JPH0844353A - 楽音発生装置 - Google Patents

楽音発生装置

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Publication number
JPH0844353A
JPH0844353A JP6197440A JP19744094A JPH0844353A JP H0844353 A JPH0844353 A JP H0844353A JP 6197440 A JP6197440 A JP 6197440A JP 19744094 A JP19744094 A JP 19744094A JP H0844353 A JPH0844353 A JP H0844353A
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cursor
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area
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JP6197440A
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English (en)
Inventor
Shiro Ishiguro
士郎 石黒
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザーの視覚的刺激の低下を抑制するとと
もに遊戯心を昂揚させることのできる楽音発生装置を提
供する。 【構成】 楽器本体に設けられている決定スイッチが操
作されたならば(SA37がYES)、そのときのカー
ソルの位置が、グラフィックLCDに表示されている顔
画像の右目、左目、口の何れかのパーツに合致していた
かを判別する(SA38)。カーソルが何れかのパーツ
に合致していたならば、それが右目のパーツであるか否
かを判別し(SA39)、右目であった場合には、次の
NO.の右目のパーツ画像をG RAMに転送するとと
もに(SA40)、RAM内の右目のパーツNO.を変
更する(SA41)。このようにして、右目、左目、口
のパーツ画像を選択することにより、異なる顔画像をコ
ード種毎に記憶しておき、当該コード種で自動伴奏が行
われた際には、対応する顔画像を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動演奏の進行に伴っ
て、順次画像を表示する機能を備えた楽音発生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、楽音の発生機能のみならず、画像
の表示機能をも有する楽音発生装置が知られている。こ
の楽音発生装置には、楽曲のコード進行を示すコード進
行データとともに、このコード進行データを構成する各
コードに対応して、静止画の画像データが記憶されてい
る。そして、自動演奏を開始させると、コード進行デー
タに基づくコードで構成される伴奏音が発生するととも
に、伴奏音のコードが変わるタイミングで順次異なる画
像データが読み出されて、この画像データに基づく画像
がLCD等の表示部に表示される。したがって、自動演
奏の進行に伴って、順次画像が変化し、自動演奏による
聴覚的な刺激のみならず、表示部に表示される画像によ
る視覚的な刺激をも発生させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の楽音発生装置にあっては、自動演奏される伴
奏のコードに応じて、所定の静止画を表示させることか
ら、同一のコードに基づく自動演奏が行われると、当該
コードに対応して同一の画像が表示される。このため、
表示された画像による視覚的刺激が早期に低下してしま
い、画像に対する興味も早期に失ってしまう。また、各
コードに対応して表示される画像の形態は常に同じであ
って、ユーザーがこれを変更することはできないことか
ら、ユーザーの遊戯心を昂揚させるには不充分なもので
あった。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、ユーザーの視覚的刺激の低下を抑
制するとともに遊戯心を昂揚させることのできる楽音発
生装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、演奏情報発生手段から発生した演
奏情報に基づいて、記憶手段から画像データを順次読み
出し、該画像データに基づく画像を表示手段に表示させ
る楽音発生装置において、前記記憶手段に記憶される前
記画像データを作成する画像データ作成手段を設けるこ
とを要旨としている。
【0006】
【作用】前記構成において、演奏情報発生手段から演奏
情報が発生すると、これに基づいて記憶手段から画像デ
ータが順次読み出され、この画像データに基づく画像が
表示手段に表示される。このとき、予め画像データ作成
手段により画像データを作成し、これを記憶手段に記憶
しておくと、この作成した画像データに基づく画像が演
奏情報の発生に応答して順次表示されることとなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説
明する。すなわち、図1は本発明の一実施例を適用した
電子楽器の外観を示すものあって、楽器本体1には、各
鍵毎に鍵盤スイッチが配置された鍵盤装置2、電源スイ
ッチ3、音量スイッチ4、テンポスイッチ5、音色スイ
ッチ6、リズムスイッチ7が設けられているとともに、
上下キー8a、8bと左右キー8c、8dとで構成され
る十字カーソルキー8、及び決定スイッチ9が設けられ
ている。さらに、楽器本体2には、スピーカ10が配置
されているとともに、グラフィックLCD11が配置さ
れている。
【0008】前記各スイッチ及びキー3〜9の操作情報
は、図2の機能ブロック図において、操作スイッチ12
からマイコン13に入力され、このマイコン13には、
さらに前記鍵盤装置2から押鍵情報が入力される。マイ
コン13は、これらの入力情報と、プログラムワークR
AM14及びプログラム&データROM15に記憶され
るプログラムとデータとに基づき、LCDコントローラ
ー16と音源17とを制御する。音源17は、マイコン
13からの指示に従って楽音波形を生成し、この楽音波
形はアウトプット端子30を介して外部に出力されると
ともに、パワーアンプ18により増幅されて、前記スピ
ーカ10より放音される。LCDコントローラー16
は、マイコン13からの指示に従って動作し、グラフィ
ックスRAM19の記憶状態を制御するとともに、該グ
ラフィックスRAM19から読み出した画像データに基
づき、LCDドライバー20を制御する。そして、該L
CDドライバー20が、グラフィックLCDユニット2
1に設けられている前記グラフィックLCD11(図
1)の各ドットを駆動することにより、画像データに対
応する画像がグラフィックLCD11に表示される。
【0009】プロブラム&データROM15には、図3
に示すように、バックグラウンドエリア15a、パーツ
エリア15b、ルートエリア15c、コード種エリア1
5d、カーソル画像データエリア15e、自動演奏デー
タエリア15f、及びプログラムエリア15gが設けら
れている。バックグラウンドエリア15aには、画面1
から画面6までの6種類の背景画データが記憶されてい
る。この6種類の背景画データにおいて、画面1にあっ
ては図4(A)に示すように、「ポートレイト」「キー
ボード」「音楽ゲーム」「GO」の各選択項目を表示す
るメニュー画像で構成され、画面2にあっては同図
(B)及びその拡大図に示すように、“STOP”“P
AUSE”“PLAY”を表すマーク29、楽器画像2
2、輪郭画像23、及び「BACK」「TOP」「G
O」の各選択項目を表示する画像で構成される。
【0010】また、画面3にあっては同図(C)に示す
ように、8個のコード種であるM(Major)〜au
g(augmented)に各々対応する輪郭画像23
・・・と、「BACK」「TOP」「GO」の各選択項
目を表示する画像で構成され、画面4にあっては同図
(D)に示すように、単一の輪郭画像23と、「BAC
K」「TOP」の各選択項目を表示する画像で構成され
る。さらに、画面5にあっては同図(E)に示すよう
に、“STOP”“PAUSE”“PLAY”を表すマ
ーク29と、「MY SONG1」〜「MY SONG
5」を区画して示す枠画像24、及び「BACK」「T
OP」「GO」の各選択項目を表示する画像で構成され
る。画面6にあっては同図(F)に示すように、STO
P”“PAUSE”“PLAY”表すマーク29と、4
行4列の表画像25、及び「BACK」「TOP」の各
選択項目を表示する画像で構成される。
【0011】プロブラム&データROM15のパーツエ
リア15bには、図5に示すように、“目”を表示する
5種類の目用パーツ画像データA1〜A5と、“口”を
表示する5種類の口用パーツ画像データB1〜B4と
が、パーツ画像NO.とともに記憶されている。また、
ルートエリア15cには、図6に示すように、“C”〜
“B”の7種類のルートを表すアルファベットの画像デ
ータが、ルートNO.に対応して記憶されており、コー
ド種エリア15dには、図7に示すように、“M”〜
“aug”の8種類のコード種を表す画像データが、コ
ード種NO.に対応して記憶されている。さらに、カー
ソル画像データエリア15eには、図3に示すように、
矢印形状からなるカーソル26の図形データが記憶され
ており、自動演奏データエリア15fには、“MY S
ONG1”〜“MY SONG5”の5曲の自動演奏デ
ータが記憶され、プログラムエリア15gには、後述す
るフローチャートによってその概要を示すプログラムが
記憶されている。
【0012】一方、プログラムワークRAM14には、
図8に示すように、カーソル座標エリア14a、画面2
用エリア14b、画面3のM用エリア14c〜aug用
エリア14j、画面4用エリア14k、及びSONGエ
リア14lが設けられている。カーソル座標エリア14
aには、十字カーソルキー8の操作により指定されるカ
ーソル26のグラフィックLCD11上における座標
(x,y)が記憶される。したがって、このカーソル座
標エリア14aに記憶される座標(x,y)に従って、
カーソル26の位置制御を行うことにより、グラフィッ
クLCD11には、図9に示すように、十字カーソルキ
ー8の操作に応じた位置にカーソル26が表示される。
【0013】また、前記画面2用エリア14bには、前
記画面2の輪郭画像23内に表示される右目、左目、口
の各パーツ画像のNO.が記憶される。したがって、図
4(B)に示した画面2の輪郭画像23と、画面2用エ
リア14bに記憶されている各パーツ画像のNO.に対
応する右目、左目、口のパーツ画像との組み合わせによ
り、図9(B)に例示するように、輪郭画像23内に右
目、左目、口を有する顔画像27を表示することができ
る。
【0014】前記画面3のM用エリア14c〜aug用
エリア14jには、前記画面3における8個のコード種
M〜augの各輪郭画像23内に表示される右目、左
目、口の各パーツ画像のNO.が各々記憶される。した
がって、図4(C)に示した画面3におけるM〜aug
の各輪郭画像23・・・と、画面3用エリア14c〜1
4jに記憶されているM〜augの各パーツ画像NO.
に対応する右目、左目、口のパーツ画像との組み合わせ
により、図9(C)に例示するように、輪郭画像23内
に右目、左目、口を有するM〜aug毎の顔画像27を
表示することができる。
【0015】前記画面4用エリア14kには、前記画面
4の輪郭画像23内に表示される右目、左目、口の各パ
ーツ画像のNO.が記憶される。したがって、図4
(D)に示した画面4の輪郭画像23と、画面4用エリ
ア14bに記憶されている画面4の各パーツ画像NO.
に対応する右目、左目、口のパーツ画像との組み合わせ
により、図9(D)に例示するように、輪郭画像23内
に右目、左目、口を有する顔画像27を表示することが
できる。
【0016】前記プログラムワークRAM14には、M
Y SONG1〜MY SONG5のうち、ユーザーに
より予め選択された伴奏の自動演奏データが記憶され
る。すなわち、SONGエリア14lには、選択された
自動演奏データを構成するコードのルートとコード種と
が、アドレス順に交互に記憶され、隣接するアドレスに
記憶された一対のルート28aとコード種28bとでコ
ードデータ28が構成される。したがって、図4(F)
に示した、4行4列の表画像25の各欄内に、順次ルー
ト28aとコード種28bとで構成されるコードデータ
28のパーツ画像を表示させることにより、選択した自
動演奏データの一覧表示が可能となる。
【0017】次に、以上の構成にかかる本実施例の動作
を、フローチャートに従って説明する。すなわち、電源
スイッチ4をオン操作すると、マイコン13は図10に
示すメインルーチンに従って動作を開始し、先ずイニシ
ャライズ処理を実行する(SA1)。このイニシャライ
ズ処理により、プログラムワークRAM14内のワーク
エリアをクリアするとともに、プログラム&データRO
M15のバックグラウンドエリア15aに記憶されてい
る画面1の背景画データや、プログラムワークRAM1
4の前述した各エリア14a〜14lに記憶されている
データをグラフィックスRAM19に予め転送する。
【0018】次に、マイコン13は、LCDコントロー
ラー16に、画面1の表示を指示する(SA2)。する
と、LCDコントローラー16は、この指示に従ってL
CDドライバー20を制御し、前の画面をクリアさせる
とともに、既にグラフィックスRAM19に転送されて
いる画面1の背景画像データ[図4(A)]に基づき、
当該画面1を表示させる。さらに、カーソル座標エリア
14aに記憶されているカーソル座標に基づき、カーソ
ル26を表示し(SA3)、これらSA2及びSA3の
処理により、図9(A)に示すように、「ポートレイ
ト」「キーボード」「音楽ゲーム」「GO」の各選択項
目を有する画面1とともに、カーソル26が表示され
る。引き続き、決定スイッチ9がオン操作されたか否か
を判別して、オン操作されるまでSA2〜SA4のルー
プを繰り返す。
【0019】他方、図10〜17に示す一連のメインル
ーチンに対しては、図18に示す十字カーソルキー割り
込み処理が、十字カーソルキー8の操作がある都度割り
込んで実行され、操作された十字カーソルキー8が上キ
ー8a、下キー8b、右キー8c、左キー8dのいずれ
であるかを判別する(SB1)。そして、上キー8aが
操作された場合には、カーソル座標エリア14aに記憶
されている座標(x,y)におけるyの値を“1”増加
して(SB2)、カーソル表示を上方向へ移動させる
(SB3)。また、下キー8bが操作された場合には、
カーソル座標エリア14aに記憶されているyの値を
“1”減算して(SB4)、カーソル表示を下方向へ移
動させる(SB5)。さらに、右キー8cが操作された
場合には、カーソル座標エリア14aに記憶されている
xの値を“1”増加して(SB6)、カーソル表示を右
方向へ移動させ(SB7)、左キー8dが操作された場
合には、カーソル座標エリア14aに記憶されているx
の値を“1”減算して(SB8)、カーソル表示を左方
向へ移動させる(SB9)。
【0020】このように、十字カーソルキー8の操作に
よりカーソル26を画面1上で任意の位置に移動させた
後、決定スイッチ9を操作すると、図10のメインルー
チンにおいてSA4からSA5に進み、決定スイッチ9
を操作した時点のカーソル26の位置が、「ポートレイ
ト」「キーボード」「音楽ゲーム」のいずれであったか
を判別する。そして、カーソル26がこの3個の選択項
目のいずれの位置でもない状態で、決定スイッチ9を操
作した場合には、SA2に戻る。
【0021】しかし、「音楽ゲーム」にカーソル26が
位置している状態で、決定スイッチ9を操作した場合に
は、グラフィックLCD11の表示状態を、所定の音楽
ゲーム表示に変化させ(SA6)、再度決定スイッチ9
がオン操作されるまで、待機する(SA7)。そして、
決定スイッチ9が再度オン操作され、このときカーソル
26が「GO」に位置していると、SA7→SA8→S
A9と進んで、図示しないフローに従って音楽ゲームを
実行する。
【0022】また、「キーボード」にカーソル26が位
置している状態で、決定スイッチ9を操作した場合に
は、グラフィックLCD11の表示状態を、所定のキー
ボード表示に変化させ(SA10)、再度決定スイッチ
9がオン操作されるまで、待機する(SA11)。そし
て、決定スイッチ9が再度オン操作され、このときカー
ソル26が「GO」に位置していると、SA11→SA
12→SA13と進んで、鍵盤装置2上で操作された鍵
に対応する音高の楽音を発生させる等のキーボード処理
を実行する。
【0023】さらに、「ポートレイト」にカーソル26
が位置している状態で、決定スイッチ9を操作した場合
には、グラフィックLCD11の表示状態を、所定のポ
ートレイト表示に変化させ(SA14)、再度決定スイ
ッチ9がオン操作されるまで、待機する(SA15)。
そして、決定スイッチ9が再度オン操作され、このとき
カーソル26が「GO」に位置していると、SA15→
SA16→SA17(図11)と進んで、プログラム&
データROM15に記憶されている画面2の背景画像デ
ータをグラフィックスRAM19(以下、G RAM1
9と表記する。)に転送するとともに、今まで表示され
ていた画面1を消去する。引き続き、プログラムワーク
RAM14の画面2用エリア14b(図8参照)に記憶
されている右目、左目、口のNO.に対応するパーツ画
像をG RAM19に転送する(SA18)。すると、
LCDコントローラー16は、SA17で転送された画
面2[図4(B)]の輪郭画像23内に、SA18で転
送された各パーツ画像が表示されるように、LCDドラ
イバー20を制御する。これにより、図9(B)に示す
ように、輪郭画像23内に左右の目と口とを有する顔画
像27や楽器画像22等を有する画面2がグラフィック
LCD11に表示される。
【0024】次に、決定スイッチ9がオン操作されるま
で待機し(SA19)、決定スイッチ9が操作されたな
らば、そのときのカーソル26の位置が画面2上におけ
る「BACK」、「TOP」及びこの両者以外のいずれ
であるかを判別する(SA20)。そして、カーソル2
6を「BACK」又は「TOP」に位置させた状態で、
決定スイッチ9をオン操作した場合には、図10のSA
2に戻り、よって、この場合には画面2からその前の画
面1に表示変化する。また、カーソル26が「BAC
K」及び「TOP」以外のその他の位置にある状態で、
決定スイッチ9が操作された場合には、そのときのカー
ソル26の位置が“PLAY”とその他のいずれである
かを判別する(SA21)。この判別の結果、“PLA
Y”の位置で決定スイッチ9が操作された場合には、後
述する自動演奏処理を実行する(SA22)。
【0025】また、図11のSA21で判別を行った
際、カーソル26が「BACK」「TOP」以外のその
他の位置であった場合には、さらに、カーソル26の位
置が画面2[図9(B)]における楽器画像22、顔画
像27、及びその他のいずれであったかを判別する(S
A23)。このSA23の判別の結果、カーソル26の
位置が顔画像27であった場合には、画面2の顔画像2
7を点滅させる(SA24)。次に、決定スイッチ9が
オン操作されるまで、顔画像27の点滅状態を維持して
待機し(図12のSA25)、決定スイッチ9がオン操
作され、このときカーソル26が「GO」に位置してい
ると、SA25→SA26→SA27と進んで、プログ
ラム&データROM15のバックグラウンドエリア15
aに記憶されている画面3の背景画データをG RAM
19へ転送するとともに、今まで表示されていた画面2
をクリアする(SA27)。
【0026】引き続き、プログラムワークRAM14の
画面3のM用エリア14c、m7用エリア14d、7用
エリア14e、m用エリア14f、m7−5用エリア1
4g、Maj7用エリア14h、dim用エリア14
i、aug用エリア14j(図8参照)に各々記憶され
ている右目、左目、口のNO.に対応するパーツ画像
を、それぞれプログラム&データROM15から読み出
して、G RAM19に転送する(SA28)。する
と、LCDコントローラー16は、SA27で転送され
た画面3[図4(C)]の8個の輪郭画像23内に、S
A18で転送された各パーツ画像が表示されるように、
LCDドライバー20を制御する。これにより、図9
(C)に示すように、各輪郭画像23内に左右の目と口
とを有する顔画像27がM〜augに対応して表示され
る。
【0027】次に、決定スイッチ9がオン操作されるま
で待機し(SA29)、決定スイッチ9が操作されたな
らば、そのときのカーソル26の位置がコード種M〜a
ugの顔画像27上であるかを判別する(SA30)。
そして、カーソル26が何れの顔画像27上でもなかっ
た場合には、カーソル26が「BACK」、「TOP」
及びその他のいずれであったかを判別する(SA3
1)。この判別の結果、カーソル26の位置がその他で
あった場合には、SA29に戻って再度決定スイッチ9
がオン操作されるまで待機し、「BACK」であった場
合には、図11のSA17に戻って、前の画面である画
面2を表示し、「TOP」であった場合には、図10の
SA2に戻って、初期画面である画面1を表示する。
【0028】また、SA30での判別の結果、カーソル
26の位置がコード種M〜augの何れかの顔画像27
であった場合には、対応する顔表示つまりカーソル26
があったコード種の当該顔画像27を点滅させる(SA
32)。次に、決定スイッチ9がオン操作されるまで、
当該顔画像27の点滅状態を維持して待機し(SA3
3)、決定スイッチ9がオン操作されたならば、そのと
きのカーソル26の位置が「BACK」「TOP」「G
O」の何れであるかを判別する(SA34)。この判別
の結果、カーソル26の位置が「BACK」であった場
合には、図11のSA17に戻って、前の画面である画
面2を表示し、「TOP」であった場合には、図10の
SA2に戻って、初期画面である画面1を表示する。
【0029】また、カーソル26の位置が「GO」であ
った場合には、図12のSA34から図13のSA35
に進み、プログラム&データROM15のバックグラウ
ンドエリア15aに記憶されている画面4の背景画デー
タをG RAM19へ転送するとともに、今まで表示さ
れていた画面3をクリアする(SA35)。引き続き、
カーソル26で選択されたコード種に対応する顔の右
目、左目、口のNO.に対応するパーツ画像を夫々プロ
グラム&データROM15から読み出して、GRAM1
9に転送する(SA36)。
【0030】すなわち、図9(C)の画面3が表示され
ている状態において、例えばコード種「m7−5」にカ
ーソルを位置させて決定スイッチ9をオン操作した後、
「GO」にカーソルを位置させて決定スイッチ9をオン
操作したとする。すると、SA35の処理により、先ず
図4(D)に示した輪郭画像23を有する画面4がGR
AM19に転送され、引き続き、図8に示したm7−5
用エリア14gに記憶されている右目、左目、口のN
O.に対応するパーツ画像が、図5に示したプロブラム
&データROM15のパーツエリア15bから読み出さ
れる。そして、この読み出されたパーツ画像(この例の
場合、NO.02の右目、NO.01の左目、NO.0
6の口)が、輪郭画像23内に表示されることにより、
図9(C)に示すように、左右の目と口とを有する顔画
像27(=画面3のm7−5の顔画像)を有する画面4
がグラフィックLCD11に表示される。
【0031】そして、SA36に続くSA37では、決
定スイッチ9が操作されるまで待機し、操作されたなら
ば、そのときのカーソル26の位置が右目、左目、口の
何れのパーツに合致していたかを判別する(SA3
8)。この判別の結果、カーソル26が何れのパーツに
も合致していなかった場合には、このSA38から図1
4のSA47に進む。また、カーソル26が何れかのパ
ーツに合致していたならば、それが右目のパーツである
か否かを判別し(SA39)、右目であった場合には、
次のNO.の右目のパーツ画像をG RAM19に転送
する(SA40)。したがって、本例の場合、NO.0
2の右目であったことから、図5に示したNO.03の
右目のパーツ画像がG RAM19に転送され、この転
送されたパーツ画像に基づき、LCDコントローラー1
6がLCDドライバー20を制御することにより、図9
(D)に表示されている顔画像27の右目は、図5に示
したNO.03の形態に変化する。
【0032】また、このように右目のパーツ画像が変更
されたことから、これに伴って、プログラムワークRA
M14の右目のパーツNO.を変更し(SA41)、こ
のSA41の処理におり、本例の場合、図8に示したm
7−5用エリア14gに記憶されている右目のNO.が
変更されることとなる。しかる後に、SA37に戻って
決定スイッチ9がオン操作されるまで待機状態を維持
し、決定スイッチ9がオン操作された時点で、前述のS
A38に進む。したがって、カーソル26を図9(D)
に示した顔画像27の右目に合致させた状態で、決定ス
イッチ9を操作すると、操作する都度、表示されている
顔画像27の右目が順次変化するとともに、記憶されて
いる右目のパーツNO.が順次変更される。
【0033】しかし、カーソル26を顔画像27の右目
に合致させることなく、決定スイッチ9を操作した場合
には、SA39から図14のSA42に進み、カーソル
26が左目パーツに合致していたか否かを判別する。そ
して、左目パーツに合致していた場合には、次のNO.
の左目のパーツ画像をG RAM19に転送する(SA
43)。したがって、本例の場合、NO.01の左目で
あったことから、図5に示したNO.02の左目のパー
ツ画像がG RAM19に転送され、この転送されたパ
ーツ画像に基づき、LCDコントローラー16がLCD
ドライバー20を制御することにより、図9(D)に表
示されている顔画像27の左目は、図5に示したNO.
02の形態に変化する。
【0034】また、このように左目のパーツ画像が変更
されたことから、これに伴って、プログラムワークRA
M14の左目のパーツNO.を変更し(SA44)、図
8に示したm7−5用エリア14gに記憶されている左
目のNO.が変更されることとなる。しかる後に、SA
37に戻って決定スイッチ9がオン操作されるまで待機
状態を維持し、決定スイッチ9がオン操作された時点
で、前述のSA38に進む。したがって、カーソル26
を図9(D)に示した顔画像27の左目に合致させた状
態で、決定スイッチ9を操作すると、操作する都度、表
示されている顔画像27の左目が順次変化するととも
に、記憶されている左目のパーツNO.が順次変更され
る。
【0035】さらに、カーソル26を顔画像27の口に
合致させて、決定スイッチ9を操作した場合には、SA
42からSA45に進むこととなり、次のNO.の口の
パーツ画像をG RAM19に転送する(SA45)。
したがって、本例の場合、口のパーツ画像がNO.01
であったことから、図5に示したNO.02の口のパー
ツ画像がG RAM19に転送され、この転送されたパ
ーツ画像に基づき、LCDコントローラー16がLCD
ドライバー20を制御することにより、図9(D)に表
示されている顔画像27の口は、図5に示したNO.0
2の形態に変化する。
【0036】また、このように口のパーツ画像が変更さ
れたことから、これに伴って、プログラムワークRAM
14の口のパーツNO.を変更し(SA46)、図8に
示したm7−5用エリア14gに記憶されている口のN
O.が変更されることとなる。しかる後に、SA37に
戻って決定スイッチ9がオン操作されるまで待機状態を
維持し、決定スイッチ9がオン操作された時点で、前述
のSA38に進む。したがって、カーソル26を図9
(D)に示した顔画像27の口に合致させた状態で、決
定スイッチ9を操作すると、操作する都度、表示されて
いる顔画像27の口が順次変化するとともに、記憶され
ている口のパーツNO.が順次変更される。
【0037】つまり、図12のSA29〜図14のSA
46の判別処理により、8個のコード種M〜aug毎
に、右目、左目、及び口のパーツ画像を任意に選択する
ことができ、この選択された各パーツのNO.が、図8
に示したプログラムワークRAM14の画面3のM用エ
リア14c、m7用エリア14d、7用エリア14e、
m用エリア14f、m7−5用エリア14g、Maj7
用エリア14h、dim用エリア14i、aug用エリ
ア14jに各々記憶されることとなる。
【0038】一方、図13のSA38の判別を行った
際、カーソル26が右目、左目、口の何れのパーツにも
合致していなかった場合には、このSA38から図14
のSA47に進み、カーソル26が「BACK」、「T
OP」及びその他のいずれであったかを判別する。この
判別の結果、カーソル26の位置がその他であった場合
には、SA37に戻って再度決定スイッチ9がオン操作
されるまで待機し、「BACK」であった場合には、図
12のSA27に戻って、前の画面である画面3を表示
し、「TOP」であった場合には、図10のSA2に戻
って、初期画面である画面1を表示する。
【0039】他方、図11のSA23で判別を行った
際、カーソル26の位置が図9(B)に示した楽器画像
22上に位置していた場合には、同図のSA48で楽器
画像22を点滅させる。しかる後、図15のSA49に
進み、プログラム&データROM15のバックグラウン
ドエリア15aに記憶されている画面5の背景画データ
をG RAM19へ転送するとともに、今まで表示され
ていた画面2をクリアする。このSA49の処理によ
り、図9(E)に示した画面5がグラフィックLCD1
1に表示される。
【0040】次に、決定スイッチ9がオン操作されるま
で、画面5の表示状態を維持して待機し(SA50)、
決定スイッチ9がオン操作されたならば、そのときのカ
ーソル26の位置が「BACK」、「TOP」、MY
SONG1〜5、及びその他の何れであるかを判別する
(SA51)。この判別の結果、カーソル26の位置が
その他であった場合には、SA50に戻って再度決定ス
イッチ9がオン操作されるまで待機し、「BACK」で
あった場合には、図11のSA17に戻って、前の画面
である画面2を表示し、「TOP」であった場合には、
図10のSA2に戻って、初期画面である画面1を表示
する。
【0041】また、カーソル26の位置がMY SON
G1〜5の何れかであった場合には、当該SONG N
O.を反転表示する等により表示変更する(SA5
2)。次に、プログラムワークRAM14に、プログラ
ム&データROM15の自動演奏データエリア15fに
記憶されている対応するSONG NO.の自動演奏デ
ータを転送する(SA53)。これにより、図8に示し
たプログラムワークRAM14のSONGエリア14l
には、選択されたSONG NO.の自動演奏データが
記憶される。
【0042】そして、この状態で再度決定スイッチ9が
操作されると、SA53→SA54→SA55と進ん
で、そのときのカーソル26の位置が“GO”、“PL
AY”、その他の何れであるかを判別する(SA5
5)。そして、カーソル26の位置が“PLAY”であ
った場合には、後述する自動演奏処理を実行し(SA5
6)、その他であった場合には、さらに、それが「BA
CK」、「TOP」、その他の何れであるかを判別する
(SA57)。この判別の結果、カーソル26の位置が
その他であった場合には、SA50に戻って再度決定ス
イッチ9がオン操作されるまで待機し、「BACK」で
あった場合には、図11のSA17に戻って、前の画面
である画面2を表示し、「TOP」であった場合には、
図10のSA2に戻って、初期画面である画面1を表示
する。
【0043】また、SA55での判別の結果、カーソル
26の位置が「GO」であった場合には、図16のSA
58に進み、プログラム&データROM15のバックグ
ラウンドエリア15aに記憶されている画面6の背景画
データをG RAM19へ転送するとともに、今まで表
示されていた画面5をクリアする。引き続き、プログラ
ムワークRAM14内のSONGエリア14lにストア
されているSONGデータ(自動演奏データ)を、G
RAM19に転送する(SA59)。すると、LCDコ
ントローラー16は、SA58で転送された画面6[図
4(F)]の枠画像25内に、SA59で転送された自
動演奏データの各コードデータ28(図8参照)が表示
されるように、LCDドライバー20を制御する。これ
により、図9(F)に示すように、各枠24の各空間内
に各コードデータ28を構成するルート28aとコード
種28bとが配置された画面6がグラフィックLCD1
1に表示される。
【0044】次に、決定スイッチ9がオン操作されたか
否かを判別し(SA60)、オン操作されたならば、そ
のときのカーソル26の位置が「BACK」、「TO
P」、その他の何れであるかを判別する(SA61)。
この判別の結果、カーソル26の位置が「BACK」で
あった場合には、図15のSA49に戻って、前の画面
である画面5を表示し、「TOP」であった場合には、
図10のSA2に戻って、初期画面である画面1を表示
する。
【0045】また、SA61での判別の結果、カーソル
26の位置がその他であった場合には、さらに、それが
“PLAY”であるかを判別し(SA62)、“PLA
Y”であったならば、後述する自動演奏処理を実行する
(SA63)。しかし、カーソル26の位置が“PLA
Y”でもなかった場合には、図9(F)に示したルート
28aであるか否かを判別し(SA64)、ルート28
aであった場合には、次のルートNO.に対応するパー
ツ画像を、プロブラム&データROM15のパーツエリ
ア15bから読み出して、G RAM19に転送する
(SA65)。したがって、図9(F)に示したコード
データ「CM」のルート「C」にカーソル26を合致さ
せて、決定スイッチ9を操作したとすると、図6に示し
たルートNO.02の「D」のパーツ画像がG RAM
19に転送される。
【0046】そして、この転送されたパーツ画像「D」
に基づき、LCDコントローラー16がLCDドライバ
ー20を制御することにより、図9(F)に表示されて
いるコードデータ「CM」は、「DM」に変化する。ま
た、このように当該コードデータ28のルート28aが
変更されたことから、これに伴って、プログラムワーク
RAM14内のSONGエリア14lに記憶されている
対応するルートNO.を変更する(SA66)。しかる
後に、SA60に戻って決定スイッチ9がオン操作され
るまで待機状態を維持し、決定スイッチ9がオン操作さ
れた時点で、前述のSA61に進む。したがって、カー
ソル26を図9(F)に示した任意のコードデータ28
のルート28aに合致させた状態で、決定スイッチ9を
操作すると、操作する都度、当該コードデータのルート
が順次変化するとともに、記憶されているコードデータ
のルートが順次変更される。
【0047】しかし、カーソル26をルート28aに合
致させることなく、決定スイッチ9を操作した場合に
は、図16のSA64から図17のSA67に進み、カ
ーソル26がコード種28bに合致していたか否かを判
別する。そして、カーソル26がコード種28bに合致
していた場合には、次のコード種NO.に対応するパー
ツ画像を、プロブラム&データROM15のパーツエリ
ア15bから読み出して、G RAM19に転送する
(SA68)。したがって、図9(F)に示したコード
データ「CM」のコード種「M」にカーソル26を合致
させて、決定スイッチ9を操作したとすると、図7に示
した次のルートNO.02である「m7」のパーツ画像
がG RAM19に転送される。
【0048】そして、この転送されたパーツ画像「m
7」に基づき、LCDコントローラー16がLCDドラ
イバー20を制御することにより、図9(F)に表示さ
れているコードデータ「CM」は、「Cm7」に変化す
る。また、このように当該コードデータ28のルート2
8aが変更されたことから、これに伴って、プログラム
ワークRAM14内のSONGエリア14lに記憶され
ている対応するルートNO.を変更する(SA69)。
しかる後に、SA60に戻って決定スイッチ9がオン操
作されるまで待機状態を維持し、決定スイッチ9がオン
操作された時点で、前述のSA61に進む。したがっ
て、カーソル26を図9(F)に示した任意のコードデ
ータ28のコード種28bに合致させた状態で、決定ス
イッチ9を操作すると、操作する都度、当該コードデー
タのコード種が順次変化するとともに、記憶されている
コードデータのコード種が順次変更される。
【0049】つまり、図16のSA60〜図17のSA
69の判別処理により、予め選択した自動演奏データを
構成するコードデータ28のルート28a及びコード種
28bを任意に変更することができ、この変更した新た
なルート28a及びコード種28bを有する自動演奏デ
ータが、図8に示したプログラムワークRAM14のS
ONGエリア14lに記憶される。
【0050】なお、SA67での判別の結果、カーソル
26がコード種28aに合致していなかった場合には、
カーソル26の位置が「BACK」、「TOP」、その
他の何れであるかを判別する(SA70)。この判別の
結果、カーソル26の位置が「BACK」であった場合
には、図15のSA49に戻って、前の画面である画面
5を表示し、「TOP」であった場合には、図10のS
A2に戻って、初期画面である画面1を表示し、その他
であった場合には、前述のSA60に戻る。
【0051】他方、前述したSA22,SA56,SA
63の自動演奏処理は、図19及び及び図20に示す一
連のフローに従って行われ、先ず、タイマーの割込み禁
止を解除して、“t”を0リセットする(SC1)。こ
のSC1の処理により、図21に示すタイマー割り込み
が一定時間毎に実行され、“t”が一定時間間隔でイン
クリメトされて行く(SD1)。そして、図19のSC
1に続くSC2では、レジスタIに、プログラムワーク
RAM14のSONGエリア13lのアドレス初期値を
格納し、このレジスタIの値をアドレスにして、SON
Gエリア13lから先ずルートを読み出す(SC3)。
さらに、レジスタIの値に“1”を加算した値(I+
1)をアドレスにして、SONGエリア13lからコー
ド種を読み出す(SC4)。しかる後に、これらSC3
及びSC4で読み出したルートとコード種とを音源17
に送る。すると、音源17は、ルートに対応する音高で
あってコード種に対応するコード構成音からなる楽音波
形を生成し、スピーカ10からはこのコード構成音から
なる伴奏音が発生する。
【0052】引き続き、タイマーの値“t”が所定値T
となったか否かを判別して(SC6)、t≠Tであるな
らば、決定スイッチ9がオン操作された否かを判別する
(SC9)。そして、決定スイッチ9がオン操作されな
い場合には、t=Tとなるまで、SC3〜SC6→SC
9→SC3のループを繰り返す。したがって、t=Tと
なるまでの間、例えば1小節間は、同一のコード構成音
からなる伴奏音が継続して発生する。
【0053】また、t=Tとなって所定時間Tが経過す
ると、SC6からSC7に進んで、“t”を0リセット
し、さらにレジスタIを2アップさせる。したがって、
しかる後にSC3からの判別処理を繰り返すと、SC3
で次のコードデータ28のルート28aが読み出され、
SC4で当該コードデータ28のコード種28bが読み
出される。つまり、所定時間Tが経過する毎に、コード
データ28のルート28aとコード種28bとが読み出
されて、スピーカ10からコード構成音からなる伴奏音
が発生し、これにより自動演奏が順次進行して行く。
【0054】この自動演奏実行中においては、プログラ
ムワークRAM14の画面3のM用エリア14c〜au
g用エリア14jに各々記憶されているパーツNO.の
うち、現在自動演奏に用いられているコードデータのコ
ード種に対応するエリアに記憶されている右目、左目、
口のパーツNO.が読み出される。そして、この読み出
された右目、左目、口の各パーツNO.に対応するパー
ツ画像が、プロブラム&データROM15のパーツエリ
ア15bから読み出されるとともに、バックグラウンド
エリア15aから画面2の背景画データが読み出され
て、G RAM19に転送される。
【0055】すると、LCDコントローラー16は、画
面2[図4(B)]の輪郭画像23内に、右目、左目、
口の各パーツ画像が表示されるように、LCDドライバ
ー20を制御し、これにより、図22に示すように、輪
郭画像23内に左右の目と口とを有する顔画像27や楽
器画像22等を有する画面2がグラフィックLCD11
に表示される。また、同図に示すように自動演奏のコー
ドデータがCM→FM→Dm7→G7と変化すると、コ
ード種が同じ“M”であるCM及びFMの時点では、同
じ両目及び口を有する顔画像27が表示され、コード種
が異なるDm7,G7では、表情の異なる顔画像27が
表示される。
【0056】そして、この自動演奏が進行させつつ、コ
ード種に応じて異なる表情の顔画像27を表示させてい
る状態において、決定スイッチ9がオン操作されると、
図19のSC9から図20のSC10に進み、そのとき
のカーソル26の位置が、“STOP”、“PAUS
E”及びこの両者以外のその他のいずれであるかを判別
する。この判別の結果、カーソル26が“STOP”の
位置であった場合には、音源17に消音を指示して(S
C11)、自動演奏を停止させるとともに、タイマーの
割り込みを禁止して(SC12)、メインルーチンに戻
る。
【0057】また、カーソル26が“PAUSE”の位
置であった場合には、音源17に消音を指示して(SC
13)、自動演奏を停止させるとともに、タイマーの割
り込みを禁止する(SC14)。しかる後に、決定スイ
ッチ9がオン操作されるまで待機し(SC15)、オン
操作されたならば、そのときのカーソル26の位置が
“STOP”、“PLAY”及びその他のいずれである
かを判別する(SC16)。この判別の結果、カーソル
26がその他の位置であった場合には、SC15に戻
り、よって、自動演奏が一時停止した状態が継続する。
しかし、カーソル26が“PLAY”の位置であった場
合には、SC1に戻り、よって、この場合には自動演奏
が再開される。また、カーソル26が“STOP”であ
った場合には、メインルーチンに戻り、よって、この場
合には自動演奏を終了し、同時に画面2を背景とした顔
画像27の表示も終了する。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、演奏情報
に応答して、画像データに基づく画像を表示手段に表示
させる楽音発生装置において、画像データを作成できる
ようにした。よって、演奏情報に応じて表示される画像
が多様となり、表示された画像による視覚的刺激が早期
に低下してしまう事態の発生や、画像に対する興味を早
期に失ってしまう事態の発生を解消することができる。
また、表示される画像の形態にユーザーが関与できるこ
とから、ユーザーの遊戯心を刺激してその昂揚を図るこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した電子楽器の外観平
面図である。
【図2】同電子楽器のブロック構成図である。
【図3】プログラム&データROMの記憶内容を示す模
式図である。
【図4】プログラム&データROMに記憶された画面1
〜画面6を示す図である。
【図5】プログラム&データROMにおけるパーツエリ
アの記憶状態を示す模式図である。
【図6】プログラム&データROMにおけるルートエリ
アの記憶状態を示す模式図である。
【図7】プログラム&データROMにおけるコード種エ
リアの記憶状態を示す模式図である。
【図8】プログラムワークRAMの記憶状態を示す模式
図である。
【図9】グラフィックLCDに表示される画面1〜画面
6を示す図である。
【図10】本実施例のメインルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図11】図10に続くフローチャートである。
【図12】図11に続くフローチャートである。
【図13】図12に続くフローチャートである。
【図14】図13に続くフローチャートである。
【図15】図14に続くフローチャートである。
【図16】図15に続くフローチャートである。
【図17】図16に続くフローチャートである。
【図18】十字カーソルキー割り込み処理を示すフロー
チャートである。
【図19】自動演奏処理の内容を示すフローチャートで
ある。
【図20】図19に続くフローチャートである。
【図21】タイマー割り込みを示すフローチャートであ
る。
【図22】自動演奏の進行に伴うグラフィックLCDの
表示変化の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 楽器本体 2 鍵盤装置 8 十字カーソルキー 9 決定スイッチ 11 グラフィックLCD 13 マイコン 14 プログラムワークRAM 15 プログラム&データROM 16 LCDコントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏情報発生手段から発生した演奏情報
    に基づいて、記憶手段から画像データを順次読み出し、
    該画像データに基づく画像を表示手段に表示させる楽音
    発生装置において、 前記記憶手段に記憶される前記画像データを作成する画
    像データ作成手段を設けたことを特徴とする楽音発生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記画像データは、 画像の背景を表示するバックグラウンドデータと、 当該背景上に画像の要素を表示するパーツデータとで構
    成され、 前記画像データ作成手段は、操作に応じて前記パーツデ
    ータを変更することにより、異なる画像データを作成す
    ることを特徴とする請求項1記載の楽音発生装置。
  3. 【請求項3】 前記演奏情報は、楽曲のコード進行を示
    すコード進行データであることを特徴とする請求項1記
    載の楽音発生装置。
JP6197440A 1994-07-29 1994-07-29 楽音発生装置 Abandoned JPH0844353A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6197440A JPH0844353A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 楽音発生装置

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (1)

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JPH0844353A true JPH0844353A (ja) 1996-02-16

Family

ID=16374548

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JP (1) JPH0844353A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10803844B2 (en) 2017-11-30 2020-10-13 Casio Computer Co., Ltd. Information processing device, information processing method, storage medium, and electronic musical instrument

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10803844B2 (en) 2017-11-30 2020-10-13 Casio Computer Co., Ltd. Information processing device, information processing method, storage medium, and electronic musical instrument

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Legal Events

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A762 Written abandonment of application

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Effective date: 20040109