JPH08450U - 球集合樋の配線構造 - Google Patents

球集合樋の配線構造

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JPH08450U
JPH08450U JP008398U JP839895U JPH08450U JP H08450 U JPH08450 U JP H08450U JP 008398 U JP008398 U JP 008398U JP 839895 U JP839895 U JP 839895U JP H08450 U JPH08450 U JP H08450U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パチンコ機の組み付けが容易になると共に、配
線材を集約することができる。 【解決手段】配線ターミナル53を有する球集合樋38
に臨んで通過球検出装置1を配設すると共に、リード線
25の両端に設けたコネクタ7、27を配線ターミナル
53及び通過球検出装置1に接続し、このリード線25
を配線押え55により球集合樋38に沿って止着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、パチンコ機における球集合樋の配線構造に関し、特に球集合樋に臨 む電気部品に着脱自在に接続するコネクタを有する球集合樋の配線構造に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、パチンコ機の球集合樋は遊技盤の裏面側に取り付けられる浅皿 状の部材であって、入賞口へ飛入した球を所定の位置に誘導するための流路を有 している。また、球集合樋には流入した球を検出するための検出スイッチ等が設 けてある。そして、従来の球集合樋においては、検出スイッチ等の端子にはリー ド線が半田付けされていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の球集合樋の配線構造においては、検出スイッチの端子にリード 線をハンダ付けをするのが厄介で、組立作業性が著しく悪かった。しかも、リー ド線の配線時にリード線が引張られるため、ハンダ付け部分に接触不良を生じた り、断線の原因となっていた。また、一旦ハンダ付けを行ってしまうと、検出ス イッチの不良や故障により検出スイッチの交換が必要となっても、ハンダ付け部 分を融かしてリード線を外さなければならず、交換などによる取外しが著しく厄 介である。また、リード線を球集合樋の表面に引き回すと、他の部材の邪魔にな ったり、見た目に悪いばかりではなく誤配線の原因にもなっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記に鑑み提案されたもので、パチンコ遊技盤の裏面側に取り付ける 球集合樋の配線構造であって、パチンコ遊技盤の裏面側に配設された基板に、パ チンコ遊技盤の裏面と当接可能に複数の仕切り板を相対向状に立設し、役物装置 等が貫通可能な開口部を開設した球集合樋と、上記球集合樋に臨み、端部に小孔 が形成された外部接続可能な接続端子を有する検出スイッチ等の電気部品と、上 記球集合樋に形成し、上記電気部品とパチンコ機内外の電気装置等とを電気的に 中継する中継手段と、一端に上記電気部品の接続端子に着脱自在に接続するコネ クタを有すると共に、他端に上記中継手段に着脱自在に接続するコネクタを有す る配線材と、上記配線材を球集合樋に沿って配線処理する配線処理手段とを備え 、上記コネクタは、外ケースと上記配線材の一端に接続された電気接片とで構成 されており、該電気接片には抜け止め用の係止爪を設けると共に、上記外ケース には上記係止爪を係止するための係止孔が穿設されてれているものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下に本考案を図面に示した実施例に基づいて説明すると、1は電気部品の一 例を示す通過球検出装置であって、打球の通過可能な球通路2を備えたケース本 体3内に打球の通過を検出する検出スイッチ4を内蔵している。そして、電気部 品の接続端子として検出スイッチ4の外部端子5をケース本体3の後端開口部6 から突出させ、この突出した外部端子5には後述する電気コネクタ7を脱着可能 に接続している。
【0006】 上記通過球検出装置1のケース本体3は、図2で示すように、左右の略々対称 な2つの片半部8、8′を重合状に組合せて成り、各片半部8をプラスチックで 一体成形する。
【0007】 一方の片半部8は、検出スイッチ4の一半を嵌入する大きな凹状の収納部9を 有する枠状な胴部10と、胴部10の前端一側から略々L字状に延び、球通路2 の一半を構成する突片11とから成る。そして、収納部9は後端がケース本体3 の後面3aに開放し、検出スイッチ4を収納した状態ではケース本体3の後端開 口部6を通して検出スイッチ4の突出後部4a及び突出後部4aから延びる外部 端子5がケース本体3の後面3aから十分に突出するようにしている。
【0008】 また、収納部9の内側上部には、検出スイッチ4の作動突起部4bが嵌入する 上向きな縦溝12を形成し、この縦溝12の周囲に球通路2に開放する浅い作動 切欠部13を形成する。この作動切欠部13には検出スイッチ4の作動突起部4 bを作動する作動片14が嵌め込まれ、作動切欠部13の端部に作動片14の軸 15が嵌入する軸溝16を形成する。
【0009】 上記した作動片14は略々へ字状に屈曲した金属板から成り、一端には軸15 を通す円筒状の軸受部14aを、他端には斜め下向きに長く延びる球当接部14 bを形成する。
【0010】 尚、他方の片半部8′も上記した片半部8と左右対称の構造で、同一の構成部 分には同一符号を付して説明を省略する。 また、両片半部8、8′には左右から重合して組合せたときに互いに係合する 連結手段を有し、図示のものでは一方の片半部8′に横向きに突出した爪片17 を、他方の片半部8に該爪片17の先端が掛る係止溝18を夫々に形成する。
【0011】 上記した両片半部8、8′を検出スイッチ4と共に組立てるには、一方の片半 部8の収納部9内に検出スイッチ4の片側半部を嵌め込むと共に、作動片14の 軸受部14aを軸15に通し、この軸15の端部を軸溝16に嵌め合せて、作動 片14の球当接部14bを球通路2内に突出する。
【0012】 次いで、検出スイッチ4の他の片側半部を他の片半部8′の収納部9に嵌め合 せ、両片半部8、8′を重合して爪片17を係止溝18に係止する。 従って、両片半部8、8′を嵌め合せたケース本体3の内部には検出スイッチ 4が収納され、検出スイッチ4の突出後部4a及び外部端子5がケース本体3の 後面3aから外部に突出する。
【0013】 次いで、ケース本体3の後面3aから突出した検出スイッチ4の外部端子5に 接続される電気コネクタ7について図1、図3及び図4を参照して説明する。 電気コネクタ7は配線材の一端部を構成するものであって、この電気コネクタ 7は検出スイッチ4の外部端子5に導通する金属性の電気接片19を箱形の外ケ ース20内に収容して成り、外ケース20は絶縁材質として例えばプラスチック で一体成形する。
【0014】 上記電気接片19は導電性の薄い金属板を中央から断面略々三角形状に折曲げ て自由端部が互いに弾性的に向き合った挟持片21、21を形成し、この挟持片 21の端部に外向きに延出する外向きハ字状に開いた案内部22、22を形成す ると共に、挟持片21の内面に内向きに突出する半球状の係止突起部23、23 を突設する。また、電気接片19の基端部外面を一部コ字状に切欠き、該切欠き で囲まれた部分を外向きに折曲げて基端部外面から起立した係止爪24を形成す る。
【0015】 そして、電気接片19の端部には、当該電気接片19に導通するリード線25の 一端を接続し、図示のものでは電気接片19の一端から接続片26を延設し、こ の接続片26にリード線25の被覆を剥いで露出させた導線部分を包み込むよう にし、かしめて止める。
【0016】 一方、リード線25の他端に周知な他のコネクタ27を接続することにより、 両端に電気コネクタ7及びコネクタ27を有する配線材を構成し、上記コネクタ 27を利用して中継手段の配線ターミナル53などにワンタッチで接続できるよ うにしている。
【0017】 上記した外ケース20は、内部に電気接片19を個々に収容する収容部28と 、各収容部28に開口する外部端子5の差し込み用の差込口29を開設してなる 。図示のものにあっては、検出スイッチ4として外部端子5が2端子のものを使 用しているので、外ケース20の内部に一端が外ケース20の一側面に開放する 上下二段の角筒状の収容部28、28を形成し、収容部28の長さ方向に直交す る横長な長方形状の差込口29、29を外ケース20の前面から上下二段に開設 する。そして、外ケース20の背面からは各収容部28に貫通する係止孔30、 30を開口し、該係止孔30の孔縁に電気接片19の係止爪24が係合するよう にする。
【0018】 一方、外ケース20の前面には、差込口29を挟んで左右両端から長さの異な る一対の支持脚31a、31bを突設する。この支持脚31a、31bは一方が 長く、他方が短く、且つ差込口29に近接して設けている。
【0019】 上記したような電気コネクタ7を組立てるには、各電気接片19、19を外ケ ース20の各収容部28、28の開口32からそのまま挿入するだけでよい。電 気接片19を挿入すると、電気接片19の係止爪24が収容部28の開口32の 孔縁に係合し、係止爪24の自由端が内向きに撓んで通り、収容部28内に収容 されると係止爪24が係止孔30に臨み、係止爪24が弾性力により外向きに復 元してその自由端が係止孔30の孔縁に掛って、収容部28内に電気接片19が 逆抜け不能に拘束される。この状態では、電気接片19の開口端部33が外ケー ス20の差込口29に臨み、電気接片19の端部に接続されているリード線25 は収容部28の開口32を通して外部に導出される。このとき、差込口29とリ ード線25とが直交する方向に配設される。
【0020】 尚、電気接片19を外ケース20から取り出すには、外ケース20の係止孔3 0からドライバ等の突起物の先端を差し込み、係止爪24を内向きに押込めばよ く、係止爪24を押込むと係止爪24の自由端が係止孔30の孔縁から係脱し、 リード線25を持って電気接片19を収容部28の開口32から引き抜くことが できる。これにより、リード線25が断線した場合や、電気コネクタ7に誤った 順番でリード線が接続されていた場合でも、容易に電気接片19を外ケース20 から取り外して交換することが可能になる。
【0021】 上記した電気コネクタ7を一端に有する配線材を使用して電気部品としての通 過球検出装置1の配線処理を行なうには、当該通過球検出装置1をパチンコ機3 9に予め組付けた上、電気コネクタ7を接続して配線を行なう。 例えば、図5に示す実施例では、遊技盤40の裏面に設けた球集合樋38の流 路34を構成する左右の両側壁35、35の一部に切欠部36を形成し、この切 欠部36に通過球検出装置1の球通路2を嵌め入れて流路34内に突出させ、球 通路2と球集合樋38の流路34を連通する。
【0022】 次いで、検出スイッチ4の外部端子5に上記した電気コネクタ7を接続する。 外ケース20の差込口29を検出スイッチ4の外部端子5に合せて差し込むと 、外部端子5が差込口29を通って電気接片19の開口端部33から対向する両 挟持片21、21の間に差し込まれ、挟持片21、21を上下に拡開して内部に 進入し、両挟持片21、21で上下から弾性的に挟持される。このとき、挟持片 21の係止突起部23が外部端子5の位置決め用の小孔37内にパチンと嵌り込 むので、接続状態の確認が容易で、且つ接続が外れ難く、外部端子5が電気接片 19を介してリード線25に導通する。
【0023】 尚、図示のものでは、電気コネクタ7の差込口29、29を上下に対称に開設 しているので、上下どちらの差込口29をどちらの外部端子5に差し込んでもよ い。この様に差し込み方向を変えることにより、外ケース20からのリード線2 5の突出方向を左右に振り分けることができ、配線時のリード線25の取回しが 極めて楽に行なえる。
【0024】 また、外ケース20から突出する支持脚31a、31bは、短い支持脚31a の端部が検出スイッチ4の突出後部4aの後端面4a′に、長い支持脚31bの 端部がケース本体3の後面3aに夫々当接し、電気コネクタ7の差し込み限界位 置を規制すると共に、電気コネクタ7の取付けガタを防止している。即ち、外ケ ース20に外力、例えば配線時にリード線25が左右方向に引張られると、外ケ ース20が検出スイッチ4との接続部分を中心に揺動し、この揺動により電気コ ネクタ7が抜け落ちてしまうことがある。
【0025】 このため、図示のものでは、一方の支持脚31aを短く、且つ差込口29に近 接させて突設しているので、図7のA方向に外力が加えられた場合に、短い支持 脚31aが検出スイッチ4の後端面4a′に当接して外ケース20の揺動を防止 する。また、他方の支持脚31bを一方の支持脚31aより長く、且つ差込口2 9から離して突設しているので、図7のB方向に外力が加えられた場合に、長い 支持脚31bがケース本体3の後面3aに当接して外ケース20の揺動を防止す る。
【0026】 従って、上記したように両支持脚31a、31bを左右非対称な形状としてい るので、外ケース20の左右両方向の揺動が防止され、配線時にリード線25を 雑に取扱っても電気コネクタ7が外れてしまうことがなく、接続後の信頼性が高 い。
【0027】 次いで、リード線25の他端に接続された他のコネクタ27を中継手段の配線 ターミナル53に接続し、この配線ターミナル53を介してパチンコ機39内の 制御回路等に接続する。
【0028】 上記のように接続した通過球検出装置1の動作について説明すると、遊技盤4 0の前面から裏面に導かれ、球集合樋38の流路34内を流下する打球は、流下 途中で流路34内に突出する球通路2の開放上端2aから流入し、球通路2の内 部で作動片14の球当接部14bに当接し、該作動片14を軸15を中心に下向 きに傾動して、球通路2の開放下端2bから流出する。このため、作動片14が 傾動するときに、検出スイッチ4の作動突起部4bを押圧するので、検出スイッ チ4がONとなり、入賞球の発生を検出して賞球排出装置(図示せず)を駆動し て所定の賞球を遊技者に排出する。
【0029】 更に、球集合樋38に通過球検出装置1を組込んで成した配線構造の実施例を 図8乃至図11に基づいて説明する。 パチンコ機39は図8に示すように、遊技盤40の前面にガイドレール41で 囲まれた遊技部42を形成し、この遊技部42内には無数の障害釘(図示せず) を植設すると共に、その中央に役物装置の一例として変動入賞装置43や、他の 複数の入賞口44…を設定する。上記変動入賞装置43は実施例のものでは、ゼ ロ戦型の装飾部45の両翼46、46を開閉することにより打球の入賞状態を変 換でき、装飾部45の下方には入賞価値が異なる中央の第1特定入賞口47と、 その左右に位置する第2特定入賞口48、48を開設する。
【0030】 そして、遊技盤40の裏面には、遊技盤40の前面から裏面に導かれる打球が 流下する球集合樋38を組付ける。この球集合樋38は、図9で示すように、略 々中央に上記変動入賞装置43の後部を嵌め込むための取付口49を開設した基 板50に、複数の仕切り板51…を立設して複数の流路52を形成し、周辺に遊 技盤40の裏面側に当接可能な当接基板54を延設させて成る。
【0031】 上記流路52は実施例のものでは、変動入賞装置43の中央の第1特定入賞口 47に連通する第1流路52aと、第2特定入賞口48に連通する左右の第2流 路52b、52bとを有し、該第1流路52aをその下方で第2流路52bの一 方に合流させる。また、基板50の上部には中継手段としてパチンコ機39の制 御回路(図示せず)に接続される配線ターミナル53の取付部54を形成する。
【0032】 一方、上記基板50には各流路に支障のない位置に配線処理手段を設ける。こ の配線処理手段は、図示の実施例では電気コネクタ7のリード線用の配線押え5 5…を複数個所に形成している。この配線押え55は、図11に示すように、基 板50に方形な穴56を開設し、穴56の孔縁の一側から断面が略々L字状な弾 性係止片57を基板50の背面に向かって突設すると共に、該係止片57の先端 を鉤形に屈曲する。このため、配線押え55の係止片57の内面と基板50の背 面との対向間隔内にリード線25を横から差し入れることにより、リード線25 が係止片57の弾性力により基板50の穴56内に一部押し込まれて、弾性的に 挟持される。
【0033】 上記した球集合樋38を使用して通過球検出装置1の配線をするには、まず球 集合樋38を遊技盤40の裏面に組み付けた上、各流路52a、52b内に通過 球検出装置1の球通路2を臨ませて取付け、検出スイッチ4の各外部端子5に電 気コネクタ7を接続する。そして、電気コネクタ7のリード線25を基板50の 背面を這わせて配線押え55を通した後、中継手段として基板50の取付部54 に取付けた配線ターミナル53にリード線25の他端に接続した他のコネクタ2 7を接続すればよい。
【0034】 尚、図示の実施例では、通過球検出装置1と電気コネクタ7とが直交する方向 に配置され、リード線25と検出スイッチ4とが直交するように配設されている 。このように配設すると、通過球検出装置1が遊技盤40の背面側に大きく突出 することがなく、パチンコ機39をコンパクトに組み付けることができる。また 、上記説明では遊技盤40に球集合樋38を組み付けてから通過球検出装置1を 取付けると共にリード線25の処理を行っているが、球集合樋38に通過球検出 装置1を取付けると共に、リード線25の処理を行ってから遊技盤40に組み付 けるようにすることもできる。
【0035】 次いで、動作を説明すると、変動入賞装置43の第1特定入賞口47に入賞し た打球は遊技盤40の裏面に導かれて第1流路52aを通って第2流路52bに 流下し、流下途中で第1流路52a内の第1通過球検出装置1aで検出された後 、第2流路52b内の第2通過球検出装置1bで再度検出される。
【0036】 このため、第1通過球検出装置1aでは変動入賞装置43の継続条件を判別し 、第1特定入賞口47に打球が入賞したときには、変動入賞装置43の継続条件 が達成される。 また、第2通過球検出装置1bで打球の入賞が検出されると、 賞球排出装置(図示せず)が駆動され遊技者に所要の賞球を排出する。
【0037】 一方、変動入賞装置43の第2特定入賞口48、48に入賞した打球は第2流 路52bを流下し、流下途中で第2流路52b内の第2通過球検出装置1bで検 出され、遊技者に所要の賞球が排出される。
【0038】 尚、上記した実施例では、通過球検出装置1内の検出スイッチ4として接点式 のマイクロスイッチを使用したが、これに限らず、例えば発光素子と受光素子と の組合せから成る無接点式の検出スイッチを利用してもよい。
【0039】 また、電気コネクタ4内には2個の電気接片19を収容し、差込口29を2個 開設したが、これに限らず、検出スイッチの外部端子が3端子のものや、ケース 本体3内に複数個の検出スイッチを内蔵したものにあっては、これに合せて電気 接片と差込口の数を増やせばよい。更に、外部端子5、5が一体的にプリント形 成されたプリント基板をケース本体3の後端部から突出させて、この外部端子5 、5に対応する電気接片19を外ケース20内に収容してもよい。
【0040】
【考案の効果】
以上のような本考案によれば、中継手段を有する球集合樋上において予め検出 スイッチ等の電気部品を配設すると共に、配線材の両端に設けたコネクタを中継 手段及び電気部品に接続し、この配線材を配線処理手段により球集合樋に対して 止着しているので、パチンコ機の組み付けが容易になると共に配線材を集約する ことができ、体裁が良くなるばかりではなく、誤配線を防止し、球の流下を妨害 することもない。
【0041】 一方、電機部品と配線材が別々に管理できるので、配線材の標準化が行える。 また、検出スイッチ等の電気部品が破損した場合には、コネクタを外して電気部 品のみを交換することができ、配線材まで交換する必要がないので保守に要する 費用が削減できる。しかも、配線材の一部が断線した場合やコネクタに誤った順 序で配線材が接続されていた場合でも容易かつ迅速に配線材を交換することがで きるので、コネクタを無駄にすることがない。
【0042】 更に、電気部品に着脱するコネクタの着脱方向と直交する方向に配線材を配設 する場合には、配線材に何らかの原因で力が加わった場合においても、コネクタ の脱落が防止できると共に、電気部品が遊技盤の裏面側へ飛び出す突出高を低く 押えることが可能となり、コンパクトに組み付けることができる。そして、球集 合樋を電気部品を含めてユニット化することができる等優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気コネクタの一部を欠截した分解斜視図であ
る。
【図2】検出スイッチの分解斜視図である。
【図3】電気コネクタの横断面図である。
【図4】電気コネクタの縦断面図とその一部拡大図であ
る。
【図5】電気コネクタの接続状態の斜視図である。
【図6】電気コネクタの接続状態の縦断面図とその一部
拡大図である。
【図7】電気コネクタの接続状態の横断面図である。
【図8】パチンコ機の正面図である。
【図9】球集合樋の斜視図である。
【図10】球集合樋の組立状態の平面図である。
【図11】配線押えの斜視図である。
【符号の説明】
1 通過球検出装置 5 外部端子 7 電気コネクタ 19 電気接片 20 外ケース 23 係止突起部 24 係止爪 25 リード線 27 コネクタ 37 小孔 38 球集合樋 40 遊技盤 50 基板 51 仕切り板 53 配線ターミナル 55 配線押え

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ遊技盤の裏面に取り付ける球集
    合樋の配線構造であって、 パチンコ遊技盤の裏面側に配設された基板に、パチンコ
    遊技盤の裏面と当接可能に複数の仕切り板を相対向状に
    立設し、役物装置等が貫通可能な開口部を開設した球集
    合樋と、上記球集合樋に臨み、外部接続可能な接続端子
    を有する検出スイッチ等の電気部品と、上記球集合樋に
    形成し、上記電気部品とパチンコ機内外の電気装置等と
    を電気的に中継する中継手段と、一端に上記電気部品の
    接続端子に着脱自在に接続するコネクタを有すると共
    に、他端に上記中継手段に着脱自在に接続するコネクタ
    を有する配線材と、上記配線材を球集合樋に沿って配線
    処理する配線処理手段とを備え、上記コネクタは、外ケ
    ースと上記配線材の一端に接続された電気接片とで構成
    されており、該電気接片には抜け止め用の係止爪を設け
    ると共に、上記外ケースには上記係止爪を係止するため
    の係止孔が穿設されていることを特徴とする球集合樋の
    配線構造。
  2. 【請求項2】 上記電気部品に着脱する上記コネクタの
    着脱方向に対して直交する方向に配線材を配設したこと
    を特徴とする請求項1に記載の球集合樋の配線構造。
  3. 【請求項3】 上記コネクタは、外ケースに配線材に接
    続された電気接片を挿入することにより、外ケースに設
    けた係止孔に上記電気接片に設けられた係止爪が係合し
    て抜けなくなると共に、外ケースに設けた係止孔に突起
    物を挿入して上記電気接片の係止爪の係合を外すことに
    より、上記配線材を外ケースから着脱自在となるように
    構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項2の何れ
    かに記載の球集合樋の配線構造。
  4. 【請求項4】 上記接続端子の端部には小孔が形成され
    ると共に、上記電気接片における上記小孔と当接する部
    分には、該小孔と係合する係止突起部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載
    の球集合樋の配線構造。
  5. 【請求項5】 上記配線処理手段は、基板と一体に形成
    され、基板に開設した穴と、該穴の縁に立ち上がり状に
    位置する一対の起立部及び穴の覆い部を備えた係止片と
    からなり、両側面が開放すると共に上記起立部または覆
    い部に上記開放した側面と連通する挿通溝を形成した配
    線押えであることを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    何れかに記載の球集合樋の配線構造。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001112930A (ja) * 1999-10-15 2001-04-24 Takeya Co Ltd 電子部品の取付構造
JP2001347026A (ja) * 2000-06-07 2001-12-18 Aruze Corp パチンコ遊技機

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JPS58456A (ja) * 1981-06-25 1983-01-05 Toyota Motor Corp 車輌のステアリングコラム支持構造

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