JPH0838123A - ハーブ飲料の製造方法 - Google Patents
ハーブ飲料の製造方法Info
- Publication number
- JPH0838123A JPH0838123A JP6211689A JP21168994A JPH0838123A JP H0838123 A JPH0838123 A JP H0838123A JP 6211689 A JP6211689 A JP 6211689A JP 21168994 A JP21168994 A JP 21168994A JP H0838123 A JPH0838123 A JP H0838123A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethyl acetate
- leaf
- extract solution
- extract
- bupleurum falcatum
- Prior art date
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- Pending
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- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】精神安定調和作用のある清涼飲料水やヘルシ
ーな食品の原料を開発製造する。 【構 成】サイコ葉成分の中からアルカリ性と酸性状態
で酢酸エチルに移行する成分を除いた中性液をイオン交
換膜樹脂処理法または透析膜法により塩分を除去してか
らろ液を逆浸透膜濃縮法により、分子量が１０００以上
の成分を含有するサイコ葉エキスを製する。
ーな食品の原料を開発製造する。 【構 成】サイコ葉成分の中からアルカリ性と酸性状態
で酢酸エチルに移行する成分を除いた中性液をイオン交
換膜樹脂処理法または透析膜法により塩分を除去してか
らろ液を逆浸透膜濃縮法により、分子量が１０００以上
の成分を含有するサイコ葉エキスを製する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明の製造方法によって製した
サイコ葉エキスは、ハーブの特長である精神安定調和作
用を有し、しかも清涼飲料水として使用した場合、味は
ノンアルコールのビールよりも美味である。
サイコ葉エキスは、ハーブの特長である精神安定調和作
用を有し、しかも清涼飲料水として使用した場合、味は
ノンアルコールのビールよりも美味である。
【０００２】
【従来の技術】健康を志向するハーブ飲料は、現在次か
ら次へと生産され、一時はマスコミを賑わせながらも、
いつのまにか市場から消えていくものが多い状況であ
る。
ら次へと生産され、一時はマスコミを賑わせながらも、
いつのまにか市場から消えていくものが多い状況であ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はヘルシーで美
味なハーブ飲料を開発することを課題とした。
味なハーブ飲料を開発することを課題とした。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、天然に存在す
る植物の中から、清涼飲料水やヘルシーな食品の原料と
して好適な素材を開発するために調査研究の結果、サイ
コ葉が原料として好適であることが判ったが、単に水、
アルコールなどで抽出したサイコ葉エキスには不快な
臭、味があることがわかった。
る植物の中から、清涼飲料水やヘルシーな食品の原料と
して好適な素材を開発するために調査研究の結果、サイ
コ葉が原料として好適であることが判ったが、単に水、
アルコールなどで抽出したサイコ葉エキスには不快な
臭、味があることがわかった。
【０００５】そこで種々研究の結果、下記の方法によっ
てサイコ葉エキスの不快な臭、味を除くことに成功し
た。
てサイコ葉エキスの不快な臭、味を除くことに成功し
た。
【０００６】サイコ葉に水を加え、加温抽出したサイコ
葉抽出液をＫＯＨ、ＮａＯＨ、Ｃａ（ＯＨ）２などでア
ルカリ性としてからこのアルカリ性サイコ葉抽出液を酢
酸エチルで連続抽出し、酢酸エチル層が無色になるまで
抽出を行う。次にこのアルカリ性サイコ葉抽出液にＨＣ
Ｌ、Ｈ２ＳＯ４、Ｈ２Ｃ２Ｏ４などで酸性とし、再び酢
酸エチルで連続抽出し酢酸エチル層が無色になるまで抽
出を行なってからサイコ葉抽出液をＫＯＨ、ＮａＯＨ、
Ｃａ（ＯＨ）２、ＣａＣＯ３などで中和してから、ろ過
しろ液を中和方法に対応して、イオン交換樹脂処理法、
透析膜法などによって塩分を除去してから、ろ液を逆浸
透膜濃縮法（分画分子量１０００ 加圧１０ｋｇ／ｃｍ
２）により濃縮分離し、分子量１０００以上の成分を含
有するサイコ葉エキスを製する。
葉抽出液をＫＯＨ、ＮａＯＨ、Ｃａ（ＯＨ）２などでア
ルカリ性としてからこのアルカリ性サイコ葉抽出液を酢
酸エチルで連続抽出し、酢酸エチル層が無色になるまで
抽出を行う。次にこのアルカリ性サイコ葉抽出液にＨＣ
Ｌ、Ｈ２ＳＯ４、Ｈ２Ｃ２Ｏ４などで酸性とし、再び酢
酸エチルで連続抽出し酢酸エチル層が無色になるまで抽
出を行なってからサイコ葉抽出液をＫＯＨ、ＮａＯＨ、
Ｃａ（ＯＨ）２、ＣａＣＯ３などで中和してから、ろ過
しろ液を中和方法に対応して、イオン交換樹脂処理法、
透析膜法などによって塩分を除去してから、ろ液を逆浸
透膜濃縮法（分画分子量１０００ 加圧１０ｋｇ／ｃｍ
２）により濃縮分離し、分子量１０００以上の成分を含
有するサイコ葉エキスを製する。
【０００７】
【発明の効果】サイコ葉水抽出液の液性をアルカリ性と
して、酢酸エチルで抽出してから、更に液性を酸性とし
てから酢酸エチルで抽出すると、サイコ葉特有の臭気物
質は除去される。また、不快な味は逆浸透膜濃縮法によ
って分離除去出来る。
して、酢酸エチルで抽出してから、更に液性を酸性とし
てから酢酸エチルで抽出すると、サイコ葉特有の臭気物
質は除去される。また、不快な味は逆浸透膜濃縮法によ
って分離除去出来る。
【０００８】本発明によって製したサイコ葉エキスに、
水、炭酸ガス、甘味料を調合して清涼飲料水を製する
と、ノンアルコールのビールよりも美味な精神安定調和
作用のある清涼水が出来る。また、サイコ葉エキスはヘ
ルシーな食品の原料としても有望である。
水、炭酸ガス、甘味料を調合して清涼飲料水を製する
と、ノンアルコールのビールよりも美味な精神安定調和
作用のある清涼水が出来る。また、サイコ葉エキスはヘ
ルシーな食品の原料としても有望である。
【０００９】
【実施例】サイコ葉１００ｇに水１Ｌを加え、８０℃で
１５分間加温後ろ過し、ろ液にＣａ（ＯＨ）２１０ｇを
加えてアルカリ性としてから、ソックスレー抽出器に入
れ酢酸エチルを用いて連続抽出し、酢酸エチル層が無色
になるまで抽出を行なった。
１５分間加温後ろ過し、ろ液にＣａ（ＯＨ）２１０ｇを
加えてアルカリ性としてから、ソックスレー抽出器に入
れ酢酸エチルを用いて連続抽出し、酢酸エチル層が無色
になるまで抽出を行なった。
【００１０】次にこのアルカリ性サイコ葉抽出液にＨ２
Ｃ２Ｏ４２５ｇを加え酸性とし、酢酸エチル層が無色に
なるまで抽出を行なった。
Ｃ２Ｏ４２５ｇを加え酸性とし、酢酸エチル層が無色に
なるまで抽出を行なった。
【００１１】酸性サイコ葉抽出液にＣａＣＯ３１０ｇを
加え中和後ろ過し、ろ液５００ｍｌを得た。このろ液を
逆浸透膜濃縮法（分画分子量１０００加圧１０ｋｇ／ｃ
ｍ２）により濃縮分離しサイコ葉抽出濃縮液（分子量１
０００以上）１００ｍｌを製した。
加え中和後ろ過し、ろ液５００ｍｌを得た。このろ液を
逆浸透膜濃縮法（分画分子量１０００加圧１０ｋｇ／ｃ
ｍ２）により濃縮分離しサイコ葉抽出濃縮液（分子量１
０００以上）１００ｍｌを製した。
【００１２】このサイコ葉抽出液５ｍｌ、砂糖５ｇ，炭
酸ソーダ水１００ｍｌを混合し、清涼飲料水を製した。
酸ソーダ水１００ｍｌを混合し、清涼飲料水を製した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 593200320 片山 智子 徳島県三好郡池田町白地字本名168番地の ９ (72)発明者 井上 義夫 徳島県徳島市下助任町２丁目37番地の２ (72)発明者 井上 裕子 徳島県徳島市下助任町２丁目37番地の２ (72)発明者 片山 久 徳島県三好郡池田町白地字本名168番地の ９ (72)発明者 片山 智子 徳島県三好郡池田町白地字本名168番地の ９
Claims (2)
- 【請求項１】サイコ葉抽出液を、ＫＯＨ、ＮａＯＨ、Ｃ
ａ（ＯＨ）２などでアルカリ性としてから、このアルカ
リ性サイコ葉抽出液を酢酸エチルで連続抽出し、酢酸エ
チル層が無色になるまで抽出を行い、次にこのアルカリ
性サイコ葉抽出液を、ＨＣＬ、Ｈ２ＳＯ４、Ｈ２Ｃ２Ｏ
４などで酸性とし、再び酢酸エチルで連続抽出し、酢酸
エチル層が無色になるまで抽出を行ってからサイコ葉抽
出液をＫＯＨ、ＮａＯＨ、Ｃａ（ＯＨ）２、ＣａＣＯ３
などで中和してからろ過し、ろ液を中和方法に対応し
て、イオン交換樹脂処理法、透析膜法などによって塩分
を除去してから、液を逆浸透膜濃縮法（分画分子量１０
００ 加圧１０ｋｇ／ｃｍ２）により濃縮分離し分子量
１０００以上の成分を含有するサイコ葉エキスの抽出
法。 - 【請求項２】請求項（１）で製したサイコ葉エキスを清
涼飲料水やヘルシー食品の原料とする。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6211689A JPH0838123A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | ハーブ飲料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6211689A JPH0838123A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | ハーブ飲料の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0838123A true JPH0838123A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16609964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6211689A Pending JPH0838123A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | ハーブ飲料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0838123A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002074688A1 (fr) * | 2001-03-21 | 2002-09-26 | Tososangyo Co., Ltd. | Solution aqueuse active de silicate alcalin presentant un rapport molaire eleve et son procede de production et d'utilisation |
| WO2008081472A1 (en) * | 2006-12-28 | 2008-07-10 | Chitra Vasant Savngikar | Integrated production of phytochemical rich plant products or isolates from green vegetation |
-
1994
- 1994-08-02 JP JP6211689A patent/JPH0838123A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002074688A1 (fr) * | 2001-03-21 | 2002-09-26 | Tososangyo Co., Ltd. | Solution aqueuse active de silicate alcalin presentant un rapport molaire eleve et son procede de production et d'utilisation |
| WO2008081472A1 (en) * | 2006-12-28 | 2008-07-10 | Chitra Vasant Savngikar | Integrated production of phytochemical rich plant products or isolates from green vegetation |
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