JPH0845620A - 高周波コネクタの取付構造およびコネクタ固定金具 - Google Patents

高周波コネクタの取付構造およびコネクタ固定金具

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JPH0845620A
JPH0845620A JP6183359A JP18335994A JPH0845620A JP H0845620 A JPH0845620 A JP H0845620A JP 6183359 A JP6183359 A JP 6183359A JP 18335994 A JP18335994 A JP 18335994A JP H0845620 A JPH0845620 A JP H0845620A
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正彦 ▲高▼地
Masahiko Takachi
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で高周波コネクタと信号伝送部と
の接続部分を外力から保護し、安定した高周波信号の送
出力が可能な高周波コネクタの取付構造を提供する。 【構成】 筺体ベース12に固定されるコネクタ固定金
具18と、このコネクタ固定金具18に固定される高周
波コネクタ26と、筺体ベース12を覆うようにこの筺
体ベース12に固定される筺体パネル11に形成されて
高周波コネクタ26が非接触状態で貫通する逃がし孔3
5とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送装置の一部を構成
する筺体に対する高周波信号の入出力端子として使用さ
れる高周波コネクタの取付構造およびこれに用いるコネ
クタ固定金具に関する。
【0002】
【従来の技術】屋内仕様を前提とする各種高周波信号の
伝送装置には、この高周波信号の入出力端子として使用
される高周波コネクタが組み付けられる。このような従
来の高周波コネクタの取付構造としては、図7〜図9に
示すようなものが知られている。
【0003】すなわち、図7に示した構造のものは、筺
体ベース101を囲むようにこの筺体ベース101に取
り付けられる筺体パネル102に対して高周波コネクタ
103を一体的に取り付け、スペーサ104を介して筺
体ベース101に搭載された配線基板105の図示しな
い信号伝送部と高周波コネクタ103の中心導体106
とをはんだ107を介して接続するようにしたものであ
る。
【0004】また、図8に示した構造のものは、筺体ベ
ース101を囲むようにこの筺体ベース101に取り付
けられる筺体パネル102に対して高周波コネクタ10
3を一体的に取り付け、スペーサ104を介して筺体ベ
ース101に搭載された配線基板105の図示しない信
号伝送部と高周波コネクタ103の中心導体106とを
銅線等の線材108にて接続する一方、高周波コネクタ
103の外部導体109と配線基板105に形成された
図示しないグランド部とを高周波コネクタ3に共締めさ
れた板金110およびはんだ111を介して接続するよ
うにしたものである。
【0005】さらに、図9に示した構造のものは、筺体
ベース101を囲むようにこの筺体ベース101に取り
付けられる筺体パネル102に対して同軸ケーブル取付
型高周波コネクタ112を一体的に取り付け、スペーサ
104を介して筺体ベース101に搭載された配線基板
105の図示しない信号伝送部およびグランド部を同軸
コネクタ113に連結し、この同軸コネクタ113と高
周波コネクタ103の図示しない中心導体とを同軸ケー
ブル114を介して接続するようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来の高
周波コネクタの取付構造によると、筺体パネル102に
外力が加わった場合、強度的に脆弱な高周波コネクタ1
03の中心導体106と配線基板105の信号伝送部と
の接続部分に応力集中が発生し、高周波コネクタ103
の中心導体106や配線基板105の信号伝送部が破損
してしまう虞がある。
【0007】図8や図9に示したものでは、このような
不具合が起こりにくいものの、図8の取付構造では、高
周波コネクタ103の中心導体106と高周波信号ライ
ンとなる配線基板105の信号伝送部との間、および高
周波コネクタ103の外部導体109と配線基板105
のグランド部との間にそれぞれ線材108および板金1
10を直列に接続しているため、インダクタンス成分が
付加された状態となり、高周波信号の帯域特性が劣化す
る虞があった。
【0008】また、図9に示した高周波コネクタの取付
構造の場合、高周波コネクタ112と配線基板105と
の間に可撓性に乏しい同軸コネクタ113や同軸ケーブ
ル114を介在させているため、同軸ケーブル114の
余長部分を収納するスペースが必要となり、筺体パネル
102の小型化を阻害する。しかも、先の図7や図8の
ものと比較すると部品点数が多くなるため、製造コスト
等の点で割高となってしまうという問題があった。
【0009】
【発明の目的】本発明の第一の目的は、簡単な構造で高
周波コネクタと信号伝送部との接続部分を外力から保護
し、安定した高周波信号の送出力が可能な高周波コネク
タの取付構造を提供することにある。
【0010】また、本発明の別な目的は、このような取
付構造を実現し得るコネクタ固定金具を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による第一の形態
は、筺体ベースに固定されるコネクタ固定金具と、この
コネクタ固定金具に固定される高周波コネクタと、前記
筺体ベースを覆うようにこの筺体ベースに固定される筺
体パネルに形成されて前記高周波コネクタが非接触状態
で貫通する逃がし孔とを具えたことを特徴とするもので
ある。
【0012】また、本発明による第二の形態は、信号伝
送部とグランド部とが搭載された筺体ベースに固定され
るコネクタ固定金具と、一端側から突出する中心導体が
信号伝送部と近接するように前記コネクタ固定金具に固
定される高周波コネクタと、この高周波コネクタの前記
中心導体と前記信号伝送部とを電気的に接続する信号伝
送部連結手段と、前記高周波コネクタの外部導体と前記
グランド部とを電気的に接続するグランド部連結手段
と、前記高周波コネクタの他端側が非接触で貫通する逃
がし孔を有すると共に前記信号伝送部とグランド部とを
覆うように前記筺体ベースに固定される筺体パネルとを
具えたことを特徴とするものである。
【0013】ここで、信号伝送部連結手段をはんだにて
構成することが可能であり、高周波コネクタを回り止め
手段を介してコネクタ固定金具に固定したり、高周波コ
ネクタの中心導体と信号伝送部とが、相互に重なり合う
ように隙間を隔てて対向するように配置することが好ま
しい。
【0014】一方、本発明による第三の形態は、筺体ベ
ースに当接する板状の取付部と、この取付部の一端から
曲がる板状をなし、かつ高周波コネクタが貫通すると共
にこの高周波コネクタが固定手段を介して固定されるコ
ネクタ把持部と、これらコネクタ把持部および前記取付
部に対して曲がる板状の補強枠部と、この補強枠部に一
体的に形成されてグランド部と当接するグランド接続部
とを具えたことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】本発明によると、筺体パネルに対して高周波コ
ネクタが別体構造となっており、高周波コネクタの中心
導体と信号伝送部とが、筺体ベースと一体化されている
ため、筺体パネル側に加わる外力は筺体ベースに伝わる
だけで、高周波コネクタの中心導体と信号伝送部との位
置関係は変わらない。
【0016】また、コネクタ固定金具はそれぞれ向きの
異なる取付部とコネクタ把持部と補強枠部とを一体的に
形成した高剛性の枠体構造となっている。
【0017】
【実施例】本発明による高周波コネクタの取付構造の一
実施例について、図1〜図3を参照しながら詳細に説明
する。
【0018】枠状をなす筺体パネル11が取り付けられ
る筺体ベース12上には、高周波信号ライン13とグラ
ンドライン14とを形成した配線基板15が複数のスペ
ーサ16を介してそれぞれ小ねじ17によりねじ止めさ
れている。
【0019】筺体ベース12の端部には、コネクタ固定
金具18の平板状をなす取付部19が複数本(図示例で
は4本)の小ねじ20を介してねじ止めされている。こ
のコネクタ金具の取付部19の筺体パネル11側の端部
(図1中、左側)には、この端部から筺体パネル11に
沿って直角に折れ曲がる平板状のコネクタ把持部21が
一体的に形成されている。また、これら取付部19およ
びコネクタ把持部21に対して直角に折れ曲がる平板状
をなす一対の補強枠部22がこれらと一体的に形成さ
れ、本実施例ではこれら取付部19およびコネクタ把持
部21および補強枠部22が後述するグランド接続フラ
ンジ23と共に金属製のコネクタ固定金具18を構成す
る。
【0020】このように、本実施例ではコネクタ固定金
具18をそれぞれ向きの異なる取付部19, コネクタ把
持部21, 補強枠部22等からなる枠体構造に曲げ加工
しているため、あらゆる方向の曲げモーメントに対して
高い剛性を持たせることができる。
【0021】上述したグランド接続フランジ23は、コ
ネクタ把持部21と反対側の補強枠部22の端部に取付
部19と平行となるように一体的に折り曲げ形成されて
いる。このグランド接続フランジ23には、雌ねじ部2
4が形成されている。そして、これらグランド接続フラ
ンジ23に配線基板15のグランドライン14が重ね合
わされ、雌ねじ部24にねじ込まれる小ねじ25によっ
て、配線基板15とグランド接続フランジ23とが一体
的に連結されるようになっている。
【0022】この場合、コネクタ固定金具18として導
電性の良好な材料を使用することにより、高周波コネク
タ26の外部導体27と配線基板15の基準電位とを高
周波的に同電位にできるため、安定した高周波信号の送
受が可能となる。
【0023】前記コネクタ把持部21には、高周波コネ
クタ26の外部導体27の断面形状と対応したコネクタ
通し孔28が形成されている。本実施例における高周波
コネクタ26の外部導体27は、その外周面全体に雄ね
じ部29が形成され、さらにこの雄ねじ部29の一部を
削ぎ落とすように、180度隔ててその長手方向に沿っ
て対向する一対の平行な平面部30が形成されている。
つまり、これら一対の平面部30によってコネクタ通し
孔28に対する高周波コネクタ26の回転が阻止される
ようになっている。
【0024】本実施例では、一対の平面部30を用いて
高周波コネクタ26の回り止めを確実に行うようにして
いるが、このような平面部30等を形成することなく、
ロックナット31, 32とコネクタ把持部21との間に
菊座金やばね座金舌付き座金等を介在させて高周波コネ
クタ26の回り止めを行うようにしても良い。舌付き座
金を使用する場合には、外部導体27の雄ねじ部29の
一部にその長手方向に沿って延びる溝を形成する必要が
ある。
【0025】前記コネクタ通し孔28には、高周波コネ
クタ26の外部導体27が貫通し、この外部導体27の
両端部からねじ込まれる一対のロックナット31, 32
により、コネクタ把持部21に対して高周波コネクタ2
6の外部導体27が一体的にねじ止めされる。この状態
において、高周波コネクタ26の内側端から突出する中
心導体33と配線基板15に形成された高周波信号ライ
ン13とが、はんだ34を介して電気的に接続される。
【0026】このように、配線基板15の高周波信号ラ
イン13に沿って高周波コネクタ26の中心導体33を
重ね合わせ、これらを直接はんだ34によって接続する
ようにしたので、高周波信号ライン13に不要なインダ
クタンス成分が付加するのを抑制することができる。
【0027】本実施例では、高周波コネクタ26の内側
端から突出する中心導体33が配線基板15に形成され
た高周波信号ライン13と図1中、上下方向に近接して
重なり合うように、筺体ベース12に対するコネクタ固
定金具18の取付部19の取り付け位置や、筺体ベース
12の表面から高周波コネクタ26の中心導体33まで
の距離を適切に設定している。
【0028】上述したはんだ34を介して高周波コネク
タ26の中心導体33と配線基板15に形成された高周
波信号ライン13とを接続するに先立ち、これらが近接
するように配置することによって、筺体ベース12に対
して配線基板15を着脱する際に、中心導体33に損傷
を与えるような不具合を未然に防止することができる。
【0029】前記筺体パネル11には、コネクタ通し孔
28と同心状をなす逃がし孔35が形成されている。こ
の逃がし孔35の径は、ロックナット31の回転操作等
が行えるように充分大径に設定されており、高周波コネ
クタ26およびロックナット31が非接触状態で貫通す
る。つまり、本実施例では筺体パネル11に対して高周
波コネクタ26を直接固定していないため、この筺体パ
ネル11に外力が加わっても筺体ベース12に伝わるだ
けであり、この外力によって高周波コネクタ26や配線
基板15が直接に影響を受けるような虞はない。また、
コネクタ固定金具18に対して配線基板15と高周波コ
ネクタ26とがそれぞれ固定されているため、配線基板
15の高周波信号ライン13と高周波コネクタの中心導
体33との相対位置を強固に保持することができる。
【0030】上述した実施例では、コネクタ固定金具1
8を板金のプレス加工によって形成するようにしたが、
鋳造あるいは機械加工等によって製造することも可能で
ある。このような本発明の別な実施例を図4〜図6に示
す。ただし、先の実施例と同一機能の部材には、それと
同一の符号を記すに止め、その具体的な説明は省略する
ものとする。
【0031】すなわち、枠状をなす筺体パネル11が取
り付けられる筺体ベース12上には、高周波信号ライン
13とグランドライン14とを形成した配線基板15が
複数のスペーサ16を介してそれぞれ小ねじ17により
ねじ止めされている。
【0032】筺体ベース12の端部には、矩形の嵌合凹
部36が形成されている。この嵌合凹部36には、コネ
クタ固定金具18の平板状をなす取付部19の底面から
突出するベース係合部37が嵌合され、このベース係合
部37が小ねじ38によって筺体ベース12にねじ止め
されている。このコネクタ固定金具18の取付部19の
筺体パネル11側の端部(図1中、左側)には、筺体パ
ネル11に沿った平板状のコネクタ把持部21が一体的
に形成されている。また、これら取付部19およびコネ
クタ把持部21に対して直交する平板状をなす一対の補
強枠部22がこれらと一体的に形成され、本実施例では
これら取付部19およびコネクタ把持部21および補強
枠部22が金属製のコネクタ固定金具18を構成する。
【0033】コネクタ把持部21と反対側の補強枠部2
2の端部には、取付部19と平行なグランド接続部39
が形成されている。このグランド接続フランジ23に
は、ねじ貫通孔40が形成されている。そして、これら
グランド接続部39に配線基板15のグランドライン1
4が重ね合わされ、ねじ貫通孔40を介して筺体ベース
12にねじ込まれる小ねじ41によって、筺体ベース1
2と配線基板15とグランド接続部39とが一体的に連
結されるようになっている。
【0034】このように、本実施例ではコネクタ固定金
具18を異なる2方向から小ねじ38, 41で筺体ベー
ス12に固定しているため、先の実施例よりも結合強度
を上げることができ、より強固に筺体ベース12とコネ
クタ固定金具18とを連結することが可能である。
【0035】前記コネクタ把持部21には、高周波コネ
クタ26の外部導体27の断面形状と対応したコネクタ
通し孔28が形成されている。本実施例における高周波
コネクタ26の外部導体27は、その外周面全体に雄ね
じ部29が形成され、さらにこの雄ねじ部29の一部を
削ぎ落とすように、180度隔ててその長手方向に沿っ
て対向する一対の平行な平面部30が形成されている。
つまり、これら一対の平面部30によってコネクタ通し
孔28に対する高周波コネクタ26の回転が阻止される
ようになっている。
【0036】前記コネクタ通し孔28には、高周波コネ
クタ26の外部導体27が貫通し、この外部導体27の
両端部からねじ込まれる一対のロックナット31, 32
により、コネクタ把持部21に対して高周波コネクタ2
6の外部導体27が一体的にねじ止めされる。この状態
において、高周波コネクタ26の内側端から突出する中
心導体33と配線基板15に形成された高周波信号ライ
ン13とが、はんだ34を介して電気的に接続される。
この場合、高周波コネクタ26の内側端から突出する中
心導体33が配線基板15に形成された高周波信号ライ
ン13と図1中、上下方向に近接して重なり合うよう
に、筺体ベース12に対するコネクタ固定金具18の取
付部19の取り付け位置や、筺体ベース12の表面から
高周波コネクタ26の中心導体33までの距離が適切に
設定される。
【0037】前記筺体パネル11には、コネクタ通し孔
28と同心状をなす逃がし孔35が形成されている。こ
の逃がし孔35の径は、ロックナット31の回転操作等
が行えるように充分大径に設定されており、高周波コネ
クタ26およびロックナット31が非接触状態で貫通す
る。つまり、本実施例では筺体パネル11に対して高周
波コネクタ26を直接固定していないため、この筺体パ
ネル11に外力が加わっても筺体ベース12に伝わるだ
けであり、この外力によって高周波コネクタ26や配線
基板15が直接に影響を受けるような虞はない。
【0038】なお、上述した二つの実施例では、高周波
信号ラインとグランドラインとが形成された配線基板を
筺体内に収納した場合について説明したが、高周波信号
を伝送するための伝送線やグランド線等の線材を収納し
たものにも当然本発明を応用することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明の高周波コネクタの取付構造によ
ると、コネクタ固定金具を筺体ベースに固定する一方、
筺体パネルには高周波コネクタが非接触状態で貫通する
逃がし孔を形成したので、筺体パネルに外力が加わった
場合でもこれが筺体ベースに伝わるだけで、高周波コネ
クタと信号伝送部との接続部分に外力が直接作用するよ
うな不具合を防止することができる。
【0040】また、コネクタ固定金具と高周波コネクタ
と信号伝送部とが一体的に連結されるため、コネクタ固
定金具や高周波コネクタに外力が加わった場合でも、こ
れらの位置関係がそのまま保持されるため、高周波コネ
クタと信号伝送部との接続部分に悪影響を及ぼすような
ことは起こらない。
【0041】特に、コネクタ固定金具が相互に異なる向
きを持った取付部とコネクタ把持部と補強枠部とで構成
した場合には、コネクタ固定金具自体の剛性が著しく高
まり、上述した位置関係の保持に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高周波コネクタの取付構造および
コネクタ固定金具の一実施例の概略構造を表す断面図で
ある。
【図2】図1に対する平面図である。
【図3】図1に対する右側面図である。
【図4】本発明による高周波コネクタの取付構造および
コネクタ固定金具の別な実施例の概略構造を表す断面図
である。
【図5】図4に対する平面図である。
【図6】図4に対する右側面図である。
【図7】従来の高周波コネクタの取付構造の一例を表す
断面図である。
【図8】従来の高周波コネクタの取付構造の他の一例を
表す断面図である。
【図9】従来の高周波コネクタの取付構造のさらに別な
一例を表す断面図である。
【符号の説明】
11 筺体パネル 12 筺体ベース 13 高周波信号ライン 14 グランドライン 15 配線基板 16 スペーサ 17 小ねじ 18 コネクタ固定金具 19 取付部 20 小ねじ 21 コネクタ把持部 22 補強枠部 23 グランド接続フランジ 24 雌ねじ部 25 小ねじ 26 高周波コネクタ 27 外部導体 28 コネクタ通し孔 29 雄ねじ部 30 平面部 31, 32 ロックナット 33 中心導体 34 はんだ 35 逃がし孔 36 嵌合凹部 37 ベース係合部 38 小ねじ 39 グランド接続部 40 ねじ貫通孔 41 小ねじ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体ベースに固定されるコネクタ固定金
    具と、 このコネクタ固定金具に固定される高周波コネクタと、 前記筺体ベースを覆うようにこの筺体ベースに固定され
    る筺体パネルに形成されて前記高周波コネクタが非接触
    状態で貫通する逃がし孔とを具えたことを特徴とする高
    周波コネクタの取付構造。
  2. 【請求項2】 信号伝送部とグランド部とが搭載された
    筺体ベースに固定されるコネクタ固定金具と、 一端側から突出する中心導体が信号伝送部と近接するよ
    うに前記コネクタ固定金具に固定される高周波コネクタ
    と、 この高周波コネクタの前記中心導体と前記信号伝送部と
    を電気的に接続する信号伝送部連結手段と、 前記高周波コネクタの外部導体と前記グランド部とを電
    気的に接続するグランド部連結手段と、 前記高周波コネクタの他端側が非接触で貫通する逃がし
    孔を有すると共に前記信号伝送部とグランド部とを覆う
    ように前記筺体ベースに固定される筺体パネルとを具え
    たことを特徴とする高周波コネクタの取付構造。
  3. 【請求項3】 信号伝送部連結手段がはんだによるもの
    であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    した高周波コネクタの取付構造。
  4. 【請求項4】 高周波コネクタがその回転を阻止する回
    り止め手段を介してコネクタ固定金具に固定されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項
    3に記載した高周波コネクタの取付構造。
  5. 【請求項5】 高周波コネクタの中心導体と信号伝送部
    とは、相互に重なり合うように隙間を隔てて対向するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4に記載した高周波コネクタの取付構造。
  6. 【請求項6】 筺体ベースに当接する板状の取付部と、 この取付部の一端から曲がる板状をなし、かつ高周波コ
    ネクタが貫通すると共にこの高周波コネクタが固定手段
    を介して固定されるコネクタ把持部と、 これらコネクタ把持部および前記取付部に対して曲がる
    板状の補強枠部と、 この補強枠部に一体的に形成されてグランド部と当接す
    るグランド接続部とを具えたことを特徴とするコネクタ
    固定金具。
  7. 【請求項7】 コネクタ把持部には、高周波コネクタの
    回転を阻止する回り止め手段が形成されていることを特
    徴とする請求項6に記載したコネクタ固定金具。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003133017A (ja) * 2001-10-29 2003-05-09 Nec Corp 同軸コネクタの取付構造
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