JPH0842262A - 通風装置及び通風方法 - Google Patents

通風装置及び通風方法

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JPH0842262A
JPH0842262A JP17669494A JP17669494A JPH0842262A JP H0842262 A JPH0842262 A JP H0842262A JP 17669494 A JP17669494 A JP 17669494A JP 17669494 A JP17669494 A JP 17669494A JP H0842262 A JPH0842262 A JP H0842262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation
section
sliding door
ventilating
ventilation device
Prior art date
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Pending
Application number
JP17669494A
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English (en)
Inventor
Shoichiro Tsutsumi
正一郎 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防犯性が確保され、必要な時だけ室外よりの
空気の通風を行うことができ、通風が不要な時には通常
の窓として用いることができる通風装置及び通風方法を
提供する。 【構成】 建物側壁に当接する端部側に通風部11が設
けられた通風装置1であって、上記建物側壁に通風部1
1が収納される収納部が設けられ、通風部11が収納部
より引き出された状態で通風される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通風部が設けられた引
き違い窓の通風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、室内の風通しを良くするために
は、窓の戸を開けるのが手っ取り早い方法ではあるが、
防犯の点で不用心であり、又、室外より虫類が入り込ん
だりして不都合である場合が往々にしてあるものであ
る。このような問題を解決する手段の例として、例え
ば、特公平5−84777号公報に、室内と室外を仕切
る建物の壁の一部に、採光用の窓とは別個に開口を設
け、この開口にルーバを配置した建物用通風装置が記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公平5−84777号公報に記載の通風装置は、ルーバ
の構造が相当に複雑であり、又、通風が不要である時の
気密性を保つための装置も大掛かりなものであり、設置
工事が大変であり、費用もかかるといった問題がある。
【0004】本発明は、このような上記の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、防犯性が確保され、必要な時だ
け室外よりの空気の通風を行うことができ、通風が不要
の時は通常の窓として用いることができる通風装置及び
通風方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
通風装置においては、建物側壁に当接する端部側に通風
部が設けられた引き違い窓よりなる通風装置であって、
上記建物側壁に通風部が収納される収納部が設けられ、
通風部が収納部より引き出された状態で通風できるよう
になされていることを特徴とする。
【0006】又、請求項2記載の本発明の通風装置にお
いては、請求項1記載の本発明の通風装置において、建
物側壁とは反対側の通風部の端部に突出部が設けられて
いることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の本発明の通風装置において
は、建物側壁に当接する端部に通風部が設けられた引き
違い戸を有する通風装置であって、通風部が室外側に突
き出し、且つ建物側壁に沿って設けられていることを特
徴とする。
【0008】又、請求項4記載の本発明の通風装置にお
いては、建物側壁に当接する端部に通風部が設けられた
引き違い戸を有する通風装置であって、通風部が室内側
に突き出し、且つ建物側壁に沿って設けられていること
を特徴とする。
【0009】請求項5記載の本発明の通風装置において
は、引き違い戸が当接する建物側壁の一端部より屋外側
の端部に、通風部が引き違い戸とほぼ平行に設けられて
いることを特徴とする。
【0010】又、請求項6記載の本発明の通風方法にお
いては、請求項1、請求項3、請求項4、及び請求項5
記載の通風装置により、室内外の通風が行われることを
特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1、及び2記載の本発明の通風装置にお
いては、通風部が収納部より引き出された状態で、通風
部により室外と室内が連通され、必要な時だけ室外より
の空気の通風を行うことができ、通風が不要の時は通常
の窓として用いることができる。又、通風部の端部に突
出部が設けられているので、閉めた状態で気密性が確保
され、通常の窓として用いる時好都合である。
【0012】請求項3、及び4記載の本発明の通風装置
においては、通風部が側壁の側端部の位置まで開けられ
ることにより室外と室内が通風部により連通されて通風
が行われ、又、通風が不要の時は通常の窓として用いる
ことができる。
【0013】請求項5記載の本発明の通風装置において
は、通風部が設けられた側の窓が開けられることにより
室外と室内の通風が行われ、又、通風が不要の時は通常
の窓として用いることができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1は、請求項1、及び2記載の本発明の通風装置
の一例を示す斜視図であり、図2は、図1の上面図であ
る。図1において、1は通風装置であり、この通風装置
1は引き違い戸であり、通風部11が設けられた引き違
い戸10と、通常の引き違い戸10aにより構成されて
いる。この通風部11と引き違い戸10の境界には突出
部12、12が内、外両側に突き出して設けられてい
る。又、通風部11の縁枠13の内側には、通気用の隙
間が設けられた複数段のルーバ14が上方から下方まで
並列に配列されて設けられている。
【0015】図2において、15、15aは通風装置1
の両側の室外に面した側壁であり、通風部11が設けら
れた側の側壁15には、通風部11を収納することがで
きる収納部16が設けられており、通風部11を用いず
に通風装置1が閉じられている状態の時に、通風部11
を収納しておくことができるようになされている。
【0016】又、引き違い戸10と通風部11の間に設
けられた突出部12、12は、通風装置1が閉じられた
時、側壁15の端面15aとの間に隙間が生じないよう
に、端面15aに当接するようになされ、これにより気
密性が確保されるようになっている。
【0017】図3は、図2のA部の拡大斜視図であり、
本発明の通風装置1の戸締り部の構造を示すものであ
る。図3において、17は通風装置1の引き違い戸10
a側の引き違い部の端面に設けられたクレセントであ
り、17aは通風部11が設けられた側の引き違い戸1
0の端部に取付けられたクレセント17のフックであ
る。
【0018】通風部11が用いられずに、通風装置1が
閉じられている時には、上記クレセント17とフック1
7aにより通風装置1が戸締りされた状態となる。
【0019】又、通風部11が側壁15の収納部16よ
り引き出されて用いられている時の戸締りのためには、
フック18が用いられるようになっている。即ち、フッ
ク18は、引き違い戸10の窓枠の端面よりほぼ水平に
突き出して設けられており、腕18aの先端のフック1
8bにクレセント17が引っ掛けられるようになってい
る。このフック18の腕18aは、通風部11の横幅と
ほぼ同一寸法となされており、通風部が一杯の幅で用い
られた時、施錠できる仕組みとなされており、外から通
風装置1をこれ以上に開けようとしても開くことができ
ず、確実な戸締りが可能である。
【0020】図4は、通風装置1の第二の施錠部を示す
斜視図である。図4において、19は落込み錠であり、
この落込み錠19は引き違い戸10a側の中央部の引き
違い部の引き違い戸枠の下端部に設けられており、落込
み19が敷居側に穿設された穴19aに押し下げられて
嵌め込まれることにより施錠されるものである。この施
錠により、クレセント17により施錠された通風装置1
の引き違い戸10と10aが2枚一緒に動くのを防止す
ることができるようになっている。
【0021】図5は、請求項3、及び4記載の本発明の
通風装置の一例を示す斜視図である。図5において、2
は通風装置であり、この通風装置2は引き違い戸であ
り、通風部21が設けられた引き違い戸20と、通風部
がない引き違い戸20aにより構成されている。上記通
風部11は、引き違い戸20の建物側壁側の端部より室
外側に突き出し、且つ通風装置1と平行する方向であっ
て、建物側壁側に向かって側壁の外面とほぼ平行して設
けられている。この通風部21の縁枠22に囲まれた内
側には、通気用の隙間が設けられた複数段のルーバ23
が上方から下方まで並列に配列されて設けられている。
【0022】図6は、図5の上面図であり、通風装置の
一実施態様を示すものである。図6において、24、2
4aは通風装置2の両側の室外に面した側壁であり、側
壁24の外面に沿って通風部21が張り出して設けられ
ており、通風装置が閉じられて使用されていない状態を
示している。即ち、通風部21を用いずに通風装置2が
閉じられている状態の時には、通常の窓として使用する
ことができるようになされている。
【0023】通風装置として使用する際には、通風部2
1が設けられた側の引き違い戸20が通風部21が側壁
24の窓側端部の位置まで開けられることにより、室外
と室内が通風部21により連通され、室外よりの空気の
通風が行なわれるようになっている。
【0024】本発明の通風装置の通風部の構造は、実施
例においては、ルーバが設けられているが、特にこれに
限定されるものではなく、通気が可能な多段のスリット
であってもよく、又、防虫網が張られてもよい。又、こ
の通風部の横幅は、特に限定されるものではなく、必要
に応じた幅を設定することが可能である。
【0025】本発明の通風装置の通風部は、実施例にお
いては、請求項3記載の本発明の通風装置を説明してい
るが、請求項4記載の本発明の通風装置においては、通
風部が室内側に設けられた場合であり、その作用、効果
は全く同様である。
【0026】図7は、請求項5記載の本発明の通風装置
の一例を示す斜視図である。図7において、3は通風装
置であり、この通風装置3には引き違い戸(図示しな
い)が嵌められて用いられるようになっている。31は
通風部であり、この通風部31は、建物側壁4の窓側に
面する端部41より窓側に向かって窓と平行に、即ち引
き違い戸が走行するレール42とほぼ平行に窓側に突き
出して設けられている。
【0027】上記通風部31は縁枠33と、この縁枠3
3に囲まれた内側に、通気用の隙間が設けられた複数段
のルーバ34とが設けられて構成されている。
【0028】図8は、請求項5記載の本発明の通風装置
の一実施態様を示す上面図である。図8において、5
0、50aは通風装置3に設けられた引き違い戸であ
り、引き違い戸50側の側壁4の端部41であって、室
内側の端寄りより通風部31が設けられている。
【0029】従って、通風部31が設けられた側の引き
違い戸50を、通風部31の窓側端部付近まで開けるこ
とにより、室外と室内が通風部31により連通されて、
室外より空気を通風させることができる。
【0030】又、通風部31を通風に用いない時は、こ
の通風装置3は通常の引き違い戸として使用することが
できる。通風部31と反対側の引き違い戸50aは、開
閉に差し支えないように通風部31の取付け位置が配慮
されているので、通風部31に衝突することなく、目い
っぱいに開くことができるようになっている。
【0031】請求項3、及び4記載の本発明の通風装
置、更に請求項5、及び6記載の本発明の通風装置にお
いて設けられる戸締り部の構造は、請求項1、及び2記
載の本発明の通風装置において用いられる戸締り部の構
造と全く同様のものを用いることができ、通風部使用
時、通常の窓として使用時ともに安全で、確実な戸締り
を行うことができる。
【0032】請求項1〜請求項6記載の本発明の通風装
置において、通風部には、実施例において、ルーバが設
けられているが、特にこれに限定されるものではなく、
通気が可能な多段のスリットであってもよく、又、防虫
網が張られてもよい。又、この通風部の横幅は、特に限
定されるものではなく、必要に応じた幅を設定すること
が可能である。
【0033】更に、戸締りの手段において、実施例では
通風部が用いられている時には、クレセントとそのフッ
クにより施錠が行われるようになんているが、これに限
定されるものではなく、施錠が同等に確実にできる手段
であれば、他の手段が用いられてもよい。
【0034】
【発明の効果】請求項1、及び2記載の本発明の通風装
置においては、通風部が収納部より引き出された状態
で、通風部により室外と室内が連通され、必要な時だけ
室外よりの空気の通風を行うことができ、通風が不要の
時は通常の窓として用いることができる。又、通風部の
端部に突出部が設けられているので、閉めた状態で気密
性が確保され、通常の窓として用いる時好都合である。
【0035】請求項3、及び4記載の本発明の通風装置
においては、通風部が側壁の側端部の位置まで開けられ
ることにより室外と室内が通風部により連通されて通風
が行われ、又、通風が不要の時は通常の窓として用いる
ことができる。
【0036】請求項5記載の本発明の通風装置において
は、通風部が設けられた側の窓が開けられることにより
室外と室内の通風が行われ、又、通風が不要の時は通常
の窓として用いることができる。従って、通風装置及び
通風方法として好適に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通風装置の一例を示す斜視図。
【図2】図1の上面図。
【図3】図1のA部拡大斜視図。
【図4】通風装置の第二の施錠部を示す斜視図。
【図5】請求項3、及び4記載の本発明の通風装置の一
例を示す斜視図。
【図6】図5の上面図。
【図7】請求項5記載の本発明の通風装置の一例を示す
斜視図。
【図8】請求項5記載の本発明の通風装置の一実施態様
を示す上面図。
【符号の説明】
1、2、3 通風装置 10、10a、20、20a、50、50a 引
き違い戸 11、21、31 通風部 12 突出部 13、22、33 縁枠 14、23、34 ルーバ 4、15、15a、24、24a 側壁 16 収納部 17 クレセント 17a、18 フック 19 落込み錠 19a 穴 41 端部 42 レール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物側壁に当接する端部側に通風部が設
    けられた引き違い戸を有する通風装置であって、上記建
    物側壁に通風部が収納される収納部が設けられ、通風部
    が収納部より引き出された状態で通風できるようになさ
    れていることを特徴とする通風装置。
  2. 【請求項2】 建物側壁とは反対側の通風部の端部に突
    出部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    通風装置。
  3. 【請求項3】 建物側壁に当接する端部に通風部が設け
    られた引き違い戸を有する通風装置であって、通風部が
    室外側に突き出し、且つ建物側壁に沿って設けられてい
    ることを特徴とする通風装置。
  4. 【請求項4】 建物側壁に当接する端部に通風部が設け
    られた引き違い戸を有する通風装置であって、通風部が
    室内側に突き出し、且つ建物側壁に沿って設けられてい
    ることを特徴とする通風装置。
  5. 【請求項5】 引き違い戸が当接する建物側壁の一端部
    より屋外側の端部に、通風部が引き違い戸とほぼ平行に
    設けられていることを特徴とする通風装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項3、請求項4、及び請
    求項5記載の通風装置により、室内外の通風が行われる
    ことを特徴とする通風方法。
JP17669494A 1994-07-28 1994-07-28 通風装置及び通風方法 Pending JPH0842262A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19708262A1 (de) * 1997-02-28 1998-09-10 Ernst Dipl Ing Hohrenk Einsetzbares und verriegelbares Fenster- oder Tür-Element

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19708262A1 (de) * 1997-02-28 1998-09-10 Ernst Dipl Ing Hohrenk Einsetzbares und verriegelbares Fenster- oder Tür-Element

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