JPH08443A - 縦形ブラインド用プリーツスクリーン - Google Patents
縦形ブラインド用プリーツスクリーンInfo
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- JPH08443A JPH08443A JP14056394A JP14056394A JPH08443A JP H08443 A JPH08443 A JP H08443A JP 14056394 A JP14056394 A JP 14056394A JP 14056394 A JP14056394 A JP 14056394A JP H08443 A JPH08443 A JP H08443A
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- slat
- slats
- screens
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Abstract
(57)【要約】
【目的】外からの雰囲気を取り入れ、採光及び視線を調
整可能とする。 【構成】縦形ブラインド用プリーツスクリーン1はヘッ
ドボックス6内のランナRを介してプリーツスクリーン
Sが吊下支持されている。同スクリーンSはスラット2
とレース4とから構成されている。スラット2は不透視
性を備えている。スラット2の一側面において長手方向
に延びる一側端には縦方向に沿ってレース4の一側端が
接着剤により接着されている。同スラット2と隣接する
スラット2の他端に同レース4の他側端が接着剤により
接着されている。互いに隣合ったスラット2間の距離が
最大となるようにした状態において、レース4は弛みを
有するように設けられている。隣合ったスラット2の一
側端同士が近接状態において、レース4は弛みを有する
ようになっている。
整可能とする。 【構成】縦形ブラインド用プリーツスクリーン1はヘッ
ドボックス6内のランナRを介してプリーツスクリーン
Sが吊下支持されている。同スクリーンSはスラット2
とレース4とから構成されている。スラット2は不透視
性を備えている。スラット2の一側面において長手方向
に延びる一側端には縦方向に沿ってレース4の一側端が
接着剤により接着されている。同スラット2と隣接する
スラット2の他端に同レース4の他側端が接着剤により
接着されている。互いに隣合ったスラット2間の距離が
最大となるようにした状態において、レース4は弛みを
有するように設けられている。隣合ったスラット2の一
側端同士が近接状態において、レース4は弛みを有する
ようになっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦形ブラインド用プリ
ーツスクリーンに関するものである。
ーツスクリーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、縦形ブライン
ドは合成樹脂、布、金属等の材質からなるとともに、一
枚一枚独立したスラット81を備え、各スラット81は
ヘッドボックス80内に移動可能に配置されたランナ
(図示しない)に回転可能に吊り下げ支持されている。
そして、各スラット81はランナに組み込まれた回転機
構にて互いに平行に回転されることにより、同ブライン
ドを閉じたり開いたりしている。
ドは合成樹脂、布、金属等の材質からなるとともに、一
枚一枚独立したスラット81を備え、各スラット81は
ヘッドボックス80内に移動可能に配置されたランナ
(図示しない)に回転可能に吊り下げ支持されている。
そして、各スラット81はランナに組み込まれた回転機
構にて互いに平行に回転されることにより、同ブライン
ドを閉じたり開いたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の縦形
ブラインドは各々のスラット81が平面的で単調な構成
のため冷たいイメージがあり、主に事務所等に使用され
一般家庭にはあまり使用されなかった。また、採光及び
外からの視線がスラット81の開閉により調整されてい
るため、光量、視線調整はできたが、光、視線を和らげ
ることは不可能であった。また、採光及び視線を同時に
調整するため光、視線を遮ると外からの雰囲気を取り入
れることは困難であった。また、ブラインドを閉じた
際、スラット81とスラット81の間に隙間が発生し視
線を完全に遮ることは不可能であった。また、風等の外
力により各スラット81がそれぞれ勝手に揺れるので落
ち着きがなかった。
ブラインドは各々のスラット81が平面的で単調な構成
のため冷たいイメージがあり、主に事務所等に使用され
一般家庭にはあまり使用されなかった。また、採光及び
外からの視線がスラット81の開閉により調整されてい
るため、光量、視線調整はできたが、光、視線を和らげ
ることは不可能であった。また、採光及び視線を同時に
調整するため光、視線を遮ると外からの雰囲気を取り入
れることは困難であった。また、ブラインドを閉じた
際、スラット81とスラット81の間に隙間が発生し視
線を完全に遮ることは不可能であった。また、風等の外
力により各スラット81がそれぞれ勝手に揺れるので落
ち着きがなかった。
【0004】そこで、本発明の目的は外からの雰囲気を
取り入れる事が可能であるとともに採光及び視線を同時
に調整可能な縦型ブラインド用プリーツスクリーンを提
供することにある。
取り入れる事が可能であるとともに採光及び視線を同時
に調整可能な縦型ブラインド用プリーツスクリーンを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解消するた
めに、請求項1の発明では、不透視性或いは低透視性を
有する複数の第一のスクリーンが所定間隔を置いて配置
され、互いに隣合った第一のスクリーンは高透視性の第
二のスクリーンで連結され、第二のスクリーンは折り畳
み可能な材質にて形成されていることを要旨としてい
る。
めに、請求項1の発明では、不透視性或いは低透視性を
有する複数の第一のスクリーンが所定間隔を置いて配置
され、互いに隣合った第一のスクリーンは高透視性の第
二のスクリーンで連結され、第二のスクリーンは折り畳
み可能な材質にて形成されていることを要旨としてい
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、第
二のスクリーンは複数個から構成され、個々の第二のス
クリーンにて第一のスクリーン間が連結されていること
をその要旨としている。
二のスクリーンは複数個から構成され、個々の第二のス
クリーンにて第一のスクリーン間が連結されていること
をその要旨としている。
【0007】請求項3の発明は、請求項2において、第
二のスクリーンの幅は第一のスクリーンの幅よりも大き
くされていることをその要旨としている。請求項4の発
明は、請求項1において、第二のスクリーンは1枚から
構成され、各第一のスクリーンは第二のスクリーン上に
取着されていることをその要旨としている。
二のスクリーンの幅は第一のスクリーンの幅よりも大き
くされていることをその要旨としている。請求項4の発
明は、請求項1において、第二のスクリーンは1枚から
構成され、各第一のスクリーンは第二のスクリーン上に
取着されていることをその要旨としている。
【0008】請求項5の発明は、請求項1において、第
一のスクリーンは密に形成された編み地又は織り地であ
り、第二のスクリーンは粗に形成された編み地又は織り
地から形成されていることをその要旨としている。
一のスクリーンは密に形成された編み地又は織り地であ
り、第二のスクリーンは粗に形成された編み地又は織り
地から形成されていることをその要旨としている。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、高透視性の第二のス
クリーンは透視が良好なため、室内から室外、或いは室
外から室内の視認性が良い。又、不透視性或いは低透視
性を有する第一のスクリーンは第二のスクリーンよりも
透視性が悪いため、外部から室内側を見たとき、或いは
室内から室外を見たときの視認性は悪くなる。そのた
め、両スクリーンの操作による配置の仕方で視線を遮る
ことが可能となる。
クリーンは透視が良好なため、室内から室外、或いは室
外から室内の視認性が良い。又、不透視性或いは低透視
性を有する第一のスクリーンは第二のスクリーンよりも
透視性が悪いため、外部から室内側を見たとき、或いは
室内から室外を見たときの視認性は悪くなる。そのた
め、両スクリーンの操作による配置の仕方で視線を遮る
ことが可能となる。
【0010】請求項2の発明によれば、第一のスクリー
ン間を個々の第二のスクリーンにて連結されて請求項1
の作用を得る。請求項3の発明によれば、第二のスクリ
ーンにてドレープ効果が得られる。
ン間を個々の第二のスクリーンにて連結されて請求項1
の作用を得る。請求項3の発明によれば、第二のスクリ
ーンにてドレープ効果が得られる。
【0011】請求項4の発明によれば、共通の第二のス
クリーンに対して第一のスクリーンを個々に取着するこ
とにより第一のスクリーンは互いに連結される。請求項
5の発明によれば、第一のスクリーン及び第二のスクリ
ーンがともに編み地又は織り地から形成されているた
め、編み方或いは織り方を密と粗の交互に行うことによ
り簡単に得られ、製造コストが低い縦形ブラインド用プ
リーツスクリーンとなる。
クリーンに対して第一のスクリーンを個々に取着するこ
とにより第一のスクリーンは互いに連結される。請求項
5の発明によれば、第一のスクリーン及び第二のスクリ
ーンがともに編み地又は織り地から形成されているた
め、編み方或いは織り方を密と粗の交互に行うことによ
り簡単に得られ、製造コストが低い縦形ブラインド用プ
リーツスクリーンとなる。
【0012】なお、この発明でいう第一のスクリーンの
低透視性とは第二のスクリーンの透視性と比較した相対
的な意味で使用している。又、第一のスクリーンの不透
視性とは、第一のスクリーンが存在すると、第一のスク
リーンを介して反対側に存在するものが視認することが
できない程度のものをいう。
低透視性とは第二のスクリーンの透視性と比較した相対
的な意味で使用している。又、第一のスクリーンの不透
視性とは、第一のスクリーンが存在すると、第一のスク
リーンを介して反対側に存在するものが視認することが
できない程度のものをいう。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図4に従って説明する。図2に示すように、窓上部の壁
面等に取着されるヘッドボックス6内には多数のランナ
Rが移動可能に支持され、同ランナRの下端にはスラッ
ト吊下軸7が吊下支持されている。同スラット吊下軸7
には吊下支持部材としてのフック(図示しない)が形成
され、そのフックによりプリーツスクリーンSが吊下支
持されている。
図4に従って説明する。図2に示すように、窓上部の壁
面等に取着されるヘッドボックス6内には多数のランナ
Rが移動可能に支持され、同ランナRの下端にはスラッ
ト吊下軸7が吊下支持されている。同スラット吊下軸7
には吊下支持部材としてのフック(図示しない)が形成
され、そのフックによりプリーツスクリーンSが吊下支
持されている。
【0014】ヘッドボックス6の一端には操作棒(図示
しない)が垂下され、その操作棒を回転することにより
ヘッドボックス6内に架設されたチルトレール3が回動
するようになっている。チルトレール3は各ランナRに
貫通され、同チルトレール3の回動がランナRに組み込
まれた回動伝達機構(図示しない)を介してスラット吊
下軸7が回動される。また、ヘッドボックス6内には無
端状の操作コードCが周回可能に配置され、ヘッドボッ
クス6からその操作コードCが垂下されている(図示し
ない)。この操作コードCを操作することにより先頭ラ
ンナRがヘッドボックス6内を移動可能である。
しない)が垂下され、その操作棒を回転することにより
ヘッドボックス6内に架設されたチルトレール3が回動
するようになっている。チルトレール3は各ランナRに
貫通され、同チルトレール3の回動がランナRに組み込
まれた回動伝達機構(図示しない)を介してスラット吊
下軸7が回動される。また、ヘッドボックス6内には無
端状の操作コードCが周回可能に配置され、ヘッドボッ
クス6からその操作コードCが垂下されている(図示し
ない)。この操作コードCを操作することにより先頭ラ
ンナRがヘッドボックス6内を移動可能である。
【0015】次に、プリーツスクリーンSについて説明
する。プリーツスクリーンSは複数の第一のスクリーン
としてのスラット2と複数の第二のスクリーンとしての
レース4とから主に構成されている。スラット2は塩化
ビニル樹脂からなり、細長い長方形状に形成され、可撓
性を備えるとともに、光を通さない不透視性を備えてい
る。同スラット2の上端に吊下部としての孔10が透設
され、前記スラット吊下軸7のフックに同孔10が掛止
めされている。
する。プリーツスクリーンSは複数の第一のスクリーン
としてのスラット2と複数の第二のスクリーンとしての
レース4とから主に構成されている。スラット2は塩化
ビニル樹脂からなり、細長い長方形状に形成され、可撓
性を備えるとともに、光を通さない不透視性を備えてい
る。同スラット2の上端に吊下部としての孔10が透設
され、前記スラット吊下軸7のフックに同孔10が掛止
めされている。
【0016】図1、2に示すように、スラット2の一側
面において長手方向に延びる一側端には縦方向に沿って
可撓性を備えた布製のレース4の一側端が接着剤により
接着されている。この第二のスクリーンの材質は第一の
スクリーンの材質よりも柔らかな可撓性を備えているこ
とが好ましい。同スラット2と互いに隣合うスラット2
の他側端に同レース4の他側端が接着剤により接着され
ている。前記レース4には穴のあいた編目、すなわち透
かし目が形成され、透かし目を通して室内から室外のも
のを、或いは、室外から室内のものを視認することがで
き、その分スラット2よりも高透視性を備えている。な
お、透かし目が大きいほど、レース4の編み地を構成し
ている糸のカバーファクタが小さくなり、より高透視性
となり、透かし目が小さいほど糸のカバーファクタが大
きくなり、透視性が低くなる。
面において長手方向に延びる一側端には縦方向に沿って
可撓性を備えた布製のレース4の一側端が接着剤により
接着されている。この第二のスクリーンの材質は第一の
スクリーンの材質よりも柔らかな可撓性を備えているこ
とが好ましい。同スラット2と互いに隣合うスラット2
の他側端に同レース4の他側端が接着剤により接着され
ている。前記レース4には穴のあいた編目、すなわち透
かし目が形成され、透かし目を通して室内から室外のも
のを、或いは、室外から室内のものを視認することがで
き、その分スラット2よりも高透視性を備えている。な
お、透かし目が大きいほど、レース4の編み地を構成し
ている糸のカバーファクタが小さくなり、より高透視性
となり、透かし目が小さいほど糸のカバーファクタが大
きくなり、透視性が低くなる。
【0017】そして、前記レース4はその接着箇所近傍
において、図1に示すように折り加工が施されている。
なお、折り加工はいずれか一方のみを折り加工して他方
は折り加工を施さなくてもよい。折り加工を施さないほ
どドレープ性は高まる。
において、図1に示すように折り加工が施されている。
なお、折り加工はいずれか一方のみを折り加工して他方
は折り加工を施さなくてもよい。折り加工を施さないほ
どドレープ性は高まる。
【0018】図1に示すように、ヘッドボックス6内の
ランナRが互いに最大距離離間してスラット2が完全に
開かれた状態において、すなわち、隣合ったスラット2
間の距離が最大となるようにした状態において、レース
4は若干の弛みを有するように、その幅がスラット2の
幅よりも大きくされている。また、図4に示すように、
スラット2を完全に閉じた状態において、すなわち、互
いに隣合ったスラット2の側端が近接した状態におい
て、レース4は断面が緩い湾曲線を有し、かつレース4
とスラット2はプリーツ状になるようになっている。
又、図3に示すようにスラット2の開放角度を完全開放
の状態と完全閉成状態との中間になるようにした場合に
は、レース4は断面が湾曲されたものとなる。
ランナRが互いに最大距離離間してスラット2が完全に
開かれた状態において、すなわち、隣合ったスラット2
間の距離が最大となるようにした状態において、レース
4は若干の弛みを有するように、その幅がスラット2の
幅よりも大きくされている。また、図4に示すように、
スラット2を完全に閉じた状態において、すなわち、互
いに隣合ったスラット2の側端が近接した状態におい
て、レース4は断面が緩い湾曲線を有し、かつレース4
とスラット2はプリーツ状になるようになっている。
又、図3に示すようにスラット2の開放角度を完全開放
の状態と完全閉成状態との中間になるようにした場合に
は、レース4は断面が湾曲されたものとなる。
【0019】次に上記のように構成された縦形ブライン
ド用プリーツスクリーン1の作用及び効果について説明
する。この縦形ブラインド用プリーツスクリーン1が窓
を覆うように窓の全幅に亘って配置され、スラット2が
閉じられた状態で、図示しない操作棒をスラットの開放
方向へ回動する。すると、チルトレール3を介してスラ
ット吊下軸7が回動され、スラット2は図4に示す閉じ
た状態から、図3の状態を経て図1に示すスラット2が
開いた状態となる。同状態においては、光はレース4に
より若干遮られながら通過するので柔らかな光とするこ
とができる。また、視線の一部はレース4の編目を構成
している糸により遮ることがきる。糸のカバーファクタ
が大きいほど、視線はよりそれだけ遮られることにな
る。また、各スラット2を徐々に回動して閉鎖すること
によりレース4を通過する光量調整が可能である。
ド用プリーツスクリーン1の作用及び効果について説明
する。この縦形ブラインド用プリーツスクリーン1が窓
を覆うように窓の全幅に亘って配置され、スラット2が
閉じられた状態で、図示しない操作棒をスラットの開放
方向へ回動する。すると、チルトレール3を介してスラ
ット吊下軸7が回動され、スラット2は図4に示す閉じ
た状態から、図3の状態を経て図1に示すスラット2が
開いた状態となる。同状態においては、光はレース4に
より若干遮られながら通過するので柔らかな光とするこ
とができる。また、視線の一部はレース4の編目を構成
している糸により遮ることがきる。糸のカバーファクタ
が大きいほど、視線はよりそれだけ遮られることにな
る。また、各スラット2を徐々に回動して閉鎖すること
によりレース4を通過する光量調整が可能である。
【0020】また、図4に示すように、スラット2が全
閉された状態においては、スラット2とスラット2の間
の隙間をレース4の重なりにて埋めることにより光線、
視線を遮ることができる。また、レース4は弛みを持つ
ように構成されているので、ドレープが発生し視覚的に
柔らかな縦型ブラインド用プリーツスクリーン1とする
ことができる。また、従来とは異なり隣接したスラット
2とスラット2はレース4により繋がっているので、風
により各スラット2が個々に揺れることはない。
閉された状態においては、スラット2とスラット2の間
の隙間をレース4の重なりにて埋めることにより光線、
視線を遮ることができる。また、レース4は弛みを持つ
ように構成されているので、ドレープが発生し視覚的に
柔らかな縦型ブラインド用プリーツスクリーン1とする
ことができる。また、従来とは異なり隣接したスラット
2とスラット2はレース4により繋がっているので、風
により各スラット2が個々に揺れることはない。
【0021】このように本実施例では、第二のスクリー
ンとしてのレースがスラット2よりも柔らかな可撓性を
備えているため、風等の外力に対して柔軟に対応がで
き、優雅な感じを得ることができる。
ンとしてのレースがスラット2よりも柔らかな可撓性を
備えているため、風等の外力に対して柔軟に対応がで
き、優雅な感じを得ることができる。
【0022】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、下記のようにしてもよい。 (1)前記実施例ではスラット2とスラット2の間のレ
ース4はそれぞれ別々のレース4であったが、その他、
図5に示すようにしてもよい。すなわち、一枚のレース
4に複数のスラット2を所定間隔毎に貼り合わせてもよ
い。この場合、ドレープ性をレース4に備えさせるため
に、スラット2の左右幅よりも長く離間して隣接するス
ラット2を接着するものとする。こうすることにより、
レース4が備えている模様、色彩をプリーツスクリーン
S全体の片面に付与することができる。又、ドレープ性
を得ることができる。
のではなく、下記のようにしてもよい。 (1)前記実施例ではスラット2とスラット2の間のレ
ース4はそれぞれ別々のレース4であったが、その他、
図5に示すようにしてもよい。すなわち、一枚のレース
4に複数のスラット2を所定間隔毎に貼り合わせてもよ
い。この場合、ドレープ性をレース4に備えさせるため
に、スラット2の左右幅よりも長く離間して隣接するス
ラット2を接着するものとする。こうすることにより、
レース4が備えている模様、色彩をプリーツスクリーン
S全体の片面に付与することができる。又、ドレープ性
を得ることができる。
【0023】(2)前記実施例では不透視性のスラット
2は塩化ビニル樹脂から設けたが、他の合成樹脂にして
もよい。合成樹脂としては、前記塩化ビニル樹脂以外
に、酢酸ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、エチレン酢ビ
樹脂、ポリアミド樹脂、飽和ポリエステル樹脂等を挙げ
ることができる。又、スラット2はその他に硬質な材料
でもよい。例えば、金属板、あるいは、金属メッキ、ス
パッタリング、蒸着等により表面に金属薄膜を施した薄
肉状の板でもよい。さらに、不織布、厚手の生地又は
紙、樹脂を含浸させた生地等から設けて、低透視性或い
は不透視性を得るようにしてもよい。これらの材質によ
り、スラットに剛性を得ることもできる。
2は塩化ビニル樹脂から設けたが、他の合成樹脂にして
もよい。合成樹脂としては、前記塩化ビニル樹脂以外
に、酢酸ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、エチレン酢ビ
樹脂、ポリアミド樹脂、飽和ポリエステル樹脂等を挙げ
ることができる。又、スラット2はその他に硬質な材料
でもよい。例えば、金属板、あるいは、金属メッキ、ス
パッタリング、蒸着等により表面に金属薄膜を施した薄
肉状の板でもよい。さらに、不織布、厚手の生地又は
紙、樹脂を含浸させた生地等から設けて、低透視性或い
は不透視性を得るようにしてもよい。これらの材質によ
り、スラットに剛性を得ることもできる。
【0024】(3)又、第二のスクリーンの材質として
布にメッシュ状の透孔を多数設け、第一のスクリーンに
は上記(2)のうちいずれかに記載の材料からシート状
に設け、このシートに対して第二のスクリーンよりも透
視性が低くなるように、メッシュ状の透孔を設けるこ
と。
布にメッシュ状の透孔を多数設け、第一のスクリーンに
は上記(2)のうちいずれかに記載の材料からシート状
に設け、このシートに対して第二のスクリーンよりも透
視性が低くなるように、メッシュ状の透孔を設けるこ
と。
【0025】(4)前記実施例ではスラット2とレース
4とを接着剤にて接着したが、縫着、又はスラット2が
合成樹脂性であれば溶着等の他の固定手段により第一の
スクリーンと第二のスクリーンとを連結してもよい。
4とを接着剤にて接着したが、縫着、又はスラット2が
合成樹脂性であれば溶着等の他の固定手段により第一の
スクリーンと第二のスクリーンとを連結してもよい。
【0026】(5)図6に示すように、上下方向に長く
形成した第一のスクリーン12を密に編まれた編み地か
ら構成し、第二のスクリーン13を粗に編まれた編み地
から構成すること。すなわち、この第一のスクリーン1
2は密に編まれることにより、不透視性を備えており、
第二のスクリーン13の粗に編まれることにより、透か
し目が形成され第二のスクリーン13は高透視性を備え
ている。このため、この実施例では、編み方を密と粗の
交互に行うことにより各スクリーンが簡単に得られ、製
造コストが低い縦形ブラインド用プリーツスクリーンと
なる。なお、前記編み地に代えて第一のスクリーン12
を密に織られた織り地から構成し、第二のスクリーン1
3を粗に織られた織り地から構成してもよい。その作用
効果は、編み地と同様である。
形成した第一のスクリーン12を密に編まれた編み地か
ら構成し、第二のスクリーン13を粗に編まれた編み地
から構成すること。すなわち、この第一のスクリーン1
2は密に編まれることにより、不透視性を備えており、
第二のスクリーン13の粗に編まれることにより、透か
し目が形成され第二のスクリーン13は高透視性を備え
ている。このため、この実施例では、編み方を密と粗の
交互に行うことにより各スクリーンが簡単に得られ、製
造コストが低い縦形ブラインド用プリーツスクリーンと
なる。なお、前記編み地に代えて第一のスクリーン12
を密に織られた織り地から構成し、第二のスクリーン1
3を粗に織られた織り地から構成してもよい。その作用
効果は、編み地と同様である。
【0027】前記特許請求の範囲に記載された技術的思
想の外に、前述した各実施例で把握される技術的思想を
効果とともに記載する。 (イ)第一のスクリーンは硬質な生地、樹脂等を含浸さ
せた生地、厚手の生地、樹脂、又は紙からなる請求項1
乃至3記載のうちいずれかに記載の縦型ブラインド用プ
リーツスクリーン。
想の外に、前述した各実施例で把握される技術的思想を
効果とともに記載する。 (イ)第一のスクリーンは硬質な生地、樹脂等を含浸さ
せた生地、厚手の生地、樹脂、又は紙からなる請求項1
乃至3記載のうちいずれかに記載の縦型ブラインド用プ
リーツスクリーン。
【0028】こうすることにより、第一のスクリーンに
低透視性或いは不透視性であって、かつ剛性が得られ、
軟質材から得られたスクリーンよりも風等の外力が付与
されたときにおいても吊下状態の安定性を大きくするこ
とができる。
低透視性或いは不透視性であって、かつ剛性が得られ、
軟質材から得られたスクリーンよりも風等の外力が付与
されたときにおいても吊下状態の安定性を大きくするこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば第一のスクリーンにより採光及び視線を調整でき
るとともに第二のスクリーンにより光を和らげることが
できる。さらに、風により各スラットがそれぞれ勝手に
揺れるのを防止でき、落ち着き感を得ることができる。
さらに、第一のスクリーンを全閉したときに、第一のス
クリーン間に第二のスクリーンが介在しているため、第
一のスクリーン間の隙間を埋めることができ、遮光性、
外部からの視線を遮ることがより確実となる。従って、
事務所、店舗以外にも一般家庭にも違和感なく使用する
ことができる。さらに、既存の縦形ブラインドのスラッ
トに掛け代えて使用することができる。
よれば第一のスクリーンにより採光及び視線を調整でき
るとともに第二のスクリーンにより光を和らげることが
できる。さらに、風により各スラットがそれぞれ勝手に
揺れるのを防止でき、落ち着き感を得ることができる。
さらに、第一のスクリーンを全閉したときに、第一のス
クリーン間に第二のスクリーンが介在しているため、第
一のスクリーン間の隙間を埋めることができ、遮光性、
外部からの視線を遮ることがより確実となる。従って、
事務所、店舗以外にも一般家庭にも違和感なく使用する
ことができる。さらに、既存の縦形ブラインドのスラッ
トに掛け代えて使用することができる。
【0030】請求項2の発明によれば第二のスクリーン
の使用量が少なくてすむ。請求項3の発明によれば、ド
レープ性があるため、より柔らかな感じとすることがで
きる。
の使用量が少なくてすむ。請求項3の発明によれば、ド
レープ性があるため、より柔らかな感じとすることがで
きる。
【0031】請求項4の発明によれば第二のスクリーン
は一枚からなるため、第一のスクリーンの片面に第二の
スクリーンが備えている模様、あるいは色彩等を得るこ
とができ、片面を第二のスクリーンによって統一感のあ
るものとすることができる。
は一枚からなるため、第一のスクリーンの片面に第二の
スクリーンが備えている模様、あるいは色彩等を得るこ
とができ、片面を第二のスクリーンによって統一感のあ
るものとすることができる。
【0032】請求項5の発明によれば、編み方或いは織
り方を密と粗の交互に行うだけで、各スクリーンが簡単
に得られ、自動化が図り易くなり、製造コストを低減で
きる。
り方を密と粗の交互に行うだけで、各スクリーンが簡単
に得られ、自動化が図り易くなり、製造コストを低減で
きる。
【図1】 本発明を具体化した第一実施例を示し、スラ
ットを完全に開いた状態の断面図である。
ットを完全に開いた状態の断面図である。
【図2】 同じく斜視図である。
【図3】 同じくスラットを所定角度に開いた状態の断
面図である。
面図である。
【図4】 同じくスラットを完全に閉じた状態の断面図
である。
である。
【図5】 別例の断面図である。
【図6】 さらに他の別例の斜視図である。
【図7】 従来例の斜視図である。
2…第一のスクリーンとしてのスラット、4…第二のス
クリーンとしてのレース、7…吊下支持部材としてのス
ラット吊下軸、10…吊下部。
クリーンとしてのレース、7…吊下支持部材としてのス
ラット吊下軸、10…吊下部。
Claims (5)
- 【請求項1】 不透視性或いは低透視性を有する複数の
第一のスクリーン(2)が所定間隔を置いて配置され、
互いに隣合った第一のスクリーン(2)は高透視性の第
二のスクリーン(4)で連結され、第二のスクリーン
(4)は折り畳み可能な材質にて形成されている縦形ブ
ラインド用プリーツスクリーン。 - 【請求項2】 第二のスクリーン(4)は複数個から構
成され、個々の第二のスクリーン(4)にて第一のスク
リーン(2)間が連結されている請求項1に記載の縦形
ブラインド用プリーツスクリーン。 - 【請求項3】 第二のスクリーン(4)の幅は第一のス
クリーン(2)の幅よりも大きくされている請求項2に
記載の縦形ブラインド用プリーツスクリーン。 - 【請求項4】 第二のスクリーン(4)は1枚から構成
され、各第一のスクリーン(2)は第二のスクリーン
(4)上に取着されている請求項1に記載の縦形ブライ
ンド用プリーツスクリーン。 - 【請求項5】 第一のスクリーンは密に形成された編み
地又は織り地であり、第二のスクリーンは粗に形成され
た編み地又は織り地から形成されている請求項1に記載
の縦形ブラインド用プリーツスクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14056394A JPH08443A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 縦形ブラインド用プリーツスクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14056394A JPH08443A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 縦形ブラインド用プリーツスクリーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08443A true JPH08443A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15271598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14056394A Pending JPH08443A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 縦形ブラインド用プリーツスクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08443A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU732999B3 (en) * | 2000-02-07 | 2001-05-03 | A Abacus Victory Blinds Pty. Ltd. | Improvements in vertical blinds |
JP2009525582A (ja) * | 2006-02-02 | 2009-07-09 | フローズ、ブラッド | 照明窓のブラインドアセンブリ |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP14056394A patent/JPH08443A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU732999B3 (en) * | 2000-02-07 | 2001-05-03 | A Abacus Victory Blinds Pty. Ltd. | Improvements in vertical blinds |
JP2009525582A (ja) * | 2006-02-02 | 2009-07-09 | フローズ、ブラッド | 照明窓のブラインドアセンブリ |
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