JPH0842398A - オートチョーク制御装置 - Google Patents

オートチョーク制御装置

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JPH0842398A
JPH0842398A JP19751294A JP19751294A JPH0842398A JP H0842398 A JPH0842398 A JP H0842398A JP 19751294 A JP19751294 A JP 19751294A JP 19751294 A JP19751294 A JP 19751294A JP H0842398 A JPH0842398 A JP H0842398A
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JP
Japan
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voltage
heater
auto choke
engine
ptc heater
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JP19751294A
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Tetsuya Osakabe
鉄也 刑部
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 オートチョーク制御装置において、オートチ
ョーク用ヒータへの電圧を調整してエンジンストールの
発生を防止し、また、気化器が発熱するのを防止し、し
かも、エンジンの始動性を向上する。 【構成】 このため、この発明は、オートチョーク用ヒ
ータへの電圧を調整する電圧調整用抵抗60をオートチ
ョーク用ヒータ50に接続して設け、エンジン回転数が
入力されている時にオートチョーク用ヒータに電圧を印
加し、また、、エンジン回転数に応じて電圧調整用抵抗
の抵抗値を可変してオートチョーク用ヒータへの電圧を
調整する制御手段58を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オートチョーク制御
装置に係り、特にオートチョーク用ヒータへの電圧を調
整してエンジンストール等の発生を防止し得るオートチ
ョーク制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の気化器においては、外気温度やエ
ンジンの暖機状態に応じて、良好な始動や暖機運転が自
動的に得られるように、オートチョークが備えられてい
るものがある。オートチョークには、PTCヒータを有
して気化器に一体的に設けられているものがある。
【0003】PTCヒータが備えられたオートチョーク
は、フライホイールマグネトで発電される電圧の一部を
PTCヒータに印加し、セラミックス板を発熱させ、こ
のセラミックス板の熱によってサーモワックスを膨張さ
せ、そして、スタータプランジャを作動させ、燃料の供
給量を調整している。
【0004】このようなオートチョークにあっては、例
えば、図15に示す如く、PCTヒータ402には、フ
ライホイールマグネト404が連絡している。このフラ
イホイールマグネト404には、コンデンサ放電式イグ
ナイタ(CDI)406を介して点火プラグ408が連
絡し、また、レクティファイア(整流器)410が連絡
している。このレクティファイア410にはバッテリ4
12が連絡している。また、PTCヒータ402とフラ
イホイールマグネト404間には、ランプスイッチ41
4が設けられている。このランプスイッチ414には、
第1、第2ランプ416、418が連絡している。
【0005】また、図16に示す如く、PCTヒータ5
02は、イグニションスイッチ504を介してレギュレ
ータ506に連絡している。このレギュレータ506
は、三相マグネト508に連絡している。この三相マグ
ネト508には、図示しないが、コンデンサ放電式イグ
ナイタ(CDI)を介して点火プラグが連絡している。
イグニションスイッチ504とレギュレータ506間に
は、バッテリ510が設けられている。また、PCTヒ
ータ502とイグニションスイッチ504間には、ラン
プスイッチ512を介してランプ514が連絡してい
る。
【0006】上述の図15、16におけるオートチョー
ク制御装置にあっては、PCTヒータ402、502に
は、通常、バッテリ412、516からの電源ではな
く、フライホイールマグネト404、三相マグネト50
8からの電圧(AC)が印加されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のオー
トチョーク制御装置においては、三相マグネトからの電
圧をPTCヒータに印加する場合に、三相マグネトから
PTCヒータを作動する十分な電圧を出力させることが
できず、このため、バッテリからの電圧をもPTCヒー
タに印加する場合がある。
【0008】しかしながら、バッテリからの高い電圧
(例えば14V)をPTCヒータに直接印加すると、P
TCヒータが急激に作動し、このため、燃料の供給量が
急変してエンジンストールが発生する不都合を招いた
り、イグニションスイッチを切り忘れた場合に、バッテ
リがあがってしまい、気化器が発熱するという不都合が
あった。
【0009】また、イグニションスイッチをある所定の
時間だけオンにしておいてエンジンを始動しようとする
際に、PTCヒータが既にオフ状態になっており、この
ため、エンジンが冷えていて始動性が悪化するという不
都合があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、バッテリを電源とするオー
トチョーク用ヒータが備えられたオートチョークのオー
トチョーク制御装置において、前記オートチョーク用ヒ
ータへの電圧を調整する電圧調整用抵抗を前記オートチ
ョーク用ヒータに接続して設け、エンジン回転数が入力
されている時に前記オートチョーク用ヒータに電圧を印
加する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0011】第2に、バッテリを電源とするオートチョ
ーク用ヒータが備えられたオートチョークのオートチョ
ーク制御装置において、前記オートチョーク用ヒータへ
の電圧を調整する電圧調整用抵抗を前記オートチョーク
用ヒータに接続して設け、エンジン回転数に応じて前記
電圧調整用抵抗の抵抗値を可変して前記オートチョーク
用ヒータへの電圧を制御する制御手段を設けたことを特
徴とする。
【0012】
【作用】この発明の構成によれば、第1に、バッテリか
らの電圧が直接オートチョーク用ヒータに印加されない
ので、バッテリの電圧をPTCヒータに印加してもPT
Cヒータが急激に作動することがなく、これにより、燃
料の供給量を滑らかに調整してエンジンストールの発生
を防止するとともに、イグニションスイッチを切り忘れ
た場合でも、バッテリがあがるのを回避して気化器が発
熱するのを防止し、また、バッテリからPTCヒータに
所要の電圧を印加させてエンジンの始動性を向上するこ
とができる。
【0013】第2に、バッテリからの電圧が直接オート
チョーク用ヒータに印加されないので、バッテリの電圧
をPTCヒータに印加してもPTCヒータが急激に作動
することがなく、これにより、燃料の供給量を滑らかに
調整してエンジンストールの発生を防止するとともに、
イグニションスイッチを切り忘れた場合でも、バッテリ
があがるのを回避して気化器が発熱するのを防止し、ま
た、バッテリからPTCヒータに所要の電圧を印加させ
てエンジンの始動性を向上することができ、しかも、エ
ンジン回転数に応じて電圧調整用抵抗の抵抗値を可変す
るので、エンジンの運転状態によってPTCヒータへの
電圧を調整させ、エンジンの運転フィーリングを向上す
ることができる。
【0014】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的にに説明する。図1〜図11は、この発明の
実施例を示すものである。図7において、2は車両の気
化器である。この気化器2は、キャブ本体4とフロート
チャンバ6とフロート8とメインジェット10とパイロ
ットジェット11とスロットルストップスクリュ12と
ニードルジェット14とニードルバルブ16とエアジェ
ット18とスロットルバルブ20とジェットニードル2
2とニードルクリップ24とコネクタ26スプリング2
8とスロットルバルブスプリング30とキャップ32と
キャブヒータ34とが組付けられて構成されている。ま
た、この気化器2には、オートチョーク36が組付けら
れる。
【0015】このオートチョーク36には、図6、8に
示す如く、チョーク本体38内にスタータプランジャホ
ルダ40とスタータプランジャ42とスタータプランジ
ャニードル44とスタータ通路46とスタータジェット
48とオートチョーク用ヒータであるPTCヒータ50
とが設けられている。
【0016】このPTCヒータ50は、スタータプラン
ジャ42を作動するサーモワックス52とこのサーモワ
ックス52を膨張させるセラミックス板54と電路56
とを有している。
【0017】これにより、セラミックス板54の熱によ
ってサーモワックス52を膨張させ、スタータプランジ
ャ42を作動させるものである。即ち、オートチョーク
36にあっては、エンジンの冷機時に、図9に示す如
く、サーモワックス52が外気温度に応じて収縮し、ス
タータプランジャ42を開動作されてスタータ通路46
を開成して燃料を供給し、一方、エンジンが始動してエ
ンジンの暖機時には、図10に示す如く、電源によって
PCTヒータ50のセラミックス板54が発熱し、この
セラミック板54の熱によってサーモワックス52を膨
張させ、このサーモワックス52の膨張によってスター
タプランジャ42を徐々に押し下げて閉動作させ、スタ
ータ通路46の開度を調整し、そして、セラミックス板
54がさらに発熱すると、サーモワックス52が完全に
膨張し、スタータプランジャ42を押し下げてスタータ
通路46を全閉状態にするものである。
【0018】前記PTCヒータ50は、例えば、図1に
示す電気回路に設けられる。即ち、PTCヒータ50
は、PTCヒータ用制御手段である制御手段58に連絡
している。このPTCヒータ50と制御手段58間に
は、PTCヒータ50への電圧を調整する所定抵抗値を
有する電圧調整用抵抗60が接続して設けられている。
【0019】制御手段58は、三相マグネト62の点火
コイル64の点火信号をエンジン回転数として入力し、
このエンジン回転数が入力されている時に、PTCヒー
タ50側に電圧を印加するもののである。点火コイル6
4には、コンデンサ放電式イグナイタ(CDI)66を
介して点火プラグ68が連絡されている。
【0020】また、PTCヒータ50には、三相マグネ
ト62に連絡したレギュレータ70が接続されている。
また、PTCヒータ50とレギュレータ70間には、バ
ッテリ72が設けられ、また、ランプスイッチ74を介
してランプ76が設けられている。
【0021】この第1実施例においては、また、図2に
示す如く、PTCヒータ50に接続する電圧調整用抵抗
60を、PTCヒータ50とバッテリ72間に接続して
設けることも可能である。
【0022】この電圧調整用抵抗60は、例えば、図
3、4に示す如く、抵抗体78に組込まれている。この
抵抗体78は、制御手段58とPTCヒータ50間の電
路途中に設けられる。
【0023】また、この第1実施例にあっては、図5に
示す如く、電圧調整用抵抗60を制御手段58に内蔵す
ることも可能である。
【0024】次に、この第1実施例の作用を説明する。
【0025】エンジンが駆動し、制御手段58にエンジ
ン回転数が入力されると、この制御手段58は、PTC
ヒータ50側に電圧を印加する。
【0026】このとき、PTCヒータ50には電圧調整
用抵抗60が接続されているので、PTCヒータ50に
印加される電圧が低下し、これにより、サーモワックス
52の膨張がゆっくり行われ、よって、スタータプラン
ジャ42がゆっくり閉動作される。
【0027】つまり、図11に示す如く、従来の如きP
TCヒータ50に電圧を直接印加すると、PTCヒータ
50に、約12Vの電圧が直接印加されて4分位でスタ
ータプランジャ42が閉状態になってしまうが、この第
1実施例の如き電圧調整用抵抗60をPTCヒータ50
に接続することにより、PTCヒータ50に約9Vの電
圧が印加されて7分位でスタータプランジャ42を閉状
態にすることができる。
【0028】従って、スタータプランジャ42をゆっく
り閉動作させて燃料の供給量の急変を回避し、エンジン
ストールの発生を防止することができる。
【0029】また、エンジンが駆動し、エンジン回転数
が入力されている時に制御手段58がPTCヒータ50
に電圧を印加するので、イグニションスイッチ(図示せ
ず)の切れ忘れがあった場合でも、バッテリ72があが
るのを回避させ、気化器2が発熱するのを防止すること
ができる。
【0030】更に、イグニションスイッチをある所定時
間オン状態にしておいてエンジンを始動しようとする時
に、このエンジンの始動時にオートチョーク36を作動
させることができ、エンジンの始動性を向上することが
できる。
【0031】更にまた、図5に示す如く、電圧調整用抵
抗60を制御手段58に内蔵すれば、電圧調整用抵抗6
0を別途に取付ける必要がなく、よって、部品点数を低
減し、廉価で、また、組付工数を削減し、しかも、取付
スペースを不要とすることができる。
【0032】図12〜14は、この発明の第2実施例を
示すものである。この第2実施例においては、上述の第
1実施例と同一機能を果す箇所には同一符号を付して説
明する。
【0033】図12において、102はPTCヒータで
ある。このPTCヒータ102には、電圧調整用抵抗1
04が接続されている。この電圧調整用抵抗104は、
制御手段106内に内蔵されている。
【0034】この制御手段106には、三相マグネト1
08の点火コイル110からの点火信号がエンジン回転
数として入力される。三相マグネト108には、コンデ
ンサ放電式イグナイト(CDI)112を介して点火プ
ラグ114が連絡されている。PTCヒータ102に
は、レクティファイア(整流器)116が連絡されてい
る。
【0035】また、PTCヒータ102とレクティファ
イア116間には、バッテリ118が連絡され、また、
ランプ120が連絡されている。
【0036】また、制御手段106は、エンジン回転数
に応じて電圧調整用抵抗104の抵抗値を可変し、つま
り、エンジン回転数が低回転の時(アイドリング時)に
電圧調整用抵抗104の抵抗値を大きくしてとオートチ
ョーク36のスタータプランジャ42をゆっくり閉動作
させる一方、エンジン回転数が中・高回転数の時には電
圧調整用抵抗104の抵抗値を小さくしてオートチョー
ク36のスタータプランジャ42を早く閉動作させるも
のである。
【0037】また、この第2実施例においては、また、
図13に示す電気回路とすることも可能である。即ち、
制御手段202には、中央演算処理部(CPU)204
が内蔵され、また、中央演算処理部204に連絡する第
1、第2トランジスタ206、208が内蔵され、更
に、第1トランジスタ206に連絡する第1電圧調整用
抵抗210と第2トランジスタ208に連絡する第2電
圧調整用抵抗212とが内蔵されている。ここで、第1
電圧調整用抵抗210の抵抗値は、第2電圧調整用抵抗
212の抵抗値よりも大きい、つまり、R1 >R2 であ
る。
【0038】制御手段202内の第1、第2電圧調整用
抵抗、210、212は、PTCヒータ214に接続さ
れている。このPTCヒータ214には、イグニション
スイッチ216を介してバッテリ218が連絡されてい
る。このバッテリ218には、レギュレータ220が連
絡されている。このレギュレータ220は、三相マグネ
ト222に連絡している。また、この三相マグネト22
2の点火コイル224は、制御手段202の中央演算処
理部204に連絡している。
【0039】制御手段202においては、三相マグネト
222の点火コイル224からの点火信号を中央演算処
理部204がエンジン回転数に変換し、この中央演算処
理部204がエンジンの低回転時か中・高回転時かを判
断して第1、第2トランジスタ206、208のいずれ
か一方をオン作動することにより、エンジンの低回転時
に、第1電圧調整用抵抗210を使用する一方、エンジ
ンの高・中回転時には、第2電圧調整用抵抗212を使
用するものである。
【0040】この図13における制御手段202におい
ては、図14に示す如く、三相マグネト222の点火コ
イル224の点火信号を入力すると(ステップ30
2)、中央演算処理部204がこの点火信号をエンジン
回転数に演算し(ステップ304)、そして、この中央
演算処理部204がエンジン回転数を判断し(ステップ
306)、エンジン回転数が低回転と判断すると、中央
演算処理部204が第1トランジスタ206を作動して
第1電圧調整用抵抗210を介してPTCヒータ214
に電圧を印加する(ステップ308)一方、ステップ3
06でエンジン回転数が中・高回転と判断すると、中央
演算処理部204が第2トランジスタ208を作動して
第2電圧調整用抵抗212を介してPTCヒータ214
に電圧を印加する(ステップ310)。
【0041】この結果、この第2実施例においては、エ
ンジン回転数に応じてPTCヒータ102、214への
電圧を制御するので、つまり、エンジン回転数が低回転
の場合に、PTCヒータ102、214への抵抗値を大
としてスタータプランジャ42をゆっくり閉動作させる
一方、エンジン回転数が中・高回転の場合には、PTC
ヒータ102、214への抵抗値を小としてスタータプ
ランジャ42を早く閉動作させ、PTCヒータ102、
214にエンジン回転数に応じた適正な抵抗値を印加す
ることができ、これにより、エンジンの運転フィーリン
グを向上することができる。
【0042】また、燃料の供給量の急変を回避させ、エ
ンジンストールの発生を防止することができる。
【0043】更に、エンジンが駆動し、エンジン回転数
が入力されている時に制御手段106、202がPTC
ヒータ102、214に電圧を印加するので、イグニシ
ョンスイッチ216の切れ忘れがあった場合でも、バッ
テリ116、218があがるのを回避させ、気化器2が
発熱するのを防止することができる。
【0044】更にまた、イグニションスイッチ216を
ある所定時間オン状態にしておいてエンジンを始動しよ
うとする時に、このエンジンの始動時にオートチョーク
36を作動させることができ、エンジンの始動性を良好
に行わせることができる。
【0045】更にまた、図5に示す如く、電圧調整用抵
抗104、210及び212を制御手段106、202
に内蔵したので、部品点数を低減し、廉価でまた、組付
工数を削減し、しかも、取付スペースを不要とすること
ができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、第1に、オートチョーク用ヒータへの電
圧を調整する電圧調整用抵抗をオートチョーク用ヒータ
に接続して設け、エンジン回転数が入力されている時に
オートチョーク用ヒータに電圧を印加する制御手段を設
けたことにより、バッテリからの電圧を直接オートチョ
ーク用ヒータに印加させず、バッテリの電圧をPTCヒ
ータに印加してもPTCヒータが急激に作動するのを回
避し、これにより、燃料の供給量を滑らかに調整してエ
ンジンストールの発生を防止するとともに、イグニショ
ンスイッチを切り忘れた場合でも、バッテリがあがるの
を回避して気化器が発熱するのを防止し、また、バッテ
リからPTCヒータに所要の電圧を印加させてエンジン
の始動性を向上することができる。
【0047】第2に、オートチョーク用ヒータへの電圧
を調整する電圧調整用抵抗をオートチョーク用ヒータに
接続して設け、エンジン回転数に応じて電圧調整用抵抗
の抵抗値を可変してオートチョーク用ヒータへの電圧を
制御する制御手段を設けたことにより、バッテリからの
電圧を直接オートチョーク用ヒータに印加させず、バッ
テリの電圧をPTCヒータに印加してもPTCヒータが
急激に作動するのを回避し、これにより、燃料の供給量
を滑らかに調整してエンジンストールの発生を防止する
とともに、イグニションスイッチを切り忘れた場合で
も、バッテリがあがるのを回避して気化器が発熱するの
を防止し、また、バッテリからPTCヒータに所要の電
圧を印加させてエンジンの始動性を向上し、しかも、エ
ンジン回転数に応じて電圧調整用抵抗の抵抗値を可変す
るので、エンジンの運転状態によってPTCヒータへの
電圧を調整させ、エンジンの運転フィーリングを向上し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例におけるオートチョーク制御装置の
電気回路図である。
【図2】第1実施例におけるオートチョーク制御装置の
他の電気回路図である。
【図3】抵抗体の正面図である。
【図4】抵抗体の側面図である。
【図5】第1実施例において電圧調整用抵抗を制御手段
に内蔵した電気回路図である。
【図6】オートチョークの断面図である。
【図7】気化器の組立図である。
【図8】オートチョークの断面図である。
【図9】エンジンの冷機時のオートチョークの作動を説
明する図である。
【図10】エンジンの暖機時のオートチョークの作動を
説明する図である。
【図11】スタータプランジャの閉まる時間とストロー
クを説明する図である。
【図12】第2実施例におけるオートチョーク制御装置
の電気回路図である。
【図13】第2実施例におけるオートチョーク制御装置
の他の電気回路図である。
【図14】図13におけるオートチョーク制御装置のフ
ローチャートである。
【図15】従来におけるオートチョーク制御装置の電気
回路図である。
【図16】従来におけるオートチョーク制御装置の他の
電気回路図である。
【符号の説明】
2 気化器 36 オートチョーク 42 スタータプランジャ 52 サーモワックス 54 セラミック板 58 制御手段 60 電圧調整用抵抗 62 三相マグネト 72 バッテリ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図9】
【図10】
【図6】
【図7】
【図8】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリを電源とするオートチョーク用
    ヒータが備えられたオートチョークのオートチョーク制
    御装置において、前記オートチョーク用ヒータへの電圧
    を調整する電圧調整用抵抗を前記オートチョーク用ヒー
    タに接続して設け、エンジン回転数が入力されている時
    に前記オートチョーク用ヒータに電圧を印加する制御手
    段を設けたことを特徴とするオートチョーク制御装置。
  2. 【請求項2】 バッテリを電源とするオートチョーク用
    ヒータが備えられたオートチョークのオートチョーク制
    御装置において、前記オートチョーク用ヒータへの電圧
    を調整する電圧調整用抵抗を前記オートチョーク用ヒー
    タに接続して設け、エンジン回転数に応じて前記電圧調
    整用抵抗の抵抗値を可変して前記オートチョーク用ヒー
    タへの電圧を制御する制御手段を設けたことを特徴とす
    るオートチョーク制御装置。
JP19751294A 1994-07-30 1994-07-30 オートチョーク制御装置 Pending JPH0842398A (ja)

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JP19751294A JPH0842398A (ja) 1994-07-30 1994-07-30 オートチョーク制御装置

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JP19751294A Pending JPH0842398A (ja) 1994-07-30 1994-07-30 オートチョーク制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2170035A1 (es) * 2000-03-15 2002-07-16 Honda Motor Co Ltd Dispositivo de control de autoestrangulador

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ES2170035A1 (es) * 2000-03-15 2002-07-16 Honda Motor Co Ltd Dispositivo de control de autoestrangulador

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