JPH04265643A - ケ−シングレス回転電機におけるリブ付ステ−タコアの製作方法 - Google Patents
ケ−シングレス回転電機におけるリブ付ステ−タコアの製作方法Info
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- JPH04265643A JPH04265643A JP4610991A JP4610991A JPH04265643A JP H04265643 A JPH04265643 A JP H04265643A JP 4610991 A JP4610991 A JP 4610991A JP 4610991 A JP4610991 A JP 4610991A JP H04265643 A JPH04265643 A JP H04265643A
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- JP
- Japan
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- stator core
- core
- periphery
- rib
- stator
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 11
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 15
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 239000011295 pitch Substances 0.000 abstract 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 8
- 239000002966 varnish Substances 0.000 description 8
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 4
- 238000005470 impregnation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外周部に冷却用のリブ
が形成されているケ−シングレス回転電機のリブ付ステ
−タコアにおいて、このリブを機械加工により形成する
ことを特徴とするリブ付ステ−タコアの製作方法に関す
るものである。
が形成されているケ−シングレス回転電機のリブ付ステ
−タコアにおいて、このリブを機械加工により形成する
ことを特徴とするリブ付ステ−タコアの製作方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最初に、図5を参照にして、リブ付ステ
−タコアを備えた従来のケ−シングレス回転電機の概略
について説明する。ステ−タコア31は、直径の異なる
二種類のコア薄板を製作して、各コア薄板を所定枚数だ
け積層して二種類のコア薄板積層体32a,32bを形
成し、このコア薄板積層体32a,32bを交互に積み
重ねて一体に連結したものであり、これにより外周部に
冷却用のリブ33が形成される。ステ−タコア31の内
部に設けられたスロット34にステ−タコイル35が収
納されている。ケ−シングレス回転電機におけるステ−
タコア31は、ロ−タ(図示せず)の回転により磁気回
路を形成する本来の機能に加えて、両側にブラケット3
6を取付けるための構造部材としての機能も有している
。一対のブラケット36は、連結ボルト37によってス
テ−タコア31に取付けられ、回転電機の回転軸は軸受
(いずれも図示せず)を介して前記ブラケット36に支
持される。このため、ステ−タコア31が露出していて
、しかもその外周部に冷却用のリブ33が形成されてい
るため、その外周面の表面積が大きくなって、冷却効果
が高い構造となる。なお、図5において38は、回転電
機の回転軸の軸心を示す。
−タコアを備えた従来のケ−シングレス回転電機の概略
について説明する。ステ−タコア31は、直径の異なる
二種類のコア薄板を製作して、各コア薄板を所定枚数だ
け積層して二種類のコア薄板積層体32a,32bを形
成し、このコア薄板積層体32a,32bを交互に積み
重ねて一体に連結したものであり、これにより外周部に
冷却用のリブ33が形成される。ステ−タコア31の内
部に設けられたスロット34にステ−タコイル35が収
納されている。ケ−シングレス回転電機におけるステ−
タコア31は、ロ−タ(図示せず)の回転により磁気回
路を形成する本来の機能に加えて、両側にブラケット3
6を取付けるための構造部材としての機能も有している
。一対のブラケット36は、連結ボルト37によってス
テ−タコア31に取付けられ、回転電機の回転軸は軸受
(いずれも図示せず)を介して前記ブラケット36に支
持される。このため、ステ−タコア31が露出していて
、しかもその外周部に冷却用のリブ33が形成されてい
るため、その外周面の表面積が大きくなって、冷却効果
が高い構造となる。なお、図5において38は、回転電
機の回転軸の軸心を示す。
【0003】ところが、従来のリブ付ステ−タコア31
の製作には、直径の異なる二種類のコア薄板を要する。 よって、二種類の打抜き型を必要とするのみならず、打
抜き工程も別々となるために、コストが嵩むと共に、コ
ア薄板の管理も面倒となる問題があった。
の製作には、直径の異なる二種類のコア薄板を要する。 よって、二種類の打抜き型を必要とするのみならず、打
抜き工程も別々となるために、コストが嵩むと共に、コ
ア薄板の管理も面倒となる問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、一種
類のコア薄板によって、外周部に冷却用のリブを有する
ステ−タコアの製作を可能にすることである。
類のコア薄板によって、外周部に冷却用のリブを有する
ステ−タコアの製作を可能にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の採用した手段は、内周部に多数のスロットを
有する同一形状の多数枚のコア薄板を積層してステ−タ
コアを形成し、このステ−タコアの外周部に機械加工に
より溝を設けて冷却用のリブを形成するようにしたこと
である。
に本発明の採用した手段は、内周部に多数のスロットを
有する同一形状の多数枚のコア薄板を積層してステ−タ
コアを形成し、このステ−タコアの外周部に機械加工に
より溝を設けて冷却用のリブを形成するようにしたこと
である。
【0006】
【実施例】図1に示されるように、コア薄板1は、打抜
き型を用いてけい素鋼板を打抜成形したものであって、
中心部に設けられた中空部2に開口して多数のスロット
3が円周方向に沿って等間隔で設けられている。図2に
示されるように、このコア薄板1を多数枚積層して、両
端面に端板(図示せず)を当てて強く締めつけてステ−
タコアCを形成する。そして、このステ−タコアCの外
周部を機械加工して多数の環状溝4を所定のピッチをお
いて形成すると、ステ−タコアCの外周部に多数の環状
のリブ5が形成される(図3)。その後に、ステ−タコ
アCのスロット3にステ−タコイル6を挿入して、ステ
−タコアC及びステ−タコイル6をワニス含浸処理する
と、外周部に多数の冷却用のリブ5が設けられたステ−
タSが製作される(図4)。
き型を用いてけい素鋼板を打抜成形したものであって、
中心部に設けられた中空部2に開口して多数のスロット
3が円周方向に沿って等間隔で設けられている。図2に
示されるように、このコア薄板1を多数枚積層して、両
端面に端板(図示せず)を当てて強く締めつけてステ−
タコアCを形成する。そして、このステ−タコアCの外
周部を機械加工して多数の環状溝4を所定のピッチをお
いて形成すると、ステ−タコアCの外周部に多数の環状
のリブ5が形成される(図3)。その後に、ステ−タコ
アCのスロット3にステ−タコイル6を挿入して、ステ
−タコアC及びステ−タコイル6をワニス含浸処理する
と、外周部に多数の冷却用のリブ5が設けられたステ−
タSが製作される(図4)。
【0007】上記したステ−タSの製作工程において、
ステ−タコアCの外周部に機械加工して多数の環状溝4
を形成する前に、そのスロット3にステ−タコイル6を
挿入して、ステ−タコアCとステ−タコイル6とをワニ
ス含浸処理し、その後にステ−タコアCの外周部に機械
加工により多数の環状溝4を形成して、その外周部に多
数のリブ5を設けてもよく、このようにワニス含浸処理
後に溝部を機械加工する方法は、以下のような利点があ
る。即ち、溝部を機械加工した後にワニス含浸処理を行
うと、溝部にワニスが付着して、これを除去することが
必要であるが、上記方法によると、この溝部に付着した
ワニスの除去作業が不要となる。また、ステ−タコアの
両端面は、ブラケットを取付ける取付け面となるために
、一定の精度が必要であり、溝加工した後にワニスの含
浸処理を行うと、この含浸処理後において、上記取付け
面を機械加工する必要がある(換言すれば、断続した2
工程において機械加工が必要となる)が、上記方法によ
ると、ワニス含浸処理後に行う溝部の機械加工と同時に
上記取付け面を機械加工できて、機械加工が一回で済む
。
ステ−タコアCの外周部に機械加工して多数の環状溝4
を形成する前に、そのスロット3にステ−タコイル6を
挿入して、ステ−タコアCとステ−タコイル6とをワニ
ス含浸処理し、その後にステ−タコアCの外周部に機械
加工により多数の環状溝4を形成して、その外周部に多
数のリブ5を設けてもよく、このようにワニス含浸処理
後に溝部を機械加工する方法は、以下のような利点があ
る。即ち、溝部を機械加工した後にワニス含浸処理を行
うと、溝部にワニスが付着して、これを除去することが
必要であるが、上記方法によると、この溝部に付着した
ワニスの除去作業が不要となる。また、ステ−タコアの
両端面は、ブラケットを取付ける取付け面となるために
、一定の精度が必要であり、溝加工した後にワニスの含
浸処理を行うと、この含浸処理後において、上記取付け
面を機械加工する必要がある(換言すれば、断続した2
工程において機械加工が必要となる)が、上記方法によ
ると、ワニス含浸処理後に行う溝部の機械加工と同時に
上記取付け面を機械加工できて、機械加工が一回で済む
。
【0008】また、機械加工によりステ−タコアCの外
周部に溝を形成するので、環状溝4を形成する場合にお
いて、上記したようにその断面形状が方形状のみならず
、台形状に形成したり、或いは溝全体の形状をらせん状
などの機械加工可能な範囲で、溝の断面形状、及び溝自
体の形状を種々形成できる。
周部に溝を形成するので、環状溝4を形成する場合にお
いて、上記したようにその断面形状が方形状のみならず
、台形状に形成したり、或いは溝全体の形状をらせん状
などの機械加工可能な範囲で、溝の断面形状、及び溝自
体の形状を種々形成できる。
【0009】
【発明の効果】本発明は、内周部に多数のスロットを有
する同一形状の多数枚のコア薄板を積層してステ−タコ
アを形成し、このステ−タコアの外周部に機械加工によ
り溝を設けて冷却用のリブを形成するので、一種類のコ
ア薄板によって、冷却用のリブを外周部に有するステ−
タコアを製作できる。このため、コア薄板を成形するた
めの型が一種類で済むと同時に、コア薄板の管理も容易
となる。また、ステ−タコアは一種類のコア薄板により
形成されるので、従来のように二種類のコア薄板を数枚
ずつ積み重ねたものを交互に積層する必要がなくなって
、ステ−タコアの製作時間が半減する。更に、同一形状
の多数枚のコア薄板を積層したステ−タコアの外周部に
機械加工によって溝を形成するので、その断面形状、及
び溝自体の形状を機械加工可能な範囲で多種類にできて
、成形されるリブの断面形状、及びリブ自体の形状を多
種類にできる。
する同一形状の多数枚のコア薄板を積層してステ−タコ
アを形成し、このステ−タコアの外周部に機械加工によ
り溝を設けて冷却用のリブを形成するので、一種類のコ
ア薄板によって、冷却用のリブを外周部に有するステ−
タコアを製作できる。このため、コア薄板を成形するた
めの型が一種類で済むと同時に、コア薄板の管理も容易
となる。また、ステ−タコアは一種類のコア薄板により
形成されるので、従来のように二種類のコア薄板を数枚
ずつ積み重ねたものを交互に積層する必要がなくなって
、ステ−タコアの製作時間が半減する。更に、同一形状
の多数枚のコア薄板を積層したステ−タコアの外周部に
機械加工によって溝を形成するので、その断面形状、及
び溝自体の形状を機械加工可能な範囲で多種類にできて
、成形されるリブの断面形状、及びリブ自体の形状を多
種類にできる。
【図1】コア薄板1の正面図である。
【図2】多数枚のコア薄板1を積層したステ−タコアC
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図3】機械加工により外周部にリブ5が形成されたス
テ−タコアCの縦断面図である。
テ−タコアCの縦断面図である。
【図4】本発明に係る製作方法により製作されたステ−
タSの縦断面図である。
タSの縦断面図である。
【図5】ケ−シングレス回転電機に用いられる従来のス
テ−タコア31の縦断面図である。
テ−タコア31の縦断面図である。
C:ステ−タコア
S:ステ−タ
1:コア薄板
4:環状溝
5:リブ
Claims (1)
- 【請求項1】 外周部に冷却用のリブが形成されてい
るケ−シングレス回転電機のリブ付ステ−タコアの製作
方法であって、内周部に多数のスロットを有する同一形
状の多数枚のコア薄板を積層してステ−タコアを形成し
、このステ−タコアの外周部に機械加工により溝を設け
て冷却用のリブを形成することを特徴とするケ−シング
レス回転電機におけるリブ付ステ−タコアの製作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4610991A JPH04265643A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | ケ−シングレス回転電機におけるリブ付ステ−タコアの製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4610991A JPH04265643A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | ケ−シングレス回転電機におけるリブ付ステ−タコアの製作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04265643A true JPH04265643A (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=12737827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4610991A Pending JPH04265643A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | ケ−シングレス回転電機におけるリブ付ステ−タコアの製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04265643A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10361864A1 (de) * | 2003-12-30 | 2005-07-28 | Robert Bosch Gmbh | Elektrische Maschine |
JP2012065486A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Namiki Precision Jewel Co Ltd | インナーロータ型ブラシレスモータ及び該インナーロータ型ブラシレスモータの製造方法 |
EP2492047A1 (de) * | 2011-02-28 | 2012-08-29 | Siemens Aktiengesellschaft | Motorspindeleinheit mit gehäuselosem Direktantrieb |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP4610991A patent/JPH04265643A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10361864A1 (de) * | 2003-12-30 | 2005-07-28 | Robert Bosch Gmbh | Elektrische Maschine |
US7518271B2 (en) | 2003-12-30 | 2009-04-14 | Robert Bosch Gmbh | Electric machine with stator cooling teeth |
JP2012065486A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Namiki Precision Jewel Co Ltd | インナーロータ型ブラシレスモータ及び該インナーロータ型ブラシレスモータの製造方法 |
EP2492047A1 (de) * | 2011-02-28 | 2012-08-29 | Siemens Aktiengesellschaft | Motorspindeleinheit mit gehäuselosem Direktantrieb |
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