JPH0844198A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品数が少なく小型で駆動トルクの小さいコ
スト安の耐久性に優れた無端ベルト状の像担持体の走行
装置を有する画像形成装置装置を提供することを目的と
する。 【構成】 無端ベルト状の像担持体１の表面に形成され
たトナー像を転写紙に転写して画像を形成する画像形成
装置において、無端ベルト状の像担持体の内側面に外周
面で摺接してこれを案内し且つ上記像担持体の内径より
小さい外径を有した円筒形状の案内部材２と、上記案内
部材に設けた切欠き部２ａ内に配置された駆動部材３
と、駆動部材の外径側に位置して駆動部材とニップする
加圧部材４とを備え、駆動部材と加圧部材によって像担
持体をニップしつつ搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ、スキャナー、或はこれらの機能を併有し
た複合機等の電子写真式画像形成装置の画像形成部の改
良に関するものであり、詳しくは、無端ベルト状の像担
持体の支持構造の改良に関する。

【０００２】

【従来の技術】電子写真式の画像形成装置にあっては、
原稿反射光等の光の画像情報を一様に帯電した像担持体
（感光体）上に照射することによって静電潜像を形成
し、この静電潜像に現像装置からトナーを塗布すること
によって得た可視像を記録紙上に転写、定着することに
よって画像形成を行っている。エンドレスベルト状の感
光体を用いた画像形成装置において、該ベルト状感光体
を駆動するために、ベルト状感光体の内側に複数のロー
ラを配置してベルトを張設支持し、複数のローラの内の
一本が感光体に張力を与えるように付勢することにより
ベルト状感光体を駆動する技術は公知である（特開平１
ー１７０９７５号公報を参照）。然し、上記従来技術に
あっては、ベルト状感光体の内側に複数のローラが設け
られている為に、ベルト状感光体の小径化が困難となる
ばかりか、コストが高く、軸受の数が多い為に摺動負荷
が高くなり駆動トルクも大きくなると言う不具合があっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】前述した従来の画像形
成装置装置においては、部品数が多くなり、ベルト状感
光体の小径化が困難で、コストが高く、軸受の数が多い
為に摺動負荷が高くなり駆動トルクも大きくなると言う
問題があった。

【０００４】

【発明の目的】本発明は、このような問題点を解決する
ものである。すなわち、本発明は、部品数が少なく小型
で駆動トルクの小さいコスト安の耐久性が優れた無端ベ
ルト状の像担持体の走行装置を有する画像形成装置装置
を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、無端ベルト状の像担持体の表面に形成さ
れたトナー像を転写紙に転写して画像を形成する画像形
成装置において、無端ベルト状の像担持体の内側面に外
周面で摺接してこれを案内し且つ上記像担持体の内径よ
り小さい外径を有した円筒形状の案内部材と、上記案内
部材に設けた切欠き部内に配置された駆動部材と、上記
駆動部材の外径側に位置して駆動部材とニップする加圧
部材とを備え、上記駆動部材と上記加圧部材によって上
記像担持体をニップしつつ搬送すること、上記駆動部材
と対向する上記像担持体の表面位置にクリーニングブレ
ードを設けたこと、上記切欠き部、駆動部材及び加圧部
材は帯電位置に設けられ、上記加圧部材が、上記像担持
体を帯電する帯電部材を兼ねること、上記切欠き部、駆
動部材及び加圧部材は転写位置に設けられ、上記加圧部
材が、上記像担持体のトナー像を転写紙に転写する転写
部材を兼ねることを特徴とする。

【０００６】

【作用】上記のように構成された画像形成装置装置にお
いては、無端ベルト状の像担持体はその内側面を円筒状
の案内部材の外周面によって案内されて周方向移動し、
しかも案内部材の切欠き部内に配置された駆動部材と、
これとニップする加圧部材又は他の部材と兼用した加圧
部材によって像担持体をニップして回転駆動するように
した。このため、部品数が少なく小型で駆動トルクの小
さいコスト安の耐久性が優れた無端ベルト状の像担持体
の走行装置を有する画像形成装置装置を提供することが
できるようになった。

【０００７】

【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は本発明の一実施例の要部構成を示す
断面図であり、同図において、無端ベルト状の像担持体
１は、像担持体１の内径より小さい円筒形状の案内部材
２（固定）の外周面に遊嵌され、その内周面を案内部材
２の外周面に摺接した状態でガイドされつつ矢印Ｂ方向
（周方向）へ走行（移動）可能に支持されている。像担
持体１の表面は、帯電チャージャ６により均一に帯電さ
れ、露光手段７からの光学的な画像情報の照射によって
形成された静電潜像は、現像ローラ８からのトナー塗布
によってトナー像１ａとなり、転写チャージャ９の位置
まで搬送される。案内部材２は画像形成装置本体側に固
定的に支持された円筒状の部材であり、適所に複数の切
欠き（開口）を有する。外周面は、像担持体１の内周面
を低抵抗に支持し得る様な摩擦抵抗の少ない材質で構成
されている。

【０００８】案内部材２の切欠き部２ａの位置で、図示
しない駆動源によって回転駆動される駆動ローラ等とし
ての駆動部材３が、矢印Ａ方向に回転するように配置さ
れている。駆動部材３の回転軸は、装置本体側に支持さ
れ、駆動部材３の外周面は案内部材２の表面と面一か或
はわずかに突出する（或は引っ込む）程度に設定されて
いる。上記駆動部材３の外径方向に対向配置されて外周
面でニップする加圧ローラ等から成る加圧部材４（従動
ローラ）は、加圧バネ４ｄによって駆動部材３に向けて
加圧されている。この結果、像担持体１は、加圧部材４
と駆動部材３のみによって挟持されて、図示の矢印Ｂ方
向に像担持体１を走行させるようになっている。両ロー
ラ３、４、特に加圧ローラ４は、像担持体１の画像形成
領域を回避した位置、つまり担持体１の軸方向両端部の
非画像領域に接する様に構成してもよいが、像担持体の
軸方向全長に接する様に配置してもよい。後者の場合、
ローラ３、４は、転写チャージャ９と帯電チャージャ６
との間、しかもクリーニングユニット１４の下流側に位
置しているので、像担持体上の像に悪影響を与える虞れ
がない。更に、後者の場合には、像担持体の軸方向全長
に接して駆動するので、ベルト状像担持体の走行安定性
を確保する上で有効である。

【０００９】他方、給紙カセット１０から給紙搬送され
た転写紙５は、駆動部材３で回転駆動される像担持体１
の表面に形成された上記トナー像１ａが移動してくるタ
イミングに合わせて回転するレジストローラ１１の回転
によって、転写チャージャ９に送られる。転写チャージ
ャ９からのコロナ放電によってトナー像１ａが転写紙上
に転写され、定着器１２で定着されて形成された画像
は、排紙ローラ１３によって排紙されて図示しない排紙
トレイ等に収納される。像担持体１は、転写チャージャ
９によってトナー像１ａが転写紙５に転写された後に、
駆動部材３で更に回転駆動されてクリーニングユニット
１４によって、表面に残留したトナーや紙粉が除去され
て次の画像形成に備えるようになっている。

【００１０】図２は案内部材の構成を示す断面図であ
り、案内部材２は、無端ベルト状の像担持体１を案内す
る表面の摺動面に、ポリエチレンシート（低摩擦シー
ト）２ｂ、例えば住友３Ｍ社製のウルトラテープ＃５４
２５等を貼り付けることにより、摩擦抵抗を減少させる
ことが可能である。図３は案内部材の他の実施例であ
り、案内部材２に、像担持体１を案内する表面の摺動面
の接触面積を減らす為の肉抜き２ｃを設けることによっ
て摩擦抵抗を減少させている。従って、無端ベルト状の
像担持体１を走行案内する案内部材２の内径側には、駆
動部材３として１本のローラを設けるだけで良い為、部
品数が少なくなり、無端ベルト状の像担持体１の内径が
短くなるから小型となり、駆動トルクの小さいコスト安
の無端ベルト状の像担持体１を有する画像形成装置装置
を提供することが可能になった。

【００１１】図４は本発明の他の実施例の画像形成部の
構成を示す断面図であり、上記実施例の駆動部材３及び
加圧部材４をクリーニングユニット１４と軸線に沿って
一列に配置した構成が特徴的である。無端ベルト状の像
担持体１が、像担持体１の内径より小さい円筒形状の案
内部材２の外周面で内周面を走行案内される構成は上記
実施例と同様である。この実施例では、上記切欠き２ａ
及びローラ対３、４がクリーニングユニット１４の位置
に配置されている構成が特徴的である。即ち、案内部材
２の切欠き部２ａの位置には、矢印Ａ方向に回転する図
示しない駆動源によって回転駆動される駆動ローラ等の
駆動部材３が配置されている。駆動部材３とニップする
加圧部材としての加圧ローラ４は、加圧バネ４ｄで加圧
当接されて像担持体１の軸方向両端（非画像形成領
域）、或は軸方向全長を、駆動部材３との間で挟持し
て、図示の矢印Ｂ方向に像担持体１を回転駆動するよう
になっている。駆動部材３は、像担持体の軸方向全長に
配置してクリーニングユニットのブレードと対向させる
のが好ましい。通常の電子写真プロセスに従い、像担持
体１の表面は、帯電チャージャ６により均一に帯電さ
れ、露光手段７により形成された静電潜像は、現像ロー
ラ８でトナー像１ａとなり、転写チャージャ９の位置迄
回転駆動される。

【００１２】他方、給紙カセット１０から給紙搬送され
た転写紙５は、駆動部材３で回転駆動される像担持体１
の表面に形成されたトナー像１ａの移動とタイミングを
合わせてレジストローラの回転によって転写チャージャ
９に送られ、転写チャージャ９によってトナー像１ａが
転写され、定着器１２で定着されて形成された成形画像
は、排紙ローラ１３によって排紙トレイ等に排紙されて
収納される。像担持体１は、転写チャージャ９によって
トナー像１ａが転写紙５に転写された後も、駆動部材３
で更に回転駆動されて走行し、駆動部材３に対向する位
置に配置したクリーニングユニット１４のクリーニング
ブレード４ａが表面に残留したトナーや紙粉を除去して
次の画像形成に備えるようになっている。なお、符号４
ｄはバネである。この実施例では、ローラ３、４とクリ
ーニングユニット１４を同一軸線上に配置するので、両
ローラ３、４を像担持体１の軸方向両端に夫々配置する
と共に、両ローラ３、４を回避した中央部（画像形成領
域）にクリーニングユニット１４を配置するのが好まし
い。

【００１３】この実施例では、回転駆動の負荷となるク
リーニングブレード４ａが像担持体１に当接する位置
と、駆動部材３と像担持体１との当接位置とを同一直線
上に位置させてあるので、像担持体１には張り側と弛み
側が生じないのでストレスが大幅に低減できる。従っ
て、無端ベルト状の像担持体１を走行案内する案内部材
２の内径側には、駆動部材３として１本のローラが配置
されているのみで部品数が少なく、無端ベルト状の像担
持体１の内径が短くなるから小型となり、駆動トルクの
小さいコスト安の耐久性が優れた無端ベルト状の像担持
体１を有する画像形成装置装置を提供することができ
る。

【００１４】図５は本発明の他の実施例の要部構成を示
す断面図であり、無端ベルト状の像担持体１が、像担持
体１の内径より小さい円筒形状の案内部材２の外周面に
よって内側面を走行案内される点では上記実施例と同様
であるが、帯電部材を兼ねる加圧部材４と、これと接す
る駆動部材３を、切欠き２ａの位置に配置した構成が特
徴的である。案内部材２の切欠き部２ａの位置には、上
記の各実施例と同様に、図示しない駆動源によってＡ方
向に回転駆動される駆動ローラ等の駆動部材３が配置さ
れている。駆動部材３とニップする加圧部材４としての
加圧ローラは、帯電ローラを兼ねており、具体的には電
源４Ａからの電圧印加を受ける帯電部材４ｂから構成さ
れている。帯電部材４ｂは加圧バネ４ｄによって像担持
体１に圧接されて、駆動部材３との間で像担持体を挟持
して、矢印Ｂ方向に像担持体１を回転駆動するようにな
っている。帯電ローラについては周知であるので、ここ
では詳細な説明は省略するが、像担持体上に転動して接
しながら静電帯電を行う手段であり、例えば芯金の廻り
にエピクロヒドリンゴム等の誘電体（抵抗値１０⁸ 〜１
０¹⁰Ω）をローラ状に成形し、芯金に電圧を印加するよ
うに構成したものである。像担持体１の表面は、帯電ロ
ーラの帯電部材４ｂにより均一に帯電され、上記露光手
段７により形成された静電潜像は、現像ローラ８でトナ
ー像１ａとなり、転写チャージャ９の位置迄回転駆動さ
れる。

【００１５】他方、上記給紙カセット１０から給紙搬送
された転写紙５は、駆動部材３で回転駆動される像担持
体１の表面に形成されたトナー像１ａの移動とタイミン
グを合わせて回転するレジストローラ１１によって転写
チャージャ９に送られて、転写チャージャ９によってト
ナー像１ａが転写される。その後、上記定着器１２で定
着された成形画像は、上記排紙ローラ１３によって排紙
されて排紙トレイ等に収納される。像担持体１は、転写
チャージャ９によってトナー像１ａが転写紙５に転写さ
れた後に、駆動部材３によって更にＢ方向（周方向）へ
走行される過程でクリーニングユニット１４によって、
表面に残留したトナーや紙粉が除去されて次の画像形成
に備えるようになっている。この実施例では、帯電ロー
ラの帯電部材４ｂは、上記加圧部材４の加圧ローラを兼
用しているから、更に部品の数を低減していることにな
る。従って、無端ベルト状の像担持体１を走行案内する
案内部材２の内径側には、駆動部材３として１本のロー
ラのみが配置され、更に、帯電部材４ｂは加圧部材４の
加圧ローラを兼用しているから部品数が少なく、無端ベ
ルト状の像担持体１の内径が短くなるから小型となり、
駆動トルクの小さいコスト安の無端ベルト状の像担持体
１の走行装置を有する画像形成装置装置を提供すること
が可能になった。

【００１６】図６は本発明の他の実施例の要部構成を示
す断面図であり、無端ベルト状の像担持体１は、像担持
体１の内径より小さい円筒形状の案内部材２で内側を走
行案内される。この実施例は、案内部材２の切欠き部２
ａを、転写位置に設けると共に、切欠き部２ａに配置さ
れる駆動部材３と対向する加圧部材４に、転写ローラと
しての機能を併有させた構成が特徴的である。転写ロー
ラは、芯金の廻りに発砲ポリウレタン等（抵抗値１０⁸
〜１０¹⁰Ω）をローラ状に成形したものであり、芯金に
電圧を印加するように構成されている。

【００１７】加圧部材４と兼用の転写ローラとしての転
写部材４ｃは、上記加圧バネ４ｄにより像担持体１へ付
勢されることにより、駆動部材３と協働して像担持体を
挟圧保持しつつ、矢印Ｂ方向に像担持体１を回転駆動す
る。像担持体１の表面は、帯電チャージャ６により均一
に帯電され、上記露光手段７により形成された静電潜像
は、現像ローラ８でトナー像１ａとなり、転写部材４ｃ
の位置迄回転駆動される。他方、上記給紙カセット１０
から給紙搬送された転写紙５は、駆動部材３で回転駆動
される像担持体１の表面に形成されたトナー像１ａの移
動とタイミングを合わせて回転駆動するレジストローラ
１１によって転写部材４ｃ（転写位置）に送られる。

【００１８】駆動部材３に像担持体１を介して当接した
転写部材４ｃの芯金にトナーの帯電極性と逆極性の電圧
を印加し、像担持体１と電圧を印加した転写部材４ｃの
ローラ間に転写紙５を通すことによって、トナー像１ａ
が転写紙上に転写され、定着器１２で定着されて形成さ
れた成形画像は、上記排紙ローラ１３によって排紙され
て収納される。像担持体１は、転写部材４ｃによってト
ナー像１ａが転写紙５に転写された後に、駆動部材３で
更に回転駆動されて上記クリーニングユニット１４によ
って、表面に残留したトナーや紙粉が除去されて次の画
像形成に備えるようになっている。従って、無端ベルト
状の像担持体１を走行案内する案内部材２の内径側に
は、駆動部材３の１本のローラのみがあり、更に、転写
部材４ｃは上記加圧部材４の加圧ローラを兼用している
から部品数が少なく、無端ベルト状の像担持体１の内径
が短くなるから小型化でき、駆動トルクの小さいコスト
安の無端ベルト状の像担持体１を有する画像形成装置装
置を提供することが可能になった。

【００１９】なお、上記に於ては、案内部材２として断
面形状が真円の円筒状のものを用いたが、楕円形状、長
円形状等々、種々の断面形状のものを用いてもよい。こ
の場合には、駆動部材３、加圧部材を複数対設ける必要
が生じる可能性もあるが、案内部材２の存在により担持
体のバタツキを抑えることができるので、駆動部材及び
加圧部材の機能としては単なる搬送機能に終始すればよ
く、構成を簡潔化することができる。

【００２０】

【発明の効果】本発明は、以上説明したように、無端ベ
ルト状の像担持体は内側を走行案内する案内部材で案内
されて内側に配置された駆動部材と一対の加圧部材又は
他の部材と兼用した加圧部材のみで加圧当接されて回転
駆動するようにしたので、部品数が少なく小型で駆動ト
ルクの小さいコスト安の耐久性が優れた無端ベルト状の
像担持体の走行装置を有する画像形成装置装置を提供す
ることができるようになった。

【００２１】即ち、無端ベルト状の像担持体を走行させ
るに当たって、その内側面を案内部材で緊密に支持する
と共に、案内部材の適所に設けた切欠き部に設けた駆動
部材と加圧部材との間で像担持体を挟持しつつ周方向へ
搬送するようにしたので、部品点数低減、駆動トルクの
低減、コストダウンを図ることができる。また、該切欠
き部を、転写位置の下流側で帯電位置の上流側に配置し
たので、駆動部材及び加圧部材を像担持体の幅方向全長
に渡って延在させて担持体表面に接触させたとしても、
画像形成に悪影響が生じることはない。更に、切欠き部
をクリーニング位置に配置し、クリーニングユニットと
駆動部材及び加圧部材を幅方向に一線に並べれば、張り
側と弛み側が生じない。また、上記加圧部材によって、
帯電部材或は転写部材を兼用させるように構成すれば、
部品点数の低減に役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の画像形成装置の要部構成を
示す断面図。

【図２】案内部材の一例の構成説明図。

【図３】案内部材の他の構成例を示す断面図。

【図４】本発明の他の実施例の画像形成装置の要部構成
を示す断面図。

【図５】本発明の他の実施例の画像形成装置の要部構成
を示す断面図。

【図６】本発明の他の実施例の画像形成装置の要部構成
を示す断面図。

【符号の説明】

１・・・像担持体、１ａ・・・トナー像、２・・・案内
部材、２ａ・・・切欠き部、２ｂ・・・ポリエチレンシ
ート、２ｃ・・・肉抜き、３・・・駆動部材、４・・・
加圧部材、４ａ・・・クリーニングブレード、４ｂ・・
・帯電部材、４ｃ・・・転写部材、４ｄ・・・加圧バ
ネ、５・・・転写紙、６・・・帯電チャージャ、７・・
・露光手段、８・・・現像ローラ、９・・・転写チャー
ジャ、１０・・・給紙カセット、１１・・・レジストロ
ーラ、１２・・・定着器、１３・・・排紙ローラ、１４
・・・クリーニングユニット。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 無端ベルト状の像担持体の表面に形成さ
   れたトナー像を転写紙に転写して画像形成を行う画像形
   成装置において、無端ベルト状の像担持体の内側面に外
   周面で摺接して像担持体の周方向移動を案内し且つ上記
   像担持体の内径より小さい外径を有した円筒形状の案内
   部材と、上記案内部材に設けた切欠き部内に配置された
   駆動部材と、上記駆動部材の外径側に位置して駆動部材
   とニップする加圧部材とを備え、上記駆動部材と上記加
   圧部材によって上記像担持体をニップしつつ周方向に搬
   送することを特徴とする画像形成装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載の画像形成装置において、
   上記駆動部材と対向する上記像担持体の表面側位置にク
   リーニングブレードを設けたことを特徴とする画像形成
   装置。
3. 【請求項３】 請求項１記載の画像形成装置において、
   上記切欠き部、駆動部材及び加圧部材は帯電位置に設け
   られ、上記加圧部材が、上記像担持体を帯電する帯電部
   材を兼ねることを特徴とする画像形成装置。
4. 【請求項４】 請求項１記載の画像形成装置において、
   上記切欠き部、駆動部材及び加圧部材は転写位置に設け
   られ、上記加圧部材が、上記像担持体のトナー像を転写
   紙に転写する転写部材を兼ねることを特徴とする画像形
   成装置。