JPH0844812A - 光学的情報読取装置 - Google Patents

光学的情報読取装置

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JPH0844812A
JPH0844812A JP6179284A JP17928494A JPH0844812A JP H0844812 A JPH0844812 A JP H0844812A JP 6179284 A JP6179284 A JP 6179284A JP 17928494 A JP17928494 A JP 17928494A JP H0844812 A JPH0844812 A JP H0844812A
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JP
Japan
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image sensor
ccd image
transfer clock
cycle
reading
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JP6179284A
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English (en)
Inventor
Keisuke Tanigawa
圭介 谷川
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CCDイメージセンサを用いて光学的情報を
読み取る装置において、光学的情報の読取速度を短くす
ると共に、装置の消費電力を抑制する。 【構成】 読取スイッチからの読取指令に伴いCCDイ
メージセンサの電源を投入(t0 )した直後には、セン
サから画像信号を順次出力させるための転送クロックの
周期を、通常の読取時より短い起動周期に設定して、電
源オフ時にセンサ内部に蓄積された電荷を速やかに排出
させる。そして、その後センサが立ち上がってその出力
が正常になると、その旨を検出して(t1 )、転送クロ
ックの周期を、画像信号を取込可能な起動時より長い読
取周期に切り換える(t2 )。また同時に、読取対象照
射用の照明LEDも点灯する。この結果、CCDイメー
ジセンサの立上がり時間を短くして光学的情報の読取速
度を向上できると共に、照明LEDの点灯時間を必要最
小限に抑えて消費電力を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCDイメージセンサ
を用いてバーコード等の所定の光学的情報を読み取る光
学的情報読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より周知のように、CCDイメージ
センサは、入射光を光電変換するフォトダイオード等か
らなる光電変換部、及びこの光電変換によって得られた
入射光量に対応した電荷を蓄積する電荷蓄積部からなる
受光部と、この受光部に蓄積された電荷を一走査時間毎
に一旦保持して、一走査時間内に順次出力するためのシ
フトレジスタ部とからなり、これら各部をシリコン等か
らなる基板上に形成することにより構成されている。
【0003】このため、CCDイメージセンサを用いて
バーコード等の光学的情報を読み取る光学的情報読取装
置には、CCDイメージセンサを動作させるために、受
光部に蓄積された電荷をシフトレジスタ部に転送させる
ためのシフトパルスを発生するシフトパルス発生部、及
び、シフトレジスタ部に転送された各受光部の電荷を順
次出力させるための転送クロックを発生する転送クロッ
ク発生部、を備えている。
【0004】また、CCDイメージセンサは、光学的情
報の読み取りには必要であるが、光学的情報の読み取り
を行なわない待機状態では駆動する必要がないので、例
えばバッテリ駆動される携帯型の光学的情報読取装置の
ように、電力消費量を少なくすべき装置にあっては、使
用者のスイッチ操作等によって外部から光学的情報の読
取指令が入力されたときにだけ、CCDイメージセンサ
への電源供給を行ない、上記シフトパルス及び転送クロ
ックを用いてCCDイメージセンサを駆動するようにし
たのも知られている。
【0005】また更に、この種の光学的情報読取装置に
おいては、バーコード等の光学的情報が付された読取対
象に対して、赤色光等の特定の光を照射し、その反射光
をCCDイメージセンサに導くことにより、周囲環境に
影響されることなく、光学的情報を正確に読み取ること
ができるようにしたもの(換言すれば読取対象照射用の
光源を備えたもの)も知られている。
【0006】そして、このように光源を備えた光学的情
報読取装置においては、光源の点灯による電力消費量が
最も多くなるため、省電力化が必要な携帯型の装置等で
は、上記のようにCCDイメージセンサの駆動を制限す
るだけでなく、CCDイメージセンサに電源供給を行な
った後、CCDイメージセンサが光学的情報を読み取れ
るようになってから、光源を点灯するようにすることも
行なわれている。
【0007】つまり、CCDイメージセンサは、電源投
入後、光学的情報を読取可能になるまでに、所定の立ち
上がり時間を要するため、この立ち上がり時間経過後
に、光源を点灯することによって、光源の点灯時間を極
力短くするようにしているのである。
【0008】ところで、このようにCCDイメージセン
サの電源投入時に立ち上がり時間を要するのは、電源投
入直後には、受光部に、電源オフ時に光電変換した電荷
が充満しており、更にシフトレジスタ部にも、この受光
部から溢れ出た電荷が充満しているため、電源投入後に
CCDイメージセンサにて光学的情報が読み取れるよう
にするには、受光部やシフトレジスタ部から電荷を掃き
出す必要があるためである。
【0009】そして、こうした電荷の掃き出しは、CC
Dイメージセンサに対して、転送クロック及びシフトパ
ルスを入力する通常の駆動制御を実行すればよい。つま
り、CCDイメージセンサにシフトパルスを入力すれ
ば、受光部に蓄積された電荷がシフトレジスタ部に転送
され、CCDイメージセンサに転送クロックを入力すれ
ば、この転送クロックに同期してシフトレジスタ部内の
電荷が順次排出されるため、通常の読取時と同様に、C
CDイメージセンサに転送クロック及びシフトパルスを
入力すれば、電源オフ時に受光部及びシフトレジスタ部
に蓄積された電荷を排出させて、CCDイメージセンサ
を、光学的情報を読取可能な状態に立ち上げることがで
きるのである。
【0010】また、CCDイメージセンサが光学的情報
を読取可能になるまでの立ち上がり時間は、電源投入
後、CCDイメージセンサに入力する転送クロックの
数、もしくはシフトパルスの数(換言すれば走査回数)
によって決定される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の光学
的情報読取装置では、CCDイメージセンサの電源投入
直後から、通常の光学的情報読取時と全く同じ一定周期
で転送クロック及びシフトパルスを発生するようにして
いたため、CCDイメージセンサの電源投入後、CCD
イメージセンサが光学的情報を読取可能になるまでに時
間がかかるといった問題があった。
【0012】すなわち、光学的情報読取装置では、CC
Dイメージセンサから順次出力される画像信号(つまり
シフトレジスタ部から順次出力される電荷)を、CCD
イメージセンサが撮像した光学的情報を表わす画像デー
タとして取り込み、その取り込んだ画像データから光学
的情報を認識する画像処理(例えば、光学的情報がバー
コードであれば復号化のためのデコード処理)を行なう
際、光学的情報を増幅する増幅回路の周波数特性や、増
幅後の2値化波形を画像データとして入力する処理速度
の制限から、転送クロックの周期を短くするには限界が
あり、通常、転送クロックの周期は、CCDイメージセ
ンサがシフトレジスタ部から画像信号を出力可能な周期
より長い周期に設定されている。このため、従来のよう
に転送クロックの周期を常に一定にしていると、電源投
入直後に、CCDイメージセンサを高速で駆動してその
立ち上がり時間を短くする、といったことはできず、電
源投入後、光学的情報を読み取るまでの時間が長くなっ
てしまうのである。
【0013】また、上記のように光源を備えた光学的情
報読取装置において、光学的情報の読取時に、光源を最
も効率良く点灯させるには、電源投入後、CCDイメー
ジセンサが立ち上がる直前に、光源に電源を供給するよ
うにすればよいが、実際には、CCDイメージセンサの
立ち上がり時間には固体差があるため、CCDイメージ
センサの電源投入後、光源を点灯するまでの時間を、C
CDイメージセンサの立ち上がり時間に正確に対応させ
ることができない。
【0014】そこで、従来では、図9に示す如く、CC
Dイメージセンサの固体差等を考慮して、電源投入(ス
イッチオン)後、CCDイメージセンサから撮像画像に
対応した画像信号が出力されるようになるまでの最短の
立ち上がり時間△Tsを求め、この最短の立ち上がり時
間△Tsが経過する直前のシフトパルスに同期して光源
(照明LED)を点灯することにより、CCDイメージ
センサの立ち上がり後、光学的情報を速やかに読み取る
ことができるようにしている。
【0015】しかしながら、このような点灯方法では、
CCDイメージセンサの実際の立ち上がり時間は、セン
サの固体差により、最短の立ち上がり時間△Tsよりシ
フトパルスの1周期分(つまり1走査分)以上長い時間
△Txになったり、更にこれより長い時間になることが
あるため、図9にハッチングで示すように、シフトパル
スの1走査分或はそれ以上の時間、光源(照明LED)
を無駄に点灯してしまうことがある。
【0016】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
ので、CCDイメージセンサを用いて光学的情報を読み
取る装置において、電源投入後のCCDイメージセンサ
の立ち上がり時間を短くし、更に、読取対象照射用の光
源を備えた装置にあっては、光源を効率良く点灯するこ
とにより、光学的情報の読取速度を向上すると共に装置
の消費電力を充分抑制できるようにすることを目的とし
ている。
【0017】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の発明は、図1に例示する
如く、1次元又は2次元方向に配列され、入射光を光電
変換すると共に該光電変換により得られた電荷を蓄積す
る多数の受光部と、各受光部に蓄積された電荷を外部か
ら入力されるシフトパルスによって夫々保持すると共
に、該電荷を外部から入力される転送クロックによって
順次出力するシフトレジスタ部とを備え、該シフトレジ
スタ部からの電荷を画像信号として外部に出力するCC
Dイメージセンサと、上記転送クロックを所定周期で発
生する転送クロック発生手段と、該転送クロック発生手
段から上記CCDイメージセンサにおける受光部の数以
上の転送クロックが出力される時間を1周期として、上
記シフトパルスを発生するシフトパルス発生手段と、上
記転送クロックに同期して上記CCDイメージセンサか
ら順次出力される画像信号を上記CCDイメージセンサ
が撮像した光学的情報を表わす画像データとして取り込
み、所定の画像処理を行なう信号処理手段と、を備えた
光学的情報読取装置において、外部から光学的情報の読
取指令が入力されると、上記CCDイメージセンサへの
電源供給を開始すると共に、上記転送クロック発生手段
が発生する転送クロックの周期を、上記信号処理手段が
上記画像信号を取り込み可能な読取周期よりも短い起動
周期に設定して、上記転送クロック発生手段及びシフト
パルス発生手段を起動する起動手段と、該起動手段によ
る電源供給開始後、上記CCDイメージセンサから出力
される画像信号に基づき、上記CCDイメージセンサの
立ち上がりを判定する第1の判定手段と、該第1の判定
手段にて上記CCDイメージセンサの立ち上がりが判定
されると、上記転送クロック発生手段が発生する転送ク
ロックの周期を、上記起動周期から該起動周期より長い
上記読取周期に切り換える転送クロック切換手段と、該
転送クロック切換手段による転送クロックの切換後、上
記信号処理手段による画像処理が完了すると、上記CC
Dイメージセンサへの電源供給を停止すると共に、上記
転送クロック発生手段及びシフトパルス発生手段の動作
を停止する読取完了処理手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0018】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
1に記載の光学的情報読取装置において、上記起動手段
が上記CCDイメージセンサへの電源供給を開始した
後、上記第1の判定手段が上記CCDイメージセンサの
立ち上がりを判定するまでの間に、上記シフトパルス発
生手段から出力されたシフトパルスの数をカウントし、
該カウント値を学習値として記憶する学習手段と、該学
習手段に上記学習値が記憶されている場合には、上記第
1の判定手段に代って、上記起動手段による上記CCD
イメージセンサへの電源供給開始後、該シフトパルス発
生手段から出力されたシフトパルスの数をカウントし、
該カウント値が上記学習値に達したか否かを判断する第
2の判定手段と、を備え、上記転送クロック切換手段
は、該第2の判定手段にて上記シフトパルス数が学習値
に達したと判断された時にも、上記転送クロックの周期
を上記読取周期に切り換えることを特徴としている。
【0019】また更に、請求項3に記載の発明は、上記
請求項1又は請求項2に記載の光学的情報読取装置にお
いて、光学的情報が付された読取対象に所定の光を照射
する光源と、該光源からの照射光が上記読取対象に当た
って反射してくる反射光を上記CCDイメージセンサに
導く光学系と、上記転送クロック切換手段が上記転送ク
ロックの周期を読取周期に切り換えるのに同期して上記
光源を点灯させると共に、上記読取完了処理手段が上記
CCDイメージセンサへの電源供給を停止するのに同期
して上記光源を消灯させる光源制御手段と、を設けたこ
とを特徴としている。
【0020】
【作用及び発明の効果】以上のように構成された請求項
1に記載の光学的情報読取装置においては、外部から光
学的情報の読取指令が入力されると、まず起動手段が、
CCDイメージセンサへの電源供給を開始すると共に、
転送クロックの周期を、信号処理手段が画像信号として
取り込み可能な読取周期よりも短い起動周期に設定し
て、転送クロック発生手段、及びシフトパルス発生手段
を起動する。このため、CCDイメージセンサ内では、
シフトレジスタ部が、センサ内部の電荷を、信号処理手
段が画像処理を行なう通常時より短い周期で高速に掃き
出すことになり、従来装置に比べて、電源オフ時に受光
部及びシフトレジスタ部に蓄積された電荷が早く掃き出
され、CCDイメージセンサの立ち上がり時間が短くな
る。
【0021】またこのように起動手段が作動すると、今
度は第1の判定手段が、CCDイメージセンサから転送
クロックに同期して順次出力される画像信号に基づき、
CCDイメージセンサの立ち上がりを判定する。そし
て、この第1の判定手段により、CCDイメージセンサ
の立ち上がりが判定されると、転送クロック切換手段
が、転送クロック発生手段が発生する転送クロックの周
期を、起動周期から、起動周期より長い読取周期に切り
換える。このため、信号処理手段は、CCDイメージセ
ンサから出力される画像信号を取り込んで、所定の画像
処理を実行できるようになる。
【0022】またこのように転送クロック切換手段が、
転送クロックの周期を読取周期に切り換えた後、信号処
理手段による画像処理が完了すると、読取完了処理手段
が、CCDイメージセンサへの電源供給を停止すると共
に、転送クロック発生手段及びシフトパルス発生手段の
動作を停止する。
【0023】すなわち、請求項1に記載の光学的情報読
取装置においては、外部から読取指令が入力されたとき
に、CCDイメージセンサへの電源供給及び転送クロッ
ク・シフトパルスによるCCDイメージセンサの駆動制
御を開始し、その後、CCDイメージセンサから出力さ
れる画像信号に基づく画像処理が完了した時点で、CC
Dイメージセンサへの電源供給及び転送クロック・シフ
トパルスによるCCDイメージセンサの駆動制御を停止
することにより、CCDイメージセンサの駆動に伴う電
力消費量を抑制するようにし、更に、CCDイメージセ
ンサへの電源供給開始後、CCDイメージセンサが正常
に動作し始めるまでの間(つまり第1の判定手段にてC
CDイメージセンサの立ち上がりが判定されるまでの
間)は、CCDイメージセンサに入力する転送クロック
を通常の読取周期よりも短い起動周期に設定することに
より、CCDイメージセンサの立ち上がり時間が短くな
るようにしているのである。
【0024】このため、請求項1に記載の光学的情報読
取装置によれば、光学的情報の読取指令が入力された
後、CCDイメージセンサが光学的情報を撮像可能にな
るまでの立ち上がり時間を短くでき、光学的情報の読み
取りを速やかに実行することができる。また、このよう
にCCDイメージセンサの立ち上がり時間を短くできる
ので、光学的情報の読み取りのためにCCDイメージセ
ンサにおいて消費される電力量を低減することもでき、
装置の省電力化を図ることができる。
【0025】また次に、請求項2に記載の光学的情報読
取装置においては、学習手段が、起動手段がCCDイメ
ージセンサへの電源供給を開始した後、第1の判定手段
がCCDイメージセンサの立ち上がりを判定するまでの
間に、シフトパルス発生手段から出力されたシフトパル
スの数(換言すればCCDイメージセンサの走査回数)
をカウントし、そのカウント値を学習値として記憶す
る。
【0026】また、この学習手段に学習値が記憶されて
いる場合には、第2の判定手段が、CCDイメージセン
サの立ち上がりを判定する第1の判定手段に代って、起
動手段によるCCDイメージセンサへの電源供給開始後
シフトパルス発生手段から出力されたシフトパルスの数
をカウントして、そのカウント値が学習手段に記憶され
た学習値に達したか否かを判断する。
【0027】そして、転送クロック切換手段は、この第
2の判定手段にてシフトパルス数が学習値に達したと判
断された時にも、転送クロックの周期を読取周期に切り
換える。すなわち、CCDイメージセンサの立ち上がり
時間は、その製造上のばらつき等により、各固体毎には
異なるものの、一つのCCDイメージセンサにおいて
は、経時変化はあっても、電源投入の度に変化するもの
ではない。
【0028】そこで、請求項2に記載の光学的情報読取
装置においては、CCDイメージセンサの最初の駆動時
に第1の判定手段にて立ち上がりが検出されるまでのシ
フトパルスの数をカウントして、そのカウント値を学習
値として記憶しておき、2回目以降の駆動時には、シフ
トパルスの数がその学習値に達した時点で、転送パルス
の周期を読取周期に切り換えることにより、その周期の
切換タイミングを最初の起動時よりも早くして、CCD
イメージセンサ立ち上がり後の信号処理手段における画
像処理をより早く開始できるようにしているのである。
【0029】このため、請求項2に記載の光学的情報読
取装置によれば、CCDイメージセンサの2回目以降の
駆動時には、信号処理手段による画像処理を早く開始し
て、光学的情報の読み取りをより早く完了することがで
きるようになる。また、このように光学的情報の読み取
りをより早く完了できるため、CCDイメージセンサに
おいて消費される電力量を最初の駆動時よりも更に低減
することができる。
【0030】また次に、請求項3に記載の光学的情報読
取装置においては、読取対象に光を照射するための光
源、及び光源からの照射光が読取対象に当たって反射し
てくる反射光をCCDイメージセンサに導く光学系が備
えられており、光源制御手段が、転送クロック切換手段
が転送クロックの周期を読取周期に切り換えるのに同期
して光源を点灯させ、読取完了処理手段がCCDイメー
ジセンサへの電源供給を停止するのに同期して光源を消
灯させる。
【0031】このため、請求項3に記載の光学的情報読
取装置によれば、光源をCCDイメージセンサの立ち上
がりと共に点灯し、光学的情報の読取完了と共に消灯す
ることができるようになり、従来装置のように、CCD
イメージセンサの固体差による立ち上がり時間のばらつ
きを考慮することなく、光学的情報の読み取りに必要な
時間だけ、読取対象に光を照射することができる。この
結果、本発明によれば、光源による消費電力量を必要最
小限に抑えることができ、装置の省電力化をより良好に
図ることができる。
【0032】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず図2は、本発明が適用されたバーコード読取装
置10の概略構成を表わすブロック図である。
【0033】本実施例のバーコード読取装置10は、光
学的情報としてバーコードが印刷されたバーコードラベ
ル2に赤色光を照射するための赤色発光ダイオードから
なる照明LED12と、このバーコードラベル2に印刷
されたバーコードを撮像するためのCCDイメージセン
サ16と、この照明LED12からの光の照射によって
バーコードラベル2から反射してくる反射光を集光し
て、CCDイメージセンサ16の受光面に結像させる集
光レンズ14と、CCDイメージセンサ16から出力さ
れる画像信号を増幅及び2値化するための信号処理回路
18と、バーコードの読取指令を入力するために使用者
により操作される読取スイッチ22と、この読取スイッ
チ22からバーコードの読取指令が入力されたときに、
照明LED12及びCCDイメージセンサ16を後述す
る手順で駆動制御し、この駆動制御によってCCDイメ
ージセンサ16から出力される画像信号を信号処理回路
18を介して取り込んで、バーコードをデコードするた
めのマイクロプロセッシングユニット(以下、MPUと
いう。)20とを備えている。
【0034】またMPU20は、予め設定された制御プ
ログラムに従い、バーコード読み取りのための各種演算
処理を実行する中央演算処理部(以下、CPUとい
う。)20aを中心に構成されており、更に、CCDイ
メージセンサ16を駆動制御するための転送クロックを
出力する、転送クロック発生手段としての分周器20b
と、同じくシフトパルスを出力する、シフトパルス発生
手段としてのパルス発生器20cと、CCDイメージセ
ンサ16から出力される画像信号をA/D変換してCP
U20aに直接入力するためのA/D変換器20dとを
備えている。
【0035】すなわち、CCDイメージセンサ16は、
「従来の技術」の項で説明したように、入射光を光電変
換するフォトダイオード等からなる光電変換部、及びこ
の光電変換によって得られた入射光量に対応した電荷を
蓄積する電荷蓄積部からなる受光部と、この受光部に蓄
積された電荷を一走査時間毎に一旦保持して、一走査時
間内に順次出力するためのシフトレジスタ部とを備えて
いる。そして、こうしたCCDイメージセンサ16を用
いて光学的情報を読み取るためには、CCDイメージセ
ンサ16に、受光部に蓄積された電荷をシフトレジスタ
部に転送させるためのシフトパルス、及び、シフトレジ
スタ部に転送された各受光部の電荷を順次出力させるた
めの転送クロックを入力する必要がある。
【0036】そこで、本実施例では、CPU20bの内
部クロックCKを分周器20bにて分周させることによ
り、図3に示す如く、転送クロックを生成し、更に、こ
の転送クロック数が、CCDイメージセンサ16の有効
画素数(換言すれば受光部の数)に所定のダミー画素数
を加えた値N以上となる時間を一走査時間として、CP
U20aからパルス発生指令を出力することにより、パ
ルス発生器20cから一走査時間毎にシフトパルスを発
生させるように構成されているのである。
【0037】なお、本実施例では、分周器20bの分周
比Kを、CPU20a側から、予め設定された高・低い
ずれかの分周比に設定できるようにするために、分周器
20bには、プログラマブル分周器が使用されている。
この結果、本実施例では、CPU20a側から分周器2
0bの分周比Kとして低分周比を設定すれば、分周器2
0bから周期の短い高速の転送クロックが出力され、逆
に、CPU20a側から分周器20bの分周比Kとして
高分周比を設定すれば、分周器20bから周期の長い低
速の転送クロックが出力されることになる。
【0038】またCCDイメージセンサ16には、照明
LED12の発光スペクトル付近に分光感度を持つ多数
のフォトダイオードを線上に並べた1次元の白黒イメー
ジセンサが使用されている。そして、CCDイメージセ
ンサ16において一走査時間当たりに受光部に蓄積され
る電荷量は、フォトダイオードに入射される入射光の照
度と露光時間との乗算値に比例するため、シフトパルス
の周期は、バーコードの読み取り時に受光部に蓄積され
る電荷量が飽和しないように、照明LED12の輝度に
応じて設定されている。
【0039】次に、本実施例のバーコード読取装置10
には、CCDイメージセンサ16にて読み取ったバーコ
ードのデコードが完了したときに、その旨を使用者に報
知するためのブザー24,バーコードの読取待機時にC
CDイメージセンサ16及び信号処理回路18への電源
供給を遮断し、バーコードの読取時にCCDイメージセ
ンサ16及び信号処理回路18に電源供給を行なうため
の電源スイッチ26,バーコードのデコード結果を外部
に出力するためのインタフェース(I/F)回路28,
CCDイメージセンサ16の立ち上がり判定用のシフト
パルス数等を記憶するためのEEPROM30等が備え
られており、これら各部の駆動或はEEPROM30へ
のデータの書き込みも、MPU20内のCPU20aに
演算処理よって制御される。
【0040】次に、上記CPU20aにおいて、バーコ
ードの読み取り及びデコードを行なうために実行される
演算処理を、図4〜図6に示すフローチャートに沿って
詳しく説明する。なお、図4は本実施例のバーコード読
取装置10に電源が投入されてからCPU20aにおい
て繰返し実行されるメインルーチンの一部を表わし、図
5はそのメインルーチンの残りの一部を表わしている。
また、図4において、LnはCCDイメージセンサ16
の電源投入後、パルス発生器20cからCCDイメージ
センサ16に出力したシフトパルスの数(換言すればC
CDイメージセンサ16の走査回数)をカウントするカ
ウンタの値(以下、単にカウント値という。)を表わ
し、TnはCCDイメージセンサ16の電源投入後、C
CDイメージセンサ16が立ち上がるのに要するシフト
パルス数の学習値(以下、単に学習値という。)を表わ
し、Kは分周器20bに設定する分周比を表わしてい
る。
【0041】図4に示す如く、バーコード読取装置10
に電源が投入されると、まずステップ110にて、入出
力ポート等の内部初期設定を行ない、ステップ120に
て、EEPROM30から学習値Tnを含む各種データ
を読み出す。そして、続くステップ130では、EEP
ROM30から読み出したデータのエラーチェック(チ
ェックサムの照合等)によって、現在、当該装置10が
製造後初めて電源が投入された状態であるか否かを判断
する。
【0042】つまり、当該装置10に初めて電源が投入
された場合には、EEPROM30に何等データが書き
込まれていないので、EEPROM30から読み出した
データはチェックサムの照合等によって異常であると判
断される。そこで、このステップ130では、EEPR
OM30から読み出したデータが正常か否かを判断する
ことにより、現在、当該装置10が製造後初めて電源供
給を受けて、以降の処理でCCDイメージセンサ16を
初駆動する状態であるかどうかを判断するのである。
【0043】そして、ステップ130において、現在、
当該装置10が製造後初めて電源供給を受けて、CCD
イメージセンサ16を初駆動する状態であると判断され
ると、ステップ140に移行し、上記学習値Tnとし
て、予め設定された通常ありえないダミー値(本実施例
では、「999」)を設定した後、ステップ150に移
行し、逆にステップ130において、CCDイメージセ
ンサ16は過去に駆動されており、初駆動状態ではない
と判断されると、そのままステップ150に移行する。
【0044】ステップ150では、読取スイッチ22が
オン状態か否か、つまり使用者が読取スイッチ22を操
作してバーコードの読取指令を入力したか否かを判断
し、バーコードの読取指令が入力されていなければ、当
該ステップ150を繰返し実行することにより、使用者
が読取スイッチ22を操作してバーコードの読取指令を
入力するのを待つ。
【0045】一方、ステップ150において、バーコー
ドの読取指令が入力されたと判断されると、続くステッ
プ160にて、電源スイッチ26をオンすることによ
り、CCDイメージセンサ16及び信号処理回路18へ
の電源供給を開始し、更に次ステップ180にて、CC
Dイメージセンサ16の電源投入後のシフトパルス数を
表わすカウント値Lnに初期値「0」を設定すると共
に、分周器20bから出力される転送クロックの周期を
バーコードの実際の読取時より短い起動周期にして、C
CDイメージセンサ16の立ち上がり時間を短くするた
めに、分周器20bの分周比Kとして予め設定された低
分周比を設定する。
【0046】そして続くステップ190では、カウント
値Lnに値「1」を加えてカウント値を更新すると共
に、分周器20bに現在設定されている分周比Kを設定
し、ステップ200に移行する。ステップ200では、
図6に示す手順で、CCDイメージセンサ16を駆動す
る。すなわち、まずステップ610にて、分周器20b
からの転送クロックの出力を停止し、ステップ620に
て、パルス発生器20cからシフトパルスを発生させ、
ステップ630にて、分周器20bから上記設定して分
周比Kに対応した転送クロックの出力を開始させ、最後
に、ステップ640にて、分周器20bから出力される
転送クロックのN個分の時間に所定時間を加えた時間を
一走査時間(つまり今度シフトパルスを発生する時間)
としてタイマにセットする、といった手順で、CCDイ
メージセンサ16の駆動制御を行なう。
【0047】なお、現在、読取スイッチ22が操作され
てバーコードの読取指令が入力された直後である場合に
は、分周器20bは転送クロックを出力していないこと
から、ステップ610では何等処理は実行されない。そ
して、本実施例では、このように読取指令の入力直後に
実行されるステップ190及びテップ200の処理と、
上記ステップ160及びステップ180の処理が、本発
明の起動手段に相当する。
【0048】次に、ステップ200にてCCDイメージ
センサ16の駆動制御が実行されると、今度は、ステッ
プ210に移行して、現在、既にバーコードが読み込ま
れ、後述のデコード処理(ステップ390)においてバ
ーコードのデコードを行なっている状態であるか否かを
判断し、バーコードのデコード中であれば、そのままデ
コード処理に復帰する(ステップ520)。
【0049】一方、当該装置10の電源投入直後等、バ
ーコードを未だ読み取っておらず、デコード処理も開始
されていない場合には、ステップ220に移行して、C
CDイメージセンサ16の電源投入後の走査回数を表わ
すカウント値Lnが、学習値Tnに値「1」を加算した
値「Tn+1」以上になっているか否かを判断し、カウ
ント値Lnが値「Tn+1」以上になっていれば後述の
ステップ320(図5に示す)に移行し、逆に、カウン
ト値Lnが値「Tn+1」以上になっていなければステ
ップ230に移行する。
【0050】ステップ230では、学習値Tnが上記ダ
ミー値「999」であるか否かを判断することにより、
現在CCDイメージセンサ16の初駆動時であるか否か
を判断する。そして、学習値Tnがダミー値「999」
で、現在CCDイメージセンサ16の初駆動時であると
判断されると、ステップ240に移行して、A/D変換
器20dを介して、CCDイメージセンサ16から出力
される画像信号レベルを読み込み、ステップ250に
て、この読み込んだ画像信号レベルからCCDイメージ
センサ16の出力は正常か否か、つまり、CCDイメー
ジセンサ16は立ち上がったか否かを判断する、判定手
段としての処理を実行する。
【0051】なお、CCDイメージセンサ16の立ち上
がりの判定は、センサの種類により異なるが、本実施例
では、CCDイメージセンサ16が、電源投入後、立ち
上がるまでの間、所定のオフセットレベルの信号を出力
するように構成されているため、ステップ250では、
この出力信号レベルがオフセットレベルとなっているか
否かを判断することにより、CCDイメージセンサ16
の立ち上がりを判定する。
【0052】次に、ステップ250にて、CCDイメー
ジセンサ16は、未だ立ち上がっていないと判断される
と、ステップ260に移行して、上記ステップ200に
てパルス発生器20cからシフトパルスを出力させた
後、一走査時間が経過したか否かを、走査時間をセット
したタイマの計時時間から判定し、一走査時間が経過し
ていれば、CCDイメージセンサ16の次の一走査のた
めに、再度ステップ190に移行し、逆に一走査時間が
経過していなければ、CCDイメージセンサ16の立ち
上がり判定を継続するために、ステップ240に移行す
る。
【0053】一方、ステップ250にて、CCDイメー
ジセンサ16の立ち上がりが判定されると、ステップ2
70に移行し、現在のカウント値Ln、換言すればCC
Dイメージセンサ16の初駆動を開始してセンサが立ち
上がるまでに要したシフトパルスの数、を学習値Tnと
して設定し、その値TnをEEPROM30に書き込
む、学習手段としての処理を実行する。
【0054】そして、続くステップ280では、分周器
20bから出力される転送クロックの周期を、CCDイ
メージセンサ16からの画像信号を読込可能な起動時よ
り長い読取周期にするために、分周器20bの分周比K
として予め設定された高分周比を設定する、転送クロッ
ク切換手段としての処理を実行し、ステップ310に移
行する。
【0055】なお、ステップ310の処理は、上記ステ
ップ260と同様、上記ステップ200にてパルス発生
器20cからシフトパルスを出力させた後、一走査時間
が経過したか否かを、走査時間をセットしたタイマの計
時時間から判定するための処理であり、一走査時間が経
過するまでの間は、当該ステップ310の判定処理を繰
返し実行し、一走査時間が経過すると、再度ステップ1
90に移行する。
【0056】このため、上記ステップ230〜ステップ
280の処理によって、CCDイメージセンサ16の初
駆動時に学習値Tnが設定されると、その後、CCDイ
メージセンサ16の一走査が完了するまでの間は、CC
Dイメージセンサ16は高速の転送クロックで駆動され
るものの、その後は、上記ステップ190及びステップ
200の処理によって、CCDイメージセンサ16の転
送クロックが低速に切り換えられることになる。
【0057】また、このようにCCDイメージセンサ1
6の初駆動時に、転送クロックが低速に切り換えられた
後は、ステップ190の処理によって、カウント値Ln
が、必ず、学習値Tnに値「1」を加算した値「Tn+
1」以上となるため、ステップ220では、肯定判断さ
れて、図5のステップ320以降の処理に移行すること
になる。
【0058】次にステップ230にて、EEPROM3
0内の学習値Tnが、ダミー値「999」ではなく、C
CDイメージセンサ16の実際の立ち上がり時間に対応
した値であると判断された場合、換言すれば、CCDイ
メージセンサ16の2回目以降の駆動時にカウント値L
nが学習値Tnに値「1」を加算した値「Tn+1」以
上になっていない場合には、ステップ290に移行す
る。
【0059】そして、ステップ290では、カウント値
Lnと学習値Tnとを比較し、カウント値Lnが、学習
値Tnから値「1」を減じた値「Tn−1」に達した
か、あるいは学習値Tnに達したかを判断する。そし
て、このステップ290にて、カウント値Lnが値「T
n−1」に達したと判断されると、ステップ300にお
いて、その後、CCDイメージセンサ16の一走査が完
了したときに(つまりカウント値Lnが学習値Tnに達
した時点で)、上記ステップ190にて分周期20bの
分周比Kが高分周比に設定されるように、分周比Kに高
分周比を設定し、次ステップ310に移行する。また、
ステップ290にて、カウント値Lnが学習値Tnに達
したと判断されると、ステップ305において、照明L
ED12を点灯し、ステップ310に移行する。また、
ステップ290にて、カウント値Lnが値「Tn−1」
に達していないと判断されると(つまりLn<(Tn−
1)の場合には)、そのままステップ310に移行す
る。なお、このステップ290の処理は、請求項2に記
載の第2の判定手段に相当し、ステップ300の処理
は、上記ステップ280と同様、転送クロック切換手段
として機能する。そしてその後は、CCDイメージセン
サ16の一走査が完了するまでの間、ステップ310の
処理を繰返し実行し、一走査が完了するとステップ31
0から再度ステップ190に移行する。
【0060】つまり、CCDイメージセンサ16の2回
目以降の駆動時には、CCDイメージセンサ16の電源
投入後にパルス発生器20cから出力したシフトパルス
数(カウント値Ln)が学習値Tnに達した時点で、照
明LED12の点灯及び分周器20bの分周比Kの切り
換えを行ない、当該CPU20a側でCCDイメージセ
ンサ16の立ち上がり直後から、信号処理回路18を介
して画像信号を読み込めるようにするのである。
【0061】次に、ステップ220にて、カウント値L
nが学習値Tnに値「1」を加えた値「Tn+1」以上
になったと判断された場合に実行される図5のステップ
320では、後述の2値化信号取り込み処理(ステップ
360)によって、信号処理回路18を介して入力され
る2値化信号が既に取り込まれているか否かを判断す
る。そして、2値化信号が未だ取り込まれていない場合
には、ステップ330に移行して、現在照明LED12
は点灯されているか否かを判断する。つまり当該ステッ
プ320以降の処理は、CCDイメージセンサ16の2
回目以降の駆動時には、上記ステップ300にて照明L
ED12が点灯された後に実行されるが、CCDイメー
ジセンサ16の初駆動時には、CCDイメージセンサ1
6の立ち上がり後、照明LED12が点灯されないまま
実行されるので、ここでは、照明LED12が点灯され
ているか否かを判断することにより、現在、CCDイメ
ージセンサ16の初駆動時のセンサ立ち上がり直後であ
るか否かを判断する。
【0062】そして、照明LED12が消灯状態であ
り、現在、CCDイメージセンサ16の初駆動時のセン
サ立ち上がり直後であると判断されると、ステップ34
0にて、照明LED12を点灯した後、ステップ350
にて、CCDイメージセンサ16の一走査が終了するの
を待ち、CCDイメージセンサ16の一走査が終了した
時点で、再度図4のステップ190に移行する。つま
り、CCDイメージセンサ16の初駆動時のセンサ立ち
上がり直後には、CCDイメージセンサ16の走査に同
期して、照明LED12を点灯して、その後の一走査時
間内にバーコードラベル2からの反射光に対応した電荷
をCCDイメージセンサ16の各受光部に蓄積させるの
である。
【0063】一方、ステップ330にて、照明LED1
2が既に点灯していると判断されると、ステップ360
の2値化信号取り込み処理を、ステップ370にてCC
Dイメージセンサ16の一走査の終了が判定されるまで
の間繰返し実行し、ステップ370にて、CCDイメー
ジセンサ16の一走査の終了が判定されると、再度ステ
ップ190に移行する。つまり、信号処理回路18から
は、CCDイメージセンサ16から転送クロックに同期
して順次出力される各受光部毎の画像信号を増幅・2値
化した画像信号(2値化信号)が入力されるため、ステ
ップ360及びステップ370では、CCDイメージセ
ンサ16の一走査が終了するまでの間、信号処理回路1
8から入力される2値化信号を順次取り込むことによ
り、CCDイメージセンサ16が撮像したバーコードラ
ベル2の画像を取り込むのである。
【0064】次に、ステップ320にて、上記2値化信
号取り込み処理(ステップ360)によって、バーコー
ドラベル2の画像を表わす2値化信号が既に取り込まれ
ていると判断されると、今度は、ステップ380に移行
して、CCDイメージセンサ16の一走査終了時にステ
ップ190〜ステップ210の処理を実行するための割
り込み許可を設定した後、ステップ390にて、上記取
り込んだ2値化信号からバーコードのデコードを行なう
デコード処理を実行する。
【0065】そして、このデコード処理が終了すると、
ステップ400にて、バーコードのデコードは正確に行
なえたか否か、換言すればデコード結果は正常であるか
否かを判断し、デコード結果に異常があった場合には、
ステップ410にて、上記ステップ380にて許可した
割り込みを禁止し、続くステップ350にて、CCDイ
メージセンサ16の一走査が終了するのを待ってから、
再度ステップ190に移行する。つまり、CCDイメー
ジセンサ16の駆動制御を継続して、次の一走査内で再
度2値化信号の取り込みを実行し、再度デコード処理を
実行するようにしているのである。
【0066】一方、ステップ400にて、デコード結果
が正常であると判断されると、ステップ420にて、上
記ステップ380にて許可した割り込みを禁止し、続く
ステップ430にて、電源スイッチ26をオフして、C
CDイメージセンサ16及び信号処理回路18への電源
供給を遮断すると共に、照明LED12を消灯し、更に
分周器20bの動作を停止させる、読取完了処理手段と
しての処理を実行する。そして、続くステップ440で
は、上記デコード処理によって得られたデータを、イン
タフェース回路28を介して外部装置に出力し、ステッ
プ450にて、デコードの完了を使用者に報知するため
に、ブザー24を鳴動させた後、再度ステップ150に
移行する。この結果、当該装置は、使用者から読取指令
が入力されるのを待つ待機状態となり、その後、読取ス
イッチ22がオン操作されると、ステップ160以降の
処理を再度実行する。
【0067】なお、上記ステップ390のデコード処理
中に、走査時間をセットしたタイマによって、前回パル
ス発生器20cからシフトパルスを出力させてからの一
走査時間が計時されると、図4に示すステップ510に
てタイマ割込が入り、上記ステップ190〜ステップ2
10の処理が実行される。
【0068】以上説明したように、本実施例のバーコー
ド読取装置10においては、当該装置10が製造後初め
て電源投入されて、CCDイメージセンサ16を初駆動
する際には、図7に示す如く、読取スイッチ22がオン
状態になると(時点t0 )、分周器20bの分周比Kと
して低分周比を設定して、分周器20bから高速の転送
クロックを出力させ、その後、CCDイメージセンサ1
6の立ち上がりを検出すると(時点t1 )、次のシフト
パルスの出力に同期して、照明LED12を点灯すると
共に、分周器20bの分周比Kとして高分周比を設定し
て、分周器20bから出力される転送クロックを、高速
から、CPU20aがCCDイメージセンサ16が画像
信号を読み取り可能な低速に切り換える。このため、本
実施例によれば、従来装置に比べて、電源投入後のCC
Dイメージセンサ16の立ち上がり時間を短くできる。
【0069】また次に、本実施例のバーコード読取装置
10においては、CCDイメージセンサ16の初駆動時
には、CCDイメージセンサ16に電源を投入して、そ
の駆動を開始した後、CCDイメージセンサ16が立ち
上がるまでの間(時点t0 からt1 までの間)、パルス
発生器20cから出力させたシフトパルスの数をカウン
トして、そのカウント値Lnを学習値TnとしてEEP
ROM30内に格納しておき、CCDイメージセンサ1
6の2回目以降の駆動時には、図8に示す如く、初駆動
時と同様、CCDイメージセンサ16を高速の転送クロ
ックにて駆動制御するものの、CCDイメージセンサ1
6の立ち上がり判定は行なわず、代りに、CCDイメー
ジセンサ16の駆動開始後のシフトパルスの数(カウン
ト値Ln)が学習値Tnに達したか否かを判定し、カウ
ント値Lnが学習値Tnに達した時点t3 で、照明LE
D12を点灯すると共に、分周器20bの分周比Kとし
て高分周比を設定して、転送クロックを高速から低速に
切り換える。
【0070】この結果、CCDイメージセンサ16の2
回目以降の駆動時には、初駆動時に比べて、CCDイメ
ージセンサ16から、一走査分早く画像信号が出力され
ることになり、バーコードのデコード処理を早く開始す
ることができるようになる。つまり、CCDイメージセ
ンサ16の初駆動時には、CCDイメージセンサ16の
立ち上がりを検出した後のシフトパルスの出力タイミン
グ(時点t2 )で照明LED12の点灯及び転送クロッ
クの切り換えを行なっているため、CCDイメージセン
サ16がバーコードラベル2の撮像を開始するのは、シ
フトパルスのカウント値Lnが値「8」になってからで
あり、バーコードラベル2の画像に対応した画像信号の
出力を開始するのは、更に一走査遅れたカウント値Ln
が値「9」になってからであるが、CCDイメージセン
サ16の2回目以降の駆動時には、初駆動時のようにC
CDイメージセンサ16の立ち上がりを判定することな
く、シフトパルスのカウント値Lnが、初駆動時にCC
Dイメージセンサ16の立ち上がりを判定したときのカ
ウント値(つまり学習値)Tnに達した時点(t3 )で
照明LED12の点灯及び転送クロックの切り換えを行
なっているため、CCDイメージセンサ16は、カウン
ト値Lnが値「7」の間にバーコードラベルの撮像を開
始し、カウント値Lnが値「8」となる初駆動時より一
走査分早いタイミングで画像信号の出力を開始するよう
になるため、バーコードのデコード処理を早く開始する
ことができるようになるのである。
【0071】またこのように、本実施例のバーコード読
取装置10においては、CCDイメージセンサ16の初
駆動時には、センサの立ち上がり後のシフトパルスに同
期して照明LEDを点灯し、2回目以降の駆動時には、
センサ立ち上がり前のシフトパルスに同期して照明LE
Dを点灯するようにいているため、図9に示した従来装
置のように、照明LED12を無駄に点灯してしまうよ
うなことはなく、CCDイメージセンサ16の立ち上が
り特性に応じて、照明LED12を最適に点灯すること
ができる。このため、照明LED12による消費電力を
抑えて、装置の省電力化を図ることができる。なお、照
明LED12の点灯及び消灯を行なうステップ305,
ステップ340及びステップ430の処理は、請求項3
に記載の光源制御手段に相当する。
【0072】また、上記のように、CCDイメージセン
サ16の駆動開始直後には、転送クロックを高速にし
て、CCDイメージセンサ16の立ち上がり時間を短く
しているため、読取スイッチ22からバーコードの読取
指令が入力された後、バーコードの読み取りを完了する
までの時間を短くすることができる。このため、CCD
イメージセンサや信号処理回路18による消費電力も抑
えることができる。
【0073】なお、本実施例では、パルス発生器20c
からシフトパルスを発生させる時間間隔(つまりシフト
パルスの周期)として、分周器20bから出力される転
送クロックの数がCCDイメージセンサ16の有効画素
数に所定のダミー画素数を加えたN個となる時間に所定
時間を加えた時間を設定するようにしたため、図7及び
図8に示す如く、転送クロックの周期が短いCCDイメ
ージセンサ16の駆動開始直後と、転送クロックの周期
が長いCCDイメージセンサ16の立ち上がり後とで
は、シフトパルスの周期も変化するようになるが、シフ
トパルスの周期は必ずしも切り換える必要はなく、シフ
トパルスの周期には、低速の転送クロックに基づき設定
したCCDイメージセンサ16の立ち上がり後の周期を
予め設定しておき、CCDイメージセンサ16の駆動開
始直後から、この長い周期でシフトパルスを発生するよ
うにしてもよい。
【0074】すなわち、CCDイメージセンサ16の電
源投入時に立ち上がり時間を要するのは、電源オフ時に
CCDイメージセンサ16の受光部及びレジスタ部に蓄
積された電荷を掃き出す必要があるためであり、この掃
き出し時間(つまり立ち上がり時間)を短くするには、
CCDイメージセンサ16の受光部からシフトレジスタ
部に電荷を転送させるシフトパルス、及びシフトレジス
タ部から電荷を排出させる転送クロックの周期を共に短
くするのが望ましい。従って、本実施例のように、CC
Dイメージセンサ16の電源投入の転送クロック及びシ
フトパルスの周期を短くすれば、CCDイメージセンサ
16から電源オフ時に蓄積された電荷を速やかに掃き出
させることができ、その立ち上がり時間を短くできる。
しかし、CCDイメージセンサ16の電源オフ時、特に
オフ時間が長い場合には、CCDイメージセンサ16内
に大量の電荷が蓄積されており、受光部やシフトレジス
タ部には多量の飽和電荷が存在することから、シフトパ
ルスに関係なく受光部からシフトレジスタ部に漏れる電
荷があったり、転送クロックの入力によってもシフトレ
ジスタ部から出力しきれない電荷が残ってしまう。従っ
て、本実施例のように、シフトパルス1周期当たりの転
送クロック数が一定となるようにシフトパルスの周期を
設定せず、単に転送クロックの周期のみを通常より短く
するだけでも、CCDイメージセンサ16から電荷を早
く掃き出させて、その立ち上がり時間を短くすることが
できるようになるのである。
【0075】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されることはなく、種々
の態様を取ることができる。例えば、上記実施例では、
本発明をバーコード読取装置に適用した場合について説
明したが、2次元のCCDイメージセンサを使って静止
画或は動画を読み取り所定の記録媒体に記録するカメラ
であっても、或は、2次元のCCDイメージセンサを使
用して数字や記号等からなる符号化画像を読み取り、そ
の読み取った画像からその内容を復号化する装置であっ
ても、本発明を適用して、CCDイメージセンサの立ち
上がり時間を短くすることができる。
【0076】また、上記実施例では、読取対象(バーコ
ードラベル2)を照射する光源(照明LED12)を備
え、この光源の点灯タイミングを、CCDイメージセン
サの立ち上がり時間に応じて制御する装置について説明
したが、本発明は、光源を備えていない読取装置であっ
ても適用することができる。
【0077】また更に、上記実施例では、CCDイメー
ジセンサ16の初駆動時に、一回だけ、CCDイメージ
センサ16の出力から立ち上がりを判定して、その立ち
上がりまでに出力したシフトパルスの数を学習値Tnと
して記憶し、CCDイメージセンサ16の2回目以降の
駆動時には、シフトパルスの数が学習値Tnに達したか
否かによって立ち上がりを判定するように構成したが、
CCDイメージセンサ16の駆動の度に、その出力から
立ち上がりを判定するようにしてもよい。また、上記実
施例では、学習値TnをEEPROMに格納することに
より、読取装置への電源供給が遮断されても学習値Tn
を保持し続け、読取装置に次に電源が供給されて、CC
Dイメージセンサ16の駆動を開始する際には、その学
習値Tnを用いて、CCDイメージセンサ16の立ち上
がりを判定できるようにしたが、例えば、学習値Tn
は、CPU210a内のレジスタやRAMに格納してお
き、読取装置への電源投入毎に、最初の一回だけはCC
Dイメージセンサ16の出力から立ち上がりを判定し
て、学習値Tnを設定するようにしてもよい。
【0078】そして、このように、CCDイメージセン
サ16を駆動する度、或は、読取装置の起動後最初にC
CDイメージセンサ16を駆動する際に、CCDイメー
ジセンサ16の立ち上がりを、その出力から判定するよ
うにすれば、CCDイメージセンサ16の立ち上がり時
間が経時的に変化した場合にも、その変化した立ち上が
り時間に応じて、転送クロックの切り換え、照明LED
の点灯等を実行することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を例示するブロック図である。
【図2】実施例のバーコード読取装置全体の概略構成を
表わすブロック図である。
【図3】実施例においてCCDイメージセンサに出力さ
れるシフトパルスと転送クロックとの関係を表わすタイ
ムチャートである。
【図4】実施例のCPUにおいて実行されるメインルー
チンの一部を表わすフローチャートである。
【図5】同じく実施例のCPUにおいて実行されるメイ
ンルーチンの残りの部分を表わすフローチャートであ
る。
【図6】図4に示すステップ200にて実行されるセン
サ駆動処理の詳細を表わすフローチャートである。
【図7】実施例におけるCCDイメージセンサの初駆動
時の動作を説明するタイムチャートである。
【図8】実施例におけるCCDイメージセンサの2回目
以降の駆動時の動作を説明するタイムチャートである。
【図9】従来のCCDイメージセンサの駆動制御の動作
を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
2…バーコードラベル 10…バーコード読取装置
12…照明LED 14…集光レンズ 16…CCDイメージセンサ
18…信号処理回路 20…MPU 20a…CPU 20b…分周器 20c…パルス発生器 20d…A/D変換器 2
2…読取スイッチ 24…ブザー 26…電源スイッチ 28…インタ
フェース回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次元又は2次元方向に配列され、入射
    光を光電変換すると共に該光電変換により得られた電荷
    を蓄積する多数の受光部と、各受光部に蓄積された電荷
    を外部から入力されるシフトパルスによって夫々保持す
    ると共に、該電荷を外部から入力される転送クロックに
    よって順次出力するシフトレジスタ部とを備え、該シフ
    トレジスタ部からの電荷を画像信号として外部に出力す
    るCCDイメージセンサと、 上記転送クロックを所定周期で発生する転送クロック発
    生手段と、 該転送クロック発生手段から上記CCDイメージセンサ
    における受光部の数以上の転送クロックが出力される時
    間を1周期として、上記シフトパルスを発生するシフト
    パルス発生手段と、 上記転送クロックに同期して上記CCDイメージセンサ
    から順次出力される画像信号を上記CCDイメージセン
    サが撮像した光学的情報を表わす画像データとして取り
    込み、所定の画像処理を行なう信号処理手段と、 を備えた光学的情報読取装置において、 外部から光学的情報の読取指令が入力されると、上記C
    CDイメージセンサへの電源供給を開始すると共に、上
    記転送クロック発生手段が発生する転送クロックの周期
    を、上記信号処理手段が上記画像信号を取り込み可能な
    読取周期よりも短い起動周期に設定して、上記転送クロ
    ック発生手段及びシフトパルス発生手段を起動する起動
    手段と、 該起動手段による電源供給開始後、上記CCDイメージ
    センサから出力される画像信号に基づき、上記CCDイ
    メージセンサの立ち上がりを判定する第1の判定手段
    と、 該第1の判定手段にて上記CCDイメージセンサの立ち
    上がりが判定されると、上記転送クロック発生手段が発
    生する転送クロックの周期を、上記起動周期から該起動
    周期より長い上記読取周期に切り換える転送クロック切
    換手段と、 該転送クロック切換手段による転送クロックの切換後、
    上記信号処理手段による画像処理が完了すると、上記C
    CDイメージセンサへの電源供給を停止すると共に、上
    記転送クロック発生手段及びシフトパルス発生手段の動
    作を停止する読取完了処理手段と、 を備えたことを特徴とする光学的情報読取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学的情報読取装置に
    おいて、 上記起動手段が上記CCDイメージセンサへの電源供給
    を開始した後、上記第1の判定手段が上記CCDイメー
    ジセンサの立ち上がりを判定するまでの間に、上記シフ
    トパルス発生手段から出力されたシフトパルスの数をカ
    ウントし、該カウント値を学習値として記憶する学習手
    段と、 該学習手段に上記学習値が記憶されている場合には、上
    記第1の判定手段に代って、上記起動手段による上記C
    CDイメージセンサへの電源供給開始後、該シフトパル
    ス発生手段から出力されたシフトパルスの数をカウント
    し、該カウント値が上記学習値に達したか否かを判断す
    る第2の判定手段と、 を備え、上記転送クロック切換手段は、該第2の判定手
    段にて上記シフトパルス数が学習値に達したと判断され
    た時にも、上記転送クロックの周期を上記読取周期に切
    り換えることを特徴とする光学的情報読取装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の光学的情
    報読取装置において、 光学的情報が付された読取対象に所定の光を照射する光
    源と、 該光源からの照射光が上記読取対象に当たって反射して
    くる反射光を上記CCDイメージセンサに導く光学系
    と、 上記転送クロック切換手段が上記転送クロックの周期を
    読取周期に切り換えるのに同期して上記光源を点灯させ
    ると共に、上記読取完了処理手段が上記CCDイメージ
    センサへの電源供給を停止するのに同期して上記光源を
    消灯させる光源制御手段と、 を設けたことを特徴とする光学的情報読取装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006074361A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Keyence Corp Cmosセンサーによる光学読み取り装置及び光学読み取り制御方法
JP2007148889A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Denso Wave Inc 光学情報読取装置
JP2015076106A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 株式会社オプトエレクトロニクス 光学的情報読取装置及び照明制御方法

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