JPH083948Y2 - 電気機器の可動接触子支持構造 - Google Patents
電気機器の可動接触子支持構造Info
- Publication number
- JPH083948Y2 JPH083948Y2 JP5439390U JP5439390U JPH083948Y2 JP H083948 Y2 JPH083948 Y2 JP H083948Y2 JP 5439390 U JP5439390 U JP 5439390U JP 5439390 U JP5439390 U JP 5439390U JP H083948 Y2 JPH083948 Y2 JP H083948Y2
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- Japan
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- movable
- movable contactor
- contact
- contactor
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電磁接触器などの電気機器において可動接
触子支えに可動接触子を支持する構造に関する。
触子支えに可動接触子を支持する構造に関する。
第７図は従来の可動接触子支えに可動接触子と接触ば
ねを収納した状態の斜視図、第８図は第７図のＡ−Ａ矢
視平面断面図、第９図は表側より見た可動接触子の斜視
図、第10図は裏側より見た可動接触子の斜視図である。
この可動接触子支え１は断面形状が四角形なる棒状体
で、その側面を貫通する角穴状の収納室２が複数個（図
では４個）設けられている。この収納室２の相対する側
壁面の何れかにコイル状の接触ばね３の位置決め用の円
柱状突起４が設けられている。収納室２に収納される可
動接触子５は短冊状の導電性材で形成され、その表面に
は両端部に接点６が溶着され、裏面には中心部に凸部７
が設けられ、両辺には切欠き部８が設けられている。こ
の切欠き部８の幅寸法ｌは収納室２の奥行寸法Ｌに見合
う寸法（極く僅か大）であり、両切欠き部底間寸法ｈは
収納室２の高さ寸法Ｈに見合う寸法（極く僅か小）であ
る。この可動接触子５を可動接触子支え１に組込むとき
は可動接触子５を傾けながら収納室２に挿し込み収納室
２の円柱状突起４が設けてない側壁に可動接触子５の表
面側を当接させ、可動接触子５の裏面側の凸部７と収納
室側壁の円柱状突起４にコイル状接触ばね３の両端を嵌
め込んでセットする。第８図に示す状態は左側３個の可
動接触子５はａ接点として、右側１個の可動接触子５は
ｂ接点として組込まれている。
ねを収納した状態の斜視図、第８図は第７図のＡ−Ａ矢
視平面断面図、第９図は表側より見た可動接触子の斜視
図、第10図は裏側より見た可動接触子の斜視図である。
この可動接触子支え１は断面形状が四角形なる棒状体
で、その側面を貫通する角穴状の収納室２が複数個（図
では４個）設けられている。この収納室２の相対する側
壁面の何れかにコイル状の接触ばね３の位置決め用の円
柱状突起４が設けられている。収納室２に収納される可
動接触子５は短冊状の導電性材で形成され、その表面に
は両端部に接点６が溶着され、裏面には中心部に凸部７
が設けられ、両辺には切欠き部８が設けられている。こ
の切欠き部８の幅寸法ｌは収納室２の奥行寸法Ｌに見合
う寸法（極く僅か大）であり、両切欠き部底間寸法ｈは
収納室２の高さ寸法Ｈに見合う寸法（極く僅か小）であ
る。この可動接触子５を可動接触子支え１に組込むとき
は可動接触子５を傾けながら収納室２に挿し込み収納室
２の円柱状突起４が設けてない側壁に可動接触子５の表
面側を当接させ、可動接触子５の裏面側の凸部７と収納
室側壁の円柱状突起４にコイル状接触ばね３の両端を嵌
め込んでセットする。第８図に示す状態は左側３個の可
動接触子５はａ接点として、右側１個の可動接触子５は
ｂ接点として組込まれている。
この可動接触子支えに可動接触子および接触ばねを組
込むときに接触ばねの先端が嵌まり込む円柱状突起が収
納室の相対する側壁面の何れに設けられているかによっ
て可動接触子はａ接点状態またはｂ接点状態となるよう
に組込まれる。したがって組込まれた可動接触子を任意
にａ接点状態またはｂ接点状態に組替えることはできな
い。これを解決するためには円柱状突起が設けられる位
置が異なった可動接触子支えを多種類用意しなければな
らないという欠点を有する。
込むときに接触ばねの先端が嵌まり込む円柱状突起が収
納室の相対する側壁面の何れに設けられているかによっ
て可動接触子はａ接点状態またはｂ接点状態となるよう
に組込まれる。したがって組込まれた可動接触子を任意
にａ接点状態またはｂ接点状態に組替えることはできな
い。これを解決するためには円柱状突起が設けられる位
置が異なった可動接触子支えを多種類用意しなければな
らないという欠点を有する。
この考案の目的は上述した問題点に鑑み、収納室に組
込まれた可動接触子を任意にａ接点状態またはｂ接点状
態に組替え可能な支持構造を提供することにある。
込まれた可動接触子を任意にａ接点状態またはｂ接点状
態に組替え可能な支持構造を提供することにある。
この考案では上述した目的を達成するために、断面形
状が四角形なる棒状体の側面を貫通する角穴状の収納室
を複数個有する可動接触子支えに可動接触子を支持する
ものにおいて、角穴状の収納室の相対する両側壁面の中
心に円柱状突起を設け、この円柱状突起を挟んで上壁面
と側壁面の接する上角部および下壁面と側壁面の接する
下角部に鉤状のガイド部を設け、このガイド部の鉤状部
にほぼ短冊形状で両辺の中央に突出片を有する可動接触
子の突出片を嵌め合わせるとともに前記円柱状突起の１
つと可動接触子との間にばねを介挿して可動接触子を支
持した。
状が四角形なる棒状体の側面を貫通する角穴状の収納室
を複数個有する可動接触子支えに可動接触子を支持する
ものにおいて、角穴状の収納室の相対する両側壁面の中
心に円柱状突起を設け、この円柱状突起を挟んで上壁面
と側壁面の接する上角部および下壁面と側壁面の接する
下角部に鉤状のガイド部を設け、このガイド部の鉤状部
にほぼ短冊形状で両辺の中央に突出片を有する可動接触
子の突出片を嵌め合わせるとともに前記円柱状突起の１
つと可動接触子との間にばねを介挿して可動接触子を支
持した。
収納室の相対する側壁面のそれぞれに可動接触子の位
置決め保持用のガイド部と接触ばねの先端を嵌め込む円
柱状突起とを設けるとともに可動接触子には前記ガイド
部に嵌め合わされて位置決めされる突出片を設けたの
で、可動接触子の表面側を、すなわち接点を備えた面を
何れの側壁面に向けて可動接触子を収納することがで
き、ａ接点,b接点にも対応できる。
置決め保持用のガイド部と接触ばねの先端を嵌め込む円
柱状突起とを設けるとともに可動接触子には前記ガイド
部に嵌め合わされて位置決めされる突出片を設けたの
で、可動接触子の表面側を、すなわち接点を備えた面を
何れの側壁面に向けて可動接触子を収納することがで
き、ａ接点,b接点にも対応できる。
第１図はこの考案の一実施例である可動接触子支えに
可動接触子と接触ばねを収納した状態の斜視図、第２図
は第１図に示す可動接触子支え（可動接触子と接触ばね
を取外した状態）のＢ−Ｂ矢視断面斜視図、第３図は同
上のＣ−Ｃ矢視断面斜視図、第４図は第１図のＢ−Ｂ矢
視断面図、第５図は表側より見た可動接触子の斜視図、
第６図は裏側より見た可動接触子の斜視図である。この
考案の実施例が従来例と異なる点は可動接触子および接
触ばねを収納する収納室と可動接触子の形状である。こ
の可動接触子支え11の収納室12は、断面形状が四角形な
る棒状体の側面を貫通する角穴を設け、この角穴の四隅
に鉤状のガイド部19を設け、相対する側壁面の中心に円
柱状の突起14を設けたものでこの突起14の高さはガイド
部19の寸法より小さくしている。この収納室12に組込ま
れる可動接触子15は略短冊状の導電性材で形成され、そ
の表面には両端部に接点16が溶着され、裏面には中心部
に凸部17が設けられ、両辺には突出片18が設けられてい
る。この可動接触子15を可動接触子支え11の収納室12に
組込む時は可動接触子15を傾けることなく収納室12に挿
入し、その表面側を側壁面方向に移動させ、可動接触子
15の突出片18を収納室12内の上部ガイド部19の鉤状突部
19aと下部ガイド部19の鉤状突部19aの間に入れる。しか
るのち可動接触子15裏面側の凸部17と他側壁面の突起14
にコイル状圧縮性の接触ばね13の先端を嵌め込んで可動
接触子15をセットする。このような組込み作業時に可動
接触子15の表裏の向き方向如何によりこの可動接触子15
はａ接点構成またはｂ接点構成の何れにも任意に組込む
ことができる。
可動接触子と接触ばねを収納した状態の斜視図、第２図
は第１図に示す可動接触子支え（可動接触子と接触ばね
を取外した状態）のＢ−Ｂ矢視断面斜視図、第３図は同
上のＣ−Ｃ矢視断面斜視図、第４図は第１図のＢ−Ｂ矢
視断面図、第５図は表側より見た可動接触子の斜視図、
第６図は裏側より見た可動接触子の斜視図である。この
考案の実施例が従来例と異なる点は可動接触子および接
触ばねを収納する収納室と可動接触子の形状である。こ
の可動接触子支え11の収納室12は、断面形状が四角形な
る棒状体の側面を貫通する角穴を設け、この角穴の四隅
に鉤状のガイド部19を設け、相対する側壁面の中心に円
柱状の突起14を設けたものでこの突起14の高さはガイド
部19の寸法より小さくしている。この収納室12に組込ま
れる可動接触子15は略短冊状の導電性材で形成され、そ
の表面には両端部に接点16が溶着され、裏面には中心部
に凸部17が設けられ、両辺には突出片18が設けられてい
る。この可動接触子15を可動接触子支え11の収納室12に
組込む時は可動接触子15を傾けることなく収納室12に挿
入し、その表面側を側壁面方向に移動させ、可動接触子
15の突出片18を収納室12内の上部ガイド部19の鉤状突部
19aと下部ガイド部19の鉤状突部19aの間に入れる。しか
るのち可動接触子15裏面側の凸部17と他側壁面の突起14
にコイル状圧縮性の接触ばね13の先端を嵌め込んで可動
接触子15をセットする。このような組込み作業時に可動
接触子15の表裏の向き方向如何によりこの可動接触子15
はａ接点構成またはｂ接点構成の何れにも任意に組込む
ことができる。
この考案によれば、収納室の相対する側壁面の全てに
可動接触子の位置決め保持用のガイド部と接触ばねの一
方先端を嵌め込む円柱状突起を設け可動接触子に突出片
を形成したので可動接触子の表面側を何れの側壁面のガ
イド部にも当接させて接触ばねを取付けられ、可動接触
子をａ接点状態,b接点状態の何れにも組替え可能であ
る。すなわち可動接触子支え１種類で数種類の接点構成
に対応できる。また可動接触子を収納室に組込む際傾け
なくても挿入できるという実用上優れた効果を有する。
可動接触子の位置決め保持用のガイド部と接触ばねの一
方先端を嵌め込む円柱状突起を設け可動接触子に突出片
を形成したので可動接触子の表面側を何れの側壁面のガ
イド部にも当接させて接触ばねを取付けられ、可動接触
子をａ接点状態,b接点状態の何れにも組替え可能であ
る。すなわち可動接触子支え１種類で数種類の接点構成
に対応できる。また可動接触子を収納室に組込む際傾け
なくても挿入できるという実用上優れた効果を有する。
第１図はこの考案の一実施例である可動接触子支えに可
動接触子と接触ばねを収納した状態の斜視図、第２図は
第１図に示す可動接触子支え（可動接触子と接触ばねを
取外した状態）のＢ−Ｂ矢視断面斜視図、第３図は同上
のＣ−Ｃ矢視断面斜視図、第４図は第２図のＢ−Ｂ矢視
断面図、第５図は表側より見た可動接触子の斜視図、第
６図は裏側より見た可動接触子の斜視図、第７図は従来
の可動接触子支えに可動接触子と接触ばねを収納した状
態の斜視図、第８図は第７図のＡ−Ａ矢視平面断面図、
第９図は表側より見た可動接触子の斜視図、第10図は裏
側より見た可動接触子の斜視図である。 11:可動接触子支え、12:収納室、14:突起、15:可動接触
子、19:ガイド部、19a:鉤状突部。
動接触子と接触ばねを収納した状態の斜視図、第２図は
第１図に示す可動接触子支え（可動接触子と接触ばねを
取外した状態）のＢ−Ｂ矢視断面斜視図、第３図は同上
のＣ−Ｃ矢視断面斜視図、第４図は第２図のＢ−Ｂ矢視
断面図、第５図は表側より見た可動接触子の斜視図、第
６図は裏側より見た可動接触子の斜視図、第７図は従来
の可動接触子支えに可動接触子と接触ばねを収納した状
態の斜視図、第８図は第７図のＡ−Ａ矢視平面断面図、
第９図は表側より見た可動接触子の斜視図、第10図は裏
側より見た可動接触子の斜視図である。 11:可動接触子支え、12:収納室、14:突起、15:可動接触
子、19:ガイド部、19a:鉤状突部。
Claims (1)
- 【請求項１】断面形状が四角形なる棒状体の側面を貫通
する角穴状の収納室を複数個有する可動接触子支えに可
動接触子を支持するものにおいて、角穴状の収納室の相
対する両側壁面の中心に円柱状突起を設け、この円柱状
突起を挟んで上壁面と側壁面の接する上角部および下壁
面と側壁面の接する下角部に鉤状のガイド部を設け、こ
のガイド部の鉤状部にほぼ短冊形状で両辺の中央に突出
片を有する可動接触子の突出片を嵌め合わせるとともに
前記円柱状突起の１つと可動接触子との間にばねを介挿
して可動接触子を支持したことを特徴とする電気機器の
可動接触子支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5439390U JPH083948Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 電気機器の可動接触子支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5439390U JPH083948Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 電気機器の可動接触子支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0414344U JPH0414344U (ja) | 1992-02-05 |
| JPH083948Y2 true JPH083948Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31576420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5439390U Expired - Fee Related JPH083948Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 電気機器の可動接触子支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083948Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP5439390U patent/JPH083948Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0414344U (ja) | 1992-02-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |