JPH084359B2 - 超音波探触子 - Google Patents
超音波探触子Info
- Publication number
- JPH084359B2 JPH084359B2 JP62304741A JP30474187A JPH084359B2 JP H084359 B2 JPH084359 B2 JP H084359B2 JP 62304741 A JP62304741 A JP 62304741A JP 30474187 A JP30474187 A JP 30474187A JP H084359 B2 JPH084359 B2 JP H084359B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- ultrasonic probe
- piezoelectric
- conductive path
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は複数の圧電片を配列した超音波探触子を利用
分野とし、特に圧電片の両側から交互に電極を導出して
実装密度を高める超音波探触子の電極導出方法に関す
る。
分野とし、特に圧電片の両側から交互に電極を導出して
実装密度を高める超音波探触子の電極導出方法に関す
る。
（発明の背景） 超音波探触子は、医用、鉱工業及び水産業等の各分野
で、超音波診断、深傷及び探査装置の送受波源として利
用される。例えば、超音波診断装置では生体を被検出体
とし、複数個の圧電片を並べて駆動するセクタ方式用や
リニア方式用の配列形態の超音波探触子が有用される。
近年では、これら超音波探触子の小型が望まれ、例えば
複数の圧電片の両側から交互に電極を導出したようなも
のがある。
で、超音波診断、深傷及び探査装置の送受波源として利
用される。例えば、超音波診断装置では生体を被検出体
とし、複数個の圧電片を並べて駆動するセクタ方式用や
リニア方式用の配列形態の超音波探触子が有用される。
近年では、これら超音波探触子の小型が望まれ、例えば
複数の圧電片の両側から交互に電極を導出したようなも
のがある。
（従来技術） 第２図は超音波探触子の一従来例を説明する図で、同
図（ａ）は同斜視図、同図（ｂ）は圧電片の断面図であ
る。
図（ａ）は同斜視図、同図（ｂ）は圧電片の断面図であ
る。
超音波探触子は、例えば凸曲面状の基台１に固着され
たバッキング材２上に矩形状の複数の圧電片３を幅方向
に配列してなる。圧電片３は例えばジルコン酸チタン酸
鉛（以下PZTとする）からなり、両主面に励振電極４を
形成する。バッキング材２に固着した一方の主面の両側
からはそれぞれ独立したリード線５を接続して交互に励
振電極４導出する。そして、例えば基台の両側面にフレ
キシブル基板６の導電路７に接続する。他方の主面の両
側には例えばリード線８を共通接続してアース電位とす
る。なお、通常では他方の主面側に図示しない音響整合
層や音響レンズを形成する。そして、圧電片３を順次リ
ニア駆動して疾患部等を診断するようにしている。
たバッキング材２上に矩形状の複数の圧電片３を幅方向
に配列してなる。圧電片３は例えばジルコン酸チタン酸
鉛（以下PZTとする）からなり、両主面に励振電極４を
形成する。バッキング材２に固着した一方の主面の両側
からはそれぞれ独立したリード線５を接続して交互に励
振電極４導出する。そして、例えば基台の両側面にフレ
キシブル基板６の導電路７に接続する。他方の主面の両
側には例えばリード線８を共通接続してアース電位とす
る。なお、通常では他方の主面側に図示しない音響整合
層や音響レンズを形成する。そして、圧電片３を順次リ
ニア駆動して疾患部等を診断するようにしている。
従って、このようなものでは、圧電片３の両側から交
互に励振電極４を導出するようにしているので、リード
線５の接続作業をしやすくする。
互に励振電極４を導出するようにしているので、リード
線５の接続作業をしやすくする。
（従来技術の欠点） しかしながら、上記超音波探触子では、基台１の両側
面からフレキシブル基板を延出するので、小型化を阻害
する問題があった。
面からフレキシブル基板を延出するので、小型化を阻害
する問題があった。
（発明の目的） 本発明は、作業性を良好にして小型化を促進する超音
波探触子を提供するにある。
波探触子を提供するにある。
（解決手段） 本発明は、複数の圧電片の両側から交互に接続した信
号線を単一のフレキシブル基板により一側に集合したこ
とを解決手段とする。以下、本発明の一実施例を説明す
る。
号線を単一のフレキシブル基板により一側に集合したこ
とを解決手段とする。以下、本発明の一実施例を説明す
る。
（実施例） 第１図は本発明の一実施例を説明する超音波探触子の
図で、同図（ａ）は同外観図、同図（ｂ）は裏面図、同
図（ｃ）はフレキシブル基板の図である。なお、前実施
例図と同一部分には同番号を付与して説明する。
図で、同図（ａ）は同外観図、同図（ｂ）は裏面図、同
図（ｃ）はフレキシブル基板の図である。なお、前実施
例図と同一部分には同番号を付与して説明する。
超音波探触子は、前述したようにRZTからなる矩形状
の圧電片３に図示しない励振電極４を形成し、その複数
個をバッキング材２上に配列してなる。バッキング材２
は凸曲面上の基台１に固着される。各圧電片３のバッキ
ング材２に取着した一方の主面の両端側からは交互にリ
ード線５を接続して図示しない励振電極４を導出する。
各リード線５は基台１の周面に取着した単一のフレキシ
ブル基板10の導電路11に接続する。
の圧電片３に図示しない励振電極４を形成し、その複数
個をバッキング材２上に配列してなる。バッキング材２
は凸曲面上の基台１に固着される。各圧電片３のバッキ
ング材２に取着した一方の主面の両端側からは交互にリ
ード線５を接続して図示しない励振電極４を導出する。
各リード線５は基台１の周面に取着した単一のフレキシ
ブル基板10の導電路11に接続する。
フレキシブル基板10は例えばポリイミド系の積層体と
し、円弧状の本体中央部12と、本体中央部12の両側に接
続した分割円弧状の本体側出部13と、本体中央部12の下
端側に集合した端子導出部14とからなる。すなわち、本
体中央部12は基台１の一面側に、本体側出部13は側面を
通って他面側に、端子導出部14は下端側に配置される。
し、円弧状の本体中央部12と、本体中央部12の両側に接
続した分割円弧状の本体側出部13と、本体中央部12の下
端側に集合した端子導出部14とからなる。すなわち、本
体中央部12は基台１の一面側に、本体側出部13は側面を
通って他面側に、端子導出部14は下端側に配置される。
本体中央部12の表面側には第１の導電路11aの一端を
円弧状の突出端側に露出して他端を端子導出部14に延出
する。第１の導電路11aの一端は奇数番目の圧電片３の
一端側に例えば半田により接続する。本体側出部13はそ
れぞれの表面側に第２の導電路11bの一端を分割円弧状
の突出端に露出し、他端側を』状周辺部の裏面接続孔15
に接続する。そして裏面接続孔15から本体中央部12の裏
面側を経由して端子導出部14に延出する。第２の導電路
11bは偶数番目の圧電片３の他端側に接続する。端子導
出部14は裏面接続孔16が二列に形成されて第１の導電路
11aの他端を接続し、他面側に貫通して先端側に延出す
る。なお、第２の導電路11bは第１の導電路11a間から先
端側に延出する。すなわち、第１と第２の導電路11a、1
1bはいずれも端子導出部14の裏面側から先端に延出す
る。
円弧状の突出端側に露出して他端を端子導出部14に延出
する。第１の導電路11aの一端は奇数番目の圧電片３の
一端側に例えば半田により接続する。本体側出部13はそ
れぞれの表面側に第２の導電路11bの一端を分割円弧状
の突出端に露出し、他端側を』状周辺部の裏面接続孔15
に接続する。そして裏面接続孔15から本体中央部12の裏
面側を経由して端子導出部14に延出する。第２の導電路
11bは偶数番目の圧電片３の他端側に接続する。端子導
出部14は裏面接続孔16が二列に形成されて第１の導電路
11aの他端を接続し、他面側に貫通して先端側に延出す
る。なお、第２の導電路11bは第１の導電路11a間から先
端側に延出する。すなわち、第１と第２の導電路11a、1
1bはいずれも端子導出部14の裏面側から先端に延出す
る。
そして、前述同様に、圧電片３の他方の主面の両側に
は例えば図示しないリード線８を共通接続してアース電
位とし、図示しない音響整合層や音響レンズを形成した
構成とする。
は例えば図示しないリード線８を共通接続してアース電
位とし、図示しない音響整合層や音響レンズを形成した
構成とする。
従って、このような構成の超音波探触子では、両面に
導電路11の形成されたフレキシブル基板10を使用して基
台１の一側面側から励振電極４を導出したので、実装密
度を高めて小型化を促進できる。
導電路11の形成されたフレキシブル基板10を使用して基
台１の一側面側から励振電極４を導出したので、実装密
度を高めて小型化を促進できる。
（他の事項） なお、上記実施例では、圧電片は凸曲面上に配列した
が、例えば平坦上であってもよい。また、圧電片の励振
電極とフレキシブル基板の導電路とはリード線により接
続したが、励振電極に直接導電路を接続するようにした
としてもよい。
が、例えば平坦上であってもよい。また、圧電片の励振
電極とフレキシブル基板の導電路とはリード線により接
続したが、励振電極に直接導電路を接続するようにした
としてもよい。
（発明の効果） 本発明は、複数の圧電片の両側から交互に接続した信
号線を単一のフレキシブル基板により一側に集合したの
で、作業性を良好にして小型化を促進する超音波探触子
を提供できる。
号線を単一のフレキシブル基板により一側に集合したの
で、作業性を良好にして小型化を促進する超音波探触子
を提供できる。
第１図は本発明の一実施例を説明する超音波探触子の図
で、同図（ａ）は同外観図、同図（ｂ）は裏面図、同図
（ｃ）はフレキシブル基板の図である。 第２図は従来の超音波探触子を説明する図で、同図
（ａ）は同斜視図、同図（ｂ）は圧電片の断面図であ
る。 １……基台、２……バッキング材、３……圧電片、４…
…励振電極、５、８……リード線、６、10……フレキシ
ブル基板、11……導電路、12……本体中央部、13……本
体側出部、14……端子導出部、15、16……裏面接続孔。
で、同図（ａ）は同外観図、同図（ｂ）は裏面図、同図
（ｃ）はフレキシブル基板の図である。 第２図は従来の超音波探触子を説明する図で、同図
（ａ）は同斜視図、同図（ｂ）は圧電片の断面図であ
る。 １……基台、２……バッキング材、３……圧電片、４…
…励振電極、５、８……リード線、６、10……フレキシ
ブル基板、11……導電路、12……本体中央部、13……本
体側出部、14……端子導出部、15、16……裏面接続孔。
Claims (1)
- 【請求項１】励振電極の形成された複数の圧電片を基台
上に配列して、前記基台の両側面に対面して配置される
とともに前記励振電極と接続する導電路の形成されたフ
レキシブル基板を用いて、前記圧電片の励振電極を前記
配列方向の両側から交互に導出した超音波探触子におい
て、前記フレキシブル基板は本体中央部と本体側出部と
端子導出部とからなり、前記本体中央部は前記基台の一
側面側に位置して該本体中央部の導電路が前記圧電片の
一端側にて該圧電片の励振電極と電気的に接続し、前記
本体側出部は前記本体中央部の両端側に接続して前記基
台の他側面側に位置して該本体側出部の導電路が前記圧
電片の他端側にて該圧電片の励振電極と電気的に接続
し、前記端子導出部は前記本体中央部の下端側に接続す
るとともに前記本体中央部及び本体側出部の導電路が集
中して延出されていることを特徴とする超音波探触子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62304741A JPH084359B2 (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62304741A JPH084359B2 (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 超音波探触子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01146499A JPH01146499A (ja) | 1989-06-08 |
| JPH084359B2 true JPH084359B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=17936656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62304741A Expired - Lifetime JPH084359B2 (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 超音波探触子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084359B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4513951B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-07-28 | 富士フイルム株式会社 | 超音波トランスデューサ用接続基板 |
| JP6203537B2 (ja) * | 2013-05-24 | 2017-09-27 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | フレキシブルプリント基板、超音波プローブ及び超音波診断装置 |
| WO2016080119A1 (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-26 | オリンパス株式会社 | 超音波振動子、超音波内視鏡 |
| KR20210121979A (ko) * | 2020-03-31 | 2021-10-08 | 엘지디스플레이 주식회사 | 진동 장치 및 이를 포함하는 표시 장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6161599A (ja) * | 1984-09-03 | 1986-03-29 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | アレ−型超音波探触子とその製造方法 |
-
1987
- 1987-12-02 JP JP62304741A patent/JPH084359B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01146499A (ja) | 1989-06-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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