JPH0845710A - 操作用つまみ及びその取付構造 - Google Patents

操作用つまみ及びその取付構造

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JPH0845710A
JPH0845710A JP19722694A JP19722694A JPH0845710A JP H0845710 A JPH0845710 A JP H0845710A JP 19722694 A JP19722694 A JP 19722694A JP 19722694 A JP19722694 A JP 19722694A JP H0845710 A JPH0845710 A JP H0845710A
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JP
Japan
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knob
operating knob
peripheral wall
case
shaft
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JP19722694A
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Kazuhiko Tomiyama
和彦 富山
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Hioki EE Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品の回動軸に操作用つまみを簡単に取
り付ける。 【構成】 電子部品34の回動軸35に対応する位置
で、ケース31につまみ取付孔32を形成する。回動軸
35に係止溝36を形成する。操作用つまみ11の下底
面に回動軸受部17を形成する。回動軸受部17の補強
用周壁部18に3個の係止用爪片19を突出して形成す
る。係止用爪片19に爪19aを形成する。回動軸受部
17のの挿入軸部20に受け穴部21を形成する。受け
穴部21に、係止溝36に対応する位置で係合リブ22
を突出して形成する。つまみ取付孔32に扇状の切欠き
40を形成する。扇状の切欠き40内に突出するストッ
パ25を回動軸受部17に形成する。 【効果】 操作用つまみ11をつまみ取付孔32に挿入
すると、孔縁32aに爪19aが係止して、ケース31
に簡単に取り付けられる。このため、止めネジを用いる
ことがなく、部品点数及び組立工数を削減することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は操作用つまみ及びその取
付構造に係り、さらに詳しくは、ケースから外部に突出
させた操作用つまみによりケース内に収納されている電
子部品の回動軸を円滑、かつ、確実に回動できるように
した操作用つまみ及びその取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、従来、例えば適宜の
ケース6内に配設されるプリント基板7に実装される可
変抵抗器やロータリースイッチ等の電子部品2に取り付
けられる操作用つまみ1は、当該電子部品2が備える回
動軸3に嵌め込まれ、周面1aから止めネジ4をねじ込
むことにより回動軸3の側に固定されるようになってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術によっても電子部品の回動軸3に対し操作用つまみ1
の取り付けや取り外しを比較的簡単に行うことはでき
る。
【0004】しかし、止めネジ4で固定する構造のた
め、部品点数が増えてしまう欠点があるほか、ネジ止め
する操作が必要となり組立工数が増えてしまうのみなら
ず、組立てに時間を要する不都合もある。さらに、外部
に露呈される止めネジ4の存在は、美観を損ない外観品
質を低下させるばかりでなく、感電防止の観点からも好
ましくないものであった。
【0005】また、長期使用において止めネジ4が緩む
こともあり、この場合には円滑な回動操作が不可能にな
るばかりか、回動軸3から操作用つまみ1が脱落してし
まうこともある。
【0006】一方、プリント基板7への電子部品2の実
装密度が高くなるにつれ、実装される電子部品2自体に
も小型化が求められており、これに伴い例えば可変抵抗
器などの電子部品2が備える回動軸3の細径化も促進さ
れるに至り、結果的に前記回動軸3を回動操作するため
に取り付けられる操作用つまみ1も小さくせざるを得な
くなってきている。このため、微小化に伴って強度低下
が不可避的となっている操作用つまみ1に対し、所望す
る強度、特に回動軸3を回動操作する際に応力が集中す
る軸支部に対し必要な実用強度を付与することが困難に
なるという不具合もある。
【0007】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、取り付けの容易化を図るとともに、ネジの緩みに
よる脱落や外観品質の低下をなくし、かつ、微小化する
操作用つまみに対し必要な実用強度を付与することもで
きるようにした安全性の高い操作用つまみ及びその取付
構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1に記載した操作用つまみの構成上の
特徴は、つまみ本体部と、このつまみ本体部の下底面に
配設される回動軸受部とを備え、当該回動軸受部は、つ
まみ本体部の下底面に垂設される補強用周壁部と、この
補強用周壁部の下端面に間隔をおいて突設される複数個
の係止用爪片と、相手材である回動軸を係合自在に挿入
すべく軸心部に受け穴部を有する挿入軸部とを設けて形
成したことにある。
【0009】また、請求項2記載の操作用つまみは、請
求項1記載のものにおいて、前記受け穴部内には、相手
材である回動軸の端面に刻設されている溝部と係合する
係止用リブと、この係止用リブと交差する方向で受け穴
部の穴底側で補強する補強用リブとを少なくとも配設し
たことに構成上の特徴がある。
【0010】一方、請求項3に記載した操作用つまみの
取付構造の構成上の特徴は、ケースから突出させた操作
用つまみによりケース内に配設されている電子部品の回
動軸の回動を自在とした操作用つまみの取付構造におい
て、前記操作用つまみをつまみ本体部と、このつまみ本
体部の下底面に配設される回動軸受部とで構成し、当該
回動軸受部は、つまみ本体部の下底面に垂設される補強
用周壁部と、この補強用周壁部の下端面に間隔をおいて
突設される複数個の係止用爪片と、相手材である回動軸
を係合自在に挿入すべく軸心部に受け穴部を有する挿入
軸部とを設けて形成し、ケース内に配設された電子部品
の回動軸の起立位置と対面するケース部位に設けられた
つまみ取付孔を介することで、前記して操作用つまみの
回動軸受部を導入し孔縁に係止用爪片を係止させるとも
に、前記受け穴部内での前記回動軸との係合関係を保持
させてケースの側に操作用つまみを取り付けたことにあ
る。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、操作用つまみを
構成する回動軸受部は、つまみ本体部の下底面に垂設さ
れる補強用周壁部と、この補強用周壁部の下端面に突設
される係止用爪片とを備えているため、受け穴部内に電
子部品の回動軸を導入してケースのつまみ取付孔の孔縁
に係止用爪片を係止させた際、つまみ取付孔の内周面に
係止用爪片の側のみならず、補強用周壁部の全体をも面
として密接させて支持させることができるので、全体強
度の向上を図ることができる。
【0012】また、請求項2記載の発明によれば、操作
用つまみにおいて回動軸受部を構成している挿入軸部の
前記受け穴部内には、相手材である回動軸の端面に刻設
されている溝部と係合する係止用リブと、この係止用リ
ブと交差する方向で受け穴部の穴底側で補強する補強用
リブとが配設されているので、電子部品の回動軸に操作
用つまみを取り付けた際に確実な係合関係が得られると
ともに、補強用リブにより操作用つまみの全体強度の向
上を図ることができる。
【0013】一方、請求項3記載の本発明によれば、電
子部品の回動軸に操作用つまみにおける回動軸受部の側
を挿入すると、係止用爪片がケースに形成したつまみ取
付孔の孔縁に係止されて操作用つまみをケースに回動自
在に取り付けることができる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す分解正面図
であり、図2は本発明における操作用つまみの平面図、
図3は同底面図であり、図4は本発明を実施したデジタ
ルマルチメータの概要を例示する斜視図である。図4に
示すように、デジタルマルチメータ45は、2チャンネ
ルの信号を同時に液晶表示パネル46に表示することが
できるように、2系統の信号入力部47,48を備えて
いる。
【0015】信号入力部47,48は、交流・直流の電
圧,電流を測定するためのものであり、周知のように、
ターミナル50,51,52、レンジ切換えダイアル5
3、センタポジションの設定変更ダイアル54、拡大率
の設定変更ダイアル55、交流・直流切換えスイッチ5
6等が設けられている。また、液晶表示パネル46と信
号入力部47,48との間には、グラフ化表示やプリン
ト設定のための各種キースイッチ群57が設けられてい
る。
【0016】本発明に係る操作用つまみ及びその取付構
造は、図4におけるセンタポジションの設定変更ダイア
ル54及び拡大率の設定変更ダイアル55に実施されて
いる。以下、センタポジションの設定変更ダイアル54
について説明するが、拡大率の設定変更ダイアル55も
同様に形成されている。
【0017】図1に示すように、本発明において操作用
つまみの取付構造は、大きく分けて、つまみ本体部12
と当該つまみ本体部12の下底面に配設される回動軸受
部17とからなる操作用つまみ11と、ケース31に形
成したつまみ取付孔32と、プリント基板33に取り付
けられたロータリースイッチなどの電子部品34の回動
軸35に設けた係止溝36とから構成されている。
【0018】このうち、本発明に係る操作用つまみ11
におけるつまみ本体部12は、テーパーが付されれて形
成されており、頭部が基部よりも径が小さくされてい
る。つまみ本体部12の周面には、軸方向沿って1本の
突条13が形成されており、この突条13は電子部品3
4の回動軸35の回動角度を指示する。また、図2に示
すように、頭部には突条13に連続するように指示溝1
4が半径方向に形成されている。なお、これら突条13
や指示溝14は、溝のみで又は突条のみで構成してもよ
い。また、つまみ本体部12の周面には、装飾を兼ねた
滑り止め用溝15が形成されているが、これは必須なも
のではなく、デザイン上の要請から適宜選択的に用いら
れる。
【0019】図1及び図5に示すように、操作用つまみ
11を構成している回動軸受部17はは、つまみ取付孔
32よりもやや小径となってつまみ本体部12の下底面
に垂設される補強用周壁部18と、この補強用周壁部1
8の下端面18aに120°間隔で突設された3個の係
止用爪片19と、補強用周壁部18よりも更に小径とな
って相手材である回動軸35を係合自在に挿入すべく軸
心部に受け穴部21を有して突設される挿入軸部20と
が一体となって形成されている。なお、補強用周壁部1
8の高さは相手部材との関係で適宜設定することができ
る。
【0020】したがって、図1に示すように、この係止
用爪片19をつまみ取付孔32に挿入すると、その先端
に形成されている爪19aがつまみ取付孔32の周面に
接した状態でつまみ取付孔32内に入り込み、完全に回
動軸受部17がつまみ取付孔32内に挿入されると、爪
19aがつまみ取付孔32の孔縁32aに係止する。こ
れにより、ケース31に操作用つまみ11が回動自在に
取り付けられる。なお、前記係止用爪片19は2個以上
の適宜の数で形成することができる。
【0021】図5及び図6に示すように、前記挿入軸部
20には、電子部品34の回動軸35が挿入される受け
穴部21が形成されている。図3に示すように、この受
け穴部21内には、穴底部または穴周壁部から係止用リ
ブ22aとガイド用リブ22bとからなる係合リブ22
が突出して形成されている。また、図3に示すように、
係止用リブ22aと交差する方向で受け穴部21の穴底
側で補強する補強用リブ23が形成されている。このた
め、操作用つまみ11の成形時にひけ防止のために内部
の空洞24(図7参照)を深く形成しても、補強用リブ
23によって係止用リブ22aのみならず操作用つまみ
11も強固に補強される。
【0022】図1に示すように、電子部品34の回動軸
35には、操作用つまみ11の係止用リブ22aが係止
する係止溝36が上端面と周面とに形成されている。上
端面の係止溝36aは半径方向に形成されており、周面
の係止溝36bは周面に軸方向に沿って形成されてい
る。したがって、係止溝36に係止用リブ22aとガイ
ド用リブ22bとが合致するようにして、受け穴部21
内に回動軸35が挿入されることにより、操作用つまみ
11と回動軸35とが相互に連結され、操作用つまみ1
1の回動変移量が回動軸35に伝達されるようになる。
また、上端面及び周面にそれぞれ係止溝36a,36b
からなる係止溝36が形成してあるため、確実に操作用
つまみ11の回動変移を回動軸35に伝達することがで
きる。
【0023】図8に示すように、ケース31に形成した
つまみ取付孔32の周辺部には扇状の切欠き40が形成
されている。また、図1及び図5に示すように、操作用
つまみ11の回動軸受部17には回転角度を規制するた
めのストッパ25が突出して形成されている。そして、
ストッパ25が切欠き40の端面40aに当たること
で、操作用つまみ11の回動が規制される。これによ
り、電子部品34の回動軸35が所定角度以上回動され
ることがなくなり、回動範囲を越えた回動操作が加えら
れることをなくしてその保護が図れるようになってい
る。
【0024】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
請求項1記載の発明によれば、操作用つまみ11を構成
する回動軸受部17は、つまみ本体部12の下底面に垂
設される補強用周壁部18と、この補強用周壁部18の
下端面18aに突設される係止用爪片19とを備えて形
成されているので、受け穴部21内に電子部品34の回
動軸35を導入してケース31のつまみ取付孔32の孔
縁32aに係止用爪片19の爪19aを係止させた際、
つまみ取付孔32の内周面に係止用爪片19の側のみな
らず、補強用周壁部18の全体をも面として密接させな
がら応力を分散させて支持させることができる。
【0025】したがって、微小化する傾向にある操作用
つまみ11に対しては、補強用周壁部18により必要な
実用強度を付与することで全体強度の向上を図ることが
できる。
【0026】また、請求項2記載の発明によれば、操作
用つまみ11において回動軸受部17を構成している挿
入軸部20の前記受け穴部21内には、相手材である回
動軸35の端面に刻設されている係止溝36(36a,
36b)と係合する係合リブ22(係止用リブ22a,
ガイド用リブ22b)と、この係合リブ22と交差する
方向で受け穴部21の穴底側で補強する補強用リブ23
とが配設されているので、電子部品34の回動軸35に
操作用つまみ11を取り付けた際に確実な係合関係が得
られるとともに、補強用リブ23により操作用つまみ1
1の全体強度の向上を図ることができる。
【0027】一方、請求項3記載の本発明によれば、操
作用つまみ11を電子部品34の回動軸35にセットす
る場合には、回動軸35に操作用つまみ11における回
動軸受部17の側を挿入すると、係止用爪片19の爪1
9aがケース31に形成したつまみ取付孔32の孔縁3
2aに係止されて操作用つまみ11をケース31に回動
自在に取り付けることができる。したがって、従来のよ
うに止めネジを締め付ける必要もなく、操作用つまみ1
1の取り付けを簡単に行うことができるようになる。
【0028】また、図1に示すように、回動軸35の係
止溝36(36a,36b)と操作用つまみ11の係合
リブ22(係止用リブ22a,ガイド用リブ22b)と
を合わせるようにして、係止用爪片19をつまみ取付孔
32に挿入することで、爪43がつまみ取付孔32の孔
縁32aに係止されるので、操作用つまみ11を簡単に
回動軸35に取り付けることができる。さらに、操作用
つまみ11の側の受け穴部21内に突出させて形成した
係止用リブ22aに回動軸35の係止溝36aを係合さ
せて一体化させることができるので、操作用つまみ11
の回転が回動軸35を従動させるように相互を連結する
ことができる。しかも、操作用つまみ11は、回動角度
を規制するストッパ25と扇状の切欠き40とにより回
動角度が規定されるため、無理な力が電子部品34側に
及ぶことがなく、電子部品34の保護を図ることができ
る。
【0029】さらにまた、回動軸受け部17の受け穴部
21内に電子部品34の回動軸35を導入してケース3
1側に操作用つまみ11を取り付けた後、電子部品34
が実装されているプリント基板33が不良品であること
が判明し、これを交換する必要が生じた場合などには、
ケース31側に操作用つまみ11を残したままでプリン
ト基板33を容易に取り外すことができるほか、良品で
ある交換後のプリント基板33に実装されている電子部
品34の回動軸35をケース31側に残置されている操
作用つまみ11における回動軸受け部17の受け穴部2
1内に単に挿入することでその取り付け作業を終えるこ
とができるので、保守作業の容易化を実現することがで
きる。
【0030】なお、請求項3と4とに記載の発明につい
ての上記実施例ではロータリースイッチを例にした電子
部品34の回動軸35に本発明を実施したが、この他に
可変抵抗器やその他の回動軸を用いた電子部品に実施し
てもよい。また、上記実施例ではデジタルマルチメータ
45に本発明を実施したものであるが、この他に、他の
各種装置に本発明を実施してもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明のうち、請求項1記載の発明によ
れば、操作用つまみを構成する回動軸受部は、つまみ本
体部の下底面に垂設される補強用周壁部と、この補強用
周壁部の下端面に突設される係止用爪片とを備えている
ため、受け穴部内に電子部品の回動軸を導入してケース
のつまみ取付孔の孔縁に係止用爪片を係止させた際、つ
まみ取付孔の内周面に係止用爪片の側のみならず、補強
用周壁部の全体をも面として密接させて支持させること
ができるので、全体強度の向上を図ることができる。
【0032】また、請求項2記載の発明によれば、操作
用つまみにおいて回動軸受部を構成している挿入軸部の
前記受け穴部内には、相手材である回動軸の端面に刻設
されている溝部と係合する係止用リブと、この係止用リ
ブと交差する方向で受け穴部の穴底側で補強する補強用
リブとが配設されているので、電子部品の回動軸に操作
用つまみを取り付けた際に確実な係合関係が得られると
ともに、補強用リブにより操作用つまみの全体強度の向
上を図ることができる。
【0033】一方、請求項3記載の本発明によれば、ケ
ースに円形のつまみ取付孔を形成し、このつまみ取付孔
に操作用つまみを挿入して、係止用爪片によって操作用
つまみをケースに回動自在に取り付けることができるの
で、従来のように止めネジを用いることがなく、部品点
数及び組立工数を減少することができる。しかも、止め
ネジを締め付ける必要もなく、操作用つまみの取り付け
を簡単、かつ、短時間に行うことができる。さらに、止
めネジを用いることがないため、従来のように回動軸を
長く且つ太く設定する必要がなく、コンパクト化への一
助とすることができる。さらにまた、止めネジが操作用
つまみの外周面に露呈されることもなくなるので、外観
品質を向上させることができるのみならず、感電防止対
策上からも好ましいものとすることができる。また、従
来のように止めネジが緩んでしまうこともなく、操作用
つまみの脱落や回動不良等の発生が無くなる。
【0034】また、プリント基板が不良品であることが
判明した場合などにあっては、ケース側に操作用つまみ
を残したままでプリント基板を容易に取り外すことがで
きるほか、良品である交換後のプリント基板に実装され
ている電子部品の回動軸をケース側に残置されている操
作用つまみ11の受け穴部内に単に挿入することでその
取り付け作業を終えることができるので、保守作業の容
易化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における操作用つまみとその取付構造と
の関係を例示する分解正面図である。
【図2】図1に示す操作用つまみの平面図である。
【図3】図1に示す操作用つまみの底面図である。
【図4】本発明を実施したデジタルマルチメータの概要
を例示する斜視図である。
【図5】図2におけるA−A線断面図である。
【図6】図2におけるB−B線断面図である。
【図7】図3におけるC−C線断面図である。
【図8】ケースに形成したつまみ取付孔を例示する平面
図である。
【図9】従来の操作用つまみの取付け状態を例示する要
部断面図である。
【符号の説明】
11 操作用つまみ 12 つまみ本体部 13 突条 14 指示溝 15 滑り止め用溝 17 回動軸受部 18 補強用周壁部 18a 下端面 19 係止用爪片 19a 爪 20 挿入軸部 21 受け穴部 22 係合リブ 22a 係止用リブ 22b ガイド用リブ 23 補強用リブ 24 空洞 25 ストッパ 21 受け穴部 31 ケース 32 取付孔 32a 孔縁 33 プリント基板 34 電子部品 35 回動軸 36,36a,36b 係止溝 40 切欠き 40a 端面 45 デジタルマルチメータ 46 液晶表示パネル 47,48 信号入力部 54,55 設定変更ダイアル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つまみ本体部と、このつまみ本体部の下
    底面に配設される回動軸受部とを備え、当該回動軸受部
    は、つまみ本体部の下底面に垂設される補強用周壁部
    と、この補強用周壁部の下端面に間隔をおいて突設され
    る複数個の係止用爪片と、相手材である回動軸を係合自
    在に挿入すべく軸心部に受け穴部を有する挿入軸部とを
    設けて形成したことを特徴とする操作用つまみ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の操作用つまみにおいて、
    前記受け穴部内には、相手材である回動軸の端面に刻設
    されている溝部と係合する係止用リブと、この係止用リ
    ブと交差する方向で受け穴部の穴底側で補強する補強用
    リブとを少なくとも配設したことを特徴とする操作用つ
    まみ。
  3. 【請求項3】 ケースから突出させた操作用つまみによ
    りケース内に配設されている電子部品の回動軸の回動を
    自在とした操作用つまみの取付構造において、 前記操作用つまみをつまみ本体部と、このつまみ本体部
    の下底面に配設される回動軸受部とで構成し、当該回動
    軸受部は、つまみ本体部の下底面に垂設される補強用周
    壁部と、この補強用周壁部の下端面に間隔をおいて突設
    される複数個の係止用爪片と、相手材である回動軸を係
    合自在に挿入すべく軸心部に受け穴部を有する挿入軸部
    とを設けて形成し、ケース内に配設された電子部品の回
    動軸の起立位置と対面するケース部位に設けられたつま
    み取付孔を介することで、前記して操作用つまみの回動
    軸受部を導入し孔縁に係止用爪片を係止させるともに、
    前記受け穴部内での前記回動軸との係合関係を保持させ
    てケースの側に操作用つまみを取り付けたことを特徴と
    する操作用つまみの取付構造。
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Cited By (3)

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