JPH0840637A - 折丁作成装置 - Google Patents

折丁作成装置

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JPH0840637A
JPH0840637A JP17855594A JP17855594A JPH0840637A JP H0840637 A JPH0840637 A JP H0840637A JP 17855594 A JP17855594 A JP 17855594A JP 17855594 A JP17855594 A JP 17855594A JP H0840637 A JPH0840637 A JP H0840637A
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JP
Japan
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cylinder
folding
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saw blade
cut
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JP17855594A
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Mikio Motooka
幹男 本岡
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストを低減でき、重ね胴における重
ね、非重ねを解消でき、切断折丁積載時の荷崩れや断
裁時の切断ずれを防止でき、折丁を確実に切断でき、
平行折折丁の折目位置に折目を正確に入れることがで
き、折丁の損傷や汚染を防止できる。 【構成】 一方の胴(折胴)23の折ブレード30と他
方の胴(くわえ胴)24のくわえ装置26とにより他方
の胴24上で長さL/2の平行折折丁を作成する。また
一方の胴23と他方の胴24とにより平行折折丁を作成
する個所で、平行折折丁の折目に相当する位置付近を連
続刃を有する鋸刃33により一挙に切断するか、前記折
目に相当する位置付近に鋸胴22の一部切断カッタ装置
41により入れられた断続切目の残余の部分に一方の胴
23の折ブレード30と他方の胴24の鋸刃33とより
切目を入れ、全巾切断して、長さL/2の切断折丁を作
成する。そしてこれら折丁を搬送コンベア10→羽根車
11等を経て排出する。従って従来の平行折折機に設け
られていた重ね胴が不要になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平行折折機に適用する
折丁作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の平行折折機を図6、図7により説
明すると、図6の1が平行折とこの平行折の折目に相当
する位置を切断する平行折折機で、同平行折折機1に
は、第1段ニッピングローラ2と、平行折の折目位置に
ミシン目を入れる横ミシン胴4及び受け胴5を有する横
ミシン装置3と、第2段ニッピングローラ6と、重ね胴
7と、折胴(一方の胴)8と、くわえ胴(他方の胴)9
と、搬送コンベア10と、羽根車11と、排紙コンベア
12とが設けられている。
【0003】また単胴(円周長が切断長Lの胴)の横ミ
シン胴4には、鋸刃装置13aが設けられ、受け胴5に
は、鋸刃受け14aが設けられている。また図7に示す
ように2.5倍胴(円周長5/2L)の重ね胴7には、
鋸刃受け14bを有する針装置15bが5組設けられ、
2倍胴(円周長2L)の折胴8には、鋸刃装置13cを
有する針装置15cと折ブレード装置16とが2組設け
られ、2倍胴のくわえ胴9には、鋸刃受け14dを有す
る針装置15dとくわえ装置17とが2組設けられてい
る。
【0004】なお針装置15bc、15dの代りに咬え
爪装置(図示せず)を使用したピンレス折機があり、前
者の針装置では、折丁に針の突刺穴が生ずるに反し、後
者の咬え爪装置では、折丁に何の跡も残らないが、折丁
を保持して搬送する機能は同じである。ピンレス折機は
図示していない。三角板により、走行方向に2つに折ら
れたウエブまたは三角板を経由しないウエブは、平行折
を正確、容易に行うため、横ミシン装置3により、ウエ
ブの幅方向にミシン目が入れられ、第2段ニッピングロ
ーラ6により、重ね胴7と折胴8との間へ送り込まれ、
鋸刃装置13cと鋸刃受け14bとより、切断されて、
長さLの折丁(またはシート)になる。
【0005】また長さLの折丁は、引続き平行折され
て、長さ1/2Lの平行折折丁になるか、この平行折折
丁が平行折の切目に相当する位置で切断されて、1/2
L(2枚)の切断折丁になる。次に上記作用を具体的に
説明する。 (1)上記のようにウエブを長さLの折丁に切断し、次
いで長さLの折丁を平行折して、長さ1/2Lの平行折
折丁として排出するときには、先ず折胴8の針装置15
cによりウエブを刺通すると同時に、ウエブの先端を折
胴8の鋸刃装置13cと重ね胴7の鋸刃受け14bとよ
り切断する。このとき、重ね胴7の針装置15bは、待
機位置にあり、ウエブを刺通しない。
【0006】折胴7の針装置15cにより刺通されたウ
エブは、折胴8と共に1/2回転し、もう1組の鋸刃装
置13cにより後端が切断されて、長さLの折丁にな
る。引続いて折胴8の針装置15cにより運ばれ、折胴
8の折ブレード装置16によりシートの長さ方向の中央
部分がくわえ胴9のくわえ装置17により2つに折られ
て、長さL/2の平行折折丁になる。なおこのとき、く
わえ胴9の針装置15dは、待機位置にある。 (2)平行折折丁を平行折の折目に相当する位置で切断
して、1/2L(2枚)の切断折丁として排出するとき
は、折胴8の折ブレード装置16を取外し、鋸刃装置1
3′cを取付けて、長さL/2の切断折丁ができるよう
にする。また重ね胴7の重ね機構(カムの回転により重
ねを行う機構で、図示せず)により、前記(1)項の平
行折りのとき、待機位置にあった重ね胴7の針装置15
bが切断折丁の先端の手前付近を刺通するようにする。
即ち、折胴8の針装置15cと重ね胴7の針装置15b
とが合ったとき、針装置15bはウエブを刺通せず、針
装置15cのみが刺通を行う。しかし折胴8の鋸刃装置
13′cがウエブを切断する位置にきたときに対応する
重ね胴7の鋸刃受け14bの針装置15bがウエブを刺
通し、L/2に切断された切断折丁が重ね胴7と共に1
回転し、折胴8の針装置15cが後続のウエブを刺通す
る位置で切断折丁が重り合って、針装置15cにより刺
通される。このとき、重ね胴7の針装置15bは、引込
んで切断折丁から外れる。
【0007】この切断折丁の重り合いは、折胴8と重ね
胴7との円周長が4:5になっていて、L/2だけずれ
ているために起る。このようにして折胴15cの針装置
15cにより刺通された複数の切断折丁は、前記(1)
項では待機位置にあったくわえ胴9の針装置15dによ
り刺通替えされる。この場合、くわえ胴9のくわえ装置
17は、待機状態になって、作動しない。
【0008】以上の平行折折丁と切断折丁とは、くわえ
胴9から搬送コンベア10→羽根車11を経て排紙コン
ベア12により機外へ搬出される。なお前記横ミシン装
置3の横ミシン胴4および受け胴5のミシン刃装置13
a及びミシン刃受け14aの円周方向の位置は、上記横
ミシン目が長さLの折丁またはシートの中央、即ち、長
さL/2の位置に入るように調整される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記図6、図7に示す
従来の平行折折機には、次の問題があった。 (1)切断折丁出し時、重ね胴7の重ね機構により切断
折丁を重ね、折胴8の針装置15cにより運んで、くわ
え胴9の針装置15dにより刺通替えするのは、羽根車
11等により排出する場合やチョッパ(図示せず: 直角
折装置の折りブレード)により折る場合の折丁間隔をあ
けるためであるが、前記重ね機構は構造が非常に複雑
で、コスト高になる上に、切替え作業に多くの時間を要
する。
【0010】また平行折折丁と切断折丁との切り換え
時、折胴8のブレード装置16と鋸刃装置13cとの交
換、重ね胴7及びくわえ胴9の針装置15dの作動、非
作動の切換え等の作業を行わねばならない。 (2)針装置を有する折機では、切断折丁を重ね胴7の
針装置15bにより刺通し、折胴8の針装置15cによ
り切断折丁を重ね合せて刺通し、さらにくわえ胴9の針
装置15dにより受渡しのために刺通するので、切断折
丁に針穴が多数あき、針穴が大きくなる上、針穴の周辺
が刺通によりふくれる。このふくれは、切断折丁積載
時、荷崩れの原因になるし、針穴部を切断するとき、切
断ずれの原因になる。 (3)横ミシン目を入れる必要上、図5に示す横ミシン
目装置3のような専用の横ミシン目装置を設けねばなら
ない。
【0011】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、コストを低減でき、
重ね胴における重ね、非重ねを解消でき、切断折丁積
載時の荷崩れや断裁時の切断ずれを防止でき、折丁を
確実に切断でき、平行折折丁の折目位置に折目を正確
に入れることができ、折丁の損傷や汚染を防止できる
折丁作成装置を提供しようとする点にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、一方の胴と他方の胴とにより、平行折
折丁と、この平行折折丁の折目に相当する位置付近で切
断された切断折丁とを作成する平行折折機において、前
記一方の胴に鋸刃受けを有する折ブレードを設け、前記
他方の胴に切断時前記鋸刃受けに係合する鋸刃を設ける
とともにこの鋸刃付近にくわえ装置を設けている。
【0013】また本発明は、一方の胴と他方の胴とによ
り、平行折折丁と、この平行折折丁の折目に相当する位
置付近で切断された切断折丁とを作成する平行折折機に
おいて、鋸胴にウエブに断続的に切目を入れる一部切断
カッタ装置を設け、前記一方の胴に上記断続的切目の残
余部に相当する位置に対応して鋸刃受けを有する折ブレ
ードを設け、前記他方の胴に上記断続的切目の残余部を
切断する鋸刃を設けるとともにおよび上記断続的切目に
相当する位置に対応してくわえ部分を有するくわえ板を
具えたくわえ装置を設けている。
【0014】前記折丁作成装置において、折ブレード
は、その側面と鋸刃とにより折丁を切断する折ブレード
にしてもよい。前記折丁作成装置において、他方の胴に
一部切断カッタ装置のカッタの代りにミシン刃を設けて
もよい。
【0015】
【作用】
(1)一方の胴の折ブレードと他方の胴のくわえ装置と
により他方の胴上で長さL/2の平行折折丁を作成す
る。また一方の胴と他方の胴とにより平行折折丁を作成
する個所で、平行折折丁の折目に相当する位置付近を連
続刃を有する鋸刃により一挙に切断するか、前記折目に
相当する位置付近に一部切断カッタ装置により入れられ
た断続切目の残余の部分に一方の胴の折ブレードと他方
の胴の鋸刃とより切目を入れ、全巾切断して、長さL/
2の切断折丁を作成する。そしてこれら折丁を搬送コン
ベア→羽根車等を経て排出する。従って従来の平行折折
機に設けられていた重ね胴(図6)が不要になる。 (2)上記の要領で切断折丁を作成するので、切断折丁
の平行折折丁の折目に相当する位置付近に針穴が明か
ず、平行折折丁または切断折丁になる前に折丁が長さL
に切断されるときの針穴のみになるので、針穴が小さく
て、周辺のふくれもない。 (3)一方の胴の鋸刃受けを有する折ブレードと、他方
の胴の鋸刃とくわえ装置とにより、長さLの折丁の巾を
一挙に切断するか、一部切断カッタ装置により断続的に
入れた切目の残余の部分を切断し、その際、折ブレード
の側面と鋸刃とが係合するので、折丁が確実に切断され
る。 (4)一部切断カッタ装置カッタをミシン刃に代える
と、平行折折丁の折目に相当する位置にミシン目が連続
して入り、折ブレードにより平行折目位置に折目が正確
に入る。
【0016】
【実施例】次に本発明の折丁作成装置を図1〜図4に示
す一実施例により説明する。図1、図2は、本発明の折
丁作成装置を含む平行折折機を示している。21が平行
折折機で、この平行折折機21には、第1段ニッピング
ローラ2及び第2段ニッピングローラ6と、鋸胴22
と、折胴23と、くわえ胴24と、搬送コンベア10
と、羽根車11と、排紙コンベア12とが設けられてい
る。
【0017】単胴(円周長L)の鋸胴22には、ウエブ
の全巾を一度に切断する鋸刃装置13eと、平行折目相
当位置に断続的に切目を入れる一部切断カッタ装置41
とが1組ずつ設けられている。また2倍胴(円周長2
L)の折胴23には、鋸刃受け14cを有する針装置1
5cと鋸刃受け14fを有する折ブレード装置25が2
組ずつ設けられ、くわえ胴24には、鋸刃装置13dを
内蔵したくわえ装置26が2組ずつ設けられている。
【0018】三角板により、走行方向に2つに折られた
ウエブあるいは三角板を通らないウエブは、第1段ニッ
ピングローラ2及び第2段ニッピングローラ6により鋸
胴22と折胴23との間へ送り込まれ、鋸胴22の鋸刃
装置13eと折胴23の鋸刃受け14cとにより切断さ
れ、長さLの折丁(三角板折り)あるいはシートにな
り、引続いて折胴23の折ブレード装置25とくわえ胴
24のくわえ装置26とより平行折され、長さL/2の
平行折折丁になり、くわえ胴24のくわえ装置26によ
り咬えられ、搬送コンベア10上へ排出されるか、また
は折胴23の折ブレード装置25とくわえ胴24の鋸刃
装置13dとにより2枚に切断され、長さL/2の切断
折丁になり、くわえ胴24のくわえ装置26に咬えられ
て、搬送コンベア10上へ排出される。
【0019】図3は、折胴23の折ブレード装置25と
くわえ胴24のくわえ装置26との第1実施例を示し、
図4は、折胴23の折ブレード装置25とくわえ胴24
のくわえ装置26との第2実施例を示している。図3で
は、折胴23の折ブレード装置25の折ブレード30の
先端部に鋸刃受け31か、あるいは切断溝32があり、
これが折ブレード30の巾方向に沿って設けられてい
る。
【0020】この図3の実施例では、ラジアル方向に移
動するくわえ胴24の鋸刃装置13dの鋸刃33がくわ
え胴24のくわえ装置26に内蔵され、切断時、くわえ
胴24の外周面より突出して、折胴23の鋸刃受け31
あるいは切断溝32に係合して、長さLの折丁から長さ
L/2の切断折丁が2部作成される。このとき、折胴2
3の折ブレード装置25の折ブレード30は、平行折折
丁作成時と同様な折込みのための軌跡を画いて、くわえ
胴24のくわえ装置26のくわえ爪34と座35との間
を出入する。また平行折折丁を作成するときは、くわえ
胴24の鋸刃装置13dが2点鎖線に示す待機位置に引
込んで、くわえ胴24の鋸刃33の先端が平行折される
折丁に接触しない。
【0021】図4において図3と異なる点は、くわえ胴
24の折ブレード30(鋸刃受け31、切断溝32等を
その先端に備えたもの、あるいは備えない先端がフラッ
トタイプのもののうち、いずれでもよい)の側面30a
と鋸刃33とより、長さLの折丁が剪断される点が異な
る。図2の実施例において、平行折折丁及び一挙切断に
よる切断折丁とを作成する場合について説明する。この
場合、鋸胴22の一部切断カッタ装置41は取り外され
ている。
【0022】三角板により、走行方向に2つに折られた
ウエブまたは三角板を経由しないウエブは、鋸胴22と
折胴23との間へ送り込まれて、鋸胴22の鋸刃装置1
3eと折胴23の鋸刃受け14cとにより、切断される
と同時に切断部分の手前が折胴23の針装置15cによ
り刺通、保持されて、折胴23と共に回転する間に、折
胴23と同期して回転する鋸胴22の1回転により再度
切断されて、長さLの折丁になる。
【0023】この長さLの折丁は、折胴23の針装置1
5cがカム装置(図示せず)により折胴23の円周面よ
り引込む途中で折ブレード装置25の折ブレード30に
より折丁の長さ方向の中央部分がくわえ胴24のくわえ
装置26のくわえ板34と座35の間へ挿入される。こ
のとき、くわえ胴24のくわえ装置26の鋸刃装置13
dが待機位置にある場合は、長さL/2の平行折折丁が
作成される。また鋸刃装置13dが切断位置にある場合
は、折胴23の折ブレード30の鋸刃受け31あるいは
切断溝32に係合し、また折ブレード30の側面30a
と鋸刃33により剪断されて、長さLの折丁が2枚の切
断折丁になる。
【0024】くわえ胴24の鋸刃33は、巾方向に連続
して切刃が設けられている。切断折帖を作成する場合
は、鋸胴22には、鋸刃装置13e及び一部切断カッタ
装置41が取付けられ、くわえ胴24の鋸刃装置13d
の鋸刃33は、切断位置に移動する。上述のように鋸胴
22と折胴23との間に送り込まれたウエブは、鋸刃装
置13eと鋸刃受け14cとにより切断されると同時に
切断された個所の手前の部分が針装置15cにより刺
通、保持され、折胴23と共に回転する間に、折胴23
と同期して回転する鋸胴22の1/2回転により、一部
切断カッタ装置41により折丁の巾方向に断続的に切目
が入れられ、鋸胴22が1回転すると、鋸刃装置13e
と鋸刃受け14cとにより再度切断されて、長さLの折
丁になる。
【0025】この長さLの折丁は、折胴23の針装置1
5cが折胴23の外周面から引込む途中で折ブレード装
置25の折ブレード30により折丁の長さ方向の中央部
がくわえ胴24のくわえ装置26のくわえ板34と座3
5との間へ挿入されて、折丁が2つに折られる。この2
つに折られつつある折丁の折目付近に断続的に配置され
た折ブレード30の鋸刃受け31と鋸刃装置13dの鋸
刃33とが係合して、前記のように一部切断カッタ装置
41により断続的に入れられた断続切目の残余の部分に
切目が入れて、折丁が完全に切断される(図3参照)。
【0026】ミシン目を入れるときは、一部切断カッタ
装置41の代りにミシン刃装置42を取付ければよい。
ミシン刃は、連続してミシン目を入れるミシン刃とす
る。またミシン目を入れるときは、くわえ胴24の鋸刃
33を待機位置に置く。
【0027】
【発明の効果】本発明の折丁作成装置は前記のように一
方の胴と他方の胴とにより、平行折折丁を作成する個所
で平行折折丁のみならず、切断折丁を作成するので、構
造の複雑な重ね機構を有する重ね胴の代わりに重ね機構
不要の鋸胴を設けるだけでよくて、コストを低減でき
る。また従来必要としていた重ね胴における重ね、非重
ねを解消できる。
【0028】また切断折丁の切断される平行折折丁の折
目に相当する位置付近に針穴が明かず、平行折折丁また
は切断折丁になる前に折丁が長さLに切断されるときの
針穴のみになるので、針穴の拡大、増加、ふくれによる
見映えの低下等が殆んど無くなって、針穴のふくらみに
よる切断折丁積載時の荷崩れや断裁時の切断ずれを防止
できる。
【0029】また折ブレードをその側面と鋸刃とにより
折丁切断用折ブレードにしたので、折丁を確実に切断で
きる。また他方の胴に一部切断カッタ装置のカッタの代
りにミシン刃を設けたので、一部切断カッタ装置のカッ
タをミシン刃に代えることにより、平行折折丁の折目に
相当する位置にミシン目を入れることができて、折ブレ
ードにより平行折折目位置に折目を正確に入れることが
できる。
【0030】またこのミシン目を入れるための専用のミ
シン目装置を別に設ける必要がなくて、この点からもコ
ストを低減できる。また折ブレードが鋸刃受けのため、
折丁面を擦って傷付けたり、汚したりすることがなく
て、折丁の損傷や汚染を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる折丁作成装置を設けた平行折折
機の各胴等の配置を示す側面図である。
【図2】同折丁作成装置の鋸胴と折胴とびくわえ胴とを
示す側面図である。
【図3】同折丁作成装置の第1実施例の折胴とくわえ胴
とを示す側面図である。
【図4】同折丁作成装置の第2実施例の折胴とくわえ胴
とを示す側面図である。
【図5】断続切断を合せて行うときの一部切断カッタの
カッタと鋸刃による切目及びくわえ板のくわえ部の折丁
の巾方向における関係位置を示す説明図である。
【図6】従来の折丁作成装置を設けた平行折折機の各胴
等の配置を示す側面図である。
【図7】同折丁作成装置の重ね胴と折胴とくわえ胴とを
示す側面図である。
【符号の説明】
2,6 ニッピングローラ 10 搬送コンベア 11 羽根車 12 排紙コンベア 13d,13e 鋸刃装置 14c,14f 鋸刃受け 15c 針装置 21 平行折折機 22 鋸胴 23 折胴(一方の胴) 24 くわえ胴(他方の胴) 25 折ブレード装置 26 くわえ装置 30 折ブレード 31 鋸刃受け 33 鋸刃 34 くわえ板 35 座 41 一部切断カッタ装置 42 ミシン目装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の胴と他方の胴とにより、平行折折
    丁と、この平行折折丁の折目に相当する位置付近で切断
    された切断折丁とを作成する平行折折機において、前記
    一方の胴に鋸刃受けを有する折ブレードを設け、前記他
    方の胴に切断時前記鋸刃受けに係合する鋸刃を設けると
    ともにこの鋸刃付近にくわえ装置を設けたことを特徴と
    する折丁作成装置。
  2. 【請求項2】 一方の胴と他方の胴とにより、平行折折
    丁と、この平行折折丁の折目に相当する位置付近で切断
    された切断折丁とを作成する平行折折機において、鋸胴
    にウエブに断続的に切目を入れる一部切断カッタ装置を
    設け、前記一方の胴に上記断続的切目の残余部に相当す
    る位置に対応して鋸刃受けを有する折ブレードを設け、
    前記他方の胴に上記断続的切目の残余部を切断する鋸刃
    を設けるとともにおよび上記断続的切目に相当する位置
    に対応してくわえ部分を有するくわえ板を具えたくわえ
    装置を設けたことを特徴とする折丁作成装置。
  3. 【請求項3】 前記折ブレードをその側面と前記鋸刃と
    により折丁を切断する折ブレードにした請求項1、2記
    載の折丁作成装置。
  4. 【請求項4】 前記他方の胴に前記一部切断カッタ装置
    のカッタの代りにミシン刃を設けた請求項2記載の折丁
    作成装置。
JP17855594A 1994-07-29 1994-07-29 折丁作成装置 Withdrawn JPH0840637A (ja)

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