JPH0839390A - スプレーノズル - Google Patents

スプレーノズル

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Publication number
JPH0839390A
JPH0839390A JP19291194A JP19291194A JPH0839390A JP H0839390 A JPH0839390 A JP H0839390A JP 19291194 A JP19291194 A JP 19291194A JP 19291194 A JP19291194 A JP 19291194A JP H0839390 A JPH0839390 A JP H0839390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
base end
cleaned
coupling
nozzle base
Prior art date
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Pending
Application number
JP19291194A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Yoshida
正利 吉田
Yasuo Yamagishi
康夫 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSHIMA KOGYO KK
Original Assignee
OSHIMA KOGYO KK
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Publication date
Application filed by OSHIMA KOGYO KK filed Critical OSHIMA KOGYO KK
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Publication of JPH0839390A publication Critical patent/JPH0839390A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被洗浄品に洗浄液を吹きつけることによってこ
れを洗浄する洗浄装置において用いられる洗浄液噴出用
のスプレーノズルであって、洗浄液を噴出するにあたり
その角度調整における自由度を高め、被洗浄品に対する
洗浄液の吹きつけ角度の自由な設定を可能とし、洗浄液
を吹きつける際の死角が生じることがなく被洗浄品の全
面にわたって充分な脱脂を行うことができるスプレーノ
ズルを提供する。 【構成】スプレー配管5に接続されているノズル基端部
2、屈曲した胴部3aを有するノズル噴出部3、及び両
者を連結するL字型乃至ヘ字型に形成された継手4から
なり、ノズル基端部2及びノズル噴出部3が継手4に対
して回動自在となるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被洗浄品に洗浄液を吹
きつけることによってこれを洗浄する洗浄装置において
用いられる洗浄液噴出用のスプレーノズルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、板金加工の際に加工品の表面に付着した工作油を取
り除く(脱脂)にあたっては、トリクロロエタン等のフ
ロン類を使用した蒸気脱脂が行われてきていたが、近
年、オゾン層破壊物質廃止の観点から上記の如きフロン
類による蒸気脱脂に代わり、加工品(被洗浄品)の表面
に水系の洗浄剤を吹きつけてこれを脱脂するという手段
が採られるようになってきた。
【0003】このような手段によって脱脂を行う洗浄装
置として各種のものが提案されてはいるものの、そのい
ずれにおいても被洗浄品に対する洗浄液の噴出方向があ
る一定の方向に限定されており、被洗浄品の形状によっ
ては洗浄液を当該被洗浄品に直接吹きつけることのでき
ない死角となる部分が生じてしまうことがあるため、充
分な脱脂が行えないという欠点があった。
【0004】即ち、被洗浄品に洗浄液を吹きつけて脱脂
を行う手段としては、図1にその概略を示すように、被
洗浄品6を多数のスプレーノズル1′、1′、1′、・
・・が取り付けられているアーチ状に組まれたスプレー
配管5′の下を潜らせながら移送するとともに、上記ス
プレーノズル1′から被洗浄品6に洗浄液7を勢いよく
吹きつけることによってその表面を洗浄し、脱脂すると
いうのが一般的であるが、このような手段に用いられて
いる従来からの洗浄装置にあっては、洗浄液を噴出する
スプレーノズルの角度調整は、精々被洗浄品の移送方向
に直交する平面内でしかすることができなかったため、
移送方向に直交する面を有する被洗浄品の脱脂を行う場
合には当該直交する面(例えば、被洗浄品の前面側や後
面側)が洗浄液を吹きつける際の死角となっていた(図
2)。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされた発
明であって、洗浄液を噴出するにあたりその角度調整に
おける自由度を高め、被洗浄品に対する洗浄液の吹きつ
け角度の自由な設定を可能とし、洗浄液を吹きつける際
の死角が生じることがなく被洗浄品の全面にわたって充
分な脱脂を行うことができるスプレーノズルを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明スプレーノ
ズルは、スプレー配管に接続されたノズル基端部に胴部
を屈曲せしめたノズル噴出部をL字型乃至ヘ字型の継手
を介して連結してなるとともに、該継手に対して上記ノ
ズル基端部及びノズル噴出部が回動自在に構成されてい
ることを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明スプレーノズルを図面に基づき
詳細に説明する。尚、図3は本発明スプレーノズル1の
一例を示す斜視図である。
【0008】本発明スプレーノズル1は、図3に示すよ
うにスプレー配管5に接続されているノズル基端部2、
屈曲した胴部3aを有するノズル噴出部3、及び両者を
連結する継手4からなる。
【0009】また、本発明においてノズル基端部2とノ
ズル噴出部3とを連結する継手4は、ヘ字型、好ましく
はL字型に形成された筒状の部材であって、上記ノズル
基端部2及びノズル噴出部3は図中矢印で示すよう、こ
のような継手4に対して回動自在となるように構成され
ている。尚、図3(b)は、図3(a)の状態から矢印
方向にそれぞれを90°回転させた状態を示している。
【0010】このように、ノズル基端部2及びノズル噴
出部3のそれぞれと継手4との連結部を回動可能に構成
するには、例えば、上記連結部を図5、又は図6に示す
ように構成する等すれば良い。ここで、図5に示す例は
ノズル基端部2に螺着されたツバ付管継手8に装着した
締付金具9を継手4に螺締し、上記ツバ付管継手8のツ
バ部8aを挟持することによってノズル基端部2と継手
4とを結合固定するというものであり、また、図6に示
す例は管内両端部にネジ溝が刻設された管継手11でノ
ズル基端部2と継手4とを連結し、更に締付金具12を
螺締してノズル基端部2と継手4とを結合固定するとい
うものであって、いずれの例においても締付金具9、1
2の螺締を弛めれば各連結部を回動することができ、連
結部を回動させて洗浄液噴出ノズルの取付角度を決めた
後に締付金具9、12を螺締すればノズル基端部2と継
手4とを所定の角度で結合固定することができるように
構成されている。尚、図中10はパッキングである。
【0011】本発明では、L字型乃至ヘ字型の継手4を
介して、当該継手4に対して回動自在となるようにノズ
ル基端部2と胴部3aを屈曲させたノズル噴出部3とを
連結した点が重要であり、このような構成を採用したこ
とによって、従来のものよりもスプレーノズル1から被
洗浄品6に洗浄液7を吹きつける際の吹きつけ角度を自
由に調整することができるので、被洗浄品6が移送方向
に直交する面を有していたとしても、例えば図4に示す
ように、被洗浄品の全面にわたって死角をつくらずに充
分に洗浄液を吹きつけることが可能となる。尚、被洗浄
品6の底面を洗浄するには、被洗浄品6の移送手段とし
てローラーコンベア、チェーンコンベア、スラットコン
ベア等、洗浄液吹きつけの妨げとならないような手段を
用いて、洗浄液が被洗浄品6の底面側に吹きつけられる
ようにすれば良い。
【0012】また、洗浄液を被洗浄品に吹きつけるにあ
たって、洗浄液が被洗浄品に対して垂直に吹きつけられ
た場合には、洗浄液が吹きつけられた際の衝撃によって
のみ被洗浄品の洗浄が行われるが、洗浄液が被洗浄品に
対して斜めに吹きつけられると、この場合には被洗浄品
に達した洗浄液はその勢いがさほど失われないまま被洗
浄品の表面に沿って流れる水流となり、洗浄液の吹きつ
けによる衝撃だけでなく被洗浄品の表面における洗浄液
の水流によっても洗浄が行われる。このため、被洗浄品
を効率良く洗浄するには、スプレーノズルからの洗浄液
の吹きつけ角度を被洗浄品に対して斜めになるよう調整
し、且つスプレーノズルから噴出された洗浄液どうしが
重なりあってその勢いが相殺されてしまわないようにす
るのが好ましいが、本発明スプレーノズルは、前述した
ようにその取り付け角度を調整することによってスプレ
ーノズルからの洗浄液の吹きつけ角度を被洗浄品の形状
や大きさ等の諸条件に応じて任意に調整することができ
るので、被洗浄品の洗浄が最も効率良く行われるように
することが容易にできる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明スプレーノ
ズルは洗浄液を噴出するにあたり、被洗浄品に対する洗
浄液の吹きつけ角度を様々な角度で自由に設定すること
ができ、洗浄液を吹きつける際の死角が生じることがな
く被洗浄品の全面にわたって充分な洗浄(脱脂)を行い
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄液を吹きつけて被洗浄品の洗浄を行う従来
手段の一例を説明する概略図である。
【図2】従来のスプレーノズルの一例により洗浄液を吹
きつけて被洗浄品の洗浄が行われる状態を示す概略図で
ある。
【図3】本発明スプレーノズルの一例を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明スプレーノズルの一例により洗浄液を吹
きつけて被洗浄品の洗浄が行われる状態を示す概略図で
ある。
【図5】本発明洗浄液噴出ノズルの連結部の一例を示す
斜視図である。
【図6】本発明洗浄液噴出ノズルの連結部の他の一例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スプレーノズル 2 ノズル基端部 3 ノズル噴出部 3a 胴部 4 継手 5 スプレー配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプレー配管に接続されたノズル基端部に
    胴部を屈曲せしめたノズル噴出部をL字型乃至ヘ字型の
    継手を介して連結してなるとともに、該継手に対して上
    記ノズル基端部及びノズル噴出部が回動自在に構成され
    ていることを特徴とするスプレーノズル。
JP19291194A 1994-07-25 1994-07-25 スプレーノズル Pending JPH0839390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19291194A JPH0839390A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 スプレーノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19291194A JPH0839390A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 スプレーノズル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0839390A true JPH0839390A (ja) 1996-02-13

Family

ID=16299035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19291194A Pending JPH0839390A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 スプレーノズル

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JP (1) JPH0839390A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116460371A (zh) * 2023-03-30 2023-07-21 湖南中大创远数控装备有限公司 一种喷管冲刷结构及磨齿机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116460371A (zh) * 2023-03-30 2023-07-21 湖南中大创远数控装备有限公司 一种喷管冲刷结构及磨齿机
CN116460371B (zh) * 2023-03-30 2024-01-23 湖南中大创远数控装备有限公司 一种喷管冲刷结构及磨齿机

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