JPH084397A - 振動時吸着磁石付きマグネットキャッチ - Google Patents
振動時吸着磁石付きマグネットキャッチInfo
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- JPH084397A JPH084397A JP5315095A JP5315095A JPH084397A JP H084397 A JPH084397 A JP H084397A JP 5315095 A JP5315095 A JP 5315095A JP 5315095 A JP5315095 A JP 5315095A JP H084397 A JPH084397 A JP H084397A
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- Japan
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- magnet
- vibration
- catch
- attraction
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は振動(地震を含む)時に大きな磁力で
開き戸等の開放を阻止する振動時吸着磁石付きマグネッ
トキャッチに関するものである。 【構成】本発明の振動時吸着磁石付きマグネットキャッ
チは振動時吸着磁石を有するため地震等の際には開き戸
の開放を大きな磁力で阻止することが可能になると共に
メカニカルなロック(それはそれで完全なロックが求め
られる際に必要)と相違し大きいけれどもその磁力以上
の力で開き戸を引けば開放することが可能でありロック
解除の特別な機構が不要であるという長所も大きい。
開き戸等の開放を阻止する振動時吸着磁石付きマグネッ
トキャッチに関するものである。 【構成】本発明の振動時吸着磁石付きマグネットキャッ
チは振動時吸着磁石を有するため地震等の際には開き戸
の開放を大きな磁力で阻止することが可能になると共に
メカニカルなロック(それはそれで完全なロックが求め
られる際に必要)と相違し大きいけれどもその磁力以上
の力で開き戸を引けば開放することが可能でありロック
解除の特別な機構が不要であるという長所も大きい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動(地震を含む)時に
大きな磁力で開き戸等の開放を阻止する振動時吸着磁石
付きマグネットキャッチに関するものである。
大きな磁力で開き戸等の開放を阻止する振動時吸着磁石
付きマグネットキャッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来においてマグネットキャッチは種々
公知であるが振動(地震を含む)時に大きな磁力で開き
戸等の開放を阻止するマグネットキャッチは未だ開発さ
れていない。
公知であるが振動(地震を含む)時に大きな磁力で開き
戸等の開放を阻止するマグネットキャッチは未だ開発さ
れていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の従来の
課題を解決し振動(地震を含む)時に大きな磁力で開き
戸等の開放を阻止する振動時吸着磁石付きマグネットキ
ャッチの提供を目的とする。
課題を解決し振動(地震を含む)時に大きな磁力で開き
戸等の開放を阻止する振動時吸着磁石付きマグネットキ
ャッチの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的達成
のために前後移動可能な振動時吸着磁石が通常のマグネ
ットと別に設けられた振動時吸着磁石付きマグネットキ
ャッチを提案するものである。
のために前後移動可能な振動時吸着磁石が通常のマグネ
ットと別に設けられた振動時吸着磁石付きマグネットキ
ャッチを提案するものである。
【0005】
【実施例】以下本発明の振動時吸着磁石付きマグネット
キャッチを図面に示す実施例に従い説明する。ここで振
動時吸着磁石付きマグネットキャッチの背景等を含めて
の理解の促進のためまず振動検出用ばね手段付きマグネ
ットキャッチ及び振動検出用振り子付きマグネットキャ
ッチを説明した後で本発明の振動時吸着磁石付きマグネ
ットキャッチを説明する。
キャッチを図面に示す実施例に従い説明する。ここで振
動時吸着磁石付きマグネットキャッチの背景等を含めて
の理解の促進のためまず振動検出用ばね手段付きマグネ
ットキャッチ及び振動検出用振り子付きマグネットキャ
ッチを説明した後で本発明の振動時吸着磁石付きマグネ
ットキャッチを説明する。
【0006】すなわち図1に示す様に開き戸(61)
(62)(両開き戸が示されるが片開き戸も同様)はマ
グネットキャッチ(40)のマグネット(44)で閉じ
られる(閉状態が保持される)。このマグネットキャッ
チ(40)はマグネット(44)の保持体(42)(そ
の外側面の歯が結合されるねじ(45)を回すことによ
りその突出位置調整される)の側面に振動検出及び対象
物ロック装置が組み込まれている。
(62)(両開き戸が示されるが片開き戸も同様)はマ
グネットキャッチ(40)のマグネット(44)で閉じ
られる(閉状態が保持される)。このマグネットキャッ
チ(40)はマグネット(44)の保持体(42)(そ
の外側面の歯が結合されるねじ(45)を回すことによ
りその突出位置調整される)の側面に振動検出及び対象
物ロック装置が組み込まれている。
【0007】すなわち保持体(42)にねじ(49)に
より略L字状で下方に延出する本体側金具(4)が固定
される。更に同じねじ(49)で後方に延出するばね支
持体(43)が固定されその後端にばね手段(1)の後
端が固定される。
より略L字状で下方に延出する本体側金具(4)が固定
される。更に同じねじ(49)で後方に延出するばね支
持体(43)が固定されその後端にばね手段(1)の後
端が固定される。
【0008】ばね手段(1)は前方へと延出しその前端
に磁石(2)及び突状体(8)としてのねじが取り付け
られる。突状体(8)は前記本体側金具(4)の係止手
段(5)としての孔に嵌入可能な様に位置決めされる。
に磁石(2)及び突状体(8)としてのねじが取り付け
られる。突状体(8)は前記本体側金具(4)の係止手
段(5)としての孔に嵌入可能な様に位置決めされる。
【0009】一方対象物側金具(6)であるがこれは開
き戸(61)の背面に固定されるものであり図示のもの
はマグネットキャッチ(40)のマグネット(44)へ
の吸着体を兼ねたものとなっている。すなわち開き戸
(61)(62)のマグネットキャッチ(40)による
閉状態の保持は対象物側金具(6)がマグネット(4
4)に吸着することにより行われる。
き戸(61)の背面に固定されるものであり図示のもの
はマグネットキャッチ(40)のマグネット(44)へ
の吸着体を兼ねたものとなっている。すなわち開き戸
(61)(62)のマグネットキャッチ(40)による
閉状態の保持は対象物側金具(6)がマグネット(4
4)に吸着することにより行われる。
【0010】振動のない状態では突状体(8)は対象物
側金具(6)から離れて浮いており開き戸(61)(6
2)は自由に開閉出来る。次に地震が起きた場合にはば
ね手段(1)は振動し一定以上の振幅になると磁石
(2)は本体側金具(4)に吸着する。
側金具(6)から離れて浮いており開き戸(61)(6
2)は自由に開閉出来る。次に地震が起きた場合にはば
ね手段(1)は振動し一定以上の振幅になると磁石
(2)は本体側金具(4)に吸着する。
【0011】これにより突状体(8)は対象物側金具
(6)の係止手段(7)としての孔に嵌入されこれをロ
ックする。この結果開き戸(61)(62)はマグネッ
トキャッチ(40)のマグネット(44)の吸着力では
地震に耐えられず開こうとしても突状体(8)のロック
で開くことはない。ここでばね手段(1)を支持するば
ね支持体(43)がその延出部の肉厚を薄くされている
のは突状体(8)が引っ張られた際にたわむことにより
突状体(8)からの力がばね手段(1)には伝わらず本
体側金具(4)に伝わる様にするためである。マグネッ
ト(44)の保持体(42)にかかる曲げ、ねじれ等の
力を支えるために保持体(42)はレール(46)に嵌
合され本体(41)との結合強化が図られている。
(6)の係止手段(7)としての孔に嵌入されこれをロ
ックする。この結果開き戸(61)(62)はマグネッ
トキャッチ(40)のマグネット(44)の吸着力では
地震に耐えられず開こうとしても突状体(8)のロック
で開くことはない。ここでばね手段(1)を支持するば
ね支持体(43)がその延出部の肉厚を薄くされている
のは突状体(8)が引っ張られた際にたわむことにより
突状体(8)からの力がばね手段(1)には伝わらず本
体側金具(4)に伝わる様にするためである。マグネッ
ト(44)の保持体(42)にかかる曲げ、ねじれ等の
力を支えるために保持体(42)はレール(46)に嵌
合され本体(41)との結合強化が図られている。
【0012】図1における様に振動(地震を含む)検出
装置及び検出時に対象物ロックする対象物ロック装置等
のばね手段(1)をマグネットキャッチ(40)のマグ
ネット(44)の保持体(42)自体に組み込む利点は
開き戸(61)(62)とマグネット(44)の位置関
係が一定(開き戸(61)(62)の背面とマグネット
(44)の先端面の位置関係が一定)であることにあ
る。このことは本体側金具(4)の係止手段(5)と対
象物側金具(6)の係止手段(7)の位置がずれないこ
とを意味し突状体(8)のロックが確実になる。しかし
ながら振動検出用ばね手段(1)がその本体(41)に
取り付けられた振動検出用ばね手段付きマグネットキャ
ッチも適用可能であってこの理由は位置ずれはわずかで
あり係止手段(7)としての孔を大きくする等の方法で
も位置ずれの問題は解決可能であるからである。
装置及び検出時に対象物ロックする対象物ロック装置等
のばね手段(1)をマグネットキャッチ(40)のマグ
ネット(44)の保持体(42)自体に組み込む利点は
開き戸(61)(62)とマグネット(44)の位置関
係が一定(開き戸(61)(62)の背面とマグネット
(44)の先端面の位置関係が一定)であることにあ
る。このことは本体側金具(4)の係止手段(5)と対
象物側金具(6)の係止手段(7)の位置がずれないこ
とを意味し突状体(8)のロックが確実になる。しかし
ながら振動検出用ばね手段(1)がその本体(41)に
取り付けられた振動検出用ばね手段付きマグネットキャ
ッチも適用可能であってこの理由は位置ずれはわずかで
あり係止手段(7)としての孔を大きくする等の方法で
も位置ずれの問題は解決可能であるからである。
【0013】図1における様に開き戸(61)(62)
の内側に振動(地震を含む)検出装置及び検出時に対象
物ロックする対象物ロック装置等を組み込んだ場合には
ロックされた際のロックの解除方法が必要となる。図示
の実施例では薄い(例えば0.3mm程度の)板ばね材
料のL字状の解除金具(50)の操作片(51)を開き
戸(61)(62)と本体(91)の隙間から本体(9
1)の正面に沿って外へ露出させておく。
の内側に振動(地震を含む)検出装置及び検出時に対象
物ロックする対象物ロック装置等を組み込んだ場合には
ロックされた際のロックの解除方法が必要となる。図示
の実施例では薄い(例えば0.3mm程度の)板ばね材
料のL字状の解除金具(50)の操作片(51)を開き
戸(61)(62)と本体(91)の隙間から本体(9
1)の正面に沿って外へ露出させておく。
【0014】解除金具(50)のL字状他端はばね片
(52)として例えばマグネットキャッチ(40)の本
体(41)にねじ等で取り付けられる。すなわち解除の
際には解除金具(50)の操作片(51)を本体(9
1)に接したまま回す(図示の場合には時計方向にねじ
る様に回す)。
(52)として例えばマグネットキャッチ(40)の本
体(41)にねじ等で取り付けられる。すなわち解除の
際には解除金具(50)の操作片(51)を本体(9
1)に接したまま回す(図示の場合には時計方向にねじ
る様に回す)。
【0015】解除金具(50)のばね片(52)の先端
寄りの一側に下方に折り曲げた解除片(53)を設けて
おき操作片(51)をねじる様に回した際に解除片(5
3)の下端が磁石(2)の上端の本体側金具(4)に吸
着している部分に当接する様にする。この結果操作片
(51)を回すことにより解除片(53)は磁石(2)
をそれが吸着している本体側金具(4)から物理的に引
き離して解除することになる。
寄りの一側に下方に折り曲げた解除片(53)を設けて
おき操作片(51)をねじる様に回した際に解除片(5
3)の下端が磁石(2)の上端の本体側金具(4)に吸
着している部分に当接する様にする。この結果操作片
(51)を回すことにより解除片(53)は磁石(2)
をそれが吸着している本体側金具(4)から物理的に引
き離して解除することになる。
【0016】以上の実施例における振動(地震を含む)
検出装置及び検出時に対象物ロックする対象物ロック装
置等に用いる振動検出用ばね手段(1)はマグネットキ
ャッチ(40)の図3の位置の振動(地震を含む)検出
装置(9)に用いられるものであった。図3のa、b
(図1はbに相当)又はcは対象物側金具(6)がいず
れかに選択される位置を示している。
検出装置及び検出時に対象物ロックする対象物ロック装
置等に用いる振動検出用ばね手段(1)はマグネットキ
ャッチ(40)の図3の位置の振動(地震を含む)検出
装置(9)に用いられるものであった。図3のa、b
(図1はbに相当)又はcは対象物側金具(6)がいず
れかに選択される位置を示している。
【0017】図4のdの位置も図3のa、b又はcの対
象物側金具(6)が選択される位置と同様である。いず
れにしても図3及び図4は振動(地震を含む)検出装置
(9)の振動検出用ばね手段(1)がそのマグネット
(44)の保持体(42)に取り付けられた振動検出用
ばね手段付きマグネットキャッチ(40)であった。
象物側金具(6)が選択される位置と同様である。いず
れにしても図3及び図4は振動(地震を含む)検出装置
(9)の振動検出用ばね手段(1)がそのマグネット
(44)の保持体(42)に取り付けられた振動検出用
ばね手段付きマグネットキャッチ(40)であった。
【0018】次に図5及び図6は振動(地震を含む)検
出装置(9)の振動検出用ばね手段(1)がそのマグネ
ットキャッチ(40)の本体(41)自体に取り付けら
れた振動検出用ばね手段付きマグネットキャッチ(4
0)である。図5及び図6のe、f、g又はhは対象物
側金具(6)がいずれかに選択される位置を示してい
る。
出装置(9)の振動検出用ばね手段(1)がそのマグネ
ットキャッチ(40)の本体(41)自体に取り付けら
れた振動検出用ばね手段付きマグネットキャッチ(4
0)である。図5及び図6のe、f、g又はhは対象物
側金具(6)がいずれかに選択される位置を示してい
る。
【0019】次に図7は振動(地震を含む)検出装置
(9)の振動検出用ばね手段(1)がそのマグネットキ
ャッチ(40)の本体(41)自体に取り付けられた振
動検出用ばね手段付きマグネットキャッチ(40)(j
又はkは対象物側金具(6)の位置)である点は図5及
び図6と同様であるがそのマグネットキャッチ(40)
の構造が相違し図2に示す構造のマグネットキャッチ
(40)に適用されている。すなわちマグネットキャッ
チ(40)の構造自体は種々選択すればよいことを明確
にするものである。
(9)の振動検出用ばね手段(1)がそのマグネットキ
ャッチ(40)の本体(41)自体に取り付けられた振
動検出用ばね手段付きマグネットキャッチ(40)(j
又はkは対象物側金具(6)の位置)である点は図5及
び図6と同様であるがそのマグネットキャッチ(40)
の構造が相違し図2に示す構造のマグネットキャッチ
(40)に適用されている。すなわちマグネットキャッ
チ(40)の構造自体は種々選択すればよいことを明確
にするものである。
【0020】図8及び図9は振動(地震を含む)検出装
置(9)の振動検出用ばね手段(1)が図7のマグネッ
トキャッチ(40)のマグネット(44)の保持体(4
2)にに取り付けられた振動検出用ばね手段付きマグネ
ットキャッチ(40)である。図8及び図9のp、q、
r又はsは対象物側金具(6)がいずれかに選択される
位置を示している。
置(9)の振動検出用ばね手段(1)が図7のマグネッ
トキャッチ(40)のマグネット(44)の保持体(4
2)にに取り付けられた振動検出用ばね手段付きマグネ
ットキャッチ(40)である。図8及び図9のp、q、
r又はsは対象物側金具(6)がいずれかに選択される
位置を示している。
【0021】次に振動(地震を含む)検出装置(9)及
びその振動検出用ばね手段(1)は図1に示したものに
限らないことを以下に示す。更に以下のものは振動(地
震を含む)検出装置(9)及びその振動検出用ばね手段
(1)のあくまでも一例であって振動検出用ばね手段
(1)が備わっていることは必要であるがその振動検出
用ばね手段(1)の構造はどうか、その振動をどの様に
利用するか、その出力の取り出し方はどうか等は無関係
であることをここに改めて明確にしておく。
びその振動検出用ばね手段(1)は図1に示したものに
限らないことを以下に示す。更に以下のものは振動(地
震を含む)検出装置(9)及びその振動検出用ばね手段
(1)のあくまでも一例であって振動検出用ばね手段
(1)が備わっていることは必要であるがその振動検出
用ばね手段(1)の構造はどうか、その振動をどの様に
利用するか、その出力の取り出し方はどうか等は無関係
であることをここに改めて明確にしておく。
【0022】そこで図10及び図11は一例としての振
動検出及び対象物ロック装置を示し、該装置はばね手段
(1)(図示のものは板ばね)の一端に取り付けられた
磁石(2)を有する。ばね手段(1)の他端は本体(9
1)に例えばねじ等の固定手段(92)で取り付けられ
る。
動検出及び対象物ロック装置を示し、該装置はばね手段
(1)(図示のものは板ばね)の一端に取り付けられた
磁石(2)を有する。ばね手段(1)の他端は本体(9
1)に例えばねじ等の固定手段(92)で取り付けられ
る。
【0023】前記磁石(2)の取り付け方法としては一
例として図示のものは磁石(2)の孔にブッシュ(3)
を嵌入固定し該ブッシュ(3)の雌ねじに突状体(8)
としてのねじをねじ込んで取り付けたものが示される。
該突状体(8)としてのねじは磁石(2)の下方へと突
出し鋼等の磁性体(磁石にくっつく材料)で作られた本
体側金具(4)の係止手段(5)としての孔の上方に位
置決めされる。
例として図示のものは磁石(2)の孔にブッシュ(3)
を嵌入固定し該ブッシュ(3)の雌ねじに突状体(8)
としてのねじをねじ込んで取り付けたものが示される。
該突状体(8)としてのねじは磁石(2)の下方へと突
出し鋼等の磁性体(磁石にくっつく材料)で作られた本
体側金具(4)の係止手段(5)としての孔の上方に位
置決めされる。
【0024】次に該係止手段(5)の下方には本体(9
1)に固定された対象物側金具(6)の係止手段(7)
としての孔(前記本体側金具(4)の孔より大きくされ
ずれの吸収が図られる)が配置される。以上の実施例に
示した一例としての振動検出及び対象物ロック装置の作
用は次の通り。
1)に固定された対象物側金具(6)の係止手段(7)
としての孔(前記本体側金具(4)の孔より大きくされ
ずれの吸収が図られる)が配置される。以上の実施例に
示した一例としての振動検出及び対象物ロック装置の作
用は次の通り。
【0025】すなわち無振動の状態では突状体(8)と
してのねじは磁石(2)と共に本体側金具(4)の上方
にばね手段(1)により該本体側金具(4)から離れた
状態にある。対象物側金具(6)の係止手段(7)とし
ての孔は本体側金具(4)の係止手段(5)としての孔
の下方に位置する。
してのねじは磁石(2)と共に本体側金具(4)の上方
にばね手段(1)により該本体側金具(4)から離れた
状態にある。対象物側金具(6)の係止手段(7)とし
ての孔は本体側金具(4)の係止手段(5)としての孔
の下方に位置する。
【0026】従って無振動の状態では対象物側金具
(6)は何の障害もなく図示の矢印の動き路方向に動く
ことが出来る。次に地震等の振動が起きるとばね手段
(1)は振動を始めてゆれが大きければ振動も大きくな
る。
(6)は何の障害もなく図示の矢印の動き路方向に動く
ことが出来る。次に地震等の振動が起きるとばね手段
(1)は振動を始めてゆれが大きければ振動も大きくな
る。
【0027】一定以上の振幅になると磁石(2)は本体
側金具(4)に吸着する(振動は吸着で終了する)。こ
れにより突状体(8)としてのねじは図11に示す様に
本体側金具(4)の係止手段(5)と対象物側金具
(6)の係止手段(7)を貫通した状態となる。
側金具(4)に吸着する(振動は吸着で終了する)。こ
れにより突状体(8)としてのねじは図11に示す様に
本体側金具(4)の係止手段(5)と対象物側金具
(6)の係止手段(7)を貫通した状態となる。
【0028】この突状体(8)の状態は磁石(2)で保
持されているため振動検出が達成され例えばスイッチ等
を作動させたり光学検出に用いられて一例としての振動
検出装置として機能完了する。更に図示のものは振動検
出のみでなく対象物ロックも行うものであり係止手段
(7)が動こうとすると突状体(8)は係止手段(5)
と係止手段(7)の両者に当接して動き路方向の剪断力
を受ける。
持されているため振動検出が達成され例えばスイッチ等
を作動させたり光学検出に用いられて一例としての振動
検出装置として機能完了する。更に図示のものは振動検
出のみでなく対象物ロックも行うものであり係止手段
(7)が動こうとすると突状体(8)は係止手段(5)
と係止手段(7)の両者に当接して動き路方向の剪断力
を受ける。
【0029】この剪断力とは対象物側金具(6)が突状
体(8)を図2の左方に押す力Fと本体側金具(4)が
突状体(8)を図2の右方に押す力Gの両者の剪断力で
ある。この剪断力F、Gは上下方向に少しずれているた
め突状体(8)はモーメントを受ける。
体(8)を図2の左方に押す力Fと本体側金具(4)が
突状体(8)を図2の右方に押す力Gの両者の剪断力で
ある。この剪断力F、Gは上下方向に少しずれているた
め突状体(8)はモーメントを受ける。
【0030】このモーメントは本体側金具(4)の係止
手段(5)としての孔の図11の左方縁と突状体(8)
としてのねじのねじ山がひっかかった地点で発生するね
じを下方に押す力H及び本体側金具(4)が磁石(2)
の下面右端を上方に押す力Jの両者によるモーメントに
より釣り合う。
手段(5)としての孔の図11の左方縁と突状体(8)
としてのねじのねじ山がひっかかった地点で発生するね
じを下方に押す力H及び本体側金具(4)が磁石(2)
の下面右端を上方に押す力Jの両者によるモーメントに
より釣り合う。
【0031】すなわち対象物側金具(6)の係止手段
(7)はねじ(8)を介して本体側金具(4)の係止手
段(5)によりロックされるのである。
(7)はねじ(8)を介して本体側金具(4)の係止手
段(5)によりロックされるのである。
【0032】図12は一例としての他の振動検出及び対
象物ロック装置を示し、該装置は図10及び図11のも
のと比較して対象物側金具(6)の動き路方向(図示の
矢印)が相違している。この動き路方向についてはばね
手段(1)が板ばねであれば板ばねの方向に直角方向の
剪断力が生じる場合(図10及び図11)の方が突状体
(8)の傾斜が容易でロックに有利であるがこれは本質
的な問題でないため図12の装置においても振動検出の
みでなく対象物ロックも可能である。
象物ロック装置を示し、該装置は図10及び図11のも
のと比較して対象物側金具(6)の動き路方向(図示の
矢印)が相違している。この動き路方向についてはばね
手段(1)が板ばねであれば板ばねの方向に直角方向の
剪断力が生じる場合(図10及び図11)の方が突状体
(8)の傾斜が容易でロックに有利であるがこれは本質
的な問題でないため図12の装置においても振動検出の
みでなく対象物ロックも可能である。
【0033】図13は一例としての他の装置を示し、該
装置は前述の実施例と比較して本体側金具(4)の係止
手段(5)が孔でなく溝である点及びばね手段(1)が
下方から上下に振動する点に特徴がある。図14は一例
としての他の装置を示し、該装置は前述の実施例と比較
して磁石(2)と突状体(8)を分離した点に特徴があ
る。
装置は前述の実施例と比較して本体側金具(4)の係止
手段(5)が孔でなく溝である点及びばね手段(1)が
下方から上下に振動する点に特徴がある。図14は一例
としての他の装置を示し、該装置は前述の実施例と比較
して磁石(2)と突状体(8)を分離した点に特徴があ
る。
【0034】磁石(2)は例えばだぼ(12)でばね手
段(1)に固定し突状体(8)としてのねじはナット
(10)でばね手段に固定する。又ばね手段(1)の振
動方向は横方向になっている。
段(1)に固定し突状体(8)としてのねじはナット
(10)でばね手段に固定する。又ばね手段(1)の振
動方向は横方向になっている。
【0035】図15は一例としての他の装置を示し、該
装置は本体側金具(4)の係止手段(5)として孔と共
に回転押え(5a)も用いられている。すなわち剪断力
Gは孔で負担されモーメントは本体側金具(4)の折り
曲げ片である回転押え(5a)が磁石(2)の上端面を
下方に押す力Hにより支持される。
装置は本体側金具(4)の係止手段(5)として孔と共
に回転押え(5a)も用いられている。すなわち剪断力
Gは孔で負担されモーメントは本体側金具(4)の折り
曲げ片である回転押え(5a)が磁石(2)の上端面を
下方に押す力Hにより支持される。
【0036】この様な理由から突状体(8)はねじ(こ
れは側面にら線の歯がある突状体と考えてよい)を用い
る必要なく例えば図示の様な磁石(2)に直接密嵌した
側面に歯のないだぼの様なものを用いてもよいのであ
る。図16は一例としての他の装置を示し、該装置は本
体側金具(4)が存在するのであるが磁石(2)は対象
物側金具(6)に直接吸着する構成になっている。
れは側面にら線の歯がある突状体と考えてよい)を用い
る必要なく例えば図示の様な磁石(2)に直接密嵌した
側面に歯のないだぼの様なものを用いてもよいのであ
る。図16は一例としての他の装置を示し、該装置は本
体側金具(4)が存在するのであるが磁石(2)は対象
物側金具(6)に直接吸着する構成になっている。
【0037】従って対象物側金具(6)は磁性体でなけ
ればならないことになる。又本体側金具(4)は剪断力
Gを負担する引張り押え(5b)及びモーメントを支持
する下方に押す力Hを負担する回転押え(5a)を有し
ている。
ればならないことになる。又本体側金具(4)は剪断力
Gを負担する引張り押え(5b)及びモーメントを支持
する下方に押す力Hを負担する回転押え(5a)を有し
ている。
【0038】更に図16に示す磁石(2)は磁性体の裏
板(8a)で保護され該裏板(8a)のめねじに突状体
(8)としてのねじがねじこまれることにより磁石
(2)はばね手段(1)と裏板(8a)の間に挟持され
ることになる。裏板(8a)は磁性体であり磁化するた
め該裏板(8a)は磁気的には磁石(2)の一部と考え
るべきである。図16の構成は磁石(2)に大きな力を
かけたくない場合に適する一方図15の構成は比較的小
さな力をロックし磁石(2)にそれ程負担がかからない
場合に用いればよい。
板(8a)で保護され該裏板(8a)のめねじに突状体
(8)としてのねじがねじこまれることにより磁石
(2)はばね手段(1)と裏板(8a)の間に挟持され
ることになる。裏板(8a)は磁性体であり磁化するた
め該裏板(8a)は磁気的には磁石(2)の一部と考え
るべきである。図16の構成は磁石(2)に大きな力を
かけたくない場合に適する一方図15の構成は比較的小
さな力をロックし磁石(2)にそれ程負担がかからない
場合に用いればよい。
【0039】図17は一例としての他の装置を示し、該
装置はばね手段(1)に磁石(2)及び突状体(8)が
取り付けられていた図10乃至図16の実施例と相違し
ばね手段(1)には磁性体板(11)及び突状体(8)
が取り付けられている点に特徴がある。すなわち本体側
金具(4)(磁性体)に磁石(2)を密着させて磁気的
に磁石(2)の一部としこれにばね手段(1)の振動が
所定以上になると磁性体板(11)が磁石(2)として
の本体側金具(4)に吸着するのである。
装置はばね手段(1)に磁石(2)及び突状体(8)が
取り付けられていた図10乃至図16の実施例と相違し
ばね手段(1)には磁性体板(11)及び突状体(8)
が取り付けられている点に特徴がある。すなわち本体側
金具(4)(磁性体)に磁石(2)を密着させて磁気的
に磁石(2)の一部としこれにばね手段(1)の振動が
所定以上になると磁性体板(11)が磁石(2)として
の本体側金具(4)に吸着するのである。
【0040】図18は一例としての他の装置を示し、該
装置は図17と同様にばね手段(1)に磁性体板(1
1)及び突状体(8)が取り付けられていると共に磁石
(2)は磁性体板(11)の下方に面して本体側金具
(4)に接着(磁石自体には大きな力がかからない)等
で取り付けられている。図19は一例としての他の装置
を示し、該装置はばね手段(1)を鋼板等の磁性体で作
りばね手段(1)自体を磁性体として用いるものであ
る。従って突状体(8)としてのねじをばね手段(1)
にナット(10)で取り付けばね手段(1)の振動が所
定以上になると磁石(2)にばね手段(1)自体が吸着
されるのである。
装置は図17と同様にばね手段(1)に磁性体板(1
1)及び突状体(8)が取り付けられていると共に磁石
(2)は磁性体板(11)の下方に面して本体側金具
(4)に接着(磁石自体には大きな力がかからない)等
で取り付けられている。図19は一例としての他の装置
を示し、該装置はばね手段(1)を鋼板等の磁性体で作
りばね手段(1)自体を磁性体として用いるものであ
る。従って突状体(8)としてのねじをばね手段(1)
にナット(10)で取り付けばね手段(1)の振動が所
定以上になると磁石(2)にばね手段(1)自体が吸着
されるのである。
【0041】図20及び図21は振動検出用振り子付き
マグネットキャッチを示し、該振動検出用振り子付きマ
グネットキャッチは図1乃至図19に示した振動検出用
ばね手段(1)に置換される(但しわずかな設計変更を
伴うことは言うまでもない)ことになる。図示の様にマ
グネット(44)の保持体(42)に軸(73)により
振動可能に振り子(72)が取り付けられる。但し保持
体(42)に直接ではなく取付板(71)を介して間接
的に振動可能に取り付けられる。振り子(72)の下部
の片面には磁石(2)が接着等で取り付けられ振り子
(72)が振動しその振幅が一定以上になった際に図1
に示したと同様の本体側金具(4)に吸着可能にされ
る。
マグネットキャッチを示し、該振動検出用振り子付きマ
グネットキャッチは図1乃至図19に示した振動検出用
ばね手段(1)に置換される(但しわずかな設計変更を
伴うことは言うまでもない)ことになる。図示の様にマ
グネット(44)の保持体(42)に軸(73)により
振動可能に振り子(72)が取り付けられる。但し保持
体(42)に直接ではなく取付板(71)を介して間接
的に振動可能に取り付けられる。振り子(72)の下部
の片面には磁石(2)が接着等で取り付けられ振り子
(72)が振動しその振幅が一定以上になった際に図1
に示したと同様の本体側金具(4)に吸着可能にされ
る。
【0042】振り子(72)が本体側金具(4)に吸着
した際には突状体(8)は対象物側金具(6)の係止手
段(7)としての溝に嵌入されこれをロックする。この
結果開き戸(62)は突状体(8)のロックで開かなく
なることは図1乃至図19の振動検出用ばね手段(1)
においての説明と同様である。図1乃至図19の振動検
出用ばね手段(1)の種々の実施例は振り子(72)に
ついても全て適用可能なものは適用されるのであり改め
て各々の実施例について述べないことにする。
した際には突状体(8)は対象物側金具(6)の係止手
段(7)としての溝に嵌入されこれをロックする。この
結果開き戸(62)は突状体(8)のロックで開かなく
なることは図1乃至図19の振動検出用ばね手段(1)
においての説明と同様である。図1乃至図19の振動検
出用ばね手段(1)の種々の実施例は振り子(72)に
ついても全て適用可能なものは適用されるのであり改め
て各々の実施例について述べないことにする。
【0043】図22及び図23は本発明の振動時吸着磁
石付きマグネットキャッチを示し、該振動時吸着磁石付
きマグネットキャッチは通常の使用時に用いるマグネッ
ト(44)(前後調整のため保持体(42)に保持され
る)を有している。該マグネット(44)は開き戸(6
2)の吸着板(20)(磁性体の鉄板等で作られる)に
吸着して開き戸(62)の閉状態を保持する。マグネッ
ト(44)とは別に振動時吸着磁石(47)が設けら
れ、該振動時吸着磁石(47)は本体(41)又は保持
体(42)に対して前後移動可能に取り付けられる。図
22及び図23に示すものは保持体(42)に対し前後
移動可能に取り付けられたものが示される。この前後移
動可能にする方法として図示のものは軸(83)を中心
に回動する保持体(82)に振動時吸着磁石(47)を
取り付ける方法が用いられている。
石付きマグネットキャッチを示し、該振動時吸着磁石付
きマグネットキャッチは通常の使用時に用いるマグネッ
ト(44)(前後調整のため保持体(42)に保持され
る)を有している。該マグネット(44)は開き戸(6
2)の吸着板(20)(磁性体の鉄板等で作られる)に
吸着して開き戸(62)の閉状態を保持する。マグネッ
ト(44)とは別に振動時吸着磁石(47)が設けら
れ、該振動時吸着磁石(47)は本体(41)又は保持
体(42)に対して前後移動可能に取り付けられる。図
22及び図23に示すものは保持体(42)に対し前後
移動可能に取り付けられたものが示される。この前後移
動可能にする方法として図示のものは軸(83)を中心
に回動する保持体(82)に振動時吸着磁石(47)を
取り付ける方法が用いられている。
【0044】振動時吸着磁石(47)を前後移動可能に
取り付ける他の実施例を図26及び図27に示す。すな
わち円柱状の振動時吸着磁石(47)を孔の中に収納し
摺動で前後移動可能にしたものである。振動時吸着磁石
(47)を通常のマグネット(44)の保持体(42)
に取り付けた実施例が示されているが本体(41)に取
り付けてもいいことは前述の通りである。更にマグネッ
トキャッチ自体の形状は例えば図2に示した形状等種々
のものがありそれらへの適用も当然可能である。
取り付ける他の実施例を図26及び図27に示す。すな
わち円柱状の振動時吸着磁石(47)を孔の中に収納し
摺動で前後移動可能にしたものである。振動時吸着磁石
(47)を通常のマグネット(44)の保持体(42)
に取り付けた実施例が示されているが本体(41)に取
り付けてもいいことは前述の通りである。更にマグネッ
トキャッチ自体の形状は例えば図2に示した形状等種々
のものがありそれらへの適用も当然可能である。
【0045】振動時吸着磁石(47)の構成の一例を図
24及び図25に示しておくがこれらはあくまでも一例
である。図24のものは2個の振動時吸着磁石(47)
を3枚の磁性体板(鋼板等)でサンドイッチしたもので
ある。異方性フェライト磁石に孔を設け磁石保持軸(4
8)(図22及び図23参照)に保持させる実施例であ
る。図25のものは2個の振動時吸着磁石(47)を4
枚の磁性体板(鋼板等)でサンドイッチしたものであ
る。希土類磁石は強力であるため磁石間に2枚の磁性体
板を用い同一極の反発力を軽減し重ね易くしている。
24及び図25に示しておくがこれらはあくまでも一例
である。図24のものは2個の振動時吸着磁石(47)
を3枚の磁性体板(鋼板等)でサンドイッチしたもので
ある。異方性フェライト磁石に孔を設け磁石保持軸(4
8)(図22及び図23参照)に保持させる実施例であ
る。図25のものは2個の振動時吸着磁石(47)を4
枚の磁性体板(鋼板等)でサンドイッチしたものであ
る。希土類磁石は強力であるため磁石間に2枚の磁性体
板を用い同一極の反発力を軽減し重ね易くしている。
【0046】次に振動時吸着磁石(47)は通常の開き
戸(62)の開閉時には後方に位置決めされこの状態の
ままである。図22及び図23に示す様にばね等の弾性
手段(84)で後方に軽く押しておいてもよいし図26
及び図27に示す様に単に後方に静止摩擦で静止位置決
めするだけでもよい。この状態で地震等の際には揺れに
より振動時吸着磁石(47)は前方へ移動する。ある程
度以上前方へ移動すれば磁力で図22及び図23又は図
26及び図27において振動時吸着磁石(47)は開き
戸(62)の吸着板(20)に吸着し従って開き戸(6
2)の開放をマグネット(44)と共に大きな磁力で阻
止することになる。すなわち振動時吸着磁石(47)は
マグネットキャッチのストッパー(55)により吸着し
た位置において前方への引き出しをストップされて開き
戸(62)の開放をマグネット(44)と共に大きな磁
力で阻止することになる。
戸(62)の開閉時には後方に位置決めされこの状態の
ままである。図22及び図23に示す様にばね等の弾性
手段(84)で後方に軽く押しておいてもよいし図26
及び図27に示す様に単に後方に静止摩擦で静止位置決
めするだけでもよい。この状態で地震等の際には揺れに
より振動時吸着磁石(47)は前方へ移動する。ある程
度以上前方へ移動すれば磁力で図22及び図23又は図
26及び図27において振動時吸着磁石(47)は開き
戸(62)の吸着板(20)に吸着し従って開き戸(6
2)の開放をマグネット(44)と共に大きな磁力で阻
止することになる。すなわち振動時吸着磁石(47)は
マグネットキャッチのストッパー(55)により吸着し
た位置において前方への引き出しをストップされて開き
戸(62)の開放をマグネット(44)と共に大きな磁
力で阻止することになる。
【0047】
【発明の効果】本発明の振動時吸着磁石付きマグネット
キャッチの実施例は以上の通りでありその効果を次に列
記する。 (1)本発明の振動時吸着磁石付きマグネットキャッチ
は特に振動時吸着磁石を有するため地震等の際には開き
戸の開放を大きな磁力で阻止することが可能になる。 (2)本発明の振動時吸着磁石付きマグネットキャッチ
は特にメカニカルなロック(それはそれで完全なロック
が求められる際に必要)と相違し大きいけれどもその磁
力以上の力で開き戸を引けば開放することが可能であり
ロック解除の特別な機構が不要であるという長所も大き
い。
キャッチの実施例は以上の通りでありその効果を次に列
記する。 (1)本発明の振動時吸着磁石付きマグネットキャッチ
は特に振動時吸着磁石を有するため地震等の際には開き
戸の開放を大きな磁力で阻止することが可能になる。 (2)本発明の振動時吸着磁石付きマグネットキャッチ
は特にメカニカルなロック(それはそれで完全なロック
が求められる際に必要)と相違し大きいけれどもその磁
力以上の力で開き戸を引けば開放することが可能であり
ロック解除の特別な機構が不要であるという長所も大き
い。
【図1】本発明の説明のための振動検出用ばね手段付き
マグネットキャッチの斜視図
マグネットキャッチの斜視図
【図2】同上の振動検出用ばね手段付きマグネットキャ
ッチに適用出来るマグネットキャッチ自体の斜視図
ッチに適用出来るマグネットキャッチ自体の斜視図
【図3】同上の振動検出用ばね手段付きマグネットキャ
ッチの振動検出用ばね手段のマグネットキャッチにおけ
る位置関係を概念的に示す正面図
ッチの振動検出用ばね手段のマグネットキャッチにおけ
る位置関係を概念的に示す正面図
【図4】同上の振動検出用ばね手段付きマグネットキャ
ッチの振動検出用ばね手段のマグネットキャッチにおけ
る位置関係を概念的に示す正面図
ッチの振動検出用ばね手段のマグネットキャッチにおけ
る位置関係を概念的に示す正面図
【図5】同上の振動検出用ばね手段付きマグネットキャ
ッチの振動検出用ばね手段のマグネットキャッチにおけ
る位置関係を概念的に示す正面図
ッチの振動検出用ばね手段のマグネットキャッチにおけ
る位置関係を概念的に示す正面図
【図6】同上の振動検出用ばね手段付きマグネットキャ
ッチの振動検出用ばね手段のマグネットキャッチにおけ
る位置関係を概念的に示す正面図
ッチの振動検出用ばね手段のマグネットキャッチにおけ
る位置関係を概念的に示す正面図
【図7】同上の振動検出用ばね手段付きマグネットキャ
ッチの振動検出用ばね手段のマグネットキャッチにおけ
る位置関係を概念的に示す正面図
ッチの振動検出用ばね手段のマグネットキャッチにおけ
る位置関係を概念的に示す正面図
【図8】同上の振動検出用ばね手段付きマグネットキャ
ッチの振動検出用ばね手段のマグネットキャッチにおけ
る位置関係を概念的に示す正面図
ッチの振動検出用ばね手段のマグネットキャッチにおけ
る位置関係を概念的に示す正面図
【図9】同上の振動検出用ばね手段付きマグネットキャ
ッチの振動検出用ばね手段のマグネットキャッチにおけ
る位置関係を概念的に示す正面図
ッチの振動検出用ばね手段のマグネットキャッチにおけ
る位置関係を概念的に示す正面図
【図10】一例としての振動検出及び対象物ロック装置
の斜視図
の斜視図
【図11】図10の装置のロックメカニズムを説明する
突状体部分の縦断面図
突状体部分の縦断面図
【図12】一例としての他の振動検出及び対象物ロック
装置の斜視図
装置の斜視図
【図13】一例としての他の振動検出及び対象物ロック
装置の斜視図
装置の斜視図
【図14】一例としての他の振動検出及び対象物ロック
装置の斜視図
装置の斜視図
【図15】一例としての他の振動検出及び対象物ロック
装置の突状体部分の縦断面図
装置の突状体部分の縦断面図
【図16】一例としての他の振動検出及び対象物ロック
装置の突状体部分の縦断面図
装置の突状体部分の縦断面図
【図17】一例としての他の振動検出及び対象物ロック
装置の斜視図
装置の斜視図
【図18】一例としての他の振動検出及び対象物ロック
装置の突状体部分の縦断面図
装置の突状体部分の縦断面図
【図19】一例としての他の振動検出及び対象物ロック
装置の突状体部分の縦断面図
装置の突状体部分の縦断面図
【図20】振動検出用振り子付きマグネットキャッチの
一部の正面図
一部の正面図
【図21】図20の振動検出用振り子付きマグネットキ
ャッチの一部の斜視図
ャッチの一部の斜視図
【図22】本発明の振動時吸着磁石付きマグネットキャ
ッチの平面図
ッチの平面図
【図23】図22の振動時吸着磁石付きマグネットキャ
ッチの正面図
ッチの正面図
【図24】本発明の振動時吸着磁石付きマグネットキャ
ッチに用いる振動時吸着磁石の斜視図
ッチに用いる振動時吸着磁石の斜視図
【図25】本発明の振動時吸着磁石付きマグネットキャ
ッチに用いる他の振動時吸着磁石の斜視図
ッチに用いる他の振動時吸着磁石の斜視図
【図26】本発明の他の振動時吸着磁石付きマグネット
キャッチの平面図
キャッチの平面図
【図27】図26の振動時吸着磁石付きマグネットキャ
ッチの正面図
ッチの正面図
1 ばね手段 1a 端片 2 磁石 3 ブッシュ 4 本体側金具 5 係止手段 5a 回転押え 5b 引張り押え 6 対象物側金具 7 係止手段 8 突状体 8a 裏板 9 振動(地震を含む)検出装置 10 ナット 11 磁性体板 12 だぼ 20 吸着板 40 マグネットキャッチ 41 本体 42 保持体 43 ばね支持体 44 マグネット 45 ねじ 46 レール 47 振動時吸着磁石 48 磁石保持軸 49 ねじ 50 解除金具 51 操作片 52 ばね片 53 解除片 54 磁石抜け止め 55 ストッパー 61 開き戸 62 開き戸 71 取付板 72 振り子 73 軸 82 保持体 83 軸 84 弾性手段 91 本体 92 固定手段
Claims (1)
- 【請求項1】前後移動可能な振動時吸着磁石が通常のマ
グネットと別に設けられた振動時吸着磁石付きマグネッ
トキャッチ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315095A JPH084397A (ja) | 1995-02-04 | 1995-02-04 | 振動時吸着磁石付きマグネットキャッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315095A JPH084397A (ja) | 1995-02-04 | 1995-02-04 | 振動時吸着磁石付きマグネットキャッチ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06168556 Division | 1994-05-12 | 1994-06-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084397A true JPH084397A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=12934813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5315095A Pending JPH084397A (ja) | 1995-02-04 | 1995-02-04 | 振動時吸着磁石付きマグネットキャッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084397A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019002223A (ja) * | 2017-06-16 | 2019-01-10 | 株式会社栃木屋 | 開放防止装置 |
-
1995
- 1995-02-04 JP JP5315095A patent/JPH084397A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019002223A (ja) * | 2017-06-16 | 2019-01-10 | 株式会社栃木屋 | 開放防止装置 |
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