JPH0842728A - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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Publication number
JPH0842728A
JPH0842728A JP18429994A JP18429994A JPH0842728A JP H0842728 A JPH0842728 A JP H0842728A JP 18429994 A JP18429994 A JP 18429994A JP 18429994 A JP18429994 A JP 18429994A JP H0842728 A JPH0842728 A JP H0842728A
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JP
Japan
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valve
passage
pressure
valve body
inflow passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP18429994A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Okubo
敏 幸 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0842728A publication Critical patent/JPH0842728A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で液漏れのない弁装置の提供を目的とす
る。 【構成】 ハウジング11内に形成され互いに連通する
流入路12及び流出路13と、流入路と流出路とを連通
する通路15上に設けられた弁座10aと、弁座に着座
して通路を遮断可能であると共に流入路側から所定圧力
を受けると弁座から離れ通路を連通する弁体16と、弁
体を弁座に当接する方向に付勢し弁体が通路を連通する
ときの流入路側の圧力を設定する付勢手段17とを備え
たことを特徴とする弁装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機械部品の摺動部にグリスを塗布
し、摺動部における摺動抵抗を低減させることが行われ
ている。このようなグリスを塗布するための装置では、
グリスを供給する供給部と、グリスの流量を調節する流
量調節部と、グリスを流出させたり止めたりする弁装置
とを有していることが一般的である。この中の弁装置と
しては、例えばユニコントロール株式会社の商品「V−
110型バルブ」がある。
【0003】図4は、このバルブの断面図である。同図
において、ハウジング100の先端には、グリスが流出
するノズル101が固定された弁座部材102が噛合さ
れている。弁座部材102の中央には貫通穴102aが
設けられていて、更に貫通穴102aの開口には弁体1
03の一端が当接するゴム製の弁座102bが取り付け
られている。弁体103は、一端が弁座102bに当接
することにより、ハウジング100に形成され前述した
流量調節部に接続されたポート100aとノズル101
との連通を絶ち、ノズル101からグリスを出したり止
めたりするものである。更に、弁体103は、ハウジン
グ100の開口100b内に締め付け部材104により
圧入されたパッキン105を摺動するようになってい
る。
【0004】一方、弁体103の他端は、ハウジング1
00内をシールリング106を介して軸方向に摺動する
受圧部材106に圧入されていて、両者が一体で動く構
成となっている。受圧部材107は、スプリング108
により弁体103が弁座102bに当接する方向に付勢
されていて、ハウジング100に設けられているエアー
流入用のポート100cからエアーが導入され受圧部材
107がスプリング108の付勢力に抗して図中右方へ
押動されると、弁体103が弁座102bから離れてグ
リスがノズルより流入する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術で
は、流量調節部から送られるグリスを出したり止めたり
するのにエアー導入の切り換えを行うことによって制御
しているため、エアー導入の切り換えを行うための電磁
弁や、電磁弁への通電を制御する制御装置が必要となっ
てコストアップとなる。又、流量調節部から連続的にグ
リスが送られてくるために、弁体103が弁座102b
に当接しているときには弁装置内の圧力が高くなってパ
ッキン105と弁体103との間からグリスが漏れる問
題がある。
【0006】又、図4から分かるように装置の構造が複
雑であり高価となる。
【0007】本発明は、安価で液漏れのない弁装置の提
供を技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するため請求項1の発明において講じた技術的手段
は、ハウジング内に形成され互いに連通する流入路及び
流出路と、流入路と流出路とを連通する通路上に設けら
れた弁座と、弁座に着座して通路を遮断可能であると共
に流入路側から所定圧力を受けると弁座から離れ通路を
連通する弁体と、弁体を弁座に当接する方向に付勢し弁
体が通路を連通するときの流入路側の圧力を設定する付
勢手段とを備えたことである。
【0009】弁装置の故障を検出できるようにするた
め、請求項2の発明において講じた技術的手段は、弁が
通路を連通させる作動状態にあることを検出する作動検
出手段を備えたことである。
【0010】簡素な構成で弁の作動を検出するため、請
求項3の発明において講じた技術的手段は、作動検出手
段が、弁に取り付けられた磁気発生手段と、磁気発生手
段からの磁気を検出して弁が作動位置にあることを出力
する出力手段とを備えたことである。
【0011】低コスト化を図るため、請求項4の発明に
おいて講じた技術的手段は、付勢手段が、圧縮コイルス
プリングより構成されることである。
【0012】
【作用】請求項1の発明においては、弁体が流入路側の
圧力を受け、付勢手段の付勢力に抗して弁座から離れる
と、流入路と流出路とが連通される。
【0013】請求項2の発明においては、流入路側の圧
力が、弁が開いていなければならない圧力であるのにも
かかわらず作動検出手段が弁の作動状態を検出していな
いと、弁が故障していることが分かる。
【0014】請求項3の発明においては、弁が付勢手段
の付勢力に抗して移動すると共に磁気発生手段も移動
し、この磁気発生手段からの磁気を出力手段により検出
して出力することにより、弁が作動位置にあることを認
識できる。
【0015】請求項4の発明においては、圧縮コイルス
プリングのバネ定数を任意に設定することによって、弁
が開く時の流入路側の圧力の自由に設定できる。
【0016】
【実施例】本発明に係る一実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】図1は本実施例の弁装置の断面とグリス塗
布装置の構成を示した図、図2は弁体の断面図、図3は
弁体16の側面図である。図において、弁装置10のハ
ウジング11端部には、それぞれ流入路12と流出路1
3が形成されていて、流入路12はグリス供給部20か
ら供給されるグリスの流量を調節する流量調節部21に
接続され、一方、流出路13はグリスが流出するノズル
14に接続されている。
【0018】流入路12と流出路13とを連通する通路
15内には、先端の突出部16aが流入路12に挿嵌さ
れて図1中横方向に移動可能な弁体16が配設されてい
る。
【0019】この弁体16は、付勢手段である圧縮コイ
ルスプリング17によって弁座10a側に付勢されてい
て、突出部16aの先端にかかる流入路12側のグリス
の圧力が所定値を越えるまでは通路15を遮断してい
る。尚、圧縮コイルスプリング17のバネ定数は任意に
設定すればよい。
【0020】弁体16は、突出部16aが形成されてい
る側と異なる側の端部に凹部16bが形成されていて、
この凹部16bの中には磁気発生手段である磁石18が
嵌入されている。又、弁体16の側面には、通路15が
連通された時にグリスが流れる流路16cが形成されて
いる。
【0021】尚、19は磁石が発生する磁気を検知して
図示しない作動ランプ19aを点灯させる出力手段を示
す。
【0022】次に、本実施例の作動について説明する。
【0023】流量調節部21からグリスが圧送されて流
入路12内のグリスの圧力が上昇すると、弁体16が圧
縮コイルスプリング17の付勢力に抗して移動される。
そして、弁体16突出部16aが流入路12から抜ける
と通路15が連通され、流入路12内のグリスが通路1
5及び流出路13を通ってノズル14より流出される。
この時、弁体16が図1中左動したことによって、出力
手段19が磁石18の発生する磁気を検知して作動ラン
プ19aを点灯させることにより、弁装置10が作動状
態にあることを使用者が認識できる。
【0024】上述したように本実施例においては、構造
が簡素であるために低コストであって、更に、流入路1
2側の圧力によって弁の開閉が行われるために弁装置1
0内の圧力が以上に高くなることがないので、液漏れが
防止される。
【0025】又、本実施例では、流入路12側の圧力
が、弁が開いていなければならない圧力であるのにもか
かわらず作動ランプ19aが点灯していないと、弁装置
10が故障していることが分かる。
【0026】又、本実施例では、作動検出手段が磁石1
8と出力手段19とにより構成されていて、簡素であ
る。
【0027】又、本実施例では、弁装置10をグリス塗
布装置に採用しているが、特にこれに限定するもではな
く、水やエアー等の流体を噴出させる装置に利用でき
る。
【0028】又、本実施例では、付勢手段が低コスト化
を図るために圧縮コイルスプリングより構成されている
が、特にこれに限定するものではなく、スポンジ等の高
分子弾性体や、エアクッション、油圧クッション等の流
体利用弾性体でもよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明においては、構造が簡素
であるために低コストであって、更に、流入路側の圧力
によって弁の開閉が行われるために弁装置内の圧力が以
上に高くなることがないので、液漏れが防止される。
【0030】請求項2の発明においては、流入路側の圧
力が、弁が開いていなければならない圧力であるのにも
かかわらず作動検出手段が弁の作動状態を検出していな
いと、弁が故障していることが分かる。
【0031】請求項3の発明においては、作動検出手段
が磁気発生手段と出力手段とにより構成されていて、簡
素である。
【0032】請求項4の発明においては、付勢手段が圧
縮コイルスプリングより構成されているため低コストで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る弁装置の断面とグリス塗布装置の
構成を示した図を示す。
【図2】本発明に係る弁体の断面図を示す。
【図3】本発明に係る弁体の側面図を示す。
【図4】従来の弁装置の断面図を示す。
【符号の説明】
10・・・弁装置 10a・・・弁座 11・・・ハウジング 12・・・流入路 13・・・流出路 15・・・通路 16・・・弁体 17・・・圧縮コイルスプリング(付勢手段) 18・・・磁石(磁気発生手段) 19・・・出力手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に形成され互いに連通する
    流入路及び流出路と、前記流入路と前記流出路とを連通
    する通路上に設けられた弁座と、前記弁座に着座して前
    記通路を遮断可能であると共に前記流入路側から所定圧
    力を受けると前記弁座から離れ前記通路を連通する弁体
    と、該弁体を前記弁座に当接する方向に付勢し前記弁体
    が前記通路を連通するときの前記流入路側の圧力を設定
    する付勢手段とを備えたことを特徴とする弁装置。
  2. 【請求項2】 前記弁が前記通路を連通させる作動状態
    にあることを検出する作動検出手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の弁装置。
  3. 【請求項3】 前記作動検出手段は、前記弁に取り付け
    られた磁気発生手段と、該磁気発生手段からの磁気を検
    出して前記弁が作動位置にあることを出力する出力手段
    とを備えたことを特徴とする請求項2記載の弁装置。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段は、圧縮コイルスプリング
    より構成されることを特徴とする請求項1から請求項3
    のいずれか1項記載の弁装置。
JP18429994A 1994-08-05 1994-08-05 弁装置 Pending JPH0842728A (ja)

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JP18429994A JPH0842728A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 弁装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6283354B1 (en) 1997-12-18 2001-09-04 Konica Corporation Sheet processing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6283354B1 (en) 1997-12-18 2001-09-04 Konica Corporation Sheet processing apparatus

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