JPH08381U - 電動機の固定子鉄心 - Google Patents
電動機の固定子鉄心Info
- Publication number
- JPH08381U JPH08381U JP544691U JP544691U JPH08381U JP H08381 U JPH08381 U JP H08381U JP 544691 U JP544691 U JP 544691U JP 544691 U JP544691 U JP 544691U JP H08381 U JPH08381 U JP H08381U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- thin steel
- laminated iron
- laminated
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 リング状の薄板鋼板1の一方の面部から内径
13と同心円状の突起部2を形成し、その突起部2の形
成に応じて生成される凹部3を他方の面部に形成する。
その薄板鋼板1を複数個重ね、それぞれの突起部2と凹
部3とを嵌合させて積層鉄心4を形成する。したがっ
て、積層鉄心4の両端面には突起部2と凹部3とによっ
て積層鉄心4の内径13と同心円状のインロー部5、6
が形成される。このインロー部5、6に嵌合する嵌合部
71、81をブラケット7、8に設け、積層鉄心4の両
端にブラケット7、8を固定するものである。 【効果】 積層鉄心のインロー部が内径と同心円状に形
成されるので、位置決め用の複数の突起部等を加工する
必要がなく、ブラケットの嵌合部も円形に加工するだけ
でよくなるので加工が簡単になる。また、薄板鋼板にリ
ング状の突起部を加工すればよいので、加工のためのプ
レス型の構造も簡単になる。
13と同心円状の突起部2を形成し、その突起部2の形
成に応じて生成される凹部3を他方の面部に形成する。
その薄板鋼板1を複数個重ね、それぞれの突起部2と凹
部3とを嵌合させて積層鉄心4を形成する。したがっ
て、積層鉄心4の両端面には突起部2と凹部3とによっ
て積層鉄心4の内径13と同心円状のインロー部5、6
が形成される。このインロー部5、6に嵌合する嵌合部
71、81をブラケット7、8に設け、積層鉄心4の両
端にブラケット7、8を固定するものである。 【効果】 積層鉄心のインロー部が内径と同心円状に形
成されるので、位置決め用の複数の突起部等を加工する
必要がなく、ブラケットの嵌合部も円形に加工するだけ
でよくなるので加工が簡単になる。また、薄板鋼板にリ
ング状の突起部を加工すればよいので、加工のためのプ
レス型の構造も簡単になる。
Description
【0001】
本考案は、電動機の薄板鋼板を積層した固定子鉄心に関する。
【0002】
従来、電動機の固定子鉄心は、リング状の薄板鋼板に一方の面部から突出して 形成された複数個の結合用突起と、これら結合用突起の生成に応じて他方の面部 に形成された結合用凹部とを設け、この薄板鋼板の結合用突起と結合用凹部とを 嵌合させて、複数の薄板鋼板を積層して積層鉄心を形成してある。その積層鉄心 の両端面には前記結合用突起または結合用凹部に嵌合する位置決め部を有するリ ング状のブラケットを当て、積層鉄心とブラケットとを固定して固定子鉄心を形 成するものが開示されている(例えば実開昭63−88048号公報)。
【0003】
ところが、上記構成では、薄板鋼板に複数個の結合用突起部を形成するための 複雑なプレス型を必要とし、ブラケットに薄板鋼板に設けた結合用突起または結 合用凹部に嵌合する位置決め部を加工する特殊加工が必要であるため、加工工数 や設備費用が多くかかるなどの欠点があった。 本考案は、加工工数や設備費用を軽減できる固定子鉄心を提供することを目的 とするものである。
【0004】
本考案は、一方の面部に設けた突起部と、前記突起部の生成に応じて他方の面 部に形成された凹部とを設けたリング状の薄板鋼板を複数個備え、互いに前記突 起部と凹部とを嵌合させて積層鉄心を形成し、前記積層鉄心の両端面にブラケッ トを設けた電動機の固定子鉄心において、前記突起部および凹部を積層鉄心の内 径と同心円状に形成して前記複数の薄板鋼板を積層し、前記積層鉄心の両端面に 前記突起部または凹部によりインロー部を形成し、前記インロー部に嵌合する嵌 合部をブラケットに設けたものである。
【0005】
積層鉄心のインロー部を同心円状に形成するようにしてあるので、薄板鋼板に 突起部を形成するプレス型も円形のポンチとダイスの組み合わせの簡単な構造に することができる。 また、ブラケットの位置決めをする嵌合部も旋盤等の汎用工作機械により同心 円状に簡単に加工することができる。
【0006】
本考案を図に示す実施例について説明する。 図1は本考案の実施例を示す側断面図、図2は図1に示す−断面に沿う正 断面図で、リング状の薄板鋼板1の外周11に近い部分をコイル装着用のスロッ ト12が開口する内径13と同心円状に一方の面部からプレス等によって押し出 して、他方の面部にリング状の突起部2を形成する。
【0007】 突起部2の生成に応じて一方の面部に同心円板状の凹部3を形成し、複数の薄 板鋼板1の突起部2と凹部3とを嵌合させて積層し、積層鉄心4を形成してある 。 積層鉄心4の両方の端面41、42には同心円状の突起部2と凹部3によって インロー部5、6が形成され、ブラケット7、8にそれぞれ同心円状に加工され た嵌合部71、81がインロー部5、6に嵌合し、積層鉄心4の両端面にブラケ ット7、8が固定される。
【0008】 なお、薄板鋼板にけい素を比較的多く含ませて電気抵抗率を高めたけい素鋼板 を使用することにより、渦電流の発生を低く抑えて薄板鋼板の厚さを大きくし、 突起部および凹部の高さを高くしてブラケットの嵌合部を嵌合し易くするように してもよい。
【0009】 したがって、積層鉄心のインロー部を同心円状に形成するようにしてあるので 、薄板鋼板に突起部を形成するプレス型も、複数個の結合用突起部を形成するた めの複雑なプレス型を必要とせず、円形のポンチとダイスの組み合わせの簡単な 構造になる。 また、ブラケットの位置決めをする嵌合部も、特殊な加工を必要とせず、旋盤 等の汎用工作機械により同心円状に簡単に加工することができる。
【0010】
以上述べたように、本考案によれば、薄板鋼板を加工するプレス型が簡単にな ると共に、積層鉄心の両端面に固定するブラケットの位置決め用の嵌合部が汎用 機械により容易に加工できるので、加工工数や設備費用を大きく軽減することが できるなどの効果がある。
【図1】本考案の実施例を示す側断面図である。
【図2】図1に示す−断面に沿う正断面図である。
1 薄板鋼板 11 外周 12 スロット 13 内径 2 突起部 3 凹部 4 積層鉄心 41、42 端面 5、6 インロー部 7、8 ブラケット 71、81 嵌合部
Claims (1)
- 【請求項1】 一方の面部に設けた突起部と前記突起部
の生成に応じて他方の面部に形成された凹部とを設けた
リング状の薄板鋼板を複数個備え、互いに前記突起部と
凹部とを嵌合させて積層鉄心を形成し、前記積層鉄心の
両端面にブラケットを設けた電動機の固定子鉄心におい
て、前記突起部および凹部を積層鉄心の内径と同心円状
に形成して前記複数の薄板鋼板を積層し、前記積層鉄心
の両端面に前記突起部または凹部によりインロー部を形
成し、前記インロー部に嵌合する嵌合部をブラケットに
設けたことを特徴とする電動機の固定子鉄心。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP544691U JPH08381U (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 電動機の固定子鉄心 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP544691U JPH08381U (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 電動機の固定子鉄心 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08381U true JPH08381U (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=11611437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP544691U Pending JPH08381U (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 電動機の固定子鉄心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08381U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101017852B1 (ko) * | 2002-09-30 | 2011-03-04 | 로베르트 보쉬 게엠베하 | 전기 기계용 고정자 |
CN110350677A (zh) * | 2018-04-04 | 2019-10-18 | 长鹰信质科技股份有限公司 | 一种端面具有压痕的定子铁芯及其制造方法 |
-
1991
- 1991-01-18 JP JP544691U patent/JPH08381U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101017852B1 (ko) * | 2002-09-30 | 2011-03-04 | 로베르트 보쉬 게엠베하 | 전기 기계용 고정자 |
CN110350677A (zh) * | 2018-04-04 | 2019-10-18 | 长鹰信质科技股份有限公司 | 一种端面具有压痕的定子铁芯及其制造方法 |
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