JPH0840025A - 重荷重用空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法 - Google Patents
重荷重用空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法Info
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- JPH0840025A JPH0840025A JP6043212A JP4321294A JPH0840025A JP H0840025 A JPH0840025 A JP H0840025A JP 6043212 A JP6043212 A JP 6043212A JP 4321294 A JP4321294 A JP 4321294A JP H0840025 A JPH0840025 A JP H0840025A
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Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ビード部におけるカーカスプライの折返し部先
端からの破損を防止し、ビード耐久性を向上する。 【構成】一対のビード部2、2の間に架け渡されかつ各
ビード部2でビードコア6の廻りをタイヤ軸方向の内側
から外側に折返されることにより折返し部7を形成しし
かもラジアル配列の金属コードのカーカスプライ1を用
いたカーカスを具える。前記カーカスプライ1の各折返
し部7は、タイヤ半径方向に対して傾く平行なコードを
具えるとともに該折返し部7の先端7cで折返すことに
よってこの折返し部7のタイヤ軸方向内外面に沿いかつ
延在する外側部9o、内側部9iを有する織物層9によ
って被覆される。
端からの破損を防止し、ビード耐久性を向上する。 【構成】一対のビード部2、2の間に架け渡されかつ各
ビード部2でビードコア6の廻りをタイヤ軸方向の内側
から外側に折返されることにより折返し部7を形成しし
かもラジアル配列の金属コードのカーカスプライ1を用
いたカーカスを具える。前記カーカスプライ1の各折返
し部7は、タイヤ半径方向に対して傾く平行なコードを
具えるとともに該折返し部7の先端7cで折返すことに
よってこの折返し部7のタイヤ軸方向内外面に沿いかつ
延在する外側部9o、内側部9iを有する織物層9によ
って被覆される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気入りラジアルタイ
ヤ、特にトラック、バス用として好適に採用しうる重荷
重用空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法に関す
る。
ヤ、特にトラック、バス用として好適に採用しうる重荷
重用空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】重荷重用ラジアルタイヤは、通常、一対
のビード部の間に架け渡される金属コードを有する単一
のカーカスプライを用いたカーカスを具える。このカー
カスプライは、タイヤの各ビード部において、タイヤ周
方向にのびビード部を補強する輪状かつ金属製のビード
コアの廻りをタイヤ軸方向の内側から外側に折返される
ことにより折返し部を形成するとともに、この折返し部
によって、該カーカスプライはその端部がビード部で強
固に保持される。
のビード部の間に架け渡される金属コードを有する単一
のカーカスプライを用いたカーカスを具える。このカー
カスプライは、タイヤの各ビード部において、タイヤ周
方向にのびビード部を補強する輪状かつ金属製のビード
コアの廻りをタイヤ軸方向の内側から外側に折返される
ことにより折返し部を形成するとともに、この折返し部
によって、該カーカスプライはその端部がビード部で強
固に保持される。
【0003】又重荷重用ラジアルタイヤのカーカスプラ
イに用いられる前記金属コードは、通常、ゴムとの接着
性を高めるため表面が真鍮で被覆されたスチールワイヤ
ーからなる。複数本のこのような金属コードは、互いに
平行に配向されるとともに、トッピングあるいはスキム
コートとして知られる未加硫ゴムに埋設され、1枚のシ
ート状のプライを形成する。このプライは、タイヤ断面
におけるコード長さに相当する巾で前記金属コードのの
びる向きに対してほぼ直角に切断され、これにより前記
カーカスプライを形成する。
イに用いられる前記金属コードは、通常、ゴムとの接着
性を高めるため表面が真鍮で被覆されたスチールワイヤ
ーからなる。複数本のこのような金属コードは、互いに
平行に配向されるとともに、トッピングあるいはスキム
コートとして知られる未加硫ゴムに埋設され、1枚のシ
ート状のプライを形成する。このプライは、タイヤ断面
におけるコード長さに相当する巾で前記金属コードのの
びる向きに対してほぼ直角に切断され、これにより前記
カーカスプライを形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記プラ
イをその金属コードののびる向きに対してほぼ直角に切
断してカーカスプライを形成するものは、各ビード部に
おけるカーカスプライの折返し部の先端、特に前記プラ
イの金属コードの切断面が、織物状のシートから切断さ
れる結果、鋭利となり、しかも切断面を被覆する真鍮が
欠けているため、該先端でゴムを十分に接着できないと
いう問題点がある。
イをその金属コードののびる向きに対してほぼ直角に切
断してカーカスプライを形成するものは、各ビード部に
おけるカーカスプライの折返し部の先端、特に前記プラ
イの金属コードの切断面が、織物状のシートから切断さ
れる結果、鋭利となり、しかも切断面を被覆する真鍮が
欠けているため、該先端でゴムを十分に接着できないと
いう問題点がある。
【0005】他方、タイヤは、走行中、カーカスプライ
の折返し部が形成されるビード部に大きな圧力を受け
る。この大きな圧力は、カーカスプライの折返し部の先
端の前記した特徴と相まって、ビード部の屈曲により繰
り返されるコード端の切断作用によるプライ端のルー
ス、割れに起因したビード部の早期の破損の原因とな
る。
の折返し部が形成されるビード部に大きな圧力を受け
る。この大きな圧力は、カーカスプライの折返し部の先
端の前記した特徴と相まって、ビード部の屈曲により繰
り返されるコード端の切断作用によるプライ端のルー
ス、割れに起因したビード部の早期の破損の原因とな
る。
【0006】このようなビード部の早期の破損に対する
通常の対応策として、カーカスプライの前記折返し部の
タイヤ軸方向外方に一般にはフィラー、あるいはフリッ
パーとして知られるバイアス配列の金属コードを有する
織物層を配することが挙げられる。この織物層は、ビー
ド部においてタイヤ周方向にのびるとともに、そのタイ
ヤ半径方向内端及び外端を前記折返し部の先端のタイヤ
半径方向内方及び外方に夫々位置させている。このよう
なビード部に配されるフィラーは、カーカスプライの折
返し部の先端が偶発的に損傷を受けることを防ぐととも
に、ビード部の剛性を増し、大きな圧力による作用を軽
減する。
通常の対応策として、カーカスプライの前記折返し部の
タイヤ軸方向外方に一般にはフィラー、あるいはフリッ
パーとして知られるバイアス配列の金属コードを有する
織物層を配することが挙げられる。この織物層は、ビー
ド部においてタイヤ周方向にのびるとともに、そのタイ
ヤ半径方向内端及び外端を前記折返し部の先端のタイヤ
半径方向内方及び外方に夫々位置させている。このよう
なビード部に配されるフィラーは、カーカスプライの折
返し部の先端が偶発的に損傷を受けることを防ぐととも
に、ビード部の剛性を増し、大きな圧力による作用を軽
減する。
【0007】しかしながら、前記フィラーの金属コード
は、通常、カーカスプライの金属コードよりも細いとは
いえ、フィラーの金属コードのカット端は、それ自身、
カーカスプライの折返し部の先端に起因するのと同様の
ビード部の破損の原因となりやすい。
は、通常、カーカスプライの金属コードよりも細いとは
いえ、フィラーの金属コードのカット端は、それ自身、
カーカスプライの折返し部の先端に起因するのと同様の
ビード部の破損の原因となりやすい。
【0008】本発明は、ビード部の耐久性を向上しうる
重荷重用空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法の提
供を目的としている。
重荷重用空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法の提
供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対のビード
部の間に架け渡されかつ各ビード部でビードコアの廻り
をタイヤ軸方向の内側から外側に折返されることにより
折返し部を形成ししかもラジアル配列の金属コードのカ
ーカスプライを用いたカーカスを具える重荷重用空気入
りラジアルタイヤであって、前記カーカスプライの各折
返し部は、タイヤ半径方向に対して傾く平行なコードを
具えるとともに該折返し部の先端で折返すことによって
この折返し部のタイヤ軸方向内外面に沿いかつ延在する
外側部、内側部を有する織物層によって被覆される。
部の間に架け渡されかつ各ビード部でビードコアの廻り
をタイヤ軸方向の内側から外側に折返されることにより
折返し部を形成ししかもラジアル配列の金属コードのカ
ーカスプライを用いたカーカスを具える重荷重用空気入
りラジアルタイヤであって、前記カーカスプライの各折
返し部は、タイヤ半径方向に対して傾く平行なコードを
具えるとともに該折返し部の先端で折返すことによって
この折返し部のタイヤ軸方向内外面に沿いかつ延在する
外側部、内側部を有する織物層によって被覆される。
【0010】なお前記織物層の内側部は、カーカスプラ
イと前記ビードコアとの間に延在することが望ましい。
イと前記ビードコアとの間に延在することが望ましい。
【0011】又前記織物層の外側部は、ビードコアのタ
イヤ半径方向内方でタイヤ軸方向内方に延在することが
望ましい。
イヤ半径方向内方でタイヤ軸方向内方に延在することが
望ましい。
【0012】さらに前記織物層のコードは、タイヤ半径
方向に対して10°〜50°、より好ましくは25°〜
35°の角度で傾くことが望ましい。
方向に対して10°〜50°、より好ましくは25°〜
35°の角度で傾くことが望ましい。
【0013】又前記織物層のコードは有機繊維、より好
ましくは芳香族ポリアミド繊維からなることが望まし
い。
ましくは芳香族ポリアミド繊維からなることが望まし
い。
【0014】又その製造方法は、前記織物層を、そのド
ラム軸方向の内側端をタイヤ成形ドラムの巾中間点を通
る周方向の中心線から離間させかつ織物層のドラム軸方
向の内側部分をタイヤ成形ドラムの表面に当接させて該
タイヤ成形ドラム上に配する工程、前記カーカスプライ
を、そのドラム軸方向の外側部分を前記織物層の一部に
重ねてタイヤ成形ドラムの中央に配する工程、織物層の
残りのドラム軸方向の外側部分を半径方向外方に折畳み
かつこの折畳まれた織物層の半径方向外方にビードコア
を配する工程、前記タイヤ成形ドラムの拡径によって前
記折畳まれた織物層の半径方向の外側部分にビードコア
の半径方向内面を当接させる工程、及び前記ビードコア
のドラム軸方向の外方に配される前記折畳まれた織物層
を、該ビードコアの廻りで半径方向外方に折返すことに
より該織物層で被覆されたカーカスプライの前記折返し
部を形成する工程を含む。
ラム軸方向の内側端をタイヤ成形ドラムの巾中間点を通
る周方向の中心線から離間させかつ織物層のドラム軸方
向の内側部分をタイヤ成形ドラムの表面に当接させて該
タイヤ成形ドラム上に配する工程、前記カーカスプライ
を、そのドラム軸方向の外側部分を前記織物層の一部に
重ねてタイヤ成形ドラムの中央に配する工程、織物層の
残りのドラム軸方向の外側部分を半径方向外方に折畳み
かつこの折畳まれた織物層の半径方向外方にビードコア
を配する工程、前記タイヤ成形ドラムの拡径によって前
記折畳まれた織物層の半径方向の外側部分にビードコア
の半径方向内面を当接させる工程、及び前記ビードコア
のドラム軸方向の外方に配される前記折畳まれた織物層
を、該ビードコアの廻りで半径方向外方に折返すことに
より該織物層で被覆されたカーカスプライの前記折返し
部を形成する工程を含む。
【0015】
【作用】このように本発明の重荷重用空気入りラジアル
タイヤは、ラジアル配列のカーカスプライを用いたカー
カスを具えるとともに、該カーカスプライの折返し部
を、該折返し部の先端で折返すことによってこの折返し
部のタイヤ軸方向内外面に沿いかつ延在する外側部、内
側部を有する織物層により被覆している。従って、前記
折返し部の先端における金属コードのルース、割れに起
因したビード部の破損を前記織物層によって防止でき、
ビード部の耐久性を向上しうる。
タイヤは、ラジアル配列のカーカスプライを用いたカー
カスを具えるとともに、該カーカスプライの折返し部
を、該折返し部の先端で折返すことによってこの折返し
部のタイヤ軸方向内外面に沿いかつ延在する外側部、内
側部を有する織物層により被覆している。従って、前記
折返し部の先端における金属コードのルース、割れに起
因したビード部の破損を前記織物層によって防止でき、
ビード部の耐久性を向上しうる。
【0016】又前記織物層の内側部を、カーカスプライ
とビードコアとの間で延在させることにより、金属製の
該ビードコアとの擦れからカーカスプライを保護するた
めのビードコア被覆層を別途設ける必要がなく、該織物
層によってカーカスプライの摩擦による破損を防止しう
る。
とビードコアとの間で延在させることにより、金属製の
該ビードコアとの擦れからカーカスプライを保護するた
めのビードコア被覆層を別途設ける必要がなく、該織物
層によってカーカスプライの摩擦による破損を防止しう
る。
【0017】さらに織物層の前記外側部を、ビードコア
のタイヤ半径方向内方でタイヤ軸方向内方に延在させる
ことにより、織物層の両端縁を比較的圧力の作用しない
部分に配することができ該両端縁からの織物層のコード
ルース、破損を防ぎうる。
のタイヤ半径方向内方でタイヤ軸方向内方に延在させる
ことにより、織物層の両端縁を比較的圧力の作用しない
部分に配することができ該両端縁からの織物層のコード
ルース、破損を防ぎうる。
【0018】又前記織物層のコードを、タイヤ半径方向
に対して10°〜50°の角度で傾けることによって、
ラジアル配列のカーカスプライの折返し部における金属
コードと、前記内側部におけるコードと、外側部におけ
るコードとがトライアングル構造を形成するため、ビー
ド部における補強強度を高めることができ、その耐久性
を一層向上しうる。
に対して10°〜50°の角度で傾けることによって、
ラジアル配列のカーカスプライの折返し部における金属
コードと、前記内側部におけるコードと、外側部におけ
るコードとがトライアングル構造を形成するため、ビー
ド部における補強強度を高めることができ、その耐久性
を一層向上しうる。
【0019】なお前記角度が10°よりも小さいと、強
固な前記トライアングル構造を形成できず、ビード部の
耐久性を十分に向上し得ない一方、角度が50°よりも
大きいと、織物層の縦剛性が不足しがちとなり、ビード
部においてカーカスプライを十分に補強できない。
固な前記トライアングル構造を形成できず、ビード部の
耐久性を十分に向上し得ない一方、角度が50°よりも
大きいと、織物層の縦剛性が不足しがちとなり、ビード
部においてカーカスプライを十分に補強できない。
【0020】従って、前記角度を10°以上かつ50°
以下、より好ましくは25°以上かつ35°以下とす
る。
以下、より好ましくは25°以上かつ35°以下とす
る。
【0021】又織物層の前記コードを有機繊維から形成
することによって、該織物層の強度を重量を増すことな
く確保しうる。このため、該コードは芳香族ポリアミド
繊維からなることがより好ましい。
することによって、該織物層の強度を重量を増すことな
く確保しうる。このため、該コードは芳香族ポリアミド
繊維からなることがより好ましい。
【0022】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、タイヤサイズが11R22.5のトラック
用空気入りラジアルタイヤを、そのタイヤ軸を含む子午
断面で示している。
る。図1は、タイヤサイズが11R22.5のトラック
用空気入りラジアルタイヤを、そのタイヤ軸を含む子午
断面で示している。
【0023】図において本発明の重荷重用空気入りラジ
アルタイヤは、一対のビード部2、2の間をサイドウォ
ール部3、3をへてトレッド部4までのびるラジアル配
列の1枚のカーカスプライ1を用いたカーカスを具え
る。本実施例では、前記カーカスプライ1は、ゴムで被
覆されたスチールコードを用いた1枚の織物を含む。又
トレッド部4には、カーカスプライ1のタイヤ半径方向
外側に位置して補強用のベルト層5が配される。各ビー
ド部2においてカーカスプライ1は、ビードコア6の廻
りをタイヤ軸方向の内側から外側に折返され、これによ
りトレッド部4からサイドウォール部3をへてビード部
2のビードコア6に至る本体部1aに折返し部7を形成
する。なお前記ビードコア6は、非伸張性の輪状体であ
って、一本のスチールワイヤーを螺旋に巻回することに
より形成される。カーカスの前記本体部1aと折返し部
7との間には、前記ビードコア6から半径方向外方にの
びかつ断面略三角形状の硬質のゴムからなるビードエー
ペックス8が設けられる。
アルタイヤは、一対のビード部2、2の間をサイドウォ
ール部3、3をへてトレッド部4までのびるラジアル配
列の1枚のカーカスプライ1を用いたカーカスを具え
る。本実施例では、前記カーカスプライ1は、ゴムで被
覆されたスチールコードを用いた1枚の織物を含む。又
トレッド部4には、カーカスプライ1のタイヤ半径方向
外側に位置して補強用のベルト層5が配される。各ビー
ド部2においてカーカスプライ1は、ビードコア6の廻
りをタイヤ軸方向の内側から外側に折返され、これによ
りトレッド部4からサイドウォール部3をへてビード部
2のビードコア6に至る本体部1aに折返し部7を形成
する。なお前記ビードコア6は、非伸張性の輪状体であ
って、一本のスチールワイヤーを螺旋に巻回することに
より形成される。カーカスの前記本体部1aと折返し部
7との間には、前記ビードコア6から半径方向外方にの
びかつ断面略三角形状の硬質のゴムからなるビードエー
ペックス8が設けられる。
【0024】前記折返し部7は、織物層9によって被覆
される。織物層9は、本実施例では、繊度が2/110
テックスの芳香族ポリアミド繊維(ケブラー:デュポン
社の登録商標)からなるコードを10cm当たり90本、
均一な間隙を有して平行に並べかつ加硫されるゴム配合
物に埋設してなり、その全厚さは0.8mmに設定され
る。
される。織物層9は、本実施例では、繊度が2/110
テックスの芳香族ポリアミド繊維(ケブラー:デュポン
社の登録商標)からなるコードを10cm当たり90本、
均一な間隙を有して平行に並べかつ加硫されるゴム配合
物に埋設してなり、その全厚さは0.8mmに設定され
る。
【0025】さらに前記織物層9は、図2に詳示するよ
うに、前記折返し部7の先端7cで折返すことによって
この折返し部7のタイヤ軸方向内外面に沿いかつ延在す
る外側部9o、内側部9iを有する。
うに、前記折返し部7の先端7cで折返すことによって
この折返し部7のタイヤ軸方向内外面に沿いかつ延在す
る外側部9o、内側部9iを有する。
【0026】又本実施例では、ビードコア6に近い側の
折返し部7の内面に沿いかつ当接する織物層9の前記内
側部9iは、該ビードコア6の廻りで巻回してのびるこ
とによりカーカスプライ1とビードコア6との間で延在
し、これによって該カーカスプライ1が金属製のビード
コア6に擦れるのを防ぐ。従って、通常、製造、あるい
は使用中に該擦れを防止するためにビードコア6の廻り
に別途配される織物が省略できる。
折返し部7の内面に沿いかつ当接する織物層9の前記内
側部9iは、該ビードコア6の廻りで巻回してのびるこ
とによりカーカスプライ1とビードコア6との間で延在
し、これによって該カーカスプライ1が金属製のビード
コア6に擦れるのを防ぐ。従って、通常、製造、あるい
は使用中に該擦れを防止するためにビードコア6の廻り
に別途配される織物が省略できる。
【0027】又前記ビードコア6から遠い側のカーカス
プライ1の折返し部7外面に沿いかつ当接する織物層9
の前記外側部9oは、ビードコア6の半径方向内方でタ
イヤ軸方向内方に延在し、タイヤのビード部2のトウ部
分10内で終端する。
プライ1の折返し部7外面に沿いかつ当接する織物層9
の前記外側部9oは、ビードコア6の半径方向内方でタ
イヤ軸方向内方に延在し、タイヤのビード部2のトウ部
分10内で終端する。
【0028】このように織物層9の内側部9i、外側部
9oの各端縁は、タイヤ走行中に比較的小さい圧力しか
作用しない、言い換えればコードルースの発生などの起
こりにくい部分に位置する。
9oの各端縁は、タイヤ走行中に比較的小さい圧力しか
作用しない、言い換えればコードルースの発生などの起
こりにくい部分に位置する。
【0029】又織物層9のコードは、タイヤ半径方向に
対して30°の角度で傾く。従って、前記ビードコア6
側のカーカスプライ1の内面に接する織物層9の前記内
側部9iにおけるコードは、ビードコア6から遠い側の
カーカスプライ1の外面に接する織物層9の前記外側部
9oにおけるコードとは逆方向に交差して傾く。この織
物層9の内側部9iと外側部9oとにおいて逆方向に交
差して傾く各コードは、前記折返し部7のラジアル配列
の金属コードと組合わさって、従来の折返し部のタイヤ
軸方向外側に配されかつバイアスカットのスチールコー
ドを有する単一の織物層を用いるものに比して、より優
れた補強能力を持つトライアングル構造を形成する。
対して30°の角度で傾く。従って、前記ビードコア6
側のカーカスプライ1の内面に接する織物層9の前記内
側部9iにおけるコードは、ビードコア6から遠い側の
カーカスプライ1の外面に接する織物層9の前記外側部
9oにおけるコードとは逆方向に交差して傾く。この織
物層9の内側部9iと外側部9oとにおいて逆方向に交
差して傾く各コードは、前記折返し部7のラジアル配列
の金属コードと組合わさって、従来の折返し部のタイヤ
軸方向外側に配されかつバイアスカットのスチールコー
ドを有する単一の織物層を用いるものに比して、より優
れた補強能力を持つトライアングル構造を形成する。
【0030】なお前記実施例では、織物層9のコードを
タイヤ半径方向に対して30°の角度で傾けて配したも
のを用いたが、該角度は10°〜50°の範囲内で変更
してもよい。しかしながら好ましい傾斜角度は、25°
〜35°の範囲である。
タイヤ半径方向に対して30°の角度で傾けて配したも
のを用いたが、該角度は10°〜50°の範囲内で変更
してもよい。しかしながら好ましい傾斜角度は、25°
〜35°の範囲である。
【0031】図3〜8に、本発明の重荷重用空気入りタ
イヤの製造方法を示す。この方法は、周知の型の通常の
拡径可能な環状のタイヤ成形ドラムを用いるため、この
タイヤ成形ドラムについての説明は省略する。
イヤの製造方法を示す。この方法は、周知の型の通常の
拡径可能な環状のタイヤ成形ドラムを用いるため、この
タイヤ成形ドラムについての説明は省略する。
【0032】まず図3(A)、図3(B)にタイヤ成形
ドラム20の左側部分を示すように、外側端13、内側
端14を有する傾斜したコードを具えかつゴム被覆され
たプライからなる織物層9をタイヤ成形ドラム20の半
径方向の外面、即ち表面に組付ける。該織物層9は、環
状のタイヤ成形ドラム20の全周に亘り組付けられると
ともに、織物層9のドラム軸方向の内側端14は、タイ
ヤ成形ドラム20の巾中間点を通る周方向の中心線から
ドラム軸方向に離れて配され、かつ織物層9のドラム軸
方向の内側部分は、タイヤ成形ドラム20の表面かつそ
のドラム軸方向の外側部分に当接する。
ドラム20の左側部分を示すように、外側端13、内側
端14を有する傾斜したコードを具えかつゴム被覆され
たプライからなる織物層9をタイヤ成形ドラム20の半
径方向の外面、即ち表面に組付ける。該織物層9は、環
状のタイヤ成形ドラム20の全周に亘り組付けられると
ともに、織物層9のドラム軸方向の内側端14は、タイ
ヤ成形ドラム20の巾中間点を通る周方向の中心線から
ドラム軸方向に離れて配され、かつ織物層9のドラム軸
方向の内側部分は、タイヤ成形ドラム20の表面かつそ
のドラム軸方向の外側部分に当接する。
【0033】次に図4(A)、図4(B)に示すよう
に、1枚のカーカスプライ1がタイヤ成形ドラム20の
中央に組付けられる。なお該カーカスプライ1のドラム
軸方向の外側部分は、前記織物層9の一部である該織物
層9のドラム軸方向の内側部分に重なる。
に、1枚のカーカスプライ1がタイヤ成形ドラム20の
中央に組付けられる。なお該カーカスプライ1のドラム
軸方向の外側部分は、前記織物層9の一部である該織物
層9のドラム軸方向の内側部分に重なる。
【0034】さらに図5(A)、図5(B)に示すよう
に、前記織物層9の残りの、即ち前記カーカスプライ1
からはみ出るドラム軸方向の外側部分が半径方向外方か
つドラム軸方向内方に適宜の手段を用いて折畳まれ、こ
の折畳まれた織物層9によってカーカスプライ1のドラ
ム軸方向の外側部分の廻りを被覆する。この工程におい
て織物層9を折畳む手段として、手作業、適切な型の機
械式ローラー、空気の作用で作動する回転式エアバッグ
などの通常の技術手段が用いられる。
に、前記織物層9の残りの、即ち前記カーカスプライ1
からはみ出るドラム軸方向の外側部分が半径方向外方か
つドラム軸方向内方に適宜の手段を用いて折畳まれ、こ
の折畳まれた織物層9によってカーカスプライ1のドラ
ム軸方向の外側部分の廻りを被覆する。この工程におい
て織物層9を折畳む手段として、手作業、適切な型の機
械式ローラー、空気の作用で作動する回転式エアバッグ
などの通常の技術手段が用いられる。
【0035】次に図6に示すように、輪状のビードコア
6が、折畳まれた織物層9によって被覆されたカーカス
プライ1の半径方向外方に配される。なお該ビードコア
6に、予め三角形状の硬質のゴムからなるビードエーペ
ックス8を組付けておいてもよい。
6が、折畳まれた織物層9によって被覆されたカーカス
プライ1の半径方向外方に配される。なお該ビードコア
6に、予め三角形状の硬質のゴムからなるビードエーペ
ックス8を組付けておいてもよい。
【0036】さらに図7に示すように、タイヤ成形ドラ
ム20を拡径し、タイヤ成形ドラム20の表面と組付け
られた前記織物層9、カーカスプライ1とを半径方向外
方に移動させ、これにより前記折畳まれた織物層9の半
径方向の外側部分に前記ビードコア6の半径方向内面を
当接させる。
ム20を拡径し、タイヤ成形ドラム20の表面と組付け
られた前記織物層9、カーカスプライ1とを半径方向外
方に移動させ、これにより前記折畳まれた織物層9の半
径方向の外側部分に前記ビードコア6の半径方向内面を
当接させる。
【0037】最後に図8に示すように、前記ビードコア
6のドラム軸方向の外方に配されかつ前記折畳まれた織
物層9によって被覆されたカーカスプライ1の端部を、
該ビードコア6の廻りで半径方向外方に折返し、織物層
9で被覆されたカーカスプライ1の折返し部7を形成す
る。この最終工程でも、例えばローラー、回転式エアバ
ッグ、手作業などの通常の手段が用いられる。
6のドラム軸方向の外方に配されかつ前記折畳まれた織
物層9によって被覆されたカーカスプライ1の端部を、
該ビードコア6の廻りで半径方向外方に折返し、織物層
9で被覆されたカーカスプライ1の折返し部7を形成す
る。この最終工程でも、例えばローラー、回転式エアバ
ッグ、手作業などの通常の手段が用いられる。
【0038】
【発明の効果】叙上の如く本発明の重荷重用空気入りラ
ジアルタイヤは、カーカスプライの折返し部を被覆する
織物層を具えるため、折返し部の先端におけるコードの
ルース、及びこのコードによるカーカスプライの損傷を
防止でき、ビード部の耐久性を向上しうるとともに、そ
の早期の破損を防ぎうる。
ジアルタイヤは、カーカスプライの折返し部を被覆する
織物層を具えるため、折返し部の先端におけるコードの
ルース、及びこのコードによるカーカスプライの損傷を
防止でき、ビード部の耐久性を向上しうるとともに、そ
の早期の破損を防ぎうる。
【図1】本発明の重荷重用空気入りラジアルタイヤの一
実施例を示す子午断面図である。
実施例を示す子午断面図である。
【図2】そのビード部を拡大して示す部分断面図であ
る。
る。
【図3】(A)はタイヤの製造方法を示す断面図、
(B)はその平面図である。
(B)はその平面図である。
【図4】(A)はタイヤの製造方法を示す断面図、
(B)はその平面図である。
(B)はその平面図である。
【図5】(A)はタイヤの製造方法を示す断面図、
(B)はその平面図である。
(B)はその平面図である。
【図6】タイヤの製造方法を示す断面図である。
【図7】タイヤの製造方法を示す断面図である。
【図8】タイヤの製造方法を示す断面図である。
1 カーカスプライ 2 ビード部 6 ビードコア 7 折返し部 7c 折返し部の先端 9 織物層 9i 内側部 9o 外側部 14 織物層のドラム軸方向の内側端 20 タイヤ成形ドラム
Claims (8)
- 【請求項1】一対のビード部の間に架け渡されかつ各ビ
ード部でビードコアの廻りをタイヤ軸方向の内側から外
側に折返されることにより折返し部を形成ししかもラジ
アル配列の金属コードのカーカスプライを用いたカーカ
スを具える重荷重用空気入りラジアルタイヤであって、 前記カーカスプライの各折返し部は、タイヤ半径方向に
対して傾く平行なコードを具えるとともに該折返し部の
先端で折返すことによってこの折返し部のタイヤ軸方向
内外面に沿いかつ延在する外側部、内側部を有する織物
層によって被覆されたことを特徴とする重荷重用空気入
りラジアルタイヤ。 - 【請求項2】前記織物層の内側部は、カーカスプライと
前記ビードコアとの間に延在することを特徴とする請求
項1記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項3】前記織物層の外側部は、ビードコアのタイ
ヤ半径方向内方でタイヤ軸方向内方に延在することを特
徴とする請求項1又は2記載の重荷重用空気入りラジア
ルタイヤ。 - 【請求項4】前記織物層のコードは、タイヤ半径方向に
対して10°〜50°の角度で傾くことを特徴とする請
求項1、2又は3記載の重荷重用空気入りラジアルタイ
ヤ。 - 【請求項5】前記織物層のコードは、タイヤ半径方向に
対して25°〜35°の角度で傾くことを特徴とする請
求項1、2又は3記載の重荷重用空気入りラジアルタイ
ヤ。 - 【請求項6】前記織物層のコードは有機繊維からなるこ
とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の重荷重
用空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項7】前記織物層のコードは芳香族ポリアミド繊
維からなることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに
記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項8】拡径可能な環状のタイヤ成形ドラムを用い
た請求項1記載の重荷重用空気入りラジアルタイヤの製
造方法であって、 前記織物層を、そのドラム軸方向の内側端をタイヤ成形
ドラムの巾中間点を通る周方向の中心線から離間させか
つ織物層のドラム軸方向の内側部分をタイヤ成形ドラム
の表面に当接させて該タイヤ成形ドラム上に配する工
程、 前記カーカスプライを、そのドラム軸方向の外側部分を
前記織物層の一部に重ねてタイヤ成形ドラムの中央に配
する工程、 織物層の残りのドラム軸方向の外側部分を半径方向外方
に折畳みかつこの折畳まれた織物層の半径方向外方にビ
ードコアを配する工程、 前記タイヤ成形ドラムの拡径によって前記折畳まれた織
物層の半径方向の外側部分にビードコアの半径方向内面
を当接させる工程、及び前記ビードコアのドラム軸方向
の外方に配される前記折畳まれた織物層を、該ビードコ
アの廻りで半径方向外方に折返すことにより該織物層で
被覆されたカーカスプライの前記折返し部を形成する工
程を含むことを特徴とする重荷重用空気入りラジアルタ
イヤの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6043212A JP3053329B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6043212A JP3053329B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法 |
2003-12-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0840025A true JPH0840025A (ja) | 1996-02-13 |
JP3053329B2 JP3053329B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=12657617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6043212A Expired - Fee Related JP3053329B2 (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3053329B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013513521A (ja) * | 2009-12-15 | 2013-04-22 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 土木工学型重車両用タイヤビード |
WO2024122100A1 (ja) * | 2022-12-06 | 2024-06-13 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
WO2024122097A1 (ja) * | 2022-12-06 | 2024-06-13 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
-
1994
- 1994-02-16 JP JP6043212A patent/JP3053329B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013513521A (ja) * | 2009-12-15 | 2013-04-22 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 土木工学型重車両用タイヤビード |
US9162537B2 (en) | 2009-12-15 | 2015-10-20 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Tire bead for heavy civil engineering vehicle |
WO2024122100A1 (ja) * | 2022-12-06 | 2024-06-13 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
WO2024122097A1 (ja) * | 2022-12-06 | 2024-06-13 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3053329B2 (ja) | 2000-06-19 |
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