JPH084143Y2 - 防爆型紫外線照射装置 - Google Patents

防爆型紫外線照射装置

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JPH084143Y2
JPH084143Y2 JP1989100997U JP10099789U JPH084143Y2 JP H084143 Y2 JPH084143 Y2 JP H084143Y2 JP 1989100997 U JP1989100997 U JP 1989100997U JP 10099789 U JP10099789 U JP 10099789U JP H084143 Y2 JPH084143 Y2 JP H084143Y2
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JP
Japan
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lamp
lamp body
internal
external
explosive atmosphere
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JP1989100997U
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JPH0343375U (ja
Inventor
喜裕 弓削
和宏 村上
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Iwasaki Denki KK
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Iwasaki Denki KK
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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は防爆型紫外線照射装置に関する。
[従来の技術] 最近、印刷分野や、木材やプラスチック成形品の表面
を塗装する塗装分野等に於て、紫外線を照射することに
よつて硬化するインキや、塗料(いわゆるUVインキ、UV
塗料)が使用されているが、これ等UVインキ、UV塗料を
硬化させる為に、紫外線照射装置が使用されている。殊
に、グラビア印刷等、発火性溶剤を多量に使用する爆発
性雰囲気内では、防爆型の紫外線照射装置が使用され
る。
従来の防爆型紫外線照射装置は、下面にガラスがはめ
込まれた密閉容器内に、直管形のランプと反射板が収納
され、ランプは二重管構造の石英製の水冷ジャケット内
に配置されている。密閉容器内に送風機より通路を介し
て空気を送ることにより密閉容器内の圧力を外部より高
く保ち、引火性のガスや蒸気が密閉容器内に入らないよ
うにすると共に、二重管構造の水冷ジャケットに水を循
環させてランプを冷却している。
[考案が解決しようとする課題] しかし、ランプを冷却するのに水冷ジャケットを使用
しているので、ランプの紫外線出力が1〜2割低下し、
その為に、印刷スピードを落としたり、ランプの灯数を
増やしたりしなければならない欠点があつた。
また、水冷ジャケットに水を循環させる為に大がかり
な水循環装置が必要となり、その為、紫外線照射装置全
体が大型になつて装置の値段も高くなり、保守管理も大
変であつた。
本考案は、このような欠点のない防爆型紫外線照射装
置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成させるために、この考案の防爆型紫外
線照射装置は、 下面に、ガラスがはめ込まれた照射窓を有し、爆発性
雰囲気外より通路を通して入口より供給される保護ガス
が内部を爆発性雰囲気より高圧に保持する、密閉された
外部灯体と、 外部灯体内に配置され、内部にランプと、反射体が収
納され、下面に、外部灯体の照射窓に近接して配置され
た開口部を有し、開口部からガラス面を冷却しながら入
つた外部灯体内の保護ガスが、ランプ、反射体を冷却
後、上方に設けられた出口から通路を介して爆発性雰囲
気外に直接排出されるようになされた、内部灯体を具備
し、 外部灯体内の内部灯体との間に、外部灯体の内壁に、
縦方向に間隔を有して複数個配置された送風ガイドを有
するように構成した。
[作用] 爆発性雰囲気外より外部灯体内に供給された保護ガス
は、引火性ガスや蒸気が外部灯体内に入らないように、
外部灯体内の圧力(内圧)を外部灯体外の圧力より高め
に保つと共に、 外部灯体内に流入した保護ガスは、送風ガイドによ
り、外部灯体内全体に分配され、内部灯体下面の開口部
から内部灯体内に入り、その際、ランプの熱で高温にな
るガラス面を冷却し、さらにランプの周囲を通り、反射
体の上方の通気孔を通つて、内部灯体の出口へと流通し
て、ランプ、反射体を冷却しながら、通路を介して爆発
性雰囲気外に排出される。
[実施例] 第1、2図に於て、外部灯体1は爆発性雰囲気A中に
配置される密閉型の容器で、下面に照射窓2を有し、こ
の照射窓には石英ガラス等のガラス3がはめ込まれてい
る。外部灯体1の上方には入口4が設けられ、この入口
は通路としてのダクト5を介して爆発性雰囲気外Bに設
けられた送風機(図示せず)に連結されている。
外部灯体1内には、内部灯体6が配置され、この内部
灯体の内部には、直管形の高圧金属蒸気放電ランプ等の
ランプ7が、またランプの上方にランプに沿って反射体
8が配置されている。反射体8の上部には通気孔9が設
けられている。
内部灯体6の下部は開口して開口部10を形成し、ラン
プ7からの直射光及び反射体8により反射した反射光が
開口部10から照射窓2のガラス3を通して、下方外部の
台11に配置される、例えば印刷物等に照射される。尚、
図示されていないが、場合により、ランプ7の下方に、
照射の不要な時にランプ7の光を遮断するシャッターを
設けてもよい。
外部灯体と内部灯体との間の外部灯体の内壁に、縦方
向に複数個の送風ガイド12を間隔を有して設けている。
送風ガイド12は、同じ大きさのものでも、異なる大きさ
のものでもよく、間隔も等間隔でなくてもよい。また送
風ガイド12に穴を設けてもよい。さらに、送風ガイド12
は第1図のように縦方向に真直ぐにしても、或いは傾斜
して配置していてもよい。
内部灯体6の上方には、出口13が設けられ、この出口
は通路としてのダクト14を介して爆発性雰囲気外Bに導
かれる。必要により排風機等の吸引する為の装置(図示
せず)が設けられていてもよい。
空気、不活性ガス等の保護ガスは爆発性雰囲気外Bに
設けられた送風機を介して通路5を通つて入口4から外
部灯体1内に供給され、外部灯体1内に爆発性雰囲気A
中の、引火性ガスや蒸気が外部灯体内に入らないよう
に、外部灯体内の圧力(内圧)を外部灯体外の圧力より
高めに保つ作用をなす。例えば内圧は5mmH2O〜200mmH2O
に保たれるようにする。
外部灯体1内に流入した保護ガスは、実線矢印で示し
たように内部灯体6の外壁に沿つて、また送風ガイド12
により案内されて、外部灯体内全体に分配され、内部灯
体の下面の開口部10から内部灯体内に流れ込む。
その際、内部灯体の開口部10は外部灯体1の照射窓に
はめ込まれたガラス3の内面に近接して位置しているの
で、保護ガスはガラスの内面と開口部10の周縁部との狭
い間隙を流れることになる。従つて風速も高まり、ラン
プの熱により高温になつたガラス面を冷却する。
尚、送風ガイド12がないと、入口4から入つた、保護
ガスは、内部灯体の開口部の入口から遠い個所に回らず
に、ガラス面、ランプ及び反射体の温度分布にむらがで
きるが、送風ガイド12があるために保護ガスは、内部灯
体の開口部の全体から入るように分配されるのでガラス
面、ランプ及び反射体の温度分布にむらができにくい。
内部灯体6内に入つた保護ガスは、点線矢印で示すよ
うにランプ7の周囲を通り、反射体8の上部の通気孔9
を通つて出口13へと流通していき、それによりランプ
7、反射体8が冷却される。
ランプ7、反射体8を冷却した保護ガスは出口13から
通路14を通つて直接爆発性雰囲気外Bに導かれ排気され
る。
尚、第3図のように、外部灯体内の下部で、保護ガス
が滞流を起こさずに、内部灯体の開口部に流入するよ
う、内部灯体の長手方向に沿つて案内部材15を傾斜して
設けてもよい。
[考案の効果] この考案では、密閉された外部灯体内に保護ガスを供
給して、外部灯体内の内圧を保つとともに、送風ガイド
に案内されて、内部灯体の全体に分配され、下面の開口
部から、内部灯体内に流入する際にガラス面を冷却し、
さらに内部灯体内に流入した保護ガスがランプ及び反射
体を冷却した後、直接爆発性雰囲気外に導かれ排出され
るようになされているので、 ランプを冷却する為に、別に水冷ジャケットを設けた
り、大がかりな水循環装置を設けたりする必要がない。
また水冷ジャケットを用いないのでランプの紫外線出力
が低下することもなく、ランプを増やしたり、印刷速度
を遅くしたりすることもなくてすむ等の利点がある。
また、送風ガイドがあるために、外部灯体内に供給さ
れた保護ガスが外部灯体内全体に分配され、内部灯体下
面の開口部全体から開口部内に流入するので、ガラス
面、ランプ及び反射体が均一に冷却される利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の防爆型紫外線照射装置の一実施例の
断面図、第2図は側部断面図、第3図は別の実施例を示
す図である。 1……外部灯体、2……照射窓、3……ガラス、4……
入口、5……通路(ダクト)、6……内部灯体、7……
ランプ、8……反射体、10……開口部、12……送風ガイ
ド、13……出口、14……通路(ダクト)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G21K 5/00 Z

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】爆発性雰囲気内に配置される防爆型紫外線
    照射装置に於て、 下面に、ガラス(3)がはめ込まれた照射窓(2)を有
    し、爆発性雰囲気外より通路(5)を通して入口(4)
    より供給される保護ガスが内部を爆発性雰囲気より高圧
    に保持する、密閉された外部灯体(1)と、 外部灯体内に配置され、内部にランプ(7)と、反射板
    (8)が収納され、下面に、外部灯体の照射窓に近接し
    て配置された開口部(10)を有し、開口部からガラス面
    を冷却しながら入った外部灯体の保護ガスが、ランプ、
    反射体を冷却後、上方に設けられた出口(13)から通路
    (14)を介して爆発性雰囲気外に直接排出されるように
    なされた、内部灯体(6)を具備し、 外部灯体内の内部灯体との間に、外部灯体の内壁に、縦
    方向に間隔を有して複数個配置された送風ガイド(12)
    を有することを特徴とする防爆型紫外線照射装置。
JP1989100997U 1989-08-31 1989-08-31 防爆型紫外線照射装置 Expired - Lifetime JPH084143Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989100997U JPH084143Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 防爆型紫外線照射装置

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JPH0343375U JPH0343375U (ja) 1991-04-23
JPH084143Y2 true JPH084143Y2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=31649973

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1012754A (en) * 1972-10-02 1977-06-28 Basf Aktiengesellschaft Apparatus for drying photosensitive sheets for the production of printing plates
JPS61261055A (ja) * 1985-05-15 1986-11-19 Toshiba Electric Equip Corp 紫外線照射装置
JPS63176535U (ja) * 1986-06-18 1988-11-16

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