JPH084523B2 - 陸上競技用スパイクシューズの硬質板 - Google Patents

陸上競技用スパイクシューズの硬質板

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JPH084523B2
JPH084523B2 JP5111927A JP11192793A JPH084523B2 JP H084523 B2 JPH084523 B2 JP H084523B2 JP 5111927 A JP5111927 A JP 5111927A JP 11192793 A JP11192793 A JP 11192793A JP H084523 B2 JPH084523 B2 JP H084523B2
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隆一 月田
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    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • A43B13/22Soles made slip-preventing or wear-resisting, e.g. by impregnation or spreading a wear-resisting layer
    • A43B13/223Profiled soles
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • A43B13/22Soles made slip-preventing or wear-resisting, e.g. by impregnation or spreading a wear-resisting layer
    • A43B13/24Soles made slip-preventing or wear-resisting, e.g. by impregnation or spreading a wear-resisting layer by use of insertions
    • A43B13/26Soles made slip-preventing or wear-resisting, e.g. by impregnation or spreading a wear-resisting layer by use of insertions projecting beyond the sole surface
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C15/00Non-skid devices or attachments
    • A43C15/02Non-skid devices or attachments attached to the sole

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として全天候型トラ
ックにおける陸上短距離競争用スパイクシューズの硬質
板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の陸上短距離競争用スパイクシュー
ズの硬質板には、数本のスパイクに加えて硬質板の表面
に多数の突起が設けられている。これらの突起は夫々形
状に明確な差がなく、また明確な役割分担がない。即
ち、走路とのグリップ性をよくするため、スパイクが付
いていないスペースに適当な形状の突起を配しているだ
けである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の突起の形状及び
大きさがトラックの舗装材に対して効果的にグリップし
ているかどうかは定かではない。さらに、全てのスパイ
クの付け根にも、まわりを囲むように突起が配されてい
るので、突起の配置の形態によっては、トラックの舗装
材に対するスパイクの十分な貫入を阻害し、スパイクシ
ューズのグリップ性を弱める要因となっていた。
【0004】また、従来の突起の配置は、ほとんど硬質
板の表面に均等に配されていた。これでは、ランナーの
走りを向上できない。
【0005】本発明の目的は、ランナーのパワーを効果
的に活かし得る陸上競技用スパイクシューズの硬質板を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前述の
目的は、前足部の前側少なくとも約1/2 に複数の小突起
又は小穴、前足部の後側に小突起又は小穴より大きい大
突起を有する陸上競技用スパイクシューズの硬質板によ
って達成される。
【0007】
【作用】本発明の陸上競技用スパイクシューズの硬質板
は、前足部の前側少なくとも約1/2 に複数の小突起又は
小穴、前足部の後側に小突起又は小穴より大きい複数の
大突起を有するが故に、ランナーのパワーを効果的に活
かし得る。
【0008】
【実施例】図1から図4は、複数のスパイク1が固定さ
れた陸上競技用スパイクシューズの硬質板2を示す。
【0009】走運動中の接触時の力の大きさや方向、位
置、足の動きを分析した結果、硬質板をその主となる役
割に応じて3つの領域にわけて考え得ることが判明し
た。即ち推進領域(A) 、制動領域(B) 、平衡・加速領域
(C) である(図1)。
【0010】推進領域(A) は指節部直下を含む前足部前
側の部分で、後方への滑りを極力抑えなければならない
領域である。実験により、スパイク1はその根元まで深
く貫入した方がよりグリップ性を発揮することがわかっ
ているため、この領域ではその貫入を阻害するような大
きな突起は付けない方がよい。かと言って突起がなくて
よいわけではない。好ましい例としては、硬質板の表面
が接地したときに最大のグリップ力を発揮する形状の突
起3が付けられる。突起3の形状の例としては、サンド
ペーパーのような硬質で粒子の細かいものや、おろし金
状、微小なトゲが無数についているもの等が考えられ
る。おろし金状にする場合、シューズ中心線6に平行な
方向に対して最大のグリップ性を発揮するように配す
る。
【0011】突起3に代わる例として、更に硬質板2に
設けられた多数の穴又は溝、また、硬質板2に設けられ
た多数の穴及び突起の組合せが考えられる。
【0012】制動領域(B) は前足部の後約1/2 の外側の
部分であり、この領域は着地直後から約30msecの間主と
して利用される部分であり、着地衝撃を緩衝すること、
地面を早く捉えること、上体のスムーズな移動を補助で
きるだけのグリップ性を有することが必要となる。着地
衝撃や地面を早く捉えることに対しては、硬質板が平ら
な場合と、大きな突起がついている場合とでは後者の方
が衝撃緩衝効果が大きく、ピーク値までの時間がわずか
に速いことが実験により明らかとなっている。また、他
の領域と比較してかなり大きな垂直荷重がかかることも
考え合わせると、この領域には大きめの突起4を付けた
方がよい。突起4の形状の例としては、円錐状、角錐
状、三角柱を横倒しにした形状のもの等が考えられる。
三角錐、三角柱等の方向性が生じるものの場合、その方
向性としてはシューズ中心線6から外向きに約5〜45
°、好ましくは10〜20°、特に好ましくは14°(θo
となる。次に上体の移動補助というのは、着地瞬間にラ
ンナーが「滑った」と感じない程度のグリップ性を有す
ることである。このグリップ性は推進領域(A) ほどシビ
アなものではなく、4mm程度の滑りまでは許容範囲であ
る。これは、ランナーが4mmまでの滑りに対しては滑っ
たと意識しないという研究報告があることと、この場合
の滑りが前方へのものであるため、ストライドの伸びと
してわずかならがプラスになることによるものである。
【0013】平衡・加速領域(C) は前足部の後約1/2 の
内側の部分であり、接地時に左右のバランスを保つ役割
とスタートダッシュ時の推進力発揮の役割があるため、
制動領域(B) の突起4によってシューズ(足)が傾いて
安定を損なうことのない程度の突起5が必要であり、突
起5は、後方への滑りを極力抑える形状とする必要があ
る。平衡・加速領域にある母指球のまわりには大きな垂
直荷重がかかるため、大きめの突起を配してもグリップ
性に大きな問題の生じることはないし、制動領域(B) と
のバランスを考えても大きな突起を配するのがよく、突
起5の形状もほぼ制動領域(B) と同様のものでよい。ま
た、この領域における突起に方向性のあるものを用いる
場合、その方向はシューズ中心線6から内向きに約5〜
45°、好ましくは10〜20°、特に好ましくは14°
(θi )である。
【0014】突起3、4、5の材料は、硬質板2と同じ
材料であり、突起3、4、5は硬質板2と一体的に設け
られる。
【0015】硬質板2、及び突起3、4、5の材料とし
ては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、例えば、ポリアミ
ド、ポリアミドエラストマ、ウレタン、ナイロン6、1
1、12がある。これらの材料に、グラスファイバ、カー
ボンファイバ、アラミドファイバの少なくとも一つが混
入されてもよい。
【0016】以下、本発明を図1及び図2に示す第1の
実施例に基づいて詳述する。
【0017】前足部の前側約1/2 に複数の小突起3が設
けられている。小突起3の夫々は三角錐である。小突起
3の一つの側面はシューズ中心線6に直交していると共
に後方に面している。当該一つの側面に対向する稜線は
前方に向いている。この部分は推進領域(A) を構成す
る。
【0018】小突起3の最も好ましい実施例としては、
後方の側面は、硬質板2の底面に垂直であるのがよく、
高さは2〜6mm、好ましくは4〜5mmであるのがよく、
底面の縦方向長さは2〜7mm、好ましくは3〜5mmであ
るのがよく、底面の横方向最大長さは2〜7mm、好まし
くは3〜5mmであるのがよい。
【0019】前足部の後約1/2 の外側に小突起3よりも
大きい複数の三角錐状の大突起4が設けられている。こ
の部分は制動領域(B) を構成する。前足部の後内側に大
突起4と同程度の大きさの三角錐状の大突起5が設けら
れている。この部分は平衡・加速領域 (C)を構成する。
【0020】突起4は、シューズ中心線6から外向きに
第1の所定の角度(θo )の第1の斜め方向に沿って配
列されており、突起4の一つの側面が第1の斜め方向に
直交しており、当該一つの側面に対向する稜線がほぼ後
方に向かって第1の斜め方向に向いている。突起5は、
シューズ中心線6から内向きに第2の所定の角度
(θi )の第2の斜め方向に沿って配列されており、突
起5の一つの側面が第2の斜め方向に直交しており、当
該一つの側面に対向する一つの稜線がほぼ前方に向かっ
て第2の斜め方向に向いている。
【0021】制動領域(B) の突起4は、台形錐状又は斜
四角錐状であってもよい。この場合は、互いに対向する
側面が第1の斜め方向に直交しており、後側の側面が前
側の側面より幅がせまい。
【0022】平衡・加速領域(C) の突起5は、台形錐状
又は斜四角錐状であってもよい。この場合は、互いに対
向する側面が第2の斜め方向に直交しており、前側の側
面が後側の側面より幅がせまい。
【0023】以下、本発明を図3に示す第2の実施例に
基づいて詳述する。
【0024】前足部の前側約1/2 に複数の突起10が設け
られている。突起10の夫々は三角錐である。突起10の一
つの側面はシューズ中心線6に直交していると共に後方
に向いている。当該一つの側面に対向する稜線は前方に
向いている。
【0025】前足部の後側約1/2 に複数の円錐台状突起
11、複数の縦置三角柱状突起12、複数の横置三角柱状突
起13、複数の略四角柱状突起14が設けられている。
【0026】以下、本発明を図4に示す第3の実施例に
基づいて詳述する。
【0027】前足部の前側約1/2 にサンドペーパーのよ
うな硬質で粒子の細かいほぼ台形状のシート15が別体的
に取付けられている。シート15の形状は、不規則雲形で
あってもよい。シート15は硬質で防滑効果の高い合成樹
脂で作られている。硬質板2への取付けは、粘着、接着
により行われている。前足部の後側約1/2 に複数の円錐
台状突起16、横置三角柱状突起17が設けられている。
【0028】以下、推進領域(A) の第1の変形例につい
て図5から図7を参照しながら説明する。
【0029】前足部の前側約1/2 に複数の垂直な小穴23
が設けられている。小穴23の夫々は、好ましくは三角形
である。小穴3における一つの側面24はシューズ中心線
6に直交していると共に前方に位置している。他の二つ
の側面25は後方に向いている。側面24の長さは5〜10mm
である。小穴23の深さは硬質板2の厚さの1/2 以上であ
り、貫通してもよい。
【0030】側面24は、推進方向に対して垂直であるの
で、硬質板の表面が接地したときに最大のグリップ力を
発揮する。
【0031】以下、図8を参照しながら、小穴23の形状
の変形例を説明する。
【0032】小穴23の形状は、円(図8のa)、矩形
(図8のb)、五角形(図8のc)、六角形(図8の
d)、八角形(図8のe)、だ円(図8のf)、及び馬
蹄形(図8のg)のいずれでもよい。ただし、どの形状
でも、小穴23は、前方の側面24が、シューズ中心線6に
直交するように配列され、側面24の長さは、3〜10mmで
ある。
【0033】以下、図9を参照しながら、小穴23の縦断
面形状について説明する。
【0034】前方の側面24は、図9のaに示すように、
垂直であるのがよい。後方の形状は、図9のb,cに示
すように、前方に傾斜していてもよい。さらに、図9の
dに示すように、前方の側面24が前方に傾斜していても
よい。
【0035】以下、推進領域(A) の第2の変形例につい
て図10を参照しながら説明する。
【0036】前足部の前側約1/2 に複数の横方向溝25が
設けられている。各溝25は、シューズ中心線26に垂直に
伸長している。各溝25の幅は5〜10mmである。溝25間の
間隔は1〜5mmである。各溝25の深さ、及び縦断面形状
は、前述の小穴23と同様である。
【0037】以下、推進領域(A) の第3の変形例につい
て図11を参照しながら説明する。
【0038】前足部の前側約1/2 に複数の垂直な小穴23
が設けられている(図5)。小穴23の形状はだ円である
のがよい。各小穴23の前方の側面24の縁に三角錐状の突
起30がのこぎり歯状に設けられている(図11のa)。各
突起30の高さは1〜5mmである(図11のb)。
【0039】以下、推進領域(A) の第4の変形例につい
て図12を参照しながら説明する。
【0040】前足部の前側約1/2 に複数の垂直な小穴23
が設けられている(図5)。小穴23は、形状が円である
のがよく、貫通せず、深さが硬質板2の厚さの1/2 以上
であるのがよい。
【0041】各小穴23の底部から、円錐状の突起部31が
硬質板2の表面から1〜5mm突出している。(図12の
a,b)。
【0042】以下、推進領域(A) の第5の変形例につい
て図13を参照しながら説明する。
【0043】前足部の前側約1/2 に複数の横方向溝25が
設けられている。各溝25は、シューズ中心線26に垂直に
伸長している。各溝25の前方の側面33の縁に突条34が設
けられている(図13)。各突条34は硬質板2の表面から
1〜5mm突出している。各突条34の形状は、直線状であ
ってもよく、三角形ののこぎり歯状であってもよい。
【0044】以下、図1及び図2に示す本発明の第1の
実施例における小突起3の変形例について図14を参照し
ながら説明する。ここに、図14のaは、当該変形例の斜
視図であり、図14のbは当該変形例の三面図である。
【0045】本突起41は、図14のaに示すように、底面
形状が短軸42で切断された楕円であり、短軸42を含む一
つの側面43がシューズ中心線6に直交していると共に後
方に面している半楕円錐である。
【0046】突起41の最も好ましい実施例としては、後
方の側面43は、硬質板2の底面に垂直であるのがよく、
高さは2〜6mm、好ましくは4〜5mmであるのがよく、
底面の縦方向長さは2〜7mm、好ましくは3〜5mmであ
るのがよく、底面の横方向長さは2〜7mm、好ましくは
3〜5mmであるのがよい。
【0047】突起41の底面形状は、長軸で切断された楕
円であってもよく、半円でもよい。
【0048】推進領域(A) に設けられる小突起に課させ
られる機能は、地面に対して最大限の推進力(対地グリ
ップ力と反発力)を発揮すること、即ち、着地からキッ
クに至るランニング動作における前足部の対地グリップ
によりエネルギのロスを最小限に抑制すると共に、地面
からの反発力を効率よく装着者の足に伝達してキック力
を助成することである。殊に、0.01秒を競う短距離走に
おいては着地からキックまでいかに有効に突起を働かせ
るかが重要である。従って、小突起が最初に地面に接し
てから最後に地面を離れるまで、前足部における推進力
を最大限に発揮させるために、小突起の形状は、できる
限り対地グリップ力と反発力との双方を発揮できるよう
なものであるのが望ましい。
【0049】しかるに、突起3においては、三つの側面
とも平担面であるので、対地グリップ特性は高いが、反
発特性は著しくよいという程ではない。
【0050】しかしながら、半楕円錐状の突起41によれ
ば、三角錐状の突起3に比較して、先端がトラックの舗
装材に深く貫入しつつ斜側面44が舗装材を大きく押し広
げ得るが故に、装着者のキックにより後方への水平方向
の力が加わった時、突起41の垂直側面43が地面を水平方
向に押圧してグリップ力を発揮し得、キック時のエネル
ギロスを最小限とし得る。また、硬質板が地面を離れる
時には、斜側面44により押し広げられた舗装材の復元力
によって、より大きな反発力が装着者の足に伝達され得
る。
【0051】一流短距離ランナーをモデルとして設定さ
れた実験装置による測定による突起41と突起3との比較
によれば、グリップ特性は同等でありながら、反発特性
については、突起41は、突起3よりも 2.8%向上してい
るという結果が得られた。よって、突起41は、陸上競技
用スパイクシューズの硬質板の推進領域に用いられる突
起としては、極めて実用価値が高い。
【0052】以下、図1及び図2に示す本発明の第1の
実施例における大突起4の変形例について説明する。
【0053】本変形例は、図14のaに示すように小突起
41とほぼ同様の形状であり、底面形状が短軸42で切断さ
れた楕円であるほぼ半楕円錐である。硬質板2上への配
列については、突起4と同様である。
【0054】以下、図1及び図2に示す本発明の第1の
実施例における大突起5の変形例について説明する。
【0055】本変形例は、図14のaに示すように小突起
41とほぼ同様の形状であり、底面形状が短軸42で切断さ
れた楕円であるほぼ半楕円錐である。硬質板2上への配
列については、突起5と同様である。
【0056】以下、陸上スパイクシューズ用硬質板の推
進領域における突起の形状及び密集度の最適組合せに関
して図15及び図16を参照しながら説明する。
【0057】実験例 比較の対象とする突起の種類は、タイプ1:円錐状突起
(図15のa)、タイプ2:三角錐状突起(突起3に相当
する。図15のb)、及びタイプ3:半楕円錐状突起(突
起41に相当する。図15のc)の3通りである。
【0058】突起の密集度のバリエーションは、図16に
示すように、タイプ1に関しては、レベル1〜3、7の
4通り、タイプ2,3に関しては、レベル1〜7の7通
りである。ここに、各タイプとも、試験プレート61の中
央に対地グリップ力が大きい長さ9mm、径2mmのスパイ
クが取り付けられており、そのまわりに突起51,52,又
は53が取り付けられている。
【0059】ここで、各レベルにおける突起の密集度の
パラメータをD1=突起面底面積合計/推進領域面積×
100 (%)、及びD2=突起数/推進領域面積(個/cm
2 )とすると、実験は以下の組み合せで行われた。ここ
に、タイプ1のサイズは、高さが7mm、底面の直径は6
mmである。タイプ2のサイズは、高さが7mm、底面の縦
方向長さが7mm、底面の横方向長さが7mmである。タイ
プ3のサイズは、高さが7mm、底面の縦方向長さが7mm
底面の横方向最大長さが7mmである。
【0060】 表1 突起形状 レベル D1(%) D2(個/cm2 ) タイプ1 レベル1 6.3 0.22 2 12.6 0.44 3 25.1 0.89 7 37.7 1.33 タイプ2 1 5.4 0.22 2 8.2 0.33 3 10.9 0.44 4 13.6 0.56 5 16.3 0.67 6 21.8 0.89 7 24.5 1.00 タイプ3 1 8.6 0.22 2 12.8 0.33 3 17.1 0.44 4 21.4 0.56 5 25.6 0.67 6 34.2 0.89 7 38.5 1.00結果 a)舗装材がタータンの場合 まず、試験プレートを各タイプごとにレベル1〜3、7
の4段階の密集度で用意し、タータン上で実験した。デ
ータは各プレートごとに40試行ずつとるようにした。各
プレートにつき40試行ずつのデータの平均値でグリップ
特性を比較した。以前のグリップ力比較実験で、この設
定による実験では30試行以上繰り返せばデータの傾向が
安定化することがわかっているので、40試行は妥当な試
行数であろう。
【0061】結果は図17の通りである。(移動量が小さ
いほどグリップ力が高いことを示す。図17からタイプ1
が他の2タイプに比べて全体的にグリップ性が低いと言
える。
【0062】次に、3種の形状の内、グリップ力が高い
と思われるタイプ2、3についてレベル1〜レベル7の
密集度について上記と同様の方法で40試行ずつのデータ
どりを行った。
【0063】結果を図18に示す。どちらのタイプもほぼ
同様に、密集度が高くなるほどグリップ力が高くなり、
レベル6を境に再び低くなる傾向を示している。
【0064】ただし有意差は5%水準で、タイプ2でレ
ベル2とレベル6の間、タイプ3でレベル1、2とレベ
ル6の間にあるのみである。
【0065】b)舗装材がスーパーXの場合 タイプ2、3の7レベルと、タイプ1の4レベルの計18
種の試験プレートで、舗装材をスーパーXに変えて上記
とまったく同じ方法で実験を行った。タイプ2、3は40
試行ずつのデータをとったが、実験の都合上タイプ1で
は30試行しかとっていない。しかし、前述のように30試
行は必要十分な試行数なので、比較には問題ない。
【0066】結果を図19に示す。ほぼタータンの場合と
同様の結果で、タイプ1は他の2タイプよりも全体にグ
リップ力が低く、タイプ2、3は密集度が高くなるにつ
れてグリップ性も高くなっていき、レベル6を境に低く
なる傾向を示した。
【0067】有意差は5%水準で、タイプ2でレベル
1、2とレベル3、4、5、6の間、タイプ3でレベル
1とレベル3、4、5、6、7、レベル2とレベル5、
6の間にあった。
【0068】スーパーX上におけるタイプ2、3の密集
度(1cm2 当りの突起数に換算)とグリップ特性、反発
特性の関係を図20及び図21に示す。図20がタイプ2、図
21がタイプ3に関する。図中の○は全試行のデータ点、
曲線は二次の回帰曲線である。グラフの表示の関係でグ
リップ特性のデータのバラツキが大変大きく見えるが、
変動係数6〜13%である。反発特性のデータは他の測定
実験にて得られたものを用いている。
【0069】図をみて明らかなように、形状による傾向
の相異は特に見られないが、グリップ特性と反発特性で
は、密集度に対して全く逆の傾向を示している。
【0070】また、タイプ2及びタイプ3の双方共に密
集度が0.4 (個/cm2 )以下又は0.8 (個/cm2 )以上
になると、反発性、グリップ性ともに低い。
【0071】ここに、密集度(個/cm2 )の単位を密集
度(突起底面積合計/プレート面積× 100%)に換算す
ると、タイプ2については、密集度が 9.8〜19.6、タイ
プ3については、15.4〜30.8である。
【0072】よって、反発性、グリップ性ともに好適に
高く維持するためには、密集度(突起底面積合計/プレ
ート面積× 100%)は、 9.8〜30.8であるのがよく、好
ましくは15.4〜19.6であるのがよい。
【0073】
【発明の効果】本発明の陸上競技用スパイクシューズの
硬質板は、前足部の前側少なくとも約1/2 に複数の小突
起又は小穴、前足部の後側約1/2 に小突起より大きい複
数の大突起を有するが故に、ランナーのパワーを効果的
に活かし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の平面図である。
【図2】図1の硬質板の側面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の平面図である。
【図4】本発明の第3の実施例の平面図である。
【図5】推進領域(A) の第1の変形例の説明図である。
【図6】小穴の一実施例の説明図である。
【図7】小穴の作用を説明する、硬質板の縦断面図であ
る。
【図8】小穴の他の実施例の説明図である。
【図9】小穴の縦断面形状の変形例の説明図である。
【図10】推進領域(A) の第2の変形例の説明図であ
る。
【図11】推進領域(A) の第3の変形例の説明図であ
る。
【図12】推進領域(A) の第4の変形例の説明図であ
る。
【図13】推進領域(A) の第5の変形例の説明図であ
る。
【図14】突起3の変形例の説明図である。
【図15】グリップ特性に関する実験に供された3種類
の突起を示す説明図である。
【図16】グリップ特性に関する実験に供された3種類
の突起における密集のバリエーションを示す説明図であ
る。
【図17】舗装材がタータンの場合のグリップ特性に関
する実験の結果を示すグラフである。
【図18】舗装材がタータンの場合のグリップ特性に関
する実験の結果を示すグラフである。
【図19】舗装材がスーパーXの場合のグリップ特性に
関する実験の結果を示すグラフである。
【図20】スーパーX上におけるタイプ2の突起の密集
度と、グリップ特性、反発特性との関係を示すグラフで
ある。
【図21】スーパーX上におけるタイプ3の突起の密集
度と、グリップ特性、反発特性との関係を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
1 スパイク 2 硬質板 3、41 小突起 4、5 大突起 23 小穴 25 溝 A 推進領域 B 制動領域 C 平衡・加速領域

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前足部の前側少なくとも約1/2に複数
    の小突起、前足部の後側に前記小突起より大きい複数の
    大突起を有する陸上競技用スパイクシューズの硬質板。
  2. 【請求項2】 前記小突起は、一つの側面がシューズ中
    心線に直交していると共に後方に面しているほぼ三角錐
    である請求項1に記載の硬質板。
  3. 【請求項3】 前記小突起及び前記大突起の少なくとも
    一方の突起は、底面形状が、中心対称軸を含む平面で切
    断されたほぼ半楕円又は半円であり、前記中心対称軸を
    含む一つの側面がシューズ中心線に直交していると共に
    後方に面しているほぼ半楕円錐又は半円錐である請求項
    1に記載の硬質板。
  4. 【請求項4】 前記小突起及び前記大突起の少なくとも
    一方の突起の密集度(突起底面積合計/プレート面積×
    100%)が9.8〜30.8である請求項1に記載の
    硬質板。
  5. 【請求項5】 前足部の前側少なくとも約1/2に複数
    の小穴、前足部の後側に前記小穴より大きい複数の大突
    起を有する陸上競技用スパイクシューズの硬質板。
  6. 【請求項6】 前足部の前側少なくとも約1/2に複数
    の横方向溝、前足部の後側に複数の大突起を有する陸上
    競技用スパイクシューズの硬質板。
  7. 【請求項7】 前足部の前側に推進領域、前足部の後外
    側に制動領域、前足部の後内側に平衡・加速領域を夫々
    有しており、前記制動領域に複数の第1の多角錐状突起
    が設けられていると共に前記平衡・加速領域に複数の第
    2の多角錐状突起が設けられており、前記第1の突起
    は、シューズの中心線に対して外側前方に第1の鋭角を
    なす第1の斜め方向に沿って配列されており、前記第1
    の突起の一つの側面が前記第1の斜め方向に直交してお
    り、当該一つの側面がほぼ前記第1の斜め方向に向いて
    おり、前記第2の突起は、シューズ中心線に対して内側
    前方に第2の鋭角をなす第2の斜め方向に沿って配列さ
    れており、前記第2の突起の一つ側面が前記第2の斜め
    方向に直交しており、当該一つの側面がほぼ後方に向か
    って前記第2の斜め方向に向いている陸上競技用スパイ
    クシューズの硬質板。
  8. 【請求項8】 前記推進領域が前記硬質板とは別体であ
    る請求項7に記載の硬質板。
  9. 【請求項9】 前記第1の鋭角及び第2の鋭角の夫々
    が、5°から45°である請求項7に記載の硬質板。
  10. 【請求項10】 前記第1の突起及び前記第2の突起の
    少なくとも一方の底面形状が、中心対称軸を含む平面で
    切断されたほぼ半楕円又は半円である請求項7に記載の
    硬質板。
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