JPH0842842A - 熱電対の取付構造 - Google Patents

熱電対の取付構造

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JPH0842842A
JPH0842842A JP20012294A JP20012294A JPH0842842A JP H0842842 A JPH0842842 A JP H0842842A JP 20012294 A JP20012294 A JP 20012294A JP 20012294 A JP20012294 A JP 20012294A JP H0842842 A JPH0842842 A JP H0842842A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス燃焼機器において使用される燃料ガスの
種類が異なっても、その燃焼状態を検知する熱電対の起
電力値が一定の基準で判断できるようにすること。 【構成】 熱電対78をガイシ製の熱電対ホルダ67に
より絶縁状態で保持すると共に、その周囲をカバー部材
69により囲繞した状態でケーシング61に装着し、そ
のときに、火炎温度の高い燃料ガスが使用されるときに
は、このカバー部材69と熱電対ホルダ67の前端との
間にスペーサ部材73を装着して熱電対78を後退さ
せ、火炎温度の低い燃料ガスが使用されるときには、カ
バー部材69と熱電対ホルダ67の前端との間にスペー
サ部材73を装着して熱電対78を前進させる。これに
より、熱電対78の一定基準の起電力値で燃焼状態が把
握されることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス給湯器,ガス風呂
釜などのガス燃焼機器に関し、さらに詳しくは、これら
のガス燃焼機器において、ガスバーナの燃焼状態を熱電
対により検知し、その検知信号に基づいてガスバーナの
燃焼制御を行うのに用いられる熱電対の取付構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなガス燃焼機器において
は、一般に、ガスバーナの燃焼状態(燃焼ガスの温度)
を熱電対により検知し、その検知信号に基づいてガスバ
ーナのガス管路に設けられているガス比例弁の開度を調
節し、また、このガス比例弁の開度に応じて変化するガ
スバーナへのガス供給量に応じて、このガスバーナへ燃
焼用空気を供給する送風ファンの回転数を制御し、ガス
量と空気量との空燃比制御を行うようにしたものがすで
に知られている。
【0003】このような場合のガスバーナの燃焼状態を
制御するのに用いられる熱電対の取付構造としては、例
えば、図7、あるいは、図8に示したものが知られてい
る。すなわち、図7に示したものは、ガスバーナのバー
ナプレート104面に面して熱電対100を、そのガス
バーナを囲むケーシング101およびパッキン押え10
2、プレートパッキン103等を介して装着したもので
ある。この場合、熱電対100のコード1本は、ボディ
アースとして金属板製のケーシング101に接続してあ
る。
【0004】一方、図8に示したものは、同じくガスバ
ーナのバーナプレート114面に面して熱電対110
を、ケーシング113およびガイシ111、パッキン1
12等を介して装着したものである。この場合、熱電対
110とケーシング113とは、ガイシ111等によっ
て絶縁されている(アースされていない)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の図7および図8
に示したような構成の熱電対の取付構造によれば、熱電
対は、いったん、ケーシングに装着されると、その位置
は、もはや調整できないようになっている(固定的に取
付けられている)。ところが、熱電対の起電力は、その
取付位置によって異なってくる。例えば、熱電対を深く
差し込めば、起電力が上昇し、浅く差し込めば、起電力
は下降する。
【0006】しかるに、上述した図7あるいは図8に示
したような構成の熱電対の取付構造のものでは、熱電対
の取付位置が固定されているため、得られる出力(起電
力)が異なってくる。したがって、燃焼制御が難しくな
る。また、図7に示した構造のように熱電対を金属製の
ケーシングにアースしたものでは、ガイシ等により絶縁
がなされていないので、熱電対の出力がノイズの影響を
受けやすい。そのために、別途にバーナコントローラで
の対策が必要となって、高価なものとなる問題も生じて
くる。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、使
用される燃料ガスの種類に応じて熱電対の取付位置を変
えることのできる構造を提供することにある。これによ
り、ガス給湯器などのガス燃焼機器において、ガスバー
ナの燃焼状態を熱電対により正確に検知し、これを燃焼
制御にフィードバックしようとするものである。
【0008】また、本発明は、熱電対をガイシ等の絶縁
対策により、ケーシングに装着するようにしてノイズの
影響を受けにくくし、これにより、熱電対による測定誤
差を少なくし、より高い燃焼制御を達成せんとするもの
でもある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明は、ガスバーナのバーナプレート面に面し
てそのガスバーナを囲むケーシングに熱電対を装着した
ものであって、熱電対をガイシ製の熱電対ホルダにより
絶縁状態で保持すると共に、この熱電対ホルダにより保
持された熱電対の周囲をカバー部材により囲繞し、この
カバー部材と熱電対との相対的な進退位置が変更可能に
なるように、前記熱電対ホルダの前後端にスペーサ部材
が選択的に装着されている熱電対の取付構造を要旨とす
るものである。
【0010】
【作用】このような構成の熱電対の取付構造によれば、
使用される燃焼ガスの種類によって、たとえば、都市ガ
スのような火炎温度の高いものでは、スペーサ部材を熱
電対ホルダーの前端にもってきた状態で熱電対をガスバ
ーナのケーシングに装着する。そうすれば、この熱電対
は、スペーサ部材の肉厚分だけ後退した状態でバーナプ
レート面に対向配置される。したがって、このガスバー
ナの燃焼状態において、熱電対で検知される熱起電力は
相対的に低くなり、その調整された熱起電力値により、
ガスバーナの燃焼制御が行われることとなる。
【0011】一方、使用される燃焼ガスの種類によっ
て、たとえば、プロパンガスのような火炎温度の低いも
のでは、スペーサ部材を熱電対ホルダーの後端にもって
きた状態で熱電対をガスバーナのケーシングに装着す
る。そうすれば、この熱電対は、スペーサ部材の肉厚分
だけ前進した状態でバーナプレート面に対向配置され
る。したがって、このガスバーナの燃焼状態において、
熱電対で検知される熱起電力は相対的に高くなり、その
調整された熱起電力値により、ガスバーナの燃焼制御が
行われることとなる。
【0012】また、この熱電対は、ガイシ製の熱電対ホ
ルダーにより絶縁状態で保持されているので、燃焼によ
るノイズの影響を受けず、検知される熱起電力のバラツ
キも起きないため、より精度良く燃焼制御が行われる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。初めに図1には、本発明が適用される強
制排気式(FE式)のガス給湯器の概略構成を示してい
る。図示されるようにこのガス給湯器10は、ガスバー
ナ12、熱交換器14、給水管16、流水センサ18、
水温サーミスタ20、給湯管22、湯温サーミスタ2
4、給湯栓(蛇口)26、ガス管28、ガス元電磁弁3
0、ガス比例弁32、送風ファン34、コントローラ3
6等により構成されている。
【0014】このガス給湯器10では、給湯栓(蛇口)
26を開くと給水管16より給水され、流水センサ18
からの検知信号がコントローラ36へ伝えられ、送風フ
ァン34が始動する。そして次にガス元電磁弁30が開
いてガスバーナ12にガスが供給されるので、図示しな
い点火プラグによりガスの点火が行なわれる。そして湯
温サーミスタ24により検知される出湯温度と設定温度
とに差があれば、コントローラ36からの指令信号によ
りガス比例弁32の開度が調節され、さらにガス量の変
化に伴なって送風ファン34へも指令信号が送られ、ガ
スバーナ12へ供給される空気量が比例制御されるもの
である。
【0015】図2は、このガス給湯器10のガスバーナ
12が配置される燃焼室40内を上方から視た概略構成
図である。燃焼室40内には、偏平な複数のメインバー
ナ42が並設され、それらのスロート44の先端に一次
空気量調節用のダンパ46が設けられ、ノズル台48に
設けられた各ガスノズル50から燃料ガスが供給され
る。このノズル台48へのガス流路に能力(燃焼量)を
調節するための前述のガス比例弁32やガス流路を開閉
するガス元電磁弁30が設けられる。また、燃焼室40
の下部には送風ファン(シロッコファン)34が設けら
れ、燃焼用空気を燃焼室40に供給しメインバーナ42
で燃焼し、この燃焼熱で熱交換器14を加熱して出湯す
るように構成されている。
【0016】一方、このメインバーナ42に近接してバ
ーナの燃焼状態を監視する燃焼安全装置60が併設され
る。この燃焼安全装置60は、モニタ用のバーナに上述
の共通のノズル台48に設けられるガスノズル52から
燃料ガスが供給される。そして、そのバーナプレート6
6面の燃焼状態をそのバーナプレート66面に対向して
設けられる熱電対78により検知するものである。
【0017】図3の(a)および(b)に、この熱電対
78の取付構造のさらに詳細な構成を示す。図示のよう
に、この燃焼安全装置60は、筒状のケーシング61内
に多数の炎孔62を有するバーナプレート66が装着さ
れると共に、このバーナプレート66の上流側には燃料
ガスと一次空気とを混合する混合管63が配管され、こ
の混合管63には、下部側面の導管64より燃料ガスお
よび燃焼用空気が導入されるように構成されている。
【0018】そして、図示のように、この熱電対78
は、バーナプレート66面に対向するようにケーシング
61に横方向から装着されるものである。この熱電対7
8の感熱部78a寄り部位と基部78b寄り部位とにそ
れぞれ設けられている二つのつば部78c,78cの間
にガイシ製の熱電対ホルダ67(半割体67a,67b
から構成される)が介設されることにより、熱電対78
は絶縁的に保護される。更に、その外側をカバー部材6
9と受け板70とで囲い、カバー部材69および受け板
70をネジ71止めにより一体的に結合した状態で、ケ
ーシング61の外側に設けられる取付台72(この取付
台72は実際に前記した燃料ガスの導管64に取付けら
れる)にネジ止めすることにより、固定的に取り付けて
あるものである。
【0019】そして、このときに、熱電対78の感熱部
78aには、その先端部が突出された状態で筒状のガイ
シ製の熱電対ホルダ68が挿着され、この熱電対ホルダ
68がケーシング61の貫通壁面に貫挿されることによ
り、熱電対78とケーシング61との直接的な接触も回
避されるように構成されている。また、受け板70の両
サイドの起立板70a,70bは、ケーシング61の外
周面に当接され、溶接されている。
【0020】このような構成の熱電対の取付構造におい
て、更に、熱電対78がケーシング61内に挿入される
度合(位置関係)を調整するためのスペーサ部材73
が、熱電対ホルダ67の前側か後側かに位置して、カバ
ー部材69と熱電対ホルダ67との間に選択的に介設さ
れるようになっている。
【0021】すなわち、スペーサ部材73には、熱電対
78の感熱部78a側に位置する前壁74a寄り部位
と、熱電対78の基部78b側に位置する後壁74b寄
り部位とに、それぞれ、係止孔69a,69bが設けら
れている。一方、スペーサ部材73の一側縁には、その
係止孔69a,69bに差し込まれる係止片73aが設
けられている。このスペーサ部材73に設けられている
係止片73aを、カバー部材69の前側に設けられてい
る係止孔69aに差し込むか、後側に設けられている係
止孔69bに差し込むかによって、その位置関係が調整
されるようになっている。
【0022】尚、スペーサ部材73は、熱電対78のつ
ば部78cとの接触を避けるため、つば部78cの径寸
法よりも大きめの空間(スペース)を有する二股状に形
成されている。
【0023】次に、熱電対78の取付構造の構成の分解
斜視図を図4および図5に示したので、これらの図に基
づいて、更に詳しく説明する。
【0024】図4は、スペーサ部材73の取付位置を熱
電対ホルダ67の前端にする場合を示した分解斜視図で
ある。上述したように、熱電対の取付構造は、カバー部
材69、熱電対ホルダ67の上半割体67a、熱電対7
8、熱電対ホルダ67の下半割体67b、受け板70、
スペーサ部材73、ネジ71により構成されている。熱
電対78は、二つのつば部78c,78cの間に上下か
ら一組の熱電対ホルダ67が組み合わせられることによ
って、それらにガードされる。そして、スペーサ部材7
3は熱電対ホルダ67の前端に配置される。その状態
で、更に、上下からカバー部材69および受け板70が
取り付けられる。この時、スペーサ部材73の係止片7
3aは、カバー部材69に設けられた係止孔69aに挿
入される。その後、ネジ71によりすべてが固定され
る。これにより、熱電対78は、スペーサ部材73の肉
厚分だけ後退した位置に配置される。
【0025】また、図5は、スペーサ部材73の取付位
置を熱電対ホルダ67の後端にする場合を示した分解斜
視図である。図4と同様に、カバー部材69、熱電対ホ
ルダ67の上半割体67a、熱電対78、熱電対ホルダ
67の下半割体67b、受け板70、スペーサ部材7
3、ネジ71により構成されている。熱電対78は、二
つのつば部78c,78cの間に上下から一組の熱電対
ホルダ67が組み合わせられることによって、それらに
ガードされる。そして、スペーサ部材73は熱電対ホル
ダ67の後端に配置される。その状態で、更に、上下か
らカバー部材69および受け板70が取り付けられる。
この時、スペーサ部材73の係止片73aは、カバー部
材69に設けられた係止孔69bに挿入される。その
後、ネジ71によりすべてが固定される。これにより、
熱電対78は、スペーサ部材73の肉厚分だけ前進した
位置に配置される。
【0026】ちなみに、熱電対78の取付位置をバーナ
プレートに対して変化させた場合の実験結果を図6に示
す。この図6は、ファン回転数と熱電対出力との関係を
示したものである。横軸にファン回転数を、縦軸に熱電
対出力値を示している。この図では、都市ガス(13A
−1)を用いた例を示しており、燃料ガスのインプット
量としては528Kcal/hとしている。そして、熱
電対78のケーシング61内への差込み量(奥行き量)
を5mm,3mm,1mmと変えた場合の比較で示して
いる。
【0027】この図6よりわかるように、熱電対78の
感熱部78a(熱電対の取付位置)がバーナプレート6
6中心側に近くなる(奥行きが深くなる)につれて、熱
電対出力値が全体的に高くなることがわかる。すなわ
ち、熱電対78をケーシング61内へ5mm挿入した時
が熱電対78の起電力値が最も高くなり、次いで3m
m、最も熱電対78の起電力値が低いのが、熱電対78
のケーシング61内への挿入量が1mmのときであっ
た。
【0028】かくして、本発明では、都市ガス(13A
−1,6C−1)を使用する場合には、スペーサ部材7
3を熱電対ホルダ67の前側に位置してカバー部材69
と熱電対ホルダ67との間に装着させる。そうすれば、
熱電対78は、そのスペーサ部材73の肉厚分だけ後退
した状態でケーシング61内へ挿入されることとなる。
【0029】また、プロパンガス(LPガス)を使用す
る場合には、スペーサ部材73を熱電対ホルダ67の後
側に位置してカバー部材69と熱電対ホルダ67との間
に装着させる。そうすれば、熱電対78は、そのスペー
サ部材73の肉厚分だけ前進した状態でケーシング61
内へ挿入されることとなる。次の表1は、実際に、スペ
ーサ部材73を熱電対ホルダ67の前側に設けた場合と
後側に設けた場合との熱起電力値を示したものである。
【0030】
【表1】
【0031】この表1に示されるように、スペーサ部材
73を熱電対ホルダ67の前側に設けた場合、都市ガス
の13A−1と6C−1は、熱起電力値がほぼ同じ値
(30mVと33mV)を示し、プロパンガスは、これ
らの値よりもかなり低い値(23mV)を示した。
【0032】一方、スペーサ部材73を熱電対ホルダ6
7の後側に設けた場合、都市ガスの13A−1と6C−
1およびプロパンガスは、それぞれ、熱起電力値が更に
高い値を示したことはもちろんであるが、プロパンガス
の起電力値が、熱電対ホルダ67を前側に設けたときの
都市ガス(13A−1と6C−1)の熱起電力値とほぼ
同じ値(31mV)を示した。
【0033】これらの結果から言えることは、都市ガス
(13A−1と6C−1)のガス種を使用する場合に
は、スペーサ部材73を熱電対ホルダ67の前側に設
け、また、プロパンガスを使用する場合には、スペーサ
部材73を熱電対ホルダ67の後側に設けるようにすれ
ば、これらのガス種の違いによっても、ほぼ一定の熱起
電力値の基準をもって、このガス燃焼器具の燃焼状態を
把握することができるものである。
【0034】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の改変
が可能であることは言うまでもない。例えば、燃焼状態
を検知する熱電対は直接メインバーナに設ける等しても
本発明の目的は達成されるものである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明は、ガス燃焼機器にその燃焼状態を検知するため、
ガスバーナのバーナプレート面に熱電対を装着するに際
し、その熱電対の取付構造として、使用される燃料ガス
の種類が地域によって、あるいは、家庭によって異なる
ときに、その燃料ガスの火力によって熱電対のバーナプ
レート上への挿入具合いを変えることによって一定の基
準で燃焼状態を判断できるものである。また、熱電対
は、ガイシ製の熱電対ホルダに覆われて絶縁されている
ため燃焼に伴うノイズの影響を回避できるものであるか
ら、安定した燃焼制御を行うことが可能となる。そして
また、このような熱電対の構造を備えたガス給湯器など
のガス燃焼機器を製造することは、仕様を変えずに製造
できるものであるから、その生産メリットも大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるガス給湯器の概略構成図で
ある。
【図2】図1に示したガス給湯器における燃焼状態を検
知するための熱電対の取付部位を示した図である。
【図3】本発明の熱電対の取付構造の(a)平面図、お
よび(b)縦断面図である。
【図4】本発明の熱電対の取付構造の分解斜視図であ
る。
【図5】本発明の熱電対の取付構造の分解斜視図であ
る。
【図6】ファン回転数と熱電対出力の関係を示した図で
ある。
【図7】従来例の熱電対の取付構造を示した断面図であ
る。
【図8】従来例の熱電対の取付構造を示した断面図であ
る。
【符号の説明】
12 ガスバーナ 61 ケーシング 66 バーナプレート 67 熱電対ホルダ 69 カバー部材 73 スペーサ部材 78 熱電対

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスバーナのバーナプレート面に面し
    てそのガスバーナを囲むケーシングに熱電対を装着した
    ものであって、熱電対をガイシ製の熱電対ホルダにより
    絶縁状態で保持すると共に、この熱電対ホルダにより保
    持された熱電対の周囲をカバー部材により囲繞し、この
    カバー部材と熱電対との相対的な進退位置が変更可能に
    なるように、前記熱電対ホルダの前後端にスペーサ部材
    が選択的に装着されていることを特徴とする熱電対の取
    付構造。
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