JPH084275A - 折り畳み式建築作業足場台 - Google Patents
折り畳み式建築作業足場台Info
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- JPH084275A JPH084275A JP6162823A JP16282394A JPH084275A JP H084275 A JPH084275 A JP H084275A JP 6162823 A JP6162823 A JP 6162823A JP 16282394 A JP16282394 A JP 16282394A JP H084275 A JPH084275 A JP H084275A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 足場台の折り畳み状態の高さが高くならない
ようにして持ち運びを容易にするとともに、収納状態と
使用状態に広げる作業を容易にする。 【構成】 長方形の4つの頂点位置に伸縮可能な支柱1
a,1bが設けられ、各支柱の下端に自在軸6を介して
車輪7が設けられている。前後の支柱1a,1bの間が
それぞれ上下に間隔をあけて複数本の横棒4で連結され
て、左右の側面枠2を形成している。前側の支柱1aの
間に、枠組み9a,9bの内辺の上下端に設けられた連
結金具13に上下方向の軸12を介して回動可能に連結
した連結枠8が設けられており、連結枠8の両側の上下
端は、左右の支柱1aの相対する位置に設けられたブラ
ケット10に上下方向の軸11を介して回動可能に連結
されている。そして、左右の側面枠2の相対する位置の
横棒4に掴み金具5aを有する足場板5を架け渡して足
場台を構成する。
ようにして持ち運びを容易にするとともに、収納状態と
使用状態に広げる作業を容易にする。 【構成】 長方形の4つの頂点位置に伸縮可能な支柱1
a,1bが設けられ、各支柱の下端に自在軸6を介して
車輪7が設けられている。前後の支柱1a,1bの間が
それぞれ上下に間隔をあけて複数本の横棒4で連結され
て、左右の側面枠2を形成している。前側の支柱1aの
間に、枠組み9a,9bの内辺の上下端に設けられた連
結金具13に上下方向の軸12を介して回動可能に連結
した連結枠8が設けられており、連結枠8の両側の上下
端は、左右の支柱1aの相対する位置に設けられたブラ
ケット10に上下方向の軸11を介して回動可能に連結
されている。そして、左右の側面枠2の相対する位置の
横棒4に掴み金具5aを有する足場板5を架け渡して足
場台を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築現場の天井部や壁
の高い部分の作業をする場合に、作業者が高い位置に上
がれるようにするとともに、移動が容易にできるように
した折り畳み式建築作業足場台に関する。
の高い部分の作業をする場合に、作業者が高い位置に上
がれるようにするとともに、移動が容易にできるように
した折り畳み式建築作業足場台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築作業で天井部や壁の高い部分
の作業をする場合には、壁に沿ってパイプとクランプを
使用して枠組をするとともに、枠組に足場板を保持させ
て、作業者がその上に載れるようにしてる。また足場台
を折り畳み可能に作成し、持ち運びと足場台の組み立て
とを容易にしたものも知られている。この折り畳み式の
足場台は、特開平2−85467号公報や実開昭62−
110439号公報に記載されているように、支柱の下
端に車輪を設けて移動できるようになっており、また足
場台の中央部で切断して蝶番で接続し、折り畳む時は、
両側の半分の足場板の中央側端部を上に持ち上げて両者
を足場台の中央部に鉛直に立てた状態を収納状態として
いる。
の作業をする場合には、壁に沿ってパイプとクランプを
使用して枠組をするとともに、枠組に足場板を保持させ
て、作業者がその上に載れるようにしてる。また足場台
を折り畳み可能に作成し、持ち運びと足場台の組み立て
とを容易にしたものも知られている。この折り畳み式の
足場台は、特開平2−85467号公報や実開昭62−
110439号公報に記載されているように、支柱の下
端に車輪を設けて移動できるようになっており、また足
場台の中央部で切断して蝶番で接続し、折り畳む時は、
両側の半分の足場板の中央側端部を上に持ち上げて両者
を足場台の中央部に鉛直に立てた状態を収納状態として
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の折り畳み式
足場台は、半分に切断した足場台を折り畳む場合に上に
持ち上げて鉛直状にするため、収納状態の足場台の高さ
が高くなり、貨物用のエレベータに載らなくなるなど、
持ち運びに不便であった。また足場台は折り畳み状態で
背が高くなるので、足場台を鉛直状に折り畳んだり、水
平状態に広げる作業は一人の作業者では容易でないと云
う問題もあった。そこで本発明は、足場台の折り畳み状
態の高さが高くならないようにして持ち運びを容易にす
るとともに、収納状態と使用状態に広げる作業を容易に
することを目的とする。
足場台は、半分に切断した足場台を折り畳む場合に上に
持ち上げて鉛直状にするため、収納状態の足場台の高さ
が高くなり、貨物用のエレベータに載らなくなるなど、
持ち運びに不便であった。また足場台は折り畳み状態で
背が高くなるので、足場台を鉛直状に折り畳んだり、水
平状態に広げる作業は一人の作業者では容易でないと云
う問題もあった。そこで本発明は、足場台の折り畳み状
態の高さが高くならないようにして持ち運びを容易にす
るとともに、収納状態と使用状態に広げる作業を容易に
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の折り畳み式建築作業足場台は、少なくとも前
後左右の四隅に支柱が設けられ、前側2本の支柱間に連
結枠が設けられ、連結枠は左右の両端が支柱に上下方向
の軸で回動可能に連結されるとともに、連結枠は中央部
で分割されてそれら隣接部が上下方向の軸で回動可能に
連結され、前記前側の支柱と後側の支柱の間がそれぞれ
横棒で連結されて左右の側面枠が設けられ、左右の側面
枠の相対する横棒の間に掴み金具を有する足場板を架け
渡して作業用の床を構成するようにした。また、各支柱
は長手方向に伸縮可能な二重筒状に形成されるととも
に、支柱を所定長さに固定する固定手段が設けられ、高
さ調節を可能にし、各支柱の下端に車輪を設けて移動を
容易にした。また、各支柱の上端に作業台用手摺が取り
外し可能に設けられるようにして、作業の安全を図っ
た。
に本発明の折り畳み式建築作業足場台は、少なくとも前
後左右の四隅に支柱が設けられ、前側2本の支柱間に連
結枠が設けられ、連結枠は左右の両端が支柱に上下方向
の軸で回動可能に連結されるとともに、連結枠は中央部
で分割されてそれら隣接部が上下方向の軸で回動可能に
連結され、前記前側の支柱と後側の支柱の間がそれぞれ
横棒で連結されて左右の側面枠が設けられ、左右の側面
枠の相対する横棒の間に掴み金具を有する足場板を架け
渡して作業用の床を構成するようにした。また、各支柱
は長手方向に伸縮可能な二重筒状に形成されるととも
に、支柱を所定長さに固定する固定手段が設けられ、高
さ調節を可能にし、各支柱の下端に車輪を設けて移動を
容易にした。また、各支柱の上端に作業台用手摺が取り
外し可能に設けられるようにして、作業の安全を図っ
た。
【0005】そのほか、下端に車輪を有する2本の中央
支柱を前後に間隔を開けて配置し、前側の中央支柱の両
側にそれぞれ折り畳み可能に軸連結した連結枠を設け、
各連結枠の外端に、それぞれ下端に車輪を有する支柱を
横棒で連結した側面枠を軸連結し、2本の中央支柱間が
横棒で連結され、各支柱間に設けられた相対する横棒に
掴み金具を有する足場板を架け渡して、広い作業床を設
けることができるようにした。
支柱を前後に間隔を開けて配置し、前側の中央支柱の両
側にそれぞれ折り畳み可能に軸連結した連結枠を設け、
各連結枠の外端に、それぞれ下端に車輪を有する支柱を
横棒で連結した側面枠を軸連結し、2本の中央支柱間が
横棒で連結され、各支柱間に設けられた相対する横棒に
掴み金具を有する足場板を架け渡して、広い作業床を設
けることができるようにした。
【0006】
【作用】上記手段により本発明の折り畳み式建築作業足
場台は、前側の2本の支柱間に連結枠を軸連結して、連
結枠の左右に前後の支柱を横棒で連結した側面枠を回動
可能に連結し、左右の側面枠の相対する横棒間に足場板
を架け渡して作業用の足場台とするものである。この足
場台を折り畳むときは、支柱間の横棒に架け渡した足場
板を取り外し、前側の支柱間に設けられた連結枠をその
中央部が内側に向かうように各軸を中心にして折り畳
み、左右の側面枠の間に折り畳まれた連結枠を挟むよう
にして収納することにより、使用状態の高さと同一高さ
でコンパクトに収納でき、各支柱の下端の車輪により容
易に移動させることができる。また、収納状態の足場台
を使用状態に広げるときは、折り畳まれた連結枠を広
げ、連結枠の側面と平行に折り畳まれていた左右の側面
枠を、連結枠と垂直になるように90°回動させて、側
面枠の相対する横棒に足場板を架け渡すことにより4本
の支柱を長方形の各頂点位置に固定でき、足場台を使用
状態にすることができる。また、足場板を架け渡す位置
を変えることにより作業床の高さを変更することができ
る。
場台は、前側の2本の支柱間に連結枠を軸連結して、連
結枠の左右に前後の支柱を横棒で連結した側面枠を回動
可能に連結し、左右の側面枠の相対する横棒間に足場板
を架け渡して作業用の足場台とするものである。この足
場台を折り畳むときは、支柱間の横棒に架け渡した足場
板を取り外し、前側の支柱間に設けられた連結枠をその
中央部が内側に向かうように各軸を中心にして折り畳
み、左右の側面枠の間に折り畳まれた連結枠を挟むよう
にして収納することにより、使用状態の高さと同一高さ
でコンパクトに収納でき、各支柱の下端の車輪により容
易に移動させることができる。また、収納状態の足場台
を使用状態に広げるときは、折り畳まれた連結枠を広
げ、連結枠の側面と平行に折り畳まれていた左右の側面
枠を、連結枠と垂直になるように90°回動させて、側
面枠の相対する横棒に足場板を架け渡すことにより4本
の支柱を長方形の各頂点位置に固定でき、足場台を使用
状態にすることができる。また、足場板を架け渡す位置
を変えることにより作業床の高さを変更することができ
る。
【0007】なお足場台の高さを変える場合は、二重筒
製の各支柱を固定手段を外して長さ調節した後、固定手
段で支柱長さを固定状態にする。また、足場台上での作
業の安全のため、足場床材の上面周囲に手摺が取り付け
られ、折り畳みの際は取外される。前側の中央支柱の両
側に連結枠を設けた場合は、前記同様に2本の中央支柱
間と外側支柱間に設けられた横棒の間に架け渡した足場
板を外した後に、前側の中央支柱の両側の連結枠を折り
畳むとともに、外側の側面枠を連結枠の側面と平行にな
るように折り畳んで収納状態にする。また使用状態にす
るときは、前側の中央支柱の両側の連結枠を広げるとと
もに、各連結枠の外端の側面枠を90°回動させ、支柱
間に設けられた横棒に足場板を架け渡して使用状態にす
ることができる。
製の各支柱を固定手段を外して長さ調節した後、固定手
段で支柱長さを固定状態にする。また、足場台上での作
業の安全のため、足場床材の上面周囲に手摺が取り付け
られ、折り畳みの際は取外される。前側の中央支柱の両
側に連結枠を設けた場合は、前記同様に2本の中央支柱
間と外側支柱間に設けられた横棒の間に架け渡した足場
板を外した後に、前側の中央支柱の両側の連結枠を折り
畳むとともに、外側の側面枠を連結枠の側面と平行にな
るように折り畳んで収納状態にする。また使用状態にす
るときは、前側の中央支柱の両側の連結枠を広げるとと
もに、各連結枠の外端の側面枠を90°回動させ、支柱
間に設けられた横棒に足場板を架け渡して使用状態にす
ることができる。
【0008】
【実施例】本発明の折り畳み式建築作業足場台の実施例
を図1〜図5により説明する。長方形の4つの頂点位置
にそれぞれ支柱1a,1bが設けられ、各支柱1a,1
bは二重筒に形成されて伸縮可能になっており、外筒の
下部にピン孔20aが設けられるとともに、内筒の長手
方向に適当な間隔でピン孔20bが設けられている。そ
して支柱1a,1bを構成する二重筒を任意の長さに調
節した後、外筒のピン孔20aに一致した内筒のピン孔
20bにピン21を通すように構成した固定手段で長さ
を固定できるようになっている。右側の前後の2本の支
柱1a,1b間が上下に間隔をあけて複数本の横棒4で
連結されるとともに、左側の前後の2本の支柱1a,1
b間が右側と同様の間隔をあけて複数本の横棒4で連結
されて左右の側面枠2を形成している。側面枠2の横棒
4は、後記する足場板5を架け渡すとともに、足場板5
の上に上がる場合の梯子として機能するようになってい
る。各支柱の内筒の下端には、任意の方向に向けるよう
に自在軸6を介して車輪7が取り付けられ、建築作業足
場台の移動を容易にしている。なお、各支柱1a,1b
の下端に設けた車輪7の代わりに、例えば円形の支持板
を取り付けるようにしてもよい。
を図1〜図5により説明する。長方形の4つの頂点位置
にそれぞれ支柱1a,1bが設けられ、各支柱1a,1
bは二重筒に形成されて伸縮可能になっており、外筒の
下部にピン孔20aが設けられるとともに、内筒の長手
方向に適当な間隔でピン孔20bが設けられている。そ
して支柱1a,1bを構成する二重筒を任意の長さに調
節した後、外筒のピン孔20aに一致した内筒のピン孔
20bにピン21を通すように構成した固定手段で長さ
を固定できるようになっている。右側の前後の2本の支
柱1a,1b間が上下に間隔をあけて複数本の横棒4で
連結されるとともに、左側の前後の2本の支柱1a,1
b間が右側と同様の間隔をあけて複数本の横棒4で連結
されて左右の側面枠2を形成している。側面枠2の横棒
4は、後記する足場板5を架け渡すとともに、足場板5
の上に上がる場合の梯子として機能するようになってい
る。各支柱の内筒の下端には、任意の方向に向けるよう
に自在軸6を介して車輪7が取り付けられ、建築作業足
場台の移動を容易にしている。なお、各支柱1a,1b
の下端に設けた車輪7の代わりに、例えば円形の支持板
を取り付けるようにしてもよい。
【0009】各側面枠2の前側の支柱1aの間に連結枠
8が設けられている。連結枠8の両側の上下端は、左右
の支柱1aの相対する位置に設けられたブラケット10
に上下方向の軸11を介して回動可能に連結されてお
り、軸11を中心にして側面枠2がそれぞれ連結枠8の
中央付近に向かって折り畳まれて、連結枠8と平行に収
納できるようになっている。なお、軸11の外側部分に
ストッパー14が設けられており、各側面枠2が外側方
向に回動することを防止している。
8が設けられている。連結枠8の両側の上下端は、左右
の支柱1aの相対する位置に設けられたブラケット10
に上下方向の軸11を介して回動可能に連結されてお
り、軸11を中心にして側面枠2がそれぞれ連結枠8の
中央付近に向かって折り畳まれて、連結枠8と平行に収
納できるようになっている。なお、軸11の外側部分に
ストッパー14が設けられており、各側面枠2が外側方
向に回動することを防止している。
【0010】連結枠8は、パイプを略矩形状に組み合わ
せた枠組み9a,9bの一辺を向かい合わせて配置され
ている。枠組み9a,9bの内辺側の上下端には、それ
ぞれ連結金具13が外側に向けて突設されており、連結
金具13により上下方向の軸12を介して枠組み9a,
9bが回動可能に連結されている。ところで、外側に突
設された連結金具13に軸12を設けたことにより、連
結枠8の回動の中心が連結枠8の中央部の外側になるの
で、連結枠8の中央部が外側に突出しようとすると、枠
組み9a,9bの向かい合わされた内辺がその回動を阻
止するので、連結枠8の中央部が外側に突出することが
ない。また、連結枠8は枠組み9a,9bを折り畳み可
能に連結したが、そのほか、枠組みを長手方向の中央部
で切断し、切断箇所の外側にそれぞれ連結金具13を設
け、上下方向の軸12を介して回動可能に連結して連結
枠8としてもよい。
せた枠組み9a,9bの一辺を向かい合わせて配置され
ている。枠組み9a,9bの内辺側の上下端には、それ
ぞれ連結金具13が外側に向けて突設されており、連結
金具13により上下方向の軸12を介して枠組み9a,
9bが回動可能に連結されている。ところで、外側に突
設された連結金具13に軸12を設けたことにより、連
結枠8の回動の中心が連結枠8の中央部の外側になるの
で、連結枠8の中央部が外側に突出しようとすると、枠
組み9a,9bの向かい合わされた内辺がその回動を阻
止するので、連結枠8の中央部が外側に突出することが
ない。また、連結枠8は枠組み9a,9bを折り畳み可
能に連結したが、そのほか、枠組みを長手方向の中央部
で切断し、切断箇所の外側にそれぞれ連結金具13を設
け、上下方向の軸12を介して回動可能に連結して連結
枠8としてもよい。
【0011】前後の支柱1a,1b間に設けられている
左右の側面枠2の相対する横棒4の間に、2枚の足場板
5が架け渡されて作業床を構成している。足場板5は、
その長手方向の両端の両側に、例えばクランプなどの掴
み金具5aが設けられており、横棒4を掴み金具5aで
把持することにより、足場台の使用状態において連結枠
8を張り出し状態に維持するとともに、向かい合った側
面枠2を連結状態にして回動を阻止している。足場台を
折り畳むときは、掴み金具5aを横棒4から外して足場
板5を取り外す。なお、横棒4に架け渡される足場板5
は、横棒4や足場板5の幅によっては1枚あるいは複数
枚架け渡すことができる。
左右の側面枠2の相対する横棒4の間に、2枚の足場板
5が架け渡されて作業床を構成している。足場板5は、
その長手方向の両端の両側に、例えばクランプなどの掴
み金具5aが設けられており、横棒4を掴み金具5aで
把持することにより、足場台の使用状態において連結枠
8を張り出し状態に維持するとともに、向かい合った側
面枠2を連結状態にして回動を阻止している。足場台を
折り畳むときは、掴み金具5aを横棒4から外して足場
板5を取り外す。なお、横棒4に架け渡される足場板5
は、横棒4や足場板5の幅によっては1枚あるいは複数
枚架け渡すことができる。
【0012】足場台の四隅に当たる支柱1a,1bの上
端に手摺差し込み用の係止孔15が設けられ、使用状態
において支柱1a,1bの上端に手摺16が差し込まれ
て作業台からの落下を防止できるようにする。なお足場
台を折り畳む際には手摺16は取り外される。
端に手摺差し込み用の係止孔15が設けられ、使用状態
において支柱1a,1bの上端に手摺16が差し込まれ
て作業台からの落下を防止できるようにする。なお足場
台を折り畳む際には手摺16は取り外される。
【0013】上記構成の足場台を折り畳むときは、図2
に示すように、足場板5を横棒4から取り外し、連結枠
8を軸11,12を中心にして内側に折り畳み、折り畳
まれた連結枠8と側面枠2が平行になるようにして左右
の側面枠2の間に連結枠8が挟まれた状態で収納され
る。このように折り畳むことにより、足場台の高さを変
えずにコンパクトに折り畳むことができる。そして、足
場台を収納状態に折り畳んだ後に、前後の支柱1a,1
bの一方に設けられた係止金具17を他方の支柱1a,
1bに設けられた係止受具18に係止すれば、折り畳み
状態の緩みを防止することができ、その係止金具17を
外せば使用状態に広げることができる。なお、折り畳ん
だ状態で、コ字形の結束金具19を左右の側面枠2の横
棒4の上方に取り付けるようにして、折り畳み状態の緩
みを防止することもできる。
に示すように、足場板5を横棒4から取り外し、連結枠
8を軸11,12を中心にして内側に折り畳み、折り畳
まれた連結枠8と側面枠2が平行になるようにして左右
の側面枠2の間に連結枠8が挟まれた状態で収納され
る。このように折り畳むことにより、足場台の高さを変
えずにコンパクトに折り畳むことができる。そして、足
場台を収納状態に折り畳んだ後に、前後の支柱1a,1
bの一方に設けられた係止金具17を他方の支柱1a,
1bに設けられた係止受具18に係止すれば、折り畳み
状態の緩みを防止することができ、その係止金具17を
外せば使用状態に広げることができる。なお、折り畳ん
だ状態で、コ字形の結束金具19を左右の側面枠2の横
棒4の上方に取り付けるようにして、折り畳み状態の緩
みを防止することもできる。
【0014】次に第2実施例の折り畳み式建築作業足場
台を図4により説明する。この実施例は、前記実施例の
足場台を左右に2台連結し、中央部の前側2本と後側2
本をそれぞれ中央支柱としたものである。2本の支柱3
1を連結してその下部に車輪32を取り付けた中央支柱
33を前後に間隔を開けて配置し、前側の中央支柱33
の両側に枠組み9a,9bを折り畳み可能に軸連結した
連結枠8を設ける。連結枠8は、前記実施例のものと同
一構成であり、軸11,12を中心にして連結枠8の中
央部が内側に折り畳まれて前後の中央支柱33の間に重
なるように折り畳むことができる。また、各連結枠8の
外端にそれぞれ前記実施例と同一の側面枠2が連結され
ている。
台を図4により説明する。この実施例は、前記実施例の
足場台を左右に2台連結し、中央部の前側2本と後側2
本をそれぞれ中央支柱としたものである。2本の支柱3
1を連結してその下部に車輪32を取り付けた中央支柱
33を前後に間隔を開けて配置し、前側の中央支柱33
の両側に枠組み9a,9bを折り畳み可能に軸連結した
連結枠8を設ける。連結枠8は、前記実施例のものと同
一構成であり、軸11,12を中心にして連結枠8の中
央部が内側に折り畳まれて前後の中央支柱33の間に重
なるように折り畳むことができる。また、各連結枠8の
外端にそれぞれ前記実施例と同一の側面枠2が連結され
ている。
【0015】前記の前後のそれぞれ2本の支柱31間に
は、図示していないが足場板5を架け渡す横棒が側面枠
2の横棒と対応する位置に設けられて、2つの中央支柱
33を連結している。各側面枠2の横棒と相対する位置
に設けられた中央の各支柱31の横棒に、それぞれ足場
板の掴み金具を把持させて足場板を架け渡し、中央支柱
33の両側に作業床を構成することができる。また収納
時には、足場板を取り外し、連結枠8を中央支柱33に
重ねて折り畳むとともに、外側の各側面枠2を連結枠8
と平行に折り畳み、中央支柱33と側面枠2で連結枠8
を挟むようにする。また、側面枠の各支柱と支柱31
は、前記実施例と同様に長さ調節が可能である。なお、
第2実施例のその他の構成作用は、前記実施例と同一で
ある。そのほか、図5に示すように、2台の折り畳み式
建築作業足場台の連結枠8を背合わせにして配置し、相
対する内側の支柱1aの下端を連結棒40で互いに連結
するようにして、広い作業床を構成することもできる。
は、図示していないが足場板5を架け渡す横棒が側面枠
2の横棒と対応する位置に設けられて、2つの中央支柱
33を連結している。各側面枠2の横棒と相対する位置
に設けられた中央の各支柱31の横棒に、それぞれ足場
板の掴み金具を把持させて足場板を架け渡し、中央支柱
33の両側に作業床を構成することができる。また収納
時には、足場板を取り外し、連結枠8を中央支柱33に
重ねて折り畳むとともに、外側の各側面枠2を連結枠8
と平行に折り畳み、中央支柱33と側面枠2で連結枠8
を挟むようにする。また、側面枠の各支柱と支柱31
は、前記実施例と同様に長さ調節が可能である。なお、
第2実施例のその他の構成作用は、前記実施例と同一で
ある。そのほか、図5に示すように、2台の折り畳み式
建築作業足場台の連結枠8を背合わせにして配置し、相
対する内側の支柱1aの下端を連結棒40で互いに連結
するようにして、広い作業床を構成することもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明の折り畳み式建築作業足場台は、
床材である足場板を取り外し、連結枠を各軸を中心にし
て内側に折り畳み、左右の側面枠の間に折り畳まれた連
結枠を挟むようにして側面枠と連結枠が平行になるよう
にして折り畳むことにより、高さを変えないでコンパク
トに折り畳むことができ、移動や保管が容易になる。ま
た、前記のように折り畳んだ後、使用状態に広げるに
は、連結枠と平行に折り畳んだ支柱を90°回動させる
とともに、連結枠を張り出して支柱間の横棒に足場板を
架け渡すだけなので折り畳み張り出しの作業が容易にで
きる。また、支柱の長さを調節したり足場板を架け渡す
位置を変更することにより、異なる作業高さに対応する
ことができる。また、足場台の上に作業台用手摺を取り
付けて安全に作業をすることができる。さらに片側の中
央支柱の両側に連結枠と支柱を設けて足場床材を架け渡
すようにすれば、広い面積の足場台を折り畳み可能に形
成することができ、足場台設置の作業効率がよくなる。
床材である足場板を取り外し、連結枠を各軸を中心にし
て内側に折り畳み、左右の側面枠の間に折り畳まれた連
結枠を挟むようにして側面枠と連結枠が平行になるよう
にして折り畳むことにより、高さを変えないでコンパク
トに折り畳むことができ、移動や保管が容易になる。ま
た、前記のように折り畳んだ後、使用状態に広げるに
は、連結枠と平行に折り畳んだ支柱を90°回動させる
とともに、連結枠を張り出して支柱間の横棒に足場板を
架け渡すだけなので折り畳み張り出しの作業が容易にで
きる。また、支柱の長さを調節したり足場板を架け渡す
位置を変更することにより、異なる作業高さに対応する
ことができる。また、足場台の上に作業台用手摺を取り
付けて安全に作業をすることができる。さらに片側の中
央支柱の両側に連結枠と支柱を設けて足場床材を架け渡
すようにすれば、広い面積の足場台を折り畳み可能に形
成することができ、足場台設置の作業効率がよくなる。
【図1】本発明の折り畳み式建築作業足場台の実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】足場台の折り畳み状態の前面を示す説明図であ
る。
る。
【図3】足場台の折り畳み状態の上面を示す説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の第2実施例の足場台の正面図である。
【図5】足場台の連結枠を背合わせに配置した場合の折
り畳み状態の上面を示す説明図である。
り畳み状態の上面を示す説明図である。
1a 支柱 1b 支柱 2 側面枠 4 横棒 5 足場板 7 車輪 8 連結枠 16 手摺 33 中央支柱
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも前後左右の四隅に支柱が設け
られ、前側2本の支柱間に連結枠が設けられ、連結枠は
左右の両端が支柱に上下方向の軸で回動可能に連結され
るとともに、連結枠は中央部で分割されてそれら隣接部
が上下方向の軸で回動可能に連結され、前記前側支柱と
後側の支柱の間がそれぞれ横棒で連結されて左右の側面
枠が設けられ、左右の側面枠の相対する横棒の間に掴み
金具を有する足場板を架け渡して作業用の床に構成でき
ることを特徴とする折り畳み式建築作業足場台。 - 【請求項2】 各支柱は長手方向に伸縮可能な二重筒状
に形成されるとともに、支柱を所定長さに固定する固定
手段が設けられ、各支柱の下端に車輪が設けられている
請求項1に記載の折り畳み式建築作業足場台。 - 【請求項3】 各支柱の上端に作業台用手摺が取り外し
可能に設けられている請求項1または2に記載の折り畳
み式建築作業足場台。 - 【請求項4】 下端に車輪を有する2本の中央支柱を前
後に間隔を開けて配置し、前側の中央支柱の両側にそれ
ぞれ折り畳み可能に軸連結した連結枠を設け、各連結枠
の外端に、それぞれ下端に車輪を有する支柱を横棒で連
結した側面枠を軸連結し、2本の中央支柱間が横棒で連
結され、各支柱間に設けられた相対する横棒に掴み金具
を有する足場板を架け渡して作業用の床に構成できるこ
とを特徴とする折り畳み式建築作業足場台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6162823A JPH084275A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 折り畳み式建築作業足場台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6162823A JPH084275A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 折り畳み式建築作業足場台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084275A true JPH084275A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15761914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6162823A Pending JPH084275A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 折り畳み式建築作業足場台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084275A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3043107U (ja) * | 1997-04-16 | 1997-11-11 | 東北発電工業株式会社 | 移動式簡易足場 |
JP2008267050A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Tatsuo Ono | 足場装置 |
KR101877701B1 (ko) * | 2018-01-23 | 2018-07-11 | 김태평 | 운반용 카트 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50128932U (ja) * | 1974-04-05 | 1975-10-23 | ||
JPS6353456U (ja) * | 1986-09-25 | 1988-04-11 | ||
JPH042846U (ja) * | 1990-04-24 | 1992-01-10 |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP6162823A patent/JPH084275A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50128932U (ja) * | 1974-04-05 | 1975-10-23 | ||
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JP2008267050A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Tatsuo Ono | 足場装置 |
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