JPH0838781A - 竪軸型洗濯機におけるすすぎ方法 - Google Patents

竪軸型洗濯機におけるすすぎ方法

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JPH0838781A
JPH0838781A JP7053707A JP5370795A JPH0838781A JP H0838781 A JPH0838781 A JP H0838781A JP 7053707 A JP7053707 A JP 7053707A JP 5370795 A JP5370795 A JP 5370795A JP H0838781 A JPH0838781 A JP H0838781A
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デイル・イー・ミュラー
R Bruce Sherer
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クルト・ウェルナー
James W Titus
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Mark C Celmer
マーク・シー・セルマー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動揺運動可能な底板を有する竪軸型洗濯機で
のすすぎ方法を提供すること。 【構成】 洗濯槽と、洗濯槽内に回転自在に配設された
洗濯バスケットと、洗濯バスケットを回転するために洗
濯バスケットに駆動連結されたモータと、洗濯バスケッ
トの下方部分内に配設されており、洗濯バスケット内で
章動運動し得るようにモータに駆動連結された底板を有
する竪軸型洗濯機でのすすぎ方法。このすすぎ方法は、
すすぎ液を洗濯槽内へ供給し、衣類を攪拌するととも
に、衣類を洗濯バスケット内で回転させるために底板を
章動運動させ、章動運動する衣類上へすすぎ液のスプレ
ーを噴射し、すすぎ液を洗濯槽から排出することから成
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、竪軸型洗濯機に関し、
特に、後に定義する「動揺運動」可能な底板を有する竪
軸型洗濯機におけるすすぎ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エネルギー及び水の消費量が少なく、し
かも、市販されている既存の自動洗濯機に匹敵する、あ
るいはそれより優れた洗濯性能を発揮する自動洗濯機を
提供する多くの試みがなされてきた。例えば、自動洗濯
機の改良のために、本出願人自身の米国特許第4,78
4,666号及び4,987,627号に開示されたシ
ステム及び方法を採用するすることが有利であると考え
られる。これらの先行特許のシステムの基本は、化学的
エネルギー入力(投入量)(洗剤の効力と水の質)と、
熱的エネルギー入力(水を加熱するためのエネルギー)
と、機械的エネルギー入力(液体流を洗濯すべき衣類を
通し、衣類に吹き付け、衣類にぶつけるのに必要なエネ
ルギー及び衣類を撓曲させるためのエネルギー)とのバ
ランスとして定義される洗濯性能の方程式を最適化する
ことにある。化学的、熱的及び機械的エネルギーのどれ
か1つ又はそれ以上の形態のエネルギーを節減すると、
洗濯性能のレベルを低下させないようにするためには他
のどれか1つ又はそれ以上の形態のエネルギー入力を増
大させなければならないことが経験によって判明してい
る。
【0003】一般に、慣用の竪軸型洗濯機においては、
洗濯すべき衣類は、洗濯槽内に垂直方向(竪軸方向)に
整列して配設された洗濯バスケット内に装入する。洗濯
バスケット内の中心には、垂直攪拌機(羽根付き攪拌
軸)が設けられている。洗濯槽内に洗剤と水を注いで、
洗濯液を生成し、衣類を洗濯液中に完全に浸漬させる。
攪拌機を順逆交互回転させることにより、衣類を洗濯バ
スケット内で洗濯液中を通して移動させる。この構成で
は、洗剤が化学的エネルギー入力を提供し、洗剤と混合
するための温水の導入が熱的エネルギー入力を提供し、
攪拌機の作用が機械的的エネルギー入力を提供し、それ
らのエネルギー入力が協同して衣類から汚れを除去する
働きをする。
【0004】この洗濯システムでは、衣類を適正に洗濯
するには、1回の被洗濯衣類装入物につき46ガロン
(174.11リットル)もの多量の水を必要とする。
なぜなら、順逆交互回転する攪拌機が衣類を損傷するこ
となく衣類に適正に機械的エネルギーを付与するために
は、すべての衣類を洗濯液中にほぼ完全に浸漬させなけ
ればならないからである。このような衣類の完全浸漬
は、洗濯サイクル中、及びその後のすすぎサイクル中維
持される。
【0005】竪軸型洗濯機に使用される洗濯液の量を大
幅に減らすために、被洗濯衣類の完全浸漬を必要としな
いような態様で装入衣類に機械的エネルギーを投入する
ための代替手段が本出願人の米国特許出願第07/81
5,781号において提案された。即ち、この米国特許
出願は、水消費量の大幅減少を可能にするような態様で
衣類に機械的エネルギーを付与するためのシステムを用
いた竪軸型洗濯機を開示している。このシステムでは、
洗濯バスケットにその内方に突出する傾斜した邪魔板を
設ける。
【0006】竪軸型洗濯機において装入衣類に機械的エ
ネルギーを付与するためのシステムとしては、その他に
もいろいろなものが知られている。例えば米国特許第
2,802,356号では、洗濯槽と、その内部に配設
された洗濯バスケットを有する竪軸型洗濯機において、
衣類を攪拌するための攪拌機を設けず、洗濯バスケット
を洗濯槽内で「動揺運動」し得るように取り付け、洗濯
サイクルにおいては洗濯バスケットに洗濯液を満たし、
洗濯バスケットに動揺運動を与えることによって衣類を
攪拌しバスケット内に分配して完全に洗濯するようにす
るシステムが提案されている。しかしながら、この特許
には、水消費量を節減するための手段については全く教
示も、示唆もされていない。
【0007】米国特許第2,145,453号は、洗濯
槽内で旋回運動するように取り付けられた底板を有する
竪軸型洗濯機を開示している。洗濯バスケットは設けら
れていない。洗濯サイクルにおいては、底板が旋回振動
運動(首振運動)するように駆動され、衣類を攪拌す
る。しかし、この特許においてもやはり、洗濯サイクル
中衣類を洗濯液中に完全に浸漬させるシステムを採用し
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】今日、従来提案されて
いる竪軸型洗濯機において可能な水使用量及びエネルギ
ー使用量節約よりも大幅に大きい節約を達成することが
切に望まれている。更に、竪軸型洗濯機において衣類を
洗濯液中に完全に浸漬させる必要なしに衣類に機械的エ
ネルギーを付与することができるシステムが実現されれ
ば、竪軸型洗濯機の技術分野において大きな改良となる
ことは明らかである。本発明は、これらの課題を解決す
ることを目的とするものである。
【0009】従って、本発明の目的は、竪軸型洗濯機に
おいて最少限の水及びエネルギーの使用量でもってすす
ぎを行う方法を提供することである。本発明の他の目的
は、竪軸型洗濯機において衣類をすすぎ液中に完全に浸
漬させる必要がなく、衣類から汚れ及び洗剤を離脱させ
るように装入衣類に機械的エネルギーを付与するすすぎ
方法を提供することである。本発明の更に他の目的は、
回転自在の洗濯バスケットの下方部分内に旋回運動(歳
差運動又は首振運動)し得るように配設された底板を有
する竪軸型洗濯機を、最適な洗濯性能を実現するために
化学的、熱的及び機械的エネルギーの最適な入力を達成
するように作動させる方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、無
孔(壁に孔があいていない)洗濯槽と、洗濯槽内に配設
され、垂直軸線の周りに回転自在の有孔洗濯バスケット
と、洗濯バスケットの下方部分内に配設され、動揺運動
し得るように取り付けられた底板を有する自動洗濯機に
よって達成される。洗濯バスケット及び底板は、洗濯バ
スケットと底板を一緒に回転させるために、又は、衣類
を洗濯バスケット内で攪拌させるように洗濯バスケット
を静止状態に保持したままで底板を洗濯バスケットに対
して動揺運動させるために、選択的にモータに駆動連結
される。好ましい実施例では、底板を洗濯バスケットの
底部内で減速された速度で回転させながら底板を動揺運
動させるように駆動するための制御回転機構が設けられ
る。別の実施例として、底板を洗濯バスケット内で回転
しないように拘束し、動揺運動だけさせるように支持す
ることもできる。
【0011】本発明によれば、更に、洗濯バスケット内
の衣類が洗濯液中に完全に浸漬されずに、水中外洗濯法
(水中から露出させた状態で洗濯する方法)で洗濯され
るように洗濯槽内へ最適量の洗濯液を供給するための液
体レベル(液面高さ)制御システムを設けることができ
る。再循環システムにより洗濯液を洗濯槽の底部の溜め
から再循環導管を通してバスケット内の衣類へポンプ送
りする。
【0012】好ましい実施例では、本発明による洗濯機
のすすぎ方法は、底板を章動運動(首振運動)させなが
ら、すすぎ液を導入し衣類上へ再循環させる操作を含
む。底板の章動運動とは、後に詳述するように、洗濯バ
スケット内でのゆっくりした回転を伴う急速な動揺(う
ねり)運動のことをいう。所定時間経過後、すすぎ液を
洗濯槽から排出する。このようにして、衣類は、突上
げ、揺さぶられ、撓まされながら、すすぎ液のスプレー
パターンの下を繰り返し移動せしめられ、すすぎサイク
ル中所望の優れた洗剤及び汚れ除去作用を受ける。別の
実施例として、衣類をすすぎ液のスプレーパターンの下
を移動させるために洗濯バスケットをゆっくり回転させ
る上記操作に、衣類を攪拌するために底板を動揺させる
操作を組み合わせ、攪拌される衣類上へすすぎ液をスプ
レーするようにすることもできる。その場合、衣類は、
1つの作動モードにおいて洗濯液のスプレーパターンの
下を移動せしめられ、他の作動モードにおいて洗濯バス
ケット内で攪拌される。
【0013】
【実施例】図1及び2を参照すると、本発明の一実施例
による竪軸型自動洗濯機(「竪軸型洗濯機」又は「自動
洗濯機」又は単に「洗濯機」とも称する)20が示され
ている。即ち、自動洗濯機20は、洗濯機を自動洗濯、
すすぎ及び乾燥操作の所定のプログラムに従って作動さ
せるための予備設定可能な順序制御手段を有する自動型
洗濯機である。洗濯機20は、そのキャビネット25の
両側部24a、頂部24b、全部24c及び後部24d
を構成する機枠22を有する。洗濯機20の内部即ち処
理帯域27にアクセスすることができるようにヒンジ蓋
26が通常の態様で設けられている。洗濯機20のコン
ソール(制御盤)28には、サイクルセレクタ(選択つ
まみ)33を始め、タイマーダイアル30又は他のタイ
マー機構、温度セレクタ32及びその他の必要なセレク
タが設けられている。
【0014】ここに例として説明する洗濯機20の内部
には、無孔の静止液体収容槽(単に「静止槽」又は
「槽」とも称する)34が配設され、槽34内に多数の
小孔35を有するスピン回転洗濯バスケット36が設け
られ、槽34の下にポンプ38が設けられている。スピ
ン回転バスケット36は、洗濯チャンバーを画定し、実
質的に平坦な底部から立上った部分球面状の内壁表面3
7を有する。バスケット36を静止槽34に対して回転
させるためにモータ100が伝動機102を介してバス
ケット36に連結されている。キャビネット25内のす
べての部品が支柱39によって支持される。
【0015】槽34へは、温水供給導入管40及び冷水
供給導入管42によって水が供給される。開閉自在のヒ
ンジ蓋26の直ぐ下に位置する槽34の頂部開口56の
周りに配設された複数の洗濯添加剤ディスペンサ50,
52,54にマニホールド導管48が接続されており、
このマニホールド導管に温水弁44及び冷水弁46が接
続されている。図1にみられるように、これらのディス
ペンサ50,52,54へは、ヒンジ蓋26を開放すれ
ばアクセスすることができる。ディスペンサ50,52
は、例えば漂白剤や織物柔軟剤のような添加剤を、そし
てディスペンサ54は、洗剤(液状又は粒状)を自動洗
濯サイクルの適当な時点で装入洗濯物へ分与するのに使
用することができる。
【0016】図8に概略的に示されるように、各ディス
ペンサ50,52,54へは、それぞれ別個の専用導管
58,60,62を通して液体(通常は、新鮮な水)が
供給される。各導管58,60,62は、例えばそれぞ
れのソレノイド弁64,66,68によりマニホールド
導管48を介して慣用の態様で液体源に接続することが
できる。ソレノイド弁64,66,68は、導入圧力の
広範囲の変動に拘らず同じ流量を与えるようにする内蔵
の流量調整器を備えている。
【0017】槽34の底部には、選択添加剤ディスペン
サ50,52,54を通して槽34内へ供給された洗濯
液を受容するための溜め72が設けられている。洗濯槽
34へ注入される洗濯液の量を制御するために溜め72
に圧力センサ206を含む圧力検出手段73が接続され
ている。ポンプ38は、溜め72に接続されており、溜
め72から洗濯液を抽出して再循環導管74を通して洗
濯バスケット36へ戻す。再循環導管74は、第1管区
間74aと第2管区間74bを有し、洗濯液流をドレン
管77又は第2管区間74bへ交互に差し向けるための
2方向切換弁(「ドレン弁」とも称する)76を備えて
いる。再循環導管74の先端には、槽34の頂部開口3
6を越えて半径方向内方へ延長し、洗濯バスケット36
の上に位置するスプレーノズル78が接続されている。
それによって、再循環導管74を通して再循環される洗
濯液は、ノズル78からバスケット36内の衣類200
の上にスプレーされる。このようにして、洗濯液をバス
ケット36内の衣類200上へ再循環することができ
る。この洗濯液再循環操作中、衣類が従来の洗濯機の場
合のように洗濯液中に浸漬されることがないように、槽
34内の洗濯液のレベル(高さ)を装入衣類より下に制
御するために圧力検出手段73を作動させることができ
る。このようにして、衣類を後に詳述するように、水中
外洗濯法(衣類を水中に浸漬させないで水中から露出さ
せた状態で洗濯する方法)で洗濯することができる。
【0018】洗濯バスケット36の下方部分内に、図2
及び3に示されるように環状ボウル部材82と隆起した
中央ドーム部部材84を有する底板組立体(以下、単に
「底板」とも称する)80が配置されている。環状ボウ
ル部材82は、最下点82bに向かって下方へ延長した
円錐形の下向き延長部分82aと、下向き延長部分82
aの周りに配置された上向き折り返し唇部82cとによ
って画定されている。図4に明示されているように、複
数のリブ86が、環状ボウル部材82を横切るようにし
て下向き延長部分82aから上向きに突設されている。
環状ボウル部材82の上向き折り返し唇部82cから突
出したシール部材88が、バスケット36の部分球面状
内壁表面37に密封係合するようになされている。
【0019】底板組立体80は、その中心軸線89が洗
濯バスケット36及び槽34の中心軸線に対して角度を
なすようにバスケット36内に装着されている。更に、
底板80は、洗濯バスケット36とは別体であり、洗濯
バスケット36を後述するブレーキ機構94によって静
止状態に保持した状態で洗濯バスケット36に対して動
揺(うねり)運動するように駆動軸92によりモータ1
00及び伝動機102に駆動連結されている。ここでい
う「動揺運動」の定義、及び動揺運動のための駆動機構
について以下に説明する。
【0020】図5を参照すると、底板のための駆動シス
テムの好ましい実施例の詳細が示されている。図に示さ
れるように、駆動軸(「攪拌軸」とも称する)92の外
周にスピン回転管90が嵌められている。駆動軸92
も、スピン回転管90も、後に図7を参照して詳述する
歯車機構により伝動機102に駆動連結されている。ス
ピン回転バスケット36の回転を制動するために駆動軸
92及びスピン回転管90に作用するブレーキ機構94
が設けられている。ブレーキ機構94の構造の詳細は、
本出願人自身の米国特許第4,254,641号に記載
されているので、詳細は同特許を参照されたい。スピン
回転管90は、槽34をそれに対して密封関係をなして
貫通しており、駆動ブロック97を介して洗濯バスケッ
ト36に取り付けられている。駆動ブロック97は、例
えばキー止めによってスピン回転管90に固定すること
ができ、駆動ナット98を駆動ブロック97にねじ込む
ことによってバスケット36の中央開口にくさび状に食
い込ませ、駆動ブロック97とバスケット36を固定す
る。駆動ブロック97をバスケット36に更に確実に固
定するためのねじ付き締着具を用いることもできる。
【0021】底板80を回転運動に組み合わせて旋回運
動させるように底板を駆動するための制御回転用歯車機
構95が設けられている。底板80は、動揺運動歯車1
06、中心軸受108及びプレート110を介して駆動
軸92に連結されている。中心軸受108は、駆動軸9
2に例えばキー止めによって固定された内側リング11
2と、外側リング114を有する。内側リング112
は、外側リング114の外周によって画定される軸線8
9に対して固定(一定)の角度をなして形成された内孔
116を有している。内側リング112は、ねじ付き締
着具113によって駆動軸92に固定される。外側リン
グ114は、動揺運動歯車106の内周面にプレス嵌め
されている。プレート110は、動揺運動歯車106に
締着され、それによって底板80が洗濯バスケット36
の底面に対して固定の角度(「傾斜角」とも称する)を
なして支持されるように底板80を動揺運動歯車106
に固定する。かくして、動揺運動歯車106、従って底
板80は、駆動軸92の中心軸線の周りに旋回する傾斜
軸線上で自由に回転するように支承される。
【0022】駆動ブロック97の上部に、ベース歯車9
6を支持する波形ばね104が取り付けられている。ベ
ース歯車96の上面には、動揺運動歯車106の下面に
形成された対応する複数の半径方向の歯車歯120に噛
合する複数の半径方向の歯車歯118が形成されてい
る。図示の実施例では、ベース歯車96も、動揺運動歯
車106も、輪歯車(リングギア)であり、半径方向の
歯を有している。又、図示の実施例では、両歯車は半径
方向の直線状歯車歯を有するものとして示されている
が、必ずしも直線状でなくともよい。(ベース歯車96
は、実施例によっては輪歯車ではなく、直線状歯車とす
ることもできる。)波形ばね104は、ベース歯車96
の歯と動揺運動歯車106の歯とが適正に係合するよう
にベース歯車96と動揺運動歯車106との位置関係の
誤差を吸収するためのものである。動揺運動歯車106
が駆動軸92の軸線の周りに旋回する間、動揺運動歯車
106の歯120がベース歯車96の歯118と係合し
ていることにより、動揺運動歯車106が駆動軸92と
一緒に回転するのを防止される。駆動軸92が1回転す
る毎に動揺運動歯車106のすべての歯120がベース
歯車96の歯118に連続して順次に係合していき、動
揺運動歯車106が360°の動揺(うねり)運動を行
う。
【0023】動揺運動歯車106は、ベース歯車96の
平面に対して固定の角度をなして支持されているので、
ベース歯車96の直径より実質的に大きい直径を有して
おり、従って、ベース歯車96より多くの半径方向の歯
120を備えることができ、ベース歯車96と動揺運動
歯車106との間に一定の歯車比を設定することができ
る。この歯車比によって動揺運動歯車106を駆動軸9
2が1回転する毎に所定の回転角度だけ進める(回転さ
せる)ことができる。かくして、動揺運動歯車106と
ベース歯車96との係合により駆動軸92の軸線を中心
とする動揺運動歯車106の制御された回転(即ち、両
者の歯車比によって規定される割合での、ベース歯車9
6に対する動揺運動歯車106の回転)を与える。好ま
しい実施例では、制御回転用歯車機構95は、底板80
を2〜8RPMの回転数で回転させるように構成するこ
とができる。
【0024】当業者には明らかなように、歯車比は、底
板80の最適の回転数が得られるように動揺運動歯車1
06とベース歯車96との直径の差を変更することによ
って調節することができる。両者の直径の差の変更は、
底板80を支持する固定傾斜角を変更して動揺運動歯車
106の直径を増大することによって、あるいは、動揺
運動歯車106の高さを変更し、ベース歯車96の直径
を小さくすることによって効果的に行うことができる。
【0025】叙上のように、底板80の運動は、底板8
0の外周縁上の各点が個々に順次に一方向に移動されな
がら波状又はうねり運動状に上限点に持ち上げられ、次
いで下限点に下降せしめられ、従って、底板80の外周
縁上の高点が駆動軸92の中心軸線の周りに歳差運動状
に旋回する旋回振動である。この旋回振動に加えて、底
板80は、動揺運動歯車106とベース歯車96との歯
車比により、駆動軸92の中心軸線の周りに駆動軸92
の回転速度より相当に減速された回転速度でゆっくりと
回転する。このように、底板80の外周縁上の各点は、
上限点と下限点の間で上下に運動する(振動する)のと
併行して駆動軸92の中心軸線の周りにゆっくりと回転
する。底板80のこの運動を回転を伴う動揺運動又は章
動運動と称する。
【0026】ここでいう底板80の「動揺運動」とは、
底板80の外周縁上の高点が駆動軸92の中心軸線の周
りに歳差運動状に旋回する旋回運動のことを意味する。
「動揺運動」は、回転運動を伴っていてもよいが、必ず
しも回転運動を伴わなくてもよい。これに対して、「章
動運動」とは、「動揺運動」より狭い意味で用いられ、
底板の回転運動を伴う旋回振動を意味する。従ってここ
での定義では、「章動」は、「動揺運動」の' 部分集
合' であるとみなすことができる。
【0027】図6は、底板80' に動揺運動を付与する
ための機構の別の実施例を示す。この実施例では、洗濯
バスケット36' は、駆動ブロック121とねじ付き締
着具124によってスピン回転管90' に取り付けられ
ている。底板80' は、上述した中心軸受108' 及び
プレート110' を用いて動揺プレート126を介して
駆動軸92' に取り付けられている。従って、先の実施
例の場合と同様に、底板80' もやはり、駆動軸92'
の中心軸線の周りに旋回することができる傾斜軸線上に
自由に回転するように支承される。
【0028】ただし、この実施例では、動揺プレート1
26と駆動ブロック121との間に歯車機構が存在せ
ず、底板80' を固定状態に保持された洗濯バスケット
36'に係合させるための動揺運動ばね128が設けら
れている。この構成により、駆動軸92' が回転する
と、底板80' を先の実施例の場合と同様に動揺させ
る。ただし、動揺運動ばね128は、底板80' を洗濯
バスケット36' に対して回転運動させないように固定
しているので、底板80' の動揺運動中駆動軸92'を
中心とする相対回転運動は生じない。
【0029】動揺運動ばね128は、その両端に付設さ
れた球132を受容するソケット部材132を介して動
揺プレート126と駆動ブロック121に取り付けられ
ている。動揺運動ばね128の両端は、球132によっ
てソケット部材132に連結されているので、一定範囲
の側方運動及び長手方向の角度運動が可能である。
【0030】この底板80' の駆動は、洗濯バスケット
36' 内の装入衣類に優れた機械的エネルギーを投入す
ることが認められた。しかしながら、水中外洗濯法にお
ける底板80の運動の結果として、衣類同志をもつれさ
せることがあることがあることが判明した。そのような
もつれは、衣類同志が重なり合った場合主として洗濯バ
スケットの中心部分において生じる。底板80の外周縁
は、衣類を底板80の中心より速い回転速度で移動させ
るので、衣類のもつれや絡まりを起すおそれがある。し
かしながら、本発明の好ましい実施例においては、以下
に説明するように衣類のもつれ傾向を解消するためのい
ろいろな部材を組み入れられている。
【0031】図2及び3を参照して説明すると、円錐形
下向き延長部分82aが、底板80の動揺運動中衣類に
接触する主たる表面である。この下向き延長部分82a
によって及ぼされる力は、槽34の底部に対して上向き
であり、洗濯バスケット36の中心軸線89に対して外
向きである。従って、洗濯バスケット36内に装入され
た衣類は、常時、洗濯バスケット36の外周縁に向けて
外方へ押しやられるので、洗濯バスケット36の中心部
に存在する衣類の量を最少限にし、もつれが生じる可能
性を最少限にする。
【0032】中央ドーム部材84の構造も、衣類のもつ
れの可能性を最少限にするように構成されている。図に
示されるように、中央ドーム部材84は、環状ボウル部
材82の上面から上に相当な高さにまで突出している。
ドーム部材84のサイズ及び高さは、通常の洗濯物負荷
の場合、洗濯バスケット36内の濡れた衣類の高さがド
ーム部材84の高さより低いか、僅かに高い程度となる
ように定められる。本発明の好ましい実施例では、3f
3 (0.0849m3 )の容積を有する洗濯バスケッ
トの場合、ドーム部材84の高さは、洗濯バスケットの
全高の約4分の1の高さとする。
【0033】図7を参照すると、伝動機102の詳細図
が示される。伝動機102は、本出願人の米国特許第
4,291,556号に開示された伝動機を改変したも
のである。駆動軸92は、伝動機102のハウジング1
36に形成された受容凹部134に挿入されて、軸受プ
レート138及び軸受140上に支持され、最少限の摩
擦で中心竪軸線の周りに回転自在とされている。攪拌軸
92への回転運動は、伝動機ハウジング136内に支承
され、モータ100によって駆動されるウオーム歯車1
42を介して付与される。ウオーム歯車142は、主駆
動歯車146の歯144に噛合し、それによって主駆動
歯車146に副軸148を中心とする回転運動を付与す
る。主駆動歯車146の上方部分に偏心部材147が一
体に形成されている。副軸148と駆動軸92とは互い
に平行であり、駆動軸92を選択的に駆動するための駆
動歯車150が設けられている。
【0034】駆動歯車150は、ハブ歯車156の歯1
54に係合する歯152を有しており、ハブ歯車156
には、それと一緒に回転するように駆動ハブ158が設
けられている。駆動ハブ158は、駆動軸92に沿って
軸方向に移動自在であり、圧縮ばね160によって駆動
軸に設けられたスプライン162に係合するように押圧
されており、それによって、駆動ハブ158の回転運動
が駆動軸92に伝達されるようになされている。駆動軸
92の回転により、先に説明したように底板80が動揺
運動せしめられる。
【0035】駆動ハブ158と駆動軸92とは、洗濯サ
イクルの攪拌工程中のみ底板80を章動運動させるよう
に係合状態に維持し、洗濯サイクルのスピン回転工程中
は底板80をスピン回転バスケット36と一緒に自由回
転させるように脱係合状態に維持することが望ましい。
この動作順序が反復された後、再び底板80の章動運動
が行われるように駆動ハブ158と駆動軸92を再係合
させることが望ましい。駆動ハブ158と駆動軸92の
係合及び脱係合は、駆動軸92を囲繞し、駆動ハブ15
8と基部ワッシャ170との間に介設された1対のカム
又はカム166,168を含むカム手段によって行われ
る。上側カム166は、複数の、例えば3つの下方に延
長したカム傾斜表面を有し、下側カム168は、同数の
上方に延長したカム傾斜表面を有している。これらのカ
ムは、上述した米国特許第4,291,556号に開示
されているのと同様の態様で駆動ハブ158を駆動軸9
2に沿って軸方向に移動させる働きをする。又、米国特
許第4,291,556号と同様の態様で、偏心部材1
47によって作動されて下側カム168を回動させるた
めの偏移用二又部材172が設けられており、下側カム
168を回動させることにより上側カム166を支持ワ
ッシャ174を介してカム166,168の傾斜表面の
高さ(軸方向の長さ)に等しい高さだけ持ち上げること
ができる。
【0036】洗濯サイクルのスピン回転工程中スピン回
転バスケット36は、スピン回転カラー180の歯18
2に係合する歯178を有するスピン回転用歯車176
によって駆動される。スピン回転カラー180が回転す
ると、スピンクラッチ兼バスケットブレーキ機構の作動
を介して衣類を回転させる。スピン回転用歯車176の
下面に形成された環状溝186内に遅延手段184が突
出している。遅延手段184は、主駆動歯車146が反
時計回り方向に完全に1回転するまでは、係合されず、
バスケット36のスピン回転を開始しない。即ち、主駆
動歯車146が1回転すると、偏移用二又部材172が
位置を変え、下側カム168が適正方向に回転して駆動
ハブ158と駆動軸92を脱係合させてバスケット36
の自由なスピン回転の準備を整える。プログラム制御手
段が、タイマーを介して、洗濯サイクルのスピン回転工
程と攪拌工程との間でモータ100の回転方向を逆転す
るのに必要な信号を送る。
【0037】図8と、図9及び10を参照して本発明の
洗濯機の好ましい実施例の作動を説明する。図9は、本
発明の洗濯機の洗濯サイクルの順序作動を示す。洗濯機
20の作動を開始する最初の操作202は、慣用の竪軸
型洗濯機の場合と同様に、衣類200を洗濯バスケット
36内に装入することである。周知のように、衣類20
0は、最初に装入されたときは、洗濯バスケット36内
の大きな容積を占め、その全高が洗濯バスケット36の
上縁近くにまで達するが、一旦水に濡らされると、容積
が減って、洗濯バスケットの下方部分だけを占める。
【0038】次に操作204において、洗濯槽34へ液
状又は粉末状の洗剤と組み合わせて水を注ぐ。洗剤は、
最初の水充填サイクル中好ましくは洗剤ディスペンサ5
4のようなディスペンサを通して所要量添加する。水が
満たされると、洗剤が洗剤ディスペンサ54から槽34
へ噴射されて溜め72内に収集され、溜め内で水と混合
されて洗濯液が生成される。好ましい実施例では、洗剤
ディスペンサ54供給水と混合して約1重量%の洗剤濃
度を有する洗濯液を生成するための一定量の洗剤を供給
するように構成される。この濃度は、従来の深水型洗濯
機(槽内に充填される水の深さが深い洗濯機)に用いら
れる洗剤の濃度に比べてはるかに高い。洗濯液を槽34
内に導入すると同時に、あるいは導入した後間もなくし
て、ポンプ38を付勢することによって洗濯液を溜め7
2から再循環導管74及びノズル78を通して衣類20
0の上に吹き付ける再循環操作を開始することができ
る。
【0039】洗濯液を衣類200の上に再循環させなが
ら、底板80の回転を伴う動揺運動又は章動運動を開始
する。駆動軸92の中心軸線を中心とする底板80のゆ
っくりした回転により、装入衣類200全体を洗濯バス
ケット36内で回転させる。従って、装入衣類200全
体がスプレーノズル78から噴射される洗濯液の下を繰
り返し巡回し、すべての衣類が完全に濡らされる。
【0040】衣類200に向けての洗濯液の再循環操作
が開始された後、溜め72内に配置された圧力検出手段
73に応答して冷水及び温水水充填弁44,46が閉鎖
される。洗濯槽34に添加される洗濯液の量は、装入衣
類200を完全に濡らし、かつ、ポンプ38に供給する
のに十分な余剰洗濯液を溜め72内に溜めるのに十分で
あり、しかも、洗濯液の飛散や、洗濯液過剰現象を惹起
しないように洗濯槽34ないの洗濯液のレベルを底板8
0より下に維持するように、装入衣類200の装入量
(負荷)及び吸水量に応じて定められる。かくして、衣
類は、水及びエネルギーの節約を最大限にする水中外洗
濯法で洗濯される。ここでいう「水中外洗濯法」とは、
洗濯工程中衣類を多量の洗濯液中に浸漬させないで洗濯
液から引き上げられた状態に保持し、スプレー手段によ
り洗濯液を衣類を通して連続的に繰り返し再循環させる
ことによって洗濯する方法のことをいう。
【0041】好ましい実施例では、洗濯バスケット36
の容積は、現在の家庭用大容積洗濯機と同等の3ft3
(0.0849m3 )とする。このサイズの洗濯バスケ
ット36と、それに対応するサイズの洗濯槽34を用い
た場合、装入衣類の吸収された水の量を別にして洗濯槽
34に1〜4ガロン(3.785〜15.14リット
ル)の水が得られるように水レベルを制御することが好
ましい。溜め72は、この量の余剰洗濯液で再循環用ポ
ンプ38に供給するのに十分なように設計されている。
【0042】操作205において高性能スプレー洗濯工
程を用いることによって洗濯機の作用を高めることがで
きる。即ち、操作205では衣類200を機械的に攪拌
せず、衣類が遠心力によってバスケット36の壁の内周
面に押しつけられるとともに、スピン回転する衣類に洗
濯液が適用されるように十分に高い速度で衣類をバスケ
ット36とともにスピン回転させる。洗濯液の適用は、
洗濯液をバスケット36の壁に押しつけられた衣類に対
してスプレーすることによって行われる。このような操
作は、本出願人の米国特許第4,784,666号に詳
述されているので、それを参照されたい。好ましい実施
例では、操作205における洗濯バスケット36のスピ
ン回転の速度は約400RPMとする。
【0043】この高速スピン回転中バスケット36にバ
ランス喪失状態が検出された場合、スピン回転サイクル
を中断し、不均衡状態を修正するために衣類をバスケッ
ト36内に再分配するように底板80を章動運動させる
ことができる。底板80の章動運動による衣類のこの再
分配は、上述した高性能スプレー洗濯工程中に行うこと
もでき、あるいは、バスケット36のどの高速スピン回
転工程中にでも行うことができる。
【0044】操作208においては、洗濯バスケット3
6を静止状態に保持し、洗濯液を衣類に対して再循環さ
せながら底板80を章動運動させる。この操作中、ポン
プ38は作動されており、衣類200に対する洗濯液の
再循環を継続する。かくして、衣類200は、スプレー
ノズル78から噴射される洗濯液のスプレーの下を通っ
て順次に回転する。更に、底板80に与えられる急激な
動揺運動が衣類同志をバスケット36内で揺さぶり、押
し付けるので、衣類の汚れを除去するのに必要な曲げ及
び運動を衣類に与える。好ましい実施例では、底板の章
動運動中の回転速度を3〜6RPMとし、動揺運動(上
限点と下限点との間の振動)の回数を毎分約290回と
することができる。
【0045】底板80と衣類200との係合を維持する
ことが肝要である。低速回転中、底板80だけが回転し
て衣類が回転しないとすると、底板の回転の効用が一部
無効にされることになる。従って、企図された洗濯性能
を確保するために、先に述べたリブ86によって底板8
0と衣類200との係合を確実にすることができる。即
ち、リブ86は、底板80の回転に対応する衣類200
の回転を確保する。両者の係合は、又、底板80の表面
を粗面にすることによって、あるいは、底板にエラスト
マー材製パッドを被覆することによっても達成すること
ができる。
【0046】衣類200による洗濯液の吸収量が増えた
結果として追加の洗濯液が必要とされる場合は、圧力セ
ンサ206が満足される(圧力センサ206によって洗
濯液量が十分であることが検出される)まで、操作20
5又は208において追加の水を注入することができ
る。図9にループ209によって示されるように、操作
205と208は、最適の洗濯サイクルを実施するため
に予め定められた回数だけ反復することができる。
【0047】必要ならば、洗濯サイクル中洗濯機の作動
を中断し、洗濯機を止めて洗濯液を最適洗濯温度に加熱
するためにヒータ210を付勢することができる。この
操作は、企図する洗濯性能、洗濯液のレベル(液面高
さ)及び最初の充填水の温度等に応じて随意選択として
行うことができ、溜め72内に十分な量の洗濯液が存在
するときは洗濯サイクル又はすすぎサイクルのどの時点
においても実施することができる。
【0048】更に、操作208において、洗濯槽に漂白
剤を添加することもできる。漂白剤は、操作208の後
半部分において好ましくは図示の漂白剤ディスペンサ5
0のような漂白剤ディスペンサを通して洗濯機に所要量
添加することができる。この添加は、漂白剤を洗濯槽へ
噴射させるために追加の水をディスペンサを通して洗濯
槽へ供給することによって所望の時点で実施することが
でき、漂白剤は洗濯液と混合し、洗濯液の再循環によっ
て衣類上へスプレーされる。
【0049】洗濯サイクルの終了時には、操作212に
示されるように、洗濯バスケットを高速スピン回転で駆
動し、衣類から抽出された洗濯液を2方向切換弁76を
作動させることによって溜め72からドレン管77へ差
向けて排出する。この操作は、竪軸型洗濯機のための慣
用の高速脱水(抽出)工程と同様である。この操作の
後、操作214において底板80を章動運動させ、それ
によって衣類を捌いてふっくらふくらませ、すすぎサイ
クルのための準備を整える。
【0050】本発明の洗濯機20の好ましい実施例のた
めのすすぎサイクルは、図10に示されている。操作2
16において、槽34に水を注入する。操作218にお
いて、底板80の章動運動と、衣類に対するすすぎ液
(水)の再循環を開始する。この操作により衣類200
を洗濯サイクルに関連して先に述べたのと同様の態様で
すすぎ液スプレーの下を通して移動させる。更に、充填
弁44,46が、上述したように圧力センサ206に応
答して閉鎖される。
【0051】操作218の後、操作220において洗濯
バスケットを高速スピン回転で駆動し、衣類から抽出さ
れたすすぎ液を2方向切換弁76を作動させることによ
って溜め72からドレン管77へ差向けて排出する。こ
の操作は、竪軸型洗濯機のための慣用の高速脱水工程と
同様である。
【0052】操作216,218及び220は、衣類が
完全にすすがれるように予め定められた回数だけ繰り返
すことができる。更に、反復されるすすぎサイクルのう
ちの1つのサイクル中にすすぎ液に織物柔軟剤を添加す
ることができる。織物柔軟剤は、好ましくは図示の柔軟
剤ディスペンサ52のような柔軟剤ディスペンサを通し
て洗濯機に所要量添加することができる。洗濯槽34へ
のすすぎ液(水)の注入中、すすぎ液が柔軟剤ディスペ
ンサを通して洗濯槽34へ噴射され、そのすすぎ液と一
緒に柔軟剤が洗濯槽へ噴射され、すすぎ液と混合し、す
すぎ液の再循環によって衣類上へスプレーされる。
【0053】この洗濯機のすすぎ作用は、各すすぎサイ
クルにスプレーすすぎ操作を含めることによって更に高
めることができる。スプレーすすぎ操作においては、衣
類を洗濯バスケット36の壁に遠心力によって押しつけ
て保持し、スピン回転する衣類にノズル78によってす
すぎ液を適用するのに十分な速度でバスケット36をス
ピン回転させる。洗濯液の適用は、洗濯液をバスケット
36の壁に押しつけられた衣類に対してスプレーするこ
とによって行われる。このような操作は、本出願人の米
国特許第5,167,722号に詳述されているので、
それを参照されたい。好ましい実施例では、このスプレ
ーすすぎ操作のための洗濯バスケット36のスピン回転
の速度は約400RPMとすることができる。
【0054】最後に、操作222において底板80を章
動運動させ、それによって衣類を捌いてふっくらふくら
ませ、操作者がバスケットから衣類を取り出し易いよう
にする。即ち、操作222は、衣類200を遠心力によ
って押しつけられていたバスケット36の内周面から引
き離し、バスケット内に捌けた状態に置く。従って、洗
濯作業の終了時には、このふくらませ操作の結果とし
て、遠心脱水工程を受けた洗濯済み衣類が従来の洗濯機
におけるように洗濯バスケットの内周面にへばりついた
状態ではなく、バスケット内に捌けた状態に置かれる。
かくして、洗濯サイクルの終了時における洗濯済み衣類
の洗濯バスケットからの取り出しが容易になる。
【0055】図11及び12は、本発明の洗濯機の別の
作動方法を示す。この作動方法は、底板80を章動モー
ド(即ち、回転を伴う動揺運動)で駆動せず、回転を伴
わない動揺だけの運動モード(単純動揺運動モード)で
駆動する場合に適している。衣類を洗濯バスケット36
内で回転移動させるための回転を伴わない、底板80の
単純動揺運動モードにおいては、各衣類がすべて再循環
する洗濯液のスプレーの下を繰り返し移動せしめられる
ように、底板80を動揺させる操作に、バスケット36
をゆっくり回転させる操作を加えることが必要な場合が
ある。バスケット36をゆっくり回転させる操作は、章
動モードでも用いることができる。
【0056】図11において、洗濯機20の作動を開始
する最初の操作224は、慣用の竪軸型洗濯機の場合と
同様に、衣類200を洗濯バスケット36内に装入する
ことである。次に操作226において、図9の操作20
4と同様の態様で、洗濯槽34へ液状又は粉末状の洗剤
と組み合わせて水を注ぐ。洗濯液を槽34内に導入する
と同時に、あるいは導入した後間もなくして、ポンプ3
8を付勢することによって洗濯液を溜め72から再循環
導管74及びノズル78を通して衣類200の上に吹き
付ける再循環操作を開始することができる。この初期再
循環操作中、洗濯バスケット36を20RPM程度の低
速でスピン回転させ、その低速スピン回転により、装入
衣類200全体をスプレーノズル78から噴射される洗
濯液の下を繰り返し巡回させ、すべての衣類を完全に濡
らす。
【0057】衣類200に向けての洗濯液の再循環操作
が開始された後、図9の作動方法の場合と同様に、溜め
72内に配置された圧力検出手段73に応答して冷水及
び温水水充填弁44,46が閉鎖される。
【0058】操作228において、水充填弁44,46
を不作動にし(閉鎖し)、洗濯バスケットを静止状態に
保持して、底板を動揺させる。この操作では、衣類は、
完全に濡らされるが、洗濯液中に浸漬されない。衣類
は、底板の動揺運動を受けて衣類の一点一点が順次に昇
降を繰り返し、全体的に揺さぶられ、撓まされ、移動せ
しめられるのに必要な機械的エネルギーの入力を受け
て、優れた汚れ除去作用を受ける。
【0059】所定の時間経過後、底板の動揺運動を停止
し、操作230として示されるように、洗濯液をノズル
78を通して衣類200の上に吹き付ける再循環操作を
開始するとともに、洗濯バスケット36の低速スピン回
転を再度開始する。衣類200による洗濯液の吸収量が
増えた結果として追加の洗濯液が必要とされる場合は、
圧力センサ206が満足される(圧力センサによって洗
濯液量が十分であることが検出される)まで、追加の水
を注入することができる。操作230の後、操作232
として示されるように、底板を再度動揺運動モードで駆
動することができる。図11にループ234によって示
されるように、操作230と232は、衣類200の完
全な湿潤を達成するために任意の予め定められた回数だ
け反復することができる。
【0060】洗濯サイクル中、溜め72が十分な量の洗
濯液で満たされている任意の時点で、洗濯機を止めて洗
濯液を最適洗濯温度に加熱するためにヒータ210を付
勢することができる。この操作は、企図する洗濯性能、
洗濯液のレベル(液面高さ)及び最初の充填水の温度等
に応じて随意選択として行うことができ、溜め72が十
分な量の洗濯液を有している洗濯サイクル又はすすぎサ
イクルのどの時点においても実施することができる。
【0061】操作235において、図9の実施例の操作
205に関連して説明したように、洗濯機を高性能スプ
レー洗濯モードで作動させる。この高速スピン回転中バ
スケット36にバランス喪失状態が検出された場合、ス
ピン回転サイクルを中断し、不均衡状態を修正するため
に衣類をバスケット36内に再分配するように底板80
を「動揺」させることができる。底板80の動揺運動に
よる衣類のこの再分配は、上述した高性能スプレー洗濯
工程中に行うこともでき、あるいは、バスケット36の
どの高速スピン回転工程中にでも行うことができる。
【0062】操作236において、洗濯液を衣類200
に対して再循環させながら、洗濯バスケット36(及び
その中の衣類)を低速でスピン回転させる。次に、操作
238において、洗濯バスケット36を固定状態に保持
したまま、底板80を動揺させ、洗濯液を衣類200に
対して再循環させる。操作240において、洗濯液の再
循環を停止し、底板80を動揺させる。上記の操作23
5,236,238及び240をループ242で示され
るように予め定められた回数だけ繰り返すことができ
る。
【0063】洗濯サイクルの終了時には、操作244に
示されるように、洗濯バスケットを高速スピン回転で駆
動し、衣類から抽出された洗濯液を2方向切換弁76を
作動させることによって溜め72からドレン管77へ差
向けて排出する。この操作は、竪軸型洗濯機のための慣
用の高速脱水(抽出)工程と同様である。この操作の
後、操作246において底板80を章動運動させ、それ
によって衣類を捌いてふっくらふくらませ、すすぎサイ
クルのための準備を整える。
【0064】本発明の洗濯機20の別の実施例のための
すすぎサイクルは、図12に示されている。操作248
において、槽34に水を注入する。操作250におい
て、衣類に対するすすぎ液(水)の再循環を開始すると
ともに、洗濯バスケットの低速スピン回転を開始する。
この操作により、衣類200をすすぎ液スプレーの下を
通して移動させる。更に、充填弁44,46が、上述し
たように圧力センサ206に応答して閉鎖される。
【0065】操作252において、充填弁44,46を
不作動にし、洗濯バスケットを静止状態に保持して、衣
類に対するすすぎ液(水)の再循環を継続したまま、底
板80を「動揺」させる。次に、操作254においてす
すぎ液の再循環を停止し、底板80の「動揺」を継続す
る。操作252においても、操作254においても、衣
類200は完全に濡らされるが、すすぎ液中に浸漬され
ない。衣類は底板80の比較的激しい動揺運動を受け、
衣類の一点一点が順次に昇降を繰り返し、全体的に揺さ
ぶられて十分なすすぎ作用を受ける。
【0066】操作256において、再び、衣類に対する
すすぎ液の再循環を開始するとともに、洗濯バスケット
の低速スピン回転を開始し、衣類を低速スピン回転にか
ける。操作256の後、操作258において洗濯バスケ
ットを高速スピン回転で駆動し、衣類から抽出されたす
すぎ液を2方向切換76を作動させることによって溜め
72からドレン管77へ差向けて排出する。
【0067】操作250,252,254,256及び
258は、衣類が完全にすすがれるように予め定められ
た回数だけ繰り返すことができる。更に、先の実施例に
関連して述べたように、反復されるすすぎサイクルのう
ちの1つのサイクル中にすすぎ液に織物柔軟剤を添加す
ることができる。又、先の実施例に関連して述べたよう
に、この洗濯機のすすぎ作用もやはり、各すすぎサイク
ルにスプレーすすぎ操作を含めることによって更に高め
ることができる。
【0068】最後に、操作260において底板80を動
揺させ、それによって衣類を捌いてふっくらふくらま
せ、操作者がバスケットから衣類を取り出し易いように
する。操作260は、先の実施例に関連して述べたよう
に、衣類200を遠心力によって押しつけられていたバ
スケット36の内周面から引き離し、バスケット内に捌
けた状態に置く。従って、洗濯作業の終了時には、この
ふくらませ操作の結果として、遠心脱水工程を受けた洗
濯済み衣類が従来の洗濯機におけるように洗濯バスケッ
トの内周面にへばりついた状態ではなく、バスケット内
に捌けた状態に置かれる。かくして、洗濯サイクルの終
了時における洗濯済み衣類の洗濯バスケットからの取り
出しが容易になる。
【0069】
【発明の効果】以上の説明から分かるように、本発明
は、極めて効率的で、高性能の自動洗濯機を提供する。
特に、底板の動揺運動を介して衣類に付与される機械的
エネルギーは、水中外洗濯法に組み合わせて使用するの
に適している。更に、底板を駆動するための制御回転歯
車機構は、底板に、洗濯バスケットに対して相対的な動
揺運動並びに低速回転運動を含む極めて望ましい運動を
付与することができる。
【0070】以上、本発明を実施例に関連して説明した
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。例えば、洗濯サイクル及びすすぎサイクル
中、洗濯バスケット内の衣類が洗濯液又はすすぎ液中に
半ば又は完全に浸漬されるように洗濯液又はすすぎ液の
レベルを制御することができる。このような変型例の場
合には、有利な水節約の利点が若干失われるが、それで
も、底板の運動は、衣類を効率的に洗濯するという優れ
た効果を発揮する。
【0071】更に、底板を駆動するための機構について
も、いろいろな異なる機構を用いることができる。例え
ば、上述した動揺運動歯車106とベース歯車96と
は、互いに噛合する歯車歯によってではなく、摩擦によ
って係合するように構成してもよい。その場合、動揺運
動歯車106は単なる動揺運動プレートとし、ベース歯
車96は単なるとベースプレートとして、互いに摩擦係
合させ、底板80の回転を制御するように構成する。
又、制御回転用歯車機構の動揺運動歯車106の歯車歯
をゴム状表面を有するベースプレートに係合させるよう
にしてもよく、反対に、ベース歯車96の歯車歯をゴム
状表面を有する動揺運動プレートに係合させるようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の自動洗濯機の透視図であり、
内部の部品を示すために一部切除されている。
【図2】図2は、図1の洗濯機の一部断面による側面図
である。
【図3】図3は、図2の線III −III に沿ってみた断面
図である。
【図4】図4は、図3の線IV−IVに沿ってみた断面図で
ある。
【図5】図5は、図2の洗濯機の洗濯バスケット、底
板、及びそれに関連する駆動手段の一部の詳細断面図で
ある。
【図6】図6は、図2の洗濯機の洗濯バスケット、底
板、及びそれに関連する駆動手段の変型例の一部の詳細
断面図である。
【図7】図7は、図5の線VII −VII に沿ってみた断面
図である。
【図8】図8は、本発明に関連する流体導管及び弁の概
略説明図である。
【図9】図9は、図1〜4の自動洗濯機の洗濯サイクル
の各操作のフローチャートである。
【図10】図10は、図1〜4の自動洗濯機のすすぎサ
イクルの各操作のフローチャートである。
【図11】図11は、図1〜4の自動洗濯機の変型洗濯
サイクルの各操作のフローチャートである。
【図12】図12は、図1〜4の自動洗濯機の変型すす
ぎサイクルの各操作のフローチャートである。
【符号の説明】
20:自動洗濯機 25:キャビネット 28:コンソール 34:無孔洗濯槽 36:有孔洗濯バスケット 40,42:水導入管 44,46:水充填弁 50,52,54:洗濯添加剤ディスペンサ 72:溜め 73:圧力検出手段 74:再循環導管 76:2方向切換弁 77:ドレン管 78:スプレーノズル 80:底板 82:環状ボウル部材 82a:円錐形の下向き延長部材 82b:最下点 82c:折り返し唇部 84:中央ドーム部材 86:リブ 90:スピン回転管 92:駆動軸(攪拌軸) 94:ブレーキ機構 95:制御回転用歯車機構 96:ベース歯車 97:駆動ブロック 100:モータ 102:伝動機 104:波形ばね 106:動揺運動歯車 108:中心軸受 112:内側リング 114:外側リング 118、120:半径方向の歯車歯 121:駆動ブロック 126:動揺プレート 128:動揺運動ばね 130:ソケット部材 132:球 142:ウオーム歯車 146:主駆動歯車 147:偏心部材 148:副軸 150:駆動歯車 156:ハブ歯車 158:駆動ハブ 166,168:カム(カラー) 176:スピン回転用歯車 180:スピン回転カラー 184:遅延手段 206:圧力センサ 214:ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェラルド・エル・クレッチマン アメリカ合衆国ミシガン州セントジョゼ フ、サークル・ドライブ3364 (72)発明者 クルト・ウェルナー アメリカ合衆国ミシガン州セントジョゼ フ、ウィシング・レイン3059 (72)発明者 ジェイムズ・ダブリュー・タイタス アメリカ合衆国ミシガン州コロマ、ジル・ アン・ドライブ5571 (72)発明者 マーク・シー・セルマー アメリカ合衆国ミシガン州セントジョゼ フ、ウィンザー3003

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽と、該洗濯槽内に回転自在に配設
    された洗濯バスケットと、該洗濯バスケットを回転する
    ために洗濯バスケットに駆動連結されたモータと、該洗
    濯バスケットの下方部分内に配設されており、該洗濯バ
    スケット内で章動運動し得るように前記モータに駆動連
    結された底板を有する竪軸型洗濯機でのすすぎ方法であ
    って、 (1) すすぎ液を前記洗濯槽内へ供給し、 (2) 該衣類を攪拌するとともに、該衣類を前記洗濯バス
    ケット内で回転させるために前記底板を章動運動させ、 (3) 上記操作(2) と併行して、該章動運動する衣類上へ
    再循環すすぎ液のスプレーを噴射し、 (4) 該すすぎ液を前記洗濯槽から排出することから成る
    すすぎ方法。
  2. 【請求項2】 すすぎ液を洗濯槽から排出する前記排出
    操作中前記衣類に1Gより高い遠心力を及ぼすのに十分
    な速度で前記洗濯バスケットをスピン回転させる操作を
    含むことを特徴とする請求項1に記載のすすぎ方法。
  3. 【請求項3】 前記衣類に1Gより低い遠心力を及ぼす
    のに十分な速度で前記洗濯バスケットをスピン回転させ
    ながら、該スピン回転する衣類上へ再循環すすぎ液のス
    プレーを噴射する操作を含むことを特徴とする請求項1
    に記載のすすぎ方法。
  4. 【請求項4】 すすぎ液の前記排出操作の後、前記衣類
    をふっくらふくらませるために前記底板を章動運動させ
    る操作を含むことを特徴とする請求項1に記載のすすぎ
    方法。
  5. 【請求項5】 底板を章動運動させる前記操作は、該底
    板を2〜6RPMの速度で回転させることを含むことを
    特徴とする請求項1に記載のすすぎ方法。
  6. 【請求項6】 すすぎ液を衣類に向けて再循環する前に
    すすぎ液を前記洗濯槽内へ供給し、底板の前記章動運動
    中該洗濯槽内のすすぎ液のレベルが該底板より下に位置
    するように該洗濯槽へ供給されるすすぎ液の量を制御す
    る操作を含むことを特徴とする請求項1に記載のすすぎ
    方法。
  7. 【請求項7】 前記供給されるすすぎ液と共に前記洗濯
    槽へ所定量の織物柔軟剤を添加することを特徴とする請
    求項6に記載のすすぎ方法。
  8. 【請求項8】 衣類を前記洗濯バスケットの周壁にへば
    りついた状態に保持するのに十分な速度で該洗濯バスケ
    ット及び衣類を回転させながら、再循環すすぎ液のスプ
    レーを該回転する衣類上へ噴射することを特徴とする請
    求項1に記載のすすぎ方法。
  9. 【請求項9】 洗濯槽と、該洗濯槽内に回転自在に配設
    された洗濯バスケットと、該洗濯バスケットを回転する
    ために洗濯バスケットに駆動連結されたモータと、該洗
    濯バスケットの下方部分内に配設されており、該洗濯バ
    スケット内で旋回運動状に動揺運動し得るように前記モ
    ータに駆動連結された底板を有する竪軸型洗濯機でのす
    すぎ方法であって、 (1) すすぎ液を前記洗濯槽内へ供給し、 (2) 該衣類に1Gより小さい遠心力を及ぼすような速度
    で前記洗濯バスケットをスピン回転させ、 (3) 該スピン回転する衣類上へ再循還洗濯液のスプレー
    を噴射し、 (4) 次いで、すすぎ液を衣類にスプレーしながら、該衣
    類を攪拌するために前記底板を動揺させ、 (5) 前記操作(2) 、(3) 及び(4) を所定回数だけ反復
    し、 (6) 前記洗濯槽からすすぎを排出することから成るすす
    ぎ方法。
  10. 【請求項10】 洗濯槽からすすぎ液を排出する前記排
    出操作の後、衣類をふっくらふくらませるために前記底
    板を動揺させる操作を含むことを特徴とする請求項9に
    記載のすすぎ方法。
  11. 【請求項11】 衣類に1Gより小さい遠心力を及ぼす
    ような速度で洗濯バスケットをスピン回転させる前記操
    作は、洗濯バスケットを約30RPMの速度で回転させ
    ることから成ることを特徴とする請求項9に記載のすす
    ぎ方法。
  12. 【請求項12】 すすぎ液のスプレーを前記スピン回転
    する衣類に向けて噴射し、すすぎ液をドレン管へ排出
    し、次いで、再循環するすすぎ液のスプレーを該スピン
    回転する衣類に向けて噴射する操作を含むことを特徴と
    する請求項9に記載のすすぎ方法。
  13. 【請求項13】 前記操作(4) は、再循環するすすぎ液
    のスプレーを前記攪拌される衣類に向けて噴射する操作
    を含むことを特徴とする請求項12に記載のすすぎ方
    法。
  14. 【請求項14】 すすぎ液を衣類に向けて再循環する前
    にすすぎ液を前記洗濯槽内へ供給し、底板の前記動揺運
    動中該洗濯槽内のすすぎ液のレベルが該底板より下に位
    置するように該洗濯槽へ供給されるすすぎ液の量を制御
    する操作を含むことを特徴とする請求項9に記載のすす
    ぎ方法。
  15. 【請求項15】 前記供給されるすすぎ液と共に前記洗
    濯槽へ所定量の織物柔軟剤を添加することを特徴とする
    請求項14に記載のすすぎ方法。
  16. 【請求項16】 衣類を前記洗濯バスケットの周壁に押
    しつけられた状態に保持するのに十分な速度で該洗濯バ
    スケット及び衣類を回転させながら、該スピン回転する
    衣類上へ再循環すすぎ液のスプレーを噴射することを特
    徴とする請求項9に記載のすすぎ方法。
  17. 【請求項17】 再循環すすぎ液のスプレーを前記衣類
    に噴射しながら、該衣類を攪拌するために前記底板を動
    揺させる操作を含むことを特徴とする請求項9に記載の
    すすぎ方法。
  18. 【請求項18】 洗濯槽と、該洗濯槽内に回転自在に配
    設された洗濯バスケットと、該洗濯バスケットを回転す
    るために洗濯バスケットに駆動連結されたモータと、該
    洗濯バスケットの下方部分内に配設されており、該洗濯
    バスケット内で章動運動し得るように前記モータに駆動
    連結された底板を有する竪軸型洗濯機でのすすぎ方法で
    あって、 (1) すすぎ液を前記洗濯槽内へ供給し、 (2) 衣類を前記洗濯バスケットの周壁に押しつけた状態
    に保持するのに十分な速度で該洗濯バスケット及び衣類
    を回転させながら、 (3) すすぎ洗濯液のスプレーを該回転する衣類上へ噴射
    し、 (4) 衣類を攪拌するとともに、衣類を前記洗濯バスケッ
    ト内で回転させるために前記底板を章動運動させ、 (5) 再循環洗濯液のスプレーを該章動運動する衣類上へ
    噴射し、 (6) 前記操作(2) 、(3) 、(4) 及び(5) を所定回数だけ
    反復し、 (7) 前記洗濯槽からすすぎ液を排出することから成るす
    すぎ方法。
  19. 【請求項19】 すすぎ液を衣類に向けて再循環する前
    にすすぎ液を前記洗濯槽内へ供給し、底板の前記章動運
    動中該洗濯槽内のすすぎ液のレベルが該底板より下に位
    置するように該洗濯槽へ供給されるすすぎ液の量を制御
    する操作を含むことを特徴とする請求項18に記載のす
    すぎ方法。
  20. 【請求項20】 前記操作(3) は、すすぎ液のスプレー
    を前記回転する衣類に向けて噴射し、すすぎ液をドレン
    管へ排出し、次いで、再循環するすすぎ液のスプレーを
    該回転する衣類に向けて噴射する操作を含むことを特徴
    とする請求項18に記載のすすぎ方法。
  21. 【請求項21】 前記衣類に1Gより小さい遠心力を及
    ぼすような速度で前記洗濯バスケットをスピン回転させ
    ながら、該スピン回転する衣類上へ再循環すすぎ液のス
    プレーを噴射する操作を含むことを特徴とする請求項1
    8に記載のすすぎ方法。
  22. 【請求項22】 すすぎ液を排出する前記操作の後に、
    前記衣類をふっくらふくらませるために前記底板を章動
    運動させる操作を含むことを特徴とする請求項18に記
    載のすすぎ方法。
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