JPH08429U - 液晶パネル構造 - Google Patents
液晶パネル構造Info
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- JPH08429U JPH08429U JP772095U JP772095U JPH08429U JP H08429 U JPH08429 U JP H08429U JP 772095 U JP772095 U JP 772095U JP 772095 U JP772095 U JP 772095U JP H08429 U JPH08429 U JP H08429U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】導電性接着剤による液晶パネルの接続実装の信
頼性を向上させる。 【解決手段】回路基板の回路パターンの外側に、液晶パ
ネルの電極端子に接続されないダミーの回路パターンを
形成する。
頼性を向上させる。 【解決手段】回路基板の回路パターンの外側に、液晶パ
ネルの電極端子に接続されないダミーの回路パターンを
形成する。
Description
【0001】
本考案は、液晶パネルの電極端子に外部駆動回路を直接あるいは間接に接続す る実装手段に関する。
【0002】 〔考案の概要〕 本考案の液晶パネル構造は、液晶パネル上に電極端子、回路基板上に回路パタ ーンを有し、該電極端子と前記回路パターンを接続する際の接続構造に関するも ので、前記回路基板上には回路パターンに加えダミーの回路パターンが少なくと もl個以上形成され、前記ダミーの回路パターンの形成される位置は前記回路パ ターンの外側であり、かつ該ダミーの回路パターンは該電極端子に接続されない という構成により、接続実装の信頼性を向上させたものである。
【0003】
従来の液晶パネル構造は図2の如きであった。すなわち図2において、22は 下パネルガラス、23はITOによる電極端子、24はフレキシブル回路基板、 25は銅箔よりなる回路パターン、26は導電性接着剤を示す。図2は従来の液 晶パネルをフレキシブル回路基板にて実装した液晶パネル構造の実装部要部断面 構造であるが、フレキシブル回路基板の回路パターンの数と、ITOによる電極 端子の数は全く一致している。
【0004】
しかし、従来の液晶パネル構造は幾多の問題点を有するものであった。
【0005】 まず、図2より明らかなように、ITOによる電極端子23とフレキシブル回 路基板24は導電性接着剤にて接続されており電極端子23とフレキシブル回路 基板の回路パターン25の数は同じであった。導電性接着剤は接着剤の中に金属 粉等の導電性物質を混在させたもので、被接合物間に挟持し、加熱,加圧する事 による被接合物を強固に接合せしめると同時に、必要な部品を導通せしめる。と ころが、前記する加熱,加圧は各部位均一である必要がある。それは導電性接着 剤は数十ミクロンオーダーの薄い膜であるが故に加熱,加圧が不均一だと接合が 不均一になり部分的に導通が不完全になる為である。一般には加熱,加圧を均一 にする為、加熱,加圧機のへッド部分に薄いシリコンゴムを貼り付けていた。し かし、薄いシリコンゴムをへッド部分に貼り付けても、加圧時のシリコンゴムの 圧縮あるいは伸びの関係で、電極端子とフレキシブル回路基板の接合の最外端付 近は加圧の不均一が生じやすく、この最外端付近で接合の不完全あるいは導通の 不完全が生じやすいものであった。
【0006】 また、従来の液晶パネル構造では液晶パネルの電極端子と回路基板上の回路パ ターンとを導電性接着剤を用い、加圧によって接合する際、接合の中央部から最 外端に向かって接着剤を排除する力が生じる。従って最外端の接着剤層の厚みは 厚くなり、かつ回路パターンにも歪みが生じるため導通が不完全となる。
【0007】 そこで、本考案は、従来のこのような欠点を解決し、液晶パネルの接続実装の 信頼性を向上させる事を目的とする。
【0008】
本考案の液晶パネル構造は、一対の基板間に液晶が挟持された液晶パネルと、 前記液晶パネルと接続された回路基板とからなり、該液晶パネルの一方の基板の 端部には複数の電極端子が形成され、該回路基板には回路パターンが形成され、 該回路パターンは該複数の電極端子に対応して形成され、該回路パターンは該複 数の電極端子と導電性接着剤を介して接続してなる液晶パネル構造において、該 回路基板上には該回路パターンに加えダミーの回路パターンが少なくともl個以 上形成され、該ダミーの回路パターンの形成される位置は該回路パターンの外側 であり、かつ該ダミーの回路パターンは該電極端子に接続されないことを特徴と するものである。
【0009】
以下に本考案の実施例を図面を用いて説明する。図1a、図1bはそれぞれ本 考案の実施例における要部断面図、要部平面図を示すものである。図1aにおい て、2は下パネルガラス、3はITOによる電極端子、4はフレキシブル回路基 板、5は銅箔よりなる回路パターン、6は導電性接着剤を示す。
【0010】 図1a、図1bより明らかなように、本考案による液晶パネル構造は、液晶パ ネルとフレキシブル回路基板の接合部において、銅箔よりなる回路パターンの数 がITO ̄による電極端子の数より多い。図1aに示す導電性接着剤は金属粉等 の導電性物質が接着剤の中に混入されており、フレキシブル基板の銅箔のある部 分は銅箔のない部分より銅箔の厚み分だけ多く圧縮され、圧縮量が多いと隣り合 う導電性接着剤中の導電性物質が連鎖状に接続し導通が形成されるが、銅箔のな い部分は圧縮量が少ない為、隣り合う導電性物質が連鎖状に接触しあわされず導 通が形成されない。そのため、導通を必要とする部位の圧縮量及び圧力は均一で ある必要がある。この圧力を均一にする為、接合機のへッドに薄いシリコンゴム を貼り付ける事が多いが、ヘッドで圧力を加える時、シリコンゴムの圧縮量はへ ッドの長い部分にわたってほぼ均一となるが、フレキシブル基板の最外辺周辺は 部分的な境界条件が異なる為シリコンゴムの圧縮形態が他の部分と異なるように なる。従って、電極端子とフレキシブル回路基板の接合の最外端付近は導通の不 完全が生じやすい。従って本考案では必要とする電極端子と回路パターンの接続 の外側に電気的導通としては不用な回路パタ一ンを配し、上記する最外端付の導 通の不完全を前記不用な回路パターン内に生じせしめるようにし、電気的接続を 必要とする回路パターンは液晶パネルの電極端子との導通接続の信頼性を確保で きるようにしたものである。
【0011】
以上の如く、本願考案の液晶パネル構造は、一対の基板間に液晶が挟待された 液晶パネルと、前記液晶パネルと接続された回路基板とからなり、該液晶パネル の一方の基板の端部には複数の電極端子が形成され、該回路基板には回路パター ンが形成され、該回路パターンは該複数の電極端子に対応して形成され、該回路 パターンは該複数の電極端子と導電性接着剤を介して接続してなる液晶パネル構 造において、該回路基板上には該回路パターンに加えダミーの回路パターンが少 なくともl個以上形成され、該ダミーの回路パターンの形成される位置は該回路 パターンの外側であり、かつ該ダミーの回路パターンは該電極端子に接続されな いことを特徴とするから、従来液晶パネルの電極端子と外部の回路基板を接合す る際、その接合の最外端付近には加圧の不均一が生じる上、接合の中央部から最 外端に向かって接着剤を排除するカが加わるため、接着剤の厚みの不均一と回路 パターンの歪みとにより、接合の最外端付近では導電性接着剤の上下方向の導通 の不完全が生じ易いという問題点を有していたのであるが、その導通不完全を電 気的接続に奇与しない回路パターンのところに生じさせるようにしたため、電気 的接続に用いる回路パターンと液晶パネル上の電極端子との間では導通が完全に なる。このように従来の問題点を解決し、液晶パネルの電極端子と外部の回路基 板の導通接続の信頼性を高めることができる、という顕著な効果を奏するもので ある。
【図1】(a),(b)は本考案による液晶パネル構造
の一例要部断面図。
の一例要部断面図。
【図2】従来の液晶パネル構造の要部断面図。
2,22・・・下パネルガラス 3,23・・・電極端子 4,24・・・フレキシブル回路基板 5,25・・・回路パターン 6,26・・・導電性接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】一対の基板間に液晶が挟持された液晶パネ
ルと、該液晶パネルと接続された回路基板とからなり、
該液晶パネルの一方の基板の端部には複数の電極端子が
形成され、該回路基板には回路パターンが形成され、該
回路パターンは該複数の電極端子に対応して形成され、
該回路パターンは該複数の電極端子と導電性接着剤を介
して接続してなる液晶パネル構造において、 該回路基板上には該回路パターンに加えダミーの回路パ
ターンが少なくともl個以上形成され、該ダミーの回路
パターンの形成される位置は該回路パターンの外側であ
り、かつ該ダミーの回路パターンは該電極端子に接続さ
れないことを特徴とする液晶バネル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP772095U JPH08429U (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 液晶パネル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP772095U JPH08429U (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 液晶パネル構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08429U true JPH08429U (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=11673571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP772095U Pending JPH08429U (ja) | 1995-07-25 | 1995-07-25 | 液晶パネル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08429U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002246701A (ja) * | 2001-02-19 | 2002-08-30 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | フレキシブルプリント基板及びヒートシールコネクタ |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS536881A (en) * | 1976-07-09 | 1978-01-21 | Hitachi Ltd | Flexible printed board having connecting terminal for connecting by multiple soldering connection method |
JPS60129729A (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-11 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 液晶表示装置 |
JPS60218628A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-01 | Sharp Corp | 液晶表示素子電極接続方法 |
JPS6220396A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-28 | キヤノン株式会社 | 電子機器 |
JPH0530373U (ja) * | 1991-03-08 | 1993-04-20 | 川崎炉材株式会社 | ジルコニア製ドア−ハンドル |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP772095U patent/JPH08429U/ja active Pending
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