JPH0840960A - 選択的脱スルホン化法 - Google Patents
選択的脱スルホン化法Info
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- JPH0840960A JPH0840960A JP6176550A JP17655094A JPH0840960A JP H0840960 A JPH0840960 A JP H0840960A JP 6176550 A JP6176550 A JP 6176550A JP 17655094 A JP17655094 A JP 17655094A JP H0840960 A JPH0840960 A JP H0840960A
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- isomers
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C37/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
- C07C37/01—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by replacing functional groups bound to a six-membered aromatic ring by hydroxy groups, e.g. by hydrolysis
- C07C37/04—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by replacing functional groups bound to a six-membered aromatic ring by hydroxy groups, e.g. by hydrolysis by substitution of SO3H groups or a derivative thereof
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 3−アルキルフェノールの調製方法に関す
る。 【構成】 アルキルベンゼンスルホン酸異性体の混合物
からm−アルキルフェノールを、選択的脱スルホン化、
形成されるアルキルベンゼンの除去及び苛性アルカリ融
解により調製するための方法に関し、前記脱スルホン化
が、前記異性体の所望する純度が得られるまで及び前記
混合物中の硫酸の含有率が40%以下に減じられるま
で、前記混合物の温度を160℃以上に同時に維持しな
がら、蒸発性水の量に対して過剰量でスルホン酸の混合
物に蒸気を添加することによって達成されることを特徴
とする。
る。 【構成】 アルキルベンゼンスルホン酸異性体の混合物
からm−アルキルフェノールを、選択的脱スルホン化、
形成されるアルキルベンゼンの除去及び苛性アルカリ融
解により調製するための方法に関し、前記脱スルホン化
が、前記異性体の所望する純度が得られるまで及び前記
混合物中の硫酸の含有率が40%以下に減じられるま
で、前記混合物の温度を160℃以上に同時に維持しな
がら、蒸発性水の量に対して過剰量でスルホン酸の混合
物に蒸気を添加することによって達成されることを特徴
とする。
Description
【0001】本発明は、3−アルキルフェノールが高い
純度で調製され得る方法に関する。
純度で調製され得る方法に関する。
【0002】3−アルキルフェノールを生成するための
1つの知られている態様は、アルキルベンゼンのスルホ
ン化、3−アルキルベンゼンスルホン酸に富む混合物に
スルホン酸異性体の形成された混合物の加熱による異性
体化及びアルキルベンゼンへの所望しないo−及びp−
異性体の脱スルホン化(加水分解)である。その得られ
た生成物は主に、3−位のアルキル化されたスルホン酸
において、フェノールに苛性アルカリ的に融解される。
文献はこの方法の種々の度法を記載する。たとえば、ド
イツ特許第2,362,884号(Koppers C
o.)及び日本特許出願第59,076,033(Ta
oka Chemical Co.)を参照のこと。こ
の方法によれば、中でも、3−メチルフェノール、3−
エチルフェノール、3−イソプロピルフェノール及び
3,5−ジメチルフェノールが生成され得る。
1つの知られている態様は、アルキルベンゼンのスルホ
ン化、3−アルキルベンゼンスルホン酸に富む混合物に
スルホン酸異性体の形成された混合物の加熱による異性
体化及びアルキルベンゼンへの所望しないo−及びp−
異性体の脱スルホン化(加水分解)である。その得られ
た生成物は主に、3−位のアルキル化されたスルホン酸
において、フェノールに苛性アルカリ的に融解される。
文献はこの方法の種々の度法を記載する。たとえば、ド
イツ特許第2,362,884号(Koppers C
o.)及び日本特許出願第59,076,033(Ta
oka Chemical Co.)を参照のこと。こ
の方法によれば、中でも、3−メチルフェノール、3−
エチルフェノール、3−イソプロピルフェノール及び
3,5−ジメチルフェノールが生成され得る。
【0003】しかしながら、既知方法の問題は、スルホ
ン化−脱スルホン化が逆の反応であり、そして新しい所
望しないo−及びp−異性体が連続的に形成されるの
で、スルホン酸の混合物の十分に選択的な脱スルホン化
を得ることである。主に、この問題は、水蒸気蒸留によ
る脱スルホン化で形成されるアルキルベンゼンの除去に
より解決される。この欠点は通常、十分に早くなく且つ
完全でないことであり、そして高い純度の3−アルキル
フェノールを得るためには、追加の手段が必要とされ
る。
ン化−脱スルホン化が逆の反応であり、そして新しい所
望しないo−及びp−異性体が連続的に形成されるの
で、スルホン酸の混合物の十分に選択的な脱スルホン化
を得ることである。主に、この問題は、水蒸気蒸留によ
る脱スルホン化で形成されるアルキルベンゼンの除去に
より解決される。この欠点は通常、十分に早くなく且つ
完全でないことであり、そして高い純度の3−アルキル
フェノールを得るためには、追加の手段が必要とされ
る。
【0004】ドイツ特許第2,363,884号の開示
においては、硫酸を含むアルキルベンゼンスルホン酸の
脱スルホン化混合物が水に添加され、そして続いて、そ
れが灰汁(濃いアルカリ溶液)によりアルカリ化され、
そして次に、蒸留及び苛性アルカリ融解が行なわれる。
においては、硫酸を含むアルキルベンゼンスルホン酸の
脱スルホン化混合物が水に添加され、そして続いて、そ
れが灰汁(濃いアルカリ溶液)によりアルカリ化され、
そして次に、蒸留及び苛性アルカリ融解が行なわれる。
【0005】日本特許出願第59,076,033号
は、反応塊状物が脱スルホン化段階の後、熱いまま放置
される場合、所望しない異性体が反応混合物に形成さ
れ、これが最終生成物の異性体の純度を低めることを教
授する。上記出願はまた、高規模製造において、反応塊
状物の外部冷却が良好な純度を得るために十分に早くな
いことも教授する。前記日本特許第59,067,03
3号においてはは、冷却の問題は、熱い(160℃〜1
80℃)わずかに強い硫酸含有混合物が、その温度が約
130℃(20〜150℃)に下がるようできるだけす
ばやく(1時間又は適切には30分間)、それに水を添
加することによって冷却されることにより解決される。
続いて、アルカリが混合物に添加され、そして次に、苛
性アルカリ融解が行なわれる。その日本特許第59,0
76,033号によれば、内部冷却により、エチルフェ
ノールのm/p比は96.5/3.5である。外部冷却
によれば、その比は明らかに低く、たとえば130℃へ
の4時間の冷却後、その比は91.5/8.5である。
は、反応塊状物が脱スルホン化段階の後、熱いまま放置
される場合、所望しない異性体が反応混合物に形成さ
れ、これが最終生成物の異性体の純度を低めることを教
授する。上記出願はまた、高規模製造において、反応塊
状物の外部冷却が良好な純度を得るために十分に早くな
いことも教授する。前記日本特許第59,067,03
3号においてはは、冷却の問題は、熱い(160℃〜1
80℃)わずかに強い硫酸含有混合物が、その温度が約
130℃(20〜150℃)に下がるようできるだけす
ばやく(1時間又は適切には30分間)、それに水を添
加することによって冷却されることにより解決される。
続いて、アルカリが混合物に添加され、そして次に、苛
性アルカリ融解が行なわれる。その日本特許第59,0
76,033号によれば、内部冷却により、エチルフェ
ノールのm/p比は96.5/3.5である。外部冷却
によれば、その比は明らかに低く、たとえば130℃へ
の4時間の冷却後、その比は91.5/8.5である。
【0006】p−異性体からm−異性体へ蒸留による精
製は難かしく、そして従って、開始混合物は良好な品質
のものであるべきである。
製は難かしく、そして従って、開始混合物は良好な品質
のものであるべきである。
【0007】ドイツ特許第2,362,884号に開示
される方法は、安全性に関して、水に硫酸のわずかに強
い混合物を添加するより推薦される手段を付与するが、
しかし安全性の危険が、水が熱いわずかに強い硫酸の混
合物に添加される場合、日本特許出願第59,076,
033号の方法に付随する。両者の方法の生成物におけ
る異性体の比に関しては、さらに一層の所望が存在す
る。さらに、前記日本特許出願による方法においては、
異性体の比は、工業的製造において容易に生じるすべて
の遅延に対して敏感である。
される方法は、安全性に関して、水に硫酸のわずかに強
い混合物を添加するより推薦される手段を付与するが、
しかし安全性の危険が、水が熱いわずかに強い硫酸の混
合物に添加される場合、日本特許出願第59,076,
033号の方法に付随する。両者の方法の生成物におけ
る異性体の比に関しては、さらに一層の所望が存在す
る。さらに、前記日本特許出願による方法においては、
異性体の比は、工業的製造において容易に生じるすべて
の遅延に対して敏感である。
【0008】現在、たとえば上記引例による従来の態様
での加熱による。但し脱スルホン化の条件、すなわちこ
れまでよりも異性体のより良好なm/p比を変えること
による、アルキルベンゼンの脱スルホン化及び異性体化
の達成が得られることが見出された。脱スルホン化の新
規態様により得られた混合物に関しては、冷却の態様は
臨界ではないが、しかし外部冷却がむしろ使用され得、
又は熱い混合物は水中に又は次の苛性アルカリ融解のた
めの灰汁の混合物中に直接的に放される。脱スルホン化
の新規態様においては、生成物のm/p比はその方法に
おいてたぶん生じる遅延に対して敏感ではない。熱い硫
酸への水の急速な添加による危険はまた、この脱スルホ
ン化の新規態様により回避される。
での加熱による。但し脱スルホン化の条件、すなわちこ
れまでよりも異性体のより良好なm/p比を変えること
による、アルキルベンゼンの脱スルホン化及び異性体化
の達成が得られることが見出された。脱スルホン化の新
規態様により得られた混合物に関しては、冷却の態様は
臨界ではないが、しかし外部冷却がむしろ使用され得、
又は熱い混合物は水中に又は次の苛性アルカリ融解のた
めの灰汁の混合物中に直接的に放される。脱スルホン化
の新規態様においては、生成物のm/p比はその方法に
おいてたぶん生じる遅延に対して敏感ではない。熱い硫
酸への水の急速な添加による危険はまた、この脱スルホ
ン化の新規態様により回避される。
【0009】脱スルホン化の新規態様は、m−異性体に
富むアルキルスルホン酸の混合物が、その混合物への熱
蒸気の添加により選択的に脱スルホン化され、蒸気以外
はその混合物から除去され、ここでこの蒸気は前記脱ス
ルホン化で形成されるアルキルベンゼンをそれと共に同
時に取ることにより特徴づけられる。反応混合物は16
0℃又はそれ以上で、熱いまま連続的に維持され、そし
て脱スルホン化が、m/p−異性体の所望する比が達成
され、そして脱スルホン化混合物における硫酸の含有率
が40%又はそれ以下のレベルで存在するまで続けられ
る。
富むアルキルスルホン酸の混合物が、その混合物への熱
蒸気の添加により選択的に脱スルホン化され、蒸気以外
はその混合物から除去され、ここでこの蒸気は前記脱ス
ルホン化で形成されるアルキルベンゼンをそれと共に同
時に取ることにより特徴づけられる。反応混合物は16
0℃又はそれ以上で、熱いまま連続的に維持され、そし
て脱スルホン化が、m/p−異性体の所望する比が達成
され、そして脱スルホン化混合物における硫酸の含有率
が40%又はそれ以下のレベルで存在するまで続けられ
る。
【0010】本発明に従って調製されるm−アルキルフ
ェノールにおいては、そのアルキル成分は好ましくは低
級アルキル、すなわちC1 −C6 アルキル、たとえばメ
チル、エチル又はイソプロピル、特に好ましくは3−エ
チルフェノールである。
ェノールにおいては、そのアルキル成分は好ましくは低
級アルキル、すなわちC1 −C6 アルキル、たとえばメ
チル、エチル又はイソプロピル、特に好ましくは3−エ
チルフェノールである。
【0011】スルホン酸の脱スルホン化のために必要と
される時間は、使用される装置の詳細に、及びまた、脱
スルホン化の温度及び異性体の所望する比に依存する。
脱スルホン化の延長及び同時に、希釈の遅延が、より高
い純度の異性体を付与する。本発明は次の例により、よ
り詳細に例示される。
される時間は、使用される装置の詳細に、及びまた、脱
スルホン化の温度及び異性体の所望する比に依存する。
脱スルホン化の延長及び同時に、希釈の遅延が、より高
い純度の異性体を付与する。本発明は次の例により、よ
り詳細に例示される。
【0012】
【実施例】例1 500mlのフラスコに、150mg(1.5モル)の98
%硫酸及び次に109g(1.0モル)のエチルベンゼ
ンを混合しながら充填した。混合物を還流下で3時間加
熱し、190℃に徐々に温度を高めた。その混合物を1
90℃で5時間加熱し、それにより、m/p−異性体の
比は60/40になった。脱スルホン化のために、その
混合物を約170℃に冷却し、そして蒸気を混合物に誘
導した。水蒸気蒸留を、160〜170℃の温度で維持
しながら、9時間続けた。その混合物におけるH2 SO
4 の含有率は43.4%であり、そしてm/p−異性体
の比は98/2であった。その混合物を160℃から1
30℃の温度に1時間に10℃、外部的にゆっくり冷却
した(3時間の冷却)。その冷却の後、m/p−異性体
の比は97.4/2.6であった。
%硫酸及び次に109g(1.0モル)のエチルベンゼ
ンを混合しながら充填した。混合物を還流下で3時間加
熱し、190℃に徐々に温度を高めた。その混合物を1
90℃で5時間加熱し、それにより、m/p−異性体の
比は60/40になった。脱スルホン化のために、その
混合物を約170℃に冷却し、そして蒸気を混合物に誘
導した。水蒸気蒸留を、160〜170℃の温度で維持
しながら、9時間続けた。その混合物におけるH2 SO
4 の含有率は43.4%であり、そしてm/p−異性体
の比は98/2であった。その混合物を160℃から1
30℃の温度に1時間に10℃、外部的にゆっくり冷却
した(3時間の冷却)。その冷却の後、m/p−異性体
の比は97.4/2.6であった。
【0013】異性体の比は、これまでの外部冷却又は水
の添加よりも良好であることが実験から観察され得る。
しかしながら、いくらかの異性体化が、実験における硫
酸の含有率が43%以上である場合に生じた。
の添加よりも良好であることが実験から観察され得る。
しかしながら、いくらかの異性体化が、実験における硫
酸の含有率が43%以上である場合に生じた。
【0014】例2 例1の実験を、3300kgの98%硫酸により開始する
製造規模で行なった。スルホン化の温度を197℃に上
げ、この温度で、混合物を5.5時間、異性体化した。
蒸気を、197℃〜160℃の温度で約18時間、脱ス
ルホン化中に充填した。脱スルホン化の最後で、m/p
−異性体の比は98.2/1.8であり、そして混合物
が50℃の温度に5.5時間、外部的に冷却される場
合、異性体の比はその最後で同じ98.2/1.8であ
り、混合物中の硫酸の含有率は39.2%であった。
製造規模で行なった。スルホン化の温度を197℃に上
げ、この温度で、混合物を5.5時間、異性体化した。
蒸気を、197℃〜160℃の温度で約18時間、脱ス
ルホン化中に充填した。脱スルホン化の最後で、m/p
−異性体の比は98.2/1.8であり、そして混合物
が50℃の温度に5.5時間、外部的に冷却される場
合、異性体の比はその最後で同じ98.2/1.8であ
り、混合物中の硫酸の含有率は39.2%であった。
【0015】外部的冷却による製造規模において、異性
体の比は良好に存続し、そして硫酸の含有率が40%以
下である場合、変化しないことが実験から観察される。
体の比は良好に存続し、そして硫酸の含有率が40%以
下である場合、変化しないことが実験から観察される。
【0016】例3 例1に従っての実験において、脱スルホン化を、m/p
−異性体比が97.9/2.1になるまで続けた。その
温度は脱スルホン化の最後で160℃であり、そして硫
酸の含有率は39.4%であった。160℃の熱い脱ス
ルホン化混合物を水に注いだ。希釈の後、水性混合物の
温度は80℃であった。苛性アルカリ融解及び酸性化の
後に測定される場合、アルキルフェノールの混合物中の
m/p比は変化しなかった。異性体の比は、反応混合物
が、加水分解の後、熱いまま水に直接的に放されたとし
ても変化しないことが実験から観察される。
−異性体比が97.9/2.1になるまで続けた。その
温度は脱スルホン化の最後で160℃であり、そして硫
酸の含有率は39.4%であった。160℃の熱い脱ス
ルホン化混合物を水に注いだ。希釈の後、水性混合物の
温度は80℃であった。苛性アルカリ融解及び酸性化の
後に測定される場合、アルキルフェノールの混合物中の
m/p比は変化しなかった。異性体の比は、反応混合物
が、加水分解の後、熱いまま水に直接的に放されたとし
ても変化しないことが実験から観察される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペッカ ソメルサロ フィンランド国,エフアイエヌ−02110 エスプー,イタランタ 13 ディー 32 (72)発明者 ジョウコ クジャラ フィンランド国,エフアイエヌ−67800 コッコラ,レッパケルトゥンカトゥ 2 ディー 15
Claims (2)
- 【請求項1】 アルキルベンゼンスルホン酸異性体の混
合物からm−アルキルフェノールを、選択的脱スルホン
化、形成されるアルキルベンゼンの除去及び苛性アルカ
リ融解により調製するための方法であって、前記脱スル
ホン化が、前記異性体の所望する純度が得られるまで及
び前記混合物中の硫酸の含有率が40%以下に減じられ
るまで、前記混合物の温度を160℃以上に同時に維持
しながら、蒸発性水の量に対して過剰量でスルホン酸の
混合物に蒸気を添加することによって達成されることを
特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記アルキルフェノールが3−エチルフ
ェノールである請求項1記載の方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6176550A JPH0840960A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 選択的脱スルホン化法 |
US08/504,161 US5741954A (en) | 1994-07-28 | 1995-07-19 | Process of selective desulfonation |
EP95111325A EP0694516B1 (en) | 1994-07-28 | 1995-07-19 | Process of selective desulfonation |
DE69512480T DE69512480T2 (de) | 1994-07-28 | 1995-07-19 | Verfahren zur selektiven Desulfonierung |
ES95111325T ES2136775T3 (es) | 1994-07-28 | 1995-07-19 | Preparacion de 3-etilfenol. |
CZ19951948A CZ286796B6 (en) | 1994-07-28 | 1995-07-27 | Process for preparing m-alkylphenol |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6176550A JPH0840960A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 選択的脱スルホン化法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0840960A true JPH0840960A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16015549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6176550A Pending JPH0840960A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 選択的脱スルホン化法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5741954A (ja) |
EP (1) | EP0694516B1 (ja) |
JP (1) | JPH0840960A (ja) |
CZ (1) | CZ286796B6 (ja) |
DE (1) | DE69512480T2 (ja) |
ES (1) | ES2136775T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998017615A1 (fr) * | 1996-10-24 | 1998-04-30 | Taoka Chemical Company, Limited | PROCEDE DE PREPARATION DE m-HYDROXYALKYLBENZENE |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016187678A1 (en) | 2015-05-28 | 2016-12-01 | Katholieke Universiteit Leuven | Production of 3-alkylphenols and uses thereof |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59108730A (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-23 | Taoka Chem Co Ltd | m−アルキルヒドロキシベンゼンの製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL7314330A (ja) * | 1973-02-21 | 1974-08-23 | ||
EP0080880B1 (en) * | 1981-11-27 | 1985-03-27 | Taoka Chemical Co., Ltd | Process for preparing m-alkylhydroxybenzene |
JPS5976033A (ja) | 1982-10-22 | 1984-04-28 | Taoka Chem Co Ltd | 高純度m−アルキルヒドロキシベンゼンの製造方法 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6176550A patent/JPH0840960A/ja active Pending
-
1995
- 1995-07-19 US US08/504,161 patent/US5741954A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-19 DE DE69512480T patent/DE69512480T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-19 ES ES95111325T patent/ES2136775T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-19 EP EP95111325A patent/EP0694516B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-27 CZ CZ19951948A patent/CZ286796B6/cs not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59108730A (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-23 | Taoka Chem Co Ltd | m−アルキルヒドロキシベンゼンの製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998017615A1 (fr) * | 1996-10-24 | 1998-04-30 | Taoka Chemical Company, Limited | PROCEDE DE PREPARATION DE m-HYDROXYALKYLBENZENE |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69512480D1 (de) | 1999-11-04 |
DE69512480T2 (de) | 2000-04-13 |
US5741954A (en) | 1998-04-21 |
EP0694516A2 (en) | 1996-01-31 |
ES2136775T3 (es) | 1999-12-01 |
EP0694516B1 (en) | 1999-09-29 |
EP0694516A3 (ja) | 1996-02-21 |
CZ194895A3 (en) | 1996-02-14 |
CZ286796B6 (en) | 2000-07-12 |
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