JPH084424Y2 - 衣服コンテナー用ハンガー掛け具 - Google Patents
衣服コンテナー用ハンガー掛け具Info
- Publication number
- JPH084424Y2 JPH084424Y2 JP1987017050U JP1705087U JPH084424Y2 JP H084424 Y2 JPH084424 Y2 JP H084424Y2 JP 1987017050 U JP1987017050 U JP 1987017050U JP 1705087 U JP1705087 U JP 1705087U JP H084424 Y2 JPH084424 Y2 JP H084424Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- hanger
- rod
- hook body
- held
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は多数の衣服をハンガーに掛けたままダンボー
ル紙等で組成したコンテナーに梱包して搬送するため
の、前記コンテナーに取り付けて使用されるハンガー掛
け具に関する。
ル紙等で組成したコンテナーに梱包して搬送するため
の、前記コンテナーに取り付けて使用されるハンガー掛
け具に関する。
〈従来の技術〉 従来、衣服をコンテナーに梱包して搬送するためのハ
ンガー掛け具として、第４図に示すようにコンテナーＡ
に取り付けた水平な棒杆７に適当な間隔を隔てて突起８
を設けて、これら突起の間にハンガーのフック９を掛け
るように構成したものや、第５図に示すような水平な棒
杆７の上面に適当な間隔を隔ててハンガー挿入用の穴10
を形成したものが知られている。
ンガー掛け具として、第４図に示すようにコンテナーＡ
に取り付けた水平な棒杆７に適当な間隔を隔てて突起８
を設けて、これら突起の間にハンガーのフック９を掛け
るように構成したものや、第５図に示すような水平な棒
杆７の上面に適当な間隔を隔ててハンガー挿入用の穴10
を形成したものが知られている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 所で前者のハンガー掛け具ではコンテナー搬送中に棒
杆７からハンガーが脱落することが多く、又後者の場合
でも穴10にハンガーのフックを単に挿し込んだだけであ
るから搬送中にコンテナーＡを傾斜させたりするとハン
ガーが前記穴10から抜脱することがあり、加えてハンガ
ーには搬送するための衣服が掛けられているものである
から前記穴10にハンガーのフックを挿入する作業が非常
に面倒である等の欠点がある。
杆７からハンガーが脱落することが多く、又後者の場合
でも穴10にハンガーのフックを単に挿し込んだだけであ
るから搬送中にコンテナーＡを傾斜させたりするとハン
ガーが前記穴10から抜脱することがあり、加えてハンガ
ーには搬送するための衣服が掛けられているものである
から前記穴10にハンガーのフックを挿入する作業が非常
に面倒である等の欠点がある。
又、衣服コンテナーに使用されるハンガーのあって
は、フック部がハンガー本体と一体的に樹脂成形された
板状のものと、針金をまるめてハンガー本体に取り付け
られた金属丸線のものがあり、これらタイプの異なるハ
ンガーのいずれに対してもガタツキなく狭着保持するこ
とのできる共用機能のハンガー受具は現存しない。
は、フック部がハンガー本体と一体的に樹脂成形された
板状のものと、針金をまるめてハンガー本体に取り付け
られた金属丸線のものがあり、これらタイプの異なるハ
ンガーのいずれに対してもガタツキなく狭着保持するこ
とのできる共用機能のハンガー受具は現存しない。
そこで本考案はハンガーを水平な棒杆にセットする操
作が簡単に出来ると共に、掛け止めすべきハンガーのフ
ック部が板状であっても、或いは金属丸線であっても確
実に弾力的に抱合保持して搬送途中の脱落を防止するこ
とのできる共用機能を備えたコンテナー用ハンガー掛け
具を提供することを主たる目的とするものである。
作が簡単に出来ると共に、掛け止めすべきハンガーのフ
ック部が板状であっても、或いは金属丸線であっても確
実に弾力的に抱合保持して搬送途中の脱落を防止するこ
とのできる共用機能を備えたコンテナー用ハンガー掛け
具を提供することを主たる目的とするものである。
〈問題を解決するための手段〉 上記の目的を達成する為に本考案は、開口部を下向き
にした断面コの字状の引っ掛け部１、１を両端に有する
水平な棒杆２の上面に適当な間隔を隔てて弾性フック体
３・・が形成され、このフック体３と前記棒杆２との間
でハンガー４のフック4aを弾力的に挟着保持するように
形成されており、更に、前記フック体３・・の内側根本
部と棒杆２の周方向に沿って形成された凸条６とによっ
て小さな円弧状の凹陥部５が設けられ、該凹陥部５の開
口部を小さくする突起5aが前記フック体３に形成されて
いる構造としたものである。
にした断面コの字状の引っ掛け部１、１を両端に有する
水平な棒杆２の上面に適当な間隔を隔てて弾性フック体
３・・が形成され、このフック体３と前記棒杆２との間
でハンガー４のフック4aを弾力的に挟着保持するように
形成されており、更に、前記フック体３・・の内側根本
部と棒杆２の周方向に沿って形成された凸条６とによっ
て小さな円弧状の凹陥部５が設けられ、該凹陥部５の開
口部を小さくする突起5aが前記フック体３に形成されて
いる構造としたものである。
〈実施例〉 第１図乃至第３図は本考案に係るハンガー掛け具の一
実施例を示すもので、開口部を下向きにした断面コの字
状の引っ掛け部１、１を両端に有する水平な棒杆２の上
面に適当な間隔を隔ててフック体３・・が形成されてい
る。このフック体３・・は上方に向かう立ち上がり部3a
と、これの上端から棒杆２の軸方向にむかって折れ曲が
った押さえ部3bとから成る。このハンガー掛け具は全体
として合成樹脂材によって一体成形されており、従って
前記フック体３は適度な弾力性を備えている。そしてこ
のフック体の押さえ部3bと前記棒杆２との間でハンガー
４のフック4aを弾力的に挟着保持するように構成されて
いる。
実施例を示すもので、開口部を下向きにした断面コの字
状の引っ掛け部１、１を両端に有する水平な棒杆２の上
面に適当な間隔を隔ててフック体３・・が形成されてい
る。このフック体３・・は上方に向かう立ち上がり部3a
と、これの上端から棒杆２の軸方向にむかって折れ曲が
った押さえ部3bとから成る。このハンガー掛け具は全体
として合成樹脂材によって一体成形されており、従って
前記フック体３は適度な弾力性を備えている。そしてこ
のフック体の押さえ部3bと前記棒杆２との間でハンガー
４のフック4aを弾力的に挟着保持するように構成されて
いる。
又、前記円弧状の凹陥部５に隣接して凸条６が棒杆２
の周方向に沿って形成されている。
の周方向に沿って形成されている。
更に前記フック体３・・の内側根本部、即ちフック体
の立ち上がり部3aの根本部と棒杆２の凸条６とによって
小さな円弧状の凹陥部５が形成されており、該凹陥部５
の開口部を小さくする突起5aが前記フック体の立ち上が
り部3aに形成されている。
の立ち上がり部3aの根本部と棒杆２の凸条６とによって
小さな円弧状の凹陥部５が形成されており、該凹陥部５
の開口部を小さくする突起5aが前記フック体の立ち上が
り部3aに形成されている。
〈作用〉 上記のごとく構成されたハンガー掛け具は図に示すよ
うにコンテナーＡの側壁A1、A1の上端に引っ掛け部１、
１を嵌め込んで取り付ける。そして夫々衣服を保持した
ハンガーのフック4aを前記棒杆２の上面と前記フック体
３の押さえ部3bとの間に差し込む。これによりハンガー
のフック4aは押さえ部3bと棒杆２の上面との間で弾力的
に挟着されて確実に保持される。又フック体３は弾力性
を有するので、ハンガーの着脱が容易である。
うにコンテナーＡの側壁A1、A1の上端に引っ掛け部１、
１を嵌め込んで取り付ける。そして夫々衣服を保持した
ハンガーのフック4aを前記棒杆２の上面と前記フック体
３の押さえ部3bとの間に差し込む。これによりハンガー
のフック4aは押さえ部3bと棒杆２の上面との間で弾力的
に挟着されて確実に保持される。又フック体３は弾力性
を有するので、ハンガーの着脱が容易である。
尚、前記押さえ部3bによって圧着保持されるハンガー
のフック4aは合成樹脂材料によって板状に作られたもの
が適応されるが、若しこのフックが金属丸線で作られて
いるときは第３図に示すように円弧状の凹陥部５にはめ
込んで保持させる。この場合、この凹陥部５の開口部を
小さくする突起5aが前記フック体の立ち上がり部3aに形
成され、そしてこの突起5aを含む立ち上がり部3aが弾力
的に形成されているので、凹陥部５にはめ込んだ金属丸
線のフック4aは弾力的に抱合保持されて振動等による脱
落が防止される。又凸条６は前記凹陥部５にはめ込まれ
た金属丸線のフック4aの横揺れを押さえるのに役立つ。
尚前記凹嵌部５は嵌合させるハンガーの金属丸線製フッ
ク4aが弾力的に嵌合できる寸法で設定されていることは
勿論である。
のフック4aは合成樹脂材料によって板状に作られたもの
が適応されるが、若しこのフックが金属丸線で作られて
いるときは第３図に示すように円弧状の凹陥部５にはめ
込んで保持させる。この場合、この凹陥部５の開口部を
小さくする突起5aが前記フック体の立ち上がり部3aに形
成され、そしてこの突起5aを含む立ち上がり部3aが弾力
的に形成されているので、凹陥部５にはめ込んだ金属丸
線のフック4aは弾力的に抱合保持されて振動等による脱
落が防止される。又凸条６は前記凹陥部５にはめ込まれ
た金属丸線のフック4aの横揺れを押さえるのに役立つ。
尚前記凹嵌部５は嵌合させるハンガーの金属丸線製フッ
ク4aが弾力的に嵌合できる寸法で設定されていることは
勿論である。
〈考案の効果〉 本考案は上記のごとく構成されているので、断面コの
字状の引っ掛け部１、１を介してコンテナーＡの上端部
分に簡単に取り付けることが出来ると共に、掛け止めさ
れるハンガー４のフック4aが板状の場合は、ハンガー掛
け具のフック体３の押さえ部3bと棒杆２の上面との間で
弾力的に挟着保持されることができると共に、ハンガー
４のフック4aが金属丸線で作られている場合でも、この
金属丸線のフック4aを円弧状の凹陥部５にはめ込んで保
持させることができ、しかもこの場合、凹陥部５の開口
部を小さくする突起5aが前記フック体の立ち上がり部3a
に形成されているから、凹陥部５にはめ込んだ金属丸線
のフック4aは容易に凹嵌部５から抜脱しない状態で弾力
的に抱合保持されて振動等による自然脱落を確実に防止
することができる、といった顕著な効果がある。
字状の引っ掛け部１、１を介してコンテナーＡの上端部
分に簡単に取り付けることが出来ると共に、掛け止めさ
れるハンガー４のフック4aが板状の場合は、ハンガー掛
け具のフック体３の押さえ部3bと棒杆２の上面との間で
弾力的に挟着保持されることができると共に、ハンガー
４のフック4aが金属丸線で作られている場合でも、この
金属丸線のフック4aを円弧状の凹陥部５にはめ込んで保
持させることができ、しかもこの場合、凹陥部５の開口
部を小さくする突起5aが前記フック体の立ち上がり部3a
に形成されているから、凹陥部５にはめ込んだ金属丸線
のフック4aは容易に凹嵌部５から抜脱しない状態で弾力
的に抱合保持されて振動等による自然脱落を確実に防止
することができる、といった顕著な効果がある。
第１図は本考案の一実施例を示す側面図、 第２図はハンガーを掛けた状態を示す断面図、 第３図は他の使用例をしめす断面図であり、 第４図及び第５図は夫々従来例を示す側面図である。 １は引っ掛け部、２は棒杆、３はフック体、４はハンガ
ー、4aはハンガーのフック、５は凹陥部である。
ー、4aはハンガーのフック、５は凹陥部である。
Claims (1)
- 【請求項１】合成樹脂材料による一体成型品であって、
開口部を下向きにした断面コの字状の引っ掛け部１、１
を両端に有する水平な棒杆２の上面に適当な間隔を隔て
て弾性フック体３・・が形成され、このフック体３と前
記棒杆２との間でハンガー４のフック4aを弾力的に挟着
保持するように形成されており、更に、前記フック体３
・・の内側根本部と棒杆２の周方向に沿って形成された
凸条６とによって小さな円弧状の凹陥部５が設けられ、
該凹陥部５の開口部を小さくする突起5aが前記フック体
３に形成されている衣服コンテナー用ハンガー掛け具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987017050U JPH084424Y2 (ja) | 1987-02-07 | 1987-02-07 | 衣服コンテナー用ハンガー掛け具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987017050U JPH084424Y2 (ja) | 1987-02-07 | 1987-02-07 | 衣服コンテナー用ハンガー掛け具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63180539U JPS63180539U (ja) | 1988-11-22 |
| JPH084424Y2 true JPH084424Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=30809455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987017050U Expired - Lifetime JPH084424Y2 (ja) | 1987-02-07 | 1987-02-07 | 衣服コンテナー用ハンガー掛け具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084424Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5099906B2 (ja) * | 2008-06-11 | 2012-12-19 | 松山株式会社 | 収穫機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4839858U (ja) * | 1971-09-13 | 1973-05-18 | ||
| JPS53142127U (ja) * | 1977-04-11 | 1978-11-09 |
-
1987
- 1987-02-07 JP JP1987017050U patent/JPH084424Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63180539U (ja) | 1988-11-22 |
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