JPH0838927A - 下側範囲にガス導入部を具備する砂用浄化装置およびこの浄化装置を用いる浄化方法 - Google Patents
下側範囲にガス導入部を具備する砂用浄化装置およびこの浄化装置を用いる浄化方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】土地の汚染がますますひどくなること、および
浄化された砂の純粋さへの要求がますます高まることに
対応して、従来周知の砂用浄化装置を改良する。 【構成】水・砂懸濁液用流入口および浄化水流出口を備
える容器6と、この容器6内に配置されかつ波形状に凹
凸状をなす領域を備える層板7と、前記容器の最深部の
スクリュウコンベア12とを有する砂用浄化装置5にお
いて、沈積性の浮遊土砂内へガスを導入するため、スク
リュウコンベア12の範囲に通風ノズル14を設けてい
る。
浄化された砂の純粋さへの要求がますます高まることに
対応して、従来周知の砂用浄化装置を改良する。 【構成】水・砂懸濁液用流入口および浄化水流出口を備
える容器6と、この容器6内に配置されかつ波形状に凹
凸状をなす領域を備える層板7と、前記容器の最深部の
スクリュウコンベア12とを有する砂用浄化装置5にお
いて、沈積性の浮遊土砂内へガスを導入するため、スク
リュウコンベア12の範囲に通風ノズル14を設けてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水・砂懸濁液用流入口
および浄化水流出口を備える容器と、この容器内に配置
されかつ波形状に凹凸状をなす領域を備える層板と、前
記容器の最深部のスクリュウコンベアとを有する砂用浄
化装置およびこの浄化装置を用いる浄化方法に関する。
および浄化水流出口を備える容器と、この容器内に配置
されかつ波形状に凹凸状をなす領域を備える層板と、前
記容器の最深部のスクリュウコンベアとを有する砂用浄
化装置およびこの浄化装置を用いる浄化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】前記のごとき浄化装置は、例えばドイツ
公開第4027879号公報より周知である。しかしな
がら、一方では土地の汚染がますますひどくなることに
より、そして他方では浄化された砂の純粋さへの要求が
ますます高まることにより、これらの要望に応える浄化
装置の出現が期待されている。
公開第4027879号公報より周知である。しかしな
がら、一方では土地の汚染がますますひどくなることに
より、そして他方では浄化された砂の純粋さへの要求が
ますます高まることにより、これらの要望に応える浄化
装置の出現が期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の従来
周知の砂用浄化装置を改良し、水を良好に浄化するとと
もに砂部分をも、従って分離した沈積性の浮遊土砂をで
きるだけ良好に浄化することを課題とする。
周知の砂用浄化装置を改良し、水を良好に浄化するとと
もに砂部分をも、従って分離した沈積性の浮遊土砂をで
きるだけ良好に浄化することを課題とする。
【0004】さらに、本発明の課題は、このような良好
な浄化が可能である方法を提案することである。
な浄化が可能である方法を提案することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の前記の課題は、
浮遊土砂内へガスを導入するため、スクリュウコンベア
の範囲に通風ノズルを設けることにより解決される。
浮遊土砂内へガスを導入するため、スクリュウコンベア
の範囲に通風ノズルを設けることにより解決される。
【0006】さらに、前記第2の課題は、砂が先ず水に
懸濁されかつ旋回せしめられ、ついで懸濁液を容器内に
導き、ここで砂の浮遊物が水により洗滌され、砂相互の
摩擦ならびに容器の構成部分との摩擦によりこすられて
きれいにされ、最後にガスの導入により砂粒より剥離さ
れた不純物を取り除く方法により解決される。
懸濁されかつ旋回せしめられ、ついで懸濁液を容器内に
導き、ここで砂の浮遊物が水により洗滌され、砂相互の
摩擦ならびに容器の構成部分との摩擦によりこすられて
きれいにされ、最後にガスの導入により砂粒より剥離さ
れた不純物を取り除く方法により解決される。
【0007】
【作用および効果】本発明は、容器の最深部にてスクリ
ュウコンベアの範囲に集まった沈積性の浮遊土砂に空気
または他のガスを通気することを提案するものである。
それにより、容器の最深部の範囲にて砂の次の処理が行
われる。
ュウコンベアの範囲に集まった沈積性の浮遊土砂に空気
または他のガスを通気することを提案するものである。
それにより、容器の最深部の範囲にて砂の次の処理が行
われる。
【0008】先ず、沈積性の浮遊土砂、従って個々の砂
粒が、周りの水と接触していることにより洗滌される。
この洗滌は、不純物を砂粒より化学的に剥離することに
より、また砂粒と周りの水との間の液体摩擦により行う
ことができる。第2に、砂粒がこすられてきれいにされ
る。このこすり作用は、一方にて、砂粒がスクリュウコ
ンベアにより動かされているとき、砂粒の相互摩擦接触
により行われる。他方にて、砂粒が容器の構成部分、例
えば容器壁にてこすられること、またはスクリュウコン
ベアにてこすられることにより生ずる。このこすり作用
により、砂粒から不純物が機械的に剥離することが行わ
れる。最後に、ガスの導入により、剥離された不純物が
上昇するガス小泡とともに搬出されることにより、砂粒
の浄化が行われる。この場合、ガス小泡は微小泡として
または比較的大きいガス泡として導入することができ、
そして前述の浄化作用の他に、砂粒に別の運動を行わせ
て、前記こすり作用を助長することができる。
粒が、周りの水と接触していることにより洗滌される。
この洗滌は、不純物を砂粒より化学的に剥離することに
より、また砂粒と周りの水との間の液体摩擦により行う
ことができる。第2に、砂粒がこすられてきれいにされ
る。このこすり作用は、一方にて、砂粒がスクリュウコ
ンベアにより動かされているとき、砂粒の相互摩擦接触
により行われる。他方にて、砂粒が容器の構成部分、例
えば容器壁にてこすられること、またはスクリュウコン
ベアにてこすられることにより生ずる。このこすり作用
により、砂粒から不純物が機械的に剥離することが行わ
れる。最後に、ガスの導入により、剥離された不純物が
上昇するガス小泡とともに搬出されることにより、砂粒
の浄化が行われる。この場合、ガス小泡は微小泡として
または比較的大きいガス泡として導入することができ、
そして前述の浄化作用の他に、砂粒に別の運動を行わせ
て、前記こすり作用を助長することができる。
【0009】通風ノズルは、容器の最深部に、従ってス
クリュウコンベアの下方に配置することができ、その結
果ガス小泡が浮遊土砂を通ってできるだけ長い距離を通
過し、それによって特に良好な浄化作用を行うようにす
るのが有利である。スクリュウコンベアを容器最深部に
構成された運搬管路内に配置するときは、通風ガスの導
入部を必要に応じ運搬管路外周に配分して設けることが
でき、または浮遊土砂の充分な通風が達成されるとき
は、必要に応じ側部のみに設けることができる。
クリュウコンベアの下方に配置することができ、その結
果ガス小泡が浮遊土砂を通ってできるだけ長い距離を通
過し、それによって特に良好な浄化作用を行うようにす
るのが有利である。スクリュウコンベアを容器最深部に
構成された運搬管路内に配置するときは、通風ガスの導
入部を必要に応じ運搬管路外周に配分して設けることが
でき、または浮遊土砂の充分な通風が達成されるとき
は、必要に応じ側部のみに設けることができる。
【0010】本発明の別の有利な構成が、従属請求項3
〜9に記載されている。本発明の方法は、容器最深部に
集積した浮遊土砂の前述の三重処理の特長を1つにまと
め、それによって該浮遊土砂の所望の高度の浄化が達成
される。
〜9に記載されている。本発明の方法は、容器最深部に
集積した浮遊土砂の前述の三重処理の特長を1つにまと
め、それによって該浮遊土砂の所望の高度の浄化が達成
される。
【0011】
【実施例】以下に、本発明を図面に示す実施例により説
明する。図1は、例えば建設瓦礫からなる砂の浄化の用
をなす設備を示す。該砂は、先ず前置容器1に供給さ
れ、ここで水中に懸濁される。撹拌装置2が、砂を水中
に保持し旋回させる用をなす。この旋回と動きの激しい
不純物の搬出は、ガス、例えば空気の導入により助長す
ることができ、この空気は図示の通風開口部3を経て前
置容器1の底部を通り、水・砂懸濁液中に導入すること
ができる。
明する。図1は、例えば建設瓦礫からなる砂の浄化の用
をなす設備を示す。該砂は、先ず前置容器1に供給さ
れ、ここで水中に懸濁される。撹拌装置2が、砂を水中
に保持し旋回させる用をなす。この旋回と動きの激しい
不純物の搬出は、ガス、例えば空気の導入により助長す
ることができ、この空気は図示の通風開口部3を経て前
置容器1の底部を通り、水・砂懸濁液中に導入すること
ができる。
【0012】空気・水混合物は、前置容器1から取出管
4を経て取り出され、本発明により構成した浄化装置5
に供給される。取出管4は、容器6の汚水流入口に接続
されている。容器6内には、層板7が垂直に配置され、
そして該層板7は水平をなす流通管路、すなわち水平を
なす凸状領域と凹状領域とを備えている。該層板7は、
汚水流入口と浄化水流出口との間のほぼ全間隔に亘り延
びており、かつ水の流動方向に位置する。
4を経て取り出され、本発明により構成した浄化装置5
に供給される。取出管4は、容器6の汚水流入口に接続
されている。容器6内には、層板7が垂直に配置され、
そして該層板7は水平をなす流通管路、すなわち水平を
なす凸状領域と凹状領域とを備えている。該層板7は、
汚水流入口と浄化水流出口との間のほぼ全間隔に亘り延
びており、かつ水の流動方向に位置する。
【0013】層板7が大きな長さを有することにより、
層板のユニット厚さおよび水の流速度に依存して、少な
くとも層板の後側範囲に乱流のない水の層流が得られ
る。この層流では、一方にて浮遊物が支障なく上昇する
ことができ、他方にて小さい比重の浮遊土砂も支障なく
沈下することができる。層板7が波状に構成されている
ので、沈下する物質に対し全体で複数の沈積面が形成さ
れ、このようにして非常に短い沈積距離が形成される。
その結果、水の流速度に比べ沈下速度が緩慢な場合も、
最小の浮遊土砂の層板上への沈下と沈積も助長され、こ
こでこれらの浮遊土砂は他の最小の粒子とともに丸めら
れ、ついで下方へ容器最深部へ沈下することができる。
層板のユニット厚さおよび水の流速度に依存して、少な
くとも層板の後側範囲に乱流のない水の層流が得られ
る。この層流では、一方にて浮遊物が支障なく上昇する
ことができ、他方にて小さい比重の浮遊土砂も支障なく
沈下することができる。層板7が波状に構成されている
ので、沈下する物質に対し全体で複数の沈積面が形成さ
れ、このようにして非常に短い沈積距離が形成される。
その結果、水の流速度に比べ沈下速度が緩慢な場合も、
最小の浮遊土砂の層板上への沈下と沈積も助長され、こ
こでこれらの浮遊土砂は他の最小の粒子とともに丸めら
れ、ついで下方へ容器最深部へ沈下することができる。
【0014】上昇する不純物は、それ自体周知の方法
で、スクレーパ8を介して排出される。前記スクレーパ
8は、互いに距離を置いた2つの回転軸9の周りを回動
し、そして浮上する不純物を捕捉するための複数のスク
レープ板10を備えている。
で、スクレーパ8を介して排出される。前記スクレーパ
8は、互いに距離を置いた2つの回転軸9の周りを回動
し、そして浮上する不純物を捕捉するための複数のスク
レープ板10を備えている。
【0015】前述の実施例を変形して、層板7を水の流
動方向に前後に配置した数個の層板ユニットによって構
成することも可能である。この場合、異なる層板ユニッ
トは異なる傾斜で立って位置する層板を備え、または凸
状領域と凹状領域とが異なって形成された層板を備える
ことができる。このようにして、層板を、容器6の異な
る流動域において、異なる粒径の粒子の沈下速度に最適
に適応させることができ、そして全体として汚水からで
きるだけ高い砂分離を可能ならしめることができる。
動方向に前後に配置した数個の層板ユニットによって構
成することも可能である。この場合、異なる層板ユニッ
トは異なる傾斜で立って位置する層板を備え、または凸
状領域と凹状領域とが異なって形成された層板を備える
ことができる。このようにして、層板を、容器6の異な
る流動域において、異なる粒径の粒子の沈下速度に最適
に適応させることができ、そして全体として汚水からで
きるだけ高い砂分離を可能ならしめることができる。
【0016】沈下する物質は、容器最深部にて、容器6
の全長に亘り延びかつスクリュウコンベア12が配置さ
れている運搬管路11内に集積する。スクリュウコンベ
ア12は、沈積する浮遊土砂を容器6から搬出する用を
なす。さらに、スクリュウコンベア12は浮遊土砂を機
械的に充分に旋回させる。このようにして、浮遊土砂
は、一方にて周りの水により洗滌され、他方にて相互の
摩擦によりおよび容器6の構成部分との摩擦によりこす
られかつ磨かれ、それにより砂粒にくっついている不純
物が砂粒から機械的方法で除去される。
の全長に亘り延びかつスクリュウコンベア12が配置さ
れている運搬管路11内に集積する。スクリュウコンベ
ア12は、沈積する浮遊土砂を容器6から搬出する用を
なす。さらに、スクリュウコンベア12は浮遊土砂を機
械的に充分に旋回させる。このようにして、浮遊土砂
は、一方にて周りの水により洗滌され、他方にて相互の
摩擦によりおよび容器6の構成部分との摩擦によりこす
られかつ磨かれ、それにより砂粒にくっついている不純
物が砂粒から機械的方法で除去される。
【0017】運搬管路11の最深範囲に、図1および図
2に図式的に示す通風ノズル14が設けられ、空気また
は他の適宜のガスを前記通風ノズル14を通って運搬管
路11に吹き込むことができる。この場合、ガスは微小
泡または比較的粗大な泡としてノズルにより噴出され、
そして容器最深部における浮遊土砂の第三形式の処理を
行う。ガス小泡は、砂粒間の既に剥離された不純物を受
容し、そしてこれを層板7間を通して上方へ運び、ここ
でこれら不純物はスクレーパ8により取り出すことがで
きる。
2に図式的に示す通風ノズル14が設けられ、空気また
は他の適宜のガスを前記通風ノズル14を通って運搬管
路11に吹き込むことができる。この場合、ガスは微小
泡または比較的粗大な泡としてノズルにより噴出され、
そして容器最深部における浮遊土砂の第三形式の処理を
行う。ガス小泡は、砂粒間の既に剥離された不純物を受
容し、そしてこれを層板7間を通して上方へ運び、ここ
でこれら不純物はスクレーパ8により取り出すことがで
きる。
【0018】通風ノズル14は、運搬管路11の全長に
亘り設けるのが有利であり、その場合運搬管路11のあ
る領域ではノズルの噴出を行わないようにするため、通
風ノズル14の制御をグループ毎にまたは個々に行うの
がよい。このようにして、所望の場所では、層板間の流
動状態を調節により特に静かにすることができる。
亘り設けるのが有利であり、その場合運搬管路11のあ
る領域ではノズルの噴出を行わないようにするため、通
風ノズル14の制御をグループ毎にまたは個々に行うの
がよい。このようにして、所望の場所では、層板間の流
動状態を調節により特に静かにすることができる。
【0019】前述の実施例より変形して、通風ノズルが
下方よりのみならず、側部にて運搬管路11内に噴出
し、または運搬管路11が設けられていないときは、容
器最深部の適宜の区域へ噴出するようにすることができ
る。
下方よりのみならず、側部にて運搬管路11内に噴出
し、または運搬管路11が設けられていないときは、容
器最深部の適宜の区域へ噴出するようにすることができ
る。
【0020】運搬管路11と層板7との間に、上昇する
ガス小泡および不純物のための分散機15が設けられて
いる。分散機15は、層板7間にて流動状態ができるた
け静かであるように調節するため、一方において上昇す
る物質が容器横断面に亘り一様になるようにし、他方に
てこれら物質の上昇速度を制動するためのものである。
ガス小泡および不純物のための分散機15が設けられて
いる。分散機15は、層板7間にて流動状態ができるた
け静かであるように調節するため、一方において上昇す
る物質が容器横断面に亘り一様になるようにし、他方に
てこれら物質の上昇速度を制動するためのものである。
【0021】分散機15は、多数の個々の支柱16より
なり、これら支柱16は2つの平面に上下に配置され、
各面は相互間隔を置いて配置された多数の支柱16によ
り形成される。両平面内にて、支柱16はそれぞれ同じ
相互間隔を有する。しかし、両平面は互いにずれて配置
されているので、上昇する物質用の全体としてS−状に
巻回した通路が分散機15により生ずる。
なり、これら支柱16は2つの平面に上下に配置され、
各面は相互間隔を置いて配置された多数の支柱16によ
り形成される。両平面内にて、支柱16はそれぞれ同じ
相互間隔を有する。しかし、両平面は互いにずれて配置
されているので、上昇する物質用の全体としてS−状に
巻回した通路が分散機15により生ずる。
【0022】分散機15の両平面の支柱16を高さ調節
可能に装着し、それによって分散機15の1つの平面を
他の平面に近づけ、またはこの他の平面より遠ざけるこ
とができるようにするのが有利である。このようにし
て、分散機15の支柱16間の自由流動横断面を増大し
または減少させ、それにより分散機15の流動制動作用
を、例えばノズルより噴出される空気小泡の大きさに適
合させて制御することができる。
可能に装着し、それによって分散機15の1つの平面を
他の平面に近づけ、またはこの他の平面より遠ざけるこ
とができるようにするのが有利である。このようにし
て、分散機15の支柱16間の自由流動横断面を増大し
または減少させ、それにより分散機15の流動制動作用
を、例えばノズルより噴出される空気小泡の大きさに適
合させて制御することができる。
【0023】図示の実施例においては、円形断面の支柱
16が示されている。層板7から容器最深部に沈下する
浮遊土砂が、支柱16上に沈積するのができるだけ少量
であるようにするため、支柱16の上側部は湾曲し、屋
根状に屈曲し、または傾斜しているのが有利である。支
柱16を前述のように構成することにより、沈積により
影響されることなく、分散機15の構造上意図した最適
の作用が得られる。
16が示されている。層板7から容器最深部に沈下する
浮遊土砂が、支柱16上に沈積するのができるだけ少量
であるようにするため、支柱16の上側部は湾曲し、屋
根状に屈曲し、または傾斜しているのが有利である。支
柱16を前述のように構成することにより、沈積により
影響されることなく、分散機15の構造上意図した最適
の作用が得られる。
【0024】部分的に浄化された水は、容器6の端部で
帰還導管17を通って取り出され、ポンプ18により上
昇管19を経て供給管20内へ送り込むことができる。
上昇管19および供給管20に、接続部21が設けられ
ている。この接続部21を通して、ガスを水中に導入す
ることができ、および(または)例えば綿状固化剤のご
とき化学製品を導入することができる。このように処理
された水は、供給管20から再び容器6内に達し、水量
の1部を循環して導き、さらに処理することにより、全
装置、特に浄化装置5の浄化作用を高めることができ
る。
帰還導管17を通って取り出され、ポンプ18により上
昇管19を経て供給管20内へ送り込むことができる。
上昇管19および供給管20に、接続部21が設けられ
ている。この接続部21を通して、ガスを水中に導入す
ることができ、および(または)例えば綿状固化剤のご
とき化学製品を導入することができる。このように処理
された水は、供給管20から再び容器6内に達し、水量
の1部を循環して導き、さらに処理することにより、全
装置、特に浄化装置5の浄化作用を高めることができ
る。
【図1】本発明による浄化装置の図式図である。
【図2】前記浄化装置の流入端部の側面図である。
【図3】図1の浄化装置の流出端部の端面図である。
【図4】図1の浄化装置の平面図である。
【図5】図4のA−A線による断面図である。
5 砂用浄化装置 6 容器 7 層板 8 スクレーパ 11 運搬管路 12 スクリュウコンベア 14 通風ノズル 15 分散機 16 支柱
Claims (10)
- 【請求項1】 水・砂懸濁液用流入口および浄化水流出
口を備える容器と、この容器内に配置されかつ波形状に
凹凸状をなす領域を備える層板と、前記容器の最深部の
スクリュウコンベアとを有する砂用浄化装置において、
沈積性の浮遊土砂内へガスを導入するため、スクリュウ
コンベア(12)の範囲に通風ノズル(14)が設けら
れていることを特徴とする浄化装置。 - 【請求項2】 前記の通風ノズル(14)が、スクリュ
ウコンベア(12)が配置されている運搬管路内に開口
していることを特徴とする、請求項1に記載の浄化装
置。 - 【請求項3】 容器の最深部から上昇する浮遊物のため
の分散機(15)を設け、この分散機(15)が複数の
浮遊物用通路を備えかつスクリュウコンベア(12)と
層板(7)との間に配置されていることを特徴とする、
請求項1または請求項2に記載の浄化装置。 - 【請求項4】 前記通路の大きさが調節可能であること
を特徴とする、請求項3に記載の浄化装置。 - 【請求項5】 2つまたは数個の平面に上下に配置され
た数連の支柱(16)を設け、その場合各平面の支柱
(16)が相互間隔を置いて配置され、隣接する平面の
支柱(16)が互いにずれて配置され、そして少なくと
も一連の支柱(16)が高さ調節可能に装着されている
ことを特徴とする、請求項4に記載の浄化装置。 - 【請求項6】 支柱(16)の上側部が丸い頂き状にま
たは屋根状に構成されていることを特徴とする、請求項
3ないし請求項5に記載の浄化装置。 - 【請求項7】 層板(7)が水の流動方向に流入口から
流出口まで延びており、そして流入口と流出口の間にて
容器(6)内のほぼ全間隔に亘り延びていることを特徴
とする、請求項1ないし請求項6の1つに記載の浄化装
置。 - 【請求項8】 層板(7)がほぼ垂直に配置され、そし
て凸状または凹状をなす領域が水平を成していることを
特徴とする、請求項7に記載の浄化装置。 - 【請求項9】 容器長さに亘り、数個の層板ユニットが
異なる傾斜でまたは異なる形の凹凸領域でもって前後に
配置されていることを特徴とする、請求項7に記載の浄
化装置。 - 【請求項10】 砂が先ず水に懸濁されかつ旋回せしめ
られ、ついで懸濁液を容器(6)内に導き、ここで浮遊
砂が水により洗滌され、砂相互の摩擦ならびに容器
(6)の構成部分との摩擦によりこすられ、最後にガス
の導入により砂粒より剥離された不純物を取り除くこと
を特徴とする、請求項1ないし9の1つに記載の浄化装
置を用いて砂を浄化する方法。
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JP2011514836A (ja) * | 2008-02-20 | 2011-05-12 | デュール システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 過剰噴霧塗料を分離する装置及び方法 |
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- 1995-05-26 CA CA002150298A patent/CA2150298A1/en not_active Abandoned
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