JP2002211744A - 空気噴射式コンベア装置 - Google Patents
空気噴射式コンベア装置Info
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- JP2002211744A JP2002211744A JP2001012690A JP2001012690A JP2002211744A JP 2002211744 A JP2002211744 A JP 2002211744A JP 2001012690 A JP2001012690 A JP 2001012690A JP 2001012690 A JP2001012690 A JP 2001012690A JP 2002211744 A JP2002211744 A JP 2002211744A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気噴射式コンベア装置の分解・組立を容易
にして洗浄作業の効率化を図る。 【解決手段】 上面に多数の噴射孔3,4を有するデッ
キプレート5を取り付けたプレナム1と、当該デッキプ
レート上面を物品Wの搬送路としたガイドユニット2を
備え、プレナム1に送り込まれた空気をデッキプレート
5の噴射孔3,4より噴出し、その空気流にてデッキプ
レート上の物品Wを浮遊し搬送する空気噴射式コンベア
装置である。ここで、前記デッキプレート5は、係着機
構12により着脱自在とされている。また、前記ガイド
ユニット2の側部は蝶着機構15にて開閉自在とされて
いる。
にして洗浄作業の効率化を図る。 【解決手段】 上面に多数の噴射孔3,4を有するデッ
キプレート5を取り付けたプレナム1と、当該デッキプ
レート上面を物品Wの搬送路としたガイドユニット2を
備え、プレナム1に送り込まれた空気をデッキプレート
5の噴射孔3,4より噴出し、その空気流にてデッキプ
レート上の物品Wを浮遊し搬送する空気噴射式コンベア
装置である。ここで、前記デッキプレート5は、係着機
構12により着脱自在とされている。また、前記ガイド
ユニット2の側部は蝶着機構15にて開閉自在とされて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウム缶等
の各種飲料缶を内容物の充填機へ搬送するための空気噴
射式コンベア装置(エアーフローコンベア)に関し、特
に、コンベア装置の洗浄作業を容易にした空気噴射式コ
ンベア装置に関するものである。
の各種飲料缶を内容物の充填機へ搬送するための空気噴
射式コンベア装置(エアーフローコンベア)に関し、特
に、コンベア装置の洗浄作業を容易にした空気噴射式コ
ンベア装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、缶ビール、缶ジュース等に代
表される缶入り飲料の製造ラインにあっては、各飲料缶
の製造工程からその洗浄工程を経て内容物の充填工程に
至る一連の飲料缶の搬送において、各工程間を連結する
搬送手段として空気噴射式コンベヤ装置が使用されてい
る。
表される缶入り飲料の製造ラインにあっては、各飲料缶
の製造工程からその洗浄工程を経て内容物の充填工程に
至る一連の飲料缶の搬送において、各工程間を連結する
搬送手段として空気噴射式コンベヤ装置が使用されてい
る。
【0003】ここで、図4(a)〜(c)に示すよう
に、前記空気噴射式コンベア装置は、上面に多数の空気
噴射孔3,4を有するデッキプレート5を取り付けたプ
レナム1(フレームにより構成された空気ダクト)と、
このデッキプレート5の上面を物品の搬送路とし、搬送
物W(例えば、アルミ缶W)を両側および上部より支持
してデッキプレート面に沿って誘導するガイドユニット
2とで構成されており、ダクトホース6を介し、図示し
ない送風機からこのプレナム内に送り込まれる空気をデ
ッキプレート5の噴射孔3,4から噴出し、その際の空
気流にてデッキプレート面上に載せられたアルミ缶Wを
浮上させ、同時に、ガイドユニット2に案内されながら
デッキプレート面に沿って順次移送させていくものであ
る。
に、前記空気噴射式コンベア装置は、上面に多数の空気
噴射孔3,4を有するデッキプレート5を取り付けたプ
レナム1(フレームにより構成された空気ダクト)と、
このデッキプレート5の上面を物品の搬送路とし、搬送
物W(例えば、アルミ缶W)を両側および上部より支持
してデッキプレート面に沿って誘導するガイドユニット
2とで構成されており、ダクトホース6を介し、図示し
ない送風機からこのプレナム内に送り込まれる空気をデ
ッキプレート5の噴射孔3,4から噴出し、その際の空
気流にてデッキプレート面上に載せられたアルミ缶Wを
浮上させ、同時に、ガイドユニット2に案内されながら
デッキプレート面に沿って順次移送させていくものであ
る。
【0004】図4(a)に示すように、デッキプレート
5には、アルミ缶Wを浮上させるため垂直方向に空気を
噴出する小孔3と、アルミ缶Wをデッキプレート5に沿
って搬送するため斜め上方に空気を噴出する大孔4とが
所定の配列にて多数配設されており、これら噴射孔3,
4により係る空気搬送を可能としている。ガイドユニッ
ト2はコの字形の枠体7を複数有しており、これらの枠
体7にはそれぞれアルミ缶Wに接触して側部を支持する
棒状のサイド・ガイドレール8とアルミ缶Wの上部を支
持する板状のトップ・ガイドレール9が取り付けてあ
る。尚、大きさの異なったアルミ缶Wの浮遊搬送を可能
とするため、トップ・ガイドレール9はガイドユニット
2の枠体上部に取り付けたシリンダ10の動作により上
下動するようになっている。
5には、アルミ缶Wを浮上させるため垂直方向に空気を
噴出する小孔3と、アルミ缶Wをデッキプレート5に沿
って搬送するため斜め上方に空気を噴出する大孔4とが
所定の配列にて多数配設されており、これら噴射孔3,
4により係る空気搬送を可能としている。ガイドユニッ
ト2はコの字形の枠体7を複数有しており、これらの枠
体7にはそれぞれアルミ缶Wに接触して側部を支持する
棒状のサイド・ガイドレール8とアルミ缶Wの上部を支
持する板状のトップ・ガイドレール9が取り付けてあ
る。尚、大きさの異なったアルミ缶Wの浮遊搬送を可能
とするため、トップ・ガイドレール9はガイドユニット
2の枠体上部に取り付けたシリンダ10の動作により上
下動するようになっている。
【0005】ところで、前記空気噴射式コンベア装置に
あっては、稼働中(搬送中)にアルミ缶Wから発生する
微細アルミニウム粉やプレナム内の埃、或いはダクトホ
ース6を通して送風機側から飛来する油分や塵等が、主
にこのデッキプレート5の表面に付着する。このまま放
置しておくと、これらの付着物がカビや細菌を繁殖さ
せ、衛生上問題を来すことになる。このため、従来より
定期的に(通常、1回/1〜2日)コンベア装置の洗浄
を行い、デッキプレート面やプレナム内壁に付着した
埃、油分、塵等を除去していた。
あっては、稼働中(搬送中)にアルミ缶Wから発生する
微細アルミニウム粉やプレナム内の埃、或いはダクトホ
ース6を通して送風機側から飛来する油分や塵等が、主
にこのデッキプレート5の表面に付着する。このまま放
置しておくと、これらの付着物がカビや細菌を繁殖さ
せ、衛生上問題を来すことになる。このため、従来より
定期的に(通常、1回/1〜2日)コンベア装置の洗浄
を行い、デッキプレート面やプレナム内壁に付着した
埃、油分、塵等を除去していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来型の空
気噴射式コンベア装置は、図示の通りデッキプレート5
やガイドユニット2等の取付部品を直接プレナム1の外
側部にボルト締めにて固定する構造であったため、洗浄
の際は、プレナム1の側面に設けてある内部監視用の点
検ハッチ(図1の点検ハッチ11参照)を利用し、作業
者はそこから手を入れて内部の洗浄を行っていた。これ
では作業性が悪く、且つ、このような点検ハッチからの
手作業では作業者の手が届かずに完全に洗浄しきれない
箇所も残ってしまった。尚、例えば、図1の場合では、
点検ハッチ11の取り外しは両側のノブ付きネジ22を
弛めることにより可能である。
気噴射式コンベア装置は、図示の通りデッキプレート5
やガイドユニット2等の取付部品を直接プレナム1の外
側部にボルト締めにて固定する構造であったため、洗浄
の際は、プレナム1の側面に設けてある内部監視用の点
検ハッチ(図1の点検ハッチ11参照)を利用し、作業
者はそこから手を入れて内部の洗浄を行っていた。これ
では作業性が悪く、且つ、このような点検ハッチからの
手作業では作業者の手が届かずに完全に洗浄しきれない
箇所も残ってしまった。尚、例えば、図1の場合では、
点検ハッチ11の取り外しは両側のノブ付きネジ22を
弛めることにより可能である。
【0007】また、プレナム内部の洗浄をより確実に行
うには、締め付けされている多数のボルト類を外してコ
ンベア装置を分解し、各部品を個々に洗浄する必要があ
り、さらに、このような分解作業に加えて洗浄後の再組
立という時間の掛かる面倒な作業を余儀なくされてい
た。しかも、この間、製造ラインは長時間停止されるこ
とになる。
うには、締め付けされている多数のボルト類を外してコ
ンベア装置を分解し、各部品を個々に洗浄する必要があ
り、さらに、このような分解作業に加えて洗浄後の再組
立という時間の掛かる面倒な作業を余儀なくされてい
た。しかも、この間、製造ラインは長時間停止されるこ
とになる。
【0008】本発明は上記した従来装置の問題点に鑑み
て成されたもので、分解・組立を容易にして洗浄作業を
短時間で確実に行えるようにした空気噴射式コンベア装
置を提供することを目的としている。
て成されたもので、分解・組立を容易にして洗浄作業を
短時間で確実に行えるようにした空気噴射式コンベア装
置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の空気噴射式コンベア装置は、上面に多数の噴射孔を
有するデッキプレートを取り付けたプレナムと、当該デ
ッキプレート上面を物品の搬送路としたガイドユニット
とを備え、プレナムに送り込まれた空気をデッキプレー
トの噴射孔より噴出し、その空気流にてデッキプレート
上の物品を浮遊しながら搬送する空気噴射式コンベア装
置において、前記デッキプレートは係着機構により着脱
自在とされ、且つ、前記ガイドユニットの側部が蝶着機
構にて開閉自在とされていることを特徴としている。本
構成では、付着物が多いデッキプレートを取り外して洗
浄できるので、洗浄は容易、且つ確実である。また、係
着機構としてキャッチクリップを用いることによりデッ
キプレートの着脱は極めて簡単に行え、且つ、両側に立
設したガイドユニットが蝶着機構により開閉自在となっ
ているから、コンベア装置全体を分解せずにプレナム内
部の洗浄が行える。
載の空気噴射式コンベア装置は、上面に多数の噴射孔を
有するデッキプレートを取り付けたプレナムと、当該デ
ッキプレート上面を物品の搬送路としたガイドユニット
とを備え、プレナムに送り込まれた空気をデッキプレー
トの噴射孔より噴出し、その空気流にてデッキプレート
上の物品を浮遊しながら搬送する空気噴射式コンベア装
置において、前記デッキプレートは係着機構により着脱
自在とされ、且つ、前記ガイドユニットの側部が蝶着機
構にて開閉自在とされていることを特徴としている。本
構成では、付着物が多いデッキプレートを取り外して洗
浄できるので、洗浄は容易、且つ確実である。また、係
着機構としてキャッチクリップを用いることによりデッ
キプレートの着脱は極めて簡単に行え、且つ、両側に立
設したガイドユニットが蝶着機構により開閉自在となっ
ているから、コンベア装置全体を分解せずにプレナム内
部の洗浄が行える。
【0010】また、請求項2に記載の空気噴射式コンベ
ア装置は、前記プレナムへの部品取り付けをスタッドボ
ルトによる取り付け構造とし、プレナム内部のネジ穴形
成を無くしたことを特徴としている。本構成では、ボル
トが溶接によって取り付けられるためネジ穴は存在しな
い。よって、洗浄の際の洗浄液等がネジ穴内部に残留す
るといった従来の不都合を解消できる。
ア装置は、前記プレナムへの部品取り付けをスタッドボ
ルトによる取り付け構造とし、プレナム内部のネジ穴形
成を無くしたことを特徴としている。本構成では、ボル
トが溶接によって取り付けられるためネジ穴は存在しな
い。よって、洗浄の際の洗浄液等がネジ穴内部に残留す
るといった従来の不都合を解消できる。
【0011】また、請求項3に記載の空気噴射式コンベ
ア装置は、前記プレナムの内部に洗浄ノズルを配設した
ことを特徴としている。本構成では、デッキプレートや
プレナム内部の全体にわたって自動洗浄が可能であり、
特に洗浄ノズルとしてヘッド回転式ノズルを用いると洗
浄ムラが無くなり好適である。
ア装置は、前記プレナムの内部に洗浄ノズルを配設した
ことを特徴としている。本構成では、デッキプレートや
プレナム内部の全体にわたって自動洗浄が可能であり、
特に洗浄ノズルとしてヘッド回転式ノズルを用いると洗
浄ムラが無くなり好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明に係
る空気噴射式コンベア装置の一実施形態を説明する。図
1は本実施形態に係る空気噴射式コンベア装置を示す正
面図、図2および図3は図1の空気噴射式コンベア装置
のそれぞれ異なる部位の横断面図である。尚、説明を簡
略化するため、以下の説明において従来と共通する部分
については同一の符号を用いた。
る空気噴射式コンベア装置の一実施形態を説明する。図
1は本実施形態に係る空気噴射式コンベア装置を示す正
面図、図2および図3は図1の空気噴射式コンベア装置
のそれぞれ異なる部位の横断面図である。尚、説明を簡
略化するため、以下の説明において従来と共通する部分
については同一の符号を用いた。
【0013】本実施形態の空気噴射式コンベア装置は、
図4に示した従来型と同様の基本構成を有しており、上
面に噴射孔付きデッキプレート5を取り付けたプレナム
1と、このプレナム1の上部に位置し、デッキプレート
面を物品の搬送路としたガイドユニット2とで構成され
ている。
図4に示した従来型と同様の基本構成を有しており、上
面に噴射孔付きデッキプレート5を取り付けたプレナム
1と、このプレナム1の上部に位置し、デッキプレート
面を物品の搬送路としたガイドユニット2とで構成され
ている。
【0014】ここで、前記プレナム1は、断面コの字状
に板金加工された筒状体を成し、上部開放側に複数の空
気噴射孔3,4(図4(a)参照)を設けた金属製のデ
ッキプレート5を備えた従来同様の構造であるが、本発
明の場合は、このデッキプレート5を係着機構12を用
いて着脱自在とした点が従来と相違している。本実施形
態では、係着機構12として市販のキャッチクリップを
使用し、図2に示すように、プレナム1の側部に相対向
して取り付けてある。このキャッチクリップ12の係止
爪20をデッキプレート5側部の位置決めピース13に
固定された係止突起14に係着することにより、デッキ
プレート5が内装スプリングの弾性力にてプレナム1側
に固定される構造としてある。このキャッチクリップ1
2は、プレナム1の外側部に沿って所定間隔にて複数個
取り付けられており、これにより、細長板状のデッキプ
レート5が複数箇所にてプレナム1にしっかりと固定で
きるようになっている。
に板金加工された筒状体を成し、上部開放側に複数の空
気噴射孔3,4(図4(a)参照)を設けた金属製のデ
ッキプレート5を備えた従来同様の構造であるが、本発
明の場合は、このデッキプレート5を係着機構12を用
いて着脱自在とした点が従来と相違している。本実施形
態では、係着機構12として市販のキャッチクリップを
使用し、図2に示すように、プレナム1の側部に相対向
して取り付けてある。このキャッチクリップ12の係止
爪20をデッキプレート5側部の位置決めピース13に
固定された係止突起14に係着することにより、デッキ
プレート5が内装スプリングの弾性力にてプレナム1側
に固定される構造としてある。このキャッチクリップ1
2は、プレナム1の外側部に沿って所定間隔にて複数個
取り付けられており、これにより、細長板状のデッキプ
レート5が複数箇所にてプレナム1にしっかりと固定で
きるようになっている。
【0015】また、図1に示すように、プレナム1の内
部に洗浄ノズル16が複数配設されており(図1はその
一部を示している)、洗浄の様子がプレナム側部の点検
ハッチ11より監視できるようになっている。この洗浄
ノズル16は、水圧駆動による回転式ノズルであってス
プレーの反力によって回転するため、ノズル回転のため
の特別の動力源は不要であり、且つ、スプレー角度は1
80〜360゜と広範囲であるので、デッキプレート5
およびプレナム内部全体をムラ無く自動洗浄することが
できる。尚、プレナム1の底部に沿って図示しない給水
管が配管され、この給水管が適所で分岐し、洗浄液がこ
の分岐管19を通して各々洗浄ノズル16へ供給される
ようになっている。尚、符号23はプレナム1を支持す
る脚の一部を示している。
部に洗浄ノズル16が複数配設されており(図1はその
一部を示している)、洗浄の様子がプレナム側部の点検
ハッチ11より監視できるようになっている。この洗浄
ノズル16は、水圧駆動による回転式ノズルであってス
プレーの反力によって回転するため、ノズル回転のため
の特別の動力源は不要であり、且つ、スプレー角度は1
80〜360゜と広範囲であるので、デッキプレート5
およびプレナム内部全体をムラ無く自動洗浄することが
できる。尚、プレナム1の底部に沿って図示しない給水
管が配管され、この給水管が適所で分岐し、洗浄液がこ
の分岐管19を通して各々洗浄ノズル16へ供給される
ようになっている。尚、符号23はプレナム1を支持す
る脚の一部を示している。
【0016】また、図1に示すように、前記ガイドユニ
ット2はコの字形の枠体7を複数有しており、この枠体
7にデッキプレート上のアルミ缶Wを両側より支持する
4本のサイド・ガイドレール8が取り付けてある。図2
に示すように、このサイド・ガイドレール8は各枠体7
に取り付けたスペーサ21にて位置調整されていると共
に、各々その先端部に固定されている。
ット2はコの字形の枠体7を複数有しており、この枠体
7にデッキプレート上のアルミ缶Wを両側より支持する
4本のサイド・ガイドレール8が取り付けてある。図2
に示すように、このサイド・ガイドレール8は各枠体7
に取り付けたスペーサ21にて位置調整されていると共
に、各々その先端部に固定されている。
【0017】本実施形態では、このサイド・ガイドレー
ル8を取り付けた枠体7の側部が蝶番15により装置手
前側に回動可能となっており、その上端部がノブ付きネ
ジ22により枠体上部に固定されている。尚、トップ・
ガイドレール9とシリンダ10によるアルミ缶Wの上部
支持構造は従来型と同様で、このシリンダ10が取り付
けれているガイドユニット2の上部はゴミや落下物を防
止するダストカバー18にて施蓋されている。
ル8を取り付けた枠体7の側部が蝶番15により装置手
前側に回動可能となっており、その上端部がノブ付きネ
ジ22により枠体上部に固定されている。尚、トップ・
ガイドレール9とシリンダ10によるアルミ缶Wの上部
支持構造は従来型と同様で、このシリンダ10が取り付
けれているガイドユニット2の上部はゴミや落下物を防
止するダストカバー18にて施蓋されている。
【0018】図3はガイドユニット2を手前側に開放し
た状態を示している。本実施形態では、蝶着機構として
抜差蝶番15を使用し、開放したガイドユニット2の側
部をサイド・ガイドレールごと取り外しできるようにし
ている。
た状態を示している。本実施形態では、蝶着機構として
抜差蝶番15を使用し、開放したガイドユニット2の側
部をサイド・ガイドレールごと取り外しできるようにし
ている。
【0019】このように、本構成のコンベア装置では、
洗浄を行う場合、先ず、ガイドユニット2の上部を固定
するノブ付きネジ22を弛めて(ノブ17を回すことに
より簡単にネジ止めを外すことができる)ガイドユニッ
ト2の両側部を開放状態とし(場合によっては、ガイド
ユニット両側部を取り外しても良い)、次いで、開放部
分より手を入れて内部のデッキプレート5を固定した複
数のキャッチクリップ12のロックを解除し、プレナム
1からデッキプレート5を分離し、取り外す。これでプ
レナム内部は完全に開放された状態となるから、作業者
は上部より手を入れて隅々まで確実に洗浄することがで
きる。
洗浄を行う場合、先ず、ガイドユニット2の上部を固定
するノブ付きネジ22を弛めて(ノブ17を回すことに
より簡単にネジ止めを外すことができる)ガイドユニッ
ト2の両側部を開放状態とし(場合によっては、ガイド
ユニット両側部を取り外しても良い)、次いで、開放部
分より手を入れて内部のデッキプレート5を固定した複
数のキャッチクリップ12のロックを解除し、プレナム
1からデッキプレート5を分離し、取り外す。これでプ
レナム内部は完全に開放された状態となるから、作業者
は上部より手を入れて隅々まで確実に洗浄することがで
きる。
【0020】また、本実施形態では、前記ガイドユニッ
ト2の枠体7やキャッチクリップ12、あるいは蝶番1
5等、プレナム1への各種部品取り付けは全てスタット
ボルト(埋め込みボルト)を使用し、プレナム内部に取
付ネジ用の穴を形成しないような構造としてあるので、
従来のように洗浄の際の洗浄液等がネジ穴内に残留する
ことはなく、錆やカビ等の発生を防止することができ
る。
ト2の枠体7やキャッチクリップ12、あるいは蝶番1
5等、プレナム1への各種部品取り付けは全てスタット
ボルト(埋め込みボルト)を使用し、プレナム内部に取
付ネジ用の穴を形成しないような構造としてあるので、
従来のように洗浄の際の洗浄液等がネジ穴内に残留する
ことはなく、錆やカビ等の発生を防止することができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、係着機構によりデッキプレートを着脱自
在に、且つ、蝶着機構によりガイドユニットを開閉自在
としたので、簡単操作でプレナム内部を開放状態とする
ことができる。これにより、従来のように洗浄のためコ
ンベア装置を分解し再度組み立てるといった面倒な作業
から開放され、短時間で隅々にわたり確実な洗浄が行え
るようになると共に、製造ラインの停止時間も大幅に短
縮できるため製造ラインの稼働率が向上する。
発明によれば、係着機構によりデッキプレートを着脱自
在に、且つ、蝶着機構によりガイドユニットを開閉自在
としたので、簡単操作でプレナム内部を開放状態とする
ことができる。これにより、従来のように洗浄のためコ
ンベア装置を分解し再度組み立てるといった面倒な作業
から開放され、短時間で隅々にわたり確実な洗浄が行え
るようになると共に、製造ラインの停止時間も大幅に短
縮できるため製造ラインの稼働率が向上する。
【0022】また、請求項2に記載の発明によれば、プ
レナムへの部品取り付けは全てスタッドボルトによる取
り付けとし、プレナム内部にネジ穴を形成しないように
したので、洗浄の際の洗浄液等が穴内に残留することは
無くなり、残留液によるプレナムの腐食、或いはカビや
細菌等の発生といったトラブルが解消される。
レナムへの部品取り付けは全てスタッドボルトによる取
り付けとし、プレナム内部にネジ穴を形成しないように
したので、洗浄の際の洗浄液等が穴内に残留することは
無くなり、残留液によるプレナムの腐食、或いはカビや
細菌等の発生といったトラブルが解消される。
【0023】また、請求項3に記載の発明によれば、プ
レナムの内部に洗浄ノズルを配設したので、デッキプレ
ートやプレナム内部全体にわたる自動洗浄が可能とな
る。特に、回転式ノズルを用いると隅々までムラ無く洗
浄できるので好適である。
レナムの内部に洗浄ノズルを配設したので、デッキプレ
ートやプレナム内部全体にわたる自動洗浄が可能とな
る。特に、回転式ノズルを用いると隅々までムラ無く洗
浄できるので好適である。
【図1】本発明に係る空気噴射式コンベア装置の正面図
である。
である。
【図2】図1の空気噴射式コンベア装置の横断面図であ
る。
る。
【図3】図1の空気噴射式コンベア装置の図2とは別の
箇所の横断面図である。
箇所の横断面図である。
【図4】従来の空気噴射式コンベア装置を示す図で、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は横断面図で
ある。
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は横断面図で
ある。
1 プレナム 2 ガイドユニット 3,4 噴射孔 5 デッキプレート 12 係着機構(キャッチクリップ) 15 蝶着機構(蝶番) 16 洗浄ノズル W 物品(アルミ缶)
Claims (3)
- 【請求項1】 上面に多数の噴射孔を有するデッキプレ
ートを取り付けたプレナムと、当該デッキプレート上面
を物品の搬送路としたガイドユニットを備え、プレナム
に送り込まれた空気をデッキプレートの噴射孔より噴出
し、その空気流にてデッキプレート上の物品を浮遊しな
がら搬送する空気噴射式コンベア装置において、 前記デッキプレートは係着機構により着脱自在とされ、
且つ、前記ガイドユニットの側部が蝶着機構にて開閉自
在とされていることを特徴とする空気噴射式コンベア装
置。 - 【請求項2】 前記プレナムへの部品取り付けをスタッ
ドボルトによる取り付けとして、プレナム内部のネジ穴
形成を無くしたことを特徴とする請求項1に記載の空気
噴射式コンベア装置。 - 【請求項3】 前記プレナムの内部に洗浄ノズルを配設
したことを特徴とする請求項1または請求項2の何れか
に記載の空気噴射式コンベア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001012690A JP2002211744A (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 空気噴射式コンベア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001012690A JP2002211744A (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 空気噴射式コンベア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002211744A true JP2002211744A (ja) | 2002-07-31 |
Family
ID=18879660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001012690A Pending JP2002211744A (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 空気噴射式コンベア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002211744A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006044856A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-02-16 | Mitsubishi Materials Techno Corp | 空気噴射式コンベア装置 |
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