JPH08438B2 - プラスチック成形品およびその製造方法と成形用金型 - Google Patents

プラスチック成形品およびその製造方法と成形用金型

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JPH08438B2
JPH08438B2 JP4214949A JP21494992A JPH08438B2 JP H08438 B2 JPH08438 B2 JP H08438B2 JP 4214949 A JP4214949 A JP 4214949A JP 21494992 A JP21494992 A JP 21494992A JP H08438 B2 JPH08438 B2 JP H08438B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばスピーカを内
蔵した音響機器等のケース（筐体）として使用され、内
面から外面まで貫通した音声放射用，空気の流通用等の
多数の孔を有するプラスチック成形品およびその製造方
法ならびに、その製造に使用する成形用金型に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】例えばスピーカを内蔵した音響機器等に
おいて、プラスチック成形品からなる筐体とスピーカバ
ッフルとを一体化した構造としては、筐体のスピーカ収
容部の前方位置に音声放射用孔をあけ、音声放射用孔を
あけた部分にスピーカバッフルとして、スピーカ保護用
ネットを貼った構造が大半を占めている。
【０００３】また別の例として、スピーカ保護用ネット
を廃止して筐体と一体にプラスチックにて網状体を形成
し、この網状体をスピーカバッフルとしているものもあ
る。このような構成は、スピーカ部分を強調する意匠の
製品には有効であるが、スピーカを隠したい製品の場合
には不都合で、スピーカ保護用ネットを貼っているのが
実情である。
【０００４】図３に例えばスピーカを内蔵した音響機器
等のケース（筐体）として使用されるこの種の従来のプ
ラスチック成形品のスピーカ周辺部分の概略断面図を示
す。図３において、１はスピーカ、２はプラスチック成
形品である筐体、３は筐体２に設けた音声放射用の貫通
孔、４は貫通孔３を囲むように筐体２の内面に設けた隔
壁、５はスピーカ１と筐体２と隔壁４とで構成される音
響室である。６は貫通孔３の前方位置で筐体２の外面に
貼付されたバッフルであり、スピーカ保護用あるいは美
観の向上のために設けられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のプラ
スチック成形品では、流通性を得るために筐体に孔をあ
ける場合に、筐体にあける孔の内径を小さくすることが
できず、筐体の孔が目立ち、筐体の外面の意匠上の美観
を損なうおそれがあり、このために目隠し用ネット等を
貼付することが必要であった。
【０００６】この発明の目的は、筐体の外面の意匠上の
美観を損なうことなく流通性を得ることができるととも
に筐体における流通用の孔の目隠しを不要にすることが
できるプラスチック成形品を提供することである。この
発明の他の目的は、外面の意匠上の美観を損なうことな
く流通性を得ることができるとともに流通用の孔の目隠
しを不要にすることができる筐体を、型抜き時に欠けや
割れを生じることなく、安定した品質で容易かつ低価格
に製造することができるプラスチック成形品の製造方法
を提供することである。
【０００７】この発明のさらに他の目的は、外面の意匠
上の美観を損なうことなく流通性を得ることができると
ともに流通用の孔の目隠しを不要にすることができる筐
体を、型抜き時に欠けや割れを生じることなく、安定し
た品質で容易かつ低価格に製造することができる成形用
金型を提供することである。この発明のさらに他の目的
は、流通用の孔の周辺におけるプラスチック材料の流動
性を改善し、外面の意匠上の美観を損なうことなく流通
性を得ることができるとともに流通用の孔の目隠しを不
要にすることができる筐体を、流通用の孔の周辺におけ
るひけを生じることなく、安定した品質で容易かつ低価
格に製造することができる成形用金型を提供することで
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１記載のプラスチ
ック成形品は、内面側から外面側へ向かうにつれて内径
が徐々に減少したコーン形微細孔を多数個集合状態に設
けた筐体からなる。請求項２記載のプラスチック成形品
は、筐体の外面側のコーン形微細孔の内径を０．１〜
０．５mmとしている。
【０００９】請求項３記載のプラスチック成形品の製造
方法は、コーン形微細突起を多数個設けた凸形金型を凹
形金型に、コーン形微細突起の先端を凹形金型の対向面
に当接させた状態に重ね合わせ、凹形金型および凸形金
型間の隙間に溶融したプラスチック材料を注入して硬化
させ、プラスチック材料の完全硬化前にコーン形微細突
起を後退させ、プラスチック材料の完全硬化後に凹形金
型および凸形金型を離間させることにより、コーン形微
細孔を多数個集合状態に有する筐体を作成する。
【００１０】請求項４記載の成形用金型は、凹形金型と
この凹形金型に重ね合わせられる凸形金型とからなり、
凸形金型の金型面の一部の領域と残りの領域とを別体に
構成するとともに金型面の一部の領域を残りの領域に対
して進退可能に構成し、金型面の一部の領域にコーン形
微細突起を多数個設けている。請求項５記載の成形用金
型は、凹形金型とこの凹形金型に重ね合わせられる凸形
金型とからなり、凸形金型の金型面の一部にコーン形微
細突起を多数個設け、凹形金型の金型面における多数個
のコーン形微細突起の形成領域に対面する部分に凹形金
型および凸形金型間の隙間に残る気体を吸収して逃がす
排出路を形成する微細孔組織材を嵌め込んでいる。
【００１１】
【作用】請求項１記載の構成によれば、筐体に内面側か
ら外面側へ向かうにつれて内径が徐々に減少し外面側の
内径がコーン形微細孔を多数個集合状態に設けたので、
筐体の外面を見たときにコーン形微細孔がほとんど目立
たない。請求項３記載の方法によれば、コーン形微細突
起を多数個設けた凸形金型を凹形金型に、コーン形微細
突起の先端を凹形金型の対向面に当接させた状態に重ね
合わせる。そして、凹形金型および凸形金型間の隙間に
溶融したプラスチック材料を注入して硬化させる。この
際、プラスチック材料の完全硬化前にコーン形微細突起
を後退させ、プラスチック材料の完全硬化後に凹形金型
および凸形金型を離間させる。その後、筐体を取り出
す。取り出した筐体には、コーン形微細孔が多数個集合
状態に形成されている。
【００１２】請求項４記載の構成によれば、凸形金型の
金型面の一部の領域と残りの領域とを別体に構成すると
ともに金型面の一部の領域を残りの領域に対して進退可
能に構成しているので、筐体が完全に硬化する前に凸形
金型の金型面の一部の領域を後退させて筐体から離すよ
うにすると、コーン形微細孔を形成した領域の型離れが
良くなる。
【００１３】請求項５記載の構成によれば、凹形金型の
金型面において多数個のコーン形微細突起の形成領域に
対面する部分に凹形金型および凸形金型間の隙間に残る
気体を吸収して逃がす排出路を形成する微細孔組織材を
嵌め込んでいるので、凹形金型および凸形金型間の隙間
に残る気体が有効に排出される。
【００１４】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図１にこの発明の一実施例のプラスチック
成形品のスピーカ部分の概略断面図を示す。図１におい
て、７は筐体２に集合状態に多数個設けた音声放射用の
コーン形微細孔であり、内面側から外面側へ向かうにつ
れて内径が徐々に減少し外面側の内径が０．１〜０．５
mmであり、内面側の内径が０．９〜１．１mmとなってい
る。したがって、筐体２の外面を見たときにコーン形微
細孔７はほとんど目立たない。
【００１５】その他の構成については、図３と同様であ
る。ここで、筐体２の製造方法について、図２を参照し
ながら説明する。先端部の直径が０．１〜０．５mmであ
るコーン形微細突起を多数個設けた凸形金型１１を凹形
金型１２に、コーン形微細突起１３の先端を凹形金型１
２の対向面に当接させた状態に重ね合わせる。そして、
凹形金型１２および凸形金型１１間の隙間に溶融したプ
ラスチック材料を注入して硬化させる。この際、プラス
チック材料の完全硬化前にコーン形微細突起１３を後退
させ、プラスチック材料の完全硬化後に凹形金型１２お
よび凸形金型１１を離間させる。その後、筐体２を取り
出す。取り出した筐体２には、外面側の内径が０．１〜
０．５mmであるコーン形微細孔７が多数個集合状態に形
成されている。
【００１６】この実施例では、筐体２に内面側から外面
側へ向かうにつれて内径が徐々に減少し外面側の内径が
０．１〜０．５mmであるコーン形微細孔７を多数個集合
状態に設けたので、筐体２の外面を見たときにコーン形
微細孔７がほとんど目立たず、筐体２の外面の意匠上の
美観を損なうことなく流通性を得ることができ、筐体２
における流通用の孔（コーン形微細孔７）の目隠しを不
要にすることができる。また、その製造方法によると、
型抜き時に割れや欠けを生じることなく安定した品質で
容易かつ安価に上記筐体２を製造することができる。
【００１７】また、筐体２に設けるのが、コーン形微細
孔７であって、筐体２の内面側のコーン形微細孔７の内
径が大きいので、外面側のコーン形微細孔７の内径がた
とえ小さくても、スピーカ１から効率よく音声を放射す
ることができる。つぎに、成形用金型について説明す
る。成形用金型は、上記したように凹形金型１２とこの
凹形金型１２に重ね合わせられる凸形金型１１とからな
り、凸形金型１１の金型面の一部の領域と残りの領域と
を別体に構成するとともに金型面の一部の領域を残りの
領域に対して進退可能に構成し、進退可能な金型面の一
部の領域に先端部の直径が０．１〜０．５mmであるコー
ン形微細突起１３を多数個設けている。具体的には、凸
形金型１１の金型面の一部の領域に相当する部分に穴１
６を設け、この穴１６内にコーン形微細突起１３を取り
付けた取付台１７を進退自在（矢印Ａの方向）に収容し
た構成としている。この取付台１７は軸１８によって、
凸形金型１１の外部に露出したシリンダ１９に連結さ
れ、シリンダ１９を前後に移動させることによって、そ
れに連動して取付台１７を金型面に対して進退させるこ
とができるようになっている。取付台１７は、筐体２が
完全に硬化する前に後退させることによって、コーン形
微細突起１３を筐体２から抜き取るようにしている。
【００１８】一方、凹形金型１２は、金型面における多
数個のコーン形微細突起１３を形成した取付台１７に対
面する部分に凹所２０を設け、この凹所２０に凹形金型
１２および凸形金型１１間の隙間に残る気体を吸収して
逃がす排出路を形成するセラミック板および焼結合金板
等の微細孔組織材２１を嵌め込んでいる。凸形金型１１
を上記のように構成すると、筐体２が完全に硬化する前
に取付台１７、つまり凸形金型１１の金型面の一部の領
域を後退させて筐体２から離すようにすれば、コーン形
微細孔７を形成した領域の型離れが良くなる。
【００１９】また、凹形金型１２を上記のように構成す
ると、微細穴組織材２１によって凹形金型１２および凸
形金型１１間の隙間に残る気体を有効に吸収して逃がす
ことができ、成形用の樹脂を密集したコーン形微細突起
１３の隙間に空気溜まりなく注入することができ、筐体
２のコーン形微細孔７の周辺にひけが生じることがな
い。
【００２０】ここで、コーン形微細突起１３の形状、材
質、製造方法について説明する。コーン形微細突起１３
は、先端部の直径が０．１〜０．５mm、根元部の直径が
０．９〜１．１mmの円錐状をなしている。このコーン形
微細突起１３は、通常の金型製作技術をもってすれば、
金型の形状は簡単に製作できる。しかし、射出成型時に
おいて、微細孔の成形に難があり、従来は経済的にプラ
スチック成形品を得るには至っていなかったが、本実施
例では、以下のように金型を構成したことにより、微細
孔を有するプラスチック成形品を安定な品質で低価格で
容易に得ることができるようになったのである。
【００２１】つまり、この実施例では、コーン形微細突
起１３の長さを１〜２mmとし、その材料としては、焼入
れ鋼材を使用し、表面粗度も限界近くに仕上げている。
また、凹形金型１２は、金型面における多数個のコーン
形微細突起１３に対面する部分に凹所２０を設け、この
凹所２０に凹形金型１２および凸形金型１１間の隙間に
残る気体を吸収して逃がす排出路を形成する微細孔組織
材２１を嵌め込んだことにより、成形時に凹形金型１２
および凸形金型１１の隙間に残る気体が有効に排出さ
れ、凹形金型１２および凸形金型１１の隙間に注入され
るプラスチック材料の流動性が高められる。この結果、
コーン形微細突起１３の周辺部分にひけを生じることな
く、筐体２を安定した品質で容易かつ低価格に製造する
ことができる。
【００２２】また、この実施例では、コーン形微細突起
１３を取り付けた取付台１７を進退自在に構成し、取付
台１７を筐体２が完全に硬化する前に後退させることに
よって、コーン形微細突起１３を筐体２から抜き取るよ
うにしているので、筐体２においてコーン形微細孔７を
形成した領域の型離れが良くなる。この結果、型抜き時
に筐体２に欠けや割れを生じることなく、筐体２を安定
した品質で容易かつ低価格に製造することができる。
【００２３】
【発明の効果】請求項１記載の成形品によれば、筐体に
内面側から外面側へ向かうにつれて内径が徐々に減少し
たコーン形微細孔を多数個集合状態に設けたので、筐体
の外面を見たときにコーン形微細孔がほとんど目立た
ず、筐体の外面の意匠上の美観を損なうことなく流通性
を得ることができ、筐体における流通用の孔の目隠しを
不要にすることができる。
【００２４】請求項３記載の成形品の製造方法によれ
ば、コーン形微細突起を多数個設けた凸形金型を凹形金
型に、コーン形微細突起の先端を凹形金型の対向面に当
接させた状態に重ね合わせ、凹形金型および凸形金型間
の隙間に溶融したプラスチック材料を注入して硬化さ
せ、プラスチック材料の完全硬化前にコーン形微細突起
を後退させ、プラスチック材料の完全硬化後に凹形金型
および凸形金型を離間させて筐体を取り出すことによ
り、筐体にコーン形微細孔を多数個集合状態に形成する
ことができる。したがって、筐体の外面を見たときにコ
ーン形微細孔がほとんど目立たず、外面の意匠上の美観
を損なうことなく流通性を得ることができるとともに流
通用の孔の目隠しを不要にすることができる筐体を容易
に製造することができる。
【００２５】請求項４記載の成形用金型によれば、凸形
金型の金型面の一部の領域と残りの領域とを別体に構成
するとともに金型面の一部の領域を残りの領域に対して
進退可能に構成しているので、筐体が完全に硬化する前
に凸形金型の金型面の一部の領域を後退させて筐体から
離すようにすることで、コーン形微細孔を形成した領域
の型離れを良くして、外面の意匠上の美観を損なうこと
なく流通性を得ることができるとともに流通用の孔の目
隠しを不要にすることができる筐体を型抜き時に欠けや
割れを生じることなく、安定した品質で容易かつ低価格
に製造することができる。
【００２６】請求項５記載の成形用金型によれば、凹形
金型の金型面における多数個のコーン形微細突起の形成
領域に対面する部分に凹形金型および凸形金型間の隙間
に残る気体を吸収して逃がす排出路を形成する微細孔組
織材を嵌め込んでいるので、凹形金型および凸形金型間
の隙間に残る気体を有効に排出することができ、流通用
の孔の周辺におけるプラスチック材料の流動性を改善す
ることができる。この結果、外面の意匠上の美観を損な
うことなく流通性を得ることができるとともに流通用の
孔の目隠しを不要にすることができる筐体を、流通用の
孔の周辺におけるひけを生じることなく、安定した品質
で容易かつ低価格に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施例のプラスチック成形品のス
ピーカ周辺部分の構成を示す概略断面図である。
【図２】図１のプラスチック成形品の金型による製造状
態を示す概略断面図である。
【図３】従来のプラスチック成形品のスピーカ周辺部分
の構成を示す概略断面図である。
【符号の説明】
１ スピーカ ２ 筐体 ４ 隔壁 ５ 音響室 ７ コーン形微細孔 １１ 凸形金型 １２ 凹形金型 １３ コーン形微細突起 １６ 穴 １７ 取付台 １８ 軸 １９ シリンダ ２０ 凹所 ２１ 微細孔組織材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｃ 45/56 9350−4Ｆ Ｈ０４Ｒ 1/02 １０１ Ａ // Ｂ２９Ｌ 31:34

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 内面側から外面側へ向かうにつれて内径
    が徐々に減少したコーン形微細孔を多数個集合状態に設
    けた筐体からなるプラスチック成形品。
  2. 【請求項２】 筐体の外面側のコーン形微細孔の内径が
    ０．１〜０．５mmである請求項１記載のプラスチック成
    形品。
  3. 【請求項３】 コーン形微細突起を多数個設けた凸形金
    型を凹形金型に、前記コーン形微細突起の先端を前記凹
    形金型の対向面に当接させた状態に重ね合わせ、前記凹
    形金型および前記凸形金型間の隙間に溶融したプラスチ
    ック材料を注入して硬化させ、前記プラスチック材料の
    完全硬化前に前記コーン形微細突起を後退させ、前記プ
    ラスチック材料の完全硬化後に前記凹形金型および前記
    凸形金型を離間させることにより、コーン形微細孔を多
    数個集合状態に有する筐体を作成することを特徴とする
    プラスチック成形品の製造方法。
  4. 【請求項４】 凹形金型とこの凹形金型に重ね合わせら
    れる凸形金型とからなり、前記凸形金型の金型面の一部
    の領域と残りの領域とを別体に構成するとともに前記金
    型面の一部の領域を前記残りの領域に対して進退可能に
    構成し、前記金型面の一部の領域にコーン形微細突起を
    多数個設けた成形用金型。
  5. 【請求項５】 凹形金型とこの凹形金型に重ね合わせら
    れる凸形金型とからなり、前記凸形金型の金型面の一部
    にコーン形微細突起を多数個設け、前記凹形金型の金型
    面における多数個のコーン形微細突起の形成領域に対面
    する部分に前記凹形金型および凸形金型間の隙間に残る
    気体を吸収して逃がす排出路を形成する微細孔組織材を
    嵌め込んだ成形用金型。
JP4214949A 1992-08-12 1992-08-12 プラスチック成形品およびその製造方法と成形用金型 Expired - Fee Related JPH08438B2 (ja)

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