセルの載置位置に対応する位置には円形
の凹部75が形成されており、この凹部には下面中央部
に凹面状の窪みが形成された金属円盤76が嵌挿される
ようになっている。この円盤76の上記窪み内の面には
後述するように前記ロードセル70の円錐状頭部77の
頂部が当接される。
【0014】次に、上記支持構造体30を用いて梁31
に計量ホッパ35を取り付ける工程を説明する。先ず、
梁31の所定個所に支持構造体30の下側取付板34を
6本のボルト33、33、…で固定する。次に、下側取
付板34と上側取付板39との間にロードセル70と円
盤76とを組み入れる。次いで、ジャッキ等の適宜の手
段により支持されている計量ホッパ35を徐々に下降さ
せ、最初に棒部材60の先端部を支持金具37の貫通孔
65に挿通し、次に支持金具37の水平板37-1が上側
取付板39に略当接するようにする。ここで、上側取付
板39の水平方向の位置をこの取付板のボルト38用の
各孔と、水平板37-1の対応するネジ穴とが一致するよ
うに調整する。この水平方向位置の調整にはリンク部材
42、46の軸支部分の余裕による上側取付板39のZ
方向(図3の矢印参照)の移動と、ボルト51の回転に
よるX方向の移動とを利用する。このようにして位置合
わせがなされたら各ボルト38を取り付けて上側取付板
39を支持金具37に固定する。次に、前記貫通孔65
より大径の平座金80を棒部材60の先端部に通し、ナ
ット81を螺着する。この場合、ナット81の下面と座
金80の上面との間に少しの間隙を残す。しかる後、上
記ナット81をロックナット82により固定する。そし
て、最後に前記ジャッキを取り外す。
【0015】図4及び図5は、上記のような構成の4個
の計量用支持構造体30-1ないし30-4を用いて計量ホ
ッパ35を4点で支持する場合の構成を示している。
尚、図示されていないが梁部材31-1ないし31-4は例
えば4本の支柱により支持される。
【0016】図6は、他の例として被計量構造物35を
3個の支持構造体30-1ないし30-3を用いて支持する
場合の構成を示している。この場合、各支持構造体は一
方向(図3に示したX方向)の動きを拘束するだけであ
るが、3個の支持構造体をこの図のように互いに120
度隔てた位置関係で配置すれば、原理的には被計量構造
物の水平方向における全ての動きを拘束することが可能
である。
【0017】なお、前述した支持構造体の実施例におい
ては、各リンク部材42、46は対応する取付板にこれ
と平行な軸を介して回動可能に連結されているが、これ
に代えて各リンク部材をボールジョイント等の他の手段
により取付板に連結してもよい。また、リンク部材4
2、46間の水平方向の距離を調節する手段は、ボルト
51の例に限らず他の既知の手段を用いても良い。更
に、棒状部材60は下側取付板34に溶接等により固着
してもよく、叉は、取付板34に対して垂直方向の移動
を拘束する構成のものであればこの取付板に回動可能に
連結してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本考案による支持構造体の一実施例
を被計量構造物に取り付けた状態で示す正面図、
【図2】 図2は、同実施例の側面図、
【図3】 図3は、同実施例を上側取付板の一部を切除
して示す斜視図、
【図4】 図4は、同実施例を4個用いて被計量構造物
を支持する構成を示す平面図、
【図5】 図5は、図4の構成の正面図、
【図6】 図6は、前記実施例を3個用いて被計量構造
物を支持する構成を示す平面図、
【図7】 図7は、従来の支持構造体の一例を示す斜視
図、
【図8】 図8は、従来の支持構造体の他の例を示す平
面図である。
【符号の説明】
30…支持構造体、 31…梁、34…
下側取付板、 35…計量ホッパ、37
…支持金具、 39…上側取付板、4
0…ブラケット、 42、46…リンク部材、
45…金属板、 50…ボルト、6
0…棒状部材、 81…ナット、70
…ロードセル。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎に取り付けられる第1の取付板と、
    この第1の取付板と平行な位置関係で被計量構造物に取
    り付けられる第2の取付板とを有し、これら第1及び第
    2の取付板の間にロードセルを介在させて上記構造物を
    支持する構造物の計量用支持構造体において、 一端で前記第1の取付板に対して回動可能に連結され、
    他端で前記第2の取付板に対して回動可能に連結され、
    且つこれら両端間の距離が可変である連結手段と、 前記第1の取付板から垂直に延びる部材と、この部材の
    先端部に設けられる係止手段とを有する浮き上がり防止
    手段と、 を有し、前記浮き上がり防止手段の部材の先端部を前記
    係止手段により前記被計量構造物の一部に係止さること
    を特徴とする構造物の計量用支持構造体。
  2. 【請求項2】 前記連結手段は、前記第1の取付板に設
    けられた第1のブラケットに該取付板と平行な第1の軸
    により軸支された第1のリンク部材と、前記第2の取付
    板に設けられた第2のブラケットに前記第1の軸と平行
    な第2の軸により軸支された第2のリンク部材と、これ
    ら両リンク部材を連結する可変長連結部材とを有してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の構造物の計量用支
    持構造体。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2のリンク部材の先端部
    には互いに逆のネジ溝を有し且つこれら部材の長さ方向
    に延びるネジ穴が形成され、前記可変長連結部材が両端
    部に互いに逆のネジ溝が形成されたボルトであることを
    特徴とする請求項2に記載の構造物の計量用支持構造
    体。
  4. 【請求項4】 前記浮き上がり防止手段における前記部
    材は基端部が前記第1の取付板に固定され先端部にネジ
    山が形成された棒状部材であり、前記係止手段はこの棒
    状部材の前記ネジ溝に螺着されるナットを有し、前記棒
    状部材を前記被計量構造物の一部に設けた貫通孔に挿通
    させることを特徴とする請求項1ないし3項の何れか一
    項に記載の構造物の計量用支持構造体。
JP1992072590U 1992-09-24 1992-09-24 構造物の計量用支持構造体 Expired - Lifetime JPH084576Y2 (ja)

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JPH0630729U JPH0630729U (ja) 1994-04-22
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